JPH07165347A - 画像形成装置の用紙搬送装置 - Google Patents

画像形成装置の用紙搬送装置

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JPH07165347A
JPH07165347A JP5341888A JP34188893A JPH07165347A JP H07165347 A JPH07165347 A JP H07165347A JP 5341888 A JP5341888 A JP 5341888A JP 34188893 A JP34188893 A JP 34188893A JP H07165347 A JPH07165347 A JP H07165347A
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JP
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roller
sheet
rod
roller member
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JP5341888A
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English (en)
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Toshikazu Takubo
俊和 田窪
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送ローラ装置を駆動ローラと丸棒状のピン
チローラにより構成した装置において、小サイズの用紙
に対しても棒状ローラ部材の回転による搬送作用を発揮
させ、用紙がスキューを生じなくする。 【構成】 用紙搬送路に配置する搬送ローラ装置10
は、駆動軸12に対してローラ部材15〜19を串刺し
状に設けた駆動ローラ11と、丸棒状の部材を軸受けを
介して回転可能に設けた棒状ローラ部材20を対向させ
て配置する。前記棒状ローラ部材20では、用紙搬送路
の搬送の基準線Kと反対側のローラ部材19に対応させ
て、ゴム等を巻き付けて構成した摩擦部材25を配置し
ており、ローラ部材の回転を摩擦部材25を介して棒状
ローラ部材に伝達する。そして、棒状ローラ部材が湾曲
した状態で、小サイズの用紙の基準線と反対側の側部に
対してニップ圧力が小さい場合にも、正確な搬送作用が
付与される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置の用紙搬送路に配置する搬送ローラ装置に関
し、特に、ピンチローラを丸棒状の部材で構成した際
に、駆動ローラの回転にしたがってピンチローラを回転
させ、両ローラ部材の間で用紙に対するニップ圧力が均
一に設定されない状態でも、用紙の搬送作用を良好な状
態で行い得るようにする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機やプリンタ等の画像形成
装置においては、給紙部に配置した給紙トレイ等の給紙
部材から用紙を送り出し、用紙搬送路に設けた搬送ロー
ラ装置を用いて画像記録部に向けて搬送する手段を構成
している。前記画像形成装置の用紙搬送路に配置される
搬送ローラ装置としては、例えば、実開昭64−430
38号公報や、実開平3−23135号公報等に示され
るように、ピンチローラと駆動ローラの2つの対向させ
て配置するローラ部材を、軸に対して複数串刺し状に設
けたもので構成したものが用いられている。前記従来例
に示されるように、用紙搬送路の幅方向の両側部で軸受
けにより支持し、ピンチローラの軸に付勢手段を設け
て、両ローラ部材の間にニップ圧力を設定しようとする
場合には、用紙搬送路の中央部と側部では、軸が湾曲す
ることによりニップ圧力が異なる値になるという問題が
ある。
【0003】そこで、前記従来例では、搬送ローラ装置
の軸が湾曲して、中央部のローラ部材のニップ圧力が小
さくなった状態でも、用紙に対する搬送作用を良好に発
揮できるようにする手段を設けている。例えば、実開昭
64−43038号公報に示される例では、駆動ローラ
とピンチローラの2つのローラ部材を、用紙搬送路の中
央部では大径に、用紙搬送路の側部では小径となるよう
に構成し、軸が湾曲した状態でも、用紙に対する送り作
