JPH0716930B2 - 遠心成型機の中子構造 - Google Patents

遠心成型機の中子構造

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JPH0716930B2
JPH0716930B2 JP60286596A JP28659685A JPH0716930B2 JP H0716930 B2 JPH0716930 B2 JP H0716930B2 JP 60286596 A JP60286596 A JP 60286596A JP 28659685 A JP28659685 A JP 28659685A JP H0716930 B2 JPH0716930 B2 JP H0716930B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、遠心成型機の中子構造に関する。
(ロ)従来の技術 従来、遠心成型機に取付けて、遠心力を利用して混練コ
ンクリートの注型を行い、中空筒状のコンクリート成型
品を製造する型枠には、上記中空筒状部を形成するため
の中子が用いられており、同中子は、コンクリートの成
型後、同コンクリート中から抜き取るために、同中子を
テーパー状に形成して長手方向の抜き勾配を設けてい
た。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、遠心成型による成型コンクリートは、重
力の数十倍の圧力で圧密されているため、中子と成型コ
ンクリートとが密着し、摩擦抵抗が高くなって、中子が
引抜きにくくなり、中子引抜き作業中に成型コンクリー
トが破壊されることがあった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明では、両端開口の型枠中に挿通した中子を、一対
の外側壁を連結して構成し、一対の外側壁を摺動させる
ことにより同中子の外形を拡開及び縮小自在に構成し、
しかも、同中子中に中枠を挿通し、その間の空間に位置
決め筒体を配設し、各外側壁の内側面には位置決め筒体
の外側面を当接すると共に、同位置決め筒体の内側部に
は、中枠に基端を挿通したボルトの先端を連結し、さら
に、型枠及び中子の開口両端には両端開口を閉塞支持す
るための内外枠を設けると共に、内外枠の内側面には、
それぞれ断面略クサビ形状の係合突起を突設し、内外枠
で型枠及び中子の両端を閉塞する際に、前記係合突起が
位置決め筒体の両端に挿入すべく構成し、係合突起の位
置決め筒体への挿入により、同位置決め筒体が外側壁を
外周拡開方向に摺動せしめて、中子を拡開状態に保持す
べく構成し、さらには、内外枠を型枠及び中子の両端か
ら離脱する際に、係合突起が位置決め筒体の両端から抜
去されるべく構成し、係合突起の抜去により中子を拡開
状態から開放すべく構成してなる遠心成型機の中子構造
を提供せんとするものである。
(ホ)作用・効果 この発明によれば、断面略クサビ形状の係合突起の位置
決め筒体への挿入により、同位置決め筒体が外側壁を外
周拡開方向に摺動せしめて、中子を拡開状態に保持し、
さらには、内外枠を型枠及び中子の両端から離脱する際
に、係合突起が位置決め筒体の両端から抜去されるべく
構成して、係合突起の抜去により中子を拡開状態から開
放すべく構成したことにより、中子の外形が収縮し、成
型品と中子該側面との密着が剥離して、中子の抜取りが
容易になり、中子抜取り作業時の成型品破損を防止する
ことができる。
しかも、位置決め筒体と係合突起との協働によるだけで
中子の外形を拡開、縮小自在にすることができると共
に、位置決め機能を兼用しており、構造を簡単とするこ
とができる。
更に、上記のように中子外形を収縮させて抜き取りを行
うのであるから、中子外形に抜き勾配をつける必要がな
く、肉厚一定の中空筒状コンクリート成型品を作ること
ができる。
(ヘ)実施例 この発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、(A)
は遠心成型機を示し、モーターに連結した油圧ポンプ
(1)からの油圧により星型の油圧モーター(2)を回
転せしめ、同モーター(2)の回転作動を連動機構
(3)を介して回転主軸(4)の一端に伝達し、同主軸
(4)の他端には回転円板(5)を連設し、同円板
(5)の外側面に複数のアーム(6)の基端(7)を放
射状等間隔に連設し、同アーム(6)の中途部(8)に
て略L字形状に前方向に屈折してアーム(6)の先端部
(9)を形成している。同先端部(9)の内側面(10)
は平面状で回転主軸(4)の軸芯と平行に設定されてお
り、複数のアーム(6)先端部の内側面(10)にて回転
枠体(11)の外周面(12)に当接している。
回転枠体(11)は、中央部に円孔を穿設した略円板状の
内枠(13)と外枠(14)との間に、断面略方形中空筒状
のコンクリート成型品(B)を形成するための型枠(1
5)多数を架設状に配設して、全体として略円筒状の回
転体形状に構成しており、型枠(15)の上記成型品
(B)の一端に当る部分を回転枠体(11)の内部方向に
開放して、同枠体(11)の内部に注入した混練コンクリ
ートがこの開放部を介して型枠(15)内部に流入し、回
転主軸(4)から伝達された回転枠体(11)の回転によ
り発生する遠心力により混練コンクリートを型枠(15)
内部に圧入して、緻密かつ強固なコンクリート製品を成
型するものである。
型枠(15)は、断面略方形筒状に形成されており、同型
枠(15)の方形状の一辺を開放して、回転枠体(11)の
内部に開口(15a)せしめており、同型枠(15)の内部
には、外形が略方形状の中子(16)を収容している。
中子(16)は、それぞれ断面略方形状の外側壁(17)と
中枠(18)との二重構造になっており、外側壁(17)は
一方の対角線上の隅角を略円弧状に丸めており、他方の
対角線上の隅角にて外側壁(17)を左右外側壁(17a)
(17b)に2分割しており、左右外側壁(17a)(17b)
の同隅角部(17c)(17d)をそれぞれ略45°に屈折せし
めて左外側板の隅角部(17c)を外側から右外側壁(17
d)に重畳せしめ、しかも、各隅角部(17c)(17d)を
摺動自在として外側壁(17)の外形を縮小及び拡大可能
としている。
なお、左側壁(17a)の隅角部(17c)は、基端から先端
にかけて次第に厚さを減じたナイフエッジ状に形成され
ている。
中枠(18)は、断面略方形筒状で、外側壁(17)の内部
を挿通しており、中枠(18)の側壁に内方からボルト
(19)を挿通し、同ボルト(19)を介して左右外側壁
(17a)(17b)をそれぞれ連結している。
すなわち、左右外側壁(17a)(17b)内側面のボルト
(19)の先端に当る位置に、断面略方形筒状の位置決め
筒体(20)を連設し、同筒体(20)の内部にボルト(1
9)の先端を挿通して、同先端にナット(21)を螺着す
ることによって、中枠(18)に左右外側壁(17a)(17
b)をそれぞ所定量の遊動を許容しながら連結してい
る。
また、中枠(18)内部の中央部には補強板(22)を介し
て位置決めパイプ(23)を連設しており、同パイプ(2
3)の両端には、それぞれ外側端をラッパ状に拡開した
ガイドパイプ(24)が出し入れ自在に挿入されている。
一方、略円板状の内外枠(13)(14)の内側面には、上
記位置決めパイプ(23)の当接位置にガイドピン(25)
を突設しており、型枠(15)及び中子(16)を内外枠
(13)(14)に組付けて回転枠体(11)を組立てる際、
位置決めパイプ(23)からガイドパイプ(24)を引き出
し、ガイドパイプ(24)のラッパ状拡開部にガイドピン
(25)の先端を挿入することで、中子(16)の位置決め
を正確かつ容易に行うことができる。
また、内外枠(13)(14)の内側面には、位置決め筒体
(20)の当接位置に、それぞれ断面が略方形状で略クサ
ビ形状の係合突起(26)を突設しており、中子(16)を
内外枠(13)(14)に組付ける際、クサビ状の係合突起
(26)が左右外側壁(17a)(17b)内側面の位置決め筒
体(20)の両端に挿入されて、左右外側壁(17a)(17
b)を拡大せしめて、コンクリート成型時の中子(16)
外形を形成せしめ、かつ、成型作業中、同中子(16)の
位置を保持するものである。
上記のように構成された回転枠体(11)は遠心成型機
(A)の回転円板(5)に取付けられてコンクリートの
遠心成型が行われる。
遠心成型を終了した回転枠体(11)は回転円板(5)か
ら取外されて、コンクリート成型品(B)を型枠(15)
及び中子(16)から取外すのであるが、型枠(15)は外
方に分離し、中子(16)は位置決め筒体(20)から係合
突起(26)が抜去されるので、中子(16)の外形が縮小
し、同成型品(B)の内面から中子(16)の左右外側壁
(17a)(17b)が剥離するので、容易に中子(16)を長
手方向に抜き去ることができる。
第5図は、断面円形筒状のコンクリート成型品を作るた
めの型枠(27)及び中子(28)を示し、3個の外側壁
(29)にて略円筒形状の中子(28)を構成し、同外側壁
(29)の内側面中央に、前記実施例と同様の位置決め筒
体(30)を配設して中枠(31)と遊動可能に連結し、3
個の外側壁(29)の連結位置には、上記同様でかつ、上
記連結位置の中子(28)外形を補完するための筒体(3
2)を上記位置決め筒体(30)と同様にして中枠(31)
に連結しており前記実施例と同様にして回転枠体に組立
てられるものである。
第6図は、断面略卵形筒状の卵形管(33)を成型するた
めの型枠(34)及び中子(35)を示し、略卵形状断面の
中子(35)外周を、その大径部で切欠して収縮自在と
し、同型枠(34)及び中子(35)を内外枠に組付けた
際、内外枠に突設した係合突起(36)が、位置決め筒体
(37)に嵌入して収縮した中子(35)を拡開して、中子
(35)を所定の卵形断面形状にするものであり、特に切
欠部には、略クサビ状の位置決め筒体(37a)を配設し
て、同筒体(37a)と係合突起(36)との嵌合時に同筒
体(37a)を外側に押し出して中子(35)を拡開せしめ
ると共に、同筒体(37a)の外周面にて切欠部を補完す
るようにしている。
更に、かかる係合突起(36)及び位置決めの筒体(37)
は中子(35)の内周面に適宜間隔を保持して多数配設さ
れている。
また、型枠(34)は左右型枠(34a)(34b)に分割する
ことができ、同型枠(34)内部の卵形管(33)を容易に
取出すことができる。
中子(35)の抜取りは、内外枠から型枠(34)及び中子
(35)を取外すと、同中子(35)が収縮するので前記実
施例同様容易に抜き取ることができる。
なお、図中、(38a)は中子の作動規制のための、ボル
ト(38b)は中子(35)収縮のためのスプリング、(3
9)は隣接型枠と所定間隔を保持するためのスペーサ
ー、(40)は型枠(34)固定用の角パイプを示す。
第7図は、方形管(41)の成型のための型枠(42)及び
中子(43)を示し、略方形断面の中子(43)の対角隅部
を切欠して左右中子(43a)(43b)に二分割し、各切欠
部を丸パイプ(44a)(44b)にて補完したもので、構造
及び作用は第6図に示したものと略同様である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による中子構造を有する遠心成型機の
全体側面図 第2図は、同正面図 第3図は、型枠の断面正面図 第4図は、第3図I−I断面図 第5図、第6図、第7図は、他実施例 (13):内枠 (14):外枠 (15):型枠 (16):中子 (17a)(17b)…:外側壁 (18):中枠 (20):位置決め筒体 (26):係合突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端開口の型枠(15)中に挿通した中子
    (16)を、一対の外側壁(17a)(17b)を連結して構成
    し、一対の外側壁(17a)(17b)を摺動させることによ
    り同中子(16)の外形を拡大及び縮小自在に構成し、 しかも、同中子(16)中に中枠(18)を挿通し、その間
    の空間に位置決め筒体(20)を配設し、各外側壁(17
    a)(17b)の内側面には位置決め筒体(20)の外側面を
    当接すると共に、同位置決め筒体(20)の内側部には、
    中枠(18)に基端を挿通したボルト(19)の先端を連結
    し、 さらに、型枠(15)及び中子(16)の開口両端には両端
    開口を閉塞支持するための内外枠(13)(14)を設ける
    と共に、内外枠(13)(14)の内側面には、それぞれ断
    面略クサビ形状の係合突起(26)を突設し、 内外枠(13)(14)で型枠(15)及び中子(16)の両端
    を閉塞する際に、前記係合突起(26)が位置決め筒体
    (20)の両端に挿入すべく構成し、 係合突起(26)の位置決め筒体(20)への挿入により、
    同位置決め筒体(20)が外側壁(17a)(17b)を外周拡
    開方向に摺動せしめて、中子(16)を拡開状態に保持す
    べく構成し、 さらには、内外枠(13)(14)を型枠(14)及び中子
    (16)の両端から離脱する際に、係合突起(26)が位置
    決め筒体(20)の両端から抜去されるべく構成し、 係合突起(26)の抜去により中子(16)を拡開状態から
    開放すべく構成してなる遠心成型機の中子構造。
JP60286596A 1985-12-18 1985-12-18 遠心成型機の中子構造 Expired - Lifetime JPH0716930B2 (ja)

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JP60286596A JPH0716930B2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18 遠心成型機の中子構造
EP86117517A EP0229347B1 (en) 1985-12-18 1986-12-16 Casting frame structure of centrifugal casting machine
DE8686117517T DE3671857D1 (de) 1985-12-18 1986-12-16 Formvorrichtung fuer den schleuderguss.
CA000525605A CA1284019C (en) 1985-12-18 1986-12-17 Casting frame structure of centrifugal casting machine
KR1019860010915A KR920001984B1 (ko) 1985-12-18 1986-12-17 원심성형기의 성형프레임구조
US06/943,119 US4762485A (en) 1985-12-18 1986-12-17 Casting frame structure of centrifugal casting machine
AU66699/86A AU590650B2 (en) 1985-12-18 1986-12-18 Casting frame structure of centrifugal casting machine

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JPS62144904A JPS62144904A (ja) 1987-06-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS561193Y2 (ja) * 1975-10-16 1981-01-12

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JPS62144904A (ja) 1987-06-29

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