JPH07163923A - ロールコーティング装置 - Google Patents
ロールコーティング装置Info
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- JPH07163923A JPH07163923A JP34164493A JP34164493A JPH07163923A JP H07163923 A JPH07163923 A JP H07163923A JP 34164493 A JP34164493 A JP 34164493A JP 34164493 A JP34164493 A JP 34164493A JP H07163923 A JPH07163923 A JP H07163923A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アプリケータロール周速度を高速操業した時
に生じる塗装欠陥を解消し、高速かつ均一な膜厚を得
る。 【構成】 複数本のロールを用いて被塗工材4に塗液を
塗布するロールコーティング装置において、アプリケー
タロール2表面およびピックアップロール1表面に同時
に接触し、かつ塗液パン5に一部を浸漬させた補助ロー
ル6を回転可能に配設する。 【効果】 高速操業において平滑性の高い美麗な塗装面
の生産が可能となる。
に生じる塗装欠陥を解消し、高速かつ均一な膜厚を得
る。 【構成】 複数本のロールを用いて被塗工材4に塗液を
塗布するロールコーティング装置において、アプリケー
タロール2表面およびピックアップロール1表面に同時
に接触し、かつ塗液パン5に一部を浸漬させた補助ロー
ル6を回転可能に配設する。 【効果】 高速操業において平滑性の高い美麗な塗装面
の生産が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋼板等の帯状材に高
速かつ美麗な連続塗装を可能とするロールコーティング
装置に関する。
速かつ美麗な連続塗装を可能とするロールコーティング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走行する鋼板等の帯状材の表面への連続
塗装には、従来からロールコータ式塗装装置(以下ロー
ルコーティング装置という)が広く用いられている。ロ
ールコーティング装置には、アプリケータロールの回転
方向が帯状材進行方向と同じナチュラルコータ方式と、
アプリケータロールの回転方向が帯状材進行方向と反対
のリバースコータ方式がある。ナチュラルコータ方式
は、薄膜塗布に適し、プライマ塗装に使われる。リバー
スコータ方式は、塗膜の均一性がよく、上塗り塗装に使
われる。
塗装には、従来からロールコータ式塗装装置(以下ロー
ルコーティング装置という)が広く用いられている。ロ
ールコーティング装置には、アプリケータロールの回転
方向が帯状材進行方向と同じナチュラルコータ方式と、
アプリケータロールの回転方向が帯状材進行方向と反対
のリバースコータ方式がある。ナチュラルコータ方式
は、薄膜塗布に適し、プライマ塗装に使われる。リバー
スコータ方式は、塗膜の均一性がよく、上塗り塗装に使
われる。
【0003】上記アプリケータロールの回転方向が帯状
材進行方向と反対のリバースコータ方式は、図7に示す
とおり、ピックアップロール31、アプリケータロール
32、帯状材34を支持するバックアップロール33、
塗液パン35で構成するのが一般的である。リバースコ
ータ方式のロールコーティング装置は、ピックアップロ
ール31が外周に塗液パン35内の塗装を付着させ、こ
れをアプリケータロール32に転移して所定膜厚とした
後、バックアップロール33に沿って移動する被塗工材
34にアプリケータロール32から連続転移して塗膜を
形成する。このロールコーティング装置は、設備が簡単
であり、また制御が容易なため多くの産業分野で実用さ
れている。
材進行方向と反対のリバースコータ方式は、図7に示す
とおり、ピックアップロール31、アプリケータロール
32、帯状材34を支持するバックアップロール33、
塗液パン35で構成するのが一般的である。リバースコ
ータ方式のロールコーティング装置は、ピックアップロ
ール31が外周に塗液パン35内の塗装を付着させ、こ
れをアプリケータロール32に転移して所定膜厚とした
後、バックアップロール33に沿って移動する被塗工材
34にアプリケータロール32から連続転移して塗膜を
形成する。このロールコーティング装置は、設備が簡単
であり、また制御が容易なため多くの産業分野で実用さ
れている。
【0004】しかし、上記ロールコーティング装置は、
生産性向上のためにライン速度を高速にしようとする
と、それとともにピックアップロールおよびアプリケー
タロールの回転数をも高める必要があり、それぞれのロ
ール周速度に依存して塗装欠陥が発生する。例えば、ピ
ックアップロールの塗液パンでの浸漬部における気泡の
巻き込み及びピックアップ部への同伴空気の進入による
ピックアップ不良で、これらにより塗膜中に気泡が混入
し、乾燥後もこれが残留したり、十分な塗液供給が確保
できず所要の膜厚が得られない状況にいたる。この塗装
欠陥は、接触角と密接な関係にある。そこでまず、静的
および動的接触角について説明する。図8は鋼板引き込
み法での接触角の説明図で、(a)図は液中に鋼板41
を浸漬した(速度V=0)場合、(b)図、(c)図は
ある速度V1およびV2で液中に引き込んだ場合の接触角
θの違いについて示す。接触角θとは、この場合鋼板と
液とのなす角を示す。速度ゼロで液に浸漬した(a)図
の場合の接触角θ(この場合の接触角を静的接触角とい
う)は、表面張力の効果のために比較的小さくなる。し
かしある速度V1で液中に引き込む(b)図では、その
接触角θ(この場合の接触角を動的接触角という)は増
大する。さらに速度を増加しV2(V1<V2)で液中に引
き込む(c)図では、動的接触角θは増大し、鋼板、液
体および気体の接触線は水面下に進入する。さらに速度
が増加すると動的接触角θは180℃に漸近していき、
ある限界速度に達すると、鋼板に同伴された空気が巻き
込まれる。
生産性向上のためにライン速度を高速にしようとする
と、それとともにピックアップロールおよびアプリケー
タロールの回転数をも高める必要があり、それぞれのロ
ール周速度に依存して塗装欠陥が発生する。例えば、ピ
ックアップロールの塗液パンでの浸漬部における気泡の
巻き込み及びピックアップ部への同伴空気の進入による
ピックアップ不良で、これらにより塗膜中に気泡が混入
し、乾燥後もこれが残留したり、十分な塗液供給が確保
できず所要の膜厚が得られない状況にいたる。この塗装
欠陥は、接触角と密接な関係にある。そこでまず、静的
および動的接触角について説明する。図8は鋼板引き込
み法での接触角の説明図で、(a)図は液中に鋼板41
を浸漬した(速度V=0)場合、(b)図、(c)図は
ある速度V1およびV2で液中に引き込んだ場合の接触角
θの違いについて示す。接触角θとは、この場合鋼板と
液とのなす角を示す。速度ゼロで液に浸漬した(a)図
の場合の接触角θ(この場合の接触角を静的接触角とい
う)は、表面張力の効果のために比較的小さくなる。し
かしある速度V1で液中に引き込む(b)図では、その
接触角θ(この場合の接触角を動的接触角という)は増
大する。さらに速度を増加しV2(V1<V2)で液中に引
き込む(c)図では、動的接触角θは増大し、鋼板、液