用を良好に行い得るように構成している。また、実開平
3−23135号公報に示される例では、用紙搬送路の
中央部に位置するローラ部材を硬度の大きな部材で構成
し、用紙搬送路の側部に位置するローラ部材を硬度の小
さい部材で構成したものを用いることが開示されてい
る。そして、前述したような構成のローラ部材を用いる
ことにより、駆動ローラに対してピンチローラを押圧す
る際に、ピンチローラのローラ軸が湾曲しても、用紙の
幅方向でのニップ圧力を一定の値に維持でき、用紙がス
キュー(斜め送り)等を生じたりすることがないように
される。
【0004】また、前記従来例に示されるように、2つ
の対向して配置するローラ装置を、ピンチローラの軸に
対してローラ部材を串刺し状に設けることに代えて、ピ
ンチローラを丸棒状の部材で構成し、搬送ローラ装置の
構成を簡素化することが提案されている。前記搬送ロー
ラ装置としては、例えば、図4に示されるように構成す
るもので、用紙搬送路1に対して設ける用紙搬送装置5
を、用紙の搬送方向に所定の間隔を介して搬送ローラ装
置を配置することにより構成したものを用いている。前
記用紙搬送装置においては、各搬送ローラ装置6、7、
10をローラ部材を駆動軸に対して串刺し状に設けた駆
動ローラと、丸棒状のピンチローラを対向させて配置
し、両部材の間に用紙を挟持する状態で搬送作用を行う
機構を構成している。また、前記用紙搬送装置5におい
て、特に用紙に対する搬送作用を強く発揮させる搬送ロ
ーラ装置10では、駆動ローラ11と棒状ローラ部材2
0の間でのニップ圧力を強く設定し、用紙に対する搬送
作用を良好な状態で行い得るように構成している。前記
搬送ローラ装置でのニップ圧力を設定するためには、従
来の搬送ローラ装置の場合と同様に、棒状ローラ部材の
軸端部にスプリング等を配置して、棒状ローラ部材を駆
動ローラのローラ部材に対して押圧する手段を設けるこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記図4に
示されるように、ピンチローラを駆動ローラに対して付
勢する手段を構成する場合に、駆動ローラに対向させて
配置する棒状ローラ部材20では、軸が湾曲することに
より、駆動ローラのローラ部材15〜19のそれぞれに
対して、棒状ローラ部材の該当する部分のニップ圧力が
均一にならないという問題が発生する。例えば、図5に
示されるように、駆動ローラ11を駆動軸12に対して
複数のローラ部材15〜19として設けた場合に、棒状
ローラ部材20に対して軸の端部にスプリング等の付勢
手段(図示を省略)を設けて駆動ローラに向けて押圧す
る手段を構成すると、図示されるように、棒状ローラ部
材20が湾曲する状態となる。そして、前記駆動ローラ
に設けたローラ部材に対して、棒状ローラ部材のローラ
部材に対応する部分では、用紙搬送路の両側の部分が大
きなニップ圧力を発揮するが、用紙搬送路の中央部では
棒状ローラ部材がローラ部材から離間して、用紙をニッ
プできない状態となる。
【0006】そこで、前記用紙搬送装置において、用紙
搬送路の一方の側部に基準線Kを設定して、サイドレジ
方式の用紙搬送装置を構成する場合に、搬送可能な最大
サイズであるA3サイズの用紙は、用紙搬送路の幅方向
の両側のローラ部材15、19により、大きなニップ圧
力を加える状態で搬送されるので、用紙の中央部ではほ
とんどニップされない状態でも、正確な搬送作用が付与
され、用紙がスキューを生じたりすることがない。これ
に対して、A4サイズのような小サイズの用紙では、基
準線K側のローラ部材15ではピンチローラとの間で大
きなニップ圧力を設定するが、用紙の他端部が位置する
ローラ部材17では、用紙がローラ部材に接するのみの
状態となり、ローラ部材による搬送作用が行われにくい
状態となる。特に、ピンチローラを金属の棒状部材で構
成しているので、その棒状ローラ部材の表面を正確に滑
らかな面として構成すると、ローラ部材に接しても棒状
ローラ部材を正確に回転させることが困難な場合が多く
生じる。したがって、小サイズの用紙は、基準線側の側
部でのみ搬送作用が行われるので、スキューが発生する
率が高くなるという問題がある。さらに、棒状ローラ部
材を用いた搬送ローラ装置では、ローラ部材の回転に追
従させてもピンチローラを回転させることが困難になる
ことがあり、駆動ローラと棒状ローラ部材の間に小サイ
ズの用紙がニップされた状態では、駆動ローラのローラ
部材のみが用紙に対する搬送作用を発揮し、棒状ローラ
