JPH0717097A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH0717097A JPH0717097A JP18940693A JP18940693A JPH0717097A JP H0717097 A JPH0717097 A JP H0717097A JP 18940693 A JP18940693 A JP 18940693A JP 18940693 A JP18940693 A JP 18940693A JP H0717097 A JPH0717097 A JP H0717097A
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- JP
- Japan
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- recording
- recording material
- ink
- recording apparatus
- conveying
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- Ink Jet (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】記録動作中における記録ヘッドと記録用紙との
接触を防止し、記録用紙のインク汚れや記録ヘッドのド
ット形成素子の損傷を防止し、記録装置の信頼性向上お
よび記録物の品位保持を図る。 【構成】記録ヘッド1より用紙搬送方向上流側で記録用
紙2をプラテンローラ5に密着させるガイド部材12を
設け、記録用紙2に対する記録が終了した時、該記録用
紙2の後端部がガイド部材12に挟持されている間に、
記録ヘッド1を記録用紙2から退避させ、記録用紙2を
排出方向へ紙送りする。
接触を防止し、記録用紙のインク汚れや記録ヘッドのド
ット形成素子の損傷を防止し、記録装置の信頼性向上お
よび記録物の品位保持を図る。 【構成】記録ヘッド1より用紙搬送方向上流側で記録用
紙2をプラテンローラ5に密着させるガイド部材12を
設け、記録用紙2に対する記録が終了した時、該記録用
紙2の後端部がガイド部材12に挟持されている間に、
記録ヘッド1を記録用紙2から退避させ、記録用紙2を
排出方向へ紙送りする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録手段により被記録
材に記録する記録装置に関する。
材に記録する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
機能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワー
ドプロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出
力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づい
て用紙やプラスチック薄板(OHPなど)等の被記録材
(記録媒体)に画像(文字や記号なども含む)を記録し
ていくように構成されている。前記記録装置は、使用す
る記録手段の記録方式により、インクジェット式、ワイ
ヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザービーム式等に
分けることができる。
機能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワー
ドプロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出
力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づい
て用紙やプラスチック薄板(OHPなど)等の被記録材
(記録媒体)に画像(文字や記号なども含む)を記録し
ていくように構成されている。前記記録装置は、使用す
る記録手段の記録方式により、インクジェット式、ワイ
ヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザービーム式等に
分けることができる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査する記録方式を採るシリアルタイプの
記録装置においては、被記録材を所定の記録位置にセッ
トした後、被記録材に沿って移動(主走査)するキャリ
ッジ上に搭載した記録手段(記録ヘッド)によって画像
(文字や記号等を含む)を記録し、1行分の記録を終了
した後に所定量の紙送り(副走査)を行ない、その後に
次の行の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返
すことにより、被記録材の所望範囲に画像が記録され
る。一方、被記録材を搬送方向に送る副走査のみで記録
するラインタイプの記録装置においては、被記録材を所
定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を連続
的に行ないながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を行な
い、被記録材の全体に画像が記録される。
する方向に主走査する記録方式を採るシリアルタイプの
記録装置においては、被記録材を所定の記録位置にセッ
トした後、被記録材に沿って移動(主走査)するキャリ
ッジ上に搭載した記録手段(記録ヘッド)によって画像
(文字や記号等を含む)を記録し、1行分の記録を終了
した後に所定量の紙送り(副走査)を行ない、その後に
次の行の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返
すことにより、被記録材の所望範囲に画像が記録され
る。一方、被記録材を搬送方向に送る副走査のみで記録
するラインタイプの記録装置においては、被記録材を所
定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を連続
的に行ないながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を行な
い、被記録材の全体に画像が記録される。
【0004】そのうち、インクジェット式(インクジェ
ット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から被記録
材にインクを吐出して記録を行なうものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせず
に記録することができ、ランニングコストが安く、ノン
インパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色
のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であ
るなどの利点を有している。
ット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から被記録
材にインクを吐出して記録を行なうものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせず
に記録することができ、ランニングコストが安く、ノン
インパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色
のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であ