体および気体の接触線は水面下に進入する。さらに速度
が増加すると動的接触角θは180℃に漸近していき、
ある限界速度に達すると、鋼板に同伴された空気が巻き
込まれる。
【0005】この現象は、ピックアップロールと塗液間
およびピックアップロールとアプリケータロール間でも
発生する。すなわち、図9に示すとおり、ピックアップ
ロール51と塗液52間で発生すると、図9(b)に示
すピックアップ不良にいたる。また、高速塗布時にはピ
ックアップロールとアプリケータロール間で発生する
と、図10に示すとおり、アプリケータロール62とピ
ックアップロール61の接触点において、アプリケータ
ロール62による同伴空気の進入により接触部への塗液
供給不安定が発生し、十分な膜厚が得られない場合や、
斑状の膜厚の不均一が発生し、塗膜厚制御が非常に困難
になるものである。
およびピックアップロールとアプリケータロール間でも
発生する。すなわち、図9に示すとおり、ピックアップ
ロール51と塗液52間で発生すると、図9(b)に示
すピックアップ不良にいたる。また、高速塗布時にはピ
ックアップロールとアプリケータロール間で発生する
と、図10に示すとおり、アプリケータロール62とピ
ックアップロール61の接触点において、アプリケータ
ロール62による同伴空気の進入により接触部への塗液
供給不安定が発生し、十分な膜厚が得られない場合や、
斑状の膜厚の不均一が発生し、塗膜厚制御が非常に困難
になるものである。
【0006】上記ピックアップロールと塗液間で発生す
るピックアップ不足の防止策としては、図11に示すと
おり、塗液パン75内をピックアップロール71側とア
プリケータロール72側とに仕切る案内部材76が塗液
パン75内に設けられており、案内部材76の案内面が
ピックアップロール71のアプリケータロール72寄り
ロール周面に沿って塗液パン75内の塗液中から両ロー
ルが出会う点近くまで延びており、ピックアップロール
71周面と案内面との間のギャップがアプリケータロー
ル72に近づくに従い狭くなっている装置(特開昭63
−143963号公報)、図12に示すとおり、ピック
アップロール81の浸漬面に沿ってアプリケータロール
82の下方にマグネットを内装した浮遊可能な補助ロー
ル86を配置し、ピックアップロール81に浮遊した補
助ロール86を磁石により吸着させ、塗液落下時に発生
する泡立ちや波立ちを防ぐ装置(実開昭63−1260
74号公報)等が提案されている。
るピックアップ不足の防止策としては、図11に示すと
おり、塗液パン75内をピックアップロール71側とア
プリケータロール72側とに仕切る案内部材76が塗液
パン75内に設けられており、案内部材76の案内面が
ピックアップロール71のアプリケータロール72寄り
ロール周面に沿って塗液パン75内の塗液中から両ロー
ルが出会う点近くまで延びており、ピックアップロール
71周面と案内面との間のギャップがアプリケータロー
ル72に近づくに従い狭くなっている装置(特開昭63
−143963号公報)、図12に示すとおり、ピック
アップロール81の浸漬面に沿ってアプリケータロール
82の下方にマグネットを内装した浮遊可能な補助ロー
ル86を配置し、ピックアップロール81に浮遊した補
助ロール86を磁石により吸着させ、塗液落下時に発生
する泡立ちや波立ちを防ぐ装置(実開昭63−1260
74号公報)等が提案されている。
【0007】また、アプリケータロールとピックアップ
ロールの接触点において、アプリケータロールによる同
伴空気の進入により接触部への塗液供給不安定防止対策
としては、塗液粘度、ロール押込み量およびアプリケー
タロール周速度の低速化などが行われてきた。図13に
示すとおり、上下バックアップロール93間で鋼板94
に接触するアプリケータロール92と、該アプリケータ
ロール92に接触するピックアップロール91と、該ピ
ックアップロール91に接触するミリタリーロール96
と、ピックアップロール91とミリタリーロール96間
に塗液を供給する塗液供給部95からなる装置(特開昭
63−27069号公報)が提案されている。ピックア
ップロール高速回転時に生じるピックアップ不良の対策
としては、図14に示すとおり、アプリケータロール1
02とピックアップロール101との転接直前の隙間を
その全長に亘って常に塗液で満たすごとく塗液パン10
5の塗液面を前記隙間の長手方向に沿って盛り上げるた
めの盛り上げ用ノズル106を塗液パン105に設けた
装置(特開平2−174961号公報)、さらに帯状物
体の塗着性向上のために、鋼板に予め予備塗装を行なう
装置を備えたリバースロールコータ装置(特開昭63−
119876号公報)等が提案されている。
ロールの接触点において、アプリケータロールによる同
伴空気の進入により接触部への塗液供給不安定防止対策
としては、塗液粘度、ロール押込み量およびアプリケー
タロール周速度の低速化などが行われてきた。図13に
示すとおり、上下バックアップロール93間で鋼板94
に接触するアプリケータロール92と、該アプリケータ
ロール92に接触するピックアップロール91と、該ピ
ックアップロール91に接触するミリタリーロール96
と、ピックアップロール91とミリタリーロール96間
に塗液を供給する塗液供給部95からなる装置(特開昭
63−27069号公報)が提案されている。ピックア
ップロール高速回転時に生じるピックアップ不良の対策
としては、図14に示すとおり、アプリケータロール1
02とピックアップロール101との転接直前の隙間を
その全長に亘って常に塗液で満たすごとく塗液パン10
5の塗液面を前記隙間の長手方向に沿って盛り上げるた
めの盛り上げ用ノズル106を塗液パン105に設けた
装置(特開平2−174961号公報)、さらに帯状物
体の塗着性向上のために、鋼板に予め予備塗装を行なう
装置を備えたリバースロールコータ装置(特開昭63−
119876号公報)等が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭63−14
3963号公報に開示の装置は、案内部材の設置におい
て、ロール幅方向のバランスを整えるのが困難となり、
塗液の供給量にロール幅方向のバラツキが発生し、ひい
ては最終塗膜厚精度にも影響を及ぼしてしまう。また、
実開昭63−126074号公報に開示の装置は、浮遊
した補助ロールの回転状況を積極的に制御できないた
め、高速塗布時の、ピックアップ不良に対応することは
困難となる。また、アプリケータロールとピックアップ
ロール間での空気同伴による欠陥発生に対しては、一般
的に取られているアプリケータロールの周速のみを低く
し、ロール間の押し込み量を減らす方法ではロール間隙
が大きくなるため、レベリング性の低いピッチの大きい
畝状の凹凸(ロール目)が発生し、十分なレベリング効
果が得られないまま塗膜乾燥後も残留し、重大な欠陥と
なる場合がある。さらに、特開昭63−27069号公
報に開示の装置は、トップフィードによって塗液を供給
するため、塗液供給系およびロール配置が複雑になるた
め、塗液交換時等の洗浄作業や初期の設定作業が煩雑と
なる。特開平2−174961号公報に開示の装置は、
塗液を塗液パン液面より持ち上げるためにノズルより激
しく塗液を噴き出すことにより、塗液パン液面を乱し、
気泡等を巻き込んでしまう。また、特開昭63−119
876号公報に開示の予備塗装装置を用いる方法は、塗
