JPH0717014B2 - 分岐管のライニング工法 - Google Patents
分岐管のライニング工法Info
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- JPH0717014B2 JPH0717014B2 JP3193633A JP19363391A JPH0717014B2 JP H0717014 B2 JPH0717014 B2 JP H0717014B2 JP 3193633 A JP3193633 A JP 3193633A JP 19363391 A JP19363391 A JP 19363391A JP H0717014 B2 JPH0717014 B2 JP H0717014B2
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- lining
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水道管,石油管等既
設配管の分岐管全面に合成樹脂管を形成するライニング
工法に関する。
設配管の分岐管全面に合成樹脂管を形成するライニング
工法に関する。
【0002】
【従来の技術】水道管,石油管等の既設管内に合成樹脂
管をライニングすることにより、既設管の強度補強や防
食,漏水対策あるいは流量改善などが図られている。既
設管の分岐管に合成樹脂管をライニングする従来の工法
を大別すると、次の3種類の工法が採用されている。
管をライニングすることにより、既設管の強度補強や防
食,漏水対策あるいは流量改善などが図られている。既
設管の分岐管に合成樹脂管をライニングする従来の工法
を大別すると、次の3種類の工法が採用されている。
【0003】(1)例えば、特開昭62−284727号公報に
開示されているように、接着剤を含浸した柔軟な内張り
材を圧力流体により分岐管の開放端から本管に向かって
反転挿入し、流体圧力を維持しながら接着剤を硬化させ
て合成樹脂管を形成し、本管との接続部には止水剤を注
入して止水する工法。
開示されているように、接着剤を含浸した柔軟な内張り
材を圧力流体により分岐管の開放端から本管に向かって
反転挿入し、流体圧力を維持しながら接着剤を硬化させ
て合成樹脂管を形成し、本管との接続部には止水剤を注
入して止水する工法。
【0004】(2)特開平2−43024号公報に開示され
ているように、熱可塑性樹脂管を断面積が小さくなるよ
うに加工し、この樹脂管を加熱軟化して分岐管の開放端
から本管に向かって挿入した後、樹脂管内に加熱流体を
供給して拡管し、本管との接続部を止水剤で止水する工
法。
ているように、熱可塑性樹脂管を断面積が小さくなるよ
うに加工し、この樹脂管を加熱軟化して分岐管の開放端
から本管に向かって挿入した後、樹脂管内に加熱流体を
供給して拡管し、本管との接続部を止水剤で止水する工
法。
【0005】(3)特開昭64−58525号公報に開示され
ているように、本管接続部に当たるストッパを端部に有
する柔軟な内張り材の円筒部に熱硬化性樹脂を含浸し、
この内張り材を分岐管から本管内に挿通したロ−プに結
束して分岐管内に引込み、ストッパが分岐管と本管との
接続部に当たったとき、すなわちロ−プに加わる力が急
激に大きくなったときに引込みを中止し、この内張り材
の内側にチュ−ブを反転挿入して内張り材を分岐管内面
に押圧しながら、加熱流体を供給して内張り材を硬化さ
せる工法。
ているように、本管接続部に当たるストッパを端部に有
する柔軟な内張り材の円筒部に熱硬化性樹脂を含浸し、
この内張り材を分岐管から本管内に挿通したロ−プに結
束して分岐管内に引込み、ストッパが分岐管と本管との
接続部に当たったとき、すなわちロ−プに加わる力が急
激に大きくなったときに引込みを中止し、この内張り材
の内側にチュ−ブを反転挿入して内張り材を分岐管内面
に押圧しながら、加熱流体を供給して内張り材を硬化さ
せる工法。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭62−284727
号公報や特開平2−43024号公報に開示されている工法
は、洩れ量が最も多くなる危険性がある本管と分岐管と
の接続部を止水剤で止水しているが、時間の経過ととも
