JPH0716319Y2 - ガス封止形多極避雷器 - Google Patents
ガス封止形多極避雷器Info
- Publication number
- JPH0716319Y2 JPH0716319Y2 JP1989086149U JP8614989U JPH0716319Y2 JP H0716319 Y2 JPH0716319 Y2 JP H0716319Y2 JP 1989086149 U JP1989086149 U JP 1989086149U JP 8614989 U JP8614989 U JP 8614989U JP H0716319 Y2 JPH0716319 Y2 JP H0716319Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- discharge
- sealed
- gas
- arrester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、異常サージから通信機器類や人体などを保護
するためのガス封止形の多極避雷器に係るものであっ
て、この多極避雷器の開放破壊を阻止するためにフェー
ルセーフ機能を備えるものに関する。
するためのガス封止形の多極避雷器に係るものであっ
て、この多極避雷器の開放破壊を阻止するためにフェー
ルセーフ機能を備えるものに関する。
[従来の技術] この種のガス封止形避雷器は、継続放電による発熱によ
ってロー付け個所から開放破壊して危険な状態となるの
で、フェールセーフ機能を付加させることが知られてい
る。この種のフェールセーフ機能として本出願人は、実
開昭57−130540号、同163655号、58−135889号、59−95
592号、60−26191号、61−107182号、63−162483号、同
162484号を提供している。
ってロー付け個所から開放破壊して危険な状態となるの
で、フェールセーフ機能を付加させることが知られてい
る。この種のフェールセーフ機能として本出願人は、実
開昭57−130540号、同163655号、58−135889号、59−95
592号、60−26191号、61−107182号、63−162483号、同
162484号を提供している。
[考案が解決すべき課題] 上記ガス封止形避雷器は、発熱による開放破壊直前にフ
ェールセーフ機能が動作することが望ましいが、動作時
間のバラツキによって機器や人体に危険な状態となるこ
とがあった。この場合には、セラミックと金属電極との
加熱封着時の焼成誤差のほかに、セラミックと金属電極
の組立誤差が大きな原因であった。特に、放電ギャップ
をリング状に形成する場合には、円周上での偏位が回避
できないものであった。ガス封止形避雷器が多極の場合
には、上記ギャップ間のバラツキが一層避け難いもので
あった。
ェールセーフ機能が動作することが望ましいが、動作時
間のバラツキによって機器や人体に危険な状態となるこ
とがあった。この場合には、セラミックと金属電極との
加熱封着時の焼成誤差のほかに、セラミックと金属電極
の組立誤差が大きな原因であった。特に、放電ギャップ
をリング状に形成する場合には、円周上での偏位が回避
できないものであった。ガス封止形避雷器が多極の場合
には、上記ギャップ間のバラツキが一層避け難いもので
あった。
また、ガス封止形避雷器はフェールセーフ性のほかに、
管壁汚染の観点からも工夫が必要である。管壁汚染の観
点からは、可能な限り汚染防止構造となっていることが
望ましいものである。多極に亘って汚染防止構造でなけ
ればならない。
管壁汚染の観点からも工夫が必要である。管壁汚染の観
点からは、可能な限り汚染防止構造となっていることが
望ましいものである。多極に亘って汚染防止構造でなけ
ればならない。
しかして、本考案は上記諸般の実情に鑑みて開発された
ものであって、正確なフェールセーフ性を確保し、ロン
グライフとした多極のガス封止形避雷器の提供を、その
目的とするものである。
ものであって、正確なフェールセーフ性を確保し、ロン
グライフとした多極のガス封止形避雷器の提供を、その
目的とするものである。
上記目的を達成するための本考案に係るガス封止形多極
避雷器の特徴は、加熱された内挿電極が膨張して環状電
極に密着することで同軸状に配置されるとともに冷却さ
れることで内挿電極の外周面と環状電極の内周面とにリ
ング状の放電ギャップが構成されるように内挿電極の線
膨張係数が環状電極の線膨張係数よりも大きく設定され
ている構成にある。
避雷器の特徴は、加熱された内挿電極が膨張して環状電
極に密着することで同軸状に配置されるとともに冷却さ
れることで内挿電極の外周面と環状電極の内周面とにリ
ング状の放電ギャップが構成されるように内挿電極の線
膨張係数が環状電極の線膨張係数よりも大きく設定され
ている構成にある。
[作用] 加熱時に内挿電極が膨張することで環状電極に密着して
位置決めされ、封着時の冷却固化によって内挿電極が収
縮してリング状に均一なギャップが構成されている。
位置決めされ、封着時の冷却固化によって内挿電極が収
縮してリング状に均一なギャップが構成されている。
継続放電による発熱によって、線膨張係数の大なる内挿
電極が膨張するので、放電キャップ間が短絡するに至
る。
電極が膨張するので、放電キャップ間が短絡するに至
る。
また、放電に伴なうスパッタリングは、内壁から離間し
て内挿電極を囲撓する環状電極で遮弊されるので、電極
間の汚染が阻止される。
て内挿電極を囲撓する環状電極で遮弊されるので、電極
間の汚染が阻止される。
[実施例] 図面第1図は本考案に係るガス封止形多極避雷器の一実
施例を示す全体断面図、第2図は組立状態の同縦断面
図、第3図は加熱状態の同縦断面図である。避雷器とし
て三極を図示する。
施例を示す全体断面図、第2図は組立状態の同縦断面