部材が回転しないという状態が発生して、用紙搬送作用
が良好に行われないという問題がある。
【0007】前述したような問題を解消するためには、
例えば、前記従来例の公報等に示されたように、駆動ロ
ーラの軸に串刺し状に配置するローラ部材を、中央部で
は硬度の大きなもので構成し、両端部では硬度の小さな
もので構成することができる。また、前記ローラ部材を
中央部のものを大径に、両端部のものを小径に構成する
ことによっても、用紙の幅方向でのニップ圧力が異なる
問題に対応させることが可能である。しかしながら、駆
動軸に設けるローラ部材の性質を異なるものとして構成
することは、駆動ローラの製造に際して、サイズや種類
の異なるローラ部材を準備し、軸に対してローラ部材を
それぞれの対応位置に固定することが必要となるため
に、駆動ローラの製造コストが上昇する等の問題があ
る。そして、前述したような駆動ローラを設けること
は、画像形成装置の製造コストにも大きな影響が発生す
る。また、ローラ部材を串刺し状に配置した駆動ローラ
に対応させて、丸棒状の棒状ローラ部材を使用する場合
には、ピンチローラが剛体であることから、従来例のよ
うに、ゴムローラを対向させて構成した装置の場合とは
異なる性質のローラ部材を開発することが要求され、実
際の画像形成装置に組み込むためには、解決を要する問
題が多く残っている。
【0008】
【発明の目的】本発明は、駆動軸にローラ部材を串刺し
状に設けた駆動ローラに対して、丸棒状のピンチローラ
を対向させて配置して構成した搬送ローラ装置における
用紙搬送作用の問題を解消するもので、ピンチローラに
対して駆動ローラのローラ部材に対する摩擦力を増大す
る手段を配置し、小サイズの用紙を搬送する際にも、ピ
ンチローラを駆動ローラに追従させて回転させることに
より、用紙に対する搬送作用を良好な状態で発揮できる
ようにする画像形成装置の用紙搬送装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動ローラに
対してピンチローラを押圧し、用紙の搬送作用を行う搬
送ローラ装置を用紙搬送路に沿って所定の間隔で配置し
てなる用紙搬送装置に関する。本発明においては、前記
駆動ローラを、駆動軸に対してローラ部材を串刺し状に
設けたもので構成し、ピンチローラを円形断面の棒状部
材で構成し、駆動ローラに対してピンチローラを押圧す
る手段を構成するとともに、前記ピンチローラには、搬
送される最小サイズの用紙の外側の部分で、駆動ローラ
のローラ部材に対応する位置に摩擦力を増大する手段を
設け、駆動ローラの回転をピンチローラに対して伝達す
る手段を構成している。また、本発明において、前記ピ
ンチローラに設ける摩擦力増大手段は、ローラ部材の外
周部にゴム等を一体に設けて構成することができる。
【0010】
【作用】前述したように、駆動ローラに対してピンチロ
ーラを押圧する手段を組み合わせて搬送ローラ装置を構
成した場合に、駆動ローラの駆動軸に対して同一のロー
ラ部材を串刺し状に取り付け、ピンチローラに対しては
軸端部でスプリング等により付勢する手段を配置し、両
ローラ部材の間に所定の値のニップ圧力を設定できるよ
うにする。また、用紙搬送路をサイドレジ方式の装置と
して構成した場合に、小サイズの用紙がニップされない
端部のローラ部材に対応させて、棒状ローラ部材に対し
て摩擦力を増大させる手段を設けて、ピンチローラが駆
動ローラに追従して回転されるような手段を構成してい
る。前記棒状ローラ部材に設ける摩擦力増大手段として
は、棒状ローラ部材に対してゴムリング等の部材を巻き
付けて構成すること、または、棒状ローラ部材の表面に
粗面加工等を施す手段等により構成することができる。
さらに、用紙搬送路がセンターレジ方式の装置の場合に
は、用紙搬送路の両側端部に位置するローラ部材に対応
させて、棒状ローラ部材の表面に摩擦力を増大する手段
を設けることにより、小サイズの用紙が用紙搬送路の中
央部を搬送される状態でも、駆動ローラの回転に追従さ
せて棒状ローラ部材を回転させ、用紙搬送作用を良好な
状態で行うことができる。
【0011】
【実施例】図示される例にしたがって本発明の画像形成
装置の用紙搬送装置を説明する。図1に示される例は、
前記図4の用紙搬送装置と同様に、用紙搬送路1に沿っ
て用紙を搬送する装置を構成しているもので、前記用紙
搬送路1は、電子写真複写機やプリンタ等の画像形成装
置における用紙搬送路として構成することができる。前
