JPH0716564Y2 - 可搬式金属帯溶接型結束機 - Google Patents

可搬式金属帯溶接型結束機

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JPH0716564Y2
JPH0716564Y2 JP1988088159U JP8815988U JPH0716564Y2 JP H0716564 Y2 JPH0716564 Y2 JP H0716564Y2 JP 1988088159 U JP1988088159 U JP 1988088159U JP 8815988 U JP8815988 U JP 8815988U JP H0716564 Y2 JPH0716564 Y2 JP H0716564Y2
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metal
binding
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邦彦 小林
照夫 岩村
英允 浅田
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Kohan Kogyo Co Ltd
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Kohan Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金属帯を用いて物体を結束する結束機に関
し、より詳しくは、通電可能な結縛用金属帯の重合部を
溶接によつて接合する小型で取り扱い容易な可搬式の結
束機に関するものである。
〔従来の技術〕
強固な結束を必要とする物体を、金属帯を用いて結束す
る機械は従来から多く用いられ、これが近代物流過程で
大きな役割を果たして来たものであり、現在においても
ますます重要なツールとして広く用いられている。金属
帯で物体を結縛し、引き締め、その重合部を接合する方
法としては、シールノツチ接合法,シールクリンプ接合
法,シールレス接合法,溶接接合法等があり、被結束物
体の態様と結束目的により、それぞれ適切な方法が選ば
れ適用されてきたが、一般的には、結束の確実性と結束
強度の面から、また、自動機械化の容易性の面から、鋼
帯を主体としたシールノツチ接合法による結束機が多く
用いられてきた。
しかしながら、このシールノツチ接合法では、結縛すべ
き金属帯の他に、該金属帯の重合部に覆いかぶせる封緘
用のシールが必要であり、それだけコスト面で負担増と
なり難点があつた。更に、金属帯接合部が金属帯の重合
に加えてシールで該部を包囲され、且つノツチ切り込み
を施されるために、被結束体に対して好ましくない不要
介在物的存在となり、被結束体への損傷原因となる場合
がしばしばあつた。このような難点を解決する手段とし
て前述の溶接接合法を採用した結束機械が特公昭53-140
39号公報に見られるような据置型の自動結束機として登
場し、その適用可能な分野で活躍してきた。ただし、こ
の溶接型結束機は、金属帯の溶接強度を得るために大型
のトランスを必要とし、更に、電極加圧装置も強力大型
なものを要し、所謂大型の自動結束機として存在するも
ので、その使用条件は当然に場所と時の制限を受けるも
のであつた。すなわち、軽量小型で使用者が自由に持ち
運ぶことのできる所謂ツールとしての溶接型結束機とし
ては、望むべくもなかつた。
一方、シールクリンプ接合法は、用いる鋼帯に対してノ
ーワツクスを要求し、従つて長期保管をする場合の被結
束体については、錆発生等の問題が惹起して好ましくな
く、また、シールレス接合法は極めて簡単な接合法であ
り、引張力に対しては強固であるが押す方向に対して全
く接合効果がなく、概ねコツトンベール等圧縮接合後被
結束体の膨張力によつて接合を保つような被結束体に用
いられる状況で、両者とも我が国産業界にはなじめない
ものとしてほとんど使用されていなかつた。
〔考案が解しようとする問題点〕
金属帯結束機において溶接接合法のメリツト、すなわち
シールを必要としない経済的優位性と品質的安全性は理
解されながらも、小型可搬式結束機として実用すべきも
のが見られなかつた最大の原因は、金属溶接に必要な溶
接電流の確保と制御のためのトランスが大型であつたこ
と、良好な溶接ナゲツト形成と溶接強度確保のための電
極加圧機構の小型化が困難なこと、更にこれらの機能を
具備せしめながら軽量小型に集約して構成することの困
難さを克服し得なかつたことである。
本考案者等は、小型トランスの出現を見るや早速小型加
圧機構の試作並びに金属帯溶接に必要な溶接強度とこれ
を得るための加圧力、電流値、通電時間の関係、そして
これらを満足するコンパクトな構成について試行を重
ね、軽量小型で使用者が極めて手軽に取り扱いできる可
搬式溶接型の結束機を提供すべく鋭意研究を進めてき
た。
〔問題を解決するための手段〕
以上のような検討の結果、金属帯引締装置,金属帯接合
装置および余剰金属帯切断装置を含み、金属帯を用いて
物体を結束する可搬式結束機において、前記金属帯とし
て通電可能な金属帯を用い、前記金属帯接合装置として
金属帯重合部を溶接接合するための1対の電極と、該電
極が金属帯重合部を強く加圧するためのエアシリンダー
による加圧機構と、前記電極に電圧を負荷し通電するた
めのトランスと、溶接時間を制御するタイマーとを具備
せしめ、該結束は使用者1人で楽に持ち運びができる重
量に構成したものである。
なお、使用する金属帯は現在最も多く用いられている鋼
帯は勿論、ステンレス帯,銅帯,黄銅帯,アルミニウム
帯等の通電可能なものである。
〔作用〕
本考案による可搬式溶接型結束機(以下単に結束機とい
う)の作用は、まず結束すべき物体の周囲に金属帯を回
周し、該金属帯の先端を使用者が前記被結束体の上に載
置した結束機の金属帯先端係止装置により係止し、後続
金属帯を該結束機の帯ライン上で重合せしめ、操作レバ
ーを押して金属帯引締装置で強く引締める。しかる後に
溶接用の操作レバーを押し下げて上部電極を下降させ、
金属帯重合部を下部電極との間に挾圧するものである
が、このとき、上部電極の下降過程で、加圧機構の一部
に付設した余剰金属帯切断装置のカツター押えが、既に
後続余剰金属帯を下カツターと共に挾持している上カツ
ターを押し下げて、余剰金属帯を切断する。かくて金属
帯重合部が上部電極と下部電極の間に強く挾圧された状
態で、通電タイマーが「オン」となり溶接が開始され、
前記通電タイマーに予めセツトされた溶接通電時間経過
とともに通電タイマーは「オフ」となつて溶接接合は終
了して良好な溶接ナゲツトを形成する。
溶接の強度は、金属帯の材質、厚さ等の条件にもよるが
1点溶接で約900〜1,000Kgの接合力をもち、金属帯溶接
によるやや軽い結束に対して満足すべき強度を得ること
ができる。溶接接合強度の更に強いことを必要とすると
きは2点溶接,3点溶接の方式を採用するとよいが、この
場合、電極による金属帯加圧が各溶接点で均等であるこ
とを要し、別の加圧機構を配慮することになる。
さて、溶接終了に伴い、リセツトレバーを押し下げると
結束機の各機構は元に復し、使用者は結束機を被結束体
から卸して結束作業は終了する。
〔実施例〕
以下、本考案の好適な1実施例を図面に従つて詳しく説
明する。
第1図に1点溶接用の可搬式金属帯溶接型結束機(以下
前項と同様単に結束機という)の側面概略図,第2図に
その平面図,第3図に第1図のA−A矢視図を示した
が、結束機ベース1の上に、金属帯引締装置2、金属帯
溶接装置3、余剰金属帯切断装置4、金属帯先端係止装
置5等を具備せしめ、なお、結束機が被結束体上に載置
されたときその保持、操作を便ならしめるため保持レバ
ー8を設けた。
金属帯引締装置2は、公知の通りエアモーター21を駆動
源として引締ホイール22を駆動するごとく構成し、エア
シリンダー23と連結して、金属帯に前記引締ホイール22
が離接可能にした。これらの操作はエアシリンダー31の
上辺部にエアモーター21およびエアシリンダ23に連絡し
ている操作レバー71として別に設けた。
金属帯溶接装置3は、第4図にその断面図を詳示した
が、電極ホルダー30,上電極32,下電極33,電極加圧用の
エアシリンダー31,ピストンロツド29,該ピストンロツド
29の往復運動を正しくサポートするための案内子36およ
びピストンロツド29と電極ホルダー30とを絶縁するため
の絶縁板34を具備し、第1図および第3図で判るように
トランス35,通電板37,38を備えている。
下電極33は結束機ベース1に着脱可能に取り付け、通電
板38でトランス35に通じている。上電極32は電極ホルダ
ー30に取り換え可能に取り付け、電極ホルダー30は絶縁
板34を介してピストンロツド29の下部に取り付けられ、
更に、通電板37によつてトランス35に通じている。ピス
トンロツド29の下部(電極ホルダー30の上方)には、後
述する上カツター押え41を付設している。
余剰金属帯切断装置4は、結束機ベースに下カツター43
および前述の上カツター押え41の下降によつて回動し下
カツター43と鋏状に噛み合う上カツター42を具備してい
る。なお上カツター42の下側には、図示しなかつたが、
スプリングを備え通常上カツター42を上方に押し上げて
いる。
金属帯先端係止装置5は、下端に係止爪53を備え下方近
くを支点としてスプリング52で常に結束機ベース1に前
記係止爪53を圧接するごとく構成した係止レバー51を主
体として結束機ベース1に取り付け、該係止レバー51を
押し下げると係止爪53は結束機ベース1と離れて隙間を
形成し金属帯先端の係止が容易にできるものである。
なお、結束機の操作をより容易にするためにバランサー
(図示せず)等に該結束機を懸下するための吊金具9を
金属帯引締装置2の一部に固着している。また、結束機
の操作のためのレバー類は、前述の金属帯引締装置2の
ための操作レバー71に並べて、金属帯溶接装置3のため
の操作レバー73、更に、結束機の各機構を元に復すため
のリセツトレバー72をエアシリンダー31の上辺部に設け
ている。
さて、本結束機の作動について説明する。
まず、被結束体の上に結束機を載置し、金属帯を前記被
結束体の周囲に回周してその先端を結束機の金属帯先端
係止装置5で係止する。そして前記金属帯を結束機の電
極位置に合わせて後続金属帯を重合し、更に後続する金
属帯を余剰金属帯切断装置4の上カツター42と下カツタ
ー43の間にセツトする。しかる後に、操作レバー71を押
し下げ、引締ホイール22を金属帯に接触せしめると、エ
アモーター21が駆動を開始し、前記引締めホイール22が
時計方向に回転して被結束体を回周している金属帯を引
き締め固く結縛する。かくて金属帯にはストールテンシ
ヨンがかかつたままの状態で操作レバー73を押し下げる
と、金属帯溶接装置3のエアシリンダー31が作動してピ
ストンロツド29を押し下げ、上カツター押え41が上カツ
ター42を押圧し下カツター43との間にセツトしてある余
剰後続金属帯を切断し、ピストンロツド29は更に下降し
て電極ホルダー30の上電極32が金属帯重合部を下電極32
との間に強く加圧する。同時に、図示はしなかつたが、
通電回路に組み込んである通電タイマーが自動的に「オ
ン」となり、予めセツトしてある通電時間値の経過とと
もに「オフ」となつて溶接が終了する。しかる後にリセ
ツトレバー72を押し下げると金属帯引締装置2、金属帯
溶接装置3、余剰金属帯切断装置4は元の位置に復元す
る。かくて係止レバー51を押し下げて金属帯先端を係止
爪53からはずし、結束機を被結束体から取り卸して、金
属帯の溶接による結束作業を完了する。
〔効果〕
本考案の提供する可搬式金属帯溶接型結束機は、金属帯
を用いる結束において、シールを必要とせず確実に、か
つ被結束体を損傷することなく結束作業を、しかも、従
来見ることのできなかつた使用者1人で持ち運び可能な
場所と時において、低コストで品質的にも安全な状態で
実施できるもので、今後の物流界において大きな威力を
発揮するとともに、その発展に寄与するものと確信す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示すもので、第1図はその側
面概略図、第2図は平面図であり、第3図は第1図のA
−A矢視図である。第4図は金属帯溶接装置の部分断面
図である。 1……結束機ベース、2……金属帯引締装置、3……金
属帯溶接装置、4……余剰金属帯切断装置、5……金属
帯先端係止装置、8……保持レバー、9……吊金具、21
……エアシリンダー、22……引締ホイール、23……エア
シリンダー、29……ピストンロツド、30……電極ホルダ
ー、31……エアシリンダー、32……上電極、33……下電
極、34……絶縁板、35……トランス、36……、37……通
電板、38……通電板、39……ピストン、41……上カツタ
ー押え、42……上カツター、43……下カツター、51……
係止レバー、52……スプリング、53……係止爪、71……
操作レバー、72……リセツトレバー、73……操作レバ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属帯引締装置,金属帯接合装置および余
    剰金属帯切断装置を含み、金属帯を用いて物体を結束す
    る可搬式結束機において、前記金属帯として通電可能な
    金属帯を用い、前記金属帯接合装置として金属帯重合部
    を溶接接合するための1対の電極と、該電極が金属帯重
    合部を強く加圧するためのエアシリンダーによる加圧機
    構と、前記電極に電圧を負荷し通電するためのトランス
    と、溶接時間を制御するタイマーとを具備せしめ、該結
    束機は使用者1人で持ち運び可能な重量としたことを特
    徴とする可搬式金属帯溶接型結束機。
JP1988088159U 1988-07-01 1988-07-01 可搬式金属帯溶接型結束機 Expired - Lifetime JPH0716564Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5472196A (en) * 1977-11-17 1979-06-09 Daido Machinery Method and device for spottwelding binding material in bundling machine
JPS62259682A (ja) * 1986-05-02 1987-11-12 Usutani Denki Kk 熔接装置
JPS63125113A (ja) * 1986-10-30 1988-05-28 鋼鈑工業株式会社 手動溶接結束機

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