るなどの利点を有している。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。ま
た、IC技術やマイクロ加工技術の長所を活用すること
により、記録手段の長尺化や面状化(2次元化)が容易
であり、記録手段のフルマルチ化および高密度実装化も
容易である。
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。ま
た、IC技術やマイクロ加工技術の長所を活用すること
により、記録手段の長尺化や面状化(2次元化)が容易
であり、記録手段のフルマルチ化および高密度実装化も
容易である。
【0006】インクジェット記録装置を含む記録装置
は、前述のごとくシリアルタイプの記録装置とラインタ
イプの記録装置に分けることができ、このうちラインタ
イプの記録装置は、キャリッジを走査する複雑な機構部
が不要であり、高速記録を行うことができるため、特に
大量の記録を行う記録装置などに多く用いられている。
ラインタイプのインクジェット記録装置においては、被
記録材の浮き上がりを防止するための紙押さえ手段を設
け、記録ヘッドと被記録材との間隔(紙間距離)を精度
良く保持することは、記録品位を向上させる上で非常に
有効な技術である。
は、前述のごとくシリアルタイプの記録装置とラインタ
イプの記録装置に分けることができ、このうちラインタ
イプの記録装置は、キャリッジを走査する複雑な機構部
が不要であり、高速記録を行うことができるため、特に
大量の記録を行う記録装置などに多く用いられている。
ラインタイプのインクジェット記録装置においては、被
記録材の浮き上がりを防止するための紙押さえ手段を設
け、記録ヘッドと被記録材との間隔(紙間距離)を精度
良く保持することは、記録品位を向上させる上で非常に
有効な技術である。
【0007】特に、被記録材の紙幅全域の吐出口を同一
基板上に一括して形成した所謂フルマルチ記録ヘッドを
用いる場合は、記録が行われる範囲が細い線状になるの
で、被記録材を平面度良く保持する必要のある部分が非
常に少なく、したがって、下流側に特別な紙押さえ手段
を設けなくても、上流側に紙ガイドなどの紙押さえを設
けるだけで正確な記録を行ない得るという利点がある。
基板上に一括して形成した所謂フルマルチ記録ヘッドを
用いる場合は、記録が行われる範囲が細い線状になるの
で、被記録材を平面度良く保持する必要のある部分が非
常に少なく、したがって、下流側に特別な紙押さえ手段
を設けなくても、上流側に紙ガイドなどの紙押さえを設
けるだけで正確な記録を行ない得るという利点がある。
【0008】インクジェット記録装置においては、記録
直後では被記録材上のインクが未だ乾燥していないこと
があり、このような被記録材に触れると画像が乱れたり
手にインクが付着したりすることがある。特に、ライン
タイプの記録装置など記録スピードが速いものでは、1
枚目の被記録材のインクが乾く前に2枚目の被記録材が
重なり、被記録材の裏面が汚れてしまうこともある。こ
れらの不都合を解消するためにも、インクジェット記録
装置(特に高速記録の機種)では、被記録材上のインク
を強制的に乾燥させて早期に定着させるための手段が必
要となる。
直後では被記録材上のインクが未だ乾燥していないこと
があり、このような被記録材に触れると画像が乱れたり
手にインクが付着したりすることがある。特に、ライン
タイプの記録装置など記録スピードが速いものでは、1
枚目の被記録材のインクが乾く前に2枚目の被記録材が
重なり、被記録材の裏面が汚れてしまうこともある。こ
れらの不都合を解消するためにも、インクジェット記録
装置(特に高速記録の機種)では、被記録材上のインク
を強制的に乾燥させて早期に定着させるための手段が必
要となる。
【0009】インクを乾燥、定着させる手段としては、
主として、熱定着方式が用いられている。インクジェッ
ト記録装置においては、インクが乾燥しないうちに記録
面に触れると画像乱れが生じることがあるため、被記録
材の記録面の裏面にヒーターを当接させて記録面上のイ
ンクを早期に乾燥させる手法が採られている。その場
合、例えば、被記録材と同じ幅で全体がインクを乾燥さ
せ得る温度を有する1枚の面状ヒーターを全面にわたっ
て当接させ、複数の点または線のように接触面積の非常
に小さい範囲で記録面を前記面状ヒーターを押さえ付け
ることにより、熱を効率よく伝える構成が採られてい
る。
主として、熱定着方式が用いられている。インクジェッ
ト記録装置においては、インクが乾燥しないうちに記録
面に触れると画像乱れが生じることがあるため、被記録
材の記録面の裏面にヒーターを当接させて記録面上のイ
ンクを早期に乾燥させる手法が採られている。その場
合、例えば、被記録材と同じ幅で全体がインクを乾燥さ
せ得る温度を有する1枚の面状ヒーターを全面にわたっ
て当接させ、複数の点または線のように接触面積の非常
に小さい範囲で記録面を前記面状ヒーターを押さえ付け
ることにより、熱を効率よく伝える構成が採られてい
る。
【0010】主にファクシミリ装置に内蔵される記録装
置にあっては、被記録材として、サーマルヘッドによっ
て加熱されると発色し、発色部分で画像(文字等を含
む)が記録される感熱紙が広く使用されている。ところ
で、上記感熱紙は長期間保存すると記録画像が褪色する
という不利な点があり、これを根本的に改善するため、
記録系に褪色に強いトナーを用いて記録する電子写真方
式やインクジェット記録方式を採用した普通紙ファクシ
ミリが開発され、普及しつつある。
置にあっては、被記録材として、サーマルヘッドによっ
て加熱されると発色し、発色部分で画像(文字等を含
む)が記録される感熱紙が広く使用されている。ところ
で、上記感熱紙は長期間保存すると記録画像が褪色する
という不利な点があり、これを根本的に改善するため、
記録系に褪色に強いトナーを用いて記録する電子写真方
式やインクジェット記録方式を採用した普通紙ファクシ
ミリが開発され、普及しつつある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フルマ
ルチ記録ヘッドでカットシートに記録を行う場合、確か
に記録時の紙間距離を紙ガイドのみで容易に維持するこ
とができるが、被記録材の後端が紙ガイドを離れた瞬間
に紙押さえ手段が無くなってしまい、例えば被記録材が
カールしていた場合には、曲げくせが解放された被記録
材後端が記録ヘッドの吐出口面に衝突し、被記録材にイ
ンクが付着して画像汚れが生じたり、吐出口に傷を付け
たりゴミを付着させたりして記録ヘッドを壊す恐れがあ
った。
ルチ記録ヘッドでカットシートに記録を行う場合、確か
に記録時の紙間距離を紙ガイドのみで容易に維持するこ
とができるが、被記録材の後端が紙ガイドを離れた瞬間
に紙押さえ手段が無くなってしまい、例えば被記録材が
カールしていた場合には、曲げくせが解放された被記録
材後端が記録ヘッドの吐出口面に衝突し、被記録材にイ
ンクが付着して画像汚れが生じたり、吐出口に傷を付け
たりゴミを付着させたりして記録ヘッドを壊す恐れがあ
った。
【0012】なお、このような不具合は記録ヘッドの下
流側にも紙押さえ手段を設けることにより解消すること
ができるが、このような現象(不具合)が生じるのは紙
ガイド先端と吐出口面端部のわずかな距離に過ぎないの
で、上記不具合を解消するためだけに下流側にも紙押さ
え手段を設けることは不経済でもあり、折角の利点を生
かすことができなくなる。
流側にも紙押さえ手段を設けることにより解消すること
ができるが、このような現象(不具合)が生じるのは紙
ガイド先端と吐出口面端部のわずかな距離に過ぎないの
で、上記不具合を解消するためだけに下流側にも紙押さ
え手段を設けることは不経済でもあり、折角の利点を生
かすことができなくなる。
【0013】請求項1の発明は、このような技術的課題
