JPH0717050A - インクジェットプリンタにおけるフィルタ装置 - Google Patents
インクジェットプリンタにおけるフィルタ装置Info
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- JPH0717050A JPH0717050A JP5164786A JP16478693A JPH0717050A JP H0717050 A JPH0717050 A JP H0717050A JP 5164786 A JP5164786 A JP 5164786A JP 16478693 A JP16478693 A JP 16478693A JP H0717050 A JPH0717050 A JP H0717050A
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17563—Ink filters
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インクジェットプリンタのインク吐出ノズル6
に塵及び気泡を流入させないようにしてインク不吐出を
無くする。 【構成】インクリザバ7からインク吐出ノズル6へのイ
ンク供給経路中に設けてなるフィルタ装置14におい
て、フィルタ室15の入口17と出口18との間には、
2枚の平板状の透気性薄膜20,20を適宜間隔へだて
て平行配設して負圧室16と区画し、この2枚の透気性
薄膜20,20の間に平板状のフィルタ部材21を適宜
の隙間H隔てて平行配置する。フィルタ部材21を通過
するときインクに含まれる塵を捕捉する。また、負圧発
生装置23により負圧室16の大気圧より低くし、フィ
ルタ室15内のインクに含まれる気泡を除去する。
に塵及び気泡を流入させないようにしてインク不吐出を
無くする。 【構成】インクリザバ7からインク吐出ノズル6へのイ
ンク供給経路中に設けてなるフィルタ装置14におい
て、フィルタ室15の入口17と出口18との間には、
2枚の平板状の透気性薄膜20,20を適宜間隔へだて
て平行配設して負圧室16と区画し、この2枚の透気性
薄膜20,20の間に平板状のフィルタ部材21を適宜
の隙間H隔てて平行配置する。フィルタ部材21を通過
するときインクに含まれる塵を捕捉する。また、負圧発
生装置23により負圧室16の大気圧より低くし、フィ
ルタ室15内のインクに含まれる気泡を除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タにおけるインク吐出ノズルへのインク供給経路中に、
インク中の異物及び気泡を除去するために設けたフィル
タ装置の構造に関するものである。
タにおけるインク吐出ノズルへのインク供給経路中に、
インク中の異物及び気泡を除去するために設けたフィル
タ装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、インクジェッ
トプリンタにおいて、インク噴射部101を備えた印字
ヘッド100にフィルタ装置102が一体的に組み込ま
れたものが提案されている。この装置によれば、インク
噴射部101は、ピエゾ振動素子103による振動によ
り、インク吐出室104内に供給されたインク105を
直径50ミクロンのオリフィス孔からなるインク吐出ノ
ズル106から滴状に記録用紙(図示せず)の用紙に向
かって吐出されるように構成されている。
トプリンタにおいて、インク噴射部101を備えた印字
ヘッド100にフィルタ装置102が一体的に組み込ま
れたものが提案されている。この装置によれば、インク
噴射部101は、ピエゾ振動素子103による振動によ
り、インク吐出室104内に供給されたインク105を
直径50ミクロンのオリフィス孔からなるインク吐出ノ
ズル106から滴状に記録用紙(図示せず)の用紙に向
かって吐出されるように構成されている。
【0003】一方、インク105が蓄えられたインク貯
蔵室(以下、インクリザバと称する)107の上部側に
はインク供給口108と大気に連通するエアベント10
9とが設けられている。インクリザバ107の下端側か
ら前記インク噴射部101の間には、負圧室110を形
成し、該負圧室110内には、インクリザバ107の下
端側口107aからインク噴射部101の入口101a
に連通するインク通路112を左右一対の透気性薄膜1
11,111にて形成する。
蔵室(以下、インクリザバと称する)107の上部側に
はインク供給口108と大気に連通するエアベント10
9とが設けられている。インクリザバ107の下端側か
ら前記インク噴射部101の間には、負圧室110を形
成し、該負圧室110内には、インクリザバ107の下
端側口107aからインク噴射部101の入口101a
に連通するインク通路112を左右一対の透気性薄膜1
11,111にて形成する。
【0004】そして、前記インクリザバ107内には、
インク供給口108と大気に連通するエアベント109
とを仕切るようにフィルタ装置102を配置するもので
ある。この構成によれば、インク供給口108から供給
されたインク105内の塵等の異物はフィルタ装置10
2を図4中右側に通過するときに捕捉・除去される。綺
麗なインクはインクリザバ107内の右側室の下端側口
107aからインク噴射部101の入口101aに向か
って流れる途中において、当該インク内に含まれる空気
(微細な泡状、気泡)は、前記透気性薄膜111,11
1から負圧室110に抜き出される。
インク供給口108と大気に連通するエアベント109
とを仕切るようにフィルタ装置102を配置するもので
ある。この構成によれば、インク供給口108から供給
されたインク105内の塵等の異物はフィルタ装置10
2を図4中右側に通過するときに捕捉・除去される。綺
麗なインクはインクリザバ107内の右側室の下端側口
107aからインク噴射部101の入口101aに向か
って流れる途中において、当該インク内に含まれる空気
(微細な泡状、気泡)は、前記透気性薄膜111,11
1から負圧室110に抜き出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
構成によれば、次のような不都合があった。即ち、図4
に示すように、インクリザバ107内に配置するフィル
タ装置102がインク供給口108側に近い側に位置さ
せた場合、フィルタ装置102より左側の室の体積が小
さくなると共にインク内の塵を捕捉・除去するため、フ
ィルタ装置の102の目を細かくしていることとが相ま
って、大きい圧力でインク供給口10からインクを押し
込まないと、インク供給量がインク噴射部101で消費
されるインク消費量を上まわることができなかった。ま
た、インク供給量がインク消費量を下まわると、図4の
フィルタ装置102より左側の室内のインク量が欠乏し
て、インクリザバ107の右側室内のインクに気泡が含
まれ易くなり、その結果、インク噴射部でインクを吐出
できなくなることがある。
構成によれば、次のような不都合があった。即ち、図4
に示すように、インクリザバ107内に配置するフィル
タ装置102がインク供給口108側に近い側に位置さ
せた場合、フィルタ装置102より左側の室の体積が小
さくなると共にインク内の塵を捕捉・除去するため、フ
ィルタ装置の102の目を細かくしていることとが相ま
って、大きい圧力でインク供給口10からインクを押し
込まないと、インク供給量がインク噴射部101で消費
されるインク消費量を上まわることができなかった。ま
た、インク供給量がインク消費量を下まわると、図4の
フィルタ装置102より左側の室内のインク量が欠乏し
て、インクリザバ107の右側室内のインクに気泡が含
まれ易くなり、その結果、インク噴射部でインクを吐出
できなくなることがある。
【0006】反対に、図4の一点鎖線で示すように、イ
ンクリザバ107内の右寄り部位にフィルタ装置102
を配置した場合、インクリザバ107にインクを供給す
るのに圧力は必要でなくなるが、インク噴射部101か
らのインク消費量が多いと、フィルタ装置102を通過
するインク量が追いつかず、フィルタ装置102より右
側の室内のインク量(濾過済みインク量)が急速に減少
し易いから、インクリザバ107の下端側口107aか
らインク通路112内に空気(気泡)を吸い込み易くな
り、透気性薄膜111箇所から負圧室110への空気の
吸引(気泡の除去)が追いつかず、インク噴射部101
内に気泡が溜まって、インク不吐出現象が生じ易いとい
う問題があった。
ンクリザバ107内の右寄り部位にフィルタ装置102
を配置した場合、インクリザバ107にインクを供給す
るのに圧力は必要でなくなるが、インク噴射部101か
らのインク消費量が多いと、フィルタ装置102を通過
するインク量が追いつかず、フィルタ装置102より右
側の室内のインク量(濾過済みインク量)が急速に減少
し易いから、インクリザバ107の下端側口107aか
らインク通路112内に空気(気泡)を吸い込み易くな
り、透気性薄膜111箇所から負圧室110への空気の
吸引(気泡の除去)が追いつかず、インク噴射部101
内に気泡が溜まって、インク不吐出現象が生じ易いとい
う問題があった。
【0007】さらに、図4の二点鎖線のように、インク
リザバ107内を上下に仕切るようにフィルタ装置10
2を配設したときには、このフィルタ装置102の目が
細かいため、長期間の使用中にインク内に含まれる空気
が大きい気泡となってフィルタ装置102の下面側に溜
まり、このフィルタ装置102におけるインク通過面積
が少なくなり、インク供給機能が劣化し、酷い場合には
フィルタ装置102の下面全体が気泡で覆われて、イン
クが不吐出となるという問題があった。
リザバ107内を上下に仕切るようにフィルタ装置10
2を配設したときには、このフィルタ装置102の目が
細かいため、長期間の使用中にインク内に含まれる空気
が大きい気泡となってフィルタ装置102の下面側に溜
まり、このフィルタ装置102におけるインク通過面積
が少なくなり、インク供給機能が劣化し、酷い場合には
フィルタ装置102の下面全体が気泡で覆われて、イン
クが不吐出となるという問題があった。
【0008】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたものであって、インク内の塵の除去機能を確保
しつつ、且つインク不吐出現象も生じないインクジェッ
トプリンタを提供することを目的とするものである。
なされたものであって、インク内の塵の除去機能を確保
しつつ、且つインク不吐出現象も生じないインクジェッ
トプリンタを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、インク吐出ノズルへのインク供給経路中
にフィルタ装置を設けてなるインクジェットプリンタに
おいて、フィルタ室の入口と出口との間には、フィルタ
部材をインクの流通方向に略沿って配設し、該フィルタ
部材の広幅面と適宜隔てて平行状に透気性部材を配設
し、この透気性部材における前記フィルタ部材と反対側
面に負圧を付与する負圧室を形成したものである。
め、本発明は、インク吐出ノズルへのインク供給経路中
にフィルタ装置を設けてなるインクジェットプリンタに
おいて、フィルタ室の入口と出口との間には、フィルタ
部材をインクの流通方向に略沿って配設し、該フィルタ
部材の広幅面と適宜隔てて平行状に透気性部材を配設
し、この透気性部材における前記フィルタ部材と反対側
面に負圧を付与する負圧室を形成したものである。
【0010】
【実施例】次に本発明を具体化した実施例について説明
する。図1は本発明の印字ヘッド1の第1実施例の縦断
面図、図2は図1のII−II線で示す横断面図を示し、印
字ヘッド1には複数のインク噴射部2が横一列状に配置
されている。この装置によれば、各インク噴射部2は、
ピエゾ振動素子3による振動により、インク吐出室4内
に供給されたインク5を直径50ミクロンのオリフィス
孔からなるインク吐出ノズル6から滴状に記録用紙(図
示せず)の用紙の表面に向かって吐出されるように構成
されている。
する。図1は本発明の印字ヘッド1の第1実施例の縦断
面図、図2は図1のII−II線で示す横断面図を示し、印
字ヘッド1には複数のインク噴射部2が横一列状に配置
されている。この装置によれば、各インク噴射部2は、
ピエゾ振動素子3による振動により、インク吐出室4内
に供給されたインク5を直径50ミクロンのオリフィス
孔からなるインク吐出ノズル6から滴状に記録用紙(図
示せず)の用紙の表面に向かって吐出されるように構成
されている。
【0011】印字ヘッド1は、従来公知のプリンタの構
造と同様に図示しない移動手段により、記録用紙の表面
と対向させた状態で左右移動するようになっている。一
方、インク5が蓄えられたインクリザバ7の上部側には
インク供給口8を、また上端には大気開放孔9をそれぞ
れ設け、大気開放孔9からチューブを介して二股に別れ
た一方を大気に連通するエアベント10に、他方をパー
ジ圧発生装置11に接続している。前記インク供給口8
にはチェックバルブ12を設け、インクレザバ7からイ
ンク供給口8外側へのインクの逆流を防止するような構
造となっている。
造と同様に図示しない移動手段により、記録用紙の表面
と対向させた状態で左右移動するようになっている。一
方、インク5が蓄えられたインクリザバ7の上部側には
インク供給口8を、また上端には大気開放孔9をそれぞ
れ設け、大気開放孔9からチューブを介して二股に別れ
た一方を大気に連通するエアベント10に、他方をパー
ジ圧発生装置11に接続している。前記インク供給口8
にはチェックバルブ12を設け、インクレザバ7からイ
ンク供給口8外側へのインクの逆流を防止するような構
造となっている。
【0012】インクリザバ7の下端側に開口する連通路
13から前記インク噴射部2の間には、本発明のフィル
タ装置14が形成されている。このフィルタ装置14
は、フィルタ室15と負圧室16とに区画されるように
構成されている。第1実施例では、図1及び図2に示す
ように、フィルタ室15の入口17と出口18とを繋ぐ
一対の平行配置した平板状の透気性部材である透気性薄
膜20,20によりフィルタ室15と負圧室16とに区
画され、該一対の透気性薄膜20,20の間にあって適
宜狭い間隔Hだけ隔てて平行状に配置する平板状の1枚
のフィルタ部材21にて前記フィルタ室15を上流側室
15aと下流側室15bとに仕切るものであり、インク
リザバ7からのインクは上流側室15aから下流側室1
5bを経てインク噴射部2に向かって流通する構成であ
る。
13から前記インク噴射部2の間には、本発明のフィル
タ装置14が形成されている。このフィルタ装置14
は、フィルタ室15と負圧室16とに区画されるように
構成されている。第1実施例では、図1及び図2に示す
ように、フィルタ室15の入口17と出口18とを繋ぐ
一対の平行配置した平板状の透気性部材である透気性薄
膜20,20によりフィルタ室15と負圧室16とに区
画され、該一対の透気性薄膜20,20の間にあって適
宜狭い間隔Hだけ隔てて平行状に配置する平板状の1枚
のフィルタ部材21にて前記フィルタ室15を上流側室
15aと下流側室15bとに仕切るものであり、インク
リザバ7からのインクは上流側室15aから下流側室1
5bを経てインク噴射部2に向かって流通する構成であ
る。
【0013】透気性薄膜20は、インク5は通過できな
いが、インク中の空気(気泡)は通過できる特性を有
し、ナイロン樹脂製繊維、シリコン樹脂製繊維等の合成
樹脂製繊維を細かい目(メッシュ)で編んだ織物(織
布)から構成されている。フィルタ部材21は、「Twil
l Dutch Weave 」と呼ばれる編み方にて線径50ミクロ
ンのステンレス線を編んだものや、ナイロン樹脂製繊
維、シリコン樹脂製繊維の織物からなり、10ミクロン
のメッシュを形成したもので、前記直径50ミクロンの
インク吐出ノズル6に塵が詰まらないようにする。他の
実施例として、薄金属板に、電子ビーム穿孔またはレー
ザビーム穿孔を施したものや、パターンエッチングによ
り、所望のメッシュのフィルタ部材21を形成しても良
い。
いが、インク中の空気(気泡)は通過できる特性を有
し、ナイロン樹脂製繊維、シリコン樹脂製繊維等の合成
樹脂製繊維を細かい目(メッシュ)で編んだ織物(織
布)から構成されている。フィルタ部材21は、「Twil
l Dutch Weave 」と呼ばれる編み方にて線径50ミクロ
ンのステンレス線を編んだものや、ナイロン樹脂製繊
維、シリコン樹脂製繊維の織物からなり、10ミクロン
のメッシュを形成したもので、前記直径50ミクロンの
インク吐出ノズル6に塵が詰まらないようにする。他の
実施例として、薄金属板に、電子ビーム穿孔またはレー
ザビーム穿孔を施したものや、パターンエッチングによ
り、所望のメッシュのフィルタ部材21を形成しても良
い。
【0014】前記負圧室16は第1実施例では図1及び
図2に示すように、2つ存在し、量負圧室16,16を
チューブ22にて連通し、ピストンとシリンダと逆止弁
及び駆動手段等からなる負圧発生装置23に接続するこ
れにより、負圧室16は−60cmHg〜−70cmHg程度の
負圧を発生させることができる。なお、平板状の透気性
薄膜20の端面及びフィルタ部材21の端面が印字ヘッ
ド1における外部(大気)に露出すると、その露出箇所
から空気が侵入し、またはインクが漏れ出すことになる
ので、前記端面を不透気性の接着剤等にて封止(密閉)
することが望ましい。
図2に示すように、2つ存在し、量負圧室16,16を
チューブ22にて連通し、ピストンとシリンダと逆止弁
及び駆動手段等からなる負圧発生装置23に接続するこ
れにより、負圧室16は−60cmHg〜−70cmHg程度の
負圧を発生させることができる。なお、平板状の透気性
薄膜20の端面及びフィルタ部材21の端面が印字ヘッ
ド1における外部(大気)に露出すると、その露出箇所
から空気が侵入し、またはインクが漏れ出すことになる
ので、前記端面を不透気性の接着剤等にて封止(密閉)
することが望ましい。
【0015】次に、以上のような構成の動作作用につい
て説明すると、先ずインク5をインク供給口8から充填
し、次にエアベント10を塞ぎ、パージ圧発生装置11
によりインクリザバ7内に圧力を掛ける一方、負圧発生
装置23の作動にて負圧室16を所定の負圧に保持して
おく。これにより、連通路13から入ったインク5はフ
ィルタ部材21及び透気性薄膜20の内面を濡らしつつ
フィルタ室15の上流側室15aを満たし、次いで、フ
ィルタ部材21を通過するときインク5内の塵は上流側
室15a側で捕捉され、綺麗なインク5が下流側室15
bを満たす。このとき同時に、インク5内に含まれる気
泡のうち、上流側室15aに近いものは透気性薄膜20
に吸い寄せられ、またフィルタ部材21を通過すると
き、過飽和状態でインク5内に含まれる空気が下流側室
15b内で気泡となるも、それらは、他方の透気性薄膜
20側に吸い寄せられ、これらの各透気性薄膜20を通
って気泡(空気)は負圧室16に放出されるので、下流
側室15bから出口18を通ってインク噴射部2に入っ
たインク内には気泡が含まれないことになる。
て説明すると、先ずインク5をインク供給口8から充填
し、次にエアベント10を塞ぎ、パージ圧発生装置11
によりインクリザバ7内に圧力を掛ける一方、負圧発生
装置23の作動にて負圧室16を所定の負圧に保持して
おく。これにより、連通路13から入ったインク5はフ
ィルタ部材21及び透気性薄膜20の内面を濡らしつつ
フィルタ室15の上流側室15aを満たし、次いで、フ
ィルタ部材21を通過するときインク5内の塵は上流側
室15a側で捕捉され、綺麗なインク5が下流側室15
bを満たす。このとき同時に、インク5内に含まれる気
泡のうち、上流側室15aに近いものは透気性薄膜20
に吸い寄せられ、またフィルタ部材21を通過すると
き、過飽和状態でインク5内に含まれる空気が下流側室
15b内で気泡となるも、それらは、他方の透気性薄膜
20側に吸い寄せられ、これらの各透気性薄膜20を通
って気泡(空気)は負圧室16に放出されるので、下流
側室15bから出口18を通ってインク噴射部2に入っ
たインク内には気泡が含まれないことになる。
【0016】なお、インク充填時のパージ圧発生装置1
1による圧力の付与が急激過ぎると、フィルタ部材21
通過時に多量の気泡が発生し、その気泡が透気性薄膜2
0を介して負圧室16に吸収される前に、インクを含ん
だままインク噴射部2に入ることになるので、インク充
填時のパージ圧は大気圧より若干大きい程度で、1分程
度の長い時間をかけて充填することが望ましい。
1による圧力の付与が急激過ぎると、フィルタ部材21
通過時に多量の気泡が発生し、その気泡が透気性薄膜2
0を介して負圧室16に吸収される前に、インクを含ん
だままインク噴射部2に入ることになるので、インク充
填時のパージ圧は大気圧より若干大きい程度で、1分程
度の長い時間をかけて充填することが望ましい。
【0017】印字動作中においては印字ヘッド1はキャ
リッジに搭載され左右に移動することにより、インクリ
ザバ7内でインク5の波立ちが発生し、インク内に気泡
を含むようになるが、本発明のフィルタ装置14によれ
ば、フィルタ室15は入り口17から出口18にわたっ
て、長いインク通路を形成するものであり、透気性薄膜
20,20とフィルタ部材21とが、前記インク通路に
沿って狭い間隔Hにて配置され、且つ、広い面積で対面
しているから、フィルタ部材21による塵の濾過・捕捉
の効率が高く、しかも、インク内の気泡の除去効率も高
いのである。そして、インクのフィルタ室15と負圧室
16とに区画するための透気性薄膜20に接近させて且
つ平行状にフィルタ部材21を配設しているから、フィ
ルタ室15内の気泡の除去が確実となり、長時間の使用
にかかわらず、フィルタ部材21の表面に気泡の付着に
よるインク不透過部分が発生せず、インク噴射部2での
インク吐出作用が長期間にわたって安定するのである。
リッジに搭載され左右に移動することにより、インクリ
ザバ7内でインク5の波立ちが発生し、インク内に気泡
を含むようになるが、本発明のフィルタ装置14によれ
ば、フィルタ室15は入り口17から出口18にわたっ
て、長いインク通路を形成するものであり、透気性薄膜
20,20とフィルタ部材21とが、前記インク通路に
沿って狭い間隔Hにて配置され、且つ、広い面積で対面
しているから、フィルタ部材21による塵の濾過・捕捉
の効率が高く、しかも、インク内の気泡の除去効率も高
いのである。そして、インクのフィルタ室15と負圧室
16とに区画するための透気性薄膜20に接近させて且
つ平行状にフィルタ部材21を配設しているから、フィ
ルタ室15内の気泡の除去が確実となり、長時間の使用
にかかわらず、フィルタ部材21の表面に気泡の付着に
よるインク不透過部分が発生せず、インク噴射部2での
インク吐出作用が長期間にわたって安定するのである。
【0018】図3に示す第2実施例のフィルタ装置14
では、4枚の平板状の透気性薄膜20を平行配置するこ
とにより、3つの負圧室24,25,26を形成し、そ
の3つの負圧室の間に第1フィルタ室27と第2フィル
タ室28とを形成するように、2枚の平板状のフィルタ
部材21,21を平行配設したものであり、前記3つの
負圧室24,25,26に連通するチューブ30を介し
て負圧発生装置23から脱気させる構成であり、他の構
成は第1実施例と略同じであるので同じ符号を付して説
明を省略する。この第2実施例によれば、フィルタ部材
21,21により2段構えで塵を濾過するから、濾過能
力が増大する一方、負圧室が3箇所となり、フィルタ室
内のインク5が4枚の透気性薄膜20と接触するので気
泡の除去効率が格段に向上するという効果を奏する。
では、4枚の平板状の透気性薄膜20を平行配置するこ
とにより、3つの負圧室24,25,26を形成し、そ
の3つの負圧室の間に第1フィルタ室27と第2フィル
タ室28とを形成するように、2枚の平板状のフィルタ
部材21,21を平行配設したものであり、前記3つの
負圧室24,25,26に連通するチューブ30を介し
て負圧発生装置23から脱気させる構成であり、他の構
成は第1実施例と略同じであるので同じ符号を付して説
明を省略する。この第2実施例によれば、フィルタ部材
21,21により2段構えで塵を濾過するから、濾過能
力が増大する一方、負圧室が3箇所となり、フィルタ室
内のインク5が4枚の透気性薄膜20と接触するので気
泡の除去効率が格段に向上するという効果を奏する。
【0019】なお、本発明は、印字ヘッド1内にフィル
タ装置を一体的に形成したもの以外にフィルタ装置を印
字ヘッド1と別体に形成しても良いのである。
タ装置を一体的に形成したもの以外にフィルタ装置を印
字ヘッド1と別体に形成しても良いのである。
【0020】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、本発明
は、インク吐出ノズルへのインク供給経路中に設けるフ
ィルタ装置であって、そのフィルタ室の入口と出口との
間には、フィルタ部材をインクの流通方向に略沿って配
設し、該フィルタ部材の広幅面と適宜隔てて平行状に透
気性部材を配設し、この透気性部材における前記フィル
タ部材と反対側面に負圧を付与する負圧室を形成したも
のであるから、透気性部材によりフィルタ室と負圧室と
を区画することになり、しかも、フィルタ室内に配設す
るフィルタ部材と透気性部材とが平行状に広い面積の範
囲で相対向して配設されているので、フィルタ室内で発
生した気泡の除去が透気性部材により確実且つ効率良く
実行できると共にフィルタ部材による塵の除去効率も向
上するという効果を奏するのである。
は、インク吐出ノズルへのインク供給経路中に設けるフ
ィルタ装置であって、そのフィルタ室の入口と出口との
間には、フィルタ部材をインクの流通方向に略沿って配
設し、該フィルタ部材の広幅面と適宜隔てて平行状に透
気性部材を配設し、この透気性部材における前記フィル
タ部材と反対側面に負圧を付与する負圧室を形成したも
のであるから、透気性部材によりフィルタ室と負圧室と
を区画することになり、しかも、フィルタ室内に配設す
るフィルタ部材と透気性部材とが平行状に広い面積の範
囲で相対向して配設されているので、フィルタ室内で発
生した気泡の除去が透気性部材により確実且つ効率良く
実行できると共にフィルタ部材による塵の除去効率も向
上するという効果を奏するのである。
【図1】本発明の第1実施例の縦断面図である。
【図2】図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】第2実施例の縦断面図である。
【図4】従来技術の縦断面図である。
1 印字ヘッド 2 インク噴射部 6 インク吐出ノズル 7 インクリザバ 8 インク供給口 13 連通路 14 フィルタ装置 15 フィルタ室 16,24,25,26 負圧室 17 入口 18 出口 20 透気性部材としての透気性薄膜 21 フィルタ部材
Claims (1)
- 【請求項1】 インクジェットプリンタのインク吐出ノ
ズルへのインク供給経路中に設けてなるフィルタ装置に
おいて、フィルタ室の入口と出口との間には、フィルタ
部材をインクの流通方向に略沿って配設し、該フィルタ
部材の広幅面と適宜隔てて平行状に透気性部材を配設
し、この透気性部材における前記フィルタ部材と反対側
面に負圧を付与する負圧室を形成したことを特徴とする
インクジェットプリンタにおけるフィルタ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5164786A JPH0717050A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | インクジェットプリンタにおけるフィルタ装置 |
| US08/264,995 US5546109A (en) | 1993-07-02 | 1994-06-24 | Filter device for ink jet printer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5164786A JPH0717050A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | インクジェットプリンタにおけるフィルタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717050A true JPH0717050A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15799924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5164786A Pending JPH0717050A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | インクジェットプリンタにおけるフィルタ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5546109A (ja) |
| JP (1) | JPH0717050A (ja) |
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| JP2009051123A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Brother Ind Ltd | 液体吐出装置 |
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| JP2011173428A (ja) * | 2004-02-19 | 2011-09-08 | Fujifilm Dimatix Inc | プリントヘッド |
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- 1994-06-24 US US08/264,995 patent/US5546109A/en not_active Expired - Lifetime
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