JPH0716310Y2 - 回転型差込プラグ - Google Patents
回転型差込プラグInfo
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- JPH0716310Y2 JPH0716310Y2 JP813689U JP813689U JPH0716310Y2 JP H0716310 Y2 JPH0716310 Y2 JP H0716310Y2 JP 813689 U JP813689 U JP 813689U JP 813689 U JP813689 U JP 813689U JP H0716310 Y2 JPH0716310 Y2 JP H0716310Y2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 32
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 19
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
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Description
本考案は、栓刃に対してケースが回転する回転型差込プ
ラグに関するものである。
ラグに関するものである。
従来より、栓刃に対してケースを回転させるようにした
回転型差込プラグとしては、栓刃の突出方向に直交する
面内の軸の回りでケースが回転するものが提供されてい
る。 上記構成においては、栓刃をコンセントに差し込んでい
るときに、ケースを回転させるとコンセントの取付面か
らのケースの突出量が変化することになる。したがっ
て、家具等に隠れた部位に設けられているコンセントに
差し込んでいるときには、家具と壁面との隙間が小さい
と、電源コードの引出方向を変えることができないとい
う問題がある。 このような問題を解決するものとして、栓刃の突出方向
に対して直交する面内でケースが回転する構成が考えら
れる。この構成の場合に、第15図に示すように、栓刃4
を保持しケース1に対して回動自在に配設される可動枠
5が必要になる。可動枠5は有底円筒状に形成され内空
になっている。
回転型差込プラグとしては、栓刃の突出方向に直交する
面内の軸の回りでケースが回転するものが提供されてい
る。 上記構成においては、栓刃をコンセントに差し込んでい
るときに、ケースを回転させるとコンセントの取付面か
らのケースの突出量が変化することになる。したがっ
て、家具等に隠れた部位に設けられているコンセントに
差し込んでいるときには、家具と壁面との隙間が小さい
と、電源コードの引出方向を変えることができないとい
う問題がある。 このような問題を解決するものとして、栓刃の突出方向
に対して直交する面内でケースが回転する構成が考えら
れる。この構成の場合に、第15図に示すように、栓刃4
を保持しケース1に対して回動自在に配設される可動枠
5が必要になる。可動枠5は有底円筒状に形成され内空
になっている。
上記構成では、ケース1と可動枠5との間に隙間ができ
ると、組立時にビスやリベット等の部品が可動枠5の内
部に入り込むことがあり、そのような場合には、可動枠
5の回動が阻害されるという問題が発生し、また、部品
が金属で形成されていると、短絡が生じるという問題が
ある。さらに、ケース1内で栓刃4に電気的に接続され
た端子板2に結合される電源コード9の芯線9aが可動枠
5とケース1との隙間から、可動枠5内に入り、短絡が
生じることもある。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、可
動枠内への異物の混入を防止し、回動動作が阻害された
り短絡が生じたりしないようにした回転型差込プラグを
提供しようとするものである。
ると、組立時にビスやリベット等の部品が可動枠5の内
部に入り込むことがあり、そのような場合には、可動枠
5の回動が阻害されるという問題が発生し、また、部品
が金属で形成されていると、短絡が生じるという問題が
ある。さらに、ケース1内で栓刃4に電気的に接続され
た端子板2に結合される電源コード9の芯線9aが可動枠
5とケース1との隙間から、可動枠5内に入り、短絡が
生じることもある。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、可
動枠内への異物の混入を防止し、回動動作が阻害された
り短絡が生じたりしないようにした回転型差込プラグを