装前に塗液を噴射して予備塗装するもので、塗膜の均一
化に難がある。このように現状のロールコーティング方
法では、依然高速かつ均一な塗膜の製造には種々の問題
がある。
3963号公報に開示の装置は、案内部材の設置におい
て、ロール幅方向のバランスを整えるのが困難となり、
塗液の供給量にロール幅方向のバラツキが発生し、ひい
ては最終塗膜厚精度にも影響を及ぼしてしまう。また、
実開昭63−126074号公報に開示の装置は、浮遊
した補助ロールの回転状況を積極的に制御できないた
め、高速塗布時の、ピックアップ不良に対応することは
困難となる。また、アプリケータロールとピックアップ
ロール間での空気同伴による欠陥発生に対しては、一般
的に取られているアプリケータロールの周速のみを低く
し、ロール間の押し込み量を減らす方法ではロール間隙
が大きくなるため、レベリング性の低いピッチの大きい
畝状の凹凸(ロール目)が発生し、十分なレベリング効
果が得られないまま塗膜乾燥後も残留し、重大な欠陥と
なる場合がある。さらに、特開昭63−27069号公
報に開示の装置は、トップフィードによって塗液を供給
するため、塗液供給系およびロール配置が複雑になるた
め、塗液交換時等の洗浄作業や初期の設定作業が煩雑と
なる。特開平2−174961号公報に開示の装置は、
塗液を塗液パン液面より持ち上げるためにノズルより激
しく塗液を噴き出すことにより、塗液パン液面を乱し、
気泡等を巻き込んでしまう。また、特開昭63−119
876号公報に開示の予備塗装装置を用いる方法は、塗
装前に塗液を噴射して予備塗装するもので、塗膜の均一
化に難がある。このように現状のロールコーティング方
法では、依然高速かつ均一な塗膜の製造には種々の問題
がある。
【0009】この発明の目的は、アプリケータロール周
速度を高速操業した時に生じる塗装欠陥を解消し、高速
かつ均一な膜厚を得ることができるロールコーティング
装置を提供することにある。
速度を高速操業した時に生じる塗装欠陥を解消し、高速
かつ均一な膜厚を得ることができるロールコーティング
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来のロ
ールコータにみられるアプリケータロール周速度の高速
度化に起因する塗装欠陥の発生機構に関して種々の実験
・検討を行なった。その結果、アプリケータロール周速
度が比較的低い場合は、図10(a)に示すように動的
接触角θは比較的小さい値となり、美麗な塗装面が得ら
れる。この状態は図8(b)に対応している。しかしア
プリケータロール周速度が増加すると図10(b)に示
すように、動的接触角θは増大し、塗液とアプリケータ
ロールとの接触線はピックアップロールとアプリケータ
ロールのニップ間に進入し始める。これは図8(c)に
対応する。この状態からさらにアプリケータロール周速
度を増加すると、塗液とアプリケータロールとの接触線
がニップ間に存在し得なくなり、塗装欠陥に至る。
ールコータにみられるアプリケータロール周速度の高速
度化に起因する塗装欠陥の発生機構に関して種々の実験
・検討を行なった。その結果、アプリケータロール周速
度が比較的低い場合は、図10(a)に示すように動的
接触角θは比較的小さい値となり、美麗な塗装面が得ら
れる。この状態は図8(b)に対応している。しかしア
プリケータロール周速度が増加すると図10(b)に示
すように、動的接触角θは増大し、塗液とアプリケータ
ロールとの接触線はピックアップロールとアプリケータ
ロールのニップ間に進入し始める。これは図8(c)に
対応する。この状態からさらにアプリケータロール周速
度を増加すると、塗液とアプリケータロールとの接触線
がニップ間に存在し得なくなり、塗装欠陥に至る。
【0011】さらに、図8に示す液中に鋼板を引き込む
実験において、鋼板表面を予め濡らした(プリウェッ
ト)場合には、空気巻き込みの限界速度が著しく向上す
るということが判明し、これらに注目してロールコーテ
ィング塗装装置においても、アプリケータロール2がピ
ックアップロール1により持ち上げられた塗液と接触す
る以前に、アプリケータロール2をプリウェット状態と
すれば、動的接触角θを減少でき、アプリケータロール
2を高速で回転した時の塗装欠陥を未然に防止すること
が可能となることを究明し、この発明に到達した。
実験において、鋼板表面を予め濡らした(プリウェッ
ト)場合には、空気巻き込みの限界速度が著しく向上す
るということが判明し、これらに注目してロールコーテ
ィング塗装装置においても、アプリケータロール2がピ
ックアップロール1により持ち上げられた塗液と接触す
る以前に、アプリケータロール2をプリウェット状態と
すれば、動的接触角θを減少でき、アプリケータロール
2を高速で回転した時の塗装欠陥を未然に防止すること
が可能となることを究明し、この発明に到達した。
【0012】すなわち本願の第1発明は、複数本のロー
ルを用いて被塗工材に塗液を塗布するロールコーティン
グ装置において、アプリケータロール表面およびピック
アップロール表面に同時に接触し、かつ塗液パンに一部
を浸漬させた補助ロールを回転可能に配設したことを特
徴とするロールコーティング装置である。
ルを用いて被塗工材に塗液を塗布するロールコーティン
グ装置において、アプリケータロール表面およびピック
アップロール表面に同時に接触し、かつ塗液パンに一部
を浸漬させた補助ロールを回転可能に配設したことを特
徴とするロールコーティング装置である。
【0013】また、本願の第2発明は、複数本のロール
を用いて被塗工材に塗液を塗布するロールコーティング
装置において、アプリケータロール表面およびピックア
ップロール表面に同時に接触し、かつ塗液パンに一部を
浸漬させた補助ロールを回転可能に配設し、被塗工材の
ライン速度V1とアプリケータロールの周速度Vaおよび
補助ロールの周速度Vhが、(Va/V1)=1.1〜
1.5 (Vh/V1)=0.2〜0.5を満足させるこ
とを特徴とするロールコーティング装置である。
を用いて被塗工材に塗液を塗布するロールコーティング
装置において、アプリケータロール表面およびピックア
ップロール表面に同時に接触し、かつ塗液パンに一部を
浸漬させた補助ロールを回転可能に配設し、被塗工材の
ライン速度V1とアプリケータロールの周速度Vaおよび
補助ロールの周速度Vhが、(Va/V1)=1.1〜
1.5 (Vh/V1)=0.2〜0.5を満足させるこ
とを特徴とするロールコーティング装置である。
【0014】さらに、本願の第3発明は、複数本のロー
ルを用いて被塗工材に塗液を塗布するロールコーティン
グ装置において、被塗工材に塗液を塗布したアプリケー
タロールが被塗工材と離反しピックアップロールと接す
るまでの区間に、前記アプリケータロールに近接してブ
レードを設けると共に、ブレードに塗液を供給する手段
を設けたことを特徴とするロールコーティング装置であ
る。
ルを用いて被塗工材に塗液を塗布するロールコーティン
グ装置において、被塗工材に塗液を塗布したアプリケー
タロールが被塗工材と離反しピックアップロールと接す
るまでの区間に、前記アプリケータロールに近接してブ
レードを設けると共に、ブレードに塗液を供給する手段
を設けたことを特徴とするロールコーティング装置であ
る。
【0015】さらにまた、本願の第4発明は、複数本の
ロールを用いて被塗工材に塗液を塗布するロールコーテ
ィング装置において、被塗工材に塗液を塗布したアプリ