を解決することを目的とし、被記録材の記録面後端まで
記録を行った時点で被記録材を停止させ、記録手段を被
記録材から離隔するように退避させた上で、再び被記録
材を搬送して排紙することにより、記録手段と被記録材
との衝突を防止するものである。
を解決することを目的とし、被記録材の記録面後端まで
記録を行った時点で被記録材を停止させ、記録手段を被
記録材から離隔するように退避させた上で、再び被記録
材を搬送して排紙することにより、記録手段と被記録材
との衝突を防止するものである。
【0014】次に、上記面状ヒーターから成る定着手段
を有する従来のインクジェット記録装置にあっては、複
数の点または線で被記録材を面状ヒーターに押し付けて
いるので、押し付けている部分とその周辺では熱伝達が
良好であるが、押し付けていない部分では熱伝達があま
り良くなく、このような熱伝達のバラツキのため、定着
手段の熱効率が低いという技術的課題があった。
を有する従来のインクジェット記録装置にあっては、複
数の点または線で被記録材を面状ヒーターに押し付けて
いるので、押し付けている部分とその周辺では熱伝達が
良好であるが、押し付けていない部分では熱伝達があま
り良くなく、このような熱伝達のバラツキのため、定着
手段の熱効率が低いという技術的課題があった。
【0015】また、記録後のインク滴は被記録材に浸透
していくとドット径が大きくなる特徴がある。このた
め、熱伝達にバラツキのある上記従来技術では、インク
滴が浸透する前に急激に加熱された部分ではドット径が
小さくなり、徐々に加熱された部分ではドット径が大き
くなり、このドット径の大きさのバラツキが見た目には
濃度ムラとなって現れるという不都合もある。さらに
は、熱の伝達速度が違うために定着速度が部分的に異な
ることから、被記録材の伸び量に相違が生じ、被記録材
の波打ち(縦しわ)の原因になるという不都合もある。
つまり、従来例では、これらの熱の伝わり方の違いが画
像に影響を及ぼし、熱定着により画像品位が低下してし
まうという技術的課題がある。
していくとドット径が大きくなる特徴がある。このた
め、熱伝達にバラツキのある上記従来技術では、インク
滴が浸透する前に急激に加熱された部分ではドット径が
小さくなり、徐々に加熱された部分ではドット径が大き
くなり、このドット径の大きさのバラツキが見た目には
濃度ムラとなって現れるという不都合もある。さらに
は、熱の伝達速度が違うために定着速度が部分的に異な
ることから、被記録材の伸び量に相違が生じ、被記録材
の波打ち(縦しわ)の原因になるという不都合もある。
つまり、従来例では、これらの熱の伝わり方の違いが画
像に影響を及ぼし、熱定着により画像品位が低下してし
まうという技術的課題がある。
【0016】請求項4〜請求項12の発明は、このよう
な技術的課題を解決することを目的とし、被記録材を発
熱体に均等に押し付けて熱の伝達効率を高めることがで
き、それによって、定着速度の向上、定着による濃度ム
ラ発生の防止、定着による被記録材の波打ち発生の防止
などを実現し得るインクジェット記録装置を提供するも
のである。
な技術的課題を解決することを目的とし、被記録材を発
熱体に均等に押し付けて熱の伝達効率を高めることがで
き、それによって、定着速度の向上、定着による濃度ム
ラ発生の防止、定着による被記録材の波打ち発生の防止
などを実現し得るインクジェット記録装置を提供するも
のである。
【0017】次に、主にファクシミリ装置に内蔵される
記録装置においては、近年、使用する被記録材として、
感熱紙でありながら非常に褪色に強く、しかも手触り等
の風合いが普通紙とほとんど変わらないものが開発され
てきた。この感熱紙は、従来の欠点が解消された優れた
被記録材であるが、使用者に普通紙と誤認されてしまう
ことがある。そのため、この被記録材を例えば電子写真
方式を用いたファクシミリに誤使用すると、通常内蔵さ
れている熱定着部で加熱されてしまうため、記録面がほ
ぼ全面にわたって黒化してしまい、正常な記録データが
判読不明になってしまうという事故が起きる可能性があ
った。ファクシミリ装置は、使用者が装置の傍に居ない
状態で通信が行なわれて記録される場合が多いので、上
述のような問題が起きても長時間気付かないことがあ
り、情報伝達上の大きな障害となるおそれがあった。
記録装置においては、近年、使用する被記録材として、
感熱紙でありながら非常に褪色に強く、しかも手触り等
の風合いが普通紙とほとんど変わらないものが開発され
てきた。この感熱紙は、従来の欠点が解消された優れた
被記録材であるが、使用者に普通紙と誤認されてしまう
ことがある。そのため、この被記録材を例えば電子写真
方式を用いたファクシミリに誤使用すると、通常内蔵さ
れている熱定着部で加熱されてしまうため、記録面がほ
ぼ全面にわたって黒化してしまい、正常な記録データが
判読不明になってしまうという事故が起きる可能性があ
った。ファクシミリ装置は、使用者が装置の傍に居ない
状態で通信が行なわれて記録される場合が多いので、上
述のような問題が起きても長時間気付かないことがあ
り、情報伝達上の大きな障害となるおそれがあった。
【0018】請求項13〜請求項23の発明は、このよ
うな技術的課題を解決することを目的とし、使用者が誤
って感熱紙を挿入してしまって判読不明な記録が行われ
る事故を効果的に防止することができ、特に無人でデー
タの伝送および記録が行われることの多いファクシミリ
装置において顕著な効果があり、上記トラブルの防止と
ともに通信システム全体の信頼性向上に大きく寄与する
ことが可能な記録装置を提供するものである。
うな技術的課題を解決することを目的とし、使用者が誤
って感熱紙を挿入してしまって判読不明な記録が行われ
る事故を効果的に防止することができ、特に無人でデー
タの伝送および記録が行われることの多いファクシミリ
装置において顕著な効果があり、上記トラブルの防止と
ともに通信システム全体の信頼性向上に大きく寄与する
ことが可能な記録装置を提供するものである。
【0019】
【課題解決のための手段】請求項1〜請求項3の発明
は、記録手段から被記録材へインクを吐出して記録を行
うインクジェット記録装置において、記録手段より搬送
方向上流側で被記録材を搬送手段に接触させるガイド部
材と、記録手段を被記録材から離隔する方向へ退避させ
るための移動手段と、前記搬送手段および前記移動手段
を動作させる制御手段とを有し、被記録材の後端部が前
記ガイド部材に挟持されている時に、前記移動手段によ
り記録手段を退避させて、被記録材を搬送する構成とす
ることにより、記録手段と被記録材との衝突を確実に防
止し得るインクジェット記録装置を提供するものであ
る。
は、記録手段から被記録材へインクを吐出して記録を行
うインクジェット記録装置において、記録手段より搬送
方向上流側で被記録材を搬送手段に接触させるガイド部
材と、記録手段を被記録材から離隔する方向へ退避させ
るための移動手段と、前記搬送手段および前記移動手段
を動作させる制御手段とを有し、被記録材の後端部が前
記ガイド部材に挟持されている時に、前記移動手段によ
り記録手段を退避させて、被記録材を搬送する構成とす
ることにより、記録手段と被記録材との衝突を確実に防
止し得るインクジェット記録装置を提供するものであ
る。
【0020】請求項4〜請求項12の発明は、記録手段
から被記録材へインクを吐出して記録を行うインクジェ
ット記録装置において、記録位置より被記録材搬送方向
下流側に加熱手段を設け、該加熱手段の内部に、被記録
材搬送方向と直角方向の中央部が両端部より高く凸状に
なった曲面を有する発熱体と、被記録材の少なくとも2
点に接触して該被記録材を搬送する搬送手段とを設け、
前記搬送手段が被記録材の裏面を前記発熱体に押圧しつ