提供しようとするものである。
本考案では、上記目的を達成するために、ケースの内周
面に可動枠の端面に対向して可動枠の周方向の略全周に
亙る環状のリブを突設し、可動枠とリブとの対向面の少
なくともいずれか一方に周方向の略全長に亙って他方の
周壁の一部に重複する突条を形成し、端子板と栓刃との
接続部を含む端子板の少なくとも一部を可動枠とリブと
で囲まれた空間内に収めているのである。 また、一対の栓刃を設け、各栓刃を可動枠の回動中心付
近を中心として端子板に対して回動自在に結合し、可動
枠において一方の栓刃が挿通される挿通孔を、栓刃の厚
み方向において栓刃よりも大きな寸法に設定するのが望
ましい。 さらに、ケースを、それぞれ周壁を有するボディとカバ
ーとを栓刃の突出方向において互いの周壁の先端面を突
き合わせる形で結合して形成し、ボディとカバーとの突
き合わせ面において、ボディとカバーとの少なくともい
ずれか一方に他方の周壁の一部に略全周に亙って重複す
る重複片を形成するのが望ましい。
面に可動枠の端面に対向して可動枠の周方向の略全周に
亙る環状のリブを突設し、可動枠とリブとの対向面の少
なくともいずれか一方に周方向の略全長に亙って他方の
周壁の一部に重複する突条を形成し、端子板と栓刃との
接続部を含む端子板の少なくとも一部を可動枠とリブと
で囲まれた空間内に収めているのである。 また、一対の栓刃を設け、各栓刃を可動枠の回動中心付
近を中心として端子板に対して回動自在に結合し、可動
枠において一方の栓刃が挿通される挿通孔を、栓刃の厚
み方向において栓刃よりも大きな寸法に設定するのが望
ましい。 さらに、ケースを、それぞれ周壁を有するボディとカバ
ーとを栓刃の突出方向において互いの周壁の先端面を突
き合わせる形で結合して形成し、ボディとカバーとの突
き合わせ面において、ボディとカバーとの少なくともい
ずれか一方に他方の周壁の一部に略全周に亙って重複す
る重複片を形成するのが望ましい。
上記構成によれば、可動枠の端面を、ケースに設けたリ
ブの端面に突き合わせるとともに、可動枠とリブとの少
なくともいずれか一方に他方の周壁の一部に重複する突
条を形成しているから、可動枠とケースとの間に異物の
入るような隙間が形成されないのであり、可動枠の回動
動作が阻害されたり、異物による短絡が生じたりするこ
とが防止できるのである。とくに、可動枠の周壁とリブ
とが重複していることにより、電源コードの芯線のよう
にごく細い異物でも可動枠内には挿入されないのであ
り、しかも、端子板と栓刃との接続部を含む端子板の少
なくとも一部を可動枠とリブとで囲まれた空間内に収め
ているので、端子板と栓刃との接続部を含む端子板の少
なくとも一部が可動枠とリブとによって保護され、この
部分に異物による短絡が生じるのを防止でき、短絡を防
止する効果が高いものとなるのである。 また、一対の栓刃のうちの一方の栓刃が挿通される可動
枠の挿通孔を、栓刃の厚み方向において栓刃よりも大き
い寸法に形成すれば、両栓刃の回転中心がずれていて
も、挿通孔の内周面と栓刃との間に形成される隙間によ
り、ずれを吸収することができ、可動枠の回転を阻害す
ることがないのである。 さらに、ケースをボディとカバーとで形成し、ボディの
周壁とカバーの周壁との少なくともいずれか一方に他方
に重複する重複片を形成したものでは、ボディやカバー
に反りが発生しても、重複片の突出量の範囲ではケース
内の充電部が露出せず、安全性が高くなるのである。
ブの端面に突き合わせるとともに、可動枠とリブとの少
なくともいずれか一方に他方の周壁の一部に重複する突
条を形成しているから、可動枠とケースとの間に異物の
入るような隙間が形成されないのであり、可動枠の回動
動作が阻害されたり、異物による短絡が生じたりするこ
とが防止できるのである。とくに、可動枠の周壁とリブ
とが重複していることにより、電源コードの芯線のよう
にごく細い異物でも可動枠内には挿入されないのであ
り、しかも、端子板と栓刃との接続部を含む端子板の少
なくとも一部を可動枠とリブとで囲まれた空間内に収め
ているので、端子板と栓刃との接続部を含む端子板の少
なくとも一部が可動枠とリブとによって保護され、この
部分に異物による短絡が生じるのを防止でき、短絡を防
止する効果が高いものとなるのである。 また、一対の栓刃のうちの一方の栓刃が挿通される可動
枠の挿通孔を、栓刃の厚み方向において栓刃よりも大き
い寸法に形成すれば、両栓刃の回転中心がずれていて
も、挿通孔の内周面と栓刃との間に形成される隙間によ
り、ずれを吸収することができ、可動枠の回転を阻害す
ることがないのである。 さらに、ケースをボディとカバーとで形成し、ボディの
周壁とカバーの周壁との少なくともいずれか一方に他方
に重複する重複片を形成したものでは、ボディやカバー
に反りが発生しても、重複片の突出量の範囲ではケース
内の充電部が露出せず、安全性が高くなるのである。
第1図ないし第3図に示すように、ケース1はボディ11
とカバー12とを、カバー12を通してボディ11に螺合する
組立ねじ13により結合して形成される。カバー12には、
円形の開口窓14が穿孔され、また、ボディ11には開口窓
14と同軸上で円形の表示窓15が開口する。第3図に示す
ように、カバー12の周壁にはボディ11の周壁の一部に重
複する重複片12aが突設されており、ボディ11やカバー1
2に反りが発生して、ボディ11とカバー12との間に隙間
が生じても、重複片12aの突出量の範囲ではケース1内
が露出しないようにしてある。これにより、ケース1内
の充電部の露出が防止され、安全性を向上させることが
できるのである。さらに、この重複片12aの存在によ
り、外部から充電部までの沿面距離が大きくなり絶縁距
離が大きくとれることになり安全性が向上する。 ボディ11内には、一対の端子板2が固定される。すなわ
ち、端子板2は、端子ねじ3が螺合した端子片2aと、端
子片2aに対して略直交する方向に突出する接続片2bとを
一体に有する形状に板金により形成され、端子片2aの要
所に突設された固定片2cをボディ11の要所に穿設された
固定孔11aに圧入することにより、ボディ11に固定され
る。両端子板2の接続片2bは、端子板2の厚み方向に離
間するように折曲されており、各接続片2bの先端部には
それぞれ栓刃4が結合される。栓刃4は、基部において
厚み方向に折曲された連結片4aを有する略L形に形成さ
れ、連結片4aが上記接続片2bに対して回動自在に結合さ
れる。すなわち、接続片2b側から連結片4bに挿入される
かしめピン16によって端子板2に対して栓刃4が回動自
在に結合されるのである。また、端子板2と栓刃4との
間の摩擦力を大きくするために、かしめピン16の頭部と
端子板2との間には、端子板2と栓刃4とを密着させる
皿ばね17が挟装されている。両端子板2においてかしめ
ピン16は略同軸上に配置されており、両栓刃4の回転中
心がほぼ一致するようになっている。以上のようにし
て、栓刃4は突出方向に直交する面内で回動自在となる
のである。 栓刃4には、第4図に示すように、絶縁材料よりなる可
動枠5が装着される。可動枠5は上記開口窓14を通して
ケース1の外周面に露出するのであって、栓刃4は可動
枠5に穿孔された挿通孔5aを通してケース1から突出す
る。一方の栓刃4には可動枠5の挿通孔5aに圧入される
圧入片4cが形成され、可動枠5が栓刃4から脱落しない
ようにしてある。したがって、カバー12を開いて端子板
2に電源コードを結線するときに、可動枠5が脱落して
散逸することが防止できるのである。電源コードは、栓
刃4の突出方向に直交する面内で引き出されるように、
ケース1の一面に引出孔18が形成される。栓刃4には長
短があるから、部品の位置を間違えないようにする必要
があるが、圧入片4cの存在によって組み違いを防止する
ことができる。可動枠5の周縁には開口窓14の開口周縁
に係止される段部5bが形成されており、栓刃4に対して
大きな引抜力が作用しても、段部5bが開口窓14の周縁に
係止されていることにより、可動枠5ががたつかないよ
うにしてある。また、一方の栓刃4は圧入片4cが可動枠
5に固定され、他方の栓刃4は端子板2との結合部が可
動枠5の裏面に当接しているから、栓刃4に大きな引抜
力が作用したときに、可動枠5を介してカバー12で荷重
を受けることができ、端子板2と栓刃4との結合部に大
きな力がかかるのを防止することができる。可動枠5の
開口側端面は、第6図に示すように、ボディ11の内周面
に突設された環状のリブ21の先端面に対向する。リブ21
の先端面には、略全周に亙って突条22が突設されてお
り、第7図に示すように、可動枠5の端面には突条22が
嵌合する段部23が形成されている。そして、端子板2と
栓刃4との接続部である接続片2b及び連結片4aを含む端
子板2の少なくとも一部を可動枠5とリブ21とで囲まれ
た空間内に収めるようにして、可動枠5とリブ21とが組
み立てられる。この構成によって、可動枠5の周壁とリ
ブ21とが互いに重複するから、可動枠5とリブ21との間
に隙間が形成されず、第7図に示すように電源コードの
芯線9aのようにごく細い異物であっても可動枠5の内部
に入ることが阻止されるのである。したがって、当然な
がらリベット等の異物も可動枠5内に入ることが防止で
きる。こうして、可動枠5の回転が阻害されたり、可動
枠5内の導電部に異物が接触して短絡が生じるというよ
うな問題が解消されるのである。しかも、端子板2と栓
刃4との接続部である接続片2b及び連結片4aを含む端子
板2の少なくとも一部が可動枠5とリブ21とで囲まれた
空間内に収められるから、接続片2b及び連結片4aを含む
端子板2の少なくとも一部が可動枠5とリブ21とによっ
て保護され、この部分に異物による短絡が生じるのを防
止できるのである。また、可動枠5とリブ21とが互いに
重複していることにより、リブ21に設けた突条22が可動
枠5の位置決めをすることになるから、組立時において
可動枠5の組み込みが容易になるという利点もある。こ
こに、リブ21に突条22を設けているが、可動枠5に突条
を設けるようにしても同等の効果が得られる。 両栓刃4は、上述したように、回転中心がほぼ一致する
ように組み込まれているが、第9図に示すように、組立
誤差等により、回動枠5の回転中心l1と、一方の栓刃
4の回転中心l2と、他方の栓刃4の回転中心l3とに若干
のずれが生じることが多い。したがって、第10図に示す
ように、可動枠5の挿通孔5aの寸法を栓刃4の寸法とほ
ぼ等しく形成すると、可動枠5の回動時に栓刃4が撓み
ながら回動することになり、大きな回転力を要すること
になる。そこで、第8図に示すように、一方の栓刃4
(短いほうの栓刃4が望ましい)が挿通される挿通孔5a
を、栓刃4の厚み方向において栓刃4よりも大きい寸法
に設定し、この挿通孔5aの範囲内で栓刃4が移動できる
ようにしておく。この構成により、長いほうの栓刃4
は、回転中心と可動枠5の回転中心とを一致させながら
回転することができ、短いほうの栓刃4は、挿通孔5aの
範囲で回転中心のずれを吸収することができるのであ
る。すなわち、可動枠5はカバー12に対して若干の遊び
があり、また、長いほうの栓刃4と対応する挿通孔5aと
にも若干の遊びがあるから、これらの遊びによって長い
ほうの栓刃4の回転中心と可動枠5の回転中心とは一致
するのである。可動枠5がケース1に対して回動する
と、短いほうの栓刃4は栓刃4の幅方向における挿通孔
5aの内周面に押圧されるから、挿通孔5a内で厚み方向の
位置を変えながら回動するのである。ここに、短いほう
の栓刃4に対応する挿通孔5aは、栓刃4の幅方向におい
ては栓刃4とほぼ同じ寸法に設定されており、可動枠5
が回転すると遅滞なく短いほうの栓刃4も回転するよう
になっている。 圧入片4cが形成されている一方の栓刃4の連結片4aの周
縁には、係止突起4dが突設されており、係止突起4dには
表示板6が結合される。表示板6は円形に形成されてお
り、表示窓15を通してボディ11から露出するようになっ
ている。表示板6は、栓刃4の係止突起4dに係合する係
止リブ6aを備え、栓刃4とともに表示板6が回動するよ
うになっている。表示板6においてボディ11から露出す
る部位には、第5図に示すように、指針となる矢印状の
マーク7が表記されており、表示窓15の周部には、位置
を示すマーク8が標記されている。 上記構成によれば、ケース1に対して可動枠5が回動す
ると、マーク7が指示するマーク8の位置が変わる。し
たがって、コンセントに栓刃4を差し込んだ状態では、
マーク7の位置が固定されるから、電源コードの引出方
向が所望の方向になるようにケース1を回動させるとき
に、ケース1に設けたマーク8によってケース1を回動
させることができる範囲を知ることができるのである。
また、マーク7,8は、栓刃4の突出する面とは反対側の
面に設けてあるから、コンセントに差し込んだ状態でも
見ることができ、可動枠5に対するケース1の回動範囲
が容易に確認できることになる。 ところで、ケース1の周面の要所には段差部1aが形成さ
れている。段差部1aは、第11図に示すように、栓刃4を
コンセントから抜くときに指が引掛かりやすいようにす
るために形成されている。ケース1の成形時において、
第14図に示すように、金型のパーティングラインPLが段
差部1aと一致していると、段差部1aにバリBが形成され
ることになり、指に引掛けたときの感触が損なわれる。
そこで、第12図に示すように、パーティングラインPLに
変化を付けて段差部1aとパーティングラインPLとが一致
しないように成形する。これにより、第13図に示すよう
に、バリBの発生位置を段差部1aからずらすことができ
るのである。