ケータロールが被塗工材と離反しピックアップロールと
接するまでの区間に、前記アプリケータロールに接し、
かつ塗液パンに一部を浸漬させた補助ロールを設けたこ
とを特徴とするロールコーティング装置である。
ロールを用いて被塗工材に塗液を塗布するロールコーテ
ィング装置において、被塗工材に塗液を塗布したアプリ
ケータロールが被塗工材と離反しピックアップロールと
接するまでの区間に、前記アプリケータロールに接し、
かつ塗液パンに一部を浸漬させた補助ロールを設けたこ
とを特徴とするロールコーティング装置である。
【0016】
【作用】本願の第1発明においては、アプリケータロー
ル表面およびピックアップロール表面に同時に接触し、
かつ塗液パンに一部を浸漬させた補助ロールを回転可能
に配設したことによって、ピックアップロールと補助ロ
ールを逆方向に回転させると、補助ロールによって送ら
れる塗液がピックアップロールと補助ロールの接触位置
に送られ、ピックアップ部に強制的に塗液が供給され、
ピックアップ部に塗液が無くなることがなく、ピックア
ップ不良の発生が防止される。また、バックアップロー
ル上の鋼板へ塗液を転移した後のアプリケータロールに
は、補助ロールから新たに塗液が供給されることによっ
て、アプリケータロール上の残留塗液膜厚が大きくな
り、アプリケータロールとピックアップロールの間での
空気巻き込みを防ぎ、塗布状況を安定化させることが可
能となる。
ル表面およびピックアップロール表面に同時に接触し、
かつ塗液パンに一部を浸漬させた補助ロールを回転可能
に配設したことによって、ピックアップロールと補助ロ
ールを逆方向に回転させると、補助ロールによって送ら
れる塗液がピックアップロールと補助ロールの接触位置
に送られ、ピックアップ部に強制的に塗液が供給され、
ピックアップ部に塗液が無くなることがなく、ピックア
ップ不良の発生が防止される。また、バックアップロー
ル上の鋼板へ塗液を転移した後のアプリケータロールに
は、補助ロールから新たに塗液が供給されることによっ
て、アプリケータロール上の残留塗液膜厚が大きくな
り、アプリケータロールとピックアップロールの間での
空気巻き込みを防ぎ、塗布状況を安定化させることが可
能となる。
【0017】また、本願の第2発明においては、アプリ
ケータロール表面およびピックアップロール表面に同時
に接触し、かつ塗液パンに一部を浸漬させた補助ロール
を回転可能に配設し、被塗工材のライン速度V1とアプ
リケータロールの周速度Vaおよび補助ロールの周速度
Vhが、(Va/V1)=1.1〜1.5、(Vh/V1)
=0.2〜0.5を満足させることによって、ピックア
ップ部や、ピックアップロールとアプリケータロール間
への塗液供給が潤沢となり、高速時において安定した操
業が可能となり、平滑性の高い塗膜面を得ることができ
る。
ケータロール表面およびピックアップロール表面に同時
に接触し、かつ塗液パンに一部を浸漬させた補助ロール
を回転可能に配設し、被塗工材のライン速度V1とアプ
リケータロールの周速度Vaおよび補助ロールの周速度
Vhが、(Va/V1)=1.1〜1.5、(Vh/V1)
=0.2〜0.5を満足させることによって、ピックア
ップ部や、ピックアップロールとアプリケータロール間
への塗液供給が潤沢となり、高速時において安定した操
業が可能となり、平滑性の高い塗膜面を得ることができ
る。
【0018】さらに、本願の第3発明においては、被塗
工材に塗液を塗布したアプリケータロールが被塗工材と
離反しピックアップロールと接するまでの区間に、前記
アプリケータロールに近接してブレードを設けると共
に、ブレードに塗液を供給する手段を設けたことによっ
て、アプリケータロールの高速化に起因する塗装欠陥の
原因となるアプリケータロールと塗液との接触部におけ
る濡れ性が、アプリケータロールに近接して設けたブレ
ードによってアプリケータロールに塗液が塗布され、濡
れ性に起因する塗装欠陥を防止することができる。
工材に塗液を塗布したアプリケータロールが被塗工材と
離反しピックアップロールと接するまでの区間に、前記
アプリケータロールに近接してブレードを設けると共
に、ブレードに塗液を供給する手段を設けたことによっ
て、アプリケータロールの高速化に起因する塗装欠陥の
原因となるアプリケータロールと塗液との接触部におけ
る濡れ性が、アプリケータロールに近接して設けたブレ
ードによってアプリケータロールに塗液が塗布され、濡
れ性に起因する塗装欠陥を防止することができる。
【0019】さらにまた、本願の第4発明においては、
被塗工材に塗液を塗布したアプリケータロールが被塗工
材と離反しピックアップロールと接するまでの区間に、
前記アプリケータロールに接しかつ塗液パンに一部を浸
漬させた補助ロールを設けたことによって、アプリケー
タロールの高速化に起因する塗装欠陥の原因となるアプ
リケータロールと塗液との接触部における濡れ性が、ア
プリケータロールに接しかつ塗液パンに一部を浸漬させ
た補助ロールによってアプリケータロールに塗液が塗布
され、濡れ性に起因する塗装欠陥を防止することができ
る。
被塗工材に塗液を塗布したアプリケータロールが被塗工
材と離反しピックアップロールと接するまでの区間に、
前記アプリケータロールに接しかつ塗液パンに一部を浸
漬させた補助ロールを設けたことによって、アプリケー
タロールの高速化に起因する塗装欠陥の原因となるアプ
リケータロールと塗液との接触部における濡れ性が、ア
プリケータロールに接しかつ塗液パンに一部を浸漬させ
た補助ロールによってアプリケータロールに塗液が塗布
され、濡れ性に起因する塗装欠陥を防止することができ
る。
【0020】
実施例1 以下にこの発明の詳細を実施例を示す図1ないし図6に
基づいて説明する。図1はこの発明のアプリケータロー
ル表面およびピックアップロール表面に同時に接触さ
せ、かつ塗液パンに一部を浸漬させた補助ロールを回転
可能に設けたロールコーティング装置の説明図、図2は
図1の補助ロールによるピックアップ不良防止の概略説
明図、図3は図1の補助ロールによるアプリケータロー
ルとピックアップロール間への同伴空気の侵入防止の概
略説明図、図4はこの発明のアプリケータロールに近接
してブレードを設けると共に、ブレードに塗液を供給す
る手段を設けたロールコーティング装置の説明図、図5
はアプリケータロールに接しかつ塗液パンに一部を浸漬
させた補助ロールを設けたロールコーティング装置の説
明図、図6は気泡抑制用案内板の取付け説明図である。
基づいて説明する。図1はこの発明のアプリケータロー
ル表面およびピックアップロール表面に同時に接触さ
せ、かつ塗液パンに一部を浸漬させた補助ロールを回転
可能に設けたロールコーティング装置の説明図、図2は
図1の補助ロールによるピックアップ不良防止の概略説
明図、図3は図1の補助ロールによるアプリケータロー
ルとピックアップロール間への同伴空気の侵入防止の概
略説明図、図4はこの発明のアプリケータロールに近接
してブレードを設けると共に、ブレードに塗液を供給す
る手段を設けたロールコーティング装置の説明図、図5
はアプリケータロールに接しかつ塗液パンに一部を浸漬
させた補助ロールを設けたロールコーティング装置の説
明図、図6は気泡抑制用案内板の取付け説明図である。
【0021】図1ないし図3において、1はピックアッ
プロール、2はアプリケータロール、3は鋼板4を支持
するバックアップロール、5はピックアップロール1の