に、止水剤の収縮や加水分解による劣化、あるいは通行
する車両の振動や輸送荷重又は地震に起因する剥離等が
生じ、長期間に渡っての止水効果が期待できないという
短所があった。
号公報や特開平2−43024号公報に開示されている工法
は、洩れ量が最も多くなる危険性がある本管と分岐管と
の接続部を止水剤で止水しているが、時間の経過ととも
に、止水剤の収縮や加水分解による劣化、あるいは通行
する車両の振動や輸送荷重又は地震に起因する剥離等が
生じ、長期間に渡っての止水効果が期待できないという
短所があった。
【0007】特開昭64−58525号公報に開示されている
ように、柔軟な内張り材をロ−プにより分岐管内に引き
込む工法においては、内張り材を引き込むときにしわが
生じ易く、分岐管と内張り材の間に空隙が生じ、時間の
経過とともに空隙に侵入水等が溜り内張り材が剥離して
しまう危険性がある。また、分岐管と本管との接続部に
はストッパが当接しているが、硬いストッパと本管接続
部とは良好な密着性を期待できず、このため本管接続部
における止水が困難になるという短所がある。
ように、柔軟な内張り材をロ−プにより分岐管内に引き
込む工法においては、内張り材を引き込むときにしわが
生じ易く、分岐管と内張り材の間に空隙が生じ、時間の
経過とともに空隙に侵入水等が溜り内張り材が剥離して
しまう危険性がある。また、分岐管と本管との接続部に
はストッパが当接しているが、硬いストッパと本管接続
部とは良好な密着性を期待できず、このため本管接続部
における止水が困難になるという短所がある。
【0008】また、上記いずれの工法においても、本管
側と各分岐管の開放端にそれぞれ施工場所を設ける必要
があり、各施工場所毎に公衆災害防止対策を履行しなけ
ればならず、施工費用が多くかかるという短所もあっ
た。
側と各分岐管の開放端にそれぞれ施工場所を設ける必要
があり、各施工場所毎に公衆災害防止対策を履行しなけ
ればならず、施工費用が多くかかるという短所もあっ
た。
【0009】この発明はかかる短所を解決するためにな
されたものであり、合成樹脂管を分岐管内面に確実に密
着させることができるとともに、分岐管と本管の接続部
も確実に止水することができる分岐管のライニング工法
を提供することを目的とするものである。
されたものであり、合成樹脂管を分岐管内面に確実に密
着させることができるとともに、分岐管と本管の接続部
も確実に止水することができる分岐管のライニング工法
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る分岐管の
ライニング工法は、熱硬化性樹脂を含浸した柔軟な樹脂
チュ−ブと、耐熱性と抗張力を有し樹脂チュ−ブの外面
を覆うフイルムチュ−ブとからなり、先端部に鍔を有す
る内張り材を断面積が小さくなるように形状を変えて後
端部に加圧流体供給ホ−スを連結して圧力容器内に収納
し、昇降手段の表面に先端部を取付けたガイドパイプの
後端部に導入チュ−ブを接続し、上記内張り材の鍔部を
圧力容器の引出口から引出し、導入チュ−ブ,ガイドパ
イプを通して昇降手段の表面に取付け、導入チュ−ブの
後端部と圧力反転容器の引出口を連結し、昇降手段を分
岐管の本管接続部まで移動し、昇降手段を駆動して内張
り材の鍔を分岐管の本管接続部に押し当て、圧力容器か
ら加圧流体を供給して内張り材を分岐管内に反転挿入
し、加圧流体供給ホ−スを通して加熱加圧流体を供給し
て内張り材を加熱,硬化することを特徴とする。
ライニング工法は、熱硬化性樹脂を含浸した柔軟な樹脂
チュ−ブと、耐熱性と抗張力を有し樹脂チュ−ブの外面
を覆うフイルムチュ−ブとからなり、先端部に鍔を有す
る内張り材を断面積が小さくなるように形状を変えて後
端部に加圧流体供給ホ−スを連結して圧力容器内に収納
し、昇降手段の表面に先端部を取付けたガイドパイプの
後端部に導入チュ−ブを接続し、上記内張り材の鍔部を
圧力容器の引出口から引出し、導入チュ−ブ,ガイドパ
イプを通して昇降手段の表面に取付け、導入チュ−ブの
後端部と圧力反転容器の引出口を連結し、昇降手段を分
岐管の本管接続部まで移動し、昇降手段を駆動して内張
り材の鍔を分岐管の本管接続部に押し当て、圧力容器か
ら加圧流体を供給して内張り材を分岐管内に反転挿入
し、加圧流体供給ホ−スを通して加熱加圧流体を供給し
