JPH0717009Y2 - 磁気信号発生用回転子の取付け構造 - Google Patents

磁気信号発生用回転子の取付け構造

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JPH0717009Y2
JPH0717009Y2 JP1988125289U JP12528988U JPH0717009Y2 JP H0717009 Y2 JPH0717009 Y2 JP H0717009Y2 JP 1988125289 U JP1988125289 U JP 1988125289U JP 12528988 U JP12528988 U JP 12528988U JP H0717009 Y2 JPH0717009 Y2 JP H0717009Y2
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正 根岸
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株式会社三ツ葉電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電磁式スイッチ手段と磁気信号発生用回転子
とを備えた電磁式回転検出器を有する減速機に於ける出
力軸に対する磁気信号発生用回転子の取付け構造に関す
る。
〈従来の技術〉 外周部にN極とS極とを交互に着磁した円盤状をなす磁
気信号発生用回転子の外周面に電磁式スイッチを対向さ
せ、磁気信号発生用回転子が回転軸と共に回転する際の
磁束の変化による電磁式スイッチのオン−オフ動作にて
発生するパルス信号に基づいて回転軸の回転速度を検出
するようにした電磁式回転検出器が知られている(米国
特許第4,002,937号明細書参照)。また、同様な構造に
て、回転軸の回転角度、あるいは角度位置の検出を行な
う装置が周知である。この種の回転検出器にあっては、
電磁式スイッチなどの磁束変化の検出手段と磁気信号発
生用回転子との間の空隙寸法精度がパルス出力の安定性
に大きな影響を及ぼすことから、その検出精度を高める
上に、回転軸に対する磁気信号発生用回転子の偏心度が
問題となる。
従来、回転軸に対する磁気信号発生用回転子の結合構造
としては、両者の嵌合部にキーを介装したり、あるい
は、軸の外周とこれに係合する孔の内周との間に互いに
補完的に係合する形状を与えるなどの構造が知られてい
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかるに、上記のように、回り止めを軸に対して直接施
すことは、小径の軸には一般的に不向きである。また、
磁気信号発生用回転子を軽量化するために、ハブ部分の
薄肉化が望まれるが、ハブを薄肉化すると、ハブに形成
された軸との結合孔が変形し易くなるため、高い同心精
度を確保することが困難になる。
本考案は、このような従来技術の難点を解消するべく案
出されたものであり、その主な目的は、出力軸が小径で
あっても、またハブホイールを薄肉化しても、高い同心
精度をもって回転軸に取付けることができるように改善
された磁気信号発生用回転子の取付け構造を提供するこ
とにある。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、その外周面と対向
配置された磁束変化の検出手段と共働して磁気信号を発
生するための磁気信号発生用回転子を減速機の出力軸に
取付ける構造であって、前記出力軸に回り止め手段を介
して固着される回り止め部材と、前記出力軸の真円部分
に緊密に嵌合するべく前記磁気信号発生用回転子のハブ
の中心に穿設された嵌合孔と、前記回り止め部材との間
に前記ハブを挟み込んだ状態で前記出力軸に取付けられ
る係合部材とを有し、前記回り止め部材と前記係合部材
とのいずれか一方の外周部に切欠部が設けられ、いずれ
か他方の外周部に前記ハブを貫通して前記切欠部に係合
する係合突起が設けられることを特徴とする磁気信号発
生用回転子の取付け構造を提供することにより達成され
る。
〈作用〉 このようにすれば、切欠部と係合突起との半径方向位置
を適宜に設定し得るので、よしんば出力軸が小径であっ
たとしても、磁気信号発生用回転子と出力軸間の高い同
心精度と高い回り止め強度とを確保することができる。
しかも回り止め部材と係合部材との間にハブを挟み込む
ので、ハブを薄肉化しても、出力軸に対する磁気信号発
生用回転子の結合強度を十分に高めることができる。
〈実施例〉 以下、添附の図面を参照して本考案の好適実施例につい
て詳細に説明する。
第1図は、本考案が適用された減速機付きモータ1を部
分的に示している。減速機ハウジング2に枢着された出
力軸3は、該出力軸3に固着されたダンパ4を介して出
力軸3と共に回転するウォームホイール5と、モータ軸
に固着されたウォームギヤ6とを介して回転駆動され
る。
出力軸3と軸端には、回り止め部材7、磁気信号発生用
回転子8、ナットロック部材9、係合部材10、6角ナッ
ト11が、この順に取付けられている。
ところで、磁気信号発生用回転子8は、その外周部にN
極とS極とが交互に着磁されている。他方、磁気信号発
生用回転子8の外周面に対向する位置には、リードスイ
ッチ12が固設されており、磁気信号発生用回転子8が出
力軸3と共に回転するときの磁束の変化によるリードス
イッチ12のオン−オフ動作をパルス変換し、このオン−
オフパルスのデューティー比から出力軸3の回転角度を
検出し得るようにされている。尚、このパルス信号によ
り、別途基準位置の検出信号と併せて出力軸3の角度位
置を検出したり、あるいは計時信号と併せて回転速度を
算出し得ることは云うまでもない。
さて、上記した各部分について更に詳しく説明する。第
2図に示すように、出力軸3軸端の基部側には、その外
周面の対角位置を平滑に切削した2面取り13が形成さ
れ、また最端部には、2面幅と同等の外径を有する外ね
じ14が形成されている。
回り止め部材7は、概ね円板状をなし、出力軸3の2面
取り13に補完的に係合する略長円形をなす係合孔15がそ
の中心部に形成され、そして、半径方向外向きに開かれ
た一対の切欠部16がその外周部に形成されている。尚、
前記したダンパ4は、この回り止め部材7と共に出力軸
3の2面取り13に係合するが、第2図に於いては図示省
略されている。
磁気信号発生用回転子8は、N極とS極とが交互に着磁
された磁気リング17を、板材をプレス加工してなるハブ
ホイール18に固着してなり、ハブホイール18中心に出力
軸3軸端の真円部分に緊密に嵌合する嵌合孔19が穿設さ
れると共に、上記した回り止め部材7の切欠部16に整合
する半径方向に沿う一対の長孔20が形成されている。
ナットロック部材9は、概ねカップ状をなし、その底部
の中心に出力軸3軸端を挿通する中心孔21が穿設される
と共に、その周壁の対角位置を切込んだたうえで上記し
たハブホイール18中心部の長孔20に突入するように下向
きに折曲された一対の突片22が形成されている。このナ
ットロック部材9は、出力軸3軸端に6角ナット11を螺
着した後、その周壁を6角ナット11の6角面に向けてか
しめることにより、6角ナット11の緩み止めをなすもの
である。
係合部材10は、出力軸3軸端を挿通する挿通孔23が穿設
されると共に、ハブホイール18中心部の長孔20を経て回
り止め部材7の切欠部16に緊密に係合するように軸線方
向に沿う一対の係合突起24が形成されている。
回り止め部材7は、出力軸3の2面取り13との係合によ
り周方向については出力軸3に一体的に結合する。そし
て磁気信号発生用回転子8は、ハブホイール18中心の嵌
合孔19の嵌合にて高い同心精度をもって出力軸3に結合
する。と同時に、係合部材10の係合突起24が、ハブホイ
ール18の長孔20を介して切欠部16に係合することをもっ
て、磁気信号発生用回転子8が、出力軸3に対して一体
的に結合することとなる。
尚、上記実施例に於いては、磁気信号発生用回転子8の
出力軸3からの抜け止めを、6角ナット11により行うも
のとしたが、これはストップリングなどを用いても良
い。また、回り止め部材7に上向の突起を設け、係合部
材10にこれと係合する切欠部を設けるようにしても良
い。
[考案の効果] このように本考案によれば、出力軸に回り止め部材を一
体結合し、これと係合部材との間にハブホイールを挟持
し、回り止め部材と係合部材との間に設けられた係合突
起と切欠部とをハブホイールの長孔を介して係合させる
ことにより、出力軸と磁気信号発生用回転子との間の回
り止めが達成される。そのため、出力軸が小径である場
合にも、適宜な半径方向寸法をもって回り止めの位置を
設定することができ、円周方向の拘束を高精度に、かつ
確実になし得る。と同時に、ハブホイールの嵌合孔の
「はめあい」にて出力軸に対する磁気信号発生用回転子
の同心精度を確保できることから、磁気リング外周面と
電磁式スイッチとの間の空隙寸法の高精度な安定化を比
較的容易に達成することができる。また、回り止め部材
と係合部材との間にハブホイールを挟み込む構造である
ことから、ハブホイールを薄板材にて構成可能であり、
回転部分を軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用された減速機付きモータの部分的
な断面図であり、第2図は要部分解斜視図である。 1……減速機付きモータ、2……減速機ハウジング 3……出力軸、4……ダンパ 5……ウォームホイール、6……ウォームギヤ 7……回り止め部材、8……磁気信号発生用回転子 9……ナットロック部材、10……係合部材 11……6角ナット、12……リードスイッチ 13……2面取り、14……外ねじ 15……係合孔、16……切欠部 17……磁気リング、18……ハブホイール 19……嵌合孔、20……長孔 21……中心孔、22……突片 23……挿通孔、24……係合突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】その外周面と対向配置された磁束変化の検
    出手段と共働して磁気信号を発生するための磁気信号発
    生用回転子を減速機の出力軸に取付ける構造であって、 前記出力軸に回り止め手段を介して固着される回り止め
    部材と、 前記出力軸の真円部分に緊密に嵌合するべく前記磁気信
    号発生用回転子のハブの中心に穿設された嵌合孔と、 前記回り止め部材との間に前記ハブを挟み込んだ状態で
    前記出力軸に取付けられる係合部材とを有し、 前記回り止め部材と前記係合部材とのいずれか一方の外
    周部に切欠部が設けられ、いずれか他方の外周部に前記
    ハブを貫通して前記切欠部に係合する係合突起が設けら
    れることを特徴とする磁気信号発生用回転子の取付け構
    造。
JP1988125289U 1988-09-26 1988-09-26 磁気信号発生用回転子の取付け構造 Expired - Lifetime JPH0717009Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988125289U JPH0717009Y2 (ja) 1988-09-26 1988-09-26 磁気信号発生用回転子の取付け構造

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JP1988125289U JPH0717009Y2 (ja) 1988-09-26 1988-09-26 磁気信号発生用回転子の取付け構造

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Publication Number Publication Date
JPH0247574U JPH0247574U (ja) 1990-03-30
JPH0717009Y2 true JPH0717009Y2 (ja) 1995-04-19

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JP1988125289U Expired - Lifetime JPH0717009Y2 (ja) 1988-09-26 1988-09-26 磁気信号発生用回転子の取付け構造

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JPS6291261U (ja) * 1985-11-28 1987-06-11

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JPH0247574U (ja) 1990-03-30

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