一部が浸漬された塗液パン、6はアプリケータロール2
表面およびピックアップロール1表面に同時に接触し、
かつ塗液パン5に一部を浸漬させた回転自在の補助ロー
ルで、ピックアップロール1と補助ロール6は逆方向に
回転し、図2に示すとおり、補助ロール6によって送ら
れる塗液がピックアップロール1と補助ロール6の接触
位置に送られ、ピックアップ部に強制的に塗液が供給さ
れると共に、図3に示すとおり、バックアップロール3
上の鋼板4へ塗液を転移した後のアプリケータロール2
に、補助ロール6から新たに塗液が供給されるよう構成
されている。
プロール、2はアプリケータロール、3は鋼板4を支持
するバックアップロール、5はピックアップロール1の
一部が浸漬された塗液パン、6はアプリケータロール2
表面およびピックアップロール1表面に同時に接触し、
かつ塗液パン5に一部を浸漬させた回転自在の補助ロー
ルで、ピックアップロール1と補助ロール6は逆方向に
回転し、図2に示すとおり、補助ロール6によって送ら
れる塗液がピックアップロール1と補助ロール6の接触
位置に送られ、ピックアップ部に強制的に塗液が供給さ
れると共に、図3に示すとおり、バックアップロール3
上の鋼板4へ塗液を転移した後のアプリケータロール2
に、補助ロール6から新たに塗液が供給されるよう構成
されている。
【0022】上記のとおり構成したことによって、ピッ
クアップロール1と逆方向に回転する補助ロール6によ
って送られる塗液が、ピックアップロール1と補助ロー
ル6の接触位置に強制的に供給され、ピックアップ部に
塗液が無くなることがなく、ピックアップロール1にお
けるピックアップ不良を解消することができる。また、
アプリケータロール2とピックアップロール1の接触位
置での同伴空気巻込みは、バックアップロール3上の鋼
板4へ塗液を転移した後のアプリケータロール2上の残
留塗液が少なくなり、アプリケータロール2の周速度が
大きくなった時に発生するが、バックアップロール3上
の鋼板4へ塗液を転移した後のアプリケータロール2に
補助ロール6から新たに塗液が供給され、アプリケータ
ロール2上の残留塗液膜厚が大きくなり、アプリケータ
ロール2とピックアップロール1の間での空気巻込みが
防止され、高速運転においても、塗布状況を安定化させ
ることができる。
クアップロール1と逆方向に回転する補助ロール6によ
って送られる塗液が、ピックアップロール1と補助ロー
ル6の接触位置に強制的に供給され、ピックアップ部に
塗液が無くなることがなく、ピックアップロール1にお
けるピックアップ不良を解消することができる。また、
アプリケータロール2とピックアップロール1の接触位
置での同伴空気巻込みは、バックアップロール3上の鋼
板4へ塗液を転移した後のアプリケータロール2上の残
留塗液が少なくなり、アプリケータロール2の周速度が
大きくなった時に発生するが、バックアップロール3上
の鋼板4へ塗液を転移した後のアプリケータロール2に
補助ロール6から新たに塗液が供給され、アプリケータ
ロール2上の残留塗液膜厚が大きくなり、アプリケータ
ロール2とピックアップロール1の間での空気巻込みが
防止され、高速運転においても、塗布状況を安定化させ
ることができる。
【0023】図4において、11はピックアップロー
ル、12はアプリケータロール、13は鋼板14を支持
するバックアップロール、15はピックアップロール1
1の一部が浸漬された塗液パン、16はアプリケータロ
ール12の下方にアプリケータロール12に対して所定
距離を持って設けたブレード、17はブレード16上に
塗液パン15内の塗液と同一塗液を供給するポンプで、
ポンプ17によってブレード16上に供給された塗液
が、バックアップロール3上の鋼板4へ塗液を転移した
後のアプリケータロール12上の残留塗液が少なくなっ
た部分に塗布されるよう構成されている。図5におい
て、21はピックアップロール、22はアプリケータロ
ール、23は鋼板24を支持するバックアップロール、
25はピックアップロール21の一部が浸漬された塗液
パン、26は鋼板24に塗液を塗布したアプリケータロ
ール22が鋼板24と離反し、ピックアップロール21
と接するまでの区間にアプリケータロール22に接し、
かつ塗液パン25に一部を浸漬させ回転自在の補助ロー
ルで、アプリケータロール22と反対方向に回転させる
ことによって、バックアップロール3上の鋼板4へ塗液
を転移した後のアプリケータロール12上の残留塗液が
少なくなった部分に塗布されるよう構成されている。
ル、12はアプリケータロール、13は鋼板14を支持
するバックアップロール、15はピックアップロール1
1の一部が浸漬された塗液パン、16はアプリケータロ
ール12の下方にアプリケータロール12に対して所定
距離を持って設けたブレード、17はブレード16上に
塗液パン15内の塗液と同一塗液を供給するポンプで、
ポンプ17によってブレード16上に供給された塗液
が、バックアップロール3上の鋼板4へ塗液を転移した
後のアプリケータロール12上の残留塗液が少なくなっ
た部分に塗布されるよう構成されている。図5におい
て、21はピックアップロール、22はアプリケータロ
ール、23は鋼板24を支持するバックアップロール、
25はピックアップロール21の一部が浸漬された塗液
パン、26は鋼板24に塗液を塗布したアプリケータロ
ール22が鋼板24と離反し、ピックアップロール21
と接するまでの区間にアプリケータロール22に接し、
かつ塗液パン25に一部を浸漬させ回転自在の補助ロー
ルで、アプリケータロール22と反対方向に回転させる
ことによって、バックアップロール3上の鋼板4へ塗液
を転移した後のアプリケータロール12上の残留塗液が
少なくなった部分に塗布されるよう構成されている。
【0024】上記のとおり構成したことによって、図4
に示すようにピックアップロール11により持ち上げら
れた塗液は、それと逆方向に回転するアプリケータロー
ル12との間で膜厚を調節した後、塗液はアプリケータ
ロール12と回転方向が同一であるバックアップロール
13に追従して移動する鋼帯14に転移される。転移後
のアプリケータロール12上にはほとんど塗液は付着し
ていない状態であり、もしこの状態で再び塗液と接する
と濡れ性が悪いために塗装欠陥が起こる。そこでポンプ
17によってブレード16上に塗液を供給することによ
ってアプリケータロール12をプリウェット状態とし、
濡れ性を向上させる。ここで、ブレード16の材質は、
塗液の種類により選定する必要があるが、例えば、一般
ポリエステル系の塗液に対しては溶剤にキシレンを使用
するため、耐溶剤性のあるテフロンや金属板を用いる必
要がある。またアプリケータロール12とブレード16
との押し込み量は、塗液粘度と供給される塗液の流量に
より−2.0〜5.0mmの範囲で調整するが、望まし
くは0.1〜2.0mmの範囲内で設定する必要があ
る。(ただし、押し込み量がマイナスとは、ブレードを
対象物に対して押し込んでいる状態であり、プラスは対
象物との間に隙間をも有している時とする。)なぜなら
間隔が狭すぎると、ブレード16とアプリケータロール
12間での塗布量が減少し、十分なプリウェットができ
なくなるからであり、また逆に間隔が広すぎると、過剰
に塗布した塗液が塗液パン15に落下し気泡を発生させ
る危険性があるためである。さらにその対策のために、
図7に示す案内板18を設けると過剰に供給された塗液
が案内板18上を伝わって流れ落ちるため、塗液パン1
5での気泡の発生が著しく減少すること確認されてい
る。また、ブレード16の取付角度は、アプリケータロ
ール12に塗液が流れるようにするためにアプリケータ
ロール12側へ向かう傾斜をつける必要がある。
に示すようにピックアップロール11により持ち上げら
れた塗液は、それと逆方向に回転するアプリケータロー
ル12との間で膜厚を調節した後、塗液はアプリケータ
ロール12と回転方向が同一であるバックアップロール
13に追従して移動する鋼帯14に転移される。転移後
のアプリケータロール12上にはほとんど塗液は付着し
ていない状態であり、もしこの状態で再び塗液と接する
と濡れ性が悪いために塗装欠陥が起こる。そこでポンプ
17によってブレード16上に塗液を供給することによ
ってアプリケータロール12をプリウェット状態とし、
濡れ性を向上させる。ここで、ブレード16の材質は、
塗液の種類により選定する必要があるが、例えば、一般
ポリエステル系の塗液に対しては溶剤にキシレンを使用
するため、耐溶剤性のあるテフロンや金属板を用いる必
要がある。またアプリケータロール12とブレード16
との押し込み量は、塗液粘度と供給される塗液の流量に
より−2.0〜5.0mmの範囲で調整するが、望まし
くは0.1〜2.0mmの範囲内で設定する必要があ
る。(ただし、押し込み量がマイナスとは、ブレードを
対象物に対して押し込んでいる状態であり、プラスは対
象物との間に隙間をも有している時とする。)なぜなら
間隔が狭すぎると、ブレード16とアプリケータロール
12間での塗布量が減少し、十分なプリウェットができ
なくなるからであり、また逆に間隔が広すぎると、過剰
に塗布した塗液が塗液パン15に落下し気泡を発生させ
る危険性があるためである。さらにその対策のために、
図7に示す案内板18を設けると過剰に供給された塗液
が案内板18上を伝わって流れ落ちるため、塗液パン1
5での気泡の発生が著しく減少すること確認されてい
る。また、ブレード16の取付角度は、アプリケータロ
ール12に塗液が流れるようにするためにアプリケータ
ロール12側へ向かう傾斜をつける必要がある。
【0025】また、図5に記載の塗装装置は、ピックア
ップロール21により持ち上げられた塗液は、それと逆
方向に回転するアプリケータロール22との間で膜厚を
調節した後、塗液はアプリケータロール22と回転方向
が同一であるバックアップロール23に追従して移動す
る鋼板24に転移される。転移後のアプリケータロール
22上にはほとんど塗液は付着していない状態であり、
もしこの状態で再び塗液と接すると濡れ性が悪いために
塗装欠陥が起こる。そこでプリウェットを行なうための
補助ロール26をアプリケータロール22に対して反対
方向に回転させることによって、補助ロール26によっ
てアプリケータロール22に塗液が供給され、アプリケ
ータロール22がプリウェット状態に保持されて濡れ性
が向上する。さらに補助ロール26の周速度を高速にし
た場合には、十分に塗液を持ち上げない現象、いわゆる
図9(b)に示したピックアップ不良が生じるため、前
記補助ロール26の周速度は塗液を持ち上げられる限界
速度以下であることが望ましく、その速度は塗液粘度に
依存するが、その周速度は5.0〜50m/minが望
ましい。
ップロール21により持ち上げられた塗液は、それと逆
方向に回転するアプリケータロール22との間で膜厚を
調節した後、塗液はアプリケータロール22と回転方向
が同一であるバックアップロール23に追従して移動す
る鋼板24に転移される。転移後のアプリケータロール
22上にはほとんど塗液は付着していない状態であり、
もしこの状態で再び塗液と接すると濡れ性が悪いために
塗装欠陥が起こる。そこでプリウェットを行なうための
補助ロール26をアプリケータロール22に対して反対
方向に回転させることによって、補助ロール26によっ
てアプリケータロール22に塗液が供給され、アプリケ
ータロール22がプリウェット状態に保持されて濡れ性
が向上する。さらに補助ロール26の周速度を高速にし
た場合には、十分に塗液を持ち上げない現象、いわゆる
図9(b)に示したピックアップ不良が生じるため、前
記補助ロール26の周速度は塗液を持ち上げられる限界
速度以下であることが望ましく、その速度は塗液粘度に
依存するが、その周速度は5.0〜50m/minが望
ましい。
【0026】実施例2 図1に示すこの発明のロールコーティング塗装装置とし
て、バックアップロール3として直径700mmの鋼製
ロール、アプリケータロール2として直径250mmの
鋼製ロールに20mm厚のゴムライニングを施したロー
ル、ピックアップロール1として直径300mmの鋼製
ロール、補助ロール6として直径200mmの鋼製ロー
ルに20mmのゴムライニングを施したロールを用い、
幅1000mm厚さ0.5mmの鋼板4に塗布を行なっ
た。この際補助ロールの速度は、ライン速度との比で
0.2とした。また、アプリケータロール2とピックア
ップロール1に対する補助ロール5との間隙はそれぞれ
静止状態において、間隙なしで接触するように設定し
た。塗液は高分子ポリエステル系塗液で粘度は1.0P
a.S、表面張力は30dyn/cmのものを用いた。
高分子ポリエステル系塗液の塗布条件は、表1に示す条
件に対して行った。また、比較のため図7に示す従来の
基本的な鋼製のロールコーティング塗装装置の場合につ
いても同一条件で行った。その結果を表1に示す。な
お、表1中の周速比は、アプリケータロール/ピックア
ップロールのライン速度に対する比を示す。また、ピッ
クアップ状況の評価は、○が良好、△はピックアップは
不安定であるが塗膜性状に影響せず、×はピックアップ
は不安定で塗膜性状に重大な欠陥発生を示す。さらに、
塗膜平滑性は、平均粗度により評価したもので、*印部
では重大なロール目欠陥が発生したことを示す。
て、バックアップロール3として直径700mmの鋼製
ロール、アプリケータロール2として直径250mmの
鋼製ロールに20mm厚のゴムライニングを施したロー
ル、ピックアップロール1として直径300mmの鋼製
ロール、補助ロール6として直径200mmの鋼製ロー
ルに20mmのゴムライニングを施したロールを用い、
幅1000mm厚さ0.5mmの鋼板4に塗布を行なっ
た。この際補助ロールの速度は、ライン速度との比で
0.2とした。また、アプリケータロール2とピックア
ップロール1に対する補助ロール5との間隙はそれぞれ
静止状態において、間隙なしで接触するように設定し
た。塗液は高分子ポリエステル系塗液で粘度は1.0P
a.S、表面張力は30dyn/cmのものを用いた。
高分子ポリエステル系塗液の塗布条件は、表1に示す条
件に対して行った。また、比較のため図7に示す従来の
基本的な鋼製のロールコーティング塗装装置の場合につ
いても同一条件で行った。その結果を表1に示す。な
お、表1中の周速比は、アプリケータロール/ピックア
ップロールのライン速度に対する比を示す。また、ピッ
クアップ状況の評価は、○が良好、△はピックアップは
不安定であるが塗膜性状に影響せず、×はピックアップ
は不安定で塗膜性状に重大な欠陥発生を示す。さらに、
塗膜平滑性は、平均粗度により評価したもので、*印部
では重大なロール目欠陥が発生したことを示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1に示すとおり、図1に示すこの発明の
ロールコーティング塗装装置を用いた場合は、全ての高
速条件において、塗液パン4からのピックアップ不良は
防止でき、さらに、ピックアップロール1とアプリケー
タロール2間の空気の巻き込みを防ぐことが可能とな
り、従来の基本的な鋼製のロールコーティング塗装装置
(図10)に比べると、高速時において表面粗さを1/
3程度にすることができた。
ロールコーティング塗装装置を用いた場合は、全ての高
速条件において、塗液パン4からのピックアップ不良は
防止でき、さらに、ピックアップロール1とアプリケー
タロール2間の空気の巻き込みを防ぐことが可能とな
り、従来の基本的な鋼製のロールコーティング塗装装置
(図10)に比べると、高速時において表面粗さを1/
3程度にすることができた。
【0029】実施例3 実施例2と同様の状況において、高速塗布時の補助ロー
ルの回転速度を変化させて塗布を行なった。この際、ア
プリケータロールとピックアップロールの周速比はライ
ン速度に対して、それぞれ1.4、0.4とした。その
結果を従来の基本的な鋼製のロールコータ型塗装装置を
用いた場合と比較し、表2に示す。
ルの回転速度を変化させて塗布を行なった。この際、ア
プリケータロールとピックアップロールの周速比はライ
ン速度に対して、それぞれ1.4、0.4とした。その
結果を従来の基本的な鋼製のロールコータ型塗装装置を
用いた場合と比較し、表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】表2に示すとおり、補助ロールの周速度を
上昇させることによって、ピックアップ部や、ピックア
ップロールとアプリケータロール間への塗液供給が潤沢
となり、高速条件においても安定した操業が可能とな
り、平滑性の高い塗膜面が得られた。
上昇させることによって、ピックアップ部や、ピックア
ップロールとアプリケータロール間への塗液供給が潤沢
となり、高速条件においても安定した操業が可能とな
り、平滑性の高い塗膜面が得られた。
【0032】実施例4 図3に示すこの発明のロールコーティング塗装装置を用
い、膜厚が40μmのときのブレードの有無と塗膜面の
美麗度について比較した。実験条件は鋼板ライン速度3
0〜200m/min、鋼板ライン速度に対するピック
アップロールの周速比は0.4、アプリケータロール周
速比は1.4、塗液粘度は200mPa・sである。そ
の結果を表3に示す。なお、表3中の塗膜面の美麗度の
◎は塗装性良好、△は塗装性やや不良、×は塗装性不良
を示す。
い、膜厚が40μmのときのブレードの有無と塗膜面の
美麗度について比較した。実験条件は鋼板ライン速度3
0〜200m/min、鋼板ライン速度に対するピック
アップロールの周速比は0.4、アプリケータロール周
速比は1.4、塗液粘度は200mPa・sである。そ
の結果を表3に示す。なお、表3中の塗膜面の美麗度の
◎は塗装性良好、△は塗装性やや不良、×は塗装性不良
を示す。
【0033】
【表3】
【0034】表3に示すとおり、従来までのブレード未
装着の場合は、被塗工材ライン速度が50m/min以
上で塗装欠陥が生じたが、本発明によるブレードを装着
することにより、ライン速度を高速化したときにも美麗
な塗装面が得られた。
装着の場合は、被塗工材ライン速度が50m/min以
上で塗装欠陥が生じたが、本発明によるブレードを装着
することにより、ライン速度を高速化したときにも美麗
な塗装面が得られた。
【0035】実施例5 図4に示すこの発明のロールコーティング塗装装置、図
14に示すノズルによりピックアップロールとアプリケ
ータロール間に塗液を盛り上げるロールコーティング塗
装装置ならびに図7に示す従来一般的なロールコーティ
ング塗装装置を用い、塗液粘度を種々変化させた場合の
塗膜面の美麗度を比較した。この実験条件は鋼板ライン
速度は110m/min、ピックアップロール周速度は
44m/min(周速比0.4)、アプリケータロール
は154m/min(周速比1.4)である。その結果
を表4に示す。なお、表4中のピックアップ状況欄の◎
は良好、○はやや良好、△はやや不良、×は不良を示
す。
14に示すノズルによりピックアップロールとアプリケ
ータロール間に塗液を盛り上げるロールコーティング塗
装装置ならびに図7に示す従来一般的なロールコーティ
ング塗装装置を用い、塗液粘度を種々変化させた場合の
塗膜面の美麗度を比較した。この実験条件は鋼板ライン
速度は110m/min、ピックアップロール周速度は
44m/min(周速比0.4)、アプリケータロール
は154m/min(周速比1.4)である。その結果
を表4に示す。なお、表4中のピックアップ状況欄の◎
は良好、○はやや良好、△はやや不良、×は不良を示
す。
【0036】
【表4】
【0037】表4に示すとおり、図14に示すノズルに
よりピックアップロールとアプリケータロール間に塗液
を盛り上げるロールコーティング塗装装置ならびに図7
に示す従来一般的なロールコーティング塗装装置を用い
た場合に比較し、図4に示すこの発明のロールコーティ
ング塗装装置を用いた場合は、塗液全ての粘度範囲にお
いて美麗な塗装面を得ることができた。なお、図5に示
す補助ロールを用いたこの発明のロールコーティング塗
装装置の場合にも、表3および表4に示す実験結果と同
様の傾向がみられた。したがって、予備ロールは高速か
つ美麗な塗装面を得るためには有効な方法である。
よりピックアップロールとアプリケータロール間に塗液
を盛り上げるロールコーティング塗装装置ならびに図7
に示す従来一般的なロールコーティング塗装装置を用い
た場合に比較し、図4に示すこの発明のロールコーティ
ング塗装装置を用いた場合は、塗液全ての粘度範囲にお
いて美麗な塗装面を得ることができた。なお、図5に示
す補助ロールを用いたこの発明のロールコーティング塗
装装置の場合にも、表3および表4に示す実験結果と同
様の傾向がみられた。したがって、予備ロールは高速か
つ美麗な塗装面を得るためには有効な方法である。
【0038】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明のロールコ
ーティング装置によれば、アプリケータロールを高速で
回転した時に生じる塗装欠陥が解消され、高速操業にお
いて平滑性の高い美麗な塗装面の生産が可能で、産業上
極めて有効な効果がもたらされる。
ーティング装置によれば、アプリケータロールを高速で
回転した時に生じる塗装欠陥が解消され、高速操業にお
いて平滑性の高い美麗な塗装面の生産が可能で、産業上
極めて有効な効果がもたらされる。
【図1】この発明のアプリケータロール表面およびピッ
クアップロール表面に同時に接触させ、かつ塗液パンに
一部を浸漬させた補助ロールを回転可能に設けたロール
コーティング装置の説明図である。
クアップロール表面に同時に接触させ、かつ塗液パンに
一部を浸漬させた補助ロールを回転可能に設けたロール
コーティング装置の説明図である。
【図2】図1の補助ロールによるピックアップ不良防止
の概略説明図である。
の概略説明図である。
【図3】図1の補助ロールによるアプリケータロールと
ピックアップロール間への同伴空気の侵入防止の概略説
明図である。
ピックアップロール間への同伴空気の侵入防止の概略説
明図である。
【図4】この発明のアプリケータロールに近接してブレ
ードを設けると共に、ブレードに塗液を供給する手段を
設けたロールコーティング装置の説明図である。