て内張り材を加熱,硬化することを特徴とする。
【0011】また、内張り材を分岐管にライニングする
前に、あらかじめ分岐管の本管接続部近傍の内周面に内
周に沿った複数の凹凸を設け、本管の分岐管との接続部
周囲の内張り材の鍔との連結面に分岐管の軸心を中心と
した同心円状の複数の凹凸を付けておくことが好まし
い。
前に、あらかじめ分岐管の本管接続部近傍の内周面に内
周に沿った複数の凹凸を設け、本管の分岐管との接続部
周囲の内張り材の鍔との連結面に分岐管の軸心を中心と
した同心円状の複数の凹凸を付けておくことが好まし
い。
【0012】
【作用】この発明においては、熱硬化性樹脂を含浸した
柔軟な樹脂チュ−ブとフイルムチュ−ブからなり先端部
に鍔を有する内張り材を断面積が小さくなるように形状
を変えて、後端部に加圧流体供給ホ−スを連結して圧力
容器内に収納する。
柔軟な樹脂チュ−ブとフイルムチュ−ブからなり先端部
に鍔を有する内張り材を断面積が小さくなるように形状
を変えて、後端部に加圧流体供給ホ−スを連結して圧力
容器内に収納する。
【0013】この内張り材の鍔部を圧力容器の引出口か
ら引出し、パッカ−やエアシリンダを有する昇降手段の
表面に先端部を取付けたガイドパイプとガイドパイプの
後端部に接続された導入チュ−ブを通して昇降手段の表
面に取付ける。
ら引出し、パッカ−やエアシリンダを有する昇降手段の
表面に先端部を取付けたガイドパイプとガイドパイプの
後端部に接続された導入チュ−ブを通して昇降手段の表
面に取付ける。
【0014】そして導入チュ−ブの後端部と圧力反転容
器の引出口を連結した後、昇降手段を分岐管の本管接続
部まで移動し、昇降手段を駆動して内張り材の鍔を分岐
管の本管接続部に押し当て、分岐管の本管接続部に柔軟
な鍔を密着させる。
器の引出口を連結した後、昇降手段を分岐管の本管接続
部まで移動し、昇降手段を駆動して内張り材の鍔を分岐
管の本管接続部に押し当て、分岐管の本管接続部に柔軟
な鍔を密着させる。
【0015】その後、圧力容器から導入チュ−ブとガイ
ドパイプを通して加圧流体を供給し、内張り材を分岐管
内に反転挿入する。内張り材の反転面が分岐管の開放端
に達した後に、内張り材に連結された加圧流体供給ホ−
スを通して加熱加圧流体を供給,循環して内張り材に含
浸した熱硬化性樹脂を加熱,硬化し、内張り材の樹脂チ
ュ−ブと鍔を分岐管と本管接続部に密着固定する。
ドパイプを通して加圧流体を供給し、内張り材を分岐管
内に反転挿入する。内張り材の反転面が分岐管の開放端
に達した後に、内張り材に連結された加圧流体供給ホ−
スを通して加熱加圧流体を供給,循環して内張り材に含
浸した熱硬化性樹脂を加熱,硬化し、内張り材の樹脂チ
ュ−ブと鍔を分岐管と本管接続部に密着固定する。
【0016】このように、内張り材を分岐管内に反転挿
入する前に、あらかじめ分岐管と本管の接続部の分岐管
と本管の端部内面に、分岐管の軸心と同心の円形状の複
数の凹凸を付けておくと、内張り材に含浸した熱硬化性
樹脂を加熱,硬化するときに、熱硬化性樹脂が凹部に浸
透し、樹脂チューブと鍔の接続部に対する密着強度をよ
り高めることができる。
入する前に、あらかじめ分岐管と本管の接続部の分岐管
と本管の端部内面に、分岐管の軸心と同心の円形状の複
数の凹凸を付けておくと、内張り材に含浸した熱硬化性
樹脂を加熱,硬化するときに、熱硬化性樹脂が凹部に浸
透し、樹脂チューブと鍔の接続部に対する密着強度をよ
り高めることができる。
【0017】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す断面図であ
る。図において、1は水道管や石油管等の本管、2,2
aは本管1に接続された分岐管、3は内張り材である。
内張り材3は、図2の斜視図に示すように、樹脂チュ−
ブ4と、樹脂チュ−ブ4の先端部に接合された鍔5と、
鍔5と樹脂チュ−ブ4の外面を覆うフイルムチュ−ブ6
とから形成されている。樹脂チュ−ブ4と鍔5は熱硬化
性樹脂を含浸した柔軟な合成樹脂の織物や不織布からな
る。この内張り材3の円筒部は分岐管2の内径に対して
90〜100%の外径を有し、分岐管2の全長よりある程度
長く形成されている。そして、内張り材3は扁平にした
り、折り曲げられて断面積を小さくしてある。この内張
り材3の後端部には、先端部に複数の流体放出口8を有
する加熱流体供給ホ−ス7が連結され、加熱流体供給ホ
−ス7を内側にしてスイベル機構付きのドラムに巻取ら
れている。
る。図において、1は水道管や石油管等の本管、2,2
aは本管1に接続された分岐管、3は内張り材である。
内張り材3は、図2の斜視図に示すように、樹脂チュ−
ブ4と、樹脂チュ−ブ4の先端部に接合された鍔5と、
鍔5と樹脂チュ−ブ4の外面を覆うフイルムチュ−ブ6
とから形成されている。樹脂チュ−ブ4と鍔5は熱硬化
性樹脂を含浸した柔軟な合成樹脂の織物や不織布からな
る。この内張り材3の円筒部は分岐管2の内径に対して
90〜100%の外径を有し、分岐管2の全長よりある程度
長く形成されている。そして、内張り材3は扁平にした
り、折り曲げられて断面積を小さくしてある。この内張
り材3の後端部には、先端部に複数の流体放出口8を有
する加熱流体供給ホ−ス7が連結され、加熱流体供給ホ
−ス7を内側にしてスイベル機構付きのドラムに巻取ら
れている。
【0018】9は本管1内を走行する自走車10に連結
された昇降手段であり、昇降手段9はパッカ−又はエア
シリンダ等を有する装置からなる。この昇降手段9の内
部には、昇降手段9の表面に先端部を連結されたエルボ
からなるガイドパイプ11が固定され、ガイドパイプ1
1の後端部にはバンド12により導入チュ−ブ13が取
り付けられている。
された昇降手段であり、昇降手段9はパッカ−又はエア
シリンダ等を有する装置からなる。この昇降手段9の内
部には、昇降手段9の表面に先端部を連結されたエルボ
からなるガイドパイプ11が固定され、ガイドパイプ1
1の後端部にはバンド12により導入チュ−ブ13が取
り付けられている。
【0019】上記のように構成された内張り材3を分岐
管2内にライニングするときは、加熱流体供給ホ−ス7
と内張り材3を巻取ったドラムを圧力容器14内に収納
し、加熱流体供給ホ−ス7の後端部を圧力容器14の流
体供給口16に接続して現地に搬入し本管1の近傍に設
置する。この圧力容器14の流体供給口16,17と流
体排出口18を温水ボイラや蒸気ボイラからなる加熱流
体発生装置19と接続する。
管2内にライニングするときは、加熱流体供給ホ−ス7
と内張り材3を巻取ったドラムを圧力容器14内に収納
し、加熱流体供給ホ−ス7の後端部を圧力容器14の流
体供給口16に接続して現地に搬入し本管1の近傍に設
置する。この圧力容器14の流体供給口16,17と流
体排出口18を温水ボイラや蒸気ボイラからなる加熱流
体発生装置19と接続する。
【0020】次に、圧力容器14の引出口15から内張
り材3の鍔5を引出し、導入チュ−ブ13とガイドパイ
プ11を通して昇降手段9の表面に仮装着し、導入チュ
−ブ13の後端部を圧力容器14の引出口15に接続す
る。
り材3の鍔5を引出し、導入チュ−ブ13とガイドパイ
プ11を通して昇降手段9の表面に仮装着し、導入チュ
−ブ13の後端部を圧力容器14の引出口15に接続す
る。
【0021】この状態で本管1内に自走車10を走行さ
せ、図3に示すように、昇降手段9が分岐管2の接続部
21に達したら自走車10を停止させ、昇降手段9を自
走車10の回動装置で回動して内張り材3の鍔5を接続
部21の位置に合わせる。その後、昇降手段9を上昇し
て鍔5を接続部21の端部に固定する。
せ、図3に示すように、昇降手段9が分岐管2の接続部
21に達したら自走車10を停止させ、昇降手段9を自
走車10の回動装置で回動して内張り材3の鍔5を接続
部21の位置に合わせる。その後、昇降手段9を上昇し
て鍔5を接続部21の端部に固定する。
【0022】次に、加熱流体発生装置19から圧力容器
14を通して導入チュ−ブ13とガイドパイプ11に加
圧流体を供給する。この加圧流体の圧力と大気圧の差圧
により、内張り材3の樹脂チュ−ブ4とフイルムチュ−
ブ6が反転し、図1に示すように、反転面22が分岐管
2内に進行し、樹脂チュ−ブ4を分岐管2の内面に密着
させる。内張り材3の反転面22が分岐管2の管路全長
の半分程度まで進行すると、内張り材3の後端に取付け
られた加熱流体供給ホ−ス7の先端部が分岐管2内に引
き込まれ始め、内張り材3の反転面22が分岐管2の開
放端に達すると加熱流体供給ホ−ス7の先端部も分岐管
2の開放端近傍に移動する。
14を通して導入チュ−ブ13とガイドパイプ11に加
圧流体を供給する。この加圧流体の圧力と大気圧の差圧
により、内張り材3の樹脂チュ−ブ4とフイルムチュ−
ブ6が反転し、図1に示すように、反転面22が分岐管
2内に進行し、樹脂チュ−ブ4を分岐管2の内面に密着
させる。内張り材3の反転面22が分岐管2の管路全長
の半分程度まで進行すると、内張り材3の後端に取付け
られた加熱流体供給ホ−ス7の先端部が分岐管2内に引
き込まれ始め、内張り材3の反転面22が分岐管2の開
放端に達すると加熱流体供給ホ−ス7の先端部も分岐管
2の開放端近傍に移動する。
【0023】内張り材3の反転面22が分岐管2の開放
端に達したら、圧力容器14の流体供給口17のバルブ
17aを閉じ、加熱流体供給ホ−ス7の後端部を接続し
てある流体供給口16のバルブ16aを開き、加熱流体
発生装置19から内張り材3の鍔5と樹脂チュ−ブ4に
含浸してある熱硬化性樹脂を加熱硬化させる温度の加熱
加圧流体を加熱流体供給ホ−ス7に供給し、先端部の流
体放出口8から放出して内張り材3とガイドパイプ1
1,導入チュ−ブ13を通しながら循環させる。
端に達したら、圧力容器14の流体供給口17のバルブ
17aを閉じ、加熱流体供給ホ−ス7の後端部を接続し
てある流体供給口16のバルブ16aを開き、加熱流体
発生装置19から内張り材3の鍔5と樹脂チュ−ブ4に
含浸してある熱硬化性樹脂を加熱硬化させる温度の加熱
加圧流体を加熱流体供給ホ−ス7に供給し、先端部の流
体放出口8から放出して内張り材3とガイドパイプ1
1,導入チュ−ブ13を通しながら循環させる。
【0024】そして、鍔5と樹脂チュ−ブ4に含浸して
ある熱硬化性樹脂が硬化するまで加熱温度を保つ。所定
時間経過して熱硬化性樹脂が硬化したら、加熱流体の供
給を停止する。その後、昇降手段9を下降させてから、
分岐管2の開放端で内張り材3の反転面22を切断し
て、加熱流体供給ホ−ス7を引き抜くことにより、分岐
管2の内面全体と本管1との接続部21を硬化した樹脂
チュ−ブ4と鍔5とで完全に覆うことができる。
ある熱硬化性樹脂が硬化するまで加熱温度を保つ。所定
時間経過して熱硬化性樹脂が硬化したら、加熱流体の供
給を停止する。その後、昇降手段9を下降させてから、
分岐管2の開放端で内張り材3の反転面22を切断し
て、加熱流体供給ホ−ス7を引き抜くことにより、分岐
管2の内面全体と本管1との接続部21を硬化した樹脂
チュ−ブ4と鍔5とで完全に覆うことができる。
【0025】その後、昇降手段9と自走車10を本管1
から引き抜き、次の分岐管2aのライニングを行う。
から引き抜き、次の分岐管2aのライニングを行う。
【0026】なお、上記実施例は導入チュ−ブ13と圧
力容器14の引出口15とを接続した場合について説明
したが、図4に示すように、導入チュ−ブ13の後端部
を本管1の端部に接続し、本管1の端部と圧力容器14
の引出口15とを他の導入パイプ23で接続するように
しても良い。
力容器14の引出口15とを接続した場合について説明
したが、図4に示すように、導入チュ−ブ13の後端部
を本管1の端部に接続し、本管1の端部と圧力容器14
の引出口15とを他の導入パイプ23で接続するように
しても良い。
【0027】また、上記各実施例は分岐管2と本管1の
接続部21を何等加工せずに樹脂チューブ4と鍔5をラ
イニングした場合について説明したが、図5に示すよう
に、接続部21の本管1側の端部と分岐管2の端部の内
面に、分岐管2の軸心と同心の円形状の複数の凹凸2
4,25や溝をあらかじめ付けておくと、鍔5と樹脂チ
ューブ4をより確実に接続部21に固定することができ
る。
接続部21を何等加工せずに樹脂チューブ4と鍔5をラ
イニングした場合について説明したが、図5に示すよう
に、接続部21の本管1側の端部と分岐管2の端部の内
面に、分岐管2の軸心と同心の円形状の複数の凹凸2
4,25や溝をあらかじめ付けておくと、鍔5と樹脂チ
ューブ4をより確実に接続部21に固定することができ
る。
【0028】このように接続部21の本管1側の端部と
分岐管2の端部に複数の凹凸24,25をや溝を付けて
おくと、分岐管2内に反転挿入した内張り材3の鍔5と
樹脂チュ−ブ4に含浸した熱硬化性樹脂を加熱硬化する
ときに、熱硬化性樹脂が凹部に浸透して硬化する。この
