JPH0716625A - 圧延機制御方法及び装置 - Google Patents

圧延機制御方法及び装置

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JPH0716625A
JPH0716625A JP5143457A JP14345793A JPH0716625A JP H0716625 A JPH0716625 A JP H0716625A JP 5143457 A JP5143457 A JP 5143457A JP 14345793 A JP14345793 A JP 14345793A JP H0716625 A JPH0716625 A JP H0716625A
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rolling mill
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actuator
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Takashi Okada
岡田  隆
Yusaku Otsuka
祐策 大塚
Yasuo Morooka
泰男 諸岡
Yutaka Saito
裕 斉藤
Yasunori Katayama
恭紀 片山
Masaaki Nakajima
正明 中島
Satoru Hattori
哲 服部
Toshiyuki Kashiwagi
俊之 柏木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧延機の板厚・張力制御装置において、各ア
クチュエータが遅れを持つ場合でも適切なフィードフォ
ワード外乱制御を行う。 【構成】 圧延状態を検出する状態検出器3、圧延スタ
ンド1への入側板厚変動を検出する入側板厚検出部4、
検出された板厚を記憶する入側板厚記憶部8、記憶され
ている入側板厚の履歴から圧下装置とロール速度装置の
操作量を演算するフィードフォワード制御部6、フィー
ドフォワード制御部6の各ゲインを設定するゲイン設定
部7、状態検出器3で検出された状態量とゲイン設定部
7で設定されたゲインとから圧下装置とロール速度装置
の操作量を演算するフィードバック制御部5、フィード
フォワード制御部6とフィードバック制御部5で算出さ
れた圧下装置とロール速度装置の操作量をそれぞれ加算
して出力する加算部9、状態検出器3で検出された状態
量を表示する応答表示部11とを含んで構成された圧延
機の板厚・張力制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延機の出側板厚・後
方張力制御系の外乱変動に対する制御装置及び方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧延機上で顕著な外乱である入側
板厚変動に対応する出側板厚制御方法としては、例えば
「板圧延の理論と実際」(日本鉄鋼協会共同研究会 圧
延理論部会編 社団法人 日本鉄鋼協会)の第12章に
記載されているように、圧下操作によるるフィードフォ
ワードAGC(Automatic Gauge Control)やロール
速度操作によるフィードフォワードAGCと言われる方
法があり、現在の入側板厚変動値に比例して各操作を行
う比例フィードフォワード制御であった。また、フィー
ドフォワード制御とフィードバック制御を組み合わせた
例は、特開昭61−189812号公報に記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記各従来技
術は、制御時点現在の入側板厚にのみ着目した比例制御
であるため圧下装置やロール速度装置に応答の遅れがあ
る場合、十分な外乱制御ができないという問題があっ
た。また応答遅れの時間だけ早い時点で制御を開始して
も、外乱すなわち入り側板厚変動の速さが早いと、圧下
装置やロール速度装置の応答が入り側板厚の変動に追従
できないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、圧延現象に入ってくる外
乱として顕著な入側板厚変動に対処する圧延機の板厚・
張力制御において、各アクチュエ−タが遅れを持つ場合
でも適切な外乱制御を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、板厚と張力を制御量とする圧延機を制御
する制御装置を、前記圧延機の圧延状態を変化させる圧
下装置、圧延ロール回転装置等のアクチュエータと、前
記圧延機に入ってくる圧延材の板厚変動を検出する入側
板厚変動検出部と、該検出部の出力を記憶する入側板厚
記憶部と、該入側板厚記憶部に蓄えられた板厚の所定時
間内の未来の変動履歴を入力として前記アクチュエータ
への操作量を指示する信号を演算出力するフィードフォ
ワード制御部とを含んで構成したものである。
【0006】本発明は、また上記目的を達成するため
に、板厚と張力を制御量とする圧延機を制御する制御装
置を、前記圧延機の圧延状態を変化させる圧下装置、圧
延ロール回転装置等のアクチュエータと、前記圧延機に
入ってくる圧延材の板厚変動を検出する入側板厚変動検
出部と、該検出部の出力を記憶する入側板厚記憶部と、
該入側板厚記憶部に蓄えられた板厚の所定時間内の未来
の変動履歴を入力として前記アクチュエータへの操作量
を指示する信号を演算出力するフィードフォワード制御
部と、少なくとも前記圧下装置の圧下位置と圧延ロール
の回転速度と後方張力と出側板厚とを入力として前記ア
クチュエータへの操作量を指示する信号を演算出力する
フィードバック制御部と、前記フィードフォワード制御
部及び前記フィードバック制御部の演算に用いられる制
御ゲインを決定するゲイン設定部と、前記圧延機の出側
板厚及び後方張力を表示する応答表示部と、前記フィー
ドフォワード制御部及びフィードバック制御部のゲイン
調整を行なうためのパラメータを前記ゲイン設定部に入
力する入力部とを含んで構成したものである。
【0007】本発明はまた、上記目的を達成するため
に、出側板厚と後方張力を制御量とする圧延機を制御す
る制御方法を、前記出側板厚、前記後方張力、前記圧延
機における圧下装置の圧下位置、圧延ロールの回転速度
及び前記圧延機に入ってくる圧延材の所定の時間幅にお
ける板厚変動の未来履歴を求める手順と、求められた前
記出側板厚、前記後方張力、前記圧延機における圧下装
置の圧下位置、圧延ロールの回転速度及び前記所定の時
間幅における板厚変動の未来履歴から前記圧延機の圧延
状態を変化させるアクチュエータの操作量を求める手順
と、求められたアクチュエータの操作量を用いてアクチ
ュエータを操作する手順と、前記圧延機の出側板厚及び
後方張力の応答波形に基づいて前記手順で求められる操
作量を調整する手順とを含んで構成したものである。
【0008】本発明はまた、上記目的を達成するため
に、板厚と張力を制御量として圧延機の圧下装置、圧延
ロール回転装置等のアクチュエータを制御する圧延機の
制御方法を、前記圧延機に入ってくる圧延材の板厚変動
を圧延ロールの上流側の所定の位置で定められたサンプ
リング間隔で検出する手順と、検出された複数の板厚変
動値を未来の板厚変動履歴として時系列的に記憶する手
順と、該記憶された未来の板厚変動履歴を入力として前
記アクチュエータへの操作量を指示する第1の信号を演
算出力する手順と、さらに少なくとも前記圧下装置の圧
下位置と圧延ロールの回転速度と後方張力と出側板厚と
を入力として前記アクチュエータへの操作量を指示する
第2の信号を演算出力する手順と、前記第1の信号と第
2の信号を加算して得られた信号を前記アクチュエータ
の制御信号とする手順とを含んで構成したものである。
【0009】
【作用】圧延機のある圧延スタンドの入側板厚変動は、
圧延ロール上流側に配置された入側板厚変動検出部によ
り所定サンプル時間毎に検出され、入側板厚記憶部に時
系列的に入側板厚の変動の未来履歴として記憶される。
板厚変動が検出記憶された圧延材のある点が所定の位置
に到達したとき、その点からnサンプル時間後に前記所
定の位置に到達する点までの板厚変動の未来履歴が入側
板厚記憶部から取り出されてフィードフォワード制御部
に送られ、フィードフォワード制御部では、これからロ
ール直下に流れてくる圧延材の板厚変動のnサンプリン
グ時間後までの時系列板厚変動を用いたフィードフォワ
ード制御から第1の信号として圧下指令とロール速度指
令を演算する。このため、圧延材の1点ごとの板厚変動
データを対象にアクチュエータの制御が行われるのでな
く、未来のある範囲にわたる板厚変動を見通し、該ある
範囲における出側板厚の計画値から偏差が最小となるよ
うにアクチュエータの制御が行われる。したがって、ア
クチュエータの応答は圧延材のある点の板厚変動に対し
て追従するのでなく、未来のある範囲にわたる板厚変動
に対して追従することになり、アクチュエータの板厚変
動に対する応答おくれの影響は小さくなるとともに、出
側板厚の偏差の累積量も小さくなる。
【0010】また、圧下装置の圧下位置と圧延ロールの
回転速度と後方張力と出側板厚とを入力としてフィード
バック制御により前記アクチュエータへの操作量を指示
する第2の信号を演算出力し、前記第1の信号と第2の
信号を加算して得られた信号をアクチュエータへの操作
量を指示する信号とすることにより、制御の精度がさら
に向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例である冷間タンデム圧
延機の出側板厚・後方張力制御について説明する。図2
は、この制御対象であるタンデム圧延機の概略を示す図
である。図2においてタンデム圧延機の各スタンド21
にはアクチュエータとして、各スタンド21のロール2
3を回転させるロール速度装置25及びロールを上下さ
せる圧下装置22が備え付けられている。圧下装置22
を動作させると被圧延材24にかかる荷重が変化し、圧
延現象に影響が及んでスタンド出側板厚やスタンド後方
張力に影響を与える。また、圧延ロール速度装置25を
動作させるとロール23の回転速度が変化する。そし
て、ロール23の回転速度変化がスタンド間の速度差に
影響を及ぼしてスタンド間張力が変化し圧延状況に影響
を与える。また、iスタンド21−1から流れ出る被圧
延材24の板厚は、その出側の板厚計26で検出され
る。そして、この板厚は次のi+1スタンド21−2の
入側板厚になる。つまり、圧延機i+1スタンド21−
2における入側板厚外乱は、既知外乱である。
【0012】図1は本発明をタンデム圧延機の出側板厚
・後方張力制御に適用した制御装置の要部を示すブロッ
ク線図である。図1において制御対象である圧延機は、
図2に示したように、圧延スタンド1と、該圧延スタン
ド1のロールを操作するロール速度装置と圧下装置の二
つのアクチュエータ2を含んで構成されている。
【0013】制御装置は、状態検出器3と、該状態検出
器3の出力側に接続されたフィードバック制御部5と、
該フィードバック制御部5に接続されたゲイン設定部7
と、該ゲイン設定部7の入力側に接続された入力部10
と、前記圧延スタンド1の入側板厚変動を検出する入側
板厚変動検出部(以下、入側板厚検出部という)4と、
該入側板厚検出部4の出力側に接続された入側板厚記憶
部8と、該入側板厚記憶部8及び前記前記ゲイン設定部
7の出力側に接続されたフィードフォワード制御部6
と、該フィードフォワード制御部6及び前記フィードバ
ック制御部5の出力側に接続された加算部9と、前記状
態検出器3の出力側に接続された応答表示部11とを含
んで構成され、前記加算部の出力側は前記アクチュエー
タ2に接続されている。また、入側板厚記憶部8にはロ
ール速度の情報も入力されるようになっている。
【0014】つぎに上記構成の装置の動作を説明する。
圧延スタンド1の状態量である圧下位置、ロール回転速
度及び制御量でもある出側板厚と後方張力は状態検出器
3によって検出される。検出された状態量は、フィード
バック制御部5に入力される。このとき、ゲイン設定部
7では、入力部10から演算のためのパラメータとして
入力されるゲイン設定評価指標に基づいて制御ゲインが
設定されており、その設定された制御ゲインがフィード
バック制御部5に送られている。そして、フィードバッ
ク制御部5では入力された圧下位置、ロール回転速度、
出側板厚及び後方張力と制御ゲインに基づいて圧下指令
及び速度指令が決定され、加算部9へ出力される。
【0015】一方、圧延機に流れてくる被圧延材の入側
板厚外乱である板厚変動は、圧延ロール上流側の所定の
位置に配置された入側板厚検出部4によって検出され
る。入側板厚検出部4によって検出された板厚データ
は、所定サンプリング時間毎に入側板厚記憶部8に入力
される。入側板厚記憶部8は、入側板厚検出部4から入
力される入側板厚変動データとそのデータが検出された
点の被圧延材が圧延スタンド1のロールに到達する予測
時刻(到達予測時刻)を組合わせて入側板厚変動の未来
の履歴として蓄積する。入側板厚検出部4と圧延スタン
ド1の圧延ロール間の距離と被圧延材の流れる速度は分
かっているので、ある時点で入側板厚記憶部8に入力
(入側板厚検出部4で検出)されたデータを持つ被圧延
材の部分が圧延スタンド1のロールに到達する予測時刻
は簡単に推定できる。入側板厚記憶部8に記憶されてい
る到達予測時刻tkと現在の時刻が同じになったとき、
入側板厚記憶部8からその予測時刻tkに対応する板厚
データ(H(k))と入側板厚記憶部8に蓄積されてい
るその予測時刻以降に到達する板厚データ(H(k+1)
〜H(k+n))がフィードフォワード制御部6に出力さ
れる。
【0016】ゲイン設定部7では、入力部10から入力
されるゲイン設定評価指標に基づいて制御ゲインが設定
されており、その設定された制御ゲインがフィードフォ
ワード制御部6に送られている。フィードフォワード制
御部6は、入側板厚記憶部8から送られてくる入側板厚
変動のこれからの履歴(H(k)〜H(k+n))とゲイ
ン設定部7から送られてくる制御ゲインに基づき圧下指
令及びロール速度指令を求め、加算部9へ出力する。フ
ィードバック制御部5とフィードフォワード制御部6で
求められた圧下指令とロール速度指令は、加算部9で加
算され、新たな圧下指令Sp(K)と速度指令Vp(K)
として出力される。
【0017】加算部9で求められた圧下指令Sp(K)
とロール速度指令Vp(K)は、アクチュエ−タ2の圧
下装置及びロール速度装置に入力され、圧延スタンド1
はこれらの信号に基づいてアクチュエ−タ2により操作
される。アクチュエ−タ2の操作量の調整は、フィード
バック制御部5とフィードフォワード制御部6の制御ゲ
インの調整によって行なわれる。この制御ゲインは、応
答表示部11に表示される圧延スタンドの出側板厚及び
後方張力の応答波形から適否が判断され、入力部10か
ら入力される演算パラメータとしてのゲイン設定評価指
標を変更して調整が行なわれる。
【0018】図3は、本発明の実施例の図1における入
側板厚記憶部8の内部詳細図である。入側板厚記憶部8
は、入側板厚検出部4からのデータが入力されるサンプ
ラ804と、該サンプラ804に接続された到達時刻予
測部801と、該到達時刻予測部801に接続された到
達予測時刻記憶部802と、前記サンプラ804に接続
された板厚記憶部803と、前記サンプラ804と到達
予測時刻記憶部802と板厚記憶部803とに接続され
た外乱出力部805とを含んで構成され、外乱出力部8
05が前記フィードフォワード制御部6に接続され、到
達時刻予測部801にスタンド間板速データが入力され
るようになっている。
【0019】上記構成の入側板厚記憶部8においては、
入側板厚検出部4によって検出された入側板厚は、ま
ず、サンプラ804に入力され、実際の制御周期でサン
プリングされ、サンプリング時の入側板厚外乱H(k+
m)とサンプリング時刻T(k+m)がサンプラ804か
ら出力される。サンプラ804の出力であるサンプリン
グ時刻T(k+m)は、到達時刻予測部801に入力され
て、到達時刻予測部801はそのサンプリング時刻に検
出された板厚外乱H(k+m)を持つ被圧延材の部分が圧
延機のロール直下に到達する時刻t(k+m)を推定す
る。到達時刻は、入側板厚検出部4から圧延スタンドの
ロール直下までの距離は一定であるので、被圧延材の流
れる速度によって計算される。例えば、入側板厚検出部
4と圧延スタンドのロール直下との間の距離をL(m)
とし、サンプリング時刻の被圧延材の板速がVm(m/se
c)であるとする。このとき、サンプリングされた板厚
外乱は、次の数式1で求められる時間ta(sec)後に圧
延機のロール直下に到達すると予測される。
【0020】
【数1】ta=L/Vm 板速Vmは、直接板速計から入力することもできるが、
ロール速度VRより公知である板速の式 Vm=VR(1
+f)(f:先進率)より求めることができる。以上の
ことから、検出された板厚外乱H(k+m)が圧延機のロ
ール直下に到達する時刻t(k+m)は、次の数式2で表
現される。
【0021】
【数2】t(k+m)=T(k+m)+ta 到達時刻予測部801で求められた到達予測時刻t(k
+m)は到達予測時刻記憶部802に、サンプラ804
でサンプリングされた板厚外乱H(k+m)は板厚記憶部
803に、互いに対応づけられてそれぞれ記憶される。
到達予測時刻t(k+m)と板厚外乱H(k+m)は、サン
プリングされた順に整列され、記憶される。到達予測時
刻記憶部802で記憶されている到達予測時刻t(k+
m)とサンプラ804から出力されるサンプル時刻T(k
+m)は外乱出力部805に入力され、サンプラ804
からのサンプル時刻T(k+m)と同じ到達予測時刻t
(k)に対応した板厚外乱H(k)が板厚記憶部803か
ら選出される。そして、そのサンプル点の板厚外乱H
(k)からnサンプル時刻後の板厚外乱、H(k+n)ま
での板厚外乱データ(H(k)、H(k+1)、・・・、
H(k+n))がフィードフォワード制御部6に出力され
る。
【0022】図4は、本発明の実施例の図1におけるフ
ィードフォワード制御部6の内部詳細図である。フィー
ドフォワード制御部6は、乗算部11、12、……1n
と、乗算部21、22、……2nと、前記乗算部11、
12、……1nの出力を合計して圧下指令として出力す
る加算部603と、前記乗算部21、22、……2nの
出力を合計してロール速度指令として出力する加算部6
04とを含んで構成されている。乗算部11、12、…
…1nは、入側板厚記憶部8から出力される板厚外乱デ
ータ(H(k)、H(k+1)、……、H(k+n)と、ゲ
イン設定部7から出力されるゲインKd11、Kd12、…
…、Kd1nをそれぞれ乗算して加算部603に出力する
ように構成され、乗算部21、22、……2nは、入側
板厚記憶部8から出力される板厚外乱データ(H
(k)、H(k+1)、……、H(k+n)と、ゲイン設定
部7から出力されるゲインKd21、Kd22、……、Kd2n
をそれぞれ乗算して加算部604に出力するように構成
されている。
【0023】加算部603と加算部604の演算結果
は、加算部9にそれぞれ圧下指令及びロール速度指令と
して出力される。
【0024】次に、図1におけるゲイン設定部7につい
て説明する。ゲイン設定部7は、入力部10から入力さ
れるゲイン設計評価指標に基づいてフィードバック制御
部5とフィードフォワード制御部6の制御ゲインを設定
する。先ず、制御系を設計するために必要な制御対象で
ある圧延機のモデルを示す。冷間タンデム圧延機のモデ
ルは、例えば、「数値解析手法による制御系の設計(社
団法人計測自動制御学会編 安藤他)」に記載されてい
るような圧延現象を表現する圧延荷重式、先進率式、張
力式、ゲージメータ式等から導出された状態空間モデル
で表現できる。この状態空間モデルは、状態量として各
スタンド圧下位置Si、各スタンドロール速度VRi、各
スタンド後方張力τbi、操作量として各スタンド圧下位
置指令Spi、各スタンドロール速度指令Vpi、制御量と
して各スタンド出側板厚hi、各スタンド後方張力τb
i、外乱として各スタンド入側板厚Hiを用いて表現でき
る(但し、iはスタンドの番号を表す)。
【0025】更に、複数のスタンドから構成されて大規
模システムであるタンデム圧延機は、「ミル制御用ブロ
ック化非干渉最適制御方式の開発(電気学会情報処理研
究会資料IP−87−11、p.101、昭和62−1
1、片山他)」に記載されているような手法を用いてス
タンド毎に非干渉化できる。そして、実際の制御は、あ
るサンプリングタイム毎に指令を変更する離散時間制御
である。従って、最終的な圧延機のモデルは離散時間表
示で、次のような数式3、数式4で記述できる。
【0026】
【数3】
【0027】
【数4】
【0028】ここで、フィードバック制御部5によりあ
る程度外乱除去特性を確保するために、下記の数式5に
示すようなエラーシステムの状態方程式を作成する。エ
ラーシステムの作成は、例えば、「最適予見制御系の漸
近特性(計測自動制御学会論文集 Vol.25、No.10、
P.1083/1090(1989)、河村他)」に記載されている
手順で行えばよい。
【0029】
【数5】
【0030】また、In×n は、n×nの単位行列で
あり、0n×m は、n×mの零行列である。[ ]末
尾のTは転置行列を示す。
【0031】このような制御対象に対して、先ずフィー
ドバック制御部5を設計する。ここでは、下記数式6の
2次形式評価関数Jを最小化することを設計指針とす
る。
【0032】
【数6】
【0033】数式6のゲイン設定評価指標を用いる場合
の入力部10から入力するパラメータは、行列Qi、Ri
である。このときの行列の要素q1〜q5及びr1、r2の
物理的な意味は、次の通りである。
【0034】q1:圧延機1の目標出側板厚からの偏差の
応答を調整する重み q2:圧延機1の目標後方張力からの偏差の応答を調整す
る重み q3:圧延機1の圧下位置の応答を調整する重み q4:圧延機1のロール速度の応答を調整する重み q5:圧延機1の後方張力の応答を調整する重み r1:圧延機1の圧下装置への指令の大きさを調整する重
み r2:圧延機1のロール速度装置への指令の大きさを調整
する重み 従って、この場合のフィードバック制御部5及びフィー
ドフォワード制御部6のゲインの調整は、次のような方
法で行なうことができる。
【0035】 応答表示部11において出側板厚偏差の応答が遅い → q1を大きくする 応答表示部11において後方張力偏差の応答が遅い → q2を大きくする ・ ・ ・ さて、数式6の評価指標に基づくと、フィードバック制
御部5には、ゲイン設定部7で演算された下記制御ゲイ
ンKoが送られる。そして、フィードバック制御部5で
は、数式7で記述される操作量演算が行われる。
【0036】
【数7】
【0037】次に数式7のフィードバック制御に加え
て、数式6の評価関数を更に最小化するフィードフォワ
ード制御部6の制御ゲインの設計法を示す。フィードフ
ォワード制御部6の操作量演算は、入側板厚変動の履歴
にゲインを乗じて加算した数式8で記述される。
【0038】
【数8】
【0039】ここで、数式8のフィードフォワード制御
を行う場合、数式6の評価関数を更に最小化するように
ゲイン設定部7では、上記数式8に用いられる制御ゲイ
ンKdjを求める。制御ゲインKdjを求める方法は、次の
数式9の条件から導きだされる。
【0040】
【数9】
【0041】このときの、制御ゲインは次の数式10で
記述される。
【0042】
【数10】
【0043】このように入力部10から入力された評価
関数の重み行列に対して、ゲイン設定部7では、数式1
0に示したようにフィードフォワード制御部6の制御ゲ
インKdjを計算して、フィードフォワード制御部6に出
力する。
【0044】図5に本発明によるフィードフォワード外
乱制御の方法を表現したフローチャートを示す。先ず、
step.1として数式6に示した評価関数Jを決定するた
めに入力部10から評価関数の重み行列Q、Rを入力す
る。次に、step.2として、この入力された重み行列
Q、Rを用いてゲイン設定部7でフィードバック制御部
5の制御ゲインKo及びフィードフォワード制御部6の
制御ゲインKdjを計算し、フィードバック制御部5とフ
ィードフォワード制御部6に出力する。以上までのste
p.1とstep.2は前処理にあたり、次からのstep.3
〜step.7は、入側板厚のサンプリング周期毎に行われ
る。
【0045】先ず、step.3.1で、入側板厚変動が入側
板厚検出部4で検出され、step.3.2で、状態検出器3
により圧延状態が検出される。続いて、step.4では、
この検出された板厚が圧延スタンドのロール直下に到達
する時刻が入側板厚記憶部8により予測される。step.
5では、step.3.1で検出された板厚とstep.4で予測さ
れた到達予測時刻が未来外乱の履歴として入側板厚記憶
部8に追加記憶される。step.6.1では、step.3.1で
検出された時の時刻と同じ到達予測時刻である入側板厚
外乱からnサンプリング時刻後までの入側板厚変動が入
側板厚記憶部8から取り出されて、フィードフォワード
制御部6に出力され、step.2で計算されたフィードフ
ォワード制御ゲインKdjと数式8のような積和演算が行
われてフィードフォワード制御操作量Δu(k)が算出
される。
【0046】そして、step.6.2では、step.3.2で検
出された圧延状態である圧下位置、ロール回転速度、後
方張力がフィードバック制御部5に出力されて、step.
2で計算したフィードバック制御ゲインと数式7のよう
な演算が行われ、フィードバック制御操作量が算出され
る。最後のstep.7では、step.6.1及びstep.6.2で
計算した操作量が加算され、得られた操作量に基づいて
圧下装置及びロール速度装置のアクチュエ−タ2が操作
される。以上step.3からstep.7までが1制御周期で行
われ、これらの動作が終わると、次の制御周期で再びst
ep.3からstep.7までが繰り返される。そして、以上の
制御の結果得られる圧延スタンド1の出側板厚及び後方
張力は、step.0でその応答が表示される。このとき応
答波形が悪い場合(例えば、板厚偏差が大きい等)、評
価関数の重み行列のパラメータの変更を先ほど記述した
要領で行ない、新たにフィードバック制御ゲイン及びフ
ィードフォワード制御ゲインを決定する。
【0047】図6は、本発明のように未来外乱の履歴を
用いたフィードフォワード制御とフィードバック制御を
用いた場合と、従来のように現在の外乱値のみを用いた
フィードフォワード制御とフィードバック制御を用いた
場合の圧延機の出側板厚の応答をシミュレーションした
結果を示した図である。ここでは、従来のフィードフォ
ワード外乱制御として、現在の入側板厚だけをフィード
フォワード操作に反映させた方法を用い、本発明の例と
しては、サンプリング時間で4ステップ後に圧延機に流
れてくる入側板厚までを未来履歴とする方法を用いた。
その結果、入側板厚の最大振幅を本発明により低減化で
きていることが分かる。また、未来の外乱値を利用し、
かつ各アクチュエ−タの遅れが考慮されているため、外
乱が圧延スタンドに入ってくる前にアクチュエ−タが動
作し、出側板厚の板厚変動が抑制されていることが分か
る。
【0048】図7は、本発明の実施例の図1における入
側板厚記憶部8の別の構成例を示す内部詳細図である。
図示の入側板厚記憶部8は、サンプラ804−2と、該
サンプラ804−2に接続された板厚記憶部803と、
該板厚記憶部803に接続された外乱出力部805とを
含んで構成され、該外乱出力部805がフィードフォワ
ード制御部6に、サンプラ804−2が入側板厚検出部
4に、それぞれ接続されている。板厚記憶部803は所
定のスタンド間の距離(Lstd)とサンプリング時間で
流れる圧延材の距離(Lh)から決定される数(n=Ls
td/Lh)だけ板厚データを記憶する板厚メモリ806
−1〜806−nからなる。このような板厚メモリ80
6に、所定の圧延スタンド間の圧延材の長手方向の板厚
データが順番に記憶される。従って、板厚メモリ806
−nに記憶されている入側板厚外乱データは次のスタン
ドの入側板厚を意味する。
【0049】図7に示す入側板厚記憶部8は次のように
動作する。先ず、入側板厚検出部4によって検出された
入側板厚外乱は、入側板厚記憶部8に入力される。入側
板厚記憶部8では、入力された入側板厚外乱がサンプラ
804−2に入力され、実際の制御周期でサンプリング
され、サンプリング時間毎に入側板厚外乱H(k+m)が
サンプラ804−2から出力される。このとき、板厚記
憶部803の板厚メモリ806-1から806-nに記憶
されている入側板厚外乱データは、サンプラ804−2
のサンプリングのタイミングで順送りに次の板厚メモリ
806に記憶される。つまり、板厚メモリ806−nに
記憶されていた入側板厚外乱データは破棄され、その板
厚メモリ806−nには板厚メモリ806−n−1に記
憶されていた入側板厚外乱データが記憶される。以上の
ようにして最終的に板厚メモリ806−2には板厚メモ
リ806−1に記憶されていた入側板厚外乱データが記
憶され、サンプラ804−2から出力された入側板厚外
乱データH(k+m)は板厚記憶部803の板厚メモリ8
06−1に記憶される。
【0050】以上のようにして板厚記憶部803の板厚
メモリ806−1から806−nに記憶されている入側
板厚外乱データ(H(k+n)〜H(k))は、サンプリ
ングタイミングごとに外乱出力部805を経てフィード
フォワード制御部6に出力され、同時に板厚メモリ80
6−nに記憶されていた入側板厚外乱データH(k)が
破棄されてあとのデータが順送りに送られる。
【0051】以上の方法によってフィードフォワード制
御部6へ板厚の未来履歴が出力される。
【0052】上記実施例では、制御ゲイン決定のための
評価関数として、数式6で示したJが用いられている
が、その他に、数式6の変形例である下記のものを用い
てもよい。
【0053】
【数11】
【0054】さらに、数式6の評価関数を一般化して下
記数式12としてもよい。
【0055】
【数12】
【0056】また、板厚外乱Hから出側板厚hと張力τ
bへの伝達ゲインを表現したH∞ノルムを評価関数とし
た場合、下記数式13となる。
【0057】
【数13】
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、圧延機のあるスタンド
の入側板厚変動は、入側板厚検出部により検出され、入
側板厚記憶部に入側板厚の変動の未来履歴としてあるサ
ンプル時間毎に記憶され、記憶されたある点の圧延材が
ロール直下に到達したとき、その点からnサンプル時間
後にロール直下に到達する点までの板厚変動の未来履歴
が入側板厚記憶部から取り出されてフィードフォワード
制御部に送られ、フィードフォワード制御部では、これ
からロール直下に流れてくる圧延材の板厚変動のnサン
プリング時間後までの板厚変動を用いて圧下指令とロー
ル速度指令を演算することにより、圧下装置やロール速
度装置の遅れを考慮して制御が行われるので、各アクチ
ュエ−タが遅れを持つ場合でも適切な外乱制御が実現さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置の一実施例の要部構成を示す
ブロック線図である。
【図2】本発明の制御装置の制御対象である圧延機の概
略構成例を示す概念図である。
【図3】図1に示す実施例の部分の詳細を示すブロック
図である。
【図4】図1に示す実施例の他の部分の詳細を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明の制御方法の実施例を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明を用いた場合と従来技術を用いた場合の
結果を比較して示す図である。
【図7】図3に示す実施例の部分の他の例の詳細を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 制御対象(圧延スタンド) 2 アクチュエータ 3 状態検出器 4 入側板厚検出部 5 フィードバック制御部 6 フィードフォワ
ード制御部 7 ゲイン設定部 8 入側板厚記憶部 9 加算部 10 入力部 11 応答表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 諸岡 泰男 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 斉藤 裕 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 片山 恭紀 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立情報制御システム内 (72)発明者 中島 正明 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 服部 哲 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 柏木 俊之 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板厚と張力を制御量とする圧延機を制御
    する制御装置において、前記圧延機の圧延状態を変化さ
    せる圧下装置、圧延ロール回転装置等のアクチュエータ
    と、前記圧延機に入ってくる圧延材の板厚変動を検出す
    る入側板厚変動検出部と、該検出部の出力を記憶する入
    側板厚記憶部と、該入側板厚記憶部に蓄えられた板厚の
    所定時間内の未来の変動履歴を入力として前記アクチュ
    エータへの操作量を指示する信号を演算出力するフィー
    ドフォワード制御部とを含んでなる圧延機制御装置。
  2. 【請求項2】 板厚と張力を制御量とする圧延機を制御
    する制御装置において、前記圧延機の圧延状態を変化さ
    せる圧下装置、圧延ロール回転装置等のアクチュエータ
    と、前記圧延機に入ってくる圧延材の板厚変動を検出す
    る入側板厚変動検出部と、該検出部の出力を記憶する入
    側板厚記憶部と、該入側板厚記憶部に蓄えられた板厚の
    所定時間内の未来の変動履歴を入力として前記アクチュ
    エータへの操作量を指示する信号を演算出力するフィー
    ドフォワード制御部と、少なくとも前記圧下装置の圧下
    位置と圧延ロールの回転速度と後方張力と出側板厚とを
    入力として前記アクチュエータへの操作量を指示する信
    号を演算出力するフィードバック制御部と、前記フィー
    ドフォワード制御部及び前記フィードバック制御部の演
    算に用いられる制御ゲインを決定するゲイン設定部と、
    前記圧延機の出側板厚及び後方張力を表示する応答表示
    部と、前記フィードフォワード制御部及びフィードバッ
    ク制御部のゲイン調整を行なうためのパラメータを前記
    ゲイン設定部に入力する入力部とを含んでなる圧延機制
    御装置。
  3. 【請求項3】 ゲイン設定部は、ゲインを求める演算方
    法として圧下位置、圧延ロール回転速度、張力の2次形
    式評価関数を最小化する方法を用いるものであることを
    特徴とする請求項2に記載の圧延機制御装置。
  4. 【請求項4】 圧延機に入ってくる圧延材の板厚変動の
    所定時間内の未来変動履歴から圧下装置、圧延ロール回
    転装置等のアクチュエータの操作量を決定するフィード
    フォワード制御部と、前記圧下装置の圧下位置と圧延ロ
    ールの回転速度と後方張力と出側板厚とを入力として前
    記アクチュエータの操作量を決定するフィードバック制
    御部と、前記フィードフォワード制御と前記フィードバ
    ック制御のゲインを同じ評価指針に基づいて決定するゲ
    イン設定部を具備してなる圧延機制御装置。
  5. 【請求項5】 出側板厚と後方張力を制御量とする圧延
    機を制御する制御方法において、前記出側板厚、前記後
    方張力、前記圧延機における圧下装置の圧下位置、圧延
    ロールの回転速度及び前記圧延機に入ってくる圧延材の
    所定の時間幅における板厚変動の未来履歴から前記圧延
    機の圧延状態を変化させるアクチュエータの操作量を求
    め、前記圧延機の出側板厚及び後方張力の応答波形に基
    づいて操作量を調整することを特徴とする圧延機制御方
    法。
  6. 【請求項6】 板厚と張力を制御量として圧延機の圧下
    装置、圧延ロール回転装置等のアクチュエータを制御す
    る圧延機の制御方法において、前記圧延機に入ってくる
    圧延材の板厚変動を圧延ロールの上流側の所定の位置で
    定められたサンプリング間隔で検出し、検出された複数
    の板厚変動値を未来の板厚変動履歴として時系列的に記
    憶し、該記憶された未来の板厚変動履歴を入力として前
    記アクチュエータへの操作量を指示する第1の信号を演
    算出力し、さらに少なくとも前記圧下装置の圧下位置と
    圧延ロールの回転速度と後方張力と出側板厚とを入力と
    して前記アクチュエータへの操作量を指示する第2の信
    号を演算出力し、前記第1の信号と第2の信号を加算し
    て得られた信号を前記アクチュエータの制御信号とする
    圧延機の制御方法。
  7. 【請求項7】 板厚と張力を制御量として圧延機の圧下
    装置、圧延ロール回転装置等のアクチュエータを制御す
    る圧延機の制御方法において、前記圧延機に入ってくる
    圧延材の板厚変動を圧延ロールの上流側の所定の位置で
    定められたサンプリング間隔で検出し、検出された複数
    の板厚変動値を未来の板厚変動履歴として時系列的に記
    憶し、予め設定された評価関数及び該評価関数のパラメ
    ータとして入力される数値とに基づいて複数の制御ゲイ
    ンを算出し、該算出された制御ゲインの一部と前記記憶
    された未来の板厚変動履歴を入力として前記アクチュエ
    ータへの操作量を指示する第1の信号を演算出力し、さ
    らに少なくとも前記圧下装置の圧下位置と圧延ロールの
    回転速度と後方張力と出側板厚と前記算出された制御ゲ
    インの他の一部を入力として前記アクチュエータへの操
    作量を指示する第2の信号を演算出力し、前記第1の信
    号と第2の信号を加算して得られた信号を前記アクチュ
    エータへの制御信号とする圧延機の制御方法。
  8. 【請求項8】 評価関数のパラメータとして入力される
    数値を変更することにより、アクチュエータへの制御信
    号を調整することを特徴とする請求項7に記載の圧延機
    の制御方法。
  9. 【請求項9】 圧延機の出側板厚と後方張力が表示さ
    れ、該表示に基づいて評価関数のパラメータとして入力
    される数値が変更されることを特徴とする請求項8に記
    載の圧延機の制御方法。
  10. 【請求項10】 圧延機に入ってくる圧延材の板厚変動
    の所定時間内の変動履歴と、圧延機のロール圧下装置の
    圧下位置と、圧延ロールの回転速度と、後方張力と、出
    側板厚と、圧延機モデルから決定される制御ゲインとか
    ら、前記ロール圧下装置、圧延ロール回転装置などのア
    クチュエータの操作量を決定することを特徴とする圧延
    機制御方法。
  11. 【請求項11】 圧延機に入ってくる圧延材の板厚変動
    の所定時間内の変動履歴から圧下装置、圧延ロール回転
    装置などのアクチュエータの操作量を決定するフィード
    フォワード制御と、前記圧下装置の圧下位置と圧延ロー
    ルの回転速度と後方張力と出側板厚からアクチュエータ
    の操作量を決定するフィードバック制御とにより板厚外
    乱を制御し、前記フィードフォワード制御と前記フィー
    ドバック制御のゲインを同じ評価指針に基づいて決定す
    ることを特徴とする圧延機制御方法。
  12. 【請求項12】 評価指針が、圧延機モデルとLQ最適
    理論であることを特徴とする請求項11に記載の圧延機
    制御方法。
  13. 【請求項13】 出側板厚と後方張力を制御量とする圧
    延機を制御する圧延機制御方法において、前記出側板
    厚、前記後方張力、前記圧延機における圧下装置の圧下
    位置、圧延ロールの回転速度及び前記圧延機に入ってく
    る圧延材のある時間範囲の板厚変動の未来履歴から前記
    圧延機の圧延状態を変化させる前記圧下装置、圧延ロー
    ル回転装置などのアクチュエータの操作量を求め、前記
    圧延機の出側板厚及び後方張力の応答波形に基づいて前
    記アクチュエータの操作量を調整することを特徴とする
    圧延機制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6116445A (en) * 1997-09-09 2000-09-12 Kabushikikaisha Fancl Sealing cap for containers
JP2013099757A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Jfe Steel Corp 冷間圧延方法及び金属板の製造方法
CN111001660A (zh) * 2018-10-05 2020-04-14 株式会社日立制作所 控制装置以及控制方法
CN114074120A (zh) * 2020-08-11 2022-02-22 株式会社日立制作所 设备控制装置、轧制控制装置、设备控制方法以及设备控制程序

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