JPH07165577A - 3ーオキシゲルミルプロピオン酸化合物並びに該化合物を主成分とする肝障害の予防及び治療剤 - Google Patents

3ーオキシゲルミルプロピオン酸化合物並びに該化合物を主成分とする肝障害の予防及び治療剤

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JPH07165577A
JPH07165577A JP6011516A JP1151694A JPH07165577A JP H07165577 A JPH07165577 A JP H07165577A JP 6011516 A JP6011516 A JP 6011516A JP 1151694 A JP1151694 A JP 1151694A JP H07165577 A JPH07165577 A JP H07165577A
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JP
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compound
formula
weight average
hepatopathy
oxygermylpropionic acid
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JP6011516A
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English (en)
Inventor
Kiichi Sawai
喜一 澤井
Takahiko Mitani
隆彦 三谷
Naohisa Ninomiya
直久 二宮
Yoshiro Ishiwatari
義郎 石渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 【化1】 にて示される3ーオキシゲルミルプロピオン酸系化合物
を主成分とする肝障害の予防及び治療剤を提供する。 【効果】肝障害の予防及び治療剤としての効果、肝毒性
の高い薬物の副作用低減効果が期待される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、以下立体構造にて示さ
れる3ーオキシゲルミルプロピオン酸重合体並びに該化
合物を主成分とする肝障害の予防及び治療剤であり、
【0002】
【化3】 (式中RはーCHCHCOOH、mはプロパゲルマ
ニウムプロピルエステルの重量平均分子量から換算した
重量平均重合度であり137±84[平均値137±標
準誤差(3б)]を示す) 最小構成単位(O1/2GeCHCHCOOH 実験式 C10Ge
【0003】好ましくは前記化合物に作用活性化安定化
担体としての糖類あるいはセルロロース系高分子性物質
ことにヒドロキシプロピルセルロースからなる投与用形
態を有し、3ーオキシゲルミルプロピオン酸0.005 〜5
重量%に対して作用活性化安定化担体を0.005 〜50重量
%を含む事を特徴とする作用活性化組成物であり、肝障
害の予防及び治療剤に係る。
【0004】
【従来技術】3ーオキシゲルミルプロピオン酸は複雑な
重合性を有し、多用な用途を有するため薬理活性の面か
ら近年極めて注目されている化合物であり、抗ウイルス
作用等が報告されている。(特許公告昭和57年53800
号)また、カルボキシエチルゲルマニウムセスオキサイ
ドはGe132として古くから知られ、その12員環構
造が報告されている。{J.Am.Chem.Soc.98(25)8287(197
6 年)}ところが、これらの化合物は合成ロットごとに
活性が異なっていたり、調剤等の操作により活性が低下
する等の問題点があった。
【0005】本発明者等は3ーオキシゲルミルプロピオ
ン酸の本来の薬理活性の維持と安定的な薬理活性を維持
すべく製剤検討を進め、生体摂取後の作用活性状況につ
いても検討を行った結果、3ーオキシゲルミルプロピオ
ン酸の安定化剤として各種の物質を発見し(特許公開昭
和61年65819 号)また、糖類による活性増強効果も見出
している(特許公開昭和60年190714号)。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】カルボキシエチルゲ
ルマニウムセスオキサイドについてはJ.Am.Chem.Soc.98
(25)8287(1976 年) で構造が特定され、特許公告昭和57
年53800 号には3ーオキシゲルミルプロピオン酸系化合
物について各種物質存在の可能性が記載されているが、
これらの物質についてはいずれも上述の様な問題点があ
った。
【0007】本発明者はこの様な3ーオキシゲルミルプ
ロピオン酸の合成操作、物理化学的操作の相違による活
性上の諸問題を解決すべく、特許公告昭和57年第53800
号に記載される化合物をはじめ各種公知の化合物群につ
いて追及した結果、複数の構造体の存在を発見し、高活
性体物質を特定する事により、これまでロットごとに活
性が異なったり、調剤、加工により活性が低下する等の
不可解な問題点を解決するに至った。すなわち本発明
は、3ーオキシゲルミルプロピオン酸高活性物質の特定
による医薬として有用な肝障害の予防及び治療剤を提供
するものである。
【0008】
【問題点を解決するための手段及び作用】本発明は表1
〜2記載の物理化学的性質を有する。(表中本発明物質
はSK818として記載し、表1は光散乱法による分子
量測定結果を、表2は粉末X線回析により求めた格子定
数を示す。
【0009】
【表1】
【0010】
【表2】
【0011】本発明による3ーオキシゲルミルプロピオ
ン酸を実際ヒトに投与する場合は、本発明物質を0.005
〜5重量%に対して作用活性化安定化担体を0.005 〜50
重量%を含むように調製された作用活性化組成物として
使用されることが好ましく、肝障害の予防及び治療剤と
して提供される。
【0012】作用活性化安定化担体としては、糖類こと
に乳糖、ショ糖、デキストラン類がセルロース系高分子
性物質としてはヒドロキシプロピルセルロースが、天然
性高分子性物質としてはアルブミン等が使用される。さ
らには、これらに一般に使用されている直接的治療効果
の高い薬剤類(ウイルス性肝炎であれば抗ウイルス剤
が、アレルギー性疾患であれば抗アレルギー剤が、癌で
あれば抗癌剤類)を混合製剤化することもでき、この場
合は直接的治療効果の高い薬剤類の毒性が軽減され有効
な治療効果が期待できる。
【0013】(剤型及び投与量)本発明による3ーオキ
シゲルミルプロピオン酸は通常の製剤形態でも使用でき
うるものであるが、配合する薬剤との特性に合わせて腸
溶性とすることもできる。なお、本発明薬剤はヒトに投
与する場合の投与量としては、剤型、患者の年齢等に依
存するが、1〜1500mgの範囲内であり、成人(体
重50kg)に対する経口投与では150mg/日が好まし
い。
【0014】
【実施例】以下には本発明物質の製造例、薬効薬理試験
例、製剤例をあげ本発明を更に詳細に説明する。
【0015】製造例 252g(1モル)の3ートリクロロゲルミルプロピオ
ン酸をエチルアルコール2リットル中に溶解させ、この
溶液温を20度Cに保ちつつ水1.5リットルを数時間
をかけて添加する。一昼夜放置した後、吸引濾過により
結晶を濾取し、アセトンにて洗浄し減圧乾燥する事によ
り、収率90%で3ーオキシゲルミルプロピオン酸重合
体を得た。得られた本発明化合物を光散乱法により分子
量を測定、粉末X線回析により格子定数を求めた。結果
は表1〜2に示す通りであった。
【0016】組成物製造例 ヒドロキシプロピルセルロース1に対して、本発明物質
2をエタノールを湿潤剤として練合し、50度C以下の
温度で乾燥後粉末または粒状の組成物を得た。
【0017】[カプセル]以下処方で常法によりカプセ
ル剤を調製した。 3ーオキシゲルミルプロピオン酸重合体 10.0 乳 糖 180.0 ヒドロキシプロピルセルロース 2.7ステアリン酸マグネシウム 1.8
【0018】[錠 剤]以下処方にて圧縮錠剤を調整し
た。 3ーオキシゲルミルプロピオン酸重合体 10.0 乳 糖 159.2 CMCーNa 8.0 軽質無水ケイ酸 2.0 ステアリン酸マグネシウム 1.8 180.0mg
【0019】薬理試験(実験的肝障害に対する作用) a)目的 四塩化炭素、Dーガラクトサミンの肝毒性
化合物により誘発される肝障害についてその抑制効果を
検討した。
【0020】b)操作 四塩化炭素〜5週齢のCrj:CD-1系マウス1群10匹を使
用して四塩化炭素をオリーブ油に溶解して5ml/kg(四塩
化炭素として14.4mg/kg)を腹腔内投与し肝障害を誘発さ
せた。本発明物質は粉末飼料に混合し、動物を連日10時
間の絶食後、5日間5g/kg の割合で投与し最終投与後30
分に四塩化炭素を投与した。四塩化炭素を投与の24時間
後、採血し各種試験に供した。また肝臓を採取し光顕観
察に供した。
【0021】Dーガラクトサミン〜体重150-190gのウ
イスター系ラット1群10匹を使用してDーガラクトサミ
ン塩酸塩を生理食塩水に溶解し400mg/kgを6時間間隔で
2回腹腔内投与し肝障害を誘発させた。本発明物質は粉
末飼料に混合し、動物を連日17時間の絶食後、5日間5g
/kg の割合で投与し4回目の本発明物質投与後30分から
6時間間隔でDーガラクトサミンを投与した。初回Dー
ガラクトサミン投与の48時間後、採血し各種試験に供し
た。
【0022】c)結果及び考察 対照群が肝全葉にわたり斑点状の病変が肉眼で観察さ
れ、肝病変部には炎症性細胞の浸潤を伴なう肝細胞の巣
状壊死が光顕的に観察されたに対して、本発明物質投与
群では血清トランスアミナーゼの上昇を著明に抑制する
傾向が認められ、斑点状の病変を10例中3例に抑制す
る事が認められた。
【0023】臨床試験(B型及びC型慢性肝炎治療効
果) a)目的 B型及びC型慢性肝炎に対する本発明物質の有
用性について治療効果を検討した。
【0024】b)操作 B型慢性肝炎〜B型慢性肝炎患者に本発明物質10mg
を投与期間は原則として16週間として、1日3回毎食
後服用させ主持医判定により総合評価を行った。
【0025】C型慢性肝炎〜C型慢性肝炎患者に本発明
物質20mgを投与期間は原則として24週間として、
1日3回毎食後服用させ主持医判定により総合評価を行
った。
【0026】c)結果及び考察 結果は以下表1に示す通りであり、高い有効率が得られ
た。
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】本発明は最小構成単位(O1/2
eCHCHCOOH、実験式C10Ge
で示される、8員性有機ゲルマニウム化合物からな
り、肝障害の予防及び治療効果を有し、肝障害性のある
医薬の副作用軽減効果が期待される。
フロントページの続き (72)発明者 石渡 義郎 名古屋市東区東外堀町35番地 株式会社三 和化学研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下立体構造式 【化1】 (式中RはーCHCHCOOH、mはプロパゲルマ
    ニウムプロピルエステルの重量平均分子量から換算した
    重量平均重合度であり137±84[平均値137±標
    準誤差(3б)]を示す) 最小構成単位(O1/2GeCHCHCOOH 実験式 C10Ge にて示される3ーオキシゲルミルプロピオン酸化合物。
  2. 【請求項2】以下立体構造式 【化2】 (式中RはーCHCHCOOH、mはプロパゲルマ
    ニウムプロピルエステルの重量平均分子量から換算した
    重量平均重合度であり137±84[平均値137±標
    準誤差(3б)]を示す) 最小構成単位(O1/2GeCHCHCOOH 実験式 C10Ge にて示される3ーオキシゲルミルプロピオン酸重合体を
    主成分とする肝障害の予防及び治療剤。
JP6011516A 1993-11-09 1994-02-03 3ーオキシゲルミルプロピオン酸化合物並びに該化合物を主成分とする肝障害の予防及び治療剤 Pending JPH07165577A (ja)

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US08/316,848 US5560925A (en) 1993-11-09 1994-10-03 Method of treating wart
EP94117529A EP0652223A1 (en) 1993-11-09 1994-11-07 3-Oxygermylpropionic acid polymer
KR1019940029126A KR950014127A (ko) 1993-11-09 1994-11-08 3-옥시게르밀프로피온산 중합체

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193814A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Asai Germanium Research Inst 胆汁或いは胆汁色素の分泌促進剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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