JPH0716332Y2 - テーブルの天板折畳装置 - Google Patents

テーブルの天板折畳装置

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JPH0716332Y2
JPH0716332Y2 JP1990120303U JP12030390U JPH0716332Y2 JP H0716332 Y2 JPH0716332 Y2 JP H0716332Y2 JP 1990120303 U JP1990120303 U JP 1990120303U JP 12030390 U JP12030390 U JP 12030390U JP H0716332 Y2 JPH0716332 Y2 JP H0716332Y2
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cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、天板を使用時には倒し、不使用時には起こ
すテーブルの天板折畳装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、前記のような天板折畳装置を備えたテーブルとし
て、実開平1−177529号公報に示すものがあった。この
テーブルは、第6図に示すように、側面ほぼL字形の脚
部材1の左,右支柱2上端部に、天板3の裏面に固定し
た左,右ブラケット4を、天板3の後部と対応する位置
で、枢着軸5によって枢着し、前記支柱2に対し天板3
を水平に倒した使用状態と、垂直に起きて折畳んだ不使
用状態となるようにし、この不使用状態の複数のテーブ
ルを、脚部を左右方向に相互にずらして前後方向に近接
させることにより、小さいスペースで格納するようにし
たものである。
また、前記テーブルの天板折畳装置は、緩衝用のシリン
ダ機構6のシリンダ6a下端部を前記支柱2に枢着し、前
記シリンダ機構6のピストンロッド6b上端部を前記ブラ
ケット4に枢着軸5と天板3の前後方向に離れた位置で
枢着し、また支柱2の上端部に天板3を倒した状態に保
持するロック機構7を設け、ロック機構7による天板3
のロックを解除することにより、天板3がこれの重力で
自然に折畳むことができ、またこの際にシリンダ機構6
のピストンロッド6bが抵抗を受けつつ伸長して天板3が
緩やかに起きるようにし、天板折畳時の安全性を高めて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述したような天板折畳装置を備えたテーブルでは、天
板の前後方向中央部を脚部材の支柱に枢着しないと安定
性が悪くなり、とくに天板の前後方向が長い場合に安定
性が著しく悪くなる。しかし、天板の前後方向中央部を
脚部材の左,右支柱上端部に枢着したのでは、ロック機
構による天板のロックを解除しても、天板の枢着軸より
前側の部分と後側の部分とが釣合ってしまい、天板をこ
れの自重によって折畳むことができなくなるという問題
点があった。
この考案は、前述した問題点を解決して、天板の前後方
向中央部が脚部材の支柱上端部に枢着したテーブルで、
ロック機構によるロックを解除すると天板が自動的に起
きて緩やかに折畳まれ、安全性が高い天板折畳装置を簡
単な構造で提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、脚部材に設けた左,右支柱上端部に天板の
裏面に固定した左,右ブラケットを枢着軸によって枢着
し、前記支柱に対して天板を起,倒可能にするととも
に、前記支柱の上端部に天板側に係脱可能に係止し天板
を倒した状態に保持するロック機構を設け、前記脚部材
と前記ブラケットとの間に天板起,倒時の緩衝用の左,
右シリンダ機構を介在させたテーブルの天板折畳装置に
おいて、前記天板の前後方向中央部と対応する位置に前
記枢着軸を配設させ、前記左,右シリンダ機構のピスト
ンロッド上端部を前記ブラケットにそれぞれ枢着させ、
左,右シリンダ機構のシリンダ下端部を前記脚部材にそ
れぞれ枢着させるとともに、前記シリンダ内下部に、前
記ピストンロッド下端部に固定したピストン下面を支持
して天板を起立方向に附勢させるスプリングを伸縮可能
に嵌合させたものである。
〔作用〕
この考案は、天板を起こす方向に附勢するスプリングを
有しているので、前記脚部材の支柱上端部に前記ブラケ
ットを、天板の前後方向中央部と対応する位置に配置し
た枢着軸によって枢着した安定性のよいテーブルにおい
て、天板が倒れている使用状態でロック機構による天板
側への係止を外してロックを解除することで、前記スプ
リングの附勢力によって前後方向寸法が長い天板でも、
これが自動的に起きて折畳まれ、不使用状態となる。そ
して、天板が折畳まれる時に緩衝用のシリンダ機構のピ
ストンロッドが伸長することにより、天板が急激に起き
ることなく緩やかに起き、天板と脚部材との間に作業者
の手などを挾む事故が防止できて安全性が高い。
また、緩衝用シリンダ機構のシリンダ内下部に、天板を
起立方向に附勢させるスプリングを嵌合させたので、部
品点数の増加が少ない簡単な構造でありながら、前記シ
リンダ機構が起,倒時に回動すると前記スプリングも回
動し、スプリングがシリンダ機構のピストンロッド、ピ
ストンおよびシリンダの軸方向と同軸に伸縮すること
で、スプリングの伸縮時のばね力を前記ピストンの下面
を介して天板にむだなく有効に作用させることができ
る。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図ないし第6図につい
て説明する。
第1図,第2図において、11は脚部材であり、脚部材11
は、下部横杆12の前後方向中央部上に左,右支柱13が一
体に突出した側面倒立T字状に構成され、左,右支柱13
の上部間には補強部材14が横架されている。前記下部横
杆12にはキャスタ15が装着され、これらのキャスタ15は
従来公知のブレーキ機構(図示省略)によって必要時に
固定されるようにしてある。また、16は天板であり、天
板16は前後方向の長さ寸法が前述した従来のものより長
くされた平面ほぼ矩形に形成され、天板16裏面の左,右
端部にはブラケット17が固定されている。これらのブラ
ケット17は水平な枢着軸18によって前記支柱13の上端部
に枢着され、枢着軸18は天板16の前後方向中央部と対応
する位置に配置されている。また、支柱13の上端部には
ロック機構19の操作棒19aが回動可能に枢着され、操作
棒19aの外端部が支柱13外に突出し、突出した部分には
摘み19bが嵌合固定され、操作棒19aの内端部に設けたフ
ック19cが前記ブラケット17に固定された受け具19dに係
脱可能に係止され、図示しないばねによってフック19c
の係止方向に操作棒19aが附勢されている。
第3図にも示すように、前記ブラケット17と脚部材11の
補強部材14との間には後述する緩衝用のシリンダ機構20
が介在され、シリンダ機構20は、シリンダ20a上方に突
出するピストンロッド20bの上端部が水平な上部ピン21
によってブラケット17に枢着され、上部ピン21は前記枢
着軸18の後下方に離間されている。前記シリンダ20aの
下端部は水平な下部ピン24によって取付金具25に枢着さ
れ、取付金具25は補強部材14の端部に固定されている。
前記シリンダ機構20はピストンロッド20bの下端部に固
定されたピストン20cが油の入っているシリンダ20a内に
摺動自在に嵌合され、前記ピストン20cにはこれを軸方
向に貫通する大径孔20dと小径孔20eとが互いに離して形
成され、ピストン20c上面にはリード弁20fが装着され、
リード弁20fには通常時に大径孔20dを閉じ、ピストン20
cの上昇時にのみ開くものであり、また、シリンダ20a内
の下部にはピストン20cの下降端近くの位置でピストン2
0cにこれの下面に固定したスプリング受け23を介し当接
して圧縮される付勢用のスプリング22が伸縮可能に嵌合
されている。
以上のように構成された実施例の天板折畳装置は、使用
状態では、第1図に示すように、天板16が水平に倒れて
ロック機構19によって支柱13にロックされ、ピストン20
cがシリンダ20aに深く入って下降限に位置し、スプリン
グ22が圧縮され、さらにスプリング22がシリンダ20aと
ピストン20cおよびピストンロッド20bと同軸に配置され
てほぼ垂直になっている。
この使用状態から不使用状態にするには、作業者がロッ