記用紙搬送路1では、用紙の搬送の際の位置決めを行う
基準線Kを、一方の側部に設定しており、搬送される用
紙は、A4サイズ等の小サイズの用紙でも、A3サイズ
等の大サイズの用紙等でも、基準線Kに一方の側面を位
置決めする状態で搬送するサイドレジ方式の装置として
構成している。前記用紙搬送路1では、複数の搬送ロー
ラ装置6、7、10を所定の間隔で配置しており、各搬
送ローラ装置では、駆動軸に対してローラ部材を串刺し
状に配置した駆動ローラと、丸棒状のピンチローラ20
を対向させて配置し、両ローラ部材の間に用紙を挟持す
る状態で搬送作用を行う機構を構成している。
【0012】前記用紙搬送路に配置する複数の搬送ロー
ラ装置のうち、搬送ローラ装置6、7では、駆動ローラ
6a、7aを駆動軸にローラ部材を設けたもので構成す
る。また、他方の棒状ローラ部材6b、7bとしては、
例えば、丸棒状の部材を両端部に配置した軸受けを介し
て自由な回転を許容する状態で設け、駆動ローラの回転
にしたがって棒状ローラ部材が回転する方式の搬送手段
を構成する。前記搬送ローラ装置6、7の間に配置され
る搬送ローラ装置10は、用紙に対する搬送力を強く発
揮できるものとして構成されており、搬送ローラ装置
6、7に比較して駆動ローラを構成するローラ部材の搬
送作用を正確に行い得て、スキュー等が生じにくいもの
とされる。前記搬送ローラ装置10は、図2にも示され
るように、用紙搬送路を規定する両側のフレーム2、3
に対して、駆動ローラ11と棒状ローラ部材20に対す
る軸受けを介して支持するが、駆動ローラ11の軸を支
持する軸受け14、14aは固定位置に配置される。ま
た、棒状ローラ部材20を支持する軸受け21、21a
は、図示を省略したスプリング等の付勢手段を介して、
棒状ローラ部材を駆動ローラに向けて押圧する手段を設
けて、駆動ローラの軸受け方向に若干の移動を許容する
状態に設けられる。
【0013】前記搬送ローラ装置10において、駆動ロ
ーラ11は駆動軸12の端部に駆動ギヤ13を配置し
て、用紙搬送路に配置する駆動機構により駆動される手
段を構成する。前記駆動軸12には、所定の間隔を介し
てローラ部材15〜19を串刺し状に設けており、それ
等のローラ部材は一般の画像形成装置の用紙搬送路に配
置する搬送ローラ装置と同様に、比較的硬質のゴム等に
より構成される。また、前記駆動ローラに対向して配置
される棒状ローラ部材20は、直径が7〜10mm程度の
金属製の丸棒で構成されるが、比較的剛性の大きな丸パ
イプ状の部材を用いることもできる。前記棒状ローラ部
材20は、基準線とは反対側のローラ部材19に対応す
る位置に、摩擦部材25を設けて、駆動ローラのローラ
部材により棒状ローラ部材を正確に駆動できるようにす
る手段を構成している。前記棒状ローラ部材20に設け
る摩擦部材25は、例えば、ゴムリングを巻き付ける手
段により構成することができるもので、その他に、ゴム
等のような摩擦係数の大きな部材を棒状ローラ部材の表
面一体に取り付けることによっても構成することができ
る。さらに、前記摩擦部材としては、金属製の棒状ロー
ラ部材の表面にローレット加工等により粗面を形成する
ことや、軸方向に浅い溝を所定の間隔で構成すること等
の任意の手段により構成することができる。
【0014】前述したようにして棒状ローラ部材20に
対して、基準線とは反対の側のローラ部材に対応する位
置に、摩擦部材25を配置する場合に、前記摩擦部材2
5とローラ部材19が位置する部分は、例えば、大サイ
ズのA3の用紙の端部が通過する部分となる。前記摩擦
部材が位置する部分では、大サイズの用紙はローラ部材
19と摩擦部材25の間で挟持されて、用紙を介して駆
動ローラの回転を棒状ローラ部材に伝達するので、搬送
ローラ装置での用紙に対する搬送作用は正確に発揮され
る。これに対して、A4サイズの用紙、またはそれより
も小サイズの用紙では、用紙の基準線K側の端部ではロ
ーラ部材15と棒状ローラ部材の間、および、ローラ部
材19と棒状ローラ部材の間ででは、棒状ローラ部材が
湾曲した状態でもニップ作用が正確に発揮されるもの
の、用紙搬送路の幅方向の中央部では、ローラ部材17
の位置で棒状ローラ部材の湾曲によりニップ圧力が最も
小さい値となり、ローラ部材16、18に対応する位置
では、ニップ圧力が比較的小さい値となる。これに対し
て、棒状ローラ部材を太い棒状材料を用いて構成すれ
ば、棒状ローラ部材が湾曲することを防止できるもの
