JPH0717044B2 - 框状端縁を有する化粧板の製造方法 - Google Patents
框状端縁を有する化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0717044B2 JPH0717044B2 JP62017760A JP1776087A JPH0717044B2 JP H0717044 B2 JPH0717044 B2 JP H0717044B2 JP 62017760 A JP62017760 A JP 62017760A JP 1776087 A JP1776087 A JP 1776087A JP H0717044 B2 JPH0717044 B2 JP H0717044B2
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- JP
- Japan
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- decorative
- frame
- base material
- sheet
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、框状端縁を有する化粧板の製造方法に関する
ものである。
ものである。
(従来の技術) 従来、建具や家具・ドア等の開閉扉に使用される化粧板
で、その表面の周囲に框状の板材を取付けたものがあ
る。
で、その表面の周囲に框状の板材を取付けたものがあ
る。
このような框状端縁を有する化粧板を形成するには、天
地及び左右の框状板材を化粧基板の周囲に取付け、この
框状板材を含む全表面を化粧フィルムで被覆するか、ま
たは框状板材を組み合わせて予め枠状に形成し、この枠
の内部に化粧フィルムで被覆したリブボードを嵌め込ん
で固定する等の手段が取られている。
地及び左右の框状板材を化粧基板の周囲に取付け、この
框状板材を含む全表面を化粧フィルムで被覆するか、ま
たは框状板材を組み合わせて予め枠状に形成し、この枠
の内部に化粧フィルムで被覆したリブボードを嵌め込ん
で固定する等の手段が取られている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記した従来技術のうち前者の場合には、化粧フィルム
で框状部材および化粧基板全体を被覆するので貼着作業
がむずかしいばかりでなく、材質の相違によって反り等
が発生すると部分的にフィルムが剥れる欠点があり、ま
たせっかくの框が目立たないで意匠的効果が薄れてしま
うことが多い。
で框状部材および化粧基板全体を被覆するので貼着作業
がむずかしいばかりでなく、材質の相違によって反り等
が発生すると部分的にフィルムが剥れる欠点があり、ま
たせっかくの框が目立たないで意匠的効果が薄れてしま
うことが多い。
一方、後者の場合には、框状部材とリブボードの接合部
分(突合わせ部分)で反り等の変形が生じやすく、組立
て精度にも問題がある。
分(突合わせ部分)で反り等の変形が生じやすく、組立
て精度にも問題がある。
又、前者、後者共に化粧フィルムを貼っている為、せっ
かく木質基材が持つ質感を殺してしまっていて意匠的に
プラスチック成形品のような感じを受けるものになって
しまう。
かく木質基材が持つ質感を殺してしまっていて意匠的に
プラスチック成形品のような感じを受けるものになって
しまう。
本発明は、上記のような従来の問題点を解決するために
なされた、製造が容易で、反り等の変形に対してもフィ
ルムが無い転写方式なので剥れたりせず、又、木質基材
の持つ質感(木の照り)を生かすことが出来るので塗装
材並の意匠性を持ち、尚且つ框としての意匠的効果も充
分挙げられるようにした框状端縁を有する化粧板の製造
方法を提供することを目的とする。
なされた、製造が容易で、反り等の変形に対してもフィ
ルムが無い転写方式なので剥れたりせず、又、木質基材
の持つ質感(木の照り)を生かすことが出来るので塗装
材並の意匠性を持ち、尚且つ框としての意匠的効果も充
分挙げられるようにした框状端縁を有する化粧板の製造
方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決する為の手段) このような問題点を解決する為の手段として、離型性を
有する基体シートと木目柄を有する転写層とから成る転
写シートを用い、ベースとなる木質基板の表面に接着剤
を塗布した後、転写層側を接着剤に重ねて加圧し、接着
剤が硬化した後に基体シートを剥離除去する。
有する基体シートと木目柄を有する転写層とから成る転
写シートを用い、ベースとなる木質基板の表面に接着剤
を塗布した後、転写層側を接着剤に重ねて加圧し、接着
剤が硬化した後に基体シートを剥離除去する。
次に前記化粧基板の表面の周囲に框状の芯材を取付ける
と共にスリット状の溝を前記芯材より内側に芯材と平行
方向に切設する。
と共にスリット状の溝を前記芯材より内側に芯材と平行
方向に切設する。
次に木質基板よりも大きい寸法の薄い木質基材の表面に
接着剤を介して転写シートを重ねたものを薄い木質基材
を内側にして前記化粧基板の裏面に貼合し、化粧基板の
側端部分にはみ出した薄い木質基材の裏面にVカットや
櫛目カット加工を施し、化粧基板の側面および芯材に被
着し、その端部を前記溝に差込むと共に転写シートの基
体シートを剥離除去し、接着固定することを特徴とする
ものである。
接着剤を介して転写シートを重ねたものを薄い木質基材
を内側にして前記化粧基板の裏面に貼合し、化粧基板の
側端部分にはみ出した薄い木質基材の裏面にVカットや
櫛目カット加工を施し、化粧基板の側面および芯材に被
着し、その端部を前記溝に差込むと共に転写シートの基
体シートを剥離除去し、接着固定することを特徴とする
ものである。
(作用) 得られる化粧板は表面にシート状物を有しておらず、基
板の木質感を生かしたものとなるが、このような化粧板
には通常はVカット加工や櫛目カット加工が施せない。
板の木質感を生かしたものとなるが、このような化粧板
には通常はVカット加工や櫛目カット加工が施せない。
しかるに、本願の方法によれば加工時には転写シートの
基体シートが貼り合わされた状態にあるためにVカット
加工や櫛目カット加工が容易に行なえ、意匠効果の高い
化粧板が精度良く製造できる。
基体シートが貼り合わされた状態にあるためにVカット
加工や櫛目カット加工が容易に行なえ、意匠効果の高い
化粧板が精度良く製造できる。
(実施例) まず重量60g/m2の表面が平滑な紙にエクストルーダーラ
ミネート法により、ポリプロピレン樹脂を20μの厚さに
ラミネートして基体シートを作製し、更にその上にアク
リル・ウレタン樹脂を厚さ3μになるように塗布して表
面保護層を形成した。次いでその上に、塩化ビニルと酢
酸ビニルの共重合樹脂をバインダーとするグラビアイン
キを用いて、オークの木目柄を印刷して第1図に示すよ
うな転写シートを得た。
ミネート法により、ポリプロピレン樹脂を20μの厚さに
ラミネートして基体シートを作製し、更にその上にアク
リル・ウレタン樹脂を厚さ3μになるように塗布して表
面保護層を形成した。次いでその上に、塩化ビニルと酢
酸ビニルの共重合樹脂をバインダーとするグラビアイン
キを用いて、オークの木目柄を印刷して第1図に示すよ
うな転写シートを得た。
次に、厚さ9mmの合板の表面にエチレン・酢酸ビニル共
重合樹脂系の接着剤を80g/m2(ウエット)塗布し、接着
剤が流動性を有している間に前記転写シートの転写層側
を接着剤塗布面に貼り重ね、接着剤が硬化した後に基体
シートを剥して第2図に示すような化粧基板を得た。
重合樹脂系の接着剤を80g/m2(ウエット)塗布し、接着
剤が流動性を有している間に前記転写シートの転写層側
を接着剤塗布面に貼り重ね、接着剤が硬化した後に基体
シートを剥して第2図に示すような化粧基板を得た。
次に第3図に示すように、この化粧基板の表面に傾斜面
を有する框状の芯材(7a)(厚さ5.5mm)を上下端に固
定し、その芯材の内側の縁に沿って芯材と平行にスリッ
ト状の溝(8)(巾3mm深さ4mm)を傾斜状態で形成す
る。この溝の傾斜角は、前記芯材の傾斜面の傾斜角とほ
ぼ同じ角度に設定する。又化粧基板の上下の側面(端
面)には、厚さ2.7mmの薄い合板に前記転写シートをラ
ミネートした折り曲げ可能な化粧材(9a)を貼着する。
該化粧材には、その折り目部分に沿って前記薄い合板の
裏面に櫛目カット(11)を施す。このとき、櫛目カット
は溝の底が表面に達しないように注意する。この化粧材
(9a)は、第4図に示すように前記芯材(7a)に被着す
ると共に、先端部を前記スリット状の溝(8)に差込ん
で接着固定する。これによって天地の框が形成される。
を有する框状の芯材(7a)(厚さ5.5mm)を上下端に固
定し、その芯材の内側の縁に沿って芯材と平行にスリッ
ト状の溝(8)(巾3mm深さ4mm)を傾斜状態で形成す
る。この溝の傾斜角は、前記芯材の傾斜面の傾斜角とほ
ぼ同じ角度に設定する。又化粧基板の上下の側面(端
面)には、厚さ2.7mmの薄い合板に前記転写シートをラ
ミネートした折り曲げ可能な化粧材(9a)を貼着する。
該化粧材には、その折り目部分に沿って前記薄い合板の
裏面に櫛目カット(11)を施す。このとき、櫛目カット
は溝の底が表面に達しないように注意する。この化粧材
(9a)は、第4図に示すように前記芯材(7a)に被着す
ると共に、先端部を前記スリット状の溝(8)に差込ん
で接着固定する。これによって天地の框が形成される。
次に、前記化粧基板の上面の両側部に傾斜面を有する框
状の芯材(7b)(厚さ5.5mm)を取付ける。その両端部
は前記上下の芯材(7a)に突き合せてあり、その芯材の
内側の縁に沿って芯材と平行にスリット状の溝(図示せ
ず)が傾斜状態で化粧基板に形成される。このとき、溝
は前記上下の芯材(7a)および前記化粧材(9a)をも横
切って、化粧基板(6)の端面まで至るように形成され
る。この場合も溝の傾斜角は前記芯材(7b)の内側傾斜
面の傾斜角度とほぼ同じ角度に形成する。
状の芯材(7b)(厚さ5.5mm)を取付ける。その両端部
は前記上下の芯材(7a)に突き合せてあり、その芯材の
内側の縁に沿って芯材と平行にスリット状の溝(図示せ
ず)が傾斜状態で化粧基板に形成される。このとき、溝
は前記上下の芯材(7a)および前記化粧材(9a)をも横
切って、化粧基板(6)の端面まで至るように形成され
る。この場合も溝の傾斜角は前記芯材(7b)の内側傾斜
面の傾斜角度とほぼ同じ角度に形成する。
次に、木質基板(5)の裏面に前記の化粧材(9a)と同
様に薄い合板に転写シートをラミネートした折り曲げ可
能な化粧材(9b)を貼着する。化粧材(9b)は木質基板
(5)よりも寸法が大きく、両側にはみ出した端部は差
し込み片となり、薄い合板の裏面には折り曲げ用のVカ
ットや櫛目カットが施されている。この化粧材(9b)は
第5図に示すように木質基板(5)の側面および芯材
(7b)に被着すると共にその先端部を前記溝に差込んで
接着固定し、これによって左右の框が形成される。
様に薄い合板に転写シートをラミネートした折り曲げ可
能な化粧材(9b)を貼着する。化粧材(9b)は木質基板
(5)よりも寸法が大きく、両側にはみ出した端部は差
し込み片となり、薄い合板の裏面には折り曲げ用のVカ
ットや櫛目カットが施されている。この化粧材(9b)は
第5図に示すように木質基板(5)の側面および芯材
(7b)に被着すると共にその先端部を前記溝に差込んで
接着固定し、これによって左右の框が形成される。
なお、芯材(7a)の両端部において前記化粧材(9a)と
化粧材(9b)とがオーバーラップするが、この部分の化
粧材(9a)を予め切除しておけばオーバーラップを回避
することが出来る。
化粧材(9b)とがオーバーラップするが、この部分の化
粧材(9a)を予め切除しておけばオーバーラップを回避
することが出来る。
なお、框状端縁は化粧板の天地のみあるいは左右のみに
形成しても良い。
形成しても良い。
(発明の効果) 本発明の方法は、以上のように化粧材の端部を化粧基板
に形成した溝に差し込んで接着固定することによって框
部分を形成するので、化粧基板と框部分との間に隙間等
を生じることがなく、又、化粧層は転写シートによって
転写形成されているのでシートが存在せず、木質基板や
薄い合板の表面の自然の質感を充分に生かすことができ
る。しかも、転写シートの基体シートは框部分の形成後
に剥せば良いから、框部分の加工中も化粧フィルムを使
用する従来品と同じように扱うことができる。
に形成した溝に差し込んで接着固定することによって框
部分を形成するので、化粧基板と框部分との間に隙間等
を生じることがなく、又、化粧層は転写シートによって
転写形成されているのでシートが存在せず、木質基板や
薄い合板の表面の自然の質感を充分に生かすことができ
る。しかも、転写シートの基体シートは框部分の形成後
に剥せば良いから、框部分の加工中も化粧フィルムを使
用する従来品と同じように扱うことができる。
図面は本発明方法を説明するものであり、第1図は転写
シートの断面図、第2図は木質基板に転写している状態
の説明図、第3図は化粧板の構成を示す分解斜視図で、
その一部を省略したもの、第4図は天地の框部分の構成
を示す断面図、第5図は左右の框部分の構成を示す断面
図である。 (1)……基本シート、(2)……転写層 (3)……転写シート、(4)……接着剤 (5)……木質基板、(6)……化粧基板 (7a)、(7b)……芯材、(8)……溝 (9a)、(9b)……化粧材、(10)……Vカット (11)……櫛目カット
シートの断面図、第2図は木質基板に転写している状態
の説明図、第3図は化粧板の構成を示す分解斜視図で、
その一部を省略したもの、第4図は天地の框部分の構成
を示す断面図、第5図は左右の框部分の構成を示す断面
図である。 (1)……基本シート、(2)……転写層 (3)……転写シート、(4)……接着剤 (5)……木質基板、(6)……化粧基板 (7a)、(7b)……芯材、(8)……溝 (9a)、(9b)……化粧材、(10)……Vカット (11)……櫛目カット
フロントページの続き (72)発明者 高橋 富雄 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 審査官 鴨野 研一
Claims (1)
- 【請求項1】基体シートとその上に施された木目柄を有
する転写層とからなる転写シートを、転写層側を内側に
し、接着剤を介して木質基板の表面に重ね合わせ、接着
剤が硬化した後に基体シートを剥離除去して化粧基板を
作製し、次いで該化粧基板の表面に框状の芯材を取付け
ると共にスリット状の溝を前記芯材より内側に芯材と平
行方向に切設する第1工程。前記木質基板よりも大きい
寸法の薄い木質基材の表面に接着剤を介して転写シート
を重ねたものを薄い木質基材を内側にして前記化粧基板
の裏面に貼合し、化粧基板の側端部分にはみ出した薄い
木質基材の裏面にVカットおよび/または櫛目カット加
工を施して、前記化粧基板の側面及び芯材に被着し、そ
の端部を前記溝に差込むと共に転写シートの基体シート
を剥離除去し、接着固定する第2工程。 以上の工程より成ることを特徴とする框状端縁を有する
化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62017760A JPH0717044B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 框状端縁を有する化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62017760A JPH0717044B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 框状端縁を有する化粧板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63185632A JPS63185632A (ja) | 1988-08-01 |
| JPH0717044B2 true JPH0717044B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=11952674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62017760A Expired - Lifetime JPH0717044B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 框状端縁を有する化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717044B2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-28 JP JP62017760A patent/JPH0717044B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63185632A (ja) | 1988-08-01 |
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