ク機構19の摘み19bを操作し、操作棒19aを介してフック
19cを受け具19aから外し、ブラケット17のロック機構19
によるロックを解除すると、スプリング22が弾性復元力
でピストン20cを押しながら伸長する。このため、天板1
6は枢着軸18を中心として、第1図の矢印に示すよう
に、反時計回りに回動するとともに、シリンダ20aから
ピストンロッド20bが徐々に抜き出されて伸長し、第2
図に示すように、天板16が垂直に起きて折畳まれ、不使
用状態となる。なお、この状態では、スプリング22が自
由状態となり、シリンダ20aおよびピストンロッド20bが
前傾する。不使用状態で図示省略したブレーキ機構によ
るキャスタ15の固定を作業者の操作によって解除し、こ
れらのキャスタ15を用いてテーブルを移動させ、脚部材
11の下部横杆12を左右方向にずらして、支柱13を前後方
向に近接させることにより、小さいスペースで格納する
ことができる。
また、前述した操作とは逆の手順で、テーブルを天板16
を倒しても他のテーブルの天板や室壁など干渉しない位
置に移動させ、ここで作業者が前記ブレーキ機構によっ
てキャスタ15を固定し、天板16の下端を持ち上げること
により、ピストンロッド20bをシリンダ20aに押し込んで
短縮させるとともに、ピストン20cでスプリング22を圧
縮させ、天板16を枢着軸18を中心とする時計回りに回動
させる。この回動によって天板16を水平まで倒すと、受
け具19dが操作棒19aに設けたフック19cに係止され、こ
のため、ブラケット17が支柱13にロックされて、天板16
は使用状態となる。
そして、シリンダ機構20は、前述したようにシリンダ20
a内をこれの軸方向に摺動するピストン20cに大径孔20d
と小径孔20eとを設け、これらの孔20d,20eによってシリ
ンダ20a内のピストン20c両側を連通させるとともに、前
記ピストン20cに大径孔20eを開閉するリード弁20fを設
け、この弁20fを天板16が時計方向に回動する時だけ開
くようにしてあることにより、前記ピストンロッド20b
に固定されたピストン20cが天板16を起こす時には小径
孔20eのみを通って油が流れるので、シリンダ20aの油に
よって抵抗を受け、天板16を倒す時には大径孔20dと小
径孔20eを通って油が流れるので、前記ピストン20cがほ
とんど抵抗を受けないようにしてある。
したがって、天板16を起こす時には、初期にスプリング
22の伸長によって天板16が起立することができ、しかも
天板16を緩やかに起こすことができるので、安全性が高
い。また、天板16を倒す時には、天板16の先端部を持ち
上げればよいので、比較的小さい力で天板16を使用状態
にすることができ、天板16が水平に近い位置でスプリン
グ22を圧縮するので、緩やかに水平にすることができ
る。
なお、シリンダ機構20、スプリング22およびロック機構
19は、それぞれ左右1対設け、ロック機構22は左右一方
の操作で他方が連動するようにしてある。
そして、シリンダ機構は、必ずしも前述した実施例の構
成に限られるものではなく、ピストンに小径孔を形成す
ることなく、リード弁に大径孔と連通する小径孔を設け
るなど、天板を起こす時にのみピストンの移動によりシ
リンダ内の油でピストンに抵抗を与えるものであれば適
宜変更することができる。
また、この考案において、ロック機構は天板を倒した時
にブラケットを係止して天板をロックでき、手動操作に
よりロックを解除できるものであれば、必ずしも前述し
た実施例の構成に限られるものではない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、脚部材に設けた左,
右支柱上端部に天板の裏面に固定した左,右ブラケット
を、枢着軸によって枢着し、前記支柱に対し天板を起,
倒可能にするとともに、前記支柱の上端部に天板側に係
脱可能に係止し天板を倒した状態に保持するロック機構
を設け、前記脚部材と前記ブラケットとの間に天板起,
倒時の緩衝用の左,右シリンダ機構を介在させたテーブ
ルの天板折畳装置において、前記天板の前後方向中央部
と対応する位置に前記枢着軸を配設させ、前記左,右シ
リンダ機構のピストンロッド上端部を前記ブラケットに
それぞれ枢着させ、左,右シリンダ機構のシリンダ下端
部を前記脚部材にそれぞれ枢着させるとともに、前記シ
リンダ内下部に、前記ピストンロッド下端部に固定した
ピストン下面を支持して天板を起立方向に附勢させるス
プリングを伸縮可能に嵌合させたので、次の効果が得ら
れる。
すなわち、この考案は、天板を起こす方向に附勢するス
プリングを有しているので、前記脚部材の支柱上端部に
前記ブラケットを、天板の前後方向中央部と対応する位
置に配置した枢着軸によって枢着した安定性のよいテー
ブルにおいて、天板が倒れている使用状態でロック機構
による天板側への係止を外してロックを解除すること
で、前記スプリングによって、前後方向寸法が長い天板
でも、これが自動的に起きて折畳まれ、不使用状態とな
る。そして、天板が折畳まれる時に緩衝用のシリンダ機
構のピストンロッドが伸長することにより、天板が急激
に起きることなく緩やかに起き、天板と脚部材との間に
作業者の手などを挾む事故が防止できて安全性が高い。
また、緩衝用シリンダ機構のシリンダ内下部に、天板を
起立方向に附勢させるスプリングを嵌合させたので、部
品点数の増加が少ない簡単な構造でありながら、前記シ
リンダ機構が起,倒時に回動すると前記スプリングも回
動し、スプリングがシリンダ機構のピストンロッド、ピ
ストンおよびシリンダの軸方向と同軸に伸縮すること
で、スプリングの伸縮時のばね力を前記ピストンの下面
を介して天板にむだなく有効に作用させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図のこの考案の一実施例によるテーブ
ルの天板折畳装置を示す使用状態および不使用状態の一
部を切欠いた側面図、第3図は同要部の斜視図、第4図
はシリンダ機構の縦断面図、第5図は第4図の部分拡大
図、第6図は従来例のテーブルの天板折畳装置を示す側
面図である。 11……脚部材、13……支柱、16……天板、17……ブラケ
ット、18……枢着軸、19……ロック機構、20……緩衝用
のシリンダ機構、20a……シリンダ、20b……ピストンロ
ッド、20c……ピストン、21……上部ピン、22……スプ
リング、24……下部ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚部材に設けた左,右支柱上端部に、天板
    の裏面に固定した左,右ブラケットを、枢着軸によって
    枢着し、前記支柱に対し天板を起,倒可能にするととも
    に、前記支柱の上端部に天板側に係脱可能に係止し天板
    を倒した状態に保持するロック機構を設け、前記脚部材
    と前記ブラケットとの間に天板起,倒時の緩衝用の左,
    右シリンダ機構を介在させたテーブルの天板折畳装置に
    おいて、前記天板の前後方向中央部と対応する位置に前
    記枢着軸を配設させ、前記左,右シリンダ機構のピスト
    ンロッド上端部を前記ブラケットにそれぞれ枢着させ、
    左,右シリンダ機構のシリンダ下端部を前記脚部材にそ
    れぞれ枢着させるとともに、前記シリンダ内下部に、前
    記ピストンロッド下端部に固定したピストン下面を支持
    して天板を起立方向に附勢させるスプリングを伸縮可能
    に嵌合させたことを特徴とするテーブルの天板折畳装
    置。
JP1990120303U 1990-11-19 1990-11-19 テーブルの天板折畳装置 Expired - Lifetime JPH0716332Y2 (ja)

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JPH0477328U JPH0477328U (ja) 1992-07-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510658Y2 (ja) * 1988-05-25 1993-03-16

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JPH0477328U (ja) 1992-07-06

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