JPH0716544U - ケーブルの引張端部 - Google Patents
ケーブルの引張端部Info
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- JPH0716544U JPH0716544U JP4624393U JP4624393U JPH0716544U JP H0716544 U JPH0716544 U JP H0716544U JP 4624393 U JP4624393 U JP 4624393U JP 4624393 U JP4624393 U JP 4624393U JP H0716544 U JPH0716544 U JP H0716544U
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Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テンションメンバを有するケーブルにおい
て、現場で短時間に製作することができる引張端部を提
供する。 【構成】 アイボルト12の軸部に適当な長さの金属製
スリーブ13が、軸心を一致させ溶接等の方法で固着さ
れており、このスリーブ13の中心孔内に、光ファイバ
ケーブル10端部から突出された非金属テンションメン
バ11が挿入されている。また、この孔の空隙部に硬化
時間の短いエポキシ樹脂14が注入硬化され、スリーブ
13とテンションメンバ11とが一体的に固定されてい
る。さらに光ファイバケーブル10の端部には、防水保
護のためにPVCテープの巻回層15が設けられてお
り、このようなケーブル端部からスリーブ13付きのア
イボルト12にかけてその外側には、ワイヤネット16
が被せられている。
て、現場で短時間に製作することができる引張端部を提
供する。 【構成】 アイボルト12の軸部に適当な長さの金属製
スリーブ13が、軸心を一致させ溶接等の方法で固着さ
れており、このスリーブ13の中心孔内に、光ファイバ
ケーブル10端部から突出された非金属テンションメン
バ11が挿入されている。また、この孔の空隙部に硬化
時間の短いエポキシ樹脂14が注入硬化され、スリーブ
13とテンションメンバ11とが一体的に固定されてい
る。さらに光ファイバケーブル10の端部には、防水保
護のためにPVCテープの巻回層15が設けられてお
り、このようなケーブル端部からスリーブ13付きのア
イボルト12にかけてその外側には、ワイヤネット16
が被せられている。
Description
【0001】
本考案は、テンションメンバを有するケーブルの引張端部に関する。
【0002】
従来から、管路引入れや架設の際の張力に耐えるように、中心に鉄線等のテン ションメンバを配置したケーブルが使用されている。また、電磁誘導による鉄損 や発熱を避けかつ軽量化を図る目的で、光ファイバケーブルのテンションメンバ として、鉄線等の金属線に代え、繊維強化プラスチック(FRP)やケブラー (米国デュポン社のポリアラミッド繊維の商品名)のような高抗張力プラスチッ クの繊維集束物または線状体の使用が検討されている。
【0003】 ところで、このような非金属のテンションメンバを有するケーブルでは、テン ションメンバを直接かしめることができないため、以下に示すように、エポキシ 系の樹脂を用いてケーブルの引張端部が形成されている。すなわち、従来の引張 端部においては、図3に示すように、ケーブル1の端部から50mm程度露出された 非金属テンションメンバ2の外側に、ケーブルシース3上に融着されたアルミ/ ポリエチレンラミネートテープ層4に跨がって、先端部にアイボルト5が取付け られた金属製キャップ6が被せられている。そして、この金属製キャップ6内に エポキシ樹脂7が充填されており、エポキシ樹脂7の硬化物により金属製キャッ プ6と非金属テンションメンバ2とが固着されている。また、金属製キャップ6 の基端部の上には、ケーブルシース3に跨がって、ポリ塩化ビニル(PVC)テ ープの巻回層8のような防水保護層が設けられている。なお、図中符号9は、ア イボルト5を金属製キャップ6に取付けるための六角ナットを示す。
【0004】
しかしながらこのような従来からのケーブル引張端部においては、エポキシ樹 脂を多量に必要とし硬化に時間がかかるため、現場でケーブル1を切断して引張 端部を製作するには、時間がかかりすぎるという問題があった。
【0005】 本考案はこのような問題を解決するためになされたもので、テンションメンバ を有するケーブルにおいて、現場で短時間に製作することができる引張端部を提 供することを目的とする。
【0006】
