JPH0716904Y2 - モータ拘束用ショックアブソーバ - Google Patents

モータ拘束用ショックアブソーバ

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JPH0716904Y2
JPH0716904Y2 JP1988033466U JP3346688U JPH0716904Y2 JP H0716904 Y2 JPH0716904 Y2 JP H0716904Y2 JP 1988033466 U JP1988033466 U JP 1988033466U JP 3346688 U JP3346688 U JP 3346688U JP H0716904 Y2 JPH0716904 Y2 JP H0716904Y2
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JP
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motor
elastic body
shock absorber
torque
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JP1988033466U
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弦二 岩崎
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Hi Lex Corp
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Nippon Cable System Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はモータ拘束のためのショックアブソーバに関す
る。さらに詳しくは、自動車のパワーウインドなどにお
いて、モータによって駆動される従動側の動きが外力に
よって停止されて、モータに急激な拘束力を与えるとき
のショックを吸収するため、モータと前記従動側との間
に介在されるショックアブソーバに関する。
[従来の技術] 従来のショックアブソーバとしては、特開昭59-195982
号公報(とくに第3図)に示されるように、同心状に配
列された2枚の円盤状の部材とその部材間に両端が固着
されたゴム製の円筒状弾性体とからなるものが知られて
いる。
また実開昭61-110774号公報に示されるように、一方の
連結部材に設けられる半径方向外向きの突起と、他方の
連結部材の半径方向内向きの突起との間に一対ずつの弾
性体を介在させ、連結部材間の両方向の回転により弾性
体を交互に圧縮するものも知られている。
それらのショックアブソーバは窓ガラスなどの従動側部
材が外部要因で急激に停止されても、衝撃的にモータの
回転を拘束せず、弾性体が捩れたり圧縮されるにしたが
って拘束トルクが増大し、モータの駆動トルクと従動側
の反力とがバランスするまで弾性体が変形する。それに
よってウォームホイールやウォームに急激な噛み合い力
が生ずるのを防止し、それらを保護する。
[考案が解決しようとする課題] 従来のショックアブソーバはモータの拘束力を弾性体の
変形のみでバランスさせているので、モータの衝撃的な
拘束力に充分に耐えうる強度が要求され、モータの高速
化、高トルク化に伴なって弾性体の容量の増大、材質の
高強度化が必要となる。
一方、弾性体の容量の増大や材質の高強度化により、同
負荷に対する弾性体の変形量が小さくなるので、ショッ
クアブソーバとしての衝撃吸収機能が低下するという問
題がある。
また、弾性体とともにストッパを設けた吸振器が実開昭
62-69645号公報に開示されているが、このものは、あら
ゆる方向に振れる振動のごとく、きわめて小さいストロ
ークの移動に対しては有効であろうが、モータの回転が
拘束されたときのように、大きなストロークを必要とす
る緩衝では、噛み合い部の遊びが小さすぎるとともに、
引張りを受けることによりショックを吸収する弾性体で
は損傷しやすいという問題がある。
本考案は叙上の問題を解決するためになされたものであ
り、ショックアブソーバとしての機能を低下させること
なく、モータ拘束時の耐衝撃力を向上させたモータ拘束
のためのショックアブソーバを提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本考案のモータ拘束用ショックアブソーバは、同心状
に、かつそれぞれ回転自在に設けられる内連結部材およ
び外連結部材と、両回転方向に対してたがいに遊びの角
度をもって噛み合う、内連結部材に形成された外向き突
起および外連結部材に形成された内向き突起と、 前記外向き突起と内向き突起との間隙内に、両連結部材
