JPH07166508A - 融雪舗装材 - Google Patents
融雪舗装材Info
- Publication number
- JPH07166508A JPH07166508A JP34183393A JP34183393A JPH07166508A JP H07166508 A JPH07166508 A JP H07166508A JP 34183393 A JP34183393 A JP 34183393A JP 34183393 A JP34183393 A JP 34183393A JP H07166508 A JPH07166508 A JP H07166508A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pavement material
- material layer
- pavement
- snow melting
- water
- Prior art date
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- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 舗装材そのものを透水性にするとともに熱伝
達を向上させて効率良く加熱手段の熱を舗装材に伝達
し、融雪を効果的に行い、発生する水を舗装材を通って
下方に排水させる。 【構成】 融雪舗装材を、粒状の骨材4,11をバイン
ダー5によりこれら骨材4,11間に空隙6,13を有
するように固着した下部および上部舗装材層3,8と、
これら下部および上部舗装材層3,8間に面発熱体7と
で構成するとともに、上部舗装材層8には熱伝導率の良
い金属片12を混入して、面発熱体7の熱を効率良く上
部舗装材層8に伝達している。
達を向上させて効率良く加熱手段の熱を舗装材に伝達
し、融雪を効果的に行い、発生する水を舗装材を通って
下方に排水させる。 【構成】 融雪舗装材を、粒状の骨材4,11をバイン
ダー5によりこれら骨材4,11間に空隙6,13を有
するように固着した下部および上部舗装材層3,8と、
これら下部および上部舗装材層3,8間に面発熱体7と
で構成するとともに、上部舗装材層8には熱伝導率の良
い金属片12を混入して、面発熱体7の熱を効率良く上
部舗装材層8に伝達している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、降雪地域における舗
装材に関し、特に詳しく言うと、熱により舗装材に積も
った雪を融解するようにした融雪舗装材に関する。
装材に関し、特に詳しく言うと、熱により舗装材に積も
った雪を融解するようにした融雪舗装材に関する。
【0002】
【従来の技術】積雪地域において、積雪は通行の障害と
なるばかりでなく、人や車のスリップ事故の原因となる
ため、除雪は不可欠な作業である。従来は車道において
は除雪車により除雪し、歩道は手で除雪していたが、近
来は降雪時には車道や歩道に常時水を散布して雪を舗装
材の表層部で融解し、水や融雪を側溝等に排水するよう
にした融雪道路も各地に実施されている。融雪手段とし
ては、舗装材上に水を常時流して雪を溶かしたり、温水
パイプ等の加熱手段を舗装材中に埋め込み、その熱で雪
を溶かすことが行われている。
なるばかりでなく、人や車のスリップ事故の原因となる
ため、除雪は不可欠な作業である。従来は車道において
は除雪車により除雪し、歩道は手で除雪していたが、近
来は降雪時には車道や歩道に常時水を散布して雪を舗装
材の表層部で融解し、水や融雪を側溝等に排水するよう
にした融雪道路も各地に実施されている。融雪手段とし
ては、舗装材上に水を常時流して雪を溶かしたり、温水
パイプ等の加熱手段を舗装材中に埋め込み、その熱で雪
を溶かすことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな融雪道路においては舗装材表面には水膜が張り、人
の歩行時や車の走行時にはこの水を跳ねあげたり、舗装
材の不陸による水溜りができて、通行の支障となること
がある。また、加熱手段を舗装材中に埋め込む方式で
は、その上部に熱伝達の低い舗装材が位置するため、舗
装材が暖まり難く熱の有効利用が行われない欠点があ
る。
うな融雪道路においては舗装材表面には水膜が張り、人
の歩行時や車の走行時にはこの水を跳ねあげたり、舗装
材の不陸による水溜りができて、通行の支障となること
がある。また、加熱手段を舗装材中に埋め込む方式で
は、その上部に熱伝達の低い舗装材が位置するため、舗
装材が暖まり難く熱の有効利用が行われない欠点があ
る。
【0004】そこでこの発明の目的は、舗装材そのもの
を透水性にして、融雪により発生する水を舗装材を通っ
て下方に排水するようにして、水膜や水溜りの発生を防
止するとともに、融雪のための加熱手段を埋め込んでも
その熱伝達を向上させて熱を有効利用するようにした融
雪舗装材を提供することである。
を透水性にして、融雪により発生する水を舗装材を通っ
て下方に排水するようにして、水膜や水溜りの発生を防
止するとともに、融雪のための加熱手段を埋め込んでも
その熱伝達を向上させて熱を有効利用するようにした融
雪舗装材を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の融雪舗装材
は、粒状の骨材をそれらの間に空隙を有するように固着
した舗装材層と、この舗装材層中に埋込まれた発熱手段
とを有し、舗装材層の内発熱手段の上に位置する舗装材
層には熱伝導率の良い金属材料を混入している。
は、粒状の骨材をそれらの間に空隙を有するように固着
した舗装材層と、この舗装材層中に埋込まれた発熱手段
とを有し、舗装材層の内発熱手段の上に位置する舗装材
層には熱伝導率の良い金属材料を混入している。
【0006】この場合、舗装材層は、粗骨材を合成樹脂
で粗骨材間に空隙を有するようにバインドした樹脂モル
タルで構成し、金属材料は粗骨材の平均直径以下の大き
さに構成してもよい。また、金属材料は粗骨材に対しそ
の重量比が1/300〜1/30にすることが好ましい
で粗骨材間に空隙を有するようにバインドした樹脂モル
タルで構成し、金属材料は粗骨材の平均直径以下の大き
さに構成してもよい。また、金属材料は粗骨材に対しそ
の重量比が1/300〜1/30にすることが好ましい
【0007】
【作用】加熱手段の上方に位置する舗装材には、熱伝導
率の良い金属材料が混入されているので、加熱手段によ
る熱は舗装材の上方に効率良く伝達され、上方の舗装材
を暖めることができ、舗装材の表面に降った雪はその熱
で溶かされる。舗装材層の骨材は空隙を有するように固
着されているので、ポーラスな仕上とすることができ、
降雪を舗装材層の内部でも融解することができる。ま
た、融雪により生じた水は舗装材層の内部を通って下方
に排水されるので、舗装材層の表面に水の膜を成形した
り、舗装材層に不陸があっても水溜りができることはな
く、水跳ねや水溜りの発生を防ぐことができる。
率の良い金属材料が混入されているので、加熱手段によ
る熱は舗装材の上方に効率良く伝達され、上方の舗装材
を暖めることができ、舗装材の表面に降った雪はその熱
で溶かされる。舗装材層の骨材は空隙を有するように固
着されているので、ポーラスな仕上とすることができ、
降雪を舗装材層の内部でも融解することができる。ま
た、融雪により生じた水は舗装材層の内部を通って下方
に排水されるので、舗装材層の表面に水の膜を成形した
り、舗装材層に不陸があっても水溜りができることはな
く、水跳ねや水溜りの発生を防ぐことができる。
【0008】この場合、舗装材層は、粗骨材を合成樹脂
で粗骨材間に空隙を有するようにバインドした樹脂モル
タルで構成することにより、舗装材に強度を持たせるこ
とができ、金属材料の大きさを粗骨材の平均直径以下に
することにより金属材料の混在が目立たなくなり、また
仕上りもきれいになる等の効果がある。更に、金属材料
は粗骨材に対しその重量比を1/300〜1/30にす
ることで熱伝達の向上を計ることができる。
で粗骨材間に空隙を有するようにバインドした樹脂モル
タルで構成することにより、舗装材に強度を持たせるこ
とができ、金属材料の大きさを粗骨材の平均直径以下に
することにより金属材料の混在が目立たなくなり、また
仕上りもきれいになる等の効果がある。更に、金属材料
は粗骨材に対しその重量比を1/300〜1/30にす
ることで熱伝達の向上を計ることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の融雪舗装材の一実施例を図
面について説明すると、基盤層1上には従来の舗装と同
様に、砕石、土壌、コンクリートあるいはアスファルト
コンクリート等で構成された下地層2が設けられてお
り、この下地層2上には透水性のある下部舗装材層3が
所定の厚さに設けられている。この下部舗装材層3は、
砂や小石あるいは砕岩等で構成され、粒径が0.8〜1
0mmの粗骨材4を、ポリウレタン樹脂やエポキシ樹脂
等のバインダー5でこれら粗骨材4間に空隙6を有する
ように固着した樹脂モルタルや樹脂コンクリートあるい
は粗粒アスファルトコンクリートや開粒アスファルトコ
ンクリートで構成されている。空隙6はその一部が隣接
する空隙6に連接するように形成される。下部舗装材層
3上には、例えば特開平3−25881号公報に見られ
るような通電により発熱する面状発熱体で構成された帯
状の面発熱体7が適当な間隔をおいてかつ発熱面を上に
して複数設けられている。これら面発熱体7は、道路や
歩道あるいは遊歩道の幅方向に延在するように配置す
る。これら面発熱体7上には、下部舗装材層3と同様に
透水性のある上部舗装材層8が設けられ、上部舗装材層
8の上面を平滑に均して路面9を形成している。上部舗
装材層8は、粒径が0.8〜10mmの天然石やセラミ
ックボール等の粗骨材11と、鉄、銅、ステンレススチ
ールあるいはアルミニウムのような熱伝導率が良好な金
属の切削屑である金属片12の混合物を粗骨材11間に
空隙13を有するようにバインダー5で固着した樹脂モ
ルタルで構成されている。金属片12は粗骨材11の平
均粒径より短い長さの細片が用いられる。なお、図面に
おいては金属片12は誇張して図示している。上部舗装
材層8の層厚は下部舗装材層3の層厚より薄くなってい
る。
面について説明すると、基盤層1上には従来の舗装と同
様に、砕石、土壌、コンクリートあるいはアスファルト
コンクリート等で構成された下地層2が設けられてお
り、この下地層2上には透水性のある下部舗装材層3が
所定の厚さに設けられている。この下部舗装材層3は、
砂や小石あるいは砕岩等で構成され、粒径が0.8〜1
0mmの粗骨材4を、ポリウレタン樹脂やエポキシ樹脂
等のバインダー5でこれら粗骨材4間に空隙6を有する
ように固着した樹脂モルタルや樹脂コンクリートあるい
は粗粒アスファルトコンクリートや開粒アスファルトコ
ンクリートで構成されている。空隙6はその一部が隣接
する空隙6に連接するように形成される。下部舗装材層
3上には、例えば特開平3−25881号公報に見られ
るような通電により発熱する面状発熱体で構成された帯
状の面発熱体7が適当な間隔をおいてかつ発熱面を上に
して複数設けられている。これら面発熱体7は、道路や
歩道あるいは遊歩道の幅方向に延在するように配置す
る。これら面発熱体7上には、下部舗装材層3と同様に
透水性のある上部舗装材層8が設けられ、上部舗装材層
8の上面を平滑に均して路面9を形成している。上部舗
装材層8は、粒径が0.8〜10mmの天然石やセラミ
ックボール等の粗骨材11と、鉄、銅、ステンレススチ
ールあるいはアルミニウムのような熱伝導率が良好な金
属の切削屑である金属片12の混合物を粗骨材11間に
空隙13を有するようにバインダー5で固着した樹脂モ
ルタルで構成されている。金属片12は粗骨材11の平
均粒径より短い長さの細片が用いられる。なお、図面に
おいては金属片12は誇張して図示している。上部舗装
材層8の層厚は下部舗装材層3の層厚より薄くなってい
る。
【0010】このように構成された融雪舗装材は、降雪
時に面発熱体7に通電することにより、面発熱体7は発
熱し、その熱は金属片12を含む上部舗装材層8にまん
べんなく行き渡り、熱伝達率が低い下部舗装材層3より
高い温度に暖めることができる。これにより、上部舗装
材層8の路面9に降った雪は、融解されて水となり空隙
6を通って下部舗装材層3に流れていく。下部舗装材層
3にも空隙6が形成されているので、水は更に下降して
下地層2の表面に流れて行く。ここで下地層2を透水性
にしておけば、水は基盤層1に吸収させることができ、
下地層2を非透水性にした場合にはこの下地層2の側部
に側溝等を設けておき、下地層2の表面を流れた水を排
水するようにすればよい。いずれにしても、水が面発熱
体7の付近に止まることはないので、漏電等の危険性は
排除することができる。下部舗装材層3も面発熱体7に
よりある程度は暖められるので、溶水が下部舗装材層3
内で凍結することはない。また、面発熱体7は安価であ
り、その施工も下部舗装材層3上に所定の間隔をおいて
配置し、各面発熱体7を電源に接続するだけよく、施工
時間の少なくて済む。更に電源電圧の調整により熱量を
調整することもできるので、外気温の変動や風当たりの
強弱等環境変化に即応した制御を行うこともできる。
時に面発熱体7に通電することにより、面発熱体7は発
熱し、その熱は金属片12を含む上部舗装材層8にまん
べんなく行き渡り、熱伝達率が低い下部舗装材層3より
高い温度に暖めることができる。これにより、上部舗装
材層8の路面9に降った雪は、融解されて水となり空隙
6を通って下部舗装材層3に流れていく。下部舗装材層
3にも空隙6が形成されているので、水は更に下降して
下地層2の表面に流れて行く。ここで下地層2を透水性
にしておけば、水は基盤層1に吸収させることができ、
下地層2を非透水性にした場合にはこの下地層2の側部
に側溝等を設けておき、下地層2の表面を流れた水を排
水するようにすればよい。いずれにしても、水が面発熱
体7の付近に止まることはないので、漏電等の危険性は
排除することができる。下部舗装材層3も面発熱体7に
よりある程度は暖められるので、溶水が下部舗装材層3
内で凍結することはない。また、面発熱体7は安価であ
り、その施工も下部舗装材層3上に所定の間隔をおいて
配置し、各面発熱体7を電源に接続するだけよく、施工
時間の少なくて済む。更に電源電圧の調整により熱量を
調整することもできるので、外気温の変動や風当たりの
強弱等環境変化に即応した制御を行うこともできる。
【0011】なお、金属片12は粗骨材11内で目立
ち、美観上好ましくないが、金属片12を粗骨材11の
平均粒径より短い長さの細片にすることにより、金属片
12の混在が目立たなくなる。さらに、金属片12の長
さを長くすると、施工時の金鏝仕上げを行う際、金属片
12が立上ってしまい、表面にひげ状に露出する可能性
があるが、これを防止することもできる。
ち、美観上好ましくないが、金属片12を粗骨材11の
平均粒径より短い長さの細片にすることにより、金属片
12の混在が目立たなくなる。さらに、金属片12の長
さを長くすると、施工時の金鏝仕上げを行う際、金属片
12が立上ってしまい、表面にひげ状に露出する可能性
があるが、これを防止することもできる。
【0012】また、幅の広い面発熱体7を使用する場合
には、面発熱体7に適当な間隔をおいて貫通孔を設け
て、これら貫通孔から下方に排水するようにしてもよ
い。更に、上述実施例では、加熱手段として面発熱体を
使用しているが、温水パイプを張り巡らせてもよい。
には、面発熱体7に適当な間隔をおいて貫通孔を設け
て、これら貫通孔から下方に排水するようにしてもよ
い。更に、上述実施例では、加熱手段として面発熱体を
使用しているが、温水パイプを張り巡らせてもよい。
【0013】ここで具体的な実験例を説明すると、粗骨
材4、11としての粒径が0.8〜10.0mmの小石
60Kgと、バインダーとしてのエポキシ樹脂を10K
gを50リットルのモルタルミキサに投入し、2〜3分
混合した樹脂モルタルを下部舗装材層4として、縦90
cm、横90cmそして1.0cmの厚さに敷き均し、
その上に大日本インキ化学株式会社から商品名「ダイエ
レック」として市販されている幅15cmの有機PCT
発熱体を20cmの間隔で配置し、この上から更に上述
と同様に小石60Kgとエポキシ樹脂を10Kgの樹脂
モルタルに、金属片12として繊維状のアルミニウムの
長さ1.0〜2.0mmの切削屑を1.4Kg混合して
上部舗装材層8を構成した実験例1と、同様な切削屑を
0.2Kg混合して上部舗装材層8を構成した実験例
2、およびこのような切削屑を混合しないで上部舗装材
層8を構成した従来例の3種類の融雪舗装材を作り、各
上部舗装材層8上に温度センサを載置して250秒後、
500秒後、750秒後そして1000秒後の表面温度
の変化を測定した。その結果を表1に示す。なお、各上
部舗装材層8の厚みは0.8cmであり、実験室の室温
は21℃、湿度は42%であり、実験開始前の各上部舗
装材層8の表面温度は21℃である。
材4、11としての粒径が0.8〜10.0mmの小石
60Kgと、バインダーとしてのエポキシ樹脂を10K
gを50リットルのモルタルミキサに投入し、2〜3分
混合した樹脂モルタルを下部舗装材層4として、縦90
cm、横90cmそして1.0cmの厚さに敷き均し、
その上に大日本インキ化学株式会社から商品名「ダイエ
レック」として市販されている幅15cmの有機PCT
発熱体を20cmの間隔で配置し、この上から更に上述
と同様に小石60Kgとエポキシ樹脂を10Kgの樹脂
モルタルに、金属片12として繊維状のアルミニウムの
長さ1.0〜2.0mmの切削屑を1.4Kg混合して
上部舗装材層8を構成した実験例1と、同様な切削屑を
0.2Kg混合して上部舗装材層8を構成した実験例
2、およびこのような切削屑を混合しないで上部舗装材
層8を構成した従来例の3種類の融雪舗装材を作り、各
上部舗装材層8上に温度センサを載置して250秒後、
500秒後、750秒後そして1000秒後の表面温度
の変化を測定した。その結果を表1に示す。なお、各上
部舗装材層8の厚みは0.8cmであり、実験室の室温
は21℃、湿度は42%であり、実験開始前の各上部舗
装材層8の表面温度は21℃である。
【0014】
【表1】 この表から、実験例1および2においては250秒後に
は25℃、23.7℃に上昇し、1000秒すなわち約
17分後には32.2℃、30.3℃までそれぞれ上昇
した。これに対し、従来例においては250秒後が2
3.2℃、1000秒後が29.3℃までしか上昇しな
かった。この実験から、金属片は粗骨材に対し重量比で
1/300以上混在させることにより熱伝導率を向上さ
せることができ、熱伝導率のよい融雪舗装材を提供でき
ることが判る。
は25℃、23.7℃に上昇し、1000秒すなわち約
17分後には32.2℃、30.3℃までそれぞれ上昇
した。これに対し、従来例においては250秒後が2
3.2℃、1000秒後が29.3℃までしか上昇しな
かった。この実験から、金属片は粗骨材に対し重量比で
1/300以上混在させることにより熱伝導率を向上さ
せることができ、熱伝導率のよい融雪舗装材を提供でき
ることが判る。
【0015】また、水を10リットル散布したが、水は
舗装材を通って10秒以内に下方に排水され、舗装材の
表面に水の膜が形成されることはなかった。
舗装材を通って10秒以内に下方に排水され、舗装材の
表面に水の膜が形成されることはなかった。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明の融雪舗装材は、
粒状の骨材をそれらの間に空隙を有するように固着した
舗装材層と、この舗装材層中に込まれた発熱手段とを有
し、舗装材層の内発熱手段の上に位置する舗装材層には
熱伝導率の良い金属材料を混入しているので、加熱手段
による熱は舗装材の上方に効率良く伝達され、上方の舗
装材を暖めることができ、舗装材の表面に降った雪はそ
の熱で溶かすことができる。舗装材層の骨材は空隙を有
するように固着されているので、ポーラスな仕上とする
ことができ、降雪を舗装材層の内部でも融解することが
でき、融雪により生じた水は舗装材層の内部を通って下
方に排水されるので、舗装材層の表面に水の膜を成形し
たり、舗装材層に不陸があっても水溜りができることは
なく、水跳ねや水溜りの発生を防ぐことができる。
粒状の骨材をそれらの間に空隙を有するように固着した
舗装材層と、この舗装材層中に込まれた発熱手段とを有
し、舗装材層の内発熱手段の上に位置する舗装材層には
熱伝導率の良い金属材料を混入しているので、加熱手段
による熱は舗装材の上方に効率良く伝達され、上方の舗
装材を暖めることができ、舗装材の表面に降った雪はそ
の熱で溶かすことができる。舗装材層の骨材は空隙を有
するように固着されているので、ポーラスな仕上とする
ことができ、降雪を舗装材層の内部でも融解することが
でき、融雪により生じた水は舗装材層の内部を通って下
方に排水されるので、舗装材層の表面に水の膜を成形し
たり、舗装材層に不陸があっても水溜りができることは
なく、水跳ねや水溜りの発生を防ぐことができる。
【0017】この場合、請求項2に記載のように、舗装
材層は粗骨材を合成樹脂で粗骨材間に空隙を有するよう
にバインドした樹脂モルタルで構成し、金属材料は粗骨
材の平均直径以下の大きさに構成することにより、舗装
材に強度を持たせることができ、金属材料の大きさを粗
骨材の平均直径以下にすることにより金属材料の混在が
目立たなくなり、また表面を平滑に仕上げることができ
る。
材層は粗骨材を合成樹脂で粗骨材間に空隙を有するよう
にバインドした樹脂モルタルで構成し、金属材料は粗骨
材の平均直径以下の大きさに構成することにより、舗装
材に強度を持たせることができ、金属材料の大きさを粗
骨材の平均直径以下にすることにより金属材料の混在が
目立たなくなり、また表面を平滑に仕上げることができ
る。
【0018】さらに、請求項3に記載のように、金属材
料は粗骨材に対しその重量比が1/300〜1/30に
することで熱伝達の向上を計ることができる。
料は粗骨材に対しその重量比が1/300〜1/30に
することで熱伝達の向上を計ることができる。
【図1】この発明の融雪舗装材の一実施例の一部を模式
的に示す縦断側面図である。
的に示す縦断側面図である。
2 下地層 3 下部舗装材層 4,11 粗骨材 5 バインダー 6,13 空隙 7 面発熱体 8 上部舗装材層 12 金属片
Claims (3)
- 【請求項1】 粒状の骨材をそれらの間に空隙を有する
ように固着した舗装材層と、この舗装材層中に埋込まれ
た発熱手段とを有し、前記舗装材層の内前記発熱手段の
上に位置する前記舗装材層には熱伝導率の良い金属材料
が混入されていることを特徴とする融雪舗装材。 - 【請求項2】 前記舗装材層は、粗骨材を合成樹脂で前
記粗骨材間に空隙を有するようにバインドした樹脂モル
タルであり、前記金属材料は前記粗骨材の平均直径以下
の大きさであることを特徴とする請求項1に記載の融雪
舗装材。 - 【請求項3】 前記金属材料は前記粗骨材に対しその重
量比が1/300〜1/30であることを特徴とする請
求項1に記載の融雪舗装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34183393A JPH07166508A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 融雪舗装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34183393A JPH07166508A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 融雪舗装材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07166508A true JPH07166508A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18349109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34183393A Pending JPH07166508A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 融雪舗装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07166508A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007291737A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Matsuba Design Jimusho:Kk | 融雪舗装構造とこれに用いる透水性コンクリート版 |
| KR101241342B1 (ko) * | 2010-02-02 | 2013-03-08 | 롯데건설 주식회사 | 융설 도로포장구조체 및 융설 도로포장방법 |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP34183393A patent/JPH07166508A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR101241342B1 (ko) * | 2010-02-02 | 2013-03-08 | 롯데건설 주식회사 | 융설 도로포장구조체 및 융설 도로포장방법 |
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| A02 | Decision of refusal |
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