図、第3図は加熱状態の同縦断面図である。避雷器とし
て三極を図示する。
ガス封止形避雷器1は、セラミックなどの絶縁外囲器2,
3と、これらの間の金属電極としての内挿電極4,5と環状
電極6とから内部にガス封止され、内挿電極4、5の外
周と環状電極6の内周との間には放電キャップ7がリン
グ状に構成されている。上記放電ギャップ7は、好まし
くは気密漏れが生じても気中放電が可能な例えば45〜30
μ程度の数十ミクロンの微小ギャップが構成される。
3と、これらの間の金属電極としての内挿電極4,5と環状
電極6とから内部にガス封止され、内挿電極4、5の外
周と環状電極6の内周との間には放電キャップ7がリン
グ状に構成されている。上記放電ギャップ7は、好まし
くは気密漏れが生じても気中放電が可能な例えば45〜30
μ程度の数十ミクロンの微小ギャップが構成される。
しかして、上記内挿電極4,5は、対向方向へ突出する放
電部8,8と絶縁外囲器2,3の管端面にロー付けされる鍔部
9,9とを備え、放電部8,8の対向端面には塗布材などを設
ける凹部10,10を形成しておくことができる。内挿電極
4,5としては線膨張係数の大なるCuが好適である。Cuは
室温から800℃までの長さ変化が1.24%となるものであ
る。
電部8,8と絶縁外囲器2,3の管端面にロー付けされる鍔部
9,9とを備え、放電部8,8の対向端面には塗布材などを設
ける凹部10,10を形成しておくことができる。内挿電極
4,5としては線膨張係数の大なるCuが好適である。Cuは
室温から800℃までの長さ変化が1.24%となるものであ
る。
上記環状電極6は、鍔部11と、内側で上下方向へ延ばさ
れる筒状放電面12,13と、筒状放電面12,13の内側の連通
孔14とから構成されている。上記筒状放電面12,13は各
内挿電極4,5の放電部8,8を囲撓してスパッタ障壁となる
に十分な上下長さ寸法を備えて構成されている。環状電
極6としては内挿電極4,5との組合せからCo、Ni,Feの合
金である商品名コバールを用いることができる。コバー
ルの室温から加熱封着時の800℃までの長さ変化は0.62
%となるものである。
れる筒状放電面12,13と、筒状放電面12,13の内側の連通
孔14とから構成されている。上記筒状放電面12,13は各
内挿電極4,5の放電部8,8を囲撓してスパッタ障壁となる
に十分な上下長さ寸法を備えて構成されている。環状電
極6としては内挿電極4,5との組合せからCo、Ni,Feの合
金である商品名コバールを用いることができる。コバー
ルの室温から加熱封着時の800℃までの長さ変化は0.62
%となるものである。
上記環状電極6の内周面の筒状放電面12,13と内挿電極
4,5の外周面の放電部8,8との間には、前記放電ギャップ
7が同一リング状巾に構成されている。
4,5の外周面の放電部8,8との間には、前記放電ギャップ
7が同一リング状巾に構成されている。
上記ガス封止形多極避雷器1の製造組立に際しては、第
2図に示すように、下位の内挿電極5の鍔部9に下位の
絶縁外囲器3の管端面を位置させ、その上に環状電極6
の鍔部11を載せる。この状態で放電部8が下位の筒状放
電面13の連通孔14に挿通されている。次で上位の絶縁外
囲器2を載せた後に、上位の内挿電極4の放電部8を上
位の筒状放電面12の連通孔14に挿通した状態で、鍔部9
が絶縁外囲器2に位置されて組立される。斯る組立状態
では、図示するように、筒状放電面12,13と放電部8,8と
の同芯状態lは確保されていなくても良い。
2図に示すように、下位の内挿電極5の鍔部9に下位の
絶縁外囲器3の管端面を位置させ、その上に環状電極6
の鍔部11を載せる。この状態で放電部8が下位の筒状放
電面13の連通孔14に挿通されている。次で上位の絶縁外
囲器2を載せた後に、上位の内挿電極4の放電部8を上
位の筒状放電面12の連通孔14に挿通した状態で、鍔部9
が絶縁外囲器2に位置されて組立される。斯る組立状態
では、図示するように、筒状放電面12,13と放電部8,8と
の同芯状態lは確保されていなくても良い。
次に、図示しないベルジャ内で例えば800℃前後に加熱
すると、内挿電極4,5の放電部8,8が膨張する。この膨張
に伴なって、放電部8,8が筒状放電面12,13に緊密に接触
することとなるので、筒状放電面12,13を中心として放
電部8,8が位置矯正される。
すると、内挿電極4,5の放電部8,8が膨張する。この膨張
に伴なって、放電部8,8が筒状放電面12,13に緊密に接触
することとなるので、筒状放電面12,13を中心として放
電部8,8が位置矯正される。
各金属電極4〜6は、その後の封着に伴なってロー付け
されて位置固定され、斯る状態で放電部8,8が収縮する
ことでリング状の放電ギャップ7が形成されることとな
る。
されて位置固定され、斯る状態で放電部8,8が収縮する
ことでリング状の放電ギャップ7が形成されることとな
る。
組立時に一側が接触して他側のクリアランスが0.1mm
で、筒状放電面12,13の内径がφ4.2mmで、かつ放電部8,
8の外径がφ4.11mmであって、800℃まで加熱した場合を
例示する。
で、筒状放電面12,13の内径がφ4.2mmで、かつ放電部8,
8の外径がφ4.11mmであって、800℃まで加熱した場合を
例示する。
筒状放電面12,13は下式となり、 φ4.2×1.0062=4.226mm 放電部8,8は下式となり、 φ4.11×1.0124=4.1651mm 両者は下式で密接して位置矯正される。
4.226−4.1651÷2=0.030mm すなわち、加熱封着時には、筒状放電面12,13に放電部
8,8が約30μのクリアランスで密着するので、位置矯正
されて同芯状態となる。その後には、0.45mmの微小放電
ギャップ7が構成されることとなる。
8,8が約30μのクリアランスで密着するので、位置矯正
されて同芯状態となる。その後には、0.45mmの微小放電
ギャップ7が構成されることとなる。
以上説明したように、上記一実施例によれば、筒状放電
面12,13に放電面8,8がそれぞれ同芯状に位置矯正され、
同一巾の放電ギャップ7がリング状に形成されているの
で、バラツキのないフェールセーフ機能を発揮できる。
特に、実際の放電部位が相違する場合であっても、各放
電部位が同一ギャップであるので、過熱溶融によって正
確に短絡させることができ、安全性が確保される。
面12,13に放電面8,8がそれぞれ同芯状に位置矯正され、
同一巾の放電ギャップ7がリング状に形成されているの
で、バラツキのないフェールセーフ機能を発揮できる。
特に、実際の放電部位が相違する場合であっても、各放
電部位が同一ギャップであるので、過熱溶融によって正
確に短絡させることができ、安全性が確保される。
上記一実施例において、図示した具体的数値はあくまで
も例示であって、異なる規格の異なる寸法による実施を
妨げないものである。また、内挿電極4,5と環状電極6
の金属素材も設計変更可能である。
も例示であって、異なる規格の異なる寸法による実施を
妨げないものである。また、内挿電極4,5と環状電極6
の金属素材も設計変更可能である。
以上説明したように本考案によれば、内挿電極の膨張収
縮によって環状電極とに同一リング状巾の放電ギャップ
を多極に亘って矯正配置することができ、正確な放電特
性を確保できるうえ、フェールセーフ動作の正確性を多
極で確保することができる。
縮によって環状電極とに同一リング状巾の放電ギャップ
を多極に亘って矯正配置することができ、正確な放電特
性を確保できるうえ、フェールセーフ動作の正確性を多
極で確保することができる。
図面第1図は本考案に係るガス封止形多極避雷器の一実
施例を示す全体断面図、第2図は組立状態の同縦断面
図、第3図は加熱状態の同縦断面図である。 1……ガス封止形多極避雷器、2,3……絶縁外囲器,4,5
……内挿電極,6……環状電極、7……放電ギャップ、8
……放電部、12,13……筒状放電面。
施例を示す全体断面図、第2図は組立状態の同縦断面
図、第3図は加熱状態の同縦断面図である。 1……ガス封止形多極避雷器、2,3……絶縁外囲器,4,5
……内挿電極,6……環状電極、7……放電ギャップ、8
……放電部、12,13……筒状放電面。
Claims (1)
- 【請求項1】対向方向へ突出される内挿電極と内挿電極
の外周を囲撓する環状電極とから構成される金属電極が
製造時に加熱冷却されることで絶縁外囲器に封着され内
部にガス封止されて成るガス封止形多極避雷器におい
て、 加熱された内挿電極が膨張して環状電極に密着すること
で同軸状に配置されるとともに冷却されることで内挿電
極の外周面と環状電極の内周面とにリング状の放電ギャ
ップが構成されるように内挿電極の線膨張係数が環状電
極の線膨張係数よりも大きく設定されていることを特徴
とするガス封止形多極避雷器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989086149U JPH0716319Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | ガス封止形多極避雷器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989086149U JPH0716319Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | ガス封止形多極避雷器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0326087U JPH0326087U (ja) | 1991-03-18 |
| JPH0716319Y2 true JPH0716319Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31635594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989086149U Expired - Lifetime JPH0716319Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | ガス封止形多極避雷器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716319Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103734951B (zh) * | 2014-01-03 | 2015-07-01 | 金进 | 一种学生用的吸汗衬垫 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6055091U (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-17 | 株式会社サンコ−シャ | 放電形避雷器 |
| DE3621254A1 (de) * | 1986-06-25 | 1988-01-07 | Siemens Ag | Gasentladungsueberspannungsableiter |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP1989086149U patent/JPH0716319Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0326087U (ja) | 1991-03-18 |
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