JPH07169494A - リン酸型燃料電池発電プラント - Google Patents
リン酸型燃料電池発電プラントInfo
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- JPH07169494A JPH07169494A JP5317175A JP31717593A JPH07169494A JP H07169494 A JPH07169494 A JP H07169494A JP 5317175 A JP5317175 A JP 5317175A JP 31717593 A JP31717593 A JP 31717593A JP H07169494 A JPH07169494 A JP H07169494A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電池停止過程または保管中または起動過程に
おいてリン酸を濃縮する。 【構成】 燃料および酸化剤をそれぞれアノードおよび
カソードに導き、前記燃料及び酸化剤の電気化学反応に
よって発電するリン酸型燃料電池発電プラントにおい
て、アノードリサイクルライン及びカソードリサイクル
ラインの少なくとも一方に分岐ラインを設け、このライ
ンを熱交換器を介して、再びもとのリサイルクラインに
合流させたことを特徴とする。
おいてリン酸を濃縮する。 【構成】 燃料および酸化剤をそれぞれアノードおよび
カソードに導き、前記燃料及び酸化剤の電気化学反応に
よって発電するリン酸型燃料電池発電プラントにおい
て、アノードリサイクルライン及びカソードリサイクル
ラインの少なくとも一方に分岐ラインを設け、このライ
ンを熱交換器を介して、再びもとのリサイルクラインに
合流させたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リン酸型燃料電池発電
プラントに関するもので、特に、電池停止過程または保
管中または起動過程において触媒層内のリン酸の濡れの
進行を防止し、長寿命化を図ったリン酸型燃料電池発電
プラントに関する。
プラントに関するもので、特に、電池停止過程または保
管中または起動過程において触媒層内のリン酸の濡れの
進行を防止し、長寿命化を図ったリン酸型燃料電池発電
プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料と酸化剤の電気化学的反応を利用し
て電気を得る燃料電池は、その燃料の変換効率の良さ、
環境への安全性などの理由から、最近では広く注目され
ている。このような燃料電池には、その電極構造、材質
などにより各種のものが知られているが、なかでも電解
質としてリン酸を使用リン酸型燃料電池は、最も実用化
が進んでいる。
て電気を得る燃料電池は、その燃料の変換効率の良さ、
環境への安全性などの理由から、最近では広く注目され
ている。このような燃料電池には、その電極構造、材質
などにより各種のものが知られているが、なかでも電解
質としてリン酸を使用リン酸型燃料電池は、最も実用化
が進んでいる。
【0003】このようなリン酸型燃料電池を使用した燃
料電池発電プラントの概略構成の一例を図4により説明
する。燃料電池本体1は、背面に水素等の燃料を接触さ
せたアノード電極2と、背面に酸素等の酸化剤を接触さ
せたカソード電極3とを、電解質であるリン酸を含んだ
マトリックスを挟んで、両側に配置して構成されてい
る。このアノード電極2の前段には燃料改質器24が設け
られ、ここに供給された天然ガス25と水蒸気26との混合
ガスが、改質反応によって水素リッチガスとなり、その
下流に配した流量制御弁27を通してアノード電極に供給
される。またカソード電極には、圧縮機から供給された
圧縮空気28が流量制御弁29を通して供給される。供給さ
れた燃料と空気はそれぞれの電極で電気化学的に反応し
て、電気、生成水及び熱となる。
料電池発電プラントの概略構成の一例を図4により説明
する。燃料電池本体1は、背面に水素等の燃料を接触さ
せたアノード電極2と、背面に酸素等の酸化剤を接触さ
せたカソード電極3とを、電解質であるリン酸を含んだ
マトリックスを挟んで、両側に配置して構成されてい
る。このアノード電極2の前段には燃料改質器24が設け
られ、ここに供給された天然ガス25と水蒸気26との混合
ガスが、改質反応によって水素リッチガスとなり、その
下流に配した流量制御弁27を通してアノード電極に供給
される。またカソード電極には、圧縮機から供給された
圧縮空気28が流量制御弁29を通して供給される。供給さ
れた燃料と空気はそれぞれの電極で電気化学的に反応し
て、電気、生成水及び熱となる。
【0004】ところで、燃料電池本体の性能は実際時間
とともに低下していく。図2は、電池の電圧を経時的に
示したものである。これは、電池本体に供給する反応ガ
スの流量、ガスの組成、電池温度、ガス圧力および出力
電流を一定に維持したまま運転した時の電圧の変化を示
している。図2の点A,Bは、電池の運転停止操作つま
り負荷電流を切り、反応ガスの供給を止め、パージガス
を両極に供給して、反応ガスを電極から排除し、更に電
池温度を室温近傍まで下げることを行ったものである。
そののち、再び起動操作を経て、発電を再開している。
図2に示すように電池電圧は、連続運転中及び電池の停
止/起動過程の時に低下している。連続運転中の電圧の
低下の要因は、第一に直径百A程度の微粒子の白金触媒
粒子が、リン酸への溶解、再結晶化することにより、時
間と共に増大することである。この結果、反応面積が減
少する。つまり質量活性(白金単位重量当たりの活性)
が減少する。従って活性化分極が増大する。第二は、白
金触媒粒子を担持しているカーボン粒子とそれを結着し
ているフッ素樹脂で形成された細孔の撥水性が、時間と
共に低下することである。撥水性の低下に伴い触媒層の
ガス相の細孔がリン酸で浸漬し、その結果ガスの拡散性
不良が起こり拡散分極が増大する。
とともに低下していく。図2は、電池の電圧を経時的に
示したものである。これは、電池本体に供給する反応ガ
スの流量、ガスの組成、電池温度、ガス圧力および出力
電流を一定に維持したまま運転した時の電圧の変化を示
している。図2の点A,Bは、電池の運転停止操作つま
り負荷電流を切り、反応ガスの供給を止め、パージガス
を両極に供給して、反応ガスを電極から排除し、更に電
池温度を室温近傍まで下げることを行ったものである。
そののち、再び起動操作を経て、発電を再開している。
図2に示すように電池電圧は、連続運転中及び電池の停
止/起動過程の時に低下している。連続運転中の電圧の
低下の要因は、第一に直径百A程度の微粒子の白金触媒
粒子が、リン酸への溶解、再結晶化することにより、時
間と共に増大することである。この結果、反応面積が減
少する。つまり質量活性(白金単位重量当たりの活性)
が減少する。従って活性化分極が増大する。第二は、白
金触媒粒子を担持しているカーボン粒子とそれを結着し
ているフッ素樹脂で形成された細孔の撥水性が、時間と
共に低下することである。撥水性の低下に伴い触媒層の
ガス相の細孔がリン酸で浸漬し、その結果ガスの拡散性
不良が起こり拡散分極が増大する。
【0005】次に、電池の停止/起動過程の時の低下の
要因は、第一に負荷遮断に伴う高電圧状態、すなわちカ
ソードの腐食反応が急増する電位(単セル当たり0.8 V
/RHE以上)に維持されることである。しかし、通常
ダミー抵抗により高電圧状態を回避できる。第二に、停
止過程において、触媒層のガス相の細孔をリン酸が塞
ぎ、ガス拡散不良となることが考えられる。このメカニ
ズムを以下に説明する。一般に電池停止過程では、負荷
を遮断した直後から電池温度を下げて行く。この時触媒
層中のリン酸の濃度はリン酸の周囲の水蒸気圧が一定で
あれば減少していく。このことは、リン酸が水分を吸収
していることを示している。この結果体積が膨張する。
他方同一濃度では温度が下がると密度が上がるので体積
は減少する。従って、水分を吸収することによる体積膨
張と温度低下に伴う体積減少とのお互いの効果のききか
たで、結果的には体積は増加する傾向にある。ところで
電極の触媒層には、ガス拡散に使われている細孔があ
り、これの内面にはリン酸の膜が形成されている。運転
中はこの細孔内部をガスが拡散し、リン酸膜に溶解して
反応点へ拡散する。ところが、前記のようにリン酸の体
積膨張が生じると、運転中ではガスが拡散できていた細
孔のリン酸膜の厚さが増加する。そして、細孔の内径に
よっては膜の厚さが内径に達することがある。このよう
になると、その細孔はクローズドポアとなり、細孔内へ
ガスが拡散する為には、リン酸中を拡散しなければなら
ない。従って、拡散分極が増大する。
要因は、第一に負荷遮断に伴う高電圧状態、すなわちカ
ソードの腐食反応が急増する電位(単セル当たり0.8 V
/RHE以上)に維持されることである。しかし、通常
ダミー抵抗により高電圧状態を回避できる。第二に、停
止過程において、触媒層のガス相の細孔をリン酸が塞
ぎ、ガス拡散不良となることが考えられる。このメカニ
ズムを以下に説明する。一般に電池停止過程では、負荷
を遮断した直後から電池温度を下げて行く。この時触媒
層中のリン酸の濃度はリン酸の周囲の水蒸気圧が一定で
あれば減少していく。このことは、リン酸が水分を吸収
していることを示している。この結果体積が膨張する。
他方同一濃度では温度が下がると密度が上がるので体積
は減少する。従って、水分を吸収することによる体積膨
張と温度低下に伴う体積減少とのお互いの効果のききか
たで、結果的には体積は増加する傾向にある。ところで
電極の触媒層には、ガス拡散に使われている細孔があ
り、これの内面にはリン酸の膜が形成されている。運転
中はこの細孔内部をガスが拡散し、リン酸膜に溶解して
反応点へ拡散する。ところが、前記のようにリン酸の体
積膨張が生じると、運転中ではガスが拡散できていた細
孔のリン酸膜の厚さが増加する。そして、細孔の内径に
よっては膜の厚さが内径に達することがある。このよう
になると、その細孔はクローズドポアとなり、細孔内へ
ガスが拡散する為には、リン酸中を拡散しなければなら
ない。従って、拡散分極が増大する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で説明した
ように、電池の特性の低下の原因には、触媒の質量活性
が劣化することと、リン酸が触媒層中の細孔に浸透し、
反応ガスの拡散性不良を起こすことである。この二つの
原因のうち、後者のメカニズムを再度説明する。運転停
止過程または保管中または起動過程において、電極に含
浸されたリン酸が電極の周囲の水分を吸収して体積膨張
を生じると、運転中ではガスが拡散できていた細孔の内
面のリン酸膜の厚さが増加する。そしてリン酸の厚さが
内径まで達する。この結果細孔がリン酸で蓋をされ、そ
の細孔はクローズドポアとなりガスが拡散できなくな
る。
ように、電池の特性の低下の原因には、触媒の質量活性
が劣化することと、リン酸が触媒層中の細孔に浸透し、
反応ガスの拡散性不良を起こすことである。この二つの
原因のうち、後者のメカニズムを再度説明する。運転停
止過程または保管中または起動過程において、電極に含
浸されたリン酸が電極の周囲の水分を吸収して体積膨張
を生じると、運転中ではガスが拡散できていた細孔の内
面のリン酸膜の厚さが増加する。そしてリン酸の厚さが
内径まで達する。この結果細孔がリン酸で蓋をされ、そ
の細孔はクローズドポアとなりガスが拡散できなくな
る。
【0007】従って、従来の電池停止過程または保管中
または起動過程で、体積膨張したリン酸がガスの拡散す
る細孔を塞いでしまうことが問題であった。電池の停止
過程または保管中または起動過程において、体積膨張し
たリン酸がガスの拡散する細孔を塞いでしまうことに問
題があるので、これらの過程において、リン酸を濃縮し
ておくことにより、体積膨張を抑制し、その結果、リン
酸が細孔を塞ぐことを防止できる。以上本発明では、電
池停止過程または保管中または起動過程においてリン酸
を体積膨張させない為にリン酸を濃縮することを目的と
している。
または起動過程で、体積膨張したリン酸がガスの拡散す
る細孔を塞いでしまうことが問題であった。電池の停止
過程または保管中または起動過程において、体積膨張し
たリン酸がガスの拡散する細孔を塞いでしまうことに問
題があるので、これらの過程において、リン酸を濃縮し
ておくことにより、体積膨張を抑制し、その結果、リン
酸が細孔を塞ぐことを防止できる。以上本発明では、電
池停止過程または保管中または起動過程においてリン酸
を体積膨張させない為にリン酸を濃縮することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】リン酸の濃度と、リン酸
の表面上のリン酸蒸気圧との関係を図3に示す。リン酸
の蒸気圧は五酸化燐の蒸気圧と水蒸気圧からなるが、五
酸化燐の蒸気圧は水蒸気圧に比較して非常に小さいの
で、リン酸蒸気圧と水蒸気圧とはほぼ等しい。図に示し
た線C(200 ℃)、D(50℃) は等温線である。水蒸気
圧が一定のまま温度を下げると濃度は下がり体積は膨張
する。(ライン1)リン酸を濃縮して温度Dまで下がっ
た時のリン酸の体積が膨張していないように、または体
積を減少させる為には、等温線Dの点dのように濃度を
上げなければならない。(ライン2)この状態にするに
は、水蒸気圧をΔP下げることが必要である。以上、課
題を解決する為の手段として、電池内部の水蒸気圧を下
げることが考えられる。
の表面上のリン酸蒸気圧との関係を図3に示す。リン酸
の蒸気圧は五酸化燐の蒸気圧と水蒸気圧からなるが、五
酸化燐の蒸気圧は水蒸気圧に比較して非常に小さいの
で、リン酸蒸気圧と水蒸気圧とはほぼ等しい。図に示し
た線C(200 ℃)、D(50℃) は等温線である。水蒸気
圧が一定のまま温度を下げると濃度は下がり体積は膨張
する。(ライン1)リン酸を濃縮して温度Dまで下がっ
た時のリン酸の体積が膨張していないように、または体
積を減少させる為には、等温線Dの点dのように濃度を
上げなければならない。(ライン2)この状態にするに
は、水蒸気圧をΔP下げることが必要である。以上、課
題を解決する為の手段として、電池内部の水蒸気圧を下
げることが考えられる。
【0009】
【作用】電池の停止過程または保管中または起動過程に
おいて、電極の周囲つまり電池本体内部および、ガス供
給配管内の水分を吸湿し、水蒸気圧を下げることによ
り、電極内のリン酸を濃縮し、リン酸の体積膨張を抑え
ることができる。
おいて、電極の周囲つまり電池本体内部および、ガス供
給配管内の水分を吸湿し、水蒸気圧を下げることによ
り、電極内のリン酸を濃縮し、リン酸の体積膨張を抑え
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1により説明す
る。図1において、燃料電池本体1には、アノード電極
2とカソード電極3とが、電解質であるリン酸を含んだ
マトリックス層を挟んで、両側に配置して構成されてい
る。ライン4はアノードリサイクルラインであり、リサ
イクルフローは、リサイクルブロワー5によりアノード
電極2の排ガスをアノード入口へ供給している。また同
様に、6はカソードリサイクルラインであり、リサイク
ルブロワー7によりカソード電極3の排ガスをカソード
入口に供給している。これらリサイクルラインには、分
岐ラインを介して熱交換器8及び9を接続する。熱交換
器の入口、出口には、リサイクルフローを適時流入する
為の分岐弁10,11を接続する。熱交換器中のガスは液体
窒素または十分低温の窒素ガスと熱交換を行う。供給弁
12,13はその液体窒素または窒素ガスを適時供給する為
のものである。更に、リサイクルラインには反応ガスを
電池内部から除去する為の窒素供給ライン14及び15を接
続する。16,17はアノード及びカソードの電池内部の温
度・湿度検出器である。このように構成することによ
り、電池の発電運転が停止したのち、電池内部およびリ
サイクルラインに残っている反応ガスを除去する為に、
窒素供給ラインからリサイクルラインを通して窒素を流
入する。この後、分岐弁10及び11を開き、リサイクルフ
ローガスを熱交換器8,9に通し、水蒸気を凝結させ排
出する。電池内部の湿度を14,15で検出し、水蒸気圧が
所定値になるように間欠的にリサイクルブロワーを稼働
させて窒素を流入する。このような操作を行うことによ
って、電池停止過程または保管中または起動過程におい
て、触媒層内のリン酸が水分を吸湿して体積膨張を起こ
すことを防止し、触媒層の細孔をリン酸が蓋状に覆って
しまうことを回避できる。
る。図1において、燃料電池本体1には、アノード電極
2とカソード電極3とが、電解質であるリン酸を含んだ
マトリックス層を挟んで、両側に配置して構成されてい
る。ライン4はアノードリサイクルラインであり、リサ
イクルフローは、リサイクルブロワー5によりアノード
電極2の排ガスをアノード入口へ供給している。また同
様に、6はカソードリサイクルラインであり、リサイク
ルブロワー7によりカソード電極3の排ガスをカソード
入口に供給している。これらリサイクルラインには、分
岐ラインを介して熱交換器8及び9を接続する。熱交換
器の入口、出口には、リサイクルフローを適時流入する
為の分岐弁10,11を接続する。熱交換器中のガスは液体
窒素または十分低温の窒素ガスと熱交換を行う。供給弁
12,13はその液体窒素または窒素ガスを適時供給する為
のものである。更に、リサイクルラインには反応ガスを
電池内部から除去する為の窒素供給ライン14及び15を接
続する。16,17はアノード及びカソードの電池内部の温
度・湿度検出器である。このように構成することによ
り、電池の発電運転が停止したのち、電池内部およびリ
サイクルラインに残っている反応ガスを除去する為に、
窒素供給ラインからリサイクルラインを通して窒素を流
入する。この後、分岐弁10及び11を開き、リサイクルフ
ローガスを熱交換器8,9に通し、水蒸気を凝結させ排
出する。電池内部の湿度を14,15で検出し、水蒸気圧が
所定値になるように間欠的にリサイクルブロワーを稼働
させて窒素を流入する。このような操作を行うことによ
って、電池停止過程または保管中または起動過程におい
て、触媒層内のリン酸が水分を吸湿して体積膨張を起こ
すことを防止し、触媒層の細孔をリン酸が蓋状に覆って
しまうことを回避できる。
【0011】このように本実施例によれば、電池の停止
過程または保管中または起動過程において、電池内部の
水分を熱交換器により除去することにより、電極内部の
リン酸が吸湿して体積膨張することを抑制できる。これ
により触媒層の細孔の内面のリン酸膜が体積膨張して、
細孔を蓋状に塞いでしまうことを防ぐことができる。そ
してガス拡散する細孔がクローズドポアとなって拡散不
良となることを防止できる。従ってガスの拡散性は運転
の停止/起動過程において変化することなく維持でき
る。つまり、停止/起動過程において電圧の低下を低減
できる。
過程または保管中または起動過程において、電池内部の
水分を熱交換器により除去することにより、電極内部の
リン酸が吸湿して体積膨張することを抑制できる。これ
により触媒層の細孔の内面のリン酸膜が体積膨張して、
細孔を蓋状に塞いでしまうことを防ぐことができる。そ
してガス拡散する細孔がクローズドポアとなって拡散不
良となることを防止できる。従ってガスの拡散性は運転
の停止/起動過程において変化することなく維持でき
る。つまり、停止/起動過程において電圧の低下を低減
できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
池の停止過程または保管中または起動過程において、電
池内部の水分を除去することにより、電極内部のリン酸
の体積膨張を抑制できる。これにより従来ではリン酸が
触媒層の細孔を蓋状に塞ぐことが考えられたが、そのよ
うな状態になることを防ぐことができる。この結果、ガ
ス拡散する細孔がクローズドポアとなって拡散不良とな
ることを防止できる。従ってガスの拡散性は運転の停止
/起動過程において変化することなく維持できる。つま
り、停止/起動過程において電圧の低下を低減できる。
池の停止過程または保管中または起動過程において、電
池内部の水分を除去することにより、電極内部のリン酸
の体積膨張を抑制できる。これにより従来ではリン酸が
触媒層の細孔を蓋状に塞ぐことが考えられたが、そのよ
うな状態になることを防ぐことができる。この結果、ガ
ス拡散する細孔がクローズドポアとなって拡散不良とな
ることを防止できる。従ってガスの拡散性は運転の停止
/起動過程において変化することなく維持できる。つま
り、停止/起動過程において電圧の低下を低減できる。
【図1】本発明の実施例を示す図
【図2】電池電圧の経時特性を示す図
【図3】リン酸濃度とリン酸蒸気圧との関係を示す図
【図4】従来の燃料電池発電プラントの概略図
1…燃料電池本体 2…アノード電極 3…カソード電極 4…アノードリサイク
ルライン 5…リサイクルブロワー 6…カソードリサイク
ルライン 7…リサイクルブロワー 8…熱交換器 9…熱交換器 10…分岐弁 11…分岐弁 12…冷媒供給弁 13…冷媒供給弁 14…窒素供給ライン 15…窒素供給ライン 16…アノード温度湿度
計 17…カソード温度湿度計
ルライン 5…リサイクルブロワー 6…カソードリサイク
ルライン 7…リサイクルブロワー 8…熱交換器 9…熱交換器 10…分岐弁 11…分岐弁 12…冷媒供給弁 13…冷媒供給弁 14…窒素供給ライン 15…窒素供給ライン 16…アノード温度湿度
計 17…カソード温度湿度計
Claims (3)
- 【請求項1】 燃料および酸化剤をそれぞれアノードお
よびカソードに導き、前記燃料及び酸化剤の電気化学反
応によって発電するリン酸型燃料電池発電プラントにお
いて、アノードリサイクルライン及びカソードリサイク
ルラインの少なくとも一方に分岐ラインを設け、このラ
インを熱交換器を介して、再びもとのリサイクルライン
に合流させたことを特徴とするリン酸型燃料電池発電プ
ラント。 - 【請求項2】 熱交換を行う冷媒として液体窒素または
窒素ガスを用いたことを特徴とする請求項1に記載のリ
ン酸型燃料電池発電プラント。 - 【請求項3】 発電停止過程または保管中または起動過
程において、アノードまたはカソードに窒素を間欠的に
流入することを特徴とする請求項1に記載のリン酸型燃
料電池発電プラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5317175A JPH07169494A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | リン酸型燃料電池発電プラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5317175A JPH07169494A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | リン酸型燃料電池発電プラント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07169494A true JPH07169494A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18085292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5317175A Pending JPH07169494A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | リン酸型燃料電池発電プラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07169494A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6073683A (en) * | 1995-07-05 | 2000-06-13 | Nippondenso Co., Ltd. | Cooling apparatus using boiling and condensing refrigerant and method for manufacturing the same |
| WO2003041200A3 (en) * | 2001-11-09 | 2004-03-11 | Ballard Power Systems | Fuel cell system and method for operating same |
| JP2007042649A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Samsung Sdi Co Ltd | 燃料電池システム、および燃料電池システムの作動方法 |
| JP2010129286A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 発電システム |
| DE102021126289A1 (de) | 2021-10-11 | 2023-04-13 | Ekpo Fuel Cell Technologies Gmbh | Brennstoffzellenvorrichtung |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5317175A patent/JPH07169494A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6073683A (en) * | 1995-07-05 | 2000-06-13 | Nippondenso Co., Ltd. | Cooling apparatus using boiling and condensing refrigerant and method for manufacturing the same |
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| JP2007042649A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Samsung Sdi Co Ltd | 燃料電池システム、および燃料電池システムの作動方法 |
| US7985508B2 (en) | 2005-08-03 | 2011-07-26 | Samsung Sdi Co., Ltd. | High temperature fuel cell system having cooling apparatus and method of operating the same |
| JP2010129286A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 発電システム |
| DE102021126289A1 (de) | 2021-10-11 | 2023-04-13 | Ekpo Fuel Cell Technologies Gmbh | Brennstoffzellenvorrichtung |
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