ため熱硬化性樹脂による化学的接着に物理的な接合か加
わり、接続部21に対する鍔5と樹脂チュ−ブ4の接合
強度をより高めることができる。
分岐管2の端部に複数の凹凸24,25をや溝を付けて
おくと、分岐管2内に反転挿入した内張り材3の鍔5と
樹脂チュ−ブ4に含浸した熱硬化性樹脂を加熱硬化する
ときに、熱硬化性樹脂が凹部に浸透して硬化する。この
ため熱硬化性樹脂による化学的接着に物理的な接合か加
わり、接続部21に対する鍔5と樹脂チュ−ブ4の接合
強度をより高めることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、鍔付き
の内張り材で分岐管と分岐管の本管接続部を一度でライ
ニングするから、施工時間を短縮することができるとと
もに、均一な品質を有する合成樹脂層を分岐管と分岐管
の本管接続部に形成することができる。
の内張り材で分岐管と分岐管の本管接続部を一度でライ
ニングするから、施工時間を短縮することができるとと
もに、均一な品質を有する合成樹脂層を分岐管と分岐管
の本管接続部に形成することができる。
【0030】また、内張り材をライニングするときに、
熱硬化性樹脂を含浸した柔軟な鍔と樹脂チュ−ブ及びフ
イルムチュ−ブからなる内張り材の鍔部を昇降手段の表
面に取付けて、本管側から分岐管の本管接続部に移動
し、昇降手段により内張り材の鍔を接続部に押し当てる
ことにより、柔軟な鍔を分岐管の本管接続部に確実に密
着させることができる。
熱硬化性樹脂を含浸した柔軟な鍔と樹脂チュ−ブ及びフ
イルムチュ−ブからなる内張り材の鍔部を昇降手段の表
面に取付けて、本管側から分岐管の本管接続部に移動
し、昇降手段により内張り材の鍔を接続部に押し当てる
ことにより、柔軟な鍔を分岐管の本管接続部に確実に密
着させることができる。
【0031】また、内張り材の鍔を分岐管の本管接続部
に密着させた後、内張り材を加圧流体により分岐管内に
反転挿入することにより、樹脂チュ−ブを分岐管内面全
体に確実に密着させることができる。
に密着させた後、内張り材を加圧流体により分岐管内に
反転挿入することにより、樹脂チュ−ブを分岐管内面全
体に確実に密着させることができる。
【0032】この密着した内張り材の内部に加熱流体供
給ホ−スにより加熱流体を供給し、樹脂チュ−ブと鍔に
含浸した熱硬化性樹脂を加熱硬化することにより、分岐
管と本管接続部を合成樹脂で完全に覆うことができ、分
岐管からの流体の洩れ等を防止することができる。
給ホ−スにより加熱流体を供給し、樹脂チュ−ブと鍔に
含浸した熱硬化性樹脂を加熱硬化することにより、分岐
管と本管接続部を合成樹脂で完全に覆うことができ、分
岐管からの流体の洩れ等を防止することができる。
【0033】また、複数の分岐管に対する施工をほとん
ど本管側の1箇所で行うことができるから、施工能率を
向上させることができるとともに、施工費用を低減する
こともできる。
ど本管側の1箇所で行うことができるから、施工能率を
向上させることができるとともに、施工費用を低減する
こともできる。
【0034】また、内張り材を分岐管内に反転挿入する
前に、あらかじめ分岐管と本管の接続部の分岐管と本管
の端部内面に、分岐管の軸心と同心の円形状の複数の凹
凸や溝を付けておくと、内張り材に含浸した熱硬化性樹
脂を加熱,硬化するときに、熱硬化性樹脂が凹部に浸透
し、樹脂チューブと鍔の接続部に対する密着強度をより
高めることができる。
前に、あらかじめ分岐管と本管の接続部の分岐管と本管
の端部内面に、分岐管の軸心と同心の円形状の複数の凹
凸や溝を付けておくと、内張り材に含浸した熱硬化性樹
脂を加熱,硬化するときに、熱硬化性樹脂が凹部に浸透
し、樹脂チューブと鍔の接続部に対する密着強度をより
高めることができる。
【図1】この発明の実施例を示す断面図である。
【図2】内張り材を示す斜視図である。
【図3】内張り材のライニング工程を示す断面図であ
る。
る。
【図4】他の実施例を示す断面図である。
【図5】第3の実施例を示す断面図である。
1 本管 2 分岐管 3 内張り材 4 樹脂チュ−ブ 5 鍔 6 フイルムチュ−ブ 7 加熱流体供給ホ−ス 9 昇降手段 10 自走車 11 ガイドパイプ 13 導入チュ−ブ 14 圧力容器 19 加熱流体発生装置 22 反転面 24 溝 25 溝
Claims (2)
- 【請求項1】 熱硬化性樹脂を含浸した柔軟な樹脂チュ
−ブと、耐熱性と抗張力を有し樹脂チュ−ブの外面を覆
うフイルムチュ−ブとからなり、先端部に鍔を有する内
張り材を断面積が小さくなるように形状を変えて後端部
に加圧流体供給ホ−スを連結して圧力容器内に収納し、
昇降手段の表面に先端部を取付けたガイドパイプの後端
部に導入チュ−ブを接続し、上記内張り材の鍔部を圧力
容器の引出口から引出し、導入チュ−ブ,ガイドパイプ
を通して昇降手段の表面に取付け、導入チュ−ブの後端
部と圧力反転容器の引出口を連結し、昇降手段を分岐管
の本管接続部まで移動し、昇降手段を駆動して内張り材
の鍔を分岐管の本管接続部に押し当て、圧力容器から加
圧流体を供給して内張り材を分岐管内に反転挿入し、加
圧流体供給ホ−スを通して加熱加圧流体を供給して内張
り材を加熱,硬化することを特徴とする分岐管のライニ
ング工法。 - 【請求項2】 内張り材を分岐管にライニングする前
に、あらかじめ分岐管の本管接続部近傍の内周面に内周
に沿った複数の凹凸を設け、本管の分岐管との接続部周
囲の内張り材の鍔との連結面に分岐管の軸心を中心とし
た同心円状の複数の凹凸を付けておく請求項1記載の分
岐管のライニング工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193633A JPH0717014B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 分岐管のライニング工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3193633A JPH0717014B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 分岐管のライニング工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516240A JPH0516240A (ja) | 1993-01-26 |
| JPH0717014B2 true JPH0717014B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=16311191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3193633A Expired - Lifetime JPH0717014B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 分岐管のライニング工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717014B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2530553B2 (ja) * | 1993-03-23 | 1996-09-04 | 株式会社湘南合成樹脂製作所 | 枝管ライニング工法 |
| US6001212A (en) * | 1996-03-25 | 1999-12-14 | Insituform (Netherlands) B.V. | Method for lining of lateral pipelines with flow-through apparatus |
| US6540439B2 (en) | 2000-06-27 | 2003-04-01 | Terre Hill Silo Company | Junction seal between a liner of an underground structure and a penetrating pipe |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3193633A patent/JPH0717014B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0516240A (ja) | 1993-01-26 |
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