の、実際には、棒状ローラ部材が湾曲する程度のものを
使用しないと、用紙搬送装置の重量や、駆動力の点で対
処できない。
【0015】前述したように、本発明の搬送ローラ装置
では、用紙を介してローラ部材の回転が棒状ローラ部材
に伝達される能力が低下するが、端部のローラ部材19
と棒状ローラ部材20に設けた摩擦部材25との間で、
ローラ部材の回転を棒状ローラ部材に伝達する作用を発
揮し、棒状ローラ部材は駆動ローラの回転に追従して駆
動される機構を構成している。そして、小サイズの用紙
の基準線と反対側の側部では、棒状ローラ部材20とロ
ーラ部材17との間でのニップ圧力が小さくなっても、
駆動ローラと棒状ローラ部材とが連動して回転されるの
で、用紙が接するいずれかのローラ部材により、用紙に
対する搬送作用が行われる。したがって、小サイズの用
紙に対しても、駆動ローラと棒状ローラ部材による用紙
の幅方向で均一な駆動作用が付与されることになるため
に、用紙はスキューを生じたりすることなしに、正確な
搬送作用が付与されることになる。
【0016】また、本発明の搬送ローラ装置に用いる棒
状ローラ部材の連動手段は、センターレジ方式の用紙搬
送路に対しても適用が可能である。図3に示される例
は、用紙搬送路内での用紙の搬送の基準線Kを、用紙搬
送路の幅方向の中心に設定し、小サイズの用紙と大サイ
ズの用紙のいずれもが、幅方向の中心を基準線Kに一致
させる状態で搬送する。したがって、A4サイズのよう
な小サイズの用紙は、中央部のローラ部材17を中心に
して、その両側のローラ部材16、18と、棒状ローラ
部材との間でニップされ、搬送作用が付与される状態と
なる。そこで、前記図3に示される搬送ローラ装置10
では、駆動ローラの両端部のローラ部材15、19に対
応させて、棒状ローラ部材20に対して摩擦部材25、
26を設けて、駆動ローラの回転に棒状ローラ部材を追
従させる手段を構成している。前記棒状ローラ部材20
に設ける摩擦部材25、26は、前記図2に示した摩擦
部材と同様に、ゴム等を一体に巻き付けて設けること
や、棒状ローラ部材の表面に粗面加工を施す等の任意の
手段を用いて構成することができる。なお、前記図3に
示される搬送ローラ装置10では、駆動ローラと棒状ロ
ーラ部材20の構成、および、軸受けと駆動手段の構成
は、前記図2の場合と同様に構成しているものであり、
用紙搬送路に配置して用紙に対する搬送作用を行うこと
も同様に設定される。
【0017】前記図3に示される例では、用紙搬送路を
通過する大サイズのA3の用紙等は、駆動ローラのロー
ラ部材15〜19の全てに対応する位置で、搬送作用を
受けるので、正常な搬送作用が行われる。これに対し
て、A4サイズのような小サイズの用紙は、ニップ圧力
の弱いローラ部材の部分で搬送作用を受けることになる
が、棒状ローラ部材は摩擦部材の部分を介して駆動ロー
ラの回転に正確に追従するので、棒状ローラ部材に対し
て用紙が滑りを生じたりすることがなく、駆動ローラの
ローラ部材と棒状ローラ部材により用紙の搬送作用が幅
方向で均一に発揮される。したがって、駆動ローラのロ
ーラ部材の両端部のものに対応させて、棒状ローラ部材
に摩擦部材を設けた場合にも、搬送される用紙に対して
は幅方向で偏った搬送力が付与されることはなく、用紙
にスキュー等が生じない状態で搬送することができる。
【0018】なお、前記本発明の実施例において、大サ
イズの用紙をA3で、小サイズの用紙をA4で代表させ
て説明したが、前記用紙のサイズはその画像形成装置で
使用可能な任意のサイズを対象とすることができる。ま
た、前記画像形成装置で使用される用紙のサイズに対し
て、最大サイズのものを大サイズとし、使用可能な最小
サイズ、または、B5サイズの用紙等を小サイズとして
設定し、その用紙のサイズに対応させて棒状ローラ部材
に摩擦部材を設けることができる。さらに、前記棒状ロ
ーラ部材を構成する金属材料と、駆動ローラのローラ部
材を構成する弾性部材とは、従来の画像形成装置の用紙
搬送路に配置する搬送ローラ装置と同様な部材を使用す
ることができる。前述したような構成の搬送ローラ装置
は、用紙搬送路に配置する任意の搬送ローラ装置に適用
することが可能であり、画像形成装置の他に、用紙を搬
送する装置の任意のものに組み込むことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の画像形成装置の用紙搬送装置
は、前述したように、駆動ローラに対して棒状ローラ部
材を押圧する手段を組み合わせて搬送ローラ装置を構成
しているものであるから、駆動ローラに対して棒状ロー
ラ部材の軸端部に配置したスプリング等により付勢する
手段を配置し、両ローラ部材の間に所定の値のニップ圧
力を設定できるようにする。また、用紙搬送路をサイド
レジ方式の装置として構成した場合に、最小サイズの用
紙がニップされない端部のローラ部材に対応させて、棒
状ローラ部材に対して摩擦力を増大させる手段を設けて
いるので、棒状ローラ部材が駆動ローラに追従して回転
されるようにすることができる。そして、駆動ローラの
ローラ部材と棒状ローラ部材の間でニップ圧力が弱い部
分があっても、ローラ部材と棒状ローラ部材のいずれか
に接する用紙を、ローラ部材が棒状ローラ部材により搬
送作用を行うので、用紙が駆動手段に対して滑りを生じ
ることがなく、搬送作用を良好に発揮できる。したがっ
て、用紙搬送路内を搬送される用紙がスキューを生じた
りすることがなく、正確な搬送作用を行うことが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の用紙搬送装置の構成を示す斜視図で
ある。
【図2】 本発明の搬送ローラ装置の構成を示す説明図
である。
【図3】 本発明の第2の実施例の説明図である。
【図4】 本発明の対象とする先行例の構成を示す斜視
図である。
【図5】 図4の搬送ローラ装置の構成を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 用紙搬送路、 5 用紙搬送装置、6・7・1
0 搬送ローラ装置、 11 駆動ローラ、12
駆動軸、 15〜19 ローラ部材、20 棒状
ローラ部材、 25・26 摩擦部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ローラに対してピンチローラを押圧
    し、用紙の搬送作用を行う搬送ローラ装置を用紙搬送路
    に沿って所定の間隔で配置してなる用紙搬送装置におい
    て、 前記駆動ローラを、駆動軸に対してローラ部材を串刺し
    状に設けたもので構成し、ピンチローラを円形断面の棒
    状部材で構成し、ピンチローラを駆動ローラに対して押
    圧する手段を構成するとともに、 前記ピンチローラには、搬送される最小サイズの用紙の
    外側の部分で、駆動ローラのローラ部材に対応する位置
    に摩擦力を増大する手段を設け、 駆動ローラの回転をピンチローラに対して伝達する手段
    を構成することを特徴とする画像形成装置の用紙搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ピンチローラに設ける摩擦力増大手
    段は、ローラ部材の外周部にゴム等を一体に設けた摩擦
    部材により構成することを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置の用紙搬送装置。
JP5341888A 1993-12-13 1993-12-13 画像形成装置の用紙搬送装置 Pending JPH07165347A (ja)

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JP5341888A Pending JPH07165347A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 画像形成装置の用紙搬送装置

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JP (1) JPH07165347A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011001166A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Kyocera Mita Corp 搬送装置及び該搬送装置を組み込んだ画像形成装置
CN102849479A (zh) * 2012-03-30 2013-01-02 吴江华尔美特装饰材料有限公司 印压输送装置
JP2015022117A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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