本考案のケーブルの引張端部は、テンションメンバを有するケーブルの引張端 部において、アイボルトの軸部にスリーブを軸心が一致するように固設するとと もに、前記スリーブの中心孔内に前記テンションメンバを挿入し、かつこの孔の 空隙内に硬化時間の短いエポキシ系樹脂を注入し硬化させてなることを特徴とす る。
【0007】
本考案のケーブルの引張端部においては、アイボルトの軸部に固設されたスリ ーブ内に、ケーブルのテンションメンバが挿入され、さらにこのスリーブの空隙 内にエポキシ系樹脂が注入硬化されているので、金属製キャップ内にエポキシ系 樹脂が充填された従来の引張端部に比べて、樹脂の使用量が大幅に低減される。 また、エポキシ系樹脂として、硬化時間の短い速乾性の樹脂が使用されており、 極めて短時間で硬化するので、引張端部全体の製作に有する時間が短くて済み、 現場での製作に好適している。さらに、このようにエポキシ系樹脂が注入される スリーブの長さと、エポキシ系樹脂による接着強度とは密接な関係を有するが、 スリーブの長さが所定の長さ以上であれば、テンションメンバの許容張力範囲内 の十分な接着強度が得られ、引入れ等の際の引張力が確実にテンションメンバー に伝達される。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は、本考案のケーブルの引張端部の一実施例を模式的に示す正面図であり 、図2は図1におけるA−A断面図である。
【0010】 図において、符号10は撚り合わせ型光ファイバケーブルを示し、これは、例 えばFRPのような非金属高抗張力体からなるテンションメンバ11の周囲に、 複数本の光ファイバ心線を撚り合わせて配置するとともに、その上に緩衝材層を 設けさらにその外側にプラスチックシースを被覆した構造を有している。そして 、このような光ファイバケーブル10の端部において、光ファイバ心線およびシ ース等が切断除去されて、非金属テンションメンバ11が50mm程度露出されてい る。一方、頭部にワイヤ等連結用の目穴が形成されたアイボルト12の軸部に、 50mm程度の長さの銅製など金属製のスリーブ13が軸心が一致するように配置さ れ、溶接等の方法で固着されている。そしてこのスリーブ13は、非金属テンシ ョンメンバ11に対して 0.3〜 0.4mm程度のクリアランスを持つ中心孔を有し、 この孔内に前記テンションメンバ11が、ほぼ先端溶接部に達するまで挿入され 、さらにこの孔の空隙部に、硬化時間の短いエポキシ樹脂14が注入硬化され、 スリーブ13とテンションメンバ11とが一体的に固定されている。また、前記 した光ファイバケーブル10の端部には、防水保護のために、PVCテープの巻 回層15が設けられている。さらに、このように防水処理が施された光ファイバ ケーブル1の端部からスリーブ13付きのアイボルト12にかけての外側には、 ワイヤネット16が被せられており、一部が光ファイバケーブル1の端部に係着 されている。そしてワイヤーネット16の先端部は、アイボルト12とともに引 張ることができるように構成されている。
【0011】 このように構成される実施例の引張端部においては、アイボルト12の軸部に 固着されたスリーブ13の細径の中心孔内に、光ファイバケーブル10の端部か ら突出された非金属テンションメンバ11が挿入され、かつこの孔の空隙部にエ ポキシ樹脂14が注入硬化されているので、少量のエポキシ樹脂14によりテン ションメンバ11がスリーブ13内に固定一体化され、樹脂の硬化に時間がかか らない。そのうえ、硬化用樹脂として硬化時間の短いエポキシ樹脂14が使用さ れているので、その点からも極めて短時間で硬化することになり、引張端部全体 の製作に要する時間が短くて済む。具体的には、従来の引張端部では多量のエポ キシ樹脂が使用されていたため、ほぼ完全に硬化するのに約24時間を要したが、 実施例では硬化時間を含めて 1.5時間という極めて短時間で、引張端部全体の製 作を行うことができる。
【0012】 また、非金属テンションメンバ11が挿入されかつ前記したエポキシ樹脂14 が注入されるスリーブ13の長さと、エポキシ樹脂14による接着強度との間に は、密接な関係があるが、スリーブ13の長さが所定の長さ(50mm程度)以上で あれば、非金属テンションメンバ11の許容張力範囲内の十分な接着強度が得ら れる。
【0013】 すなわち、接着強度が剪断強さで20 Kg/cm2 以上(取付け約 1時間後)のエポ キシ樹脂14を使用した場合、通常使用されているFRPの許容張力とスリーブ 13の接着強度との関係を表1に示す。
【0014】 表1 FRP径 許容張力 接着強度( kgf) (mm) ( kgf) スリーブ長 30mm 50mm 70mm 1.6 20 30 50 70 2.5 50 47 78 110 3.0 70 56 94 132 上表から明らかなように、スリーブ13の長さが50mm以上であれば、エポキシ 樹脂14により十分な接着強度が得られ、テンションメンバ11とスリーブ13 との間の引張強度が十分な大きさとなる。したがって、引入れ等の際にアイボル ト12の頭部にかけた引張力をテンションメンバ11に伝達し、光ファイバケー ブル10を作業性良く引張ることができる。
【0015】 さらに実施例においては、このような光ファイバケーブル10とスリーブ13 付きアイボルト12との連結部の外側にワイヤーネット16がかけられ、その先 端部をアイボルト12とともに引張ることができるように構成されているので、 引張力が分散され、スリーブ13とテンションメンバ11との接合部だけでなく 、ワイヤーネット16を介して光ファイバケーブル10の端部にもかかる。した がって、スリーブ13とテンションメンバ11との接合部が損傷しにくく、安定 した引き入れ作業が可能である。
【0016】
以上説明したように本考案のケーブルの引張端部によれば、硬化時間の短いエ ポキシ系樹脂が少量使用されているので、硬化に時間がかからず、現場で短時間 で製作することができる。また、テンションメンバに損傷を与えることがなく、 かつ確実に引張力を伝達することができる。
【図1】本考案のケーブルの引張端部の一実施例を模式
的に示す正面図。
的に示す正面図。
【図2】図1の実施例におけるA−A断面図。
【図3】従来のケーブルの引張端部の構造を示す縦断面
図。
図。
1………ケーブル 2、11………非金属のテンションメンバ 3………ケーブルシース 4………アルミ/ポリエチレンラミネートテープ層 5、12………アイボルト 6………金属製キャップ 7………エポキシ樹脂 8、15………PVCテープの巻回層 9………六角ナット 10………光ファイバケーブル 13………スリーブ 14………硬化時間の短いエポキシ樹脂 16………ワイヤーネット
Claims (1)
- 【請求項1】 テンションメンバを有するケーブルの引
張端部において、 アイボルトの軸部にスリーブを軸心が一致するように固
設するとともに、前記スリーブの中心孔内に前記テンシ
ョンメンバを挿入し、かつこの孔の空隙内に硬化時間の
短いエポキシ系樹脂を注入し硬化させてなることを特徴
とするケーブルの引張端部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4624393U JPH0716544U (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | ケーブルの引張端部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4624393U JPH0716544U (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | ケーブルの引張端部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716544U true JPH0716544U (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=12741711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4624393U Withdrawn JPH0716544U (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | ケーブルの引張端部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716544U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5043036U (ja) * | 1973-08-21 | 1975-05-01 | ||
| JPS52147621U (ja) * | 1976-04-30 | 1977-11-09 |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP4624393U patent/JPH0716544U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5043036U (ja) * | 1973-08-21 | 1975-05-01 | ||
| JPS52147621U (ja) * | 1976-04-30 | 1977-11-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |