JPH0716770B2 - 薄肉鋳片の連続鋳造装置 - Google Patents

薄肉鋳片の連続鋳造装置

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JPH0716770B2
JPH0716770B2 JP2213990A JP2213990A JPH0716770B2 JP H0716770 B2 JPH0716770 B2 JP H0716770B2 JP 2213990 A JP2213990 A JP 2213990A JP 2213990 A JP2213990 A JP 2213990A JP H0716770 B2 JPH0716770 B2 JP H0716770B2
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cooling drum
brush
brush roll
continuous casting
thin cast
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重典 田中
功 水地
保彦 尾松
惠一 山本
孝 山根
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ツインドラム方式のように冷却ドラムの周面
の一部に湯溜り部を形成し、そこに注入した溶融金属を
冷却・凝固して、薄肉鋳片を製造する連続鋳造装置に関
する。
〔従来の技術〕
近来、溶鋼等の溶融金属から直接最終形状に近い数mm〜
数十mm程度の肉厚をもつ薄肉鋳片を製造する方法が注目
されている。この種の連続鋳造法によるとき、従来のよ
うな多段階にわたる熱延工程を必要とせず、また最終形
状への圧延も軽度なもので済むため、工程及び設備の簡
略化が図られる。
この種の連続鋳造法として、互いに逆方向に回転する一
対の冷却ドラムの間に湯溜り部を形成するツインドラム
方式、冷却ドラムとベルトとの間に湯溜り部を形成する
ドラム−ベルト方式、一本の冷却ドラム周面の一部に湯
溜り部を形成する単ドラム方式等がある。これらの方式
においては、いずれも冷却ドラムの表面に接する部分
で、溶融金属の冷却・凝固が進行し、凝固シェルを生成
する。そのため、冷却ドラムの表面状態が凝固シェルの
表面性状に与える影響は大きい。たとえば、冷却ドラム
の表面に酸化物被膜が生成したり、湯溜り部からの不純
物が付着、堆積したりすると、その表面状態が不均一と
なり、冷却条件が局部的に異なってくる。その結果、凝
固シェルの成長が一様ではなくなり、肉厚の不揃いな薄
肉鋳片が製造される。また、この不均一な表面状態は、
局部的な応力集中を凝固シェルに与え、薄肉鋳片に割れ
を発生させる原因となる。
このような冷却ドラムの表面状態均一化を図るため、特
開昭60−184449号公報、特開昭62−176650号公報等にあ
っては、冷却ドラムの表面に付着した異物を除去するブ
ラシロールを配置することが示されている。このブラシ
ロールによる研磨で、冷却ドラムは、常に清浄な表面状
態を維持し、酸化物被膜や不純物等の異物による悪影響
を排除することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このようにブラシロールによって冷却ド
ラムの表面を研磨しながら連続鋳造するとき、得られた
薄肉鋳片に縦割れ、横割れ等の欠陥の発生することが判
明した。本発明者等は、この割れ発生のメカニズムを究
明したところ、ブラシロールによって研磨された冷却ド
ラムの表面状態に大きく影響されるものであることを究
明した。
すなわち、前記のブラシロールは冷却ドラムの軸方向に
沿ってほゞ該ドラム幅一杯にわたりその表面に接触して
いるので、スプリングで冷却ドラム表面に押圧された構
造であっても一本のブラシロールであるためにブラシの
当りムラが発生し易く、この当りムラは冷却ドラム表面
に凹凸面を形成する。
このような冷却ドラムで薄鋳片を製造すると、冷却ドラ
ム表面に生じた凹凸面の境界部分から鋳片表面に割れが
生じるのである。
本発明は、かゝる冷却ドラム表面へのブラシロール当り
ムラを防止することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の連続鋳造装置は、その目的を達成するために、
前記冷却ドラムの表面に接して、冷却ドラム軸方向に分
割したブラシロールを、それぞれ独立して冷却ドラム表
面に押圧可能に設け、さらに、前記ブラシロールに近接
して、前記分割したブラシロールの軸方向の間隙に、冷
却ドラム軸方向に分割した他のブラシロールを、それぞ
れ独立して冷却ドラム表面に押圧可能に配設したことを
特徴とする。
〔作用〕
本発明はブラシロールを分割し、該分割ロールにスプリ
ング等を設けてそれぞれ冷却ドラム表面に押圧するよう
に構成したので、分割ブラシロールそれぞれは均等な押
圧力で冷却ドラム表面を圧接し、付着した異物を除去す
る。さらに同様の構造をもつ別の分割ブラシロールを該
ブラシロールの表面が前記ブラシロールの軸方向の間隙
に面するように配置してブラシ研磨するので、冷却ドラ
ム表面の全域にわたりムラなく付着異物が除去されるの
である。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の一実施例を詳細に説明する。
第1図において、冷却ドラム11Aの表面に接して該冷却
ドラム軸12Aに平行に1段目のブラシロール1A,1Bを配置
する。該ブラシロール1Aはその軸3Aに固着され、該軸3A
は軸受け4Aによって支持されており、該軸受け4Aの下端
に支点軸6が貫通している。ブラシロール1A両サイドの
該軸受4A間に支持枠7Aが設けられ、該支持枠7Aに、ピン
8Aを介してスプリング5Aが連結されている。
ブラシロール軸3Aはモーター9によりベルトを介して冷
却ロール11Aの回転方向と逆方向に回転する。
ブラシロール1Bは前述のブラシロール1Aと同一の構造に
なっている。たゞし、支点軸6はブラシロール1A,1B共
通の回転軸として構成しており、また、ブラシロール1B
は、ブラシロール1Aと共に架台2上に載置されている。
一方、2段目のブラシロール10A,10B,10Cは前述のブラ
シロール1A,1Bに近接して配置され、特に、ブラシロー
ル10Bがブラシロール1Aと1Bの間隙に相対する位置に、
また、ブラシロール10A,10Cはブラシロール1A,1Bの端部
に相対する位置にそれぞれ配置されている。各ブラシロ
ール10A,10B,10Cの構造はブラシロール1A,1Bと同様の構
造になっている(詳細は省略する)。
本発明は、以上のような構造になっていて、1段目のブ
ラシロール1A,1Bが狭いロール幅で均等に冷却ドラム表
面をスプリング5A,5Bにより押圧し、かつ、2段目のブ
ラシロール10A,10B,10Cが同様に1段目のブラシロール
の間隙を補う位置において、狭いロール幅で均等に冷却
ドラム表面をスプリングにより押圧する。したがって、
冷却ドラム表面の全域にわたり、ブラシロールを均等な
押圧力で押しつけて研磨することができるので、ブラシ
ロールの当りムラがなくなり、その結果、鋳片表面の割
れ発生を防止することができる。
第1図に示す実施例は一例であって、ブラシロールの軸
方向の分割は任意にでき、また、必要により2段だけで
なく3段以上のブラシロール群を構成することもでき
る。
第1図の装置による本発明の場合と、従来の1本のブラ
シロールで研磨する比較例の場合の得られた薄肉鋳片の
表面状態を比較した。
まず、冷却ドラムに対するそれぞれのブラシロールの押
圧力は、本発明の1段目で0.5〜5kgに、また、2段目で
も0.5〜5kgの範囲で1段目と独立に設定し、比較例も0.
5〜5kgに設定した。そして、温度1460〜1480℃の溶鋼か
ら肉厚1.5〜6mm、板幅800mmの薄肉鋳片を10〜200m/分の
鋳造速度で製造した。鋳片に発生した割れは、鋳片を酸
洗した後で、その表面を目視観察し、1m2内に発生した
割れを総長(m)で比較することにより判定した。その
結果、本発明例の場合は縦割れ、横割れともになく、割
れ発生量で0m/m2、比較例においては縦割れ0.1m/m2、横
割れ0.2m/m2程度の発生量の割れが認められた。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明は冷却ドラム表面全域にわたりブラ
シロールの均等押圧を可能にしたので、冷却ドラム表面
に研磨ムラが発生することがなくなり、その結果、縦割
れ、横割れの欠陥のない優れた表面性状をもつ薄肉鋳片
を製造することができ、工業的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概略斜視図である。 1A,1B…ブラシロール、2…架台、3A,3B…軸、4A,4B…
軸受、5A,5B…スプリング、6…支点軸、7A,7B…支持
枠、8A,8B…ピン、9…モーター、10A,10B,10C…ブラシ
ロール、11A,11B…冷却ドラム、12A,12B…冷却ドラム
軸、13…サイド堰、14…湯溜り部、15…薄肉鋳片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾松 保彦 福岡県北九州市八幡東区枝光1―1―1 新日本製鐵株式会社設備技術本部内 (72)発明者 山本 惠一 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 山根 孝 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (56)参考文献 実開 昭62−61344(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却ドラムの周面の一部に湯溜り部を形成
    し、該湯溜り部に注入された溶融金属を前記冷却ドラム
    の周面で冷却、凝固しながら薄肉鋳片を製造する連続鋳
    造装置において、前記冷却ドラムの表面に接して、冷却
    ドラム軸方向に分割したブラシロールを、それぞれ独立
    して冷却ドラム表面に押圧可能に設け、さらに、前記ブ
    ラシロールに近接して、前記分割したブラシロールの軸
    方向の間隙に、冷却ドラム軸方向に分割した他のブラシ
    ロールを、それぞれ独立して冷却ドラム表面に押圧可能
    に配設したことを特徴とする薄肉鋳片の連続鋳造装置。
JP2213990A 1990-02-02 1990-02-02 薄肉鋳片の連続鋳造装置 Expired - Lifetime JPH0716770B2 (ja)

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JP2213990A JPH0716770B2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 薄肉鋳片の連続鋳造装置

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JP2213990A JPH0716770B2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 薄肉鋳片の連続鋳造装置

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JPH03230849A JPH03230849A (ja) 1991-10-14
JPH0716770B2 true JPH0716770B2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=12074551

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JP2213990A Expired - Lifetime JPH0716770B2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 薄肉鋳片の連続鋳造装置

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