ードを設けると共に、ブレードに塗液を供給する手段を
設けたロールコーティング装置の説明図である。
【図5】この発明のアプリケータロールに接しかつ塗液
パンに一部を浸漬させた補助ロールを設けたロールコー
ティング装置の説明図である。
パンに一部を浸漬させた補助ロールを設けたロールコー
ティング装置の説明図である。
【図6】この発明の気泡抑制用案内板の取付け説明図で
ある。
ある。
【図7】従来の一般的なロールコーティング装置の説明
図である。
図である。
【図8】鋼板引き込み法での接触角の説明図で、(a)
は静的接触角、(b)は動的接触角、(c)は動的接触
角である。
は静的接触角、(b)は動的接触角、(c)は動的接触
角である。
【図9】ピックアップ不良の模式図で、(a)図はピッ
クアップ良好、(b)図はピックアップ不良を示す。
クアップ良好、(b)図はピックアップ不良を示す。
【図10】ロールコータでの接触角の説明図で、(a)
はアプリケータロールの周速度が遅い場合の静的接触
角、(b)はアプリケータロールの周速度が早い場合の
動的接触角である。
はアプリケータロールの周速度が遅い場合の静的接触
角、(b)はアプリケータロールの周速度が早い場合の
動的接触角である。
【図11】特開昭63−143963号公報に開示のロ
ールコーティング装置の説明図である。
ールコーティング装置の説明図である。
【図12】実開昭63−126074号公報に開示のロ
ールコーティング装置の説明図である。
ールコーティング装置の説明図である。
【図13】特開昭63−27069号公報に開示のロー
ルコーティング装置の説明図である。
ルコーティング装置の説明図である。
【図14】特開平2−174961号公報に開示のロー
ルコーティング装置の説明図である。
ルコーティング装置の説明図である。
1、11、21、31、51、61、71、81、9
1、101 ピックアップロール 2、12、22、32、62、72、82、92、10
2 アプリケータロール 3、13、23、33、93 バックアップロール 4、14、24、34、41、94 鋼板 5、15、25、35、75、105 塗液パン 6、26、86 補助ロール 16 ブレード 17 ポンプ 18 案内板 52 塗液 76 案内部材 95 塗液供給部 96 ミリタリーロール 106 盛り上げ用ノズル
1、101 ピックアップロール 2、12、22、32、62、72、82、92、10
2 アプリケータロール 3、13、23、33、93 バックアップロール 4、14、24、34、41、94 鋼板 5、15、25、35、75、105 塗液パン 6、26、86 補助ロール 16 ブレード 17 ポンプ 18 案内板 52 塗液 76 案内部材 95 塗液供給部 96 ミリタリーロール 106 盛り上げ用ノズル
Claims (4)
- 【請求項1】 複数本のロールを用いて被塗工材に塗液
を塗布するロールコーティング装置において、アプリケ
ータロール表面およびピックアップロール表面に同時に
接触し、かつ塗液パンに一部を浸漬させた補助ロールを
回転可能に配設したことを特徴とするロールコーティン
グ装置。 - 【請求項2】 複数本のロールを用いて被塗工材に塗液
を塗布するロールコーティング装置において、アプリケ
ータロール表面およびピックアップロール表面に同時に
接触し、かつ塗液パンに一部を浸漬させた補助ロールを
回転可能に配設し、被塗工材のライン速度V1とアプリ
ケータロールの周速Vaおよび補助ロールの周速Vhが、
(Va/V1)=1.1〜1.5 (Vh/V1)=0.2
〜0.5を満足させることを特徴とするロールコーティ
ング装置。 - 【請求項3】 複数本のロールを用いて被塗工材に塗液
を塗布するロールコーティング装置において、被塗工材
に塗液を塗布したアプリケータロールが被塗工材と離反
しピックアップロールと接するまでの区間に、前記アプ
リケータロールに近接してブレードを設けると共に、ブ
レードに塗液を供給する手段を設けたことを特徴とする
ロールコーティング装置。 - 【請求項4】 複数本のロールを用いて被塗工材に塗液
を塗布するロールコーティング装置において、被塗工材
に塗液を塗布したアプリケータロールが被塗工材と離反
しピックアップロールと接するまでの区間に、前記アプ
リケータロールに接しかつ塗液パンに一部を浸漬させた
補助ロールを設けたことを特徴とするロールコーティン
グ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34164493A JP2874542B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ロールコーティング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34164493A JP2874542B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ロールコーティング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07163923A true JPH07163923A (ja) | 1995-06-27 |
| JP2874542B2 JP2874542B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=18347692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34164493A Expired - Lifetime JP2874542B2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ロールコーティング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2874542B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101132667B1 (ko) * | 2009-12-30 | 2012-04-03 | 주식회사 포스코 | 강판의 코팅 방법 |
| JP2021151631A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-30 | 日本製鉄株式会社 | ロールコータ式塗装装置 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP34164493A patent/JP2874542B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101132667B1 (ko) * | 2009-12-30 | 2012-04-03 | 주식회사 포스코 | 강판의 코팅 방법 |
| JP2021151631A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-30 | 日本製鉄株式会社 | ロールコータ式塗装装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2874542B2 (ja) | 1999-03-24 |
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