JPH0716749B2 - 閉塞鍛造装置 - Google Patents
閉塞鍛造装置Info
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- JPH0716749B2 JPH0716749B2 JP63105812A JP10581288A JPH0716749B2 JP H0716749 B2 JPH0716749 B2 JP H0716749B2 JP 63105812 A JP63105812 A JP 63105812A JP 10581288 A JP10581288 A JP 10581288A JP H0716749 B2 JPH0716749 B2 JP H0716749B2
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- cam
- slide
- punch
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J9/00—Forging presses
- B21J9/02—Special design or construction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/76—Making machine elements elements not mentioned in one of the preceding groups
- B21K1/762—Coupling members for conveying mechanical motion, e.g. universal joints
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J13/00—Details of machines for forging, pressing, or hammering
- B21J13/02—Dies or mountings therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J5/00—Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor
- B21J5/02—Die forging; Trimming by making use of special dies ; Punching during forging
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、閉塞鍛造装置に係わり、特に、スライドの移
動に伴って接触維持されたダイスを固定側のパンチに向
かってスライドの移動速度より遅い速度で移動させて両
パンチをそれぞれダイスに突入作動させるダイス移動機
構を備えた閉塞鍛造装置に関する。
動に伴って接触維持されたダイスを固定側のパンチに向
かってスライドの移動速度より遅い速度で移動させて両
パンチをそれぞれダイスに突入作動させるダイス移動機
構を備えた閉塞鍛造装置に関する。
一対のダイスを接触させて得た空洞内で素材を成形する
ようにした閉塞鍛造は、材料の歩留りが高く、しかも、
形状が複雑な製品をも高精度で製造できるため、近年、
種々の製品の成形に多用されている。
ようにした閉塞鍛造は、材料の歩留りが高く、しかも、
形状が複雑な製品をも高精度で製造できるため、近年、
種々の製品の成形に多用されている。
従来、第9図および第10図に示すような形状の自動車用
トリポート型等速ジョイントのスパイダ等で代表される
成形品11の閉塞鍛造は、第11図に示すような円柱状のス
ラグ13を、第12図の左側に示すように、上ダイス15と下
ダイス17とで形成した空洞部19,21に挿入し、上下のパ
ンチ23,25を、第12図の右側に示すように、相互に接近
することにより製造されている。
トリポート型等速ジョイントのスパイダ等で代表される
成形品11の閉塞鍛造は、第11図に示すような円柱状のス
ラグ13を、第12図の左側に示すように、上ダイス15と下
ダイス17とで形成した空洞部19,21に挿入し、上下のパ
ンチ23,25を、第12図の右側に示すように、相互に接近
することにより製造されている。
ところで、前述した成形品11のように、目的とする成形
品11の形状が最大面積の断面27に対して面対称である場
合には、前述した上ダイス15および下ダイス17を接触さ
せて閉塞力を加えた状態で維持させつつ、上下パンチ2
3,25を、空洞部29の最大面積の断面31に対して面対称に
作動する必要がある。
品11の形状が最大面積の断面27に対して面対称である場
合には、前述した上ダイス15および下ダイス17を接触さ
せて閉塞力を加えた状態で維持させつつ、上下パンチ2
3,25を、空洞部29の最大面積の断面31に対して面対称に
作動する必要がある。
このために、従来、第13図に示すような閉塞鍛造装置が
使用されている。
使用されている。
この閉塞鍛造装置は、油圧式または機械式の複動プレス
を例示したものであって、図の左半分が成形前の状態
を、図の右半分が成形後の状態をそれぞれ示している。
を例示したものであって、図の左半分が成形前の状態
を、図の右半分が成形後の状態をそれぞれ示している。
図中11は、成形品、13はスラグ、15は上ダイス、17は下
ダイス、23は上パンチ、25は下パンチ、33はプレスのス
ライド、34はボルスタ、35はベッド、36は上プレッシャ
ピン、37は下プレッシャピンである。
ダイス、23は上パンチ、25は下パンチ、33はプレスのス
ライド、34はボルスタ、35はベッド、36は上プレッシャ
ピン、37は下プレッシャピンである。
この閉塞鍛造装置では、先ず、下ダイス17の空洞部38内
に手または送り装置でスラグ13が投入される。次に、プ
レスのスライド33が下降すると上下のダイス15,17が接
触し、油圧プレスでは、油圧装置によりスライド33が下
方に付勢され、機械プレスでは、スライド33が下死点で
停止して、上下のダイス15,17に閉塞力が与えられる。
に手または送り装置でスラグ13が投入される。次に、プ
レスのスライド33が下降すると上下のダイス15,17が接
触し、油圧プレスでは、油圧装置によりスライド33が下
方に付勢され、機械プレスでは、スライド33が下死点で
停止して、上下のダイス15,17に閉塞力が与えられる。
続いて、油圧プレスでは、スライド33側およびベッド35
側に設けたスライド33駆動用とは別系統の油圧装置が作
動され、機械プレスの場合においても、油圧プレスの場
合と同様に、スライド33駆動用とは別に設けた駆動装置
が作動されて、これにより上下のプレッシャピン36,37
が動作され、上下のパンチ23,25が前述した断面31に向
かって移動され、スラグ13が上下ダイス15,17に形成さ
れる空洞部29に向けて押し出し加工される。
側に設けたスライド33駆動用とは別系統の油圧装置が作
動され、機械プレスの場合においても、油圧プレスの場
合と同様に、スライド33駆動用とは別に設けた駆動装置
が作動されて、これにより上下のプレッシャピン36,37
が動作され、上下のパンチ23,25が前述した断面31に向
かって移動され、スラグ13が上下ダイス15,17に形成さ
れる空洞部29に向けて押し出し加工される。
そして、成形後には、スライド33が上昇され上下のダイ
ス15,17が離間され、その上昇途中、あるいは、上昇上
限で油圧装置により上下のパンチ23,25が動作され、成
形品11がダイス内から排出される。
ス15,17が離間され、その上昇途中、あるいは、上昇上
限で油圧装置により上下のパンチ23,25が動作され、成
形品11がダイス内から排出される。
しかしながら、このような閉塞鍛造装置を油圧プレスに
適用するためには、複動プレスを使用する必要があるた
め、成形品11に対する専用機となり、汎用性が損なわれ
るとともに、上下のパンチ23,25を作動させる圧油の温
度変化、圧油への気泡の混入等が生じた場合には、上下
のパンチ23,25の速度が変化して、成形品11の製品精度
が確保できなくなり、これを回避するためには、流量調
整を常時適正に行なう補正機構を付加する必要が有っ
た。
適用するためには、複動プレスを使用する必要があるた
め、成形品11に対する専用機となり、汎用性が損なわれ
るとともに、上下のパンチ23,25を作動させる圧油の温
度変化、圧油への気泡の混入等が生じた場合には、上下
のパンチ23,25の速度が変化して、成形品11の製品精度
が確保できなくなり、これを回避するためには、流量調
整を常時適正に行なう補正機構を付加する必要が有っ
た。
また、機械プレスに適用する場合には、上パンチ23を駆
動する駆動装置をスライド33側に設けた上で、ベッド35
側にも加工駆動装置を設けた専用機となり、しかも、上
下ダイス15,17を下死点で密着させるので、閉塞力が安
定しないために、必要以上の閉塞力がプレスおよび上下
ダイス15,17に加わり金型の寿命が短くなるという欠点
があった。
動する駆動装置をスライド33側に設けた上で、ベッド35
側にも加工駆動装置を設けた専用機となり、しかも、上
下ダイス15,17を下死点で密着させるので、閉塞力が安
定しないために、必要以上の閉塞力がプレスおよび上下
ダイス15,17に加わり金型の寿命が短くなるという欠点
があった。
本出願人は、このような欠点を解消することのできる閉
塞鍛造装置として、特開昭59−133927号公報に開示され
る閉塞鍛造装置を先に出願した。
塞鍛造装置として、特開昭59−133927号公報に開示され
る閉塞鍛造装置を先に出願した。
第14図は、この公報に開示される閉塞鍛造装置を示すも
ので、図の左半分は閉塞が開始された状態を示し、右半
分は下死点で成形が終了した状態を示している。
ので、図の左半分は閉塞が開始された状態を示し、右半
分は下死点で成形が終了した状態を示している。
図において、プレスのスライド60には上側ダイセットプ
レート61を固定しており、この上側ダイセットプレート
61には、インサートプレート62をノックピン63で位置決
めして挿入している。
レート61を固定しており、この上側ダイセットプレート
61には、インサートプレート62をノックピン63で位置決
めして挿入している。
前記スライド60内には、圧力流体で下方に付勢されたク
ッションロッド64を昇降自在に装着してクッションピン
65を下方に付勢しており、同様にスライド60にはノック
アウトロッド66を昇降自在に設けている。
ッションロッド64を昇降自在に装着してクッションピン
65を下方に付勢しており、同様にスライド60にはノック
アウトロッド66を昇降自在に設けている。
上側ダイセットプレート61には、上側ダイホルダ67を固
定し、このダイホルダ67にカムホルダ68を固定してお
り、さらにカムホルダ68には、第1カム69を固定してい
る。なお、この第1カム69は、後述する第2,第3,第4カ
ムを介して下ダイスを駆動する。
定し、このダイホルダ67にカムホルダ68を固定してお
り、さらにカムホルダ68には、第1カム69を固定してい
る。なお、この第1カム69は、後述する第2,第3,第4カ
ムを介して下ダイスを駆動する。
上側ダイホルダ67の内側には、上ダイス70を昇降自在に
嵌合させている。そして、この上ダイス70の内側には、
パンチブロック71および上パンチ72を昇降自在に嵌合さ
せている。
嵌合させている。そして、この上ダイス70の内側には、
パンチブロック71および上パンチ72を昇降自在に嵌合さ
せている。
一方、ボルスタ73には、下側ダイセットプレート74を固
定し、このダイセットプレート74にインサートプレート
75を挿入している。
定し、このダイセットプレート74にインサートプレート
75を挿入している。
また、ボルスタ73内には、ノックアウトロッド76を設
け、圧力流体または機械的装着による押し上げ力を受け
てノックアウトピン77を一定のタイミングで押し上げる
ようにしている。同様に、ボルスタ73内には、クッショ
ンロッド78を設けてインサートプレート75内のクッショ
ンピン79を上方に付勢している。
け、圧力流体または機械的装着による押し上げ力を受け
てノックアウトピン77を一定のタイミングで押し上げる
ようにしている。同様に、ボルスタ73内には、クッショ
ンロッド78を設けてインサートプレート75内のクッショ
ンピン79を上方に付勢している。
下側ダイセットプレート74には、下側ダイホルダ80をノ
ックピン81で位置決め固定し、このダイホルダ80にノッ
クピン82を介してプレート83を位置決めして挿入してい
る。
ックピン81で位置決め固定し、このダイホルダ80にノッ