とカバー12とを、カバー12を通してボディ11に螺合する
組立ねじ13により結合して形成される。カバー12には、
円形の開口窓14が穿孔され、また、ボディ11には開口窓
14と同軸上で円形の表示窓15が開口する。第3図に示す
ように、カバー12の周壁にはボディ11の周壁の一部に重
複する重複片12aが突設されており、ボディ11やカバー1
2に反りが発生して、ボディ11とカバー12との間に隙間
が生じても、重複片12aの突出量の範囲ではケース1内
が露出しないようにしてある。これにより、ケース1内
の充電部の露出が防止され、安全性を向上させることが
できるのである。さらに、この重複片12aの存在によ
り、外部から充電部までの沿面距離が大きくなり絶縁距
離が大きくとれることになり安全性が向上する。 ボディ11内には、一対の端子板2が固定される。すなわ
ち、端子板2は、端子ねじ3が螺合した端子片2aと、端
子片2aに対して略直交する方向に突出する接続片2bとを
一体に有する形状に板金により形成され、端子片2aの要
所に突設された固定片2cをボディ11の要所に穿設された
固定孔11aに圧入することにより、ボディ11に固定され
る。両端子板2の接続片2bは、端子板2の厚み方向に離
間するように折曲されており、各接続片2bの先端部には
それぞれ栓刃4が結合される。栓刃4は、基部において
厚み方向に折曲された連結片4aを有する略L形に形成さ
れ、連結片4aが上記接続片2bに対して回動自在に結合さ
れる。すなわち、接続片2b側から連結片4bに挿入される
かしめピン16によって端子板2に対して栓刃4が回動自
在に結合されるのである。また、端子板2と栓刃4との
間の摩擦力を大きくするために、かしめピン16の頭部と
端子板2との間には、端子板2と栓刃4とを密着させる
皿ばね17が挟装されている。両端子板2においてかしめ
ピン16は略同軸上に配置されており、両栓刃4の回転中
心がほぼ一致するようになっている。以上のようにし
て、栓刃4は突出方向に直交する面内で回動自在となる
のである。 栓刃4には、第4図に示すように、絶縁材料よりなる可
動枠5が装着される。可動枠5は上記開口窓14を通して
ケース1の外周面に露出するのであって、栓刃4は可動
枠5に穿孔された挿通孔5aを通してケース1から突出す
る。一方の栓刃4には可動枠5の挿通孔5aに圧入される
圧入片4cが形成され、可動枠5が栓刃4から脱落しない
ようにしてある。したがって、カバー12を開いて端子板
2に電源コードを結線するときに、可動枠5が脱落して
散逸することが防止できるのである。電源コードは、栓
刃4の突出方向に直交する面内で引き出されるように、
ケース1の一面に引出孔18が形成される。栓刃4には長
短があるから、部品の位置を間違えないようにする必要
があるが、圧入片4cの存在によって組み違いを防止する
ことができる。可動枠5の周縁には開口窓14の開口周縁
に係止される段部5bが形成されており、栓刃4に対して
大きな引抜力が作用しても、段部5bが開口窓14の周縁に
係止されていることにより、可動枠5ががたつかないよ
うにしてある。また、一方の栓刃4は圧入片4cが可動枠
5に固定され、他方の栓刃4は端子板2との結合部が可
動枠5の裏面に当接しているから、栓刃4に大きな引抜
力が作用したときに、可動枠5を介してカバー12で荷重
を受けることができ、端子板2と栓刃4との結合部に大
きな力がかかるのを防止することができる。可動枠5の
開口側端面は、第6図に示すように、ボディ11の内周面
に突設された環状のリブ21の先端面に対向する。リブ21
の先端面には、略全周に亙って突条22が突設されてお
り、第7図に示すように、可動枠5の端面には突条22が
嵌合する段部23が形成されている。そして、端子板2と
栓刃4との接続部である接続片2b及び連結片4aを含む端
子板2の少なくとも一部を可動枠5とリブ21とで囲まれ
た空間内に収めるようにして、可動枠5とリブ21とが組
み立てられる。この構成によって、可動枠5の周壁とリ
ブ21とが互いに重複するから、可動枠5とリブ21との間
に隙間が形成されず、第7図に示すように電源コードの
芯線9aのようにごく細い異物であっても可動枠5の内部
に入ることが阻止されるのである。したがって、当然な
がらリベット等の異物も可動枠5内に入ることが防止で
きる。こうして、可動枠5の回転が阻害されたり、可動
枠5内の導電部に異物が接触して短絡が生じるというよ
うな問題が解消されるのである。しかも、端子板2と栓
刃4との接続部である接続片2b及び連結片4aを含む端子
板2の少なくとも一部が可動枠5とリブ21とで囲まれた
空間内に収められるから、接続片2b及び連結片4aを含む
端子板2の少なくとも一部が可動枠5とリブ21とによっ
て保護され、この部分に異物による短絡が生じるのを防
止できるのである。また、可動枠5とリブ21とが互いに
重複していることにより、リブ21に設けた突条22が可動
枠5の位置決めをすることになるから、組立時において
可動枠5の組み込みが容易になるという利点もある。こ
こに、リブ21に突条22を設けているが、可動枠5に突条
を設けるようにしても同等の効果が得られる。 両栓刃4は、上述したように、回転中心がほぼ一致する
ように組み込まれているが、第9図に示すように、組立
誤差等により、回動枠5の回転中心l1と、一方の栓刃
4の回転中心l2と、他方の栓刃4の回転中心l3とに若干
のずれが生じることが多い。したがって、第10図に示す
ように、可動枠5の挿通孔5aの寸法を栓刃4の寸法とほ
ぼ等しく形成すると、可動枠5の回動時に栓刃4が撓み
ながら回動することになり、大きな回転力を要すること
になる。そこで、第8図に示すように、一方の栓刃4
(短いほうの栓刃4が望ましい)が挿通される挿通孔5a
を、栓刃4の厚み方向において栓刃4よりも大きい寸法
に設定し、この挿通孔5aの範囲内で栓刃4が移動できる
ようにしておく。この構成により、長いほうの栓刃4
は、回転中心と可動枠5の回転中心とを一致させながら
回転することができ、短いほうの栓刃4は、挿通孔5aの
範囲で回転中心のずれを吸収することができるのであ
る。すなわち、可動枠5はカバー12に対して若干の遊び
があり、また、長いほうの栓刃4と対応する挿通孔5aと
にも若干の遊びがあるから、これらの遊びによって長い
ほうの栓刃4の回転中心と可動枠5の回転中心とは一致
するのである。可動枠5がケース1に対して回動する
と、短いほうの栓刃4は栓刃4の幅方向における挿通孔
5aの内周面に押圧されるから、挿通孔5a内で厚み方向の
位置を変えながら回動するのである。ここに、短いほう
の栓刃4に対応する挿通孔5aは、栓刃4の幅方向におい
ては栓刃4とほぼ同じ寸法に設定されており、可動枠5
が回転すると遅滞なく短いほうの栓刃4も回転するよう
になっている。 圧入片4cが形成されている一方の栓刃4の連結片4aの周
縁には、係止突起4dが突設されており、係止突起4dには
表示板6が結合される。表示板6は円形に形成されてお
り、表示窓15を通してボディ11から露出するようになっ
ている。表示板6は、栓刃4の係止突起4dに係合する係
止リブ6aを備え、栓刃4とともに表示板6が回動するよ
うになっている。表示板6においてボディ11から露出す
る部位には、第5図に示すように、指針となる矢印状の
マーク7が表記されており、表示窓15の周部には、位置
を示すマーク8が標記されている。 上記構成によれば、ケース1に対して可動枠5が回動す
ると、マーク7が指示するマーク8の位置が変わる。し
たがって、コンセントに栓刃4を差し込んだ状態では、
マーク7の位置が固定されるから、電源コードの引出方
向が所望の方向になるようにケース1を回動させるとき
に、ケース1に設けたマーク8によってケース1を回動
させることができる範囲を知ることができるのである。
また、マーク7,8は、栓刃4の突出する面とは反対側の
面に設けてあるから、コンセントに差し込んだ状態でも
見ることができ、可動枠5に対するケース1の回動範囲
が容易に確認できることになる。 ところで、ケース1の周面の要所には段差部1aが形成さ
れている。段差部1aは、第11図に示すように、栓刃4を
コンセントから抜くときに指が引掛かりやすいようにす
るために形成されている。ケース1の成形時において、
第14図に示すように、金型のパーティングラインPLが段
差部1aと一致していると、段差部1aにバリBが形成され
ることになり、指に引掛けたときの感触が損なわれる。
そこで、第12図に示すように、パーティングラインPLに
変化を付けて段差部1aとパーティングラインPLとが一致
しないように成形する。これにより、第13図に示すよう
に、バリBの発生位置を段差部1aからずらすことができ
るのである。
本考案は上述のように、ケースの内周面に可動枠の端面
に対向して可動枠の周方向の略全周に亙る環状のリブを
突設し、可動枠とリブとの対向面の少なくともいずれか
一方に周方向の略全長に亙って他方の周壁の一部に重複
する突条を形成しているものであり、可動枠の端面を、
ケースに設けたリブの端面に突き合わせるとともに、可
動枠とリブとの少なくともいずれか一方に他方の周壁の
一部に重複する突条を形成し、端子板と栓刃との接続部
を含む端子板の少なくとも一部を可動枠とリブとで囲ま
れた空間内に収めているから、可動枠とケースとの間に
異物の入るような隙間が形成されないのであり、可動枠
の回動動作が阻害されたり、異物による短絡が生じたり
することが防止できるという利点を有する。とくに、可
動枠の周壁とリブとが重複していることにより、電源コ
ードの芯線のようにごく細い異物でも可動枠内には挿入
されないのであり、しかも、端子板と栓刃との接続部を
含む端子板の少なくとも一部を可動枠とリブとで囲まれ
た空間内に収めているので、端子板と栓刃との接続部を
含む端子板の少なくとも一部が可動枠とリブとによって
保護され、この部分に異物による短絡が生じるのを防止
でき、短絡を防止する効果が高いものとなる利点があ
る。 また、一対の栓刃を設け、各栓刃を可動枠の回動中心付
近を中心として端子板に対して回動自在に結合し、可動
枠において一方の栓刃が挿通される挿通孔を、栓刃の厚
み方向において栓刃よりも大きな寸法に設定すれば、両
栓刃の回転中心がずれていても、挿通孔の内周面と栓刃
との間に形成される隙間により、ずれを吸収することが
でき、可動枠の回転を阻害することがなく、可動枠の操
作に要する力をほぼ一定にすることができるのである。 さらに、ケースを、それぞれ周壁を有するボディとカバ
ーとを栓刃の突出方向において互いの周壁の先端面を突
き合わせる形で結合して形成し、ボディとカバーとの突
き合わせ面において、ボディとカバーとの少なくともい
ずれか一方に他方の周壁の一部に略全周に亙って重複す
る重複片を形成すれば、ボディやカバーに反りが発生し
ても、重複片の突出量の範囲ではケース内の充電部が露
出せず、安全性が高くなるという利点がある。
に対向して可動枠の周方向の略全周に亙る環状のリブを
突設し、可動枠とリブとの対向面の少なくともいずれか
一方に周方向の略全長に亙って他方の周壁の一部に重複
する突条を形成しているものであり、可動枠の端面を、
ケースに設けたリブの端面に突き合わせるとともに、可
動枠とリブとの少なくともいずれか一方に他方の周壁の
一部に重複する突条を形成し、端子板と栓刃との接続部
を含む端子板の少なくとも一部を可動枠とリブとで囲ま
れた空間内に収めているから、可動枠とケースとの間に
異物の入るような隙間が形成されないのであり、可動枠
の回動動作が阻害されたり、異物による短絡が生じたり
することが防止できるという利点を有する。とくに、可
動枠の周壁とリブとが重複していることにより、電源コ
ードの芯線のようにごく細い異物でも可動枠内には挿入
されないのであり、しかも、端子板と栓刃との接続部を
含む端子板の少なくとも一部を可動枠とリブとで囲まれ
た空間内に収めているので、端子板と栓刃との接続部を
含む端子板の少なくとも一部が可動枠とリブとによって
保護され、この部分に異物による短絡が生じるのを防止
でき、短絡を防止する効果が高いものとなる利点があ
る。 また、一対の栓刃を設け、各栓刃を可動枠の回動中心付
近を中心として端子板に対して回動自在に結合し、可動
枠において一方の栓刃が挿通される挿通孔を、栓刃の厚
み方向において栓刃よりも大きな寸法に設定すれば、両
栓刃の回転中心がずれていても、挿通孔の内周面と栓刃
との間に形成される隙間により、ずれを吸収することが
でき、可動枠の回転を阻害することがなく、可動枠の操
作に要する力をほぼ一定にすることができるのである。 さらに、ケースを、それぞれ周壁を有するボディとカバ
ーとを栓刃の突出方向において互いの周壁の先端面を突
き合わせる形で結合して形成し、ボディとカバーとの突
き合わせ面において、ボディとカバーとの少なくともい
ずれか一方に他方の周壁の一部に略全周に亙って重複す
る重複片を形成すれば、ボディやカバーに反りが発生し
ても、重複片の突出量の範囲ではケース内の充電部が露
出せず、安全性が高くなるという利点がある。
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は同
上の正面図、第3図は同上の一部切欠側面図、第4図は
同上のカバーを外した状態の正面図、第5図は同上の背
面図、第6図は同上の要部分解斜視図、第7図は同上の
要部断面図、第8図は同上の要部断面図、第9図および
第10図は第8図の構成に対応する問題点を示す動作説明
図、第11図は同上の操作状態を示す斜視図、第12図は同
上の外観斜視図、第13図は同上の要部側面図、第14図は
第13図の構成に対応する問題点を示す要部側面図、第15
図は従来例の問題点を示すカバーを外した状態の正面図
である。 1…ケース、2…端子板、4…栓刃、5…可動枠、5a…
挿通孔、9…電源コード、11…ボディ、12…カバー、12
a…重複片、18…引出孔、21…リブ、22…突条。
上の正面図、第3図は同上の一部切欠側面図、第4図は
同上のカバーを外した状態の正面図、第5図は同上の背
面図、第6図は同上の要部分解斜視図、第7図は同上の
要部断面図、第8図は同上の要部断面図、第9図および
第10図は第8図の構成に対応する問題点を示す動作説明
図、第11図は同上の操作状態を示す斜視図、第12図は同
上の外観斜視図、第13図は同上の要部側面図、第14図は
第13図の構成に対応する問題点を示す要部側面図、第15
図は従来例の問題点を示すカバーを外した状態の正面図
である。 1…ケース、2…端子板、4…栓刃、5…可動枠、5a…
挿通孔、9…電源コード、11…ボディ、12…カバー、12
a…重複片、18…引出孔、21…リブ、22…突条。
Claims (3)
- 【請求項1】ケースの一面に露出しこの面内で回動自在
に配設された可動枠と、可動枠に保持されケースの上記
一面側に突出する栓刃と、ケース内の定位置に固定され
可動枠が回動する全範囲で栓刃に電気的に接続される端
子板とを備え、端子板に接続される電源コードを栓刃の
突出方向に略直交して引き出す引出孔がケースに設けら
れた回転型差込プラグにおいて、ケースの内周面には可
動枠の端面に対向して可動枠の周方向の略全周に亙る環
状のリブが突設され、可動枠とリブとの対向面の少なく
ともいずれか一方には周方向の略全長に亙って他方の周
壁の一部に重複する突条が形成され、端子板と栓刃との
接続部を含む端子板の少なくとも一部が可動枠とリブと
で囲まれた空間内に収められて成る回転型差込プラグ。 - 【請求項2】一対の栓刃を有し、各栓刃は可動枠の回動
中心付近を中心として端子板に対して回動自在に結合さ
れ、可動枠において一方の栓刃が挿通される挿通孔は、
栓刃の厚み方向において栓刃よりも大きな寸法に設定さ
れて成る請求項1記載の回転型差込プラグ。 - 【請求項3】ケースは、それぞれ周壁を有するボディと
カバーとを栓刃の突出方向において互いの周壁の先端面
を突き合わせる形で結合して形成され、ボディとカバー
との突き合わせ面において、ボディとカバーとの少なく
ともいずれか一方には他方の周壁の一部に略全周に亙っ
て重複する重複片が形成されて成る請求項1または請求
項2記載の回転型差込プラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP813689U JPH0716310Y2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 回転型差込プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP813689U JPH0716310Y2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 回転型差込プラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0299579U JPH0299579U (ja) | 1990-08-08 |
| JPH0716310Y2 true JPH0716310Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31213746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP813689U Expired - Lifetime JPH0716310Y2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 回転型差込プラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716310Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-26 JP JP813689U patent/JPH0716310Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0299579U (ja) | 1990-08-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |