JPH07166896A - エアガバナ - Google Patents
エアガバナInfo
- Publication number
- JPH07166896A JPH07166896A JP31174393A JP31174393A JPH07166896A JP H07166896 A JPH07166896 A JP H07166896A JP 31174393 A JP31174393 A JP 31174393A JP 31174393 A JP31174393 A JP 31174393A JP H07166896 A JPH07166896 A JP H07166896A
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- JP
- Japan
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- governor
- air passage
- valve
- air
- cylinder
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 始動時や中速運転時に作動しないエアガバナ
を提供する。 【構成】 吸気通路5の負圧が第3エア通路21を介し
てコントロールシリンダ20内に導入されると、リター
ンスプリング23のばね力に打勝って、コントロールピ
ストン22が第3エア通路21側に移動する。すると、
コントロールピストンにより第2エア通路10が遮断さ
れると共に、連通溝27と環状溝24とを介して、第3
エア通路21とガバナシリンダ11の第2室11bとが
連通される。その結果、第1エア通路9を介して吸気通
路5の負圧が常時導入されている第1室11aと第2室
11bとの差圧が0となり、ガバナシリンダ11内をス
タビライザピストン13が自由に摺動し、バルブスプリ
ング14に付勢されてガバナバルブ7が全開状態とな
る。
を提供する。 【構成】 吸気通路5の負圧が第3エア通路21を介し
てコントロールシリンダ20内に導入されると、リター
ンスプリング23のばね力に打勝って、コントロールピ
ストン22が第3エア通路21側に移動する。すると、
コントロールピストンにより第2エア通路10が遮断さ
れると共に、連通溝27と環状溝24とを介して、第3
エア通路21とガバナシリンダ11の第2室11bとが
連通される。その結果、第1エア通路9を介して吸気通
路5の負圧が常時導入されている第1室11aと第2室
11bとの差圧が0となり、ガバナシリンダ11内をス
タビライザピストン13が自由に摺動し、バルブスプリ
ング14に付勢されてガバナバルブ7が全開状態とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの最高回転数
を規制するエアガバナに係り、詳しくはその作動域の適
正化を図る技術に関する。
を規制するエアガバナに係り、詳しくはその作動域の適
正化を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】構内用フォークリフト等の産業用車両で
は、安全性の見地から、車速の上限値を定めたものが多
い。そのため、これに用いられるガソリンエンジンに
は、スロットル開度に拘わらず、エンジンの最高回転数
を設定値以下に保つべく、エアガバナが取り付けられて
いる。
は、安全性の見地から、車速の上限値を定めたものが多
い。そのため、これに用いられるガソリンエンジンに
は、スロットル開度に拘わらず、エンジンの最高回転数
を設定値以下に保つべく、エアガバナが取り付けられて
いる。
【0003】図5に示したように、エアガバナ1は、吸
気系におけるキャブレタ2のスロットルバルブ3の下流
に介装されており、ガバナボデー4内の吸気通路5をバ
キュームアクチュエータ6に駆動されるガバナバルブ7
により開閉する。ガバナバルブ4は、スロットルバルブ
3と同様にバタフライ型であり、バルブシャフト8を介
して吸気通路5に回動自在に取り付けられている。
気系におけるキャブレタ2のスロットルバルブ3の下流
に介装されており、ガバナボデー4内の吸気通路5をバ
キュームアクチュエータ6に駆動されるガバナバルブ7
により開閉する。ガバナバルブ4は、スロットルバルブ
3と同様にバタフライ型であり、バルブシャフト8を介
して吸気通路5に回動自在に取り付けられている。
【0004】バキュームアクチュエータ6は、その左右
端がそれぞれ第1および第2エア通路9,10を介して
吸気通路5と図示しないエアクリーナ(大気)とに連通
したガバナシリンダ11と、このガバナシリンダ11内
に摺動自在に嵌合して第1エア通路9側の第1室11a
と第2エア通路10側の第2室11bとに区画すると共
にガバナバルブ7にロッド12を介して連結されたスタ
ビライザピストン13とから構成されている。図5中、
14はガバナバルブ7を開放方向に付勢する引張コイル
形のバルブスプリング、15はスロットルバルブ3の上
流に設けられたチョークバルブ、16はアイドルノズル
である。また、17はエアクリーナに接続されたパイプ
であり、18はガバナシリンダ11を画成するカバーで
ある。尚、ガバナシリンダ11は、第2室11b側が拡
径されているため、スタビライザピストン13が図中右
側に移動しても、第2エア通路10は閉鎖されない。
端がそれぞれ第1および第2エア通路9,10を介して
吸気通路5と図示しないエアクリーナ(大気)とに連通
したガバナシリンダ11と、このガバナシリンダ11内
に摺動自在に嵌合して第1エア通路9側の第1室11a
と第2エア通路10側の第2室11bとに区画すると共
にガバナバルブ7にロッド12を介して連結されたスタ
ビライザピストン13とから構成されている。図5中、
14はガバナバルブ7を開放方向に付勢する引張コイル
形のバルブスプリング、15はスロットルバルブ3の上
流に設けられたチョークバルブ、16はアイドルノズル
である。また、17はエアクリーナに接続されたパイプ
であり、18はガバナシリンダ11を画成するカバーで
ある。尚、ガバナシリンダ11は、第2室11b側が拡
径されているため、スタビライザピストン13が図中右
側に移動しても、第2エア通路10は閉鎖されない。
【0005】このエアガバナ1では、吸気通路5内の吸
気負圧(以下、単に負圧と記す)と大気圧との差圧およ
びバルブスプリング14のばね力に応じてスタビライザ
ピストン13が図5中で左右方向に移動し、ガバナバル
ブ7を開放あるいは閉鎖方向に駆動する。例えば、一定
スロットル開度であっても、重量物の積載時や登坂走行
時等にエンジン負荷が大きくなると、エンジン回転数は
低くなり負圧も小さくなる。この場合、ガバナシリンダ
11左右での圧力差は小さくなり、スタビライザピスト
ン13に作用する差圧による付勢力も当然に小さくなっ
て、バルブスプリング14に付勢されたガバナバルブ7
は開放方向に回動する。この場合、吸気流量はスロット
ルバルブ3の開度のみに依存し、オペレータ(運転者)
がスロットルレバー等を操作すれば、その操作量に応じ
てエンジン回転数および出力が増減する。
気負圧(以下、単に負圧と記す)と大気圧との差圧およ
びバルブスプリング14のばね力に応じてスタビライザ
ピストン13が図5中で左右方向に移動し、ガバナバル
ブ7を開放あるいは閉鎖方向に駆動する。例えば、一定
スロットル開度であっても、重量物の積載時や登坂走行
時等にエンジン負荷が大きくなると、エンジン回転数は
低くなり負圧も小さくなる。この場合、ガバナシリンダ
11左右での圧力差は小さくなり、スタビライザピスト
ン13に作用する差圧による付勢力も当然に小さくなっ
て、バルブスプリング14に付勢されたガバナバルブ7
は開放方向に回動する。この場合、吸気流量はスロット
ルバルブ3の開度のみに依存し、オペレータ(運転者)
がスロットルレバー等を操作すれば、その操作量に応じ
てエンジン回転数および出力が増減する。
【0006】一方、一定スロットル開度であっても、無
積載時や平坦走行時等にエンジン負荷が小さくなると、
最前とは逆にエンジン回転数は高くなり負圧も大きくな
る。すると、ガバナシリンダ11では、吸気通路5に連
通する第1室11aと大気に連通する第2室11bとの
圧力差が大きくなり、スタビライザピストン13に作用
する差圧による付勢力も大きくなる。その結果、スタビ
ライザピストン13は図5中で左方向に移動し、バルブ
スプリング14の付勢力に打勝ってガバナバルブ7を閉
鎖方向に回動させる。この場合、負圧に伴ってその開度
が増大するガバナバルブ7により吸気流量の上限が規制
されるため、オペレータがスロットルレバー等を開放側
に操作しても、エンジンの回転数は設定値以上にはなら
ない。
積載時や平坦走行時等にエンジン負荷が小さくなると、
最前とは逆にエンジン回転数は高くなり負圧も大きくな
る。すると、ガバナシリンダ11では、吸気通路5に連
通する第1室11aと大気に連通する第2室11bとの
圧力差が大きくなり、スタビライザピストン13に作用
する差圧による付勢力も大きくなる。その結果、スタビ
ライザピストン13は図5中で左方向に移動し、バルブ
スプリング14の付勢力に打勝ってガバナバルブ7を閉
鎖方向に回動させる。この場合、負圧に伴ってその開度
が増大するガバナバルブ7により吸気流量の上限が規制
されるため、オペレータがスロットルレバー等を開放側
に操作しても、エンジンの回転数は設定値以上にはなら
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】周知のように、エンジ
ンの温度が低い冷間時には燃料の気化率が悪いため、通
常より濃い混合気が必要となる。そのため、エンジンを
始動する際には、チョークバルブ15を二点鎖線で示し
たように閉鎖した後にクランキングし、負圧を大きくす
ることにより、アイドルノズル16から多量の燃料を吐
出させている。ところが、吸気系にエアガバナ1が設け
られている場合、大きな負圧によりガバナバルブ7が閉
鎖されてしまい、ガバナバルブ7の下流側の負圧は大き
くなるが、アイドルノズル16が設置された上流側の負
圧は小さくなる。その結果、アイドルノズル16からの
燃料の吐出量も少なくなり、混合気の濃度が薄くなって
始動が極めて困難になる欠点があった。
ンの温度が低い冷間時には燃料の気化率が悪いため、通
常より濃い混合気が必要となる。そのため、エンジンを
始動する際には、チョークバルブ15を二点鎖線で示し
たように閉鎖した後にクランキングし、負圧を大きくす
ることにより、アイドルノズル16から多量の燃料を吐
出させている。ところが、吸気系にエアガバナ1が設け
られている場合、大きな負圧によりガバナバルブ7が閉
鎖されてしまい、ガバナバルブ7の下流側の負圧は大き
くなるが、アイドルノズル16が設置された上流側の負
圧は小さくなる。その結果、アイドルノズル16からの
燃料の吐出量も少なくなり、混合気の濃度が薄くなって
始動が極めて困難になる欠点があった。
【0008】一方、エアガバナ1は、前述したように、
エンジンの最高回転数を規制するために設けられている
のであるが、中速運転時においてもエアガバナ1が作動
し、アクセルレスポンスを悪化させる不具合があった。
すなわち、中速低負荷運転時においては、スロットルバ
ルブ3の開度に対応するエンジン回転数が高いため、上
昇した負圧によりガバナバルブ7が閉鎖方向に駆動さ
れ、ガバナバルブ7の開度がスロットルバルブ3の開度
より小さくなる。このような場合、オペレータは意図し
た出力を得られず、加速等を行う際には、スロットルバ
ルブ3を更に開放側に操作して負圧を減少させることを
余儀なくされていた。また、スロットルバルブ3を開放
操作しても、差圧が減少してガバナバルブ7が開放する
までのタイムラグがあるため、吸気流量が直ちには増大
せず、スロットルレスポンスを著しく悪化させていた。
エンジンの最高回転数を規制するために設けられている
のであるが、中速運転時においてもエアガバナ1が作動
し、アクセルレスポンスを悪化させる不具合があった。
すなわち、中速低負荷運転時においては、スロットルバ
ルブ3の開度に対応するエンジン回転数が高いため、上
昇した負圧によりガバナバルブ7が閉鎖方向に駆動さ
れ、ガバナバルブ7の開度がスロットルバルブ3の開度
より小さくなる。このような場合、オペレータは意図し
た出力を得られず、加速等を行う際には、スロットルバ
ルブ3を更に開放側に操作して負圧を減少させることを
余儀なくされていた。また、スロットルバルブ3を開放
操作しても、差圧が減少してガバナバルブ7が開放する
までのタイムラグがあるため、吸気流量が直ちには増大
せず、スロットルレスポンスを著しく悪化させていた。
【0009】本発明は、上記状況に鑑みなされたもの
で、始動時や中速運転時に作動しないようにしたエアガ
バナを提供することを目的とする。
で、始動時や中速運転時に作動しないようにしたエアガ
バナを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエアガバナは、エンジンの吸気ポートに連
通する吸気系に設けられ、キャブレタの下流側における
吸気流量を調整することにより、エンジンの最高回転数
を規制するエアガバナであって、ガバナ本体に形成され
た吸気通路に設けられ、該吸気通路を開放あるいは閉鎖
するガバナバルブと、このガバナバルブを開放方向に付
勢するバルブ付勢手段と、一端が前記吸気通路における
ガバナバルブの上流側に第1エア通路を介して連通し、
他端が第2エア通路を介して大気に開放されたガバナシ
リンダと、このガバナシリンダ内に摺動自在に嵌合し、
該ガバナシリンダを第1エア通路側の第1室と第2エア
通路側の第2室とに区画すると共に、前記ガバナバルブ
に連結部材を介して連結し、該第1エア通路側への移動
時には該ガバナバルブを閉鎖方向に駆動する一方、該第
2エア通路側への移動時には該ガバナバルブを開放方向
に駆動するスタビライザピストンと、一端が前記吸気通
路におけるガバナバルブの上流側に第3エア通路を介し
て連通し、他端が前記第2エア通路の管路と交差するコ
ントロールシリンダと、このコントロールシリンダ内に
摺動自在に嵌合すると共にスプリングにより前記第2エ
ア通路側に付勢され、第2エア通路側への移動時には該
第3エア通路を遮断すると共に該第2エア通路を連通さ
せ、第3エア通路側への移動時には該第2エア通路を遮
断すると共に該第3エア通路と前記第2室とを連通させ
るコントロールピストンとを具えたことを特徴とする。
に、本発明のエアガバナは、エンジンの吸気ポートに連
通する吸気系に設けられ、キャブレタの下流側における
吸気流量を調整することにより、エンジンの最高回転数
を規制するエアガバナであって、ガバナ本体に形成され
た吸気通路に設けられ、該吸気通路を開放あるいは閉鎖
するガバナバルブと、このガバナバルブを開放方向に付
勢するバルブ付勢手段と、一端が前記吸気通路における
ガバナバルブの上流側に第1エア通路を介して連通し、
他端が第2エア通路を介して大気に開放されたガバナシ
リンダと、このガバナシリンダ内に摺動自在に嵌合し、
該ガバナシリンダを第1エア通路側の第1室と第2エア
通路側の第2室とに区画すると共に、前記ガバナバルブ
に連結部材を介して連結し、該第1エア通路側への移動
時には該ガバナバルブを閉鎖方向に駆動する一方、該第
2エア通路側への移動時には該ガバナバルブを開放方向
に駆動するスタビライザピストンと、一端が前記吸気通
路におけるガバナバルブの上流側に第3エア通路を介し
て連通し、他端が前記第2エア通路の管路と交差するコ
ントロールシリンダと、このコントロールシリンダ内に
摺動自在に嵌合すると共にスプリングにより前記第2エ
ア通路側に付勢され、第2エア通路側への移動時には該
第3エア通路を遮断すると共に該第2エア通路を連通さ
せ、第3エア通路側への移動時には該第2エア通路を遮
断すると共に該第3エア通路と前記第2室とを連通させ
るコントロールピストンとを具えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のエアガバナでは、チョークバルブが閉
鎖されている始動時やスロットルバルブが小開あるいは
半開されている中速低負荷運転時において、第3エア通
路を介してコントロールシリンダ内に導入された負圧が
所定の値より大きくなると、スプリングのばね力に打勝
ってコントロールピストンが第3エア通路側に移動す
る。すると、コントロールピストンにより第2エア通路
が遮断されると共に、第3エア通路とガバナシリンダの
第2室とが連通され、ガバナシリンダの第1室と第2室
との差圧が0になる。その結果、スタビライザピストン
はガバナシリンダ内を自由に摺動できるようになり、バ
ルブ付勢手段に付勢されたガバナバルブが吸気通路を開
放する。
鎖されている始動時やスロットルバルブが小開あるいは
半開されている中速低負荷運転時において、第3エア通
路を介してコントロールシリンダ内に導入された負圧が
所定の値より大きくなると、スプリングのばね力に打勝
ってコントロールピストンが第3エア通路側に移動す
る。すると、コントロールピストンにより第2エア通路
が遮断されると共に、第3エア通路とガバナシリンダの
第2室とが連通され、ガバナシリンダの第1室と第2室
との差圧が0になる。その結果、スタビライザピストン
はガバナシリンダ内を自由に摺動できるようになり、バ
ルブ付勢手段に付勢されたガバナバルブが吸気通路を開
放する。
【0012】一方、高速運転時においては、スロットル
バルブの開度が比較的大きいため、負圧はそれほど上昇
しない。したがって、その負圧が第3エア通路を介して
コントロールシリンダ内に導入されても、コントロール
ピストンはスプリングに付勢されて第2エア通路側に留
まり、第3エア通路が遮断されると共に第2エア通路が
連通される。そのため、ガバナシリンダの第2室には第
2エア通路を介して大気が導入されることになり、第1
エア通路を介して第1室に導入される負圧との差圧に応
じてスタビライザピストンが第1エア通路側に付勢され
る。その結果、従来装置と同様に、エンジン回転数の上
昇に応じて、ガバナバルブが吸気通路を閉鎖することに
なり、最高回転数が規制される。
バルブの開度が比較的大きいため、負圧はそれほど上昇
しない。したがって、その負圧が第3エア通路を介して
コントロールシリンダ内に導入されても、コントロール
ピストンはスプリングに付勢されて第2エア通路側に留
まり、第3エア通路が遮断されると共に第2エア通路が
連通される。そのため、ガバナシリンダの第2室には第
2エア通路を介して大気が導入されることになり、第1
エア通路を介して第1室に導入される負圧との差圧に応
じてスタビライザピストンが第1エア通路側に付勢され
る。その結果、従来装置と同様に、エンジン回転数の上
昇に応じて、ガバナバルブが吸気通路を閉鎖することに
なり、最高回転数が規制される。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るエアガバナの一実施例を
図面に基づいて説明する。尚、実施例の説明にあたって
は、前述した従来装置と同一の部材に同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。図1に示したように、本
実施例のエアガバナ1も、従来装置と同様にキャブレタ
2の下流に介装されており、ガバナボデー4内の吸気通
路5をバキュームアクチュエータ6に駆動されるバタフ
ライ型のガバナバルブ7により開閉する構造となってい
る。ガバナバルブ4は、バルブシャフト8を介して吸気
通路5に回動自在に取り付けられており、バルブ付勢手
段であるバルブスプリング14により開放方向に付勢さ
れている。
図面に基づいて説明する。尚、実施例の説明にあたって
は、前述した従来装置と同一の部材に同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。図1に示したように、本
実施例のエアガバナ1も、従来装置と同様にキャブレタ
2の下流に介装されており、ガバナボデー4内の吸気通
路5をバキュームアクチュエータ6に駆動されるバタフ
ライ型のガバナバルブ7により開閉する構造となってい
る。ガバナバルブ4は、バルブシャフト8を介して吸気
通路5に回動自在に取り付けられており、バルブ付勢手
段であるバルブスプリング14により開放方向に付勢さ
れている。
【0014】バキュームアクチュエータ6は、ガバナシ
リンダ11とスタビライザピストン13とからなり、ガ
バナシリンダ11の左端は第1エア通路9を介して吸気
通路5に連通し、右端は下向きに穿孔された第2エア通
路10を介して図示しないエアクリーナに連通してい
る。また、スタビライザピストン13はガバナシリンダ
11内に摺動自在に嵌合しており、ガバナシリンダ11
を第1エア通路9側の第1室11aと第2エア通路10
側の第2室11bとに区画すると共に、ガバナバルブ7
にロッド12を介して連結されている。
リンダ11とスタビライザピストン13とからなり、ガ
バナシリンダ11の左端は第1エア通路9を介して吸気
通路5に連通し、右端は下向きに穿孔された第2エア通
路10を介して図示しないエアクリーナに連通してい
る。また、スタビライザピストン13はガバナシリンダ
11内に摺動自在に嵌合しており、ガバナシリンダ11
を第1エア通路9側の第1室11aと第2エア通路10
側の第2室11bとに区画すると共に、ガバナバルブ7
にロッド12を介して連結されている。
【0015】一方、図2(図1中のA部拡大図)に示し
たように、ガバナボデー4の下部には、ガバナシリンダ
11と平行にコントロールシリンダ20が形成されてい
る。コントロールシリンダ20は、その左端が第3エア
通路21を介してバルブボデー4の上端部近傍で吸気通
路5に連通しており、右側部分が第2エア通路10と交
差している。コントロールシリンダ20内には円柱状の
コントロールピストン22が嵌合しており、図中で左右
方向に自由に摺動すると共に、リターンスプリング23
により第2エア通路10側に付勢されている。
たように、ガバナボデー4の下部には、ガバナシリンダ
11と平行にコントロールシリンダ20が形成されてい
る。コントロールシリンダ20は、その左端が第3エア
通路21を介してバルブボデー4の上端部近傍で吸気通
路5に連通しており、右側部分が第2エア通路10と交
差している。コントロールシリンダ20内には円柱状の
コントロールピストン22が嵌合しており、図中で左右
方向に自由に摺動すると共に、リターンスプリング23
により第2エア通路10側に付勢されている。
【0016】コントロールピストン22には、軸方向の
略中央部に環状溝24が形成されている。そして、コン
トロールピストン22がカバー18に当接すると、図2
中に実線で示したように、環状溝24と第2エア通路1
0とが軸方向で同位相となり、第2エア通路10が連通
される。また、第2室とコントロールシリンダ20との
間には、第2エア通路10側から第3エア通路21側に
向けて、小径のオリフィス25と大径の連通孔26とが
順に穿孔され、更に、コントロールシリンダ20の下部
には、オリフィス25の開口位置から第3エア通路21
側に向けて、連通溝27が軸方向に延設されている。そ
のため、コントロールピストン22が、図2中に破線で
示したように第3エア通路21側に移動すると、第2エ
ア通路10がコントロールピストン22により遮断され
る一方、環状溝24と連通孔25および連通溝27とが
軸方向で同位相となり、第3エア通路21とガバナシリ
ンダ11の第2室11bとが連通される。尚、ガバナシ
リンダ11は、従来装置と同様に、第2室11b側が拡
径されている。したがって、図2に二点鎖線で示したよ
うに、スタビライザピストン13が図中右側に移動した
場合でも、第2エア通路10のみならず、オリフィス2
5や連通孔26も閉鎖されない。
略中央部に環状溝24が形成されている。そして、コン
トロールピストン22がカバー18に当接すると、図2
中に実線で示したように、環状溝24と第2エア通路1
0とが軸方向で同位相となり、第2エア通路10が連通
される。また、第2室とコントロールシリンダ20との
間には、第2エア通路10側から第3エア通路21側に
向けて、小径のオリフィス25と大径の連通孔26とが
順に穿孔され、更に、コントロールシリンダ20の下部
には、オリフィス25の開口位置から第3エア通路21
側に向けて、連通溝27が軸方向に延設されている。そ
のため、コントロールピストン22が、図2中に破線で
示したように第3エア通路21側に移動すると、第2エ
ア通路10がコントロールピストン22により遮断され
る一方、環状溝24と連通孔25および連通溝27とが
軸方向で同位相となり、第3エア通路21とガバナシリ
ンダ11の第2室11bとが連通される。尚、ガバナシ
リンダ11は、従来装置と同様に、第2室11b側が拡
径されている。したがって、図2に二点鎖線で示したよ
うに、スタビライザピストン13が図中右側に移動した
場合でも、第2エア通路10のみならず、オリフィス2
5や連通孔26も閉鎖されない。
【0017】以下、本実施例の作用を述べる。チョーク
バルブ15が閉鎖されている始動時には、クランキング
すなわちピストンの下降に伴う負圧吸引により、エアガ
バナ1の吸気通路5における負圧は非常に大きくなる。
この負圧は第3エア通路21を介してコントロールシリ
ンダ20内に導入されるため、図3に示したように、リ
ターンスプリング23のばね力に打勝って、コントロー
ルピストン22が第3エア通路21側に移動する。
バルブ15が閉鎖されている始動時には、クランキング
すなわちピストンの下降に伴う負圧吸引により、エアガ
バナ1の吸気通路5における負圧は非常に大きくなる。
この負圧は第3エア通路21を介してコントロールシリ
ンダ20内に導入されるため、図3に示したように、リ
ターンスプリング23のばね力に打勝って、コントロー
ルピストン22が第3エア通路21側に移動する。
【0018】すると、コントロールピストンにより第2
エア通路10が遮断されると共に、連通溝27と環状溝
24とを介して、第3エア通路21とガバナシリンダ1
1の第2室11bとが連通される。すると、第1エア通
路9を介して吸気通路5の負圧が常時導入されている第
1室11aと第2室11bとの差圧が0となり、ガバナ
シリンダ11内をスタビライザピストン13が自由に摺
動し、バルブスプリング14に付勢されてガバナバルブ
7が全開状態となる。その結果、大きな負圧がそのまま
作用するアイドルノズル16からは多量の燃料が吐出さ
れ、濃い混合気による良好な始動が可能となるのであ
る。
エア通路10が遮断されると共に、連通溝27と環状溝
24とを介して、第3エア通路21とガバナシリンダ1
1の第2室11bとが連通される。すると、第1エア通
路9を介して吸気通路5の負圧が常時導入されている第
1室11aと第2室11bとの差圧が0となり、ガバナ
シリンダ11内をスタビライザピストン13が自由に摺
動し、バルブスプリング14に付勢されてガバナバルブ
7が全開状態となる。その結果、大きな負圧がそのまま
作用するアイドルノズル16からは多量の燃料が吐出さ
れ、濃い混合気による良好な始動が可能となるのであ
る。
【0019】また、スロットルバルブが小開あるいは半
開状態の中速低負荷運転時にも、エンジン回転数の上昇
に伴い、エアガバナ1の吸気通路5における負圧は大き
くなる。そして、第3エア通路21を介してコントロー
ルシリンダ20内に導入された負圧の値が所定値より大
きくなると、リターンスプリング23のばね力に打勝っ
て、コントロールピストン22が第3エア通路21側に
移動する。この場合も、始動時と同様の手順で、第1室
11aと第2室11bとの差圧が0となり、バルブスプ
リング14に付勢されたガバナバルブ7が全開状態とな
る。したがって、吸気流量はスロットルバルブ3の開度
のみに依存するようになり、オペレータの意思通りの出
力が得られると共に、スロットルレスポンスが向上す
る。
開状態の中速低負荷運転時にも、エンジン回転数の上昇
に伴い、エアガバナ1の吸気通路5における負圧は大き
くなる。そして、第3エア通路21を介してコントロー
ルシリンダ20内に導入された負圧の値が所定値より大
きくなると、リターンスプリング23のばね力に打勝っ
て、コントロールピストン22が第3エア通路21側に
移動する。この場合も、始動時と同様の手順で、第1室
11aと第2室11bとの差圧が0となり、バルブスプ
リング14に付勢されたガバナバルブ7が全開状態とな
る。したがって、吸気流量はスロットルバルブ3の開度
のみに依存するようになり、オペレータの意思通りの出
力が得られると共に、スロットルレスポンスが向上す
る。
【0020】尚、中速低負荷運転時においては、吸気通
路5の負圧に応じてコントロールピストン22が移動す
るため、所定のエンジン回転数を境にしてガバナバルブ
7が開放あるいは閉鎖方向に作動する。したがって、所
定速度でエンジンが運転される場合には、スロットルバ
ルブ3の駆動系等のがた等により、ガバナバルブ7が開
放動と閉鎖動とを繰り返すいわゆるハンチング現象が起
こる可能性がある。ところが、本実施例では第2エア通
路10と連通孔26との間にオリフィス25が形成され
ているため、エンジン回転の変動に伴うスタビライザピ
ストン13の急速な移動が防止され、ハンチング現象は
殆ど無視できる範囲に収めることができた。
路5の負圧に応じてコントロールピストン22が移動す
るため、所定のエンジン回転数を境にしてガバナバルブ
7が開放あるいは閉鎖方向に作動する。したがって、所
定速度でエンジンが運転される場合には、スロットルバ
ルブ3の駆動系等のがた等により、ガバナバルブ7が開
放動と閉鎖動とを繰り返すいわゆるハンチング現象が起
こる可能性がある。ところが、本実施例では第2エア通
路10と連通孔26との間にオリフィス25が形成され
ているため、エンジン回転の変動に伴うスタビライザピ
ストン13の急速な移動が防止され、ハンチング現象は
殆ど無視できる範囲に収めることができた。
【0021】一方、スロットルバルブ3が全開されてい
る高速運転時には、吸気抵抗が小さいため、エアガバナ
1の吸気通路5における負圧は比較的小さくなる。その
ため、この負圧がコントロールシリンダ20内に導入さ
れても、図4に示したように、コントロールピストン2
2はリターンスプリング23に付勢されてカバー18に
当接したままとなる。
る高速運転時には、吸気抵抗が小さいため、エアガバナ
1の吸気通路5における負圧は比較的小さくなる。その
ため、この負圧がコントロールシリンダ20内に導入さ
れても、図4に示したように、コントロールピストン2
2はリターンスプリング23に付勢されてカバー18に
当接したままとなる。
【0022】この状態では、前述したようにコントロー
ルピストン22の環状溝24を介して第2エア通路10
が連通され、同時にオリフィス25と連通孔26とは共
にコントロールピストン22により遮断される。したが
って、ガバナシリンダ11の第1室11aには第1エア
通路9を介して吸気通路5の負圧が導入され、第2室1
1bには第2エア通路を介して大気が導入される。その
結果、吸気通路5の負圧に応じて、スタビライザピスト
ン13が第1エア通路側に移動してガバナバルブ7が閉
鎖方向に駆動され、従来装置と同様に、エンジンの最高
回転数が規制されるのである。
ルピストン22の環状溝24を介して第2エア通路10
が連通され、同時にオリフィス25と連通孔26とは共
にコントロールピストン22により遮断される。したが
って、ガバナシリンダ11の第1室11aには第1エア
通路9を介して吸気通路5の負圧が導入され、第2室1
1bには第2エア通路を介して大気が導入される。その
結果、吸気通路5の負圧に応じて、スタビライザピスト
ン13が第1エア通路側に移動してガバナバルブ7が閉
鎖方向に駆動され、従来装置と同様に、エンジンの最高
回転数が規制されるのである。
【0023】以上で具体的実施例の説明を終えるが、本
発明の態様はこの実施例に限られるものではない。例え
ば、上記実施例ではガバナバルブを回動式のバタフライ
型としたが、摺動式のフラット型としてもよい。また、
バルブ付勢手段として、圧縮コイルばねや蔓巻ばね等を
用いてもよいし、エアスプリング等を用いてもよい。更
に、設計上あるいは製作上の都合等により、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で各エア通路やコントロールピスト
ン等の形状を適宜変更してもよい。更に、上記実施例で
は、ガバナシリンダの第2室側を拡径して、第2エア通
路や連通孔等がスタビライザピストンにより閉鎖されな
いようにしたが、スタビライザピストンの下部に溝を形
成すること等により、同様の作用を得るようにしてもよ
い。
発明の態様はこの実施例に限られるものではない。例え
ば、上記実施例ではガバナバルブを回動式のバタフライ
型としたが、摺動式のフラット型としてもよい。また、
バルブ付勢手段として、圧縮コイルばねや蔓巻ばね等を
用いてもよいし、エアスプリング等を用いてもよい。更
に、設計上あるいは製作上の都合等により、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で各エア通路やコントロールピスト
ン等の形状を適宜変更してもよい。更に、上記実施例で
は、ガバナシリンダの第2室側を拡径して、第2エア通
路や連通孔等がスタビライザピストンにより閉鎖されな
いようにしたが、スタビライザピストンの下部に溝を形
成すること等により、同様の作用を得るようにしてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明のエアガバナによれば、吸気通路
の負圧が高くなる始動時や中速低負荷運転時にガバナバ
ルブを作動させないようにしたため、エンジンの最高回
転数を規制しながら、始動性やスロットルレスポンスを
向上させることができる。
の負圧が高くなる始動時や中速低負荷運転時にガバナバ
ルブを作動させないようにしたため、エンジンの最高回
転数を規制しながら、始動性やスロットルレスポンスを
向上させることができる。
【図1】本発明に係るエアガバナが取付けられた吸気系
を示した要部縦断面図。
を示した要部縦断面図。
【図2】図1中のA部拡大図。
【図3】本発明に係るエアガバナの作動を示した説明
図。
図。
【図4】本発明に係るエアガバナの作動を示した説明
図。
図。
【図5】従来のエアガバナが取付けられた吸気系を示し
た要部縦断面図。
た要部縦断面図。
1 エアガバナ 2 キャブレタ 3 スロットルバルブ 4 バルブボデー 5 吸気通路 6 バキュームアクチュエータ 7 ガバナバルブ 9 第1エア通路 10 第2エア通路 11 ガバナシリンダ 12 ロッド 14 ガバナスプリング 15 チョークバルブ 16 アイドルノズル 20 コントロールシリンダ 21 第3エア通路 22 コントロールピストン 23 リターンスプリング 24 環状溝 25 オリフィス 26 連通孔 27 連通溝
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンの吸気ポートに連通する吸気系
に設けられ、キャブレタの下流側における吸気流量を調
整することにより、エンジンの最高回転数を規制するエ
アガバナであって、 ガバナ本体に形成された吸気通路に設けられ、該吸気通
路を開放あるいは閉鎖するガバナバルブと、 このガバナバルブを開放方向に付勢するバルブ付勢手段
と、 一端が前記吸気通路におけるガバナバルブの上流側に第
1エア通路を介して連通し、他端が第2エア通路を介し
て大気に開放されたガバナシリンダと、 このガバナシリンダ内に摺動自在に嵌合し、該ガバナシ
リンダを第1エア通路側の第1室と第2エア通路側の第
2室とに区画すると共に、前記ガバナバルブに連結部材
を介して連結し、該第1エア通路側への移動時には該ガ
バナバルブを閉鎖方向に駆動する一方、該第2エア通路
側への移動時には該ガバナバルブを開放方向に駆動する
スタビライザピストンと、 一端が前記吸気通路におけるガバナバルブの上流側に第
3エア通路を介して連通し、他端が前記第2エア通路の
管路と交差するコントロールシリンダと、 このコントロールシリンダ内に摺動自在に嵌合すると共
にスプリングにより前記第2エア通路側に付勢され、第
2エア通路側への移動時には該第3エア通路を遮断する
と共に該第2エア通路を連通させ、第3エア通路側への
移動時には該第2エア通路を遮断すると共に該第3エア
通路と前記第2室とを連通させるコントロールピストン
とを具えたことを特徴とするエアガバナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31174393A JPH07166896A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | エアガバナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31174393A JPH07166896A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | エアガバナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07166896A true JPH07166896A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18020949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31174393A Withdrawn JPH07166896A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | エアガバナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07166896A (ja) |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP31174393A patent/JPH07166896A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |