JPH07170108A - 誘電体共振器を有するバンドパスフィルタ - Google Patents

誘電体共振器を有するバンドパスフィルタ

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JPH07170108A
JPH07170108A JP34288593A JP34288593A JPH07170108A JP H07170108 A JPH07170108 A JP H07170108A JP 34288593 A JP34288593 A JP 34288593A JP 34288593 A JP34288593 A JP 34288593A JP H07170108 A JPH07170108 A JP H07170108A
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JP
Japan
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capacitor
dielectric
ground
dielectric resonators
bandpass filter
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JP34288593A
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Tatsuya Imaizumi
達也 今泉
Satoshi Kazama
智 風間
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の誘電体共振器を使用したバンドパスフ
ィルタのコストの低減を図る。 【構成】 信号入力端子19aと出力端子23aとの間
に複数のコンデンサ4、5、6、7を順次に直列に接続
する。各コンデンサ4〜7の相互間とグランドとの間に
同一の共振周波数を有する誘電体共振器1、2、3を接
続する。中央の誘電体共振器2とグランドとの間にコン
デンサ8を接続する。このコンデンサ8と中央の誘電体
共振器2とで新しい共振回路を形成する。この新しい共
振回路の共振周波数は入力段及び出力段の誘電体共振器
1、3の共振周波数よりも低い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TEMモード誘電体共
振器を複数個有するバンドパスフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】信号入力端子に入力結合コンデンサ又は
インダクタンスの一端を接続し、この他端とグランドと
の間に入力段の誘電体共振器を接続し、この入力段の誘
電体共振器の出力側に相互結合コンデンサ又はインダク
タンスを介して複数個の誘電体共振器を順次に縦続接続
し、出力段の誘電体共振器に出力結合コンデンサ又はイ
ンダクタンスを介して出力端子を結合した構成の誘電体
フィルタは携帯電話等の無線周波数帯域の回路に使用さ
れている。誘電体共振器を3個以上組み合わせた多段誘
電体フィルタにおいては、通過帯域幅を理想に近づける
ために入力段と出力段の誘電体共振器の共振周波数より
も、これ等の相互間の誘電体共振器の共振周波数を低く
設定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、3段以上の
誘電体フィルタを上述のように構成するためには、共振
周波数の異なる複数の誘電体共振器を用意することが必
要であった。しかし、誘電体共振器の共振周波数は誘電
体共振器の長さに依存して変化するので、長さの異なる
複数の誘電体共振器を用意することが必要になり、必然
的に誘電体フィルタがコスト高になった。又、複数種類
の誘電体共振器を組み合わせるために組み合わせミスに
よる不良が発生した。
【0004】そこで、本発明の目的は、誘電体共振器を
使用したバンドパスフィルタのコストの低減を図ること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、信号入力端子と信号出力端子との間に順次
に直列に接続された4個以上のコンデンサと、前記4個
以上のコンデンサの相互間とグランドとの間に接続され
た3個以上の誘電体共振器とから成るバンドパスフィル
タにおいて、前記3個以上の誘電体共振器が実質的に同
一の共振周波数を有し、前記3個以上の誘電体共振器の
内の入力端子側及び出力端子側に配置された両側の誘電
体共振器とクランドとの間にはコンデンサが接続されて
いないか又は所定容量値のコンデンサが接続され、前記
両側の誘電体共振器の間に配置された内側の誘電体共振
器とグランドとの間に前記所定値よりも大きい値のコン
デンサが接続されている誘電体共振器を有するバンドパ
スフィルタに係わるものである。なお、請求項2に示す
ように、請求項1の信号入力端子と信号出力端子との間
のコンデンサをインダクタンスに置き換えることができ
る。また、請求項3及び4に示すように信号入力端子と
信号出力端子との間にコンデンサとインダクタンスとの
両方を直列に接続することができる。上記の発明におい
て、誘電体共振器とグランドとの間に接続するコンデン
サは個別に電極を有するコンデンサ又はストレ−キャパ
シタンス又はこれ等の組合せを意味するものとする。
【0006】
【発明の作用及び効果】各請求項の発明によれば、複数
の誘電体共振器の共振周波数を同一にすることができ
る。即ち、同一仕様の複数の誘電体共振器でバンドパス
フィルタを構成して従来と同一特性のバンドパスフィル
タを得ることができる。従って、バンドパスフィルタの
低コスト化が可能になる。なお、請求項1〜3の発明に
おいては、同一の共振周波数の複数の誘電体共振器を使
用しても、内側の誘電体共振器とクランドとの間にコン
デンサ(キャパシタンス)を接続することによってこの
コンデンサと内側の誘電体共振器との組み合わせによっ
て新しいLC共振回路が形成され、この共振回路が従来
の共振周波数の低い内側の誘電体共振器と同一に作用
し、従来と同一の周波数特性のバンドパスフィルタを提
供することができる。また、請求項4の発明では両側の
誘電体共振と付加したコンデンサで新しい共振回路が形
成される。
【0007】
【第1の実施例】次に、図1〜図6を参照して本発明の
実施例に係わるTEMモード誘電体共振器を有するバン
ドパスフィルタを説明する。
【0008】このバンドパスフィルタは、図1に示すよ
うに第1、第2及び第3の誘電体共振器1、2、3と、
第1、第2、第3、第4及び第5のコンデンサ(キャパ
シタンス)4、5、6、7、8と、回路基板9とから成
り、これ等は図4に示すように接続されている。
【0009】図1の第1〜第3の誘電体共振器1〜3は
同一仕様のものであって、それぞれ図2に示すように、
円筒状誘電体10と、共振孔11に形成された内導体1
2と、これに接続され且つ誘電体10の一方の端面13
を通って外周面14に導出された接続導体15と、外周
面14に形成された外導体16と、誘電体10の他方の
端面17にて内導体12と外導体16とを接続する短絡
導体18とから成る。内導体12、接続導体15、外導
体16、短絡導体18は銀ペーストの焼付け層又は銅メ
ッキ層から成る導体層である。なお、この実施例では第
1〜第3の誘電体共振器1〜3の共振周波数f0 は93
9.9MHzである。また、周知のように第1〜第3の
誘電体共振器は図3のキャパシタンスCとインダクタン
スLとの並列回路で等価的に示すことができる。
【0010】図4のフィルタ回路を構成するために、図
1の絶縁性回路基板9には入力端子導体層19と、第
1、第2及び第3の接続導体層20、21、22と、出
力端子導体層23と、主グランド導体層24と、副クラ
ンド導体層25とが設けられている。入力及び出力端子
導体層19、23は溝26、27を通って基板9の裏面
に延在し、主グランド導体層24は溝28、29を通っ
て基板9の裏面に延在し、副グランド導体層25は溝3
0を通って基板9の裏面に延在して主グランド導体層2
4に接続されている。
【0011】第1〜第3の誘電体共振器1〜3の外導体
16は主グランド導体層24に半田(図示せず)で固着
され、接続導体15は基板9上の第1〜第3の接続導体
層20〜22に半田(図示せず)で固着されている。入
力段の第1のコンデンサ4は入力端子導体層19と第1
の接続導体層20との間に半田(図示せず)で固着さ
れ、第2のコンデンサ5は第1及び第2の接続導体層2
0、21の間に接続され、第3のコンデンサ6は第2及
び第3の接続導体層21、22の間に半田(図示せず)
で接続され、第4のコンデンサ7は第3の接続導体層2
2と出力端子導体層23との間に半田(図示せず)で固
着され、第5のコンデンサ8は第2の接続導体層21と
副グランド導体層25との間に半田(図示せず)によっ
て固着されている。なお、図1では図示を簡単にするた
め、誘電体共振器1〜3の各導体15、16及び基板9
の各導体層19〜25が厚みを省略して示されている。
図1の入力及び出力導体層19、23は図4の入力及び
出力端子19a、23aに対応し、主及び副グランド導
体層24、25は図4のグランド端子24a、25aに
対応している。
【0012】第1〜第4のコンデンサ4〜7の容量値C
1 〜C5 は、図4に示すように、1.8pF、0.6p
F、0.6pF、1.8pFであり、第5のコンデンサ
8の容量と接続導体層22と基板9の裏面に延在するグ
ランド導体層24との間のストレ−キャパシタンスとの
和は0.82pFである。
【0013】図5は図1及び図4に示したバンドパスフ
ィルタの周波数特性を示す。この周波数特性は従来のバ
ンドパスフィルタの特性と同一である。即ち、図4の回
路から第5のコンデンサ8を省き、この代りに第2の誘
電体共振器2の共振周波数を第1及び第3の誘電体共振
器1、3の共振周波数(939.9MHz)よりも低い
917.2MHzとした典型的な従来のバンドパスフィ
ルタと同一の周波数特性を図4の回路で得ることができ
る。従って、図4の回路では同一構成、同一特性の3個
の誘電体共振器1〜3を使用して従来と同一特性を得る
ことが可能になり、3個の誘電体共振器1〜3の共通化
によってコスト低減を図ることができる。
【0014】次に、図3の回路で従来と同一の特性が得
られる理由を説明する。第3のコンデンサ8は第2の誘
電体共振器2とグランドとの間に接続されているので、
第2の誘電体共振器2に並列接続されていることにな
る。ところで、誘電体共振器2はその共振周波数f0
(939.9MHz)よりも低い周波数領域ではインダ
クタンスとして機能する。バンドパスフィルタの通過帯
域の周波数は図5から明らかなように誘電体共振器2の
共振周波数f0 よりも低いので、通過帯域においては誘
電体共振器2は図6に示すように等価的にインダクタン
スで示すことができ、このインダクタンスと付加コンデ
ンサ8とで新しいLC並列共振回路が形成される。この
新しいLC並列共振回路の共振周波数は従来の3段のバ
ンドパスフィルタの中央の誘電体共振器の前述の共振周
波数(917.2MHz)と同一になり、結局、図4の
回路の特性が従来の回路の特性と同一になる。
【0015】
【第2の実施例】次に、図7に示す第2の実施例の3段
のバンドパスフィルタを説明する。但し、図7において
図1と実質的に同一の部分には同一の符号を付してその
説明を省略する。
【0016】図7のバンドパスフィルタの基本的構成は
図1と同一であるが、第1〜第5のコンデンサ4〜8が
図1に示すように個別部品で構成されずに、誘電体基板
9と導体層19〜23及び25との組み合わせによって
構成されている。この図7の等価回路は図1と同様に図
4で示すことができる。即ち、図4の第1のコンデンサ
4は入力端子導体層19と第1の接続導体層20との誘
電体基板9を介しての対向によって形成され、第2のコ
ンデンサ5は第1及び第2の接続導体層20、21の基
板9の表面上での対向によって形成され、第3のコンデ
ンサ6は第2及び第3の接続導体層21、22の基板9
の表面上での対向によって形成され、第4のコンデンサ
7は第3の接続導体層22と出力端子導体層23との基
板9を介しての対向によって形成され、第5のコンデン
サ8は第2の接続導体層21と副グランド導体層25と
の基板9の表面上での対向によって形成されている。
【0017】図7にのようにフイルタを構成すると、個
別部品を使用しないので、コストの低減が可能になる。
勿論この第2の実施例は第1の実施例と同一の効果も有
する。
【0018】
【第3の実施例】次に、図8を参照して第3の実施例に
係わる4段のバンドパスフィルタを説明する。但し、図
8及び後述する図9及び図10において、図4と共通す
る部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0019】図8の入力段誘電体共振器1、出力段誘電
体共振器3、及び内側の誘電体共振器2a、2bのすべ
てが実質的に同一構成であって、941.0MHzの共
振周波数を有する。入力端子19aと出力端子23aと
の間には5個のコンデンサ4、5、31、6、7が順次
に直列に接続されている。各コンデンサ4、5、31、
6、7の相互間とグランド端子24aとの間に4個の誘
電体共振器1、2a、2b、3が接続されている。内側
の2つの誘電体共振器2a、2bとグランドとの間には
コンデンサ8a、8bがそれぞれ接続されている。
【0020】図8の各コンデンサの容量は次の通りであ
る。コンデンサ4の容量C1 は1.9pF、コンデンサ
5の容量C2 は0.71pF、コンデンサ31の容量C
6 は0.56pF、コンデンサ6の容量C3 は0.71
pF、コンデンサ7の容量C4 は1.9pF、コンデン
サ8a、8bの容量C5a、C5dはそれぞれ0.92pF
である。
【0021】図8の回路においても、内側の誘電体共振
器2a、2bとコンデンサ8a、8bの組み合わせによ
って新しいLC共振回路が第1の実施例と同一の理由で
形成され、この新しいLC共振回路の共振周波数は約9
15.6MHzであって誘電体共振器1、2a、2b、
3の共振周波数よりも低くなる。この結果、図8のバン
ドパスフィルタは、この回路からコンデンサ8a、8b
を省き、内側の2つの誘電体共振器2a、2bの共振周
波数を915.6MHzにした従来のバンドパスフィル
タと実質的に同一の周波数特性を有する。従って、図8
のバンドパスフィルタも第1の実施例と同一の作用効果
を有する。
【0022】
【第4の実施例】図9は5段のバンドパスフィルタを示
す。この実施例では入力端子19aと出力端子23aと
の間にコンデンサ4、5、31a、31b、6、7が順
次に直列に接続され、これ等の相互間とグランド端子2
4aとの間に同一構成、同一共振周波数(943.2M
Hz)の4つの誘電体共振器1、2a、2b、2c、3
がそれぞれ接続されている。また内側の3つの誘電体共
振器2a、2b、2cとグランドとの間にコンデンサ8
a、8b、8cがそれぞれ接続されている。
【0023】図9において、コンデンサ4及び7の容量
は1.9pF、コンデンサ5及び6の容量は0.72p
F、コンデンサ31a、31bの容量は0.55pF、
コンデンサ8a、8cの容量は0.92pF、コンデン
サ8bの容量は1.09pFである。
【0024】図9の誘電体共振器2aとコンデンサ8a
との組み合わせによって共振周波数917.6MHzの
新しい共振回路が形成され、誘電体共振器2bとコンデ
ンサ8bとの組み合わせによって共振周波数913.0
MHzの新しい共振回路が形成され、誘電体共振器2c
とコンデンサ8cとの組み合わせによって共振周波数9
17.6MHzの新しい共振回路が形成される。この結
果、図9のバンドパスフィルタは、図9におけるコンデ
ンサ8a、8b、8cを省き且つ誘電体共振器2a、2
b、2cを共振周波数917.6MHz、913.0M
Hz、917.6MHzの誘電体共振器に置き換えたも
のに相当する従来のバンドパスフィルタと同一の特性を
有する。従って、第4の実施例に依っても第1の実施例
と同一の作用効果を得ることができる。
【0025】
【第5の実施例】図10は図4のバンドパスフィルタの
コンデンサ4、5、6、7をインダクタンス14、1
5、16、17に置き換えた構成のバンドパスフィルタ
を示す。この実施例においても3個の誘電体共振器1、
2、3は互いに同一長さ、同一共振周波数(819.4
MHz)に構成されている。入力端子19aと出力端子
23aとの間の第1、第2、第3及び第4のインダクタ
ンスは、3.8nH、16.2nH、16.2nH、
3.8nHである。本発明に従って第2の誘電体共振器
2とグランドとの間に接続されたコンデンサ18は、ス
トレ−キャパシタンスを含めて0.82pFである。
【0026】図10のバンドパスフィルタの周波数特性
は図11に示す通りである。この周波数特性は、図10
の回路からコンデンサ18を省き、更に、第2の誘電体
共振器2を共振周波数802.1MHzにしたものに相
当する従来のバンドパスフィルタの特性と同一である。
従って、第5の実施例によっても第1の実施例と同一の
効果を得ることができる。
【0027】
【第6の実施例】図12は図4のバンドパスフィルタの
コンデンサ5、6をインダクタンス15、16に置き換
えた構成のバンドパスフィルタを示す。この実施例にお
いても3個の誘電体共振器1、2、3は互いに同一長
さ、同一共振周波数(881.5MHz)に構成されて
いる。入力端子19aに接続された入力段コンデンサ4
及び出力端子23aに接続された出力段コンデンサ7は
4.3pFの容量値をそれぞれ有し、これ等の間の第1
及び第2のインダクタンス15、16は14.2nHの
値をそれぞれ有する。本発明に従って第2の誘電体共振
器2とグランドとの間に接続されたコンデンサ18は、
ストレーキャパシタンスを含めて4.5pFである。
【0028】図12のバンドパスフィルタの周波数特性
は図11に示す通りである。この周波数特性は、図12
の回路からコンデンサ18を省き、更に、第2の誘電体
共振器2を共振周波数795.6MHzにしたものに相
当する従来のバンドパスフィルタの特性と同一である。
従って、第6の実施例によっても第1の実施例と同一の
効果を得ることができる。
【0029】
【第7の実施例】図14は図4のバンドパスフィルタの
コンデンサ4、7をインダクタンス14、17に置き換
えた構成のバンドパスフィルタを示す。この実施例にお
いても3個の誘電体共振器1、2、3は互いに同一長
さ、同一共振周波数(987.5MHz)に構成されて
いる。入力端子19aに接続された入力段インダクタン
ス14及び出力端子23aに接続された出力段インダク
タンス17は7.2nHの値をそれぞれ有し、これ等の
間に直列に接続された2つのコンデンサ5、6は2.0
pFの容量値をそれぞれ有する。この実施例では第1及
び第3の誘電体共振器1、3とグランドとの間にストレ
ーキャパシタンスを含めてそれぞれ2.8pFのコンデ
ンサ18a、18bが接続されている。しかし、両側の
誘電体共振器1、3の間に配置された第2の誘電体共振
器2とグランドとの間にはコンデンサが接続されていな
い。誘電体共振器2とグランドとの間のストレーキャパ
シタンスの容量値は勿論2.8pFよりは小さい。
【0030】図14のバンドパスフィルタの周波数特性
は図15に示す通りである。この周波数特性は、図14
の回路からコンデンサ18a、18bを省き、更に、第
1及び第3の誘電体共振器1、3を共振周波数884.
2MHzにしたものに相当する従来のバンドパスフィル
タの特性と同一である。従って、第7の実施例によって
も第1の実施例と同一の効果を得ることができる。
【0031】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図8、図9、12及び図13の回路の各コンデ
ンサは、第1の実施例と同様に個別のコンデンサで構成
されているが、これを図7と同様に共通の回路基板9を
使用して構成することができる。また第1〜第7の実施
例の各コンデンサを共通の多層基板に埋設した電極によ
って構成することができる。 (2) 図4、図8、図9、図10及び図12におい
て、両側の誘電体共振器1、3とグランドとの間に、内
側の誘電体共振器2又は2a、2b又は2a〜2cに付
加したコンデンサ8又は8a、8b又は8a〜8cより
も容量の小さいコンデンサを接続するか、又はストレー
キャパシタンスを与えることができる。また、図14の
内側の誘電体共振器2とグランドとの間にコンデンサ1
8a、18bよりも容量の小さいコンデンサ(又はスト
レ−キャパシタンス)を接続することができる。 (3) 図10図12及び図14のインダクタンス1
4、15、16、17をストリップラインで構成するこ
とができる。 (4) 図9のコンデンサ4、5、6、7、31をイン
ダクタンスに置き換えることができる。また、図12及
び図14の回路を図8及び図9に示すように4個以上の
誘電体共振器の回路に変形することができる。 (5) 誘電体共振器1〜4を断面四角形にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のバンドパスフィルタを示す斜視
図である。
【図2】図1の誘電体共振器の断面図である。
【図3】図2の誘電体共振器の等価回路図である。
【図4】図1のバンドパスフィルタを示す回路図であ
る。
【図5】図1のバンドパスフィルタの周波数特性図であ
る。
【図6】図4の第2の誘電体共振器と第5のコンデンサ
との組み合わせ共振回路を示す図である。
【図7】第2の実施例のバンドパスフィルタを示す斜視
図である。
【図8】第3の実施例の4段のバンドパスフィルタを示
す回路図である。
【図9】第4の実施例の5段のバンドパスフィルタを示
す回路図である。
【図10】第5の実施例のバンドパスフィルタを示す回
路図である。
【図11】図10のバンドパスフィルタの周波数特性図
である。
【図12】第6の実施例のバンドパスフィルタを示す回
路図である。
【図13】図12のバンドパスフィルタの周波数特性図
である。
【図14】第7の実施例のバンドパスフィルタを示す回
路図である。
【図15】図14のバンドパスフィルタの周波数特性図
である。
【符号の説明】
1、2、3 誘電体共振器 4、5、6、7、8 コンデンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号入力端子と信号出力端子との間に順
    次に直列に接続された4個以上のコンデンサと、前記4
    個以上のコンデンサの相互間とグランドとの間に接続さ
    れた3個以上の誘電体共振器とから成るバンドパスフィ
    ルタにおいて、 前記3個以上の誘電体共振器が実質的に同一の共振周波
    数を有し、 前記3個以上の誘電体共振器の内の入力端子側及び出力
    端子側に配置された両側の誘電体共振器とクランドとの
    間にはコンデンサが接続されていないか又は所定容量値
    のコンデンサが接続され、前記両側の誘電体共振器の間
    に配置された内側の誘電体共振器とグランドとの間に前
    記所定容量値よりも大きい値のコンデンサが接続されて
    いることを特徴とする誘電体共振器を有するバンドパス
    フィルタ。
  2. 【請求項2】 信号入力端子と信号出力端子との間に順
    次に直列に接続された4個以上のインダクタンスと、前
    記4個以上のインダクタンスの相互間とグランドとの間
    に接続された3個以上の誘電体共振器とから成るバンド
    パスフィルタにおいて、 前記3個以上の誘電体共振器が実質的に同一の共振周波
    数を有し、 前記3個以上の誘電体共振器の内の入力端子側及び出力
    端子側に配置された両側の誘電体共振器とクランドとの
    間にはコンデンサが接続されていないか又は所定容量値
    のコンデンサが接続され、前記両側の誘電体共振器の間
    に配置された内側の誘電体共振器とグランドとの間に前
    記所定容量値よりも大きい値のコンデンサが接続されて
    いることを特徴とする誘電体共振器を有するバンドパス
    フィルタ。
  3. 【請求項3】 信号入力端子と信号出力端子との間に入
    力段コンデンサと複数のインダクタンスと出力段コンデ
    ンサとが順次に直列に接続され、前記入力段コンデンサ
    と前記複数のインダクタンスの直列回路の一端との接続
    点とグランドとの間、前記複数のインダクタンスの相互
    接続点とグランドとの間、及び前記直列回路の他端と前
    記出力段コンデンサとの接続点とグランドとの間にそれ
    ぞれ誘電体共振器が接続された構成のバンドパスフィル
    タにおいて、 前記複数の誘電体共振器が実質的に同一の共振周波数を
    有し、 前記複数の誘電体共振器の内の入力端子側及び出力端子
    側に配置された両側の誘電体共振器とグランドとの間に
    はコンデンサが接続されていないか又は所定容量値のコ
    ンデンサが接続され、前記両側の誘電体共振器の間に配
    置された内側の誘電体共振器とグランドとの間に前記所
    定容量値も大きい値のコンデンサが接続されていること
    を特徴とする誘電体共振器を有するバンドパスフィル
    タ。
  4. 【請求項4】 信号入力端子と信号出力端子との間に入
    力段インダクタンスと複数のコンデンサと出力段インダ
    クタンスとが順次に直列に接続され、前記入力段インダ
    クタンスと前記複数のコンデンサの直列回路の一端との
    接続点とグランドとの間、前記複数のコンデンサの相互
    接続点とグランドとの間、及び前記直列回路の他端と前
    記出力段インダクタンスとの接続点とグランドとの間に
    それぞれ誘電体共振器が接続された構成のバンドパスフ
    ィルタにおいて、 前記複数の誘電体共振器が実質的に同一の共振周波数を
    有し、 前記複数の誘電体共振器の内の入力端子側及び出力端子
    側に配置された両側の誘電体共振器とグランドとの間に
    は所定容量値のコンデンサが接続され、前記両側の誘電
    体共振器の間に配置された内側の誘電体共振器とグラン
    ドとの間にはコンデンサが接続されていないか又は前記
    所定容量値も小さい値のコンデンサが接続されているこ
    とを特徴とする誘電体共振器を有するバンドパスフィル
    タ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100354964B1 (ko) * 1999-12-23 2002-10-05 삼성전기주식회사 유전체 공진기를 이용한 고주파 수신장치 및 그 방법
JP2006254114A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Soshin Electric Co Ltd 遅延線
KR100965810B1 (ko) * 2005-03-10 2010-06-24 소신 덴키 가부시키가이샤 지연선

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