がたがいにトルク伝達可能なように介在される弾性体
と、 前記連結部材間の相対的な回転を所定の角度範囲に制限
するためのストッパ機構 とからなり、 前記ストッパ機構が、前記所定角度の遊びをもって結合
しうる、外向き突起の外周面に形成された小突起および
外連結部材に形成された切り欠き部から構成されてい
る。
[作用] 本考案のショックアブソーバは、モータの起動時および
回転中は衝撃力が小さいのでとくにストッパ機構は働か
ず、従来のものと同じように作用する。しかし衝撃力の
大きいモータ拘束時は、まずモータの拘束直後は弾性体
が圧縮されることによる変形によってかかる拘束時の衝
撃を吸収して減速機などを保護する。しかも、所定の角
度だけ回転した後はストッパ機構が拘束トルク伝達力の
相当部分を負担して回転を止めるという2段階の作用が
引き続き行なわれる。
すなわち本考案のショックアブソーバの相対角度とトル
ク伝達量とは、いわば比例的な部分と一定部分とからな
る非線型の関係にあるといえる。
かかる構成のショックアブソーバは、本来モータ拘束時
の初期の衝撃だけを緩和するためのものであって、決し
てモータの拘束トルクの全部を保持する必要がないとい
う考えに基づくものである。
また、前記初期の衝撃を緩和するためにはある程度の回
転を許す必要があるが、これは、弾性体の介在部の外方
にストッパ機構を形成してストッパ機構の遊びに余裕を
与えることにより対応しえた。
[実施例] つぎに図面を参照しながら本考案のショックアブソーバ
を説明する。
第1図および第2図はそれぞれ本考案のショックアブソ
ーバの一実施例を示す中立状態および動作状態における
平面図、第3図および第4図はそれぞれショックアブソ
ーバの参考例を示す中立状態および動作状態における斜
視図である。
第1図に示されるショックアブソーバ(A)は、周辺か
ら中央部に向けて台形状の内向き突起(1)が2個所で
突出している円形の孔(2)を有する第1連結部材
(3)(実用新案登録請求の範囲でいう外連結部材に該
当する)と、孔(2)内に挿入され、外方向に突出する
扇状の外向き突起(4)を備えた第2連結部材(5)
(実用新案登録請求の範囲でいう内連結部材に該当す
る)と、前記突起(1)、(4)同士の間に形成される
一対の隙間(実用新案登録請求の範囲にいう第1噛み合
い部)(S1)、(S2)にそれぞれ挿入された一対の扇状
の弾性耐(6a)、(6b)とから構成されている。
さらに前記孔(2)の内周縁には周方向に延びる切り欠
き部(7)が形成されており、前記外向き突起(4)の
外周縁には切り欠き部(7)と回転角度で約10〜35°の
遊びをもって噛み合う小突起(8)が設けられている。
すなわち、小突起(8)と切り欠き部(7)とからなる
噛み合い部(実用新案登録請求の範囲にいう第2噛み合
い部)は連結部材(3)、(5)同士の回転角度を制限
するストッパ機構を構成する。
このものは停止中は第1図に示すような中立状態となっ
ている。モータが起動されてモータ側に連結されている
第1連結部材(3)が矢印(P)方向に回転を始める
と、幅が狭くなっていく隙間(S1)に挿入されている2
個の弾性体(6a)が内向き突起(1)と外向き突起
(4)の間に挟まれて圧縮され、変形する。
そして、圧縮変形した弾性体(6a)を介してトルクが第
2連結部材(5)に伝達される。弾性体(6a)がそのま
まいくらか変形させられた状態で回転を続ける。なお起
動時も回転中も伝達トルクがそれほど大きくないので小
突起(8)と切り欠き部(7)とは噛み合わない。
つぎに回転中に第2連結部材(5)の回転が外部要因に
よって拘束されると、モータに連結されている第1連結
部材(3)のみがモータトルクによって矢印(P)方向
に回転を続けようとする。そのため弾性体(6a)がさら
に圧縮され、それについて伝達されるトツクが増大し、
ついで、第2図に示されるごとく小突起(8)が切り欠
き部(7)の端面(7a)に当接する。そのばあいでも隙
間(S1)は最小限の大きさが確保されているから、弾性
体(6a)が圧壊されるようなことはない。圧縮量がその
ままで、すなわち弾性体(6a)が負担するトルクは一定
に保たれたままで、残りの拘束トルクが噛合部を通じて
伝達される。
したがって前記弾性体(6a)が変形していく第1段階で
はモータ拘束時の衝撃が緩和され、その後に全トルクが
伝達される作用が達成される。
モータが逆転されて第1連結部材(3)が逆方向に回転
するときは、小突起(8)は切り欠き部(7)の前記と
は反対側の弾性体(6b)が圧縮されるだけで、同じ作用
が奏される。そしてモータが拘束されたときも、他の2
個の弾性体(6b)がさらに圧縮されて衝撃吸収作用が奏
され、小突起(8)が切り欠き部(7)の反対側の端面
(7b)に当接して残りの拘束トルクの伝達の機能を担
う。
つぎに、第3図に示すショックアブソーバ(B)は、本
考案の範囲のものではないが、参考例として説明する。
このものは、カップ状の第1連結部材(11)と、蓋状の
第2連結部材(12)と、両者の間に介在されて両端がそ
れぞれ連結部材(11)、(12)に固着されたゴム製の弾
性体(13)とから構成されている。
前記第1連結部材(11)には2個所に切り欠き部(14)
が形成されており、切り欠き部(14)の端面(14a)、
(14b)はいずれも軸心を含む平面上にのっている。
前記第2連結部材(12)の外周には切り欠き部(14)と
片側の捩り角度で約10〜35°の遊びをもって噛み合う扇
状の突起(16)が設けられている。すなわち突起(16)
と切り欠き部(14)とからなる噛み合い部は連結部材
(11)、(12)同士の回転角度を制限するストッパ機構
を構成する。
このものは停止中は第3図に示すような中立状態となっ
ており、モータが起動されるとモータ側に連結されてい
る第1連結部材(11)が矢印(Q)方向に回転を始め、
そのときの衝撃力を吸収しながら弾性体(13)を介して
トルクが第2連結部材(12)に伝達される。弾性体(1
3)はそのままいくらか捩られた状態で回転を続ける。
なお起動時も回転中も伝達トルクがそれほど大きくない
ので突起(16)と切り欠き部(14)とは噛み合わない。
つぎに回転中に第2連結部材(12)の回転が外部要因に
よって拘束されると、モータに連結されている第1連結
部材(11)のみがモータトルクによって矢印(Q)方向
に回転を続けようとする。そのため弾性体(13)が捩ら
れ、それにつれて伝達されるトルクが増大する。ついで
第4図に示されるように、突起(16)が切り欠き部(1
4)の端面(14a)に当接すると捩れ角がそのままで、す
なわち弾性体(13)が負担するトルクは一定に保たれた
ままで、残りの拘束トルクが噛合部を通じて伝達され
る。
したがって前記弾性体(13)が変形していく第1段階で
はモータ拘束時の衝撃が緩和され、その後に全トルクが
伝達される作用が達成される。
モータが逆転されて第1連結部材(11)が逆方向に捩ら
れるときは、突起(16)は切り欠き部(14)の前記とは
反対の端面(14b)と当接するだけで、同じ作用が奏さ
れる。
本考案におけるストッパ機構、すなわち第1〜2図の小
突起(8)と切り欠き部(7)の組み合わせ、および弾
性体(6a)、(6b)の個数や配置位置はとくに限定され
ないが、バランスよくトルク伝達できるように軸対称に
配置されているのが好ましい。
なお本考案における弾性体としてはゴム状のものに限定
されるものではなく、ねじりコイルスプリングや圧縮ス
プリングなどのバネを組み合わせて用いてもよい。
[考案の効果] 本考案のショックアブソーバは弾性体が全トルクを負担
する必要がないので、容量や大きさを小さくすることが
でき、かつ強度的に低い材質の弾性体でも利用できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本考案のショックアブソ
ーバの一実施例を示す中立状態および動作状態における
平面図、第3図および第4図はそれぞれショックアブソ
ーバの参考例を示す中立状態および動作状態における斜
視図である。 (図面の主要符号) (3):第1連結部材 (5):第2連結部材 (6a)、(6b):弾性体 (7):切り欠き部 (8):小突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同心状に、かつそれぞれ回転自在に設けら
    れる内連結部材および外連結部材と、両回転方向に対し
    てたがいに遊びの角度をもって噛み合う、内連結部材に
    形成された外向き突起および外連結部材に形成された内
    向き突起と、前記外向き突起と内向き突起との間隙内
    に、両連結部材がたがいにトルク伝達可能なように介在
    される弾性体と、 前記連結部材間の相対的な回転を所定の角度範囲に制限
    するためのストッパ機構 とからなり、 前記ストッパ機構が、前記所定角度の遊びをもって結合
    しうる、外向き突起の外周面に形成された小突起および
    外連結部材に形成された切り欠き部から構成されてなる
    モータ拘束用ショックアブソーバ。
JP1988033466U 1988-03-14 1988-03-14 モータ拘束用ショックアブソーバ Expired - Lifetime JPH0716904Y2 (ja)

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JPH01136743U JPH01136743U (ja) 1989-09-19
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