JPH07166008A - 防湿性容器 - Google Patents
防湿性容器Info
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- JPH07166008A JPH07166008A JP31641693A JP31641693A JPH07166008A JP H07166008 A JPH07166008 A JP H07166008A JP 31641693 A JP31641693 A JP 31641693A JP 31641693 A JP31641693 A JP 31641693A JP H07166008 A JPH07166008 A JP H07166008A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】防湿容器において、物性、及び成形性などの点
において良好で、耐衝撃性、及び耐熱性に優れ、さらに
従来のポリプロピレンから成る容器よりも防湿性に優れ
た容器を提供すること。 【構成】環状オレフィン成分5〜60モル%を有するポ
リオレフィン75〜97.5重量%に対し、アクリロニ
トリル−スチレン共重合体にゴム弾性を有する樹脂又は
ゴムを5〜60重量%の範囲でグラフト重合させた3元
共重合体、あるいはメチルメタアクリレート−スチレン
共重合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴムを5〜60重
量%の範囲でグラフト重合させた3元共重合体から選ば
れる少なくとも1種の共重合体を2.5〜25重量%溶
融混合した樹脂からなる耐衝撃性、及び耐熱性に優れた
防湿容器である。
において良好で、耐衝撃性、及び耐熱性に優れ、さらに
従来のポリプロピレンから成る容器よりも防湿性に優れ
た容器を提供すること。 【構成】環状オレフィン成分5〜60モル%を有するポ
リオレフィン75〜97.5重量%に対し、アクリロニ
トリル−スチレン共重合体にゴム弾性を有する樹脂又は
ゴムを5〜60重量%の範囲でグラフト重合させた3元
共重合体、あるいはメチルメタアクリレート−スチレン
共重合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴムを5〜60重
量%の範囲でグラフト重合させた3元共重合体から選ば
れる少なくとも1種の共重合体を2.5〜25重量%溶
融混合した樹脂からなる耐衝撃性、及び耐熱性に優れた
防湿容器である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐衝撃性、水蒸気バリ
ア、耐熱性、剛性、耐薬品性に優れた容器に関する。
ア、耐熱性、剛性、耐薬品性に優れた容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防湿容器用の樹脂組成物としては
ポリプロピレンが、価格、物性、及び成形性などの点に
おいて良好であり、多く用いられている。しかし、ポリ
プロピレンの水蒸気バリア性は透湿係数0.3g・mm
/m2 ・24hr(ASTMF1249)であり、前記
以上の水蒸気バリア性が求められる内容物の場合には、
ポリプロピレンで成形した容器の他に内袋などを併用す
るなどしている。この形態においては過剰包装となり、
使用時の簡便性が乏しい、廃棄物が多くでるなどの問題
があった。
ポリプロピレンが、価格、物性、及び成形性などの点に
おいて良好であり、多く用いられている。しかし、ポリ
プロピレンの水蒸気バリア性は透湿係数0.3g・mm
/m2 ・24hr(ASTMF1249)であり、前記
以上の水蒸気バリア性が求められる内容物の場合には、
ポリプロピレンで成形した容器の他に内袋などを併用す
るなどしている。この形態においては過剰包装となり、
使用時の簡便性が乏しい、廃棄物が多くでるなどの問題
があった。
【0003】ポリプロピレンより水蒸気バリア性の優れ
た樹脂として、結晶化度が20%以下である様に環状オ
レフィン成分5〜60モル%を含有させたポリオレフィ
ンがある。ただし、前記ポリオレフィンは耐衝撃性が乏
しく、容器とした場合には使用に耐えないものにしかな
らなかった。
た樹脂として、結晶化度が20%以下である様に環状オ
レフィン成分5〜60モル%を含有させたポリオレフィ
ンがある。ただし、前記ポリオレフィンは耐衝撃性が乏
しく、容器とした場合には使用に耐えないものにしかな
らなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の状況
に鑑みてなされたものであり、防湿容器において、物
性、及び成形性などの点において良好で、耐衝撃性、及
び耐熱性に優れ、さらに従来のポリプロピレンからなる
容器よりも防湿性に優れた容器を提供するものである。
に鑑みてなされたものであり、防湿容器において、物
性、及び成形性などの点において良好で、耐衝撃性、及
び耐熱性に優れ、さらに従来のポリプロピレンからなる
容器よりも防湿性に優れた容器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリマーブレ
ンド技術を駆使し、結晶化度が20%以下である様に環
状オレフィン成分5〜60モル%を含有させたポリオレ
フィンを改質した樹脂からなる防湿性容器を提供する。
すなわち、環状オレフィン成分5〜60モル%を有する
ポリオレフィン75〜97.5重量%に対し、アクリロ
ニトリル−スチレン共重合体にゴム弾性を有する樹脂又
はゴムを5〜60重量%の範囲でグラフト重合させた3
元共重合体、あるいはメチルメタアクリレート−スチレ
ン共重合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴムを5〜60
重量%の範囲でグラフト重合させた3元共重合体から選
ばれる少なくとも1種の共重合体を2.5〜25重量%
溶融混合した樹脂からなる耐衝撃性、及び耐熱性に優れ
た防湿性容器である。
ンド技術を駆使し、結晶化度が20%以下である様に環
状オレフィン成分5〜60モル%を含有させたポリオレ
フィンを改質した樹脂からなる防湿性容器を提供する。
すなわち、環状オレフィン成分5〜60モル%を有する
ポリオレフィン75〜97.5重量%に対し、アクリロ
ニトリル−スチレン共重合体にゴム弾性を有する樹脂又
はゴムを5〜60重量%の範囲でグラフト重合させた3
元共重合体、あるいはメチルメタアクリレート−スチレ
ン共重合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴムを5〜60
重量%の範囲でグラフト重合させた3元共重合体から選
ばれる少なくとも1種の共重合体を2.5〜25重量%
溶融混合した樹脂からなる耐衝撃性、及び耐熱性に優れ
た防湿性容器である。
【0006】そして本発明は、前記のようにしてなる樹
脂組成物に関して、さらに下記のバリエーションを提供
する。一つは、前記ゴム弾性を有する樹脂又はゴムがポ
リブタジエンである防湿性容器。二つめは、前記ゴム弾
性を有する樹脂又はゴムがアクリルゴムである防湿性容
器。三つめは、前記ゴム弾性を有する樹脂又はゴムがE
PDMゴムである防湿性容器。四つめは、環状オレフィ
ン成分5〜60モル%を有するポリオレフィンの屈折率
に対し、3元共重合体の屈折率の差が±0.02以内で
ある耐衝撃性、耐熱性、及び透明性に優れた防湿性容器
である。
脂組成物に関して、さらに下記のバリエーションを提供
する。一つは、前記ゴム弾性を有する樹脂又はゴムがポ
リブタジエンである防湿性容器。二つめは、前記ゴム弾
性を有する樹脂又はゴムがアクリルゴムである防湿性容
器。三つめは、前記ゴム弾性を有する樹脂又はゴムがE
PDMゴムである防湿性容器。四つめは、環状オレフィ
ン成分5〜60モル%を有するポリオレフィンの屈折率
に対し、3元共重合体の屈折率の差が±0.02以内で
ある耐衝撃性、耐熱性、及び透明性に優れた防湿性容器
である。
【0007】以下さらに詳細に説明する。本発明による
耐衝撃性、及び耐熱性に優れた防湿性容器における重要
な特徴の一つは、環状オレフィン成分5〜60モル%を
有するポリオレフィンを使用することにある。環状オレ
フィン成分が5モル%より低い場合には、耐熱性が乏し
くなり、60モル%を越える場合には、耐衝撃強度が著
しく低下する。前記の環状オレフィンを有するポリオレ
フィンとしては、水素と炭素からだけからなるポリオレ
フィン系の樹脂で、なおかつ、主鎖骨格或は側鎖に、結
晶構造を阻害する環状構造,傘高い構造等の因子が存在
すれば良いが、主鎖骨格に環状ポリオレフィン成分を有
するポリオレフィン系の樹脂「環状ポリオレフィン共重
合体」が好ましく用いられる。
耐衝撃性、及び耐熱性に優れた防湿性容器における重要
な特徴の一つは、環状オレフィン成分5〜60モル%を
有するポリオレフィンを使用することにある。環状オレ
フィン成分が5モル%より低い場合には、耐熱性が乏し
くなり、60モル%を越える場合には、耐衝撃強度が著
しく低下する。前記の環状オレフィンを有するポリオレ
フィンとしては、水素と炭素からだけからなるポリオレ
フィン系の樹脂で、なおかつ、主鎖骨格或は側鎖に、結
晶構造を阻害する環状構造,傘高い構造等の因子が存在
すれば良いが、主鎖骨格に環状ポリオレフィン成分を有
するポリオレフィン系の樹脂「環状ポリオレフィン共重
合体」が好ましく用いられる。
【0008】環状オレフィン成分としては、例えばビシ
クロ(2.2.1)ヘプト−2−エンまたはその誘導
体,テトラシクロ(4.4.0.12,5 .17,10)−3
−ドデセンまたはその誘導体,ヘキサシクロ(6.6.
1.13,6 .110,13 .02,7.09,14)−4−ヘプタ
デセンまたはその誘導体,オクタシクロ(8.8.0.
12,9 .14,7 .111,10 .113,16 .03,8 .0
12,17 )−5−ドコセンまたはその誘導体,ペンタシク
ロ(6.6.1.13,6 .02,7 .09,14)−4ヘキサ
デセンまたはその誘導体,ペンタシクロ(6.5.1.
13,6 .02,7 .09, 13)−4−ペンタデセンまたはそ
の誘導体,ヘプタシクロ(8.7.0.12,9.
14,7 .111,17 .03,8 .012,16 )−5−エイコセ
ンまたはその誘導体,ヘプタシクロ(8.8.0.1
2,9 .14,7 .111,16 .03,8 .012,17 )−5−ヘ
ンエイコセンまたはその誘導体,トリシクロ(4.4.
0.12,5 )−3−ウンデセンまたはその誘導体,トリ
シクロ(4.3.0.12,5 )−3−デセンまたはその
誘導体,ペンタシクロ(6.5.1.13,6 .02,7 .
09,13)−4,10−ペンタデカジエンまたはその誘導
体,ペンタシクロ(4.7.0.1 2,5 .08,13.1
9,12)−3−ペンタデセンまたはその誘導体ヘプタシク
ロ(7.8.0.13,6 .02,7 .110,17 .
011,16 .112,15 )−4−エイコセンまたはその誘導
体,ノナシクロ(9.10.1.14,7 .03,8 .0
2,10.012 ,21 .113,20 .014,19 .115,19 )−5
−ペンタセコンまたはその誘導体等をあげることができ
る。
クロ(2.2.1)ヘプト−2−エンまたはその誘導
体,テトラシクロ(4.4.0.12,5 .17,10)−3
−ドデセンまたはその誘導体,ヘキサシクロ(6.6.
1.13,6 .110,13 .02,7.09,14)−4−ヘプタ
デセンまたはその誘導体,オクタシクロ(8.8.0.
12,9 .14,7 .111,10 .113,16 .03,8 .0
12,17 )−5−ドコセンまたはその誘導体,ペンタシク
ロ(6.6.1.13,6 .02,7 .09,14)−4ヘキサ
デセンまたはその誘導体,ペンタシクロ(6.5.1.
13,6 .02,7 .09, 13)−4−ペンタデセンまたはそ
の誘導体,ヘプタシクロ(8.7.0.12,9.
14,7 .111,17 .03,8 .012,16 )−5−エイコセ
ンまたはその誘導体,ヘプタシクロ(8.8.0.1
2,9 .14,7 .111,16 .03,8 .012,17 )−5−ヘ
ンエイコセンまたはその誘導体,トリシクロ(4.4.
0.12,5 )−3−ウンデセンまたはその誘導体,トリ
シクロ(4.3.0.12,5 )−3−デセンまたはその
誘導体,ペンタシクロ(6.5.1.13,6 .02,7 .
09,13)−4,10−ペンタデカジエンまたはその誘導
体,ペンタシクロ(4.7.0.1 2,5 .08,13.1
9,12)−3−ペンタデセンまたはその誘導体ヘプタシク
ロ(7.8.0.13,6 .02,7 .110,17 .
011,16 .112,15 )−4−エイコセンまたはその誘導
体,ノナシクロ(9.10.1.14,7 .03,8 .0
2,10.012 ,21 .113,20 .014,19 .115,19 )−5
−ペンタセコンまたはその誘導体等をあげることができ
る。
【0009】環状オレフィン成分を含有させるポリオレ
フィンの成分としては、例えば、エチレン,及びプロピ
レン,1−ブテン,1ーペンテン,4−メチル−ペンテ
ン,3−メチル−ペンテン,1−ヘキセン,1−ヘプテ
ン,1−オクテン,1−ノネン,1−デセン等をあげる
ことができ、これら1成分からなるホモポリマーでも2
成分以上からなる共重合ポリマーでも良い。
フィンの成分としては、例えば、エチレン,及びプロピ
レン,1−ブテン,1ーペンテン,4−メチル−ペンテ
ン,3−メチル−ペンテン,1−ヘキセン,1−ヘプテ
ン,1−オクテン,1−ノネン,1−デセン等をあげる
ことができ、これら1成分からなるホモポリマーでも2
成分以上からなる共重合ポリマーでも良い。
【0010】環状オレフィン成分を含有させた環状ポリ
オレフィン共重合体において、エチレン成分等オレフィ
ン成分に由来する構造単位は40〜95モル%,好まし
くは50〜80モル%の範囲、環状ポリオレフィン成分
に由来する構造単位は1モル%添加から効果があるが耐
熱性の点から、通常5〜60モル%,好ましくは20〜
50モル%の範囲が適当であり、エチレン成分等のオレ
フィン成分に由来する構造単位及び環状オレフィン成分
に由来する構造単位はランダムに配列し環状ポリオレフ
ィン共重合体を形成している。
オレフィン共重合体において、エチレン成分等オレフィ
ン成分に由来する構造単位は40〜95モル%,好まし
くは50〜80モル%の範囲、環状ポリオレフィン成分
に由来する構造単位は1モル%添加から効果があるが耐
熱性の点から、通常5〜60モル%,好ましくは20〜
50モル%の範囲が適当であり、エチレン成分等のオレ
フィン成分に由来する構造単位及び環状オレフィン成分
に由来する構造単位はランダムに配列し環状ポリオレフ
ィン共重合体を形成している。
【0011】本発明による耐衝撃性、及び耐熱性に優れ
た防湿性容器における重要な特徴の二つめは、環状オレ
フィン成分5〜60モル%を有するポリオレフィン75
〜97.5重量%に対し、アクリロニトリル−スチレン
共重合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴムを5〜60重
量%の範囲でグラフト重合させた3元共重合体、あるい
はメチルメタアクリレート−スチレン共重合体にゴム弾
性を有する樹脂又はゴムを5〜60重量%の範囲でグラ
フト重合させた3元共重合体から選ばれる少なくとも1
種の共重合体を2.5〜25重量%溶融混合することに
ある。2.5重量%より少ない場合、耐衝撃性の向上は
さほどなく、25重量%より多い場合には、耐衝撃性の
向上は十分であるが、水蒸気バリア性が著しく低下し防
湿容器としては価値のないものになってしまう。
た防湿性容器における重要な特徴の二つめは、環状オレ
フィン成分5〜60モル%を有するポリオレフィン75
〜97.5重量%に対し、アクリロニトリル−スチレン
共重合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴムを5〜60重
量%の範囲でグラフト重合させた3元共重合体、あるい
はメチルメタアクリレート−スチレン共重合体にゴム弾
性を有する樹脂又はゴムを5〜60重量%の範囲でグラ
フト重合させた3元共重合体から選ばれる少なくとも1
種の共重合体を2.5〜25重量%溶融混合することに
ある。2.5重量%より少ない場合、耐衝撃性の向上は
さほどなく、25重量%より多い場合には、耐衝撃性の
向上は十分であるが、水蒸気バリア性が著しく低下し防
湿容器としては価値のないものになってしまう。
【0012】本発明による耐衝撃性、及び耐熱性に優れ
た防湿性容器における重要な特徴の三つめは、アクリロ
ニトリル−スチレン共重合体、あるいはメチルメタアク
リレート−スチレン共重合体にグラフト重合したゴム弾
性を有する樹脂又はゴムが5〜60重量%の範囲である
3元共重合体から選ばれる少なくとも1種の共重合体を
使用することにある。ゴム弾性を有する樹脂又はゴムが
5重量%より少ない場合、溶融混合しても成形した容器
の耐衝撃性の向上はさほどなく、60重量%より多い場
合には、耐衝撃性の向上は十分であるが、前記3元共重
合体の軟化点の低下により、容器の耐熱性が低下する。
た防湿性容器における重要な特徴の三つめは、アクリロ
ニトリル−スチレン共重合体、あるいはメチルメタアク
リレート−スチレン共重合体にグラフト重合したゴム弾
性を有する樹脂又はゴムが5〜60重量%の範囲である
3元共重合体から選ばれる少なくとも1種の共重合体を
使用することにある。ゴム弾性を有する樹脂又はゴムが
5重量%より少ない場合、溶融混合しても成形した容器
の耐衝撃性の向上はさほどなく、60重量%より多い場
合には、耐衝撃性の向上は十分であるが、前記3元共重
合体の軟化点の低下により、容器の耐熱性が低下する。
【0013】本発明による耐衝撃性、及び耐熱性に優れ
た防湿性容器における重要な特徴の四つめは、環状オレ
フィン成分5〜60モル%を有するポリオレフィンの屈
折率に対し、3元共重合体の屈折率の差が±0.02以
内とすることにある。これにより、透明性を損なわず、
耐衝撃性、及び耐熱性に優れた防湿性容器を得ることが
できる。
た防湿性容器における重要な特徴の四つめは、環状オレ
フィン成分5〜60モル%を有するポリオレフィンの屈
折率に対し、3元共重合体の屈折率の差が±0.02以
内とすることにある。これにより、透明性を損なわず、
耐衝撃性、及び耐熱性に優れた防湿性容器を得ることが
できる。
【0014】これらに対して本発明は、環状オレフィン
成分5〜60モル%を有するポリオレフィン75〜9
7.5重量%に対し、アクリロニトリル−スチレン共重
合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴムを5〜60重量%
の範囲でグラフト重合させた3元共重合体、あるいはメ
チルメタアクリレート−スチレン共重合体にゴム弾性を
有する樹脂又はゴムを5〜60重量%の範囲でグラフト
重合させた3元共重合体から選ばれる少なくとも1種の
共重合体を2.5〜25重量%溶融混合した樹脂からな
る容器を製造する。これは前記した課題である、防湿容
器において、物性、及び成形性などの点において良好
で、耐衝撃性、及び耐熱性に優れ、さらに従来のポリプ
ロピレンからなる容器よりも防湿性に優れた容器に関す
る新規知見に基づきなされたものである。
成分5〜60モル%を有するポリオレフィン75〜9
7.5重量%に対し、アクリロニトリル−スチレン共重
合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴムを5〜60重量%
の範囲でグラフト重合させた3元共重合体、あるいはメ
チルメタアクリレート−スチレン共重合体にゴム弾性を
有する樹脂又はゴムを5〜60重量%の範囲でグラフト
重合させた3元共重合体から選ばれる少なくとも1種の
共重合体を2.5〜25重量%溶融混合した樹脂からな
る容器を製造する。これは前記した課題である、防湿容
器において、物性、及び成形性などの点において良好
で、耐衝撃性、及び耐熱性に優れ、さらに従来のポリプ
ロピレンからなる容器よりも防湿性に優れた容器に関す
る新規知見に基づきなされたものである。
【0015】これらの条件を満足するような、樹脂を使
用することによって得られる容器は、前記の耐衝撃性、
耐熱性、及び水蒸気バリア性において優れた特性を有し
ている。本発明に用いるポリオレフィンとアクリロニト
リル−スチレン共重合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴ
ムを5〜60重量%の範囲でグラフト重合させた3元共
重合体、あるいはメチルメタアクリレート−スチレン共
重合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴムを5〜60重量
%の範囲でグラフト重合させた3元共重合体から選ばれ
る少なくとも1種の共重合体は、その主体となる樹脂が
前記した範囲内であれば、他の樹脂、あるいは添加剤を
含んでいても何ら差し支えない。
用することによって得られる容器は、前記の耐衝撃性、
耐熱性、及び水蒸気バリア性において優れた特性を有し
ている。本発明に用いるポリオレフィンとアクリロニト
リル−スチレン共重合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴ
ムを5〜60重量%の範囲でグラフト重合させた3元共
重合体、あるいはメチルメタアクリレート−スチレン共
重合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴムを5〜60重量
%の範囲でグラフト重合させた3元共重合体から選ばれ
る少なくとも1種の共重合体は、その主体となる樹脂が
前記した範囲内であれば、他の樹脂、あるいは添加剤を
含んでいても何ら差し支えない。
【0016】本発明の防湿容器の形態は単層の容器とし
ても、多層構成としても差し支えない。特に本発明で使
用する環状オレフィン成分5〜60モル%を有するポリ
オレフィンは、炭化水素系、ハロゲン化炭化水素系の薬
品に対する耐性が弱いため、前記した薬品を含む内容物
の容器として利用する場合、あるいは耐衝撃性、耐熱
性、及び水蒸気バリア性に加えて、酸素等のガスバリア
性が要求される場合には、単層構成の容器とするより
も、多層構成の容器とするほうが好ましい。
ても、多層構成としても差し支えない。特に本発明で使
用する環状オレフィン成分5〜60モル%を有するポリ
オレフィンは、炭化水素系、ハロゲン化炭化水素系の薬
品に対する耐性が弱いため、前記した薬品を含む内容物
の容器として利用する場合、あるいは耐衝撃性、耐熱
性、及び水蒸気バリア性に加えて、酸素等のガスバリア
性が要求される場合には、単層構成の容器とするより
も、多層構成の容器とするほうが好ましい。
【0017】その場合、本発明の樹脂(A)に対して樹
脂(B)が内容物側に積層される、本発明の樹脂(A)
に対して樹脂(B)とガスバリア性樹脂(C)が内容物
側に積層される、本発明の樹脂(A)が樹脂(B)の間
に介在する、または本発明の樹脂(A)と酸素バリア性
樹脂(C)が樹脂(B)の間に介在するようにする限り
任意の配置をとることができ、例えば、 (イ)A/Bの2層構成 (ロ)B/A/Bの3層構成 (ハ)A/B/C、A/C/Bの3層構成 (ニ)B/A/Bの3層構成 (ホ)B/A/C/Bの4層構成 などの構成をとり得る。前記の例において、樹脂(B)
としてはポリオレフィン樹脂が好ましく、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−αオレフィン共重合
体、プロピレン−αオレフィン共重合体などがあげられ
る。
脂(B)が内容物側に積層される、本発明の樹脂(A)
に対して樹脂(B)とガスバリア性樹脂(C)が内容物
側に積層される、本発明の樹脂(A)が樹脂(B)の間
に介在する、または本発明の樹脂(A)と酸素バリア性
樹脂(C)が樹脂(B)の間に介在するようにする限り
任意の配置をとることができ、例えば、 (イ)A/Bの2層構成 (ロ)B/A/Bの3層構成 (ハ)A/B/C、A/C/Bの3層構成 (ニ)B/A/Bの3層構成 (ホ)B/A/C/Bの4層構成 などの構成をとり得る。前記の例において、樹脂(B)
としてはポリオレフィン樹脂が好ましく、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−αオレフィン共重合
体、プロピレン−αオレフィン共重合体などがあげられ
る。
【0018】ガスバリア性樹脂(C)としては、エチレ
ン含量が25〜60モル%のエチレン−酢酸ビニル共重
合体を、ケン化度が96%以上にケン化して得られる共
重合体や、炭素数100個あたりのアミド基の数が3〜
30個の範囲で含有されるホモポリアミド、コポリアミ
ド、またはそのブレンド樹脂が好適に使用し得る。また
前記した層構成において、層間の接着性が乏しい場合に
は、樹脂層の間に接着性樹脂を介在することもでき、こ
の場合の接着性樹脂としては酸変性オレフィン樹脂、例
えば無水マレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸、無水
イタコン酸等のエチレン系不飽和カルボン酸またはその
無水物でグラフト変性されたポリエチレン、エチレン−
αオレフィン共重合体等の接着性樹脂を介在させること
ができる。各層の厚みも、特に制限はなく、一般に本発
明の樹脂(A)が全体の25〜99の厚み比で設けるの
が好ましい。
ン含量が25〜60モル%のエチレン−酢酸ビニル共重
合体を、ケン化度が96%以上にケン化して得られる共
重合体や、炭素数100個あたりのアミド基の数が3〜
30個の範囲で含有されるホモポリアミド、コポリアミ
ド、またはそのブレンド樹脂が好適に使用し得る。また
前記した層構成において、層間の接着性が乏しい場合に
は、樹脂層の間に接着性樹脂を介在することもでき、こ
の場合の接着性樹脂としては酸変性オレフィン樹脂、例
えば無水マレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸、無水
イタコン酸等のエチレン系不飽和カルボン酸またはその
無水物でグラフト変性されたポリエチレン、エチレン−
αオレフィン共重合体等の接着性樹脂を介在させること
ができる。各層の厚みも、特に制限はなく、一般に本発
明の樹脂(A)が全体の25〜99の厚み比で設けるの
が好ましい。
【0019】本発明の防湿容器はスクラップ樹脂を混合
することもでき、多層構成をとってスクラップ樹脂を単
独層として介在することも可能であり、具体的には、ス
クラップ樹脂層(D)に対して下記の層構成があげられ
る。 (ヘ)D/A、D/Aの2層構成 (ト)A/D/Aの3層構成 さらに、スクラップ樹脂層を含む構成において、前記し
たガスバリア性樹脂層を含む構成との組み合わせること
もなんら差し支えはない。
することもでき、多層構成をとってスクラップ樹脂を単
独層として介在することも可能であり、具体的には、ス
クラップ樹脂層(D)に対して下記の層構成があげられ
る。 (ヘ)D/A、D/Aの2層構成 (ト)A/D/Aの3層構成 さらに、スクラップ樹脂層を含む構成において、前記し
たガスバリア性樹脂層を含む構成との組み合わせること
もなんら差し支えはない。
【0020】本発明の容器は周知の方法によって成形で
き、ブロー成形、射出成形、押出成形などの従来のプラ
スチック用成形機で、汎用のプラスチックとなんら変わ
りなく成形でき、好ましくは2軸混練押出機などのプラ
スチック混合機によりあらかじめブレンドをしたペレッ
トを用いることが望ましい。
き、ブロー成形、射出成形、押出成形などの従来のプラ
スチック用成形機で、汎用のプラスチックとなんら変わ
りなく成形でき、好ましくは2軸混練押出機などのプラ
スチック混合機によりあらかじめブレンドをしたペレッ
トを用いることが望ましい。
【0021】
【作用】本発明によれば、環状オレフィン成分5〜60
モル%を有するポリオレフィン75〜97.5重量%に
対し、アクリロニトリル−スチレン共重合体にゴム弾性
を有する樹脂又はゴムを5〜60重量%の範囲でグラフ
ト重合させた3元共重合体、あるいはメチルメタアクリ
レート−スチレン共重合体にゴム弾性を有する樹脂又は
ゴムを5〜60重量%の範囲でグラフト重合させた3元
共重合体から選ばれる少なくとも1種の共重合体を2.
5〜25重量%溶融混合した樹脂を成形することによっ
て耐衝撃性、及び耐熱性に優れた防湿性容器を得られ
る。
モル%を有するポリオレフィン75〜97.5重量%に
対し、アクリロニトリル−スチレン共重合体にゴム弾性
を有する樹脂又はゴムを5〜60重量%の範囲でグラフ
ト重合させた3元共重合体、あるいはメチルメタアクリ
レート−スチレン共重合体にゴム弾性を有する樹脂又は
ゴムを5〜60重量%の範囲でグラフト重合させた3元
共重合体から選ばれる少なくとも1種の共重合体を2.
5〜25重量%溶融混合した樹脂を成形することによっ
て耐衝撃性、及び耐熱性に優れた防湿性容器を得られ
る。
【0022】
<実施例1>環状ポリオレフィン共重合体(環状オレフ
ィン成分;60モル%,エチレン成分;40モル%)7
5重量%に対し、アクリロニトリル−スチレン共重合体
にポリブタジエンを5重量%グラフト重合させたABS
樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレンドし、その
ペレットから射出成形機により容量380mlのカップ
を得た。このカップの平均肉厚は1.4mmだった。
ィン成分;60モル%,エチレン成分;40モル%)7
5重量%に対し、アクリロニトリル−スチレン共重合体
にポリブタジエンを5重量%グラフト重合させたABS
樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレンドし、その
ペレットから射出成形機により容量380mlのカップ
を得た。このカップの平均肉厚は1.4mmだった。
【0023】<実施例2>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)97.5重量%に対し、アクリロニトリル−
スチレン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト
重合させたABS樹脂を2.5重量%を2軸混練押出機
でブレンドし、そのペレットから射出成形機により容量
380mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は
1.4mmだった。
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)97.5重量%に対し、アクリロニトリル−
スチレン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト
重合させたABS樹脂を2.5重量%を2軸混練押出機
でブレンドし、そのペレットから射出成形機により容量
380mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は
1.4mmだった。
【0024】<実施例3>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;5モル%,エチレン成分;95
モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチレ
ン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合さ
せたABS樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレン
ドし、そのペレットから射出成形機により容量380m
lのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4mm
だった。
(環状オレフィン成分;5モル%,エチレン成分;95
モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチレ
ン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合さ
せたABS樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレン
ドし、そのペレットから射出成形機により容量380m
lのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4mm
だった。
【0025】<実施例4>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを60重量%グラフト重
合させたABS樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブ
レンドし、そのペレットから射出成形機により容量38
0mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4
mmだった。
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを60重量%グラフト重
合させたABS樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブ
レンドし、そのペレットから射出成形機により容量38
0mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4
mmだった。
【0026】<実施例5>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にアクリルゴムを5重量%グラフト重合さ
せたAAS樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレン
ドし、そのペレットから射出成形機により容量380m
lのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4mm
だった。
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にアクリルゴムを5重量%グラフト重合さ
せたAAS樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレン
ドし、そのペレットから射出成形機により容量380m
lのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4mm
だった。
【0027】<実施例6>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にEPDMゴムを5重量%グラフト重合さ
せたAES樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレン
ドし、そのペレットから射出成形機により容量380の
カップを得た。このカップの平均肉厚は1.4mmだっ
た。
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にEPDMゴムを5重量%グラフト重合さ
せたAES樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレン
ドし、そのペレットから射出成形機により容量380の
カップを得た。このカップの平均肉厚は1.4mmだっ
た。
【0028】<実施例7>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)75重量%に対し、メチルメタクリレート−
スチレン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト
重合させたMBS樹脂を25重量%を2軸混練押出機で
ブレンドし、そのペレットから射出成形機により容量3
80mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.
4mmだった。
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)75重量%に対し、メチルメタクリレート−
スチレン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト
重合させたMBS樹脂を25重量%を2軸混練押出機で
ブレンドし、そのペレットから射出成形機により容量3
80mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.
4mmだった。
【0029】<実施例8>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合
させたABS樹脂/メチルメタクリレート−スチレン共
重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合させた
MBS樹脂=1/1重量比を25重量%を2軸混練押出
機でブレンドし、そのペレットから射出成形機により容
量380mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は
1.4mmだった。
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合
させたABS樹脂/メチルメタクリレート−スチレン共
重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合させた
MBS樹脂=1/1重量比を25重量%を2軸混練押出
機でブレンドし、そのペレットから射出成形機により容
量380mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は
1.4mmだった。
【0030】<実施例9>屈折率1.54(ASTM
D542)の環状ポリオレフィン共重合体(環状オレフ
ィン成分;60モル%,エチレン成分;40モル%)7
5重量%に対し、屈折率1.54(ASTM D54
2)のアクリロニトリル−スチレン共重合体にポリブタ
ジエンを15重量%グラフト重合させたABS樹脂を2
5重量%を2軸混練押出機でブレンドし、そのペレット
から射出成形機により容量380mlのカップを得た。
このカップの平均肉厚は1.4mmだった。
D542)の環状ポリオレフィン共重合体(環状オレフ
ィン成分;60モル%,エチレン成分;40モル%)7
5重量%に対し、屈折率1.54(ASTM D54
2)のアクリロニトリル−スチレン共重合体にポリブタ
ジエンを15重量%グラフト重合させたABS樹脂を2
5重量%を2軸混練押出機でブレンドし、そのペレット
から射出成形機により容量380mlのカップを得た。
このカップの平均肉厚は1.4mmだった。
【0031】<比較例1>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)のペレットから射出成形機により容量380
mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4m
mだった。
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)のペレットから射出成形機により容量380
mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4m
mだった。
【0032】<比較例2>ポリプロピレン(ホモポリマ
ー)のペレットから射出成形機により容量380mlの
カップを得た。このカップの平均肉厚は1.4mmだっ
た。
ー)のペレットから射出成形機により容量380mlの
カップを得た。このカップの平均肉厚は1.4mmだっ
た。
【0033】<比較例3>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)70重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合
させたABS樹脂を30重量%を2軸混練押出機でブレ
ンドし、そのペレットから射出成形機により容量380
mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4m
mだった。
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)70重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合
させたABS樹脂を30重量%を2軸混練押出機でブレ
ンドし、そのペレットから射出成形機により容量380
mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4m
mだった。
【0034】<比較例4>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)99.0重量%に対し、アクリロニトリル−
スチレン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト
重合させたABS樹脂を1.0重量%を2軸混練押出機
でブレンドし、そのペレットから射出成形機により容量
380mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は
1.4mmだった。
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)99.0重量%に対し、アクリロニトリル−
スチレン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト
重合させたABS樹脂を1.0重量%を2軸混練押出機
でブレンドし、そのペレットから射出成形機により容量
380mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は
1.4mmだった。
【0035】<比較例5>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;70モル%,エチレン成分;3
0モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合
させたABS樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレ
ンドし、そのペレットから射出成形機により容量380
mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4m
mだった。
(環状オレフィン成分;70モル%,エチレン成分;3
0モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合
させたABS樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレ
ンドし、そのペレットから射出成形機により容量380
mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4m
mだった。
【0036】<比較例6>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;1モル%,エチレン成分;99
モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチレ
ン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合さ
せたABS樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレン
ドし、そのペレットから射出成形機により容量380m
lのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4mm
だった。
(環状オレフィン成分;1モル%,エチレン成分;99
モル%)75重量%に対し、アクリロニトリル−スチレ
ン共重合体にポリブタジエンを5重量%グラフト重合さ
せたABS樹脂を25重量%を2軸混練押出機でブレン
ドし、そのペレットから射出成形機により容量380m
lのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4mm
だった。
【0037】<比較例7>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)70重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを2.5重量%グラフト
重合させたABS樹脂を30重量%を2軸混練押出機で
ブレンドし、そのペレットから射出成形機により容量3
80mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.
4mmだった。
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)70重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを2.5重量%グラフト
重合させたABS樹脂を30重量%を2軸混練押出機で
ブレンドし、そのペレットから射出成形機により容量3
80mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.
4mmだった。
【0038】<比較例8>環状ポリオレフィン共重合体
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)70重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを65重量%グラフト重
合させたABS樹脂を30重量%を2軸混練押出機でブ
レンドし、そのペレットから射出成形機により容量38
0mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4
mmだった。以上の結果を(表1)に示す。
(環状オレフィン成分;60モル%,エチレン成分;4
0モル%)70重量%に対し、アクリロニトリル−スチ
レン共重合体にポリブタジエンを65重量%グラフト重
合させたABS樹脂を30重量%を2軸混練押出機でブ
レンドし、そのペレットから射出成形機により容量38
0mlのカップを得た。このカップの平均肉厚は1.4
mmだった。以上の結果を(表1)に示す。
【0039】
【表1】
【0040】(表1)において、 落下試験:成形したカップに20gの重りを入れ、所定
のキャッピングをし、室温−24時間保存したものを試
験用サンプルとする。試験用サンプルを下記条件により
落下試験し、割れ本数をチェックした。表中数値は、割
れ数/試験数。落下高さ1.2m、コンクリート面へ容
器を正立に落下、落下回数1回、n=10 透湿度:JIS Z 0222に準拠した透湿度測定。 熱変形温度:JIS K 7207に準拠。荷重4.6
kg/cm2 透明性:ASTM D1746に準拠した透過率測定。
のキャッピングをし、室温−24時間保存したものを試
験用サンプルとする。試験用サンプルを下記条件により
落下試験し、割れ本数をチェックした。表中数値は、割
れ数/試験数。落下高さ1.2m、コンクリート面へ容
器を正立に落下、落下回数1回、n=10 透湿度:JIS Z 0222に準拠した透湿度測定。 熱変形温度:JIS K 7207に準拠。荷重4.6
kg/cm2 透明性:ASTM D1746に準拠した透過率測定。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、防湿容器において、物
性、及び成形性などの点において良好で、耐衝撃性、及
び耐熱性に優れ、さらに従来のポリプロピレンからなる
容器よりも防湿性に優れた容器を得ることが可能とな
る。
性、及び成形性などの点において良好で、耐衝撃性、及
び耐熱性に優れ、さらに従来のポリプロピレンからなる
容器よりも防湿性に優れた容器を得ることが可能とな
る。
Claims (5)
- 【請求項1】環状オレフィン成分5〜60モル%を有す
るポリオレフィン75〜97.5重量%に対し、アクリ
ロニトリル−スチレン共重合体にゴム弾性を有する樹脂
又はゴムを5〜60重量%の範囲でグラフト重合させた
3元共重合体、あるいはメチルメタアクリレート−スチ
レン共重合体にゴム弾性を有する樹脂又はゴムを5〜6
0重量%の範囲でグラフト重合させた3元共重合体から
選ばれる少なくとも1種の共重合体を2.5〜25重量
%溶融混合した樹脂からなる耐衝撃性、及び耐熱性に優
れた防湿性容器。 - 【請求項2】請求項1において、前記ゴム弾性を有する
樹脂又はゴムがポリブタジエンである防湿性容器。 - 【請求項3】請求項1において、前記ゴム弾性を有する
樹脂又はゴムがアクリルゴムである防湿性容器。 - 【請求項4】請求項1において、前記ゴム弾性を有する
樹脂又はゴムがEPDMゴムである防湿性容器。 - 【請求項5】請求項1において、環状オレフィン成分5
〜60モル%を有するポリオレフィンの屈折率に対し、
3元共重合体の屈折率の差が±0.02以内である耐衝
撃性、耐熱性、及び透明性に優れた防湿性容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31641693A JPH07166008A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 防湿性容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31641693A JPH07166008A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 防湿性容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07166008A true JPH07166008A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18076835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31641693A Pending JPH07166008A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 防湿性容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07166008A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0965614A1 (de) * | 1998-06-16 | 1999-12-22 | Ticona GmbH | Schlagzähe Cycloolefin-Copolymer-Legierung |
| JP2013151643A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-08-08 | Sekisui Plastics Co Ltd | ポリスチレン系樹脂フィルム、積層発泡シート、及び、発泡樹脂容器 |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP31641693A patent/JPH07166008A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0965614A1 (de) * | 1998-06-16 | 1999-12-22 | Ticona GmbH | Schlagzähe Cycloolefin-Copolymer-Legierung |
| US6225407B1 (en) | 1998-06-16 | 2001-05-01 | Ticona Gmbh | Polymer blend |
| JP2013151643A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-08-08 | Sekisui Plastics Co Ltd | ポリスチレン系樹脂フィルム、積層発泡シート、及び、発泡樹脂容器 |
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