クピン82を介してプレート83を位置決めして挿入してい
る。
また、下側ダイホルダ80内には、パット84,85を組み込
み、このパット84,85間にスプリング86を圧縮した状態
で装着している。
み、このパット84,85間にスプリング86を圧縮した状態
で装着している。
なお、このスプリング86は、プレート83を貫通している
圧力ピン87および前記パット84を介して後述する下ダイ
ス90を上方に付勢している。
圧力ピン87および前記パット84を介して後述する下ダイ
ス90を上方に付勢している。
前記スプリング86の内側には、クッションリング88を昇
降自在に配置し、このクッションリング88を介してクッ
ションピン79の付勢力を圧力ピン89から下ダイス90に伝
達するように構成している。
降自在に配置し、このクッションリング88を介してクッ
ションピン79の付勢力を圧力ピン89から下ダイス90に伝
達するように構成している。
また、前記インサートプレート75の上面中央には、パン
チブロック91を昇降自在に貫挿したダイアンビル92を設
け、パンチブロック91の上部に下パンチ93を装着するこ
とにより、ノックアウトピン77の突き上げ作用を受け
て、下パンチ93が所定のタイミングで押上げられるよう
にしている。
チブロック91を昇降自在に貫挿したダイアンビル92を設
け、パンチブロック91の上部に下パンチ93を装着するこ
とにより、ノックアウトピン77の突き上げ作用を受け
て、下パンチ93が所定のタイミングで押上げられるよう
にしている。
他方、前記下側ダイホルダ80には、第2カム94等を案内
するガイド95を固定している。この第2のカム94は、円
形状をなすガイド95の内径部に摺動自在に嵌合保持され
ており、このカム94の内径部を下ダイス90に嵌合させて
いる。そして、第2カム94の段部94aを下ダイス90の段
部に係合させたうえで下ダイス90の中心に沿う案内溝96
に第2カム94を上下方向にのみ摺動自在に係合保持させ
ている。
するガイド95を固定している。この第2のカム94は、円
形状をなすガイド95の内径部に摺動自在に嵌合保持され
ており、このカム94の内径部を下ダイス90に嵌合させて
いる。そして、第2カム94の段部94aを下ダイス90の段
部に係合させたうえで下ダイス90の中心に沿う案内溝96
に第2カム94を上下方向にのみ摺動自在に係合保持させ
ている。
また、第15図に示すように、第1カム69と第2カム94と
の間には、下ダイス90とガイド95とで周方向にのみ摺動
自在に保持された第3,第4カム97,98を設けることによ
り、第1カム69が下降すると、第3,第4カム97,98を介
して第2カム94が下方に移動するようにしている。
の間には、下ダイス90とガイド95とで周方向にのみ摺動
自在に保持された第3,第4カム97,98を設けることによ
り、第1カム69が下降すると、第3,第4カム97,98を介
して第2カム94が下方に移動するようにしている。
第15図ないし第17図は、カムの配置と作動状態を示す図
であり、これ等の図からわかるように、第1カム69は、
カムホルダ68の対角位置に2個設けられ、下方に向かっ
て狭まる楔状に形成したうえで、この第1カム69の傾斜
面を隣接する第3,第4カム97,98の基端傾斜面間に上方
から臨ませている。
であり、これ等の図からわかるように、第1カム69は、
カムホルダ68の対角位置に2個設けられ、下方に向かっ
て狭まる楔状に形成したうえで、この第1カム69の傾斜
面を隣接する第3,第4カム97,98の基端傾斜面間に上方
から臨ませている。
また、第2カム94は、第1カム69と90°位相をずらせた
位置に設けられるとともに、下方に向かって拡がる楔状
に形成されており、傾斜面を第3,第4カム97,98の先端
傾斜面間に下方から臨ませることにより、第1カム69が
下降すると、第3,第4カム97,98が周方向に移動して第
2カム94を下方に押し下げるようにしている。なお、第
3,第4カム97,98の基端は上方に向かう傾斜面となって
おり、先端は下方に向かう傾斜面となっている。
位置に設けられるとともに、下方に向かって拡がる楔状
に形成されており、傾斜面を第3,第4カム97,98の先端
傾斜面間に下方から臨ませることにより、第1カム69が
下降すると、第3,第4カム97,98が周方向に移動して第
2カム94を下方に押し下げるようにしている。なお、第
3,第4カム97,98の基端は上方に向かう傾斜面となって
おり、先端は下方に向かう傾斜面となっている。
以上のように構成された閉塞鍛造装置では、下ダイス90
の空洞部の挿入されたスラグ42は、上下のダイス70,90
が閉塞した状態で成形され、ノックアウトピン77等の作
用で取り出される。
の空洞部の挿入されたスラグ42は、上下のダイス70,90
が閉塞した状態で成形され、ノックアウトピン77等の作
用で取り出される。
そして、この閉塞鍛造装置では、上下のダイス70,90が
接触すると同時に、第16図に示したように、第3,第4カ
ム97,98と第1カム69が接触する。このために、スライ
ド60が下降して第1カム69が下降すると隣接する第3カ
ム97および第4カム98が水平方向に移動し、両カム97,9
8の間に挟まれている第2カム94が下方に押し下げられ
る。この結果、第2カム94に係合している下ダイス90が
下降する。
接触すると同時に、第16図に示したように、第3,第4カ
ム97,98と第1カム69が接触する。このために、スライ
ド60が下降して第1カム69が下降すると隣接する第3カ
ム97および第4カム98が水平方向に移動し、両カム97,9
8の間に挟まれている第2カム94が下方に押し下げられ
る。この結果、第2カム94に係合している下ダイス90が
下降する。
この下ダイス90の下降速度は、各カム面の角度の所定の
角度に設定することにより、上パンチ72の下降速度より
遅い速度とされており、上下のパンチ72,93は、上下の
ダイス70,90に対して相対的に移動する。
角度に設定することにより、上パンチ72の下降速度より
遅い速度とされており、上下のパンチ72,93は、上下の
ダイス70,90に対して相対的に移動する。
つまり、上下のダイス70,90は、上パンチ72の下降速度
より遅い速度で下降するにもかかわらず下パンチ93は移
動しないので、スライド60を下降させれば、上下のパン
チ72,93が上下のダイス70,90にそれぞれ突入して接近移
動するので所期の成形が行なわれる。
より遅い速度で下降するにもかかわらず下パンチ93は移
動しないので、スライド60を下降させれば、上下のパン
チ72,93が上下のダイス70,90にそれぞれ突入して接近移
動するので所期の成形が行なわれる。
しかしながら、このような従来の閉塞鍛造装置では、第
1カム69は上型の型構成部材に取り付けられ、スライド
60と共に昇降動作し、下ダイス90の外周部にカム機構が
配置され、また、ダイホルダ80内にスプリング86等が配
置されているため装置の取扱いが煩雑であり、また、装
置の高さが高くなりスライド60とボルスタ73との間に多
大な間隙な必要になり、金型装置の交換に手間がかかる
という問題があった。
1カム69は上型の型構成部材に取り付けられ、スライド
60と共に昇降動作し、下ダイス90の外周部にカム機構が
配置され、また、ダイホルダ80内にスプリング86等が配
置されているため装置の取扱いが煩雑であり、また、装
置の高さが高くなりスライド60とボルスタ73との間に多
大な間隙な必要になり、金型装置の交換に手間がかかる
という問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決したもので、ダイセ
ットおよび金型を簡易な構造にすることができるととも
に、スライドとボルスタとの間の必要間隙を低減するこ
とのできる閉塞鍛造装置を提供することを目的とする。
ットおよび金型を簡易な構造にすることができるととも
に、スライドとボルスタとの間の必要間隙を低減するこ
とのできる閉塞鍛造装置を提供することを目的とする。
本発明の閉塞鍛造装置は、スライドとボルスタとの間に
上下方向に対向して配置される上側ダイスおよび下側ダ
イスと、前記上側ダイスを下方に向けて付勢する上側シ
リンダ機構と、前記下側ダイスを上方に向けて付勢する
下側シリンダ機構と、前記上側ダイスに挿入され前記ス
ライドの動きに同期して移動する上側パンチと、前記下
側ダイスに挿入され前記ボルスタにより支持される下側
パンチと、前記上側ダイスおよび下側ダイスを下側パン
チに向けて前記スライドの移動速度より遅い速度で移動
させて上側パンチおよび下側パンチをそれぞれダイスに
突入作動させるカム機構とを備えた閉塞鍛造装置におい
て、前記スライド内に前記上側シリンダ機構を収容する
とともに、前記ボルスタ内に前記下側シリンダ機構を収
容したものである。
上下方向に対向して配置される上側ダイスおよび下側ダ
イスと、前記上側ダイスを下方に向けて付勢する上側シ
リンダ機構と、前記下側ダイスを上方に向けて付勢する
下側シリンダ機構と、前記上側ダイスに挿入され前記ス
ライドの動きに同期して移動する上側パンチと、前記下
側ダイスに挿入され前記ボルスタにより支持される下側
パンチと、前記上側ダイスおよび下側ダイスを下側パン
チに向けて前記スライドの移動速度より遅い速度で移動
させて上側パンチおよび下側パンチをそれぞれダイスに
突入作動させるカム機構とを備えた閉塞鍛造装置におい
て、前記スライド内に前記上側シリンダ機構を収容する
とともに、前記ボルスタ内に前記下側シリンダ機構を収
容したものである。
本発明の閉塞鍛造装置では、スライドおよびボルスタ内
にそれぞれ収容される上側シリンダ機構および下側シリ
ンダ機構により、対向する上側ダイスおよび下側ダイス
がそれぞれ付勢され成形途中で接触維持される。そし
て、スライドの移動により、上側ダイスに摺動自在に貫
挿した上側パンチが下側パンチに向かって移動される
が、この時にカム機構の作用により、接触維持された上
側ダイスおよび下側ダイスが下側パンチに向かってスラ
イドの移動速度より遅い速度で移動され、上側パンチお
よび下側パンチがそれぞれ上側ダイスおよび下側ダイス
に突入作動される。
にそれぞれ収容される上側シリンダ機構および下側シリ
ンダ機構により、対向する上側ダイスおよび下側ダイス
がそれぞれ付勢され成形途中で接触維持される。そし
て、スライドの移動により、上側ダイスに摺動自在に貫
挿した上側パンチが下側パンチに向かって移動される
が、この時にカム機構の作用により、接触維持された上
側ダイスおよび下側ダイスが下側パンチに向かってスラ
イドの移動速度より遅い速度で移動され、上側パンチお
よび下側パンチがそれぞれ上側ダイスおよび下側ダイス
に突入作動される。
以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
する。
第1図は、本発明の閉塞鍛造装置の一実施例を示すもの
で、この閉塞鍛造装置では、プレスのスライド139に
は、上側シリンダ機構140が形成されており、この上側
シリンダ機構140内には、上側ピストン141が挿入されて
いる。
で、この閉塞鍛造装置では、プレスのスライド139に
は、上側シリンダ機構140が形成されており、この上側
シリンダ機構140内には、上側ピストン141が挿入されて
いる。
また、スライド139には、上側インサートプレート142が
ボルト143により固定されており、スライド139の下面に
は、上側ダイセットプレート144が固定されている。
ボルト143により固定されており、スライド139の下面に
は、上側ダイセットプレート144が固定されている。
上側ピストン141の下面には、上側付勢ピン145が配置さ
れており、この上側付勢ピン145の下端は、上側ダイセ
ットプレート144を貫通して摺動自在に設けられたピン1
86を介して上側ダイス146の上面に当接している。
れており、この上側付勢ピン145の下端は、上側ダイセ
ットプレート144を貫通して摺動自在に設けられたピン1
86を介して上側ダイス146の上面に当接している。
上側ダイス146の中央部には、上側パンチ147が挿入され
ており、この上側ダイス146の下部には、成形すべき製
品11の形状に対応した空洞部148が形成されている。
ており、この上側ダイス146の下部には、成形すべき製
品11の形状に対応した空洞部148が形成されている。
上側ダイセットプレート144および上側インサートプレ
ート142の中央部を貫通して、ノックアウトピン149が昇
降自在に配置ノックアウトピン149の下端は、上側ダイ
セットプレート144を貫通して摺動自在に設けられたピ
ン195を介して上側パンチ147の上面に当接している。
ート142の中央部を貫通して、ノックアウトピン149が昇
降自在に配置ノックアウトピン149の下端は、上側ダイ
セットプレート144を貫通して摺動自在に設けられたピ
ン195を介して上側パンチ147の上面に当接している。
上側ダイセットプレート144の下面には、上側ダイホル
ダ150が固定されており、この上側ダイホルダ150の下面
には、上側ダイス146を案内するための上側ガイド151が
配置されている。
ダ150が固定されており、この上側ダイホルダ150の下面
には、上側ダイス146を案内するための上側ガイド151が
配置されている。
一方、プレスのボルスタプレート188には、下側ダイセ
ットプレート153が固定されている。
ットプレート153が固定されている。
ボルスタプレート188の下に設けられたボルスタ152内に
は、下側シリンダ154が形成されており、この下側シリ
ンダ154内には、下側ピストン155が挿入されている。
は、下側シリンダ154が形成されており、この下側シリ
ンダ154内には、下側ピストン155が挿入されている。
下側ピストン155には、段部が形成されており、ボルス
タ152との間に補助シリンダ189を構成している。
タ152との間に補助シリンダ189を構成している。
この下側ピストン155には、後述するカム機構156が配置
されている。
されている。
下側ピストン155の上面には、下側付勢ピン157が配置さ
れており、この下側付勢ピン157の上端は、下側ダイセ
ットプレート153を貫通して摺動自在に設けられたピン1
87を介して、下側ダイス161の下面に当接している。
れており、この下側付勢ピン157の上端は、下側ダイセ
ットプレート153を貫通して摺動自在に設けられたピン1
87を介して、下側ダイス161の下面に当接している。
下側ダイホルダ158は、ボルト160により下側ダイセット
プレート153に固定されており、この下側ダイホルダ158
の上部には、下側ダイス161を案内する下側ガイド162が
配置されている。
プレート153に固定されており、この下側ダイホルダ158
の上部には、下側ダイス161を案内する下側ガイド162が
配置されている。
下側ダイス161の中央部には、下側パンチ159が挿入され
ており、下側ダイス161の上部には、成形すべき製品11
の形状に対応した空洞部163が形成されている。
ており、下側ダイス161の上部には、成形すべき製品11
の形状に対応した空洞部163が形成されている。
下側パンチ159の下端は、下側ダイセットプレート153を
貫通して摺動自在に設けられるとともに段部197で係止
されたピン197を介してノックアウトピン164の上面に当
接できるようになっている。
貫通して摺動自在に設けられるとともに段部197で係止
されたピン197を介してノックアウトピン164の上面に当
接できるようになっている。
ボルスタ152およびボルスタプレート188の中央部を貫通
して、ノックアウトピン164が昇降自在に配置されてい
る。
して、ノックアウトピン164が昇降自在に配置されてい
る。
しかして、この実施例では、下側ピストン155には、こ
の下側ピストン155を移動するカム機構156が配置されて
いる。
の下側ピストン155を移動するカム機構156が配置されて
いる。
このカム機構156は、スライド139の移動に伴って、接触
維持された上側ダイス146および下側ダイス161を固定側
の下側パンチ159に向かってスライド139の移動速度より
遅い速度で移動させて、上下パンチ147,159をそれぞれ
上下ダイス146,161に突入させる作用する。
維持された上側ダイス146および下側ダイス161を固定側
の下側パンチ159に向かってスライド139の移動速度より
遅い速度で移動させて、上下パンチ147,159をそれぞれ
上下ダイス146,161に突入させる作用する。
すなわち、下側ピストン155の上部には、第2図および
第3図に示すように、180°の角度を置いて2ヵ所の切
り欠き部165が形成されている。そして、この切り欠き
部165には、第4図および第5図に示すように、両側に
カム面166の形成される平板167が載置されている。
第3図に示すように、180°の角度を置いて2ヵ所の切
り欠き部165が形成されている。そして、この切り欠き
部165には、第4図および第5図に示すように、両側に
カム面166の形成される平板167が載置されている。
この平板167のカム面166には、板状の横カム168のカム
面169が当接されている。
面169が当接されている。
また、横カム168の他端に形成されるカム面170には、板
状の縦カム171のカム面172が当接されている。
状の縦カム171のカム面172が当接されている。
縦カム171の上面には、第5図に示すように、カム機構
作動部のプッシュピン173の下端が当接されている。
作動部のプッシュピン173の下端が当接されている。
このプッシュピン173は、ボルスタプレート188を挿通し
て配置されており、その上部は、下側ダイセットプレー
ト153に固着される支持部材174内に挿入されたピン190
の下面に当接されている。
て配置されており、その上部は、下側ダイセットプレー
ト153に固着される支持部材174内に挿入されたピン190
の下面に当接されている。
ピン190の上面には、ピン175が当接されており、このピ
ン175の上部は、スライド139内に配置されるシリンダ17
6に挿入されているピストン191の下面に当接している。
ン175の上部は、スライド139内に配置されるシリンダ17
6に挿入されているピストン191の下面に当接している。
このシリンダ176内には、一定圧力の油が供給されてお
り、カム機構部すなわちピン175に多大な力が作用した
時には、ピストン191が上方に移動できるようにされて
いる。これによって、カム機構156の損傷が防止され
る。この際、第5図においては、シリンダ176内の油圧
が低下し、これを検知してプレスを直ちに停止させる。
この場合は、作動の基準点が移動するので、製品は正常
とはならない。
り、カム機構部すなわちピン175に多大な力が作用した
時には、ピストン191が上方に移動できるようにされて
いる。これによって、カム機構156の損傷が防止され
る。この際、第5図においては、シリンダ176内の油圧
が低下し、これを検知してプレスを直ちに停止させる。
この場合は、作動の基準点が移動するので、製品は正常
とはならない。
シリンダ176の上面には、ピストン191の下面を規制する
ためのカム177が配置されており、このカム177には、第
6図および第7図に示すように、カム棒178のカム面179
が当接している。
ためのカム177が配置されており、このカム177には、第
6図および第7図に示すように、カム棒178のカム面179
が当接している。
カム177は、スプリング192により上方に付勢されてい
る。
る。
カム棒178の一端には、雌螺子部180が形成されており、
この雌螺子部180には、ピニオンギヤ181を固定された軸
棒の雄螺子部182が螺合されている。
この雌螺子部180には、ピニオンギヤ181を固定された軸
棒の雄螺子部182が螺合されている。
ピニオンギヤ181には、第8図に示すように、ラック183
が螺合しており、このラック183は、ローラ184により支
持され、ラック183の両端に当接する螺子軸185が回動す
ることによりピストン191の下面位置を調節することが
可能で、成形品11の寸法H1,H2(第10図)を調整するこ
とができる。
が螺合しており、このラック183は、ローラ184により支
持され、ラック183の両端に当接する螺子軸185が回動す
ることによりピストン191の下面位置を調節することが
可能で、成形品11の寸法H1,H2(第10図)を調整するこ
とができる。
ここで、成形品11の寸法H1,H2は、プレスの下死点での
ボルスタ152−スライド139間の距離で決定される。ま
た、ここで、調整することができるものは、下側ダイス
161の移動量(同時に上側ダイス146の移動量)である。
ボルスタ152−スライド139間の距離で決定される。ま
た、ここで、調整することができるものは、下側ダイス
161の移動量(同時に上側ダイス146の移動量)である。
これは、量産のときの成形品の寸法変化の修正および金
型を新規に交換した際の調整に有効である。
型を新規に交換した際の調整に有効である。
以上のように構成された閉塞鍛造装置では、下側ダイス
161の空洞部163に挿入されたスラグは、上記ダイス146
と下側ダイス161とが当接し、閉塞した状態で形成さ
れ、ノックアウトピン等の作用により取り出される。
161の空洞部163に挿入されたスラグは、上記ダイス146
と下側ダイス161とが当接し、閉塞した状態で形成さ
れ、ノックアウトピン等の作用により取り出される。
しかして、以上のように構成された閉塞鍛造装置では、
上側ダイス146と下側ダイス161とが接触するとピン175
の下面と、ピン190の上面が当接する。
上側ダイス146と下側ダイス161とが接触するとピン175
の下面と、ピン190の上面が当接する。
この後、さらにスライド139が下降して、プッシュピン1
73が下降すると、第5図の右側に示したように、縦カム
171が下降し、これにより、横カム168が平板167のカム
面166方向に押圧され、平板167が下方に移動し、下側ピ
ストン155が下方に移動し、同時に下側ピストン155によ
り上方に付勢される下側ダイス161も下方に移動するこ
ととなる。
73が下降すると、第5図の右側に示したように、縦カム
171が下降し、これにより、横カム168が平板167のカム
面166方向に押圧され、平板167が下方に移動し、下側ピ
ストン155が下方に移動し、同時に下側ピストン155によ
り上方に付勢される下側ダイス161も下方に移動するこ
ととなる。
なお、縦カム171および横カム168のカム角度をそれぞれ
αおよびβとすると、縦カム171に対する下側ピストン1
55の下降速度比は、 tanα×tanβ で与えられる。
αおよびβとすると、縦カム171に対する下側ピストン1
55の下降速度比は、 tanα×tanβ で与えられる。
従って、横カム168に縦カム171が接触した後は、上側パ
ンチ147が下降するに伴って下側ダイス161が上側パンチ
147より遅い速度で下降し、上側パンチ147および下側パ
ンチ159は、上側ダイス146および下側ダイス161に対し
て相対的に移動する。
ンチ147が下降するに伴って下側ダイス161が上側パンチ
147より遅い速度で下降し、上側パンチ147および下側パ
ンチ159は、上側ダイス146および下側ダイス161に対し
て相対的に移動する。
すなわち、上側ダイス146および下側ダイス161は、上側
パンチ147の下降速度より遅い速度で下降するにもかか
わらず下側パンチ159は移動しないので、スライド139を
下降させれば、上側パンチ147および下側パンチ159が、
上側ダイス146および下側ダイス161にそれぞれ突入して
接近移動するので、所期の成形が行なわれる。
パンチ147の下降速度より遅い速度で下降するにもかか
わらず下側パンチ159は移動しないので、スライド139を
下降させれば、上側パンチ147および下側パンチ159が、
上側ダイス146および下側ダイス161にそれぞれ突入して
接近移動するので、所期の成形が行なわれる。
以上のように、上側ダイス146は、下側ダイス161と接触
を保って移動するので、その移動量は下側ダイス161の
移動量で規制される。そして、上側ダイス146の移動量
は、スライド139ないし上側パンチ147の移動量と下側ダ
イス161の移動量の差である。
を保って移動するので、その移動量は下側ダイス161の
移動量で規制される。そして、上側ダイス146の移動量
は、スライド139ないし上側パンチ147の移動量と下側ダ
イス161の移動量の差である。
なお、例えば、上側ダイス146と下側ダイス161とが接触
した後に、これ等をスライド139の下降速度の2分の1
の速度で下降させる時、すなわち、成形品が最大面積の
断面に対して面対称である時には、理論的には、縦カム
171と横カム168との角度αおよびβをいずれも35度15分
52秒とすれば良い。
した後に、これ等をスライド139の下降速度の2分の1
の速度で下降させる時、すなわち、成形品が最大面積の
断面に対して面対称である時には、理論的には、縦カム
171と横カム168との角度αおよびβをいずれも35度15分
52秒とすれば良い。
ここで上側シリンダ140の発生力をPU、下側シリンダ154
の発生力をPL、補助シリンダ189の発生力をPS、平板167
がピストン155の切り欠き部165を押し下げる力(カム面
に作用する力)をPCとすると、 上側ダイスに付勢される力FUは、 FU=PU 下側ダイスに付勢される力FLは、 FL=PL+PS−PC となる。
の発生力をPL、補助シリンダ189の発生力をPS、平板167
がピストン155の切り欠き部165を押し下げる力(カム面
に作用する力)をPCとすると、 上側ダイスに付勢される力FUは、 FU=PU 下側ダイスに付勢される力FLは、 FL=PL+PS−PC となる。
そして、成形品がその最大面積の断面について対称形状
の場合、FU=FLとなる。すなわち、 PC=(PL−PU)+PS となる。
の場合、FU=FLとなる。すなわち、 PC=(PL−PU)+PS となる。
ここで、各カム面が互いに接触維持するにはPC>0が必
要である。この条件は補助シリンダがない(PS=0)場
合も、PL>PUとすれば満足されるが、カムの作動の安定
化、すなわち、成形途中の上側パンチ147および下側パ
ンチ159のダイスに対する相対速度を安定化し、精度の
高い成形品を得るには、各カム面の付勢力、すなわち、
PCが一定していることが望ましい。
要である。この条件は補助シリンダがない(PS=0)場
合も、PL>PUとすれば満足されるが、カムの作動の安定
化、すなわち、成形途中の上側パンチ147および下側パ
ンチ159のダイスに対する相対速度を安定化し、精度の
高い成形品を得るには、各カム面の付勢力、すなわち、
PCが一定していることが望ましい。
ところが、PL,PUは圧力流体の粘性変化、圧力流体への
気泡の混入等により変動し、 PC=PL−PU(PS=0の場合) は一定になりにくい。
気泡の混入等により変動し、 PC=PL−PU(PS=0の場合) は一定になりにくい。
カム面の付勢力を安定するためには、上側シリンダ140
と下側シリンダ154のシリンダ径を同一とし、共通の圧
力流体供給装置から圧力流体を供給すればよい。
と下側シリンダ154のシリンダ径を同一とし、共通の圧
力流体供給装置から圧力流体を供給すればよい。
こうすると、圧力流体の粘度変化、圧力流体への気泡混
入が発生しても常にPL=PUとなり、 PC=PSとなる。
入が発生しても常にPL=PUとなり、 PC=PSとなる。
そして、補助シリンダへは常圧の圧力流体を供給すれば
PSすなわちPCが一定となり、カム面に作用する付勢力が
安定し、高い精度の成形品が得られる。ここで、常圧流
体とは、常に規定の圧力を供給することができるもの
で、例えば、エアがある。
PSすなわちPCが一定となり、カム面に作用する付勢力が
安定し、高い精度の成形品が得られる。ここで、常圧流
体とは、常に規定の圧力を供給することができるもの
で、例えば、エアがある。
本発明において、カム機構156により下側ダイス159の移
動量を正しく、安定して規定するための条件は、第1
に、 カム面が接触を保って作動すること=カム面に垂直力が
作用することである。PC(カム面に作用する力)は、FL
(下側ダイスに付勢される力)−FU(上側ダイスに付勢
される力)であり、上記の第1の条件は、 PC=FL−FU>0 ∴FL>FU と表すことができる。
動量を正しく、安定して規定するための条件は、第1
に、 カム面が接触を保って作動すること=カム面に垂直力が
作用することである。PC(カム面に作用する力)は、FL
(下側ダイスに付勢される力)−FU(上側ダイスに付勢
される力)であり、上記の第1の条件は、 PC=FL−FU>0 ∴FL>FU と表すことができる。
すなわち、上下の付勢力に差力を与えることである。こ
の差力は、成形上必要な付勢力の数%〜十%程度と設定
される。
の差力は、成形上必要な付勢力の数%〜十%程度と設定
される。
カム機構156により下側ダイス159の移動量を正しく、安
定して規定するための第2の条件は、この差力が安定し
ていることである。
定して規定するための第2の条件は、この差力が安定し
ていることである。
この差力は、上下のシリンダの発生力に差を設ければ得
られる。
られる。
ところが、一般に油圧装置では、その油圧変動は場合に
より数十%に達する。本発明では、上下に油圧シリンダ
を有しているため、油圧変動は別々に発生するので、差
力は大きく変動してしまう。
より数十%に達する。本発明では、上下に油圧シリンダ
を有しているため、油圧変動は別々に発生するので、差
力は大きく変動してしまう。
本発明は、上下のシリンダの発生力に差を設ける方式で
も正常に作動するが、以下の方式の採用により、その作
動の安定性が向上する。
も正常に作動するが、以下の方式の採用により、その作
動の安定性が向上する。
すなわち、上下のシリンダを同一径とし、共通の油圧源
より作動油を供給する。さらに、補助シリンダを設け
る。これによって、上下のシリンダの油圧が変動して
も、その発生力はほぼ同一となり、上下のシリンダへの
付勢力の差力は、補助シリンダの発生力となる。
より作動油を供給する。さらに、補助シリンダを設け
る。これによって、上下のシリンダの油圧が変動して
も、その発生力はほぼ同一となり、上下のシリンダへの
付勢力の差力は、補助シリンダの発生力となる。
このような理由から、本発明では、上側シリンダ140側
には、補助シリンダを設けなかった。
には、補助シリンダを設けなかった。
しかして、以上のように構成された閉塞鍛造装置では、
スライド139内に上側シリンダ140機構を収容するととも
に、ボルスタ152内に下側シリンダ154機構を収容したの
で、ダイセットおよび金型を簡易な構成にすることがで
き、また、金型の交換、段取りが容易になり、さらに、
スライド139とボルスタ152との間の間隙を従来より大幅
に低減することができる。
スライド139内に上側シリンダ140機構を収容するととも
に、ボルスタ152内に下側シリンダ154機構を収容したの
で、ダイセットおよび金型を簡易な構成にすることがで
き、また、金型の交換、段取りが容易になり、さらに、
スライド139とボルスタ152との間の間隙を従来より大幅
に低減することができる。
また、以上のように構成された閉塞鍛造装置では、下側
ピストン155をカム機構156により直接移動するようにし
たので、部品点数を削減することができ、また、上側ダ
イス146および下側ダイス161の確実な移動を行なうこと
が可能になる。
ピストン155をカム機構156により直接移動するようにし
たので、部品点数を削減することができ、また、上側ダ
イス146および下側ダイス161の確実な移動を行なうこと
が可能になる。
さらに、以上のように構成された閉塞鍛造装置では、カ
ム177の下面にシリンダ176の上面を当接することによ
り、シリンダ176の上下方向の位置決めを行なっている
ため、螺子軸185を回動し、ラック183およびピニオン18
1を介して、カム棒178の水平位置を調整することによ
り、4個のピストン191の下面の位置を同時に微細調整
することができ、成形品の寸法調整が可能となる。
ム177の下面にシリンダ176の上面を当接することによ
り、シリンダ176の上下方向の位置決めを行なっている
ため、螺子軸185を回動し、ラック183およびピニオン18
1を介して、カム棒178の水平位置を調整することによ
り、4個のピストン191の下面の位置を同時に微細調整
することができ、成形品の寸法調整が可能となる。
また、以上のように構成された閉塞鍛造装置では、補助
シリンダの採用により、安定した精度の高い成形品を得
ることができる。
シリンダの採用により、安定した精度の高い成形品を得
ることができる。
なお、以上述べた実施例では、ボルスタ152内にカム機
構156を配置した例について述べたが、本発明はかかる
実施例に限定されるものではなく、例えば、ボルスタプ
レート188内にカム機構156を配置することにより、カム
機構156の点検、保守を容易にすることが可能となる。
構156を配置した例について述べたが、本発明はかかる
実施例に限定されるものではなく、例えば、ボルスタプ
レート188内にカム機構156を配置することにより、カム
機構156の点検、保守を容易にすることが可能となる。
以上述べたように本発明によれば、スライド内に上側シ
リンダ機構を収容するとともに、ボルスタ内に下側シリ
ンダ機構を収容したので、ダイセットおよび金型を簡易
な構成にすることができ、また、金型の交換、段取りが
容易になり、さらに、スライドとボルスタとの間の間隙
を従来より大幅に低減することができるという利点があ
る。
リンダ機構を収容するとともに、ボルスタ内に下側シリ
ンダ機構を収容したので、ダイセットおよび金型を簡易
な構成にすることができ、また、金型の交換、段取りが
容易になり、さらに、スライドとボルスタとの間の間隙
を従来より大幅に低減することができるという利点があ
る。
第1図は本発明の閉塞鍛造装置の一実施例を示す縦断面
図である。 第2図は第1図の下側ピストンの上面図である。 第3図は第2図の下側ピストンの側面図である。 第4図は下側ピストンに横カムおよび縦カムを配置した
状態を示す上面図である。 第5図は第4図のカム機構の作動を説明するための説明
図である。 第6図はシリンダの位置調節機構を示す縦断面図であ
る。 第7図はシリンダの位置調節機構を示す説明図である。 第8図は位置調節機構を示す側面図である。 第9図は閉塞鍛造された製品の一例を示す上面図であ
る。 第10図は第9図の縦断面図である。 第11図はスラグを示す側面図である。 第12図は従来の閉塞鍛造方法を示す縦断面図である。 第13図および第14図はそれぞれ従来の閉塞鍛造装置を示
す縦断面図である。 第15図ないし第17図は第14図のカム機構を示す説明図で
ある。 〔主要な部分の符号の説明〕 139……スライド 140……上側シリンダ 146……上側ダイス 147……上側パンチ 152……ボルスタ 154……下側シリンダ 155……下側ピストン 156……カム機構 159……下側パンチ 161……下側ダイス 166,169,170,172……カム面 167……平板 168……横カム 171……縦カム 173……プッシュピン。
図である。 第2図は第1図の下側ピストンの上面図である。 第3図は第2図の下側ピストンの側面図である。 第4図は下側ピストンに横カムおよび縦カムを配置した
状態を示す上面図である。 第5図は第4図のカム機構の作動を説明するための説明
図である。 第6図はシリンダの位置調節機構を示す縦断面図であ
る。 第7図はシリンダの位置調節機構を示す説明図である。 第8図は位置調節機構を示す側面図である。 第9図は閉塞鍛造された製品の一例を示す上面図であ
る。 第10図は第9図の縦断面図である。 第11図はスラグを示す側面図である。 第12図は従来の閉塞鍛造方法を示す縦断面図である。 第13図および第14図はそれぞれ従来の閉塞鍛造装置を示
す縦断面図である。 第15図ないし第17図は第14図のカム機構を示す説明図で
ある。 〔主要な部分の符号の説明〕 139……スライド 140……上側シリンダ 146……上側ダイス 147……上側パンチ 152……ボルスタ 154……下側シリンダ 155……下側ピストン 156……カム機構 159……下側パンチ 161……下側ダイス 166,169,170,172……カム面 167……平板 168……横カム 171……縦カム 173……プッシュピン。
Claims (1)
- 【請求項1】スライド(139)とボルスタ(152)との間
に上下方向に対向させて上側ダイス(146)および下側
ダイス(161)とを設け、前記上側ダイス(146)を下方
に向けて付勢する上側シリンダ機構(140)を前記スラ
イド(139)内に設け、前記下側ダイス(161)を上方に
向けて付勢する下側シリンダ機構(154)を前記ボルス
タ(152)内に設け、前記上側ダイス(146)に挿入され
前記スライド(139)の動きに同期して移動する上側パ
ンチ(147)と、前記下側ダイス(161)に挿入され前記
ボルスタ(152)により支持される下側パンチ(159)と
を設け、前記上側ダイス(146)および下側ダイス(16
1)を下側パンチ(159)に向けて前記スライド(139)
の移動速度より遅い速度で移動させて上側パンチ(14
7)および下側パンチ(159)をそれぞれ上側ダイス(14
6)および下側ダイス(161)に突入作動させるカム機構
(156)を前記ボルスタ(152)内に設け、前記カム機構
(156)の下降速度を制御する縦カム(171)と前記スラ
イド(139)とをロッド部材で連結したことを特徴とす
る閉塞鍛造装置。
Priority Applications (7)
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