つ搬送方向と直角の外向き方向へ張力をかけて搬送する
構成とすることにより、被記録材を発熱体に均等に押し
付けて熱の伝達効率を高めることができ、定着速度を高
めることができるとともに、定着による濃度ムラや被記
録材の波打ちの発生などを防止することができるインク
ジェット記録装置を提供するものである。
から被記録材へインクを吐出して記録を行うインクジェ
ット記録装置において、記録位置より被記録材搬送方向
下流側に加熱手段を設け、該加熱手段の内部に、被記録
材搬送方向と直角方向の中央部が両端部より高く凸状に
なった曲面を有する発熱体と、被記録材の少なくとも2
点に接触して該被記録材を搬送する搬送手段とを設け、
前記搬送手段が被記録材の裏面を前記発熱体に押圧しつ
つ搬送方向と直角の外向き方向へ張力をかけて搬送する
構成とすることにより、被記録材を発熱体に均等に押し
付けて熱の伝達効率を高めることができ、定着速度を高
めることができるとともに、定着による濃度ムラや被記
録材の波打ちの発生などを防止することができるインク
ジェット記録装置を提供するものである。
【0021】すなわち、請求項4〜請求項12の発明に
よれば、被記録材の裏面をヒーター(発熱体)に押し付
けてインクを加熱定着させるインクジェット記録装置の
定着手段において、ヒーターを通紙幅方向でいう中央部
を両端よりも高い凸状の所謂カマボコ状のような形状に
して、被記録材が通過する時に、該被記録材の両端を外
側に引っ張る力が加わるような構成にすることにより、
被記録材がヒーターに対して均等に押し付けられ、熱が
効率よく伝達されるようにしたものである。
よれば、被記録材の裏面をヒーター(発熱体)に押し付
けてインクを加熱定着させるインクジェット記録装置の
定着手段において、ヒーターを通紙幅方向でいう中央部
を両端よりも高い凸状の所謂カマボコ状のような形状に
して、被記録材が通過する時に、該被記録材の両端を外
側に引っ張る力が加わるような構成にすることにより、
被記録材がヒーターに対して均等に押し付けられ、熱が
効率よく伝達されるようにしたものである。
【0022】請求項13〜23の発明は、被記録材を供
給する給紙手段と、被記録材を搬送する搬送手段と、被
記録材に記録する記録手段と、加熱定着手段とを有する
記録装置において、記録手段の搬送方向下流側あるいは
上流側と下流側の両方に、前記被記録材の地色を検出す
るための濃度検知手段を設ける構成とすることにより、
使用者が誤って感熱紙を挿入してしまって判読不明な記
録が行われる事故を効果的に防止することができ、特に
無人でデータの伝送および記録が行われることの多いフ
ァクシミリ装置において顕著な効果があり、上記トラブ
ルの防止とともに通信システム全体の信頼性向上に大き
く寄与することが可能な記録装置を提供するものであ
る。
給する給紙手段と、被記録材を搬送する搬送手段と、被
記録材に記録する記録手段と、加熱定着手段とを有する
記録装置において、記録手段の搬送方向下流側あるいは
上流側と下流側の両方に、前記被記録材の地色を検出す
るための濃度検知手段を設ける構成とすることにより、
使用者が誤って感熱紙を挿入してしまって判読不明な記
録が行われる事故を効果的に防止することができ、特に
無人でデータの伝送および記録が行われることの多いフ
ァクシミリ装置において顕著な効果があり、上記トラブ
ルの防止とともに通信システム全体の信頼性向上に大き
く寄与することが可能な記録装置を提供するものであ
る。
【0023】すなわち、請求項13〜23の発明は、誤
って感熱紙を挿入した場合の上記のような事故を防止す
るために、熱定着部の被記録材搬送方向下流側で余白部
となるべき位置に濃度センサーを設け、排出される被記
録材の濃度を監視し、感熱紙が誤って使われた場合に生
じる全面黒化などのエラーを検知し、ブザー音等の警告
手段を動作させたり、記録データを消去せずにメモリー
部に暫定的に保存して該記録データの破壊を防止したり
するなどの処置を講ずることが可能な記録装置を提供す
るものである。
って感熱紙を挿入した場合の上記のような事故を防止す
るために、熱定着部の被記録材搬送方向下流側で余白部
となるべき位置に濃度センサーを設け、排出される被記
録材の濃度を監視し、感熱紙が誤って使われた場合に生
じる全面黒化などのエラーを検知し、ブザー音等の警告
手段を動作させたり、記録データを消去せずにメモリー
部に暫定的に保存して該記録データの破壊を防止したり
するなどの処置を講ずることが可能な記録装置を提供す
るものである。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は請求項1の発明を適用したインクジェット
記録装置の一実施例の記録手段の近傍の構成を示す模式
的側面図である。図1において、本実施例の記録手段1
としては、被記録材2の紙幅全域にわたってドット形成
素子(吐出口など)を有するフルマルチ記録ヘッドが使
用されている。3はインクタンクであり、このインクタ
ンク3内に保持されているインク4は不図示の供給管を
経由して記録ヘッド1に供給される。
する。図1は請求項1の発明を適用したインクジェット
記録装置の一実施例の記録手段の近傍の構成を示す模式
的側面図である。図1において、本実施例の記録手段1
としては、被記録材2の紙幅全域にわたってドット形成
素子(吐出口など)を有するフルマルチ記録ヘッドが使
用されている。3はインクタンクであり、このインクタ
ンク3内に保持されているインク4は不図示の供給管を
経由して記録ヘッド1に供給される。
【0025】前記被記録材2は、プラテンローラ5およ
びレジストローラ6などから成る搬送手段により記録部
を通して矢印A方向に搬送され、その間に順次記録され
ていく。前記プラテンローラ5の周面には、被記録材2
に摩擦搬送力を付与するためのピンチローラ7が配設さ
れている。
びレジストローラ6などから成る搬送手段により記録部
を通して矢印A方向に搬送され、その間に順次記録され
ていく。前記プラテンローラ5の周面には、被記録材2
に摩擦搬送力を付与するためのピンチローラ7が配設さ
れている。
【0026】前記記録ヘッド(記録手段)1は、熱エネ
ルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録
ヘッドであって、熱エネルギーを発生するための電気熱
変換体を備えたものである。また、前記記録ヘッド1
は、前記電気熱変換体により印加される熱エネルギーに
よってインク内に膜沸騰を生じさせ、その時に生じる気
泡の成長、収縮による圧力変化を利用して吐出口よりイ
ンクを吐出させ、記録を行うものである。
ルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録
ヘッドであって、熱エネルギーを発生するための電気熱
変換体を備えたものである。また、前記記録ヘッド1
は、前記電気熱変換体により印加される熱エネルギーに
よってインク内に膜沸騰を生じさせ、その時に生じる気
泡の成長、収縮による圧力変化を利用して吐出口よりイ
ンクを吐出させ、記録を行うものである。
【0027】図2は記録ヘッド1のインク吐出部の構造
を模式的に示す一部破断の部分斜視図である。図2にお
いて、記録ヘッド1は、エッチング・蒸着・スパッタリ
ング等の半導体製造プロセス工程を経て基板81上に成
膜形成された電気熱変換体82および電極(不図示)並
びに前記基板81上に固着される液路壁84、該液路壁
84上に固着される天板85などで構成されている。イ
ンク4は前記インクタンク3から供給管を通して記録ヘ
ッド1の共通液室87内に供給される。この共通液室8
7は、複数の吐出口89とそれぞれの液路86を介して
連通している。各液路86の内部には、前記電気熱変換
体82が配設されている。
を模式的に示す一部破断の部分斜視図である。図2にお
いて、記録ヘッド1は、エッチング・蒸着・スパッタリ
ング等の半導体製造プロセス工程を経て基板81上に成
膜形成された電気熱変換体82および電極(不図示)並
びに前記基板81上に固着される液路壁84、該液路壁
84上に固着される天板85などで構成されている。イ
ンク4は前記インクタンク3から供給管を通して記録ヘ
ッド1の共通液室87内に供給される。この共通液室8
7は、複数の吐出口89とそれぞれの液路86を介して
連通している。各液路86の内部には、前記電気熱変換
体82が配設されている。
【0028】前記共通液室87内に供給されたインク4
は所謂毛細管現象により各液路86内に供給され、各液
路86の先端(吐出口89)でメニスカスを形成するこ
とにより安定に保持される。各液路86は記録ヘッド1
の前面(吐出口面)88に開口しており、各開口部によ
って前記吐出口89が形成されている。ここで電気熱変
換体82に通電することにより、電気熱変換体82上の
インクが急峻に加熱され、液路86中に気泡が生起さ
れ、その気泡の膨張・収縮により吐出口89からインク
が吐出し、飛翔液滴が形成される。記録情報に基づいて
所望の吐出口89から被記録材2へインクを吐出するこ
とにより、所望の画像が記録される。なお、フルマルチ
のラインヘッドの場合、前記吐出口89は、例えば、1
6個/ミリあるいは400個/インチの密度で記録幅全
域にわたって形成されている。
は所謂毛細管現象により各液路86内に供給され、各液
路86の先端(吐出口89)でメニスカスを形成するこ
とにより安定に保持される。各液路86は記録ヘッド1
の前面(吐出口面)88に開口しており、各開口部によ
って前記吐出口89が形成されている。ここで電気熱変
換体82に通電することにより、電気熱変換体82上の
インクが急峻に加熱され、液路86中に気泡が生起さ
れ、その気泡の膨張・収縮により吐出口89からインク
が吐出し、飛翔液滴が形成される。記録情報に基づいて
所望の吐出口89から被記録材2へインクを吐出するこ
とにより、所望の画像が記録される。なお、フルマルチ
のラインヘッドの場合、前記吐出口89は、例えば、1
6個/ミリあるいは400個/インチの密度で記録幅全
域にわたって形成されている。
【0029】図1において、8はキャッピング手段であ
り、ゴム状弾性体のキャップ9を記録ヘッド1の吐出口
面88に圧接することにより吐出口89を密封状態で覆
蓋し、吐出口89からのインクの乾燥を防止している。
10は板状のゴム状弾性体から成るワイピングブレード
であり、記録ヘッド1が所定位置にある時に不図示の駆
動手段でこのワイピングブレード10を二点鎖線で示す
円軌跡のように回転させることにより、吐出口面88に
付着したインク滴や紙粉等の異物を拭き取り除去し得る
ように構成されている。前記記録ヘッド1を含む記録機
構、前記インクタンク3などを含むインク供給機構、前
記ワイピングブレード10を含むクリーニング機構、前
記キャップ9を含むキャッピング手段8などは、インク
を取り扱う部材で構成されていることから、万一破損な
どによってインク漏れを生じても電気基板などに損傷を
与えないように、容器状に構成されたフレーム部材11
により一括して覆われている。
り、ゴム状弾性体のキャップ9を記録ヘッド1の吐出口
面88に圧接することにより吐出口89を密封状態で覆
蓋し、吐出口89からのインクの乾燥を防止している。
10は板状のゴム状弾性体から成るワイピングブレード
であり、記録ヘッド1が所定位置にある時に不図示の駆
動手段でこのワイピングブレード10を二点鎖線で示す
円軌跡のように回転させることにより、吐出口面88に
付着したインク滴や紙粉等の異物を拭き取り除去し得る
ように構成されている。前記記録ヘッド1を含む記録機
構、前記インクタンク3などを含むインク供給機構、前
記ワイピングブレード10を含むクリーニング機構、前
記キャップ9を含むキャッピング手段8などは、インク
を取り扱う部材で構成されていることから、万一破損な
どによってインク漏れを生じても電気基板などに損傷を
与えないように、容器状に構成されたフレーム部材11
により一括して覆われている。
【0030】図1において、前記プラテンローラ5の周
面上の所定位置にはガイド部材12が設けられている。
このガイド部材12は、記録ヘッド1より被記録材搬送
方向上流側の位置(若干上流側の位置)で、被記録材2
を該プラテンローラ5の周面に接触させるように配設さ
れている。そして、本実施例によるインクジェット記録
装置は、記録手段(記録ヘッド)1より被記録材搬送方
向上流側で被記録材2を搬送手段(プラテンローラ)5
に接触させるガイド部材12と、記録手段1を被記録材
2から離隔する方向へ退避させるための移動手段と、前
記搬送手段12および前記移動手段を動作させる制御手
段とを有し、被記録材2の後端部が前記ガイド部材12
に挟持されている時に、前記移動手段により記録手段1
を退避させて、被記録材2を搬送するように構成されて
いる。
面上の所定位置にはガイド部材12が設けられている。
このガイド部材12は、記録ヘッド1より被記録材搬送
方向上流側の位置(若干上流側の位置)で、被記録材2
を該プラテンローラ5の周面に接触させるように配設さ
れている。そして、本実施例によるインクジェット記録
装置は、記録手段(記録ヘッド)1より被記録材搬送方
向上流側で被記録材2を搬送手段(プラテンローラ)5
に接触させるガイド部材12と、記録手段1を被記録材
2から離隔する方向へ退避させるための移動手段と、前
記搬送手段12および前記移動手段を動作させる制御手
段とを有し、被記録材2の後端部が前記ガイド部材12
に挟持されている時に、前記移動手段により記録手段1
を退避させて、被記録材2を搬送するように構成されて
いる。
【0031】図3〜図6は図1の記録装置の記録時の動
作を示す模式的側面図であり、図7は図3〜図6の動作
を示すフローチャートである。図3〜図7において、記
録開始の信号が入ると、被記録材2が給紙され、プラテ
ンローラ5およびレジストローラ6の駆動により該被記
録材2が矢印A方向に搬送され、該被記録材2の先端が
図3に示すような記録開始位置まで搬送される(ステッ
プS1)。これとほぼ同時に、記録ヘッド1は、不図示
の駆動モータおよびリンクによって、キャッピング状態
にある待機位置(図1中の実線位置)から記録位置(図
1中の二点鎖線の位置)へ向けて移動する(ステップS
2)。
作を示す模式的側面図であり、図7は図3〜図6の動作
を示すフローチャートである。図3〜図7において、記
録開始の信号が入ると、被記録材2が給紙され、プラテ
ンローラ5およびレジストローラ6の駆動により該被記
録材2が矢印A方向に搬送され、該被記録材2の先端が
図3に示すような記録開始位置まで搬送される(ステッ
プS1)。これとほぼ同時に、記録ヘッド1は、不図示
の駆動モータおよびリンクによって、キャッピング状態
にある待機位置(図1中の実線位置)から記録位置(図
1中の二点鎖線の位置)へ向けて移動する(ステップS
2)。
【0032】この記録ヘッド1の移動の途中で前記ワイ
ピングブレード10が回転して吐出口面88を拭き取り
清掃(クリーニング)するので、吐出口面88にインク
滴等が付着している場合にはここで除去される。そし
て、記録ヘッド1が記録位置に到達すると、記録ヘッド
1に記録情報が印加されて記録が開始されるとともに、
これに同期した被記録材2の搬送が開始される(ステッ
プS3)。
ピングブレード10が回転して吐出口面88を拭き取り
清掃(クリーニング)するので、吐出口面88にインク
滴等が付着している場合にはここで除去される。そし
て、記録ヘッド1が記録位置に到達すると、記録ヘッド
1に記録情報が印加されて記録が開始されるとともに、
これに同期した被記録材2の搬送が開始される(ステッ
プS3)。
【0033】記録が終了すると、図4に示すように、被
記録材2の後端部が未だ紙ガイド12によって抑えられ
ている状態で、被記録材2の搬送を停止する(ステップ
S4)。次いで、記録ヘッド1を記録位置から図5に示
す退避位置まで移動させ(ステップS5)、この退避位
置に停止させる。この退避位置は、図1中に実線で示す
前記記録位置と図1中に二点鎖線で示す前記待機位置
(キャッピング位置)との中間に設定されている。記録
ヘッド1が前記退避位置にある時に被記録材2の搬送を
再開し、該被記録材2を排紙する(ステップS6)。そ
の後、記録ヘッド1を待機位置(キャッピング位置)へ
戻し(ステップS7)、記録動作を終了する。
記録材2の後端部が未だ紙ガイド12によって抑えられ
ている状態で、被記録材2の搬送を停止する(ステップ
S4)。次いで、記録ヘッド1を記録位置から図5に示
す退避位置まで移動させ(ステップS5)、この退避位
置に停止させる。この退避位置は、図1中に実線で示す
前記記録位置と図1中に二点鎖線で示す前記待機位置
(キャッピング位置)との中間に設定されている。記録
ヘッド1が前記退避位置にある時に被記録材2の搬送を
再開し、該被記録材2を排紙する(ステップS6)。そ
の後、記録ヘッド1を待機位置(キャッピング位置)へ
戻し(ステップS7)、記録動作を終了する。
【0034】このように、被記録材2の搬送を一旦停止
して記録ヘッド1を退避させた後に、搬送を再開して排
紙を行なうことにより、被記録材2の後端部が紙ガイド
12を離れた瞬間に曲げくせ等が解放されて吐出口面8
8に衝突する現象を無くすことができ、それによって、
被記録材2にインクが付着して汚れが生じたり、吐出口
89が傷付けられて吐出不良が生じるなどの不具合を無
くすことができる。
して記録ヘッド1を退避させた後に、搬送を再開して排
紙を行なうことにより、被記録材2の後端部が紙ガイド
12を離れた瞬間に曲げくせ等が解放されて吐出口面8
8に衝突する現象を無くすことができ、それによって、
被記録材2にインクが付着して汚れが生じたり、吐出口
89が傷付けられて吐出不良が生じるなどの不具合を無
くすことができる。
【0035】前述の実施例では、記録ヘッド1を記録位
置から退避させる場合、予め退避位置を定めておき、そ
の位置で記録ヘッド1を停止させるように構成したが、
記録動作のスピードアップのためには、記録ヘッドを停
止させずに、移動させながら記録ヘッドが退避したタイ
ミングを見計らって排紙動作を開始するように構成して
もよい。また、複数枚の記録を行う場合には、前述の実
施例の動作を繰り返してもよいが、例えば、頁と頁の間
で、記録ヘッドを待機位置(キャッピング位置)まで戻
さずに、退避位置から再び記録位置に戻って次頁の記録
を行なってもよく、こうすることにより記録のスピード
を向上させることができる。
置から退避させる場合、予め退避位置を定めておき、そ
の位置で記録ヘッド1を停止させるように構成したが、
記録動作のスピードアップのためには、記録ヘッドを停
止させずに、移動させながら記録ヘッドが退避したタイ
ミングを見計らって排紙動作を開始するように構成して
もよい。また、複数枚の記録を行う場合には、前述の実
施例の動作を繰り返してもよいが、例えば、頁と頁の間
で、記録ヘッドを待機位置(キャッピング位置)まで戻
さずに、退避位置から再び記録位置に戻って次頁の記録
を行なってもよく、こうすることにより記録のスピード
を向上させることができる。
【0036】以上説明した実施例によれば、フルマルチ
型の記録ヘッド1を有するインクジェット記録装置にお
いて、被記録材2の搬送を一旦停止して記録ヘッド1を
退避させた後で該被記録材2を排紙するように構成した
ので、被記録材2の後端部が紙ガイド12を離れた瞬間
に曲げくせ等が解放されて吐出口面88に衝突する現象
を無くすことができ、それによって、被記録材2が付着
インクで汚れたり、吐出口89に傷が生じて記録ヘッド
が損傷したりするなど不都合を無くすことができ、記録
装置の信頼性向上および記録物の品位維持を図ることが
できる。
型の記録ヘッド1を有するインクジェット記録装置にお
いて、被記録材2の搬送を一旦停止して記録ヘッド1を
退避させた後で該被記録材2を排紙するように構成した
ので、被記録材2の後端部が紙ガイド12を離れた瞬間
に曲げくせ等が解放されて吐出口面88に衝突する現象
を無くすことができ、それによって、被記録材2が付着
インクで汚れたり、吐出口89に傷が生じて記録ヘッド
が損傷したりするなど不都合を無くすことができ、記録
装置の信頼性向上および記録物の品位維持を図ることが
できる。
【0037】図8は請求項4の発明を適用したインクジ
ェット記録装置の一実施例の記録部の全体構成を示す模
式的側面図である。図8において、21は記録紙やプラ
スチックシート等の被記録材、22および23は給紙ロ
ーラ、24はプラテン、25は被記録材21の記録領域
の全幅をカバーする長さにわたって吐出口が配列された
ラインタイプの記録ヘッド(記録手段)、26および2
7は排紙ローラである。記録ヘッド25により記録され
た被記録材21は、定着部28に導入され、該定着部2
8を通過した後前記排紙ローラ26、27から外部へ排
出される。
ェット記録装置の一実施例の記録部の全体構成を示す模
式的側面図である。図8において、21は記録紙やプラ
スチックシート等の被記録材、22および23は給紙ロ
ーラ、24はプラテン、25は被記録材21の記録領域
の全幅をカバーする長さにわたって吐出口が配列された
ラインタイプの記録ヘッド(記録手段)、26および2
7は排紙ローラである。記録ヘッド25により記録され
た被記録材21は、定着部28に導入され、該定着部2
8を通過した後前記排紙ローラ26、27から外部へ排
出される。
【0038】前記記録ヘッド(記録手段)25は、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記
録ヘッドであって、熱エネルギーを発生するための電気
熱変換体を備え、該電気熱変換体により印加される熱エ
ネルギーによってインク内に膜沸騰を生じさせ、その時
に生じる気泡の成長、収縮による圧力変化を利用して吐
出口よりインクを吐出させ、記録を行うものである。し
たがって、前記記録ヘッド25のインク吐出部は、図2
に示した前記記録ヘッド1のインク吐出部と実質上同じ
構成をしている。
ネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記
録ヘッドであって、熱エネルギーを発生するための電気
熱変換体を備え、該電気熱変換体により印加される熱エ
ネルギーによってインク内に膜沸騰を生じさせ、その時
に生じる気泡の成長、収縮による圧力変化を利用して吐
出口よりインクを吐出させ、記録を行うものである。し
たがって、前記記録ヘッド25のインク吐出部は、図2
に示した前記記録ヘッド1のインク吐出部と実質上同じ
構成をしている。
【0039】図9は図8中の線9−9から見た定着部2
8の横断面図である。すなわち、図9において、被記録
材21は定着部28内を図面の手前から奥に向かって搬
送されるようになっている。図8および図9に示す定着
部28において、30は被記録材21の裏面に当接する
乾燥定着用のヒーター(発熱体)、31および32は被
記録材21を搬送する左右の搬送コロ、33は左右の搬
送コロ31、32を貫通する搬送軸である。本実施例で
は、前記左右の搬送コロ29、30および搬送軸33は
図8に示すように搬送方向所定間隔ごとの複数位置(3
箇所=3段階)に配置されており、各位置の搬送機構は
それぞれ図9に示すような実質上同じ構成を有してい
る。
8の横断面図である。すなわち、図9において、被記録
材21は定着部28内を図面の手前から奥に向かって搬
送されるようになっている。図8および図9に示す定着
部28において、30は被記録材21の裏面に当接する
乾燥定着用のヒーター(発熱体)、31および32は被
記録材21を搬送する左右の搬送コロ、33は左右の搬
送コロ31、32を貫通する搬送軸である。本実施例で
は、前記左右の搬送コロ29、30および搬送軸33は
図8に示すように搬送方向所定間隔ごとの複数位置(3
箇所=3段階)に配置されており、各位置の搬送機構は
それぞれ図9に示すような実質上同じ構成を有してい
る。
【0040】被記録材21のインク(記録液)を乾燥さ
せるための前記記ヒーター(発熱体)30の加熱面(被
記録材21の裏面に当接する表面)40の横断面形状
は、図9に示すように、その中央部が膨らんだ所謂凸状
の曲面になっている。図9において、34は前記搬送軸
33を回転自在に軸支する押圧軸受、35は前記押圧軸
受34を押圧するバネ、36は前記バネ35に押圧力を
かけたり解除したりするためのプランジャー、37は搬
送軸33に固定され該搬送軸に駆動力を伝達する搬送ギ
ア、38はモーター、39はモーター38からの駆動力
を搬送ギア37に伝えるタイミングベルトである。
せるための前記記ヒーター(発熱体)30の加熱面(被
記録材21の裏面に当接する表面)40の横断面形状
は、図9に示すように、その中央部が膨らんだ所謂凸状
の曲面になっている。図9において、34は前記搬送軸
33を回転自在に軸支する押圧軸受、35は前記押圧軸
受34を押圧するバネ、36は前記バネ35に押圧力を
かけたり解除したりするためのプランジャー、37は搬
送軸33に固定され該搬送軸に駆動力を伝達する搬送ギ
ア、38はモーター、39はモーター38からの駆動力
を搬送ギア37に伝えるタイミングベルトである。
【0041】図10はヒーター30の加熱面40と搬送
コロ32(31)と搬送軸33との構成および動作を模
式的に示す部分断面図である。図10において、ヒータ
ー30の加熱面40は被記録材21との摩擦係数が低い
材質で形成されている。そして、本実施例では、図10
に示すように、搬送コロ31、32と搬送軸33との間
にはガタが設けてあり、また、前記加熱面40が図示方
向に傾斜しているので、搬送軸33に下向き力Pが作用
すると、図示のように、搬送コロ31、32は被記録材
21と接している点が外側へ傾くことになる。
コロ32(31)と搬送軸33との構成および動作を模
式的に示す部分断面図である。図10において、ヒータ
ー30の加熱面40は被記録材21との摩擦係数が低い
材質で形成されている。そして、本実施例では、図10
に示すように、搬送コロ31、32と搬送軸33との間
にはガタが設けてあり、また、前記加熱面40が図示方
向に傾斜しているので、搬送軸33に下向き力Pが作用
すると、図示のように、搬送コロ31、32は被記録材
21と接している点が外側へ傾くことになる。
【0042】次に、図8〜図10で説明した実施例の動
作について説明する。記録ヘッド25により被記録材2
1に記録がなされると、該被記録材21は定着部28に
入ってくる。定着部28内での被記録材21の搬送は、
複数段に配置された左右の搬送コロ31、32によって
行われる。この左右の搬送コロ31、32は、被記録材
21の記録面に直接触れるので、撥水性の高いものが望
ましい。被記録材21が搬送コロ31、32と接触する
と、プランジャー36が作動し、バネ35を圧縮する方
向に力が作用する。すると、押圧軸受34を介して搬送
軸33に下向きの力が加わり、搬送コロ31、32には
被記録材21をヒーター30の表面40に押し付ける力
が作用する。
作について説明する。記録ヘッド25により被記録材2
1に記録がなされると、該被記録材21は定着部28に
入ってくる。定着部28内での被記録材21の搬送は、
複数段に配置された左右の搬送コロ31、32によって
行われる。この左右の搬送コロ31、32は、被記録材
21の記録面に直接触れるので、撥水性の高いものが望
ましい。被記録材21が搬送コロ31、32と接触する
と、プランジャー36が作動し、バネ35を圧縮する方
向に力が作用する。すると、押圧軸受34を介して搬送
軸33に下向きの力が加わり、搬送コロ31、32には
被記録材21をヒーター30の表面40に押し付ける力
が作用する。
【0043】ここで、ヒーター30は被記録材21との
摩擦係数が低い材質で形成されている。搬送コロ31、
32と搬送軸33との間には図10に示すようなガタが
設けられており、またヒーター30の加熱面40は両端
に向かって低くなる方向に傾斜しているので、下向きの
力Pが作用すると、搬送コロ31、32は、その被記録
材21と接している点が外側となる方向に傾く。
摩擦係数が低い材質で形成されている。搬送コロ31、
32と搬送軸33との間には図10に示すようなガタが
設けられており、またヒーター30の加熱面40は両端
に向かって低くなる方向に傾斜しているので、下向きの
力Pが作用すると、搬送コロ31、32は、その被記録
材21と接している点が外側となる方向に傾く。
【0044】さらに、この時の搬送コロ31、32が被
記録材21に加える力は、図10に示すように、ヒータ
ー30に押し付ける方向にPcosθ/2、被記録材2
1を引っ張る方向にPsinθ/2の力が加えられるよ
うになっている。これは両側の搬送コロ31、32のそ
れぞれについて同様であり、合算すると、被記録材21
をヒーター30に押し付ける力はPcosθ、引っ張る
力はPsinθとなる。つまり、被記録材21を両側に
引っ張りつつ、ヒーター30に押圧しているので、被記
録材21はヒーター30の加熱面40の曲面に沿って均
等に密着し加熱されることになる。
記録材21に加える力は、図10に示すように、ヒータ
ー30に押し付ける方向にPcosθ/2、被記録材2
1を引っ張る方向にPsinθ/2の力が加えられるよ
うになっている。これは両側の搬送コロ31、32のそ
れぞれについて同様であり、合算すると、被記録材21
をヒーター30に押し付ける力はPcosθ、引っ張る
力はPsinθとなる。つまり、被記録材21を両側に
引っ張りつつ、ヒーター30に押圧しているので、被記
録材21はヒーター30の加熱面40の曲面に沿って均
等に密着し加熱されることになる。
【0045】被記録材21の搬送が終了すると、プラン
ジャー36はバネ35の荷重を解除する方向に作動し、
搬送コロ31、32の押圧力は解除される。このよう
に、軸とコロの間にガタを設けるだけで、被記録材21
を引っ張りつつヒーター30に押し付けることが可能な
構成を容易に実現することができる。
ジャー36はバネ35の荷重を解除する方向に作動し、
搬送コロ31、32の押圧力は解除される。このよう
に、軸とコロの間にガタを設けるだけで、被記録材21
を引っ張りつつヒーター30に押し付けることが可能な
構成を容易に実現することができる。
【0046】以上図8〜図10で説明した実施例によれ
ば、ヒーター(発熱体)30の加熱面40の形状を、通
紙幅方向の中央部が両端よりも高くなるような凸状の断
面形状にし、定着部28を通して搬送される被記録材2
1を両側へ引っ張る力を作用させる構成にしたので、ヒ
ーター30からの熱を被記録材21の全域に均等に加え
ることが可能となり、次のような効果が得られる。
ば、ヒーター(発熱体)30の加熱面40の形状を、通
紙幅方向の中央部が両端よりも高くなるような凸状の断
面形状にし、定着部28を通して搬送される被記録材2
1を両側へ引っ張る力を作用させる構成にしたので、ヒ
ーター30からの熱を被記録材21の全域に均等に加え
ることが可能となり、次のような効果が得られる。
【0047】第1に、加熱定着の熱効率が向上すること
から、消費電力を減少させてランニングコストを下げる
ことができ、また、定着速度が速くなり、記録装置の高
速化に対応するとともに、加熱面40を小さくするなど
により記録装置の小型軽量化を図ることが可能になる。
第2に、被記録材21の幅方向の熱分布が等しくなるこ
とから、定着による記録の濃度ムラが無くなるととも
に、被記録材21の波打ち(縦シワ)が無くなるという
効果が得られる。
から、消費電力を減少させてランニングコストを下げる
ことができ、また、定着速度が速くなり、記録装置の高
速化に対応するとともに、加熱面40を小さくするなど
により記録装置の小型軽量化を図ることが可能になる。
第2に、被記録材21の幅方向の熱分布が等しくなるこ
とから、定着による記録の濃度ムラが無くなるととも
に、被記録材21の波打ち(縦シワ)が無くなるという
効果が得られる。
【0048】図11は請求項4の発明を適用したインク
ジェット記録装置の定着部の第2実施例を示す模式的横
断面図である。本実施例では、両側の搬送コロ31、3
2をゴム状弾性体で形成し、該搬送コロ31、32を搬
送軸33に固定することにより、これらの搬送コロ3
1、32の弾性により被記録材21を両側へ引っ張るよ
うに構成されている。本実施例はこの点で図8〜図10
の第1実施例と相違するが、その他の部分では第1実施
例と実質上同じ構成をしており、それぞれ対応する部分
を同一符号で示し、それらの詳細説明は省略する。
ジェット記録装置の定着部の第2実施例を示す模式的横
断面図である。本実施例では、両側の搬送コロ31、3
2をゴム状弾性体で形成し、該搬送コロ31、32を搬
送軸33に固定することにより、これらの搬送コロ3
1、32の弾性により被記録材21を両側へ引っ張るよ
うに構成されている。本実施例はこの点で図8〜図10
の第1実施例と相違するが、その他の部分では第1実施
例と実質上同じ構成をしており、それぞれ対応する部分
を同一符号で示し、それらの詳細説明は省略する。
【0049】なお、図11の第2実施例においては、弾
性の搬送コロ31、32のヒーター30や被記録材21
との接触部だけを耐摩耗性および撥水性の高い材質で形
成すると一層効果的である。図11の第2実施例によっ
ても、前述の第1実施例の場合と同様の効果が得られ
る。
性の搬送コロ31、32のヒーター30や被記録材21
との接触部だけを耐摩耗性および撥水性の高い材質で形
成すると一層効果的である。図11の第2実施例によっ
ても、前述の第1実施例の場合と同様の効果が得られ
る。
【0050】図12は請求項4の発明を適用したインク
ジェット記録装置の定着部の第3実施例を示す模式的横
断面図である。本実施例では、搬送軸33を弾性変形可
能な軸が形成し、該軸の両側に搬送コロ31、32を固
定することにより、該搬送軸33の弾性により被記録材
21を両側へ引っ張るように構成されている。なお、本
実施例では、搬送軸33のしなり(弾性変位)を吸収す
るために、該搬送軸33と搬送ギア37との間にガタを
設ける必要がある。本実施例は以上の点で図8〜図10
の第1実施例と相違するが、その他の部分では第1実施
例と実質上同じ構成をしており、それぞれ対応する部分
を同一符号で示し、それらの詳細説明は省略する。この
ような第3実施例の構成によっても、前述した第1実施
例の場合と同様の効果が得られる。
ジェット記録装置の定着部の第3実施例を示す模式的横
断面図である。本実施例では、搬送軸33を弾性変形可
能な軸が形成し、該軸の両側に搬送コロ31、32を固
定することにより、該搬送軸33の弾性により被記録材
21を両側へ引っ張るように構成されている。なお、本
実施例では、搬送軸33のしなり(弾性変位)を吸収す
るために、該搬送軸33と搬送ギア37との間にガタを
設ける必要がある。本実施例は以上の点で図8〜図10
の第1実施例と相違するが、その他の部分では第1実施
例と実質上同じ構成をしており、それぞれ対応する部分
を同一符号で示し、それらの詳細説明は省略する。この
ような第3実施例の構成によっても、前述した第1実施
例の場合と同様の効果が得られる。
【0051】図13は請求項4の発明を適用したインク
ジェット記録装置の定着部の第4実施例を示す模式的平
面図である。本実施例では、両側の搬送ローラ31、3
2は、矢印B方向に搬送される被記録材21に対して、
搬送方向下流側が外側へ開く方向に傾斜して配置されて
いる。本実施例はこの点で図8〜図10の第1実施例と
相違するが、その他の部分では第1実施例と実質上同じ
構成をしており、それぞれ対応する部分を同一符号で示
し、それらの詳細説明は省略する。
ジェット記録装置の定着部の第4実施例を示す模式的平
面図である。本実施例では、両側の搬送ローラ31、3
2は、矢印B方向に搬送される被記録材21に対して、
搬送方向下流側が外側へ開く方向に傾斜して配置されて
いる。本実施例はこの点で図8〜図10の第1実施例と
相違するが、その他の部分では第1実施例と実質上同じ
構成をしており、それぞれ対応する部分を同一符号で示
し、それらの詳細説明は省略する。
【0052】図13の第4実施例の構成によっても、両
側の搬送ローラ31、32は被記録材21を両側へ広げ
る方向の張力を付与しながら搬送するので、前述の第1
実施例の場合と同様の効果が得られる。なお、図13の
構成においては、搬送ローラ31、32を被記録材21
の画像領域外の両側余白部分に接触させることにより、
記録画像に乱れが生じる可能性を回避することが望まし
い。
側の搬送ローラ31、32は被記録材21を両側へ広げ
る方向の張力を付与しながら搬送するので、前述の第1
実施例の場合と同様の効果が得られる。なお、図13の
構成においては、搬送ローラ31、32を被記録材21
の画像領域外の両側余白部分に接触させることにより、
記録画像に乱れが生じる可能性を回避することが望まし
い。
【0053】図14は請求項4の発明を適用したインク
ジェット記録装置の定着部の第5実施例を示す模式的平
面図である。本実施例では、被記録材21をヒーター3
0の加熱面40に沿って矢印B方向に搬送(通紙)する
構成において、該ヒーター30の両側に搬送ベルト4
1、42が配設されている。一方の搬送ベルト41は前
後のローラ43、44に巻き付け張架され、他方の搬送
ベルト42は前後のローラ45、46に巻き付け張架さ
れている。そして、両側の搬送ベルト41、42は、図
示のように、搬送方向上流側(被記録材21の入口)の
間隔より搬送方向下流側(被記録材21の出口)の間隔
の方が広がるように、斜め方向に配設されている。
ジェット記録装置の定着部の第5実施例を示す模式的平
面図である。本実施例では、被記録材21をヒーター3
0の加熱面40に沿って矢印B方向に搬送(通紙)する
構成において、該ヒーター30の両側に搬送ベルト4
1、42が配設されている。一方の搬送ベルト41は前
後のローラ43、44に巻き付け張架され、他方の搬送
ベルト42は前後のローラ45、46に巻き付け張架さ
れている。そして、両側の搬送ベルト41、42は、図
示のように、搬送方向上流側(被記録材21の入口)の
間隔より搬送方向下流側(被記録材21の出口)の間隔
の方が広がるように、斜め方向に配設されている。
【0054】図14の第5実施例は、以上の点で図8〜
図10の第1実施例と相違するが、その他の部分では第
1実施例と実質上同じ構成をしており、それぞれ対応す
る部分を同一符号で示し、それらの詳細説明は省略す
る。図14においては、左右のベルト41、42と被記
録材21との摩擦係数が一定値以上であれば、定着部2
8を通して搬送される被記録材21を両側外向きに広げ
る力を作用させることができる。したがって、図14の
第5実施例の構成によっても、両側のベルト41、42
は被記録材21に両側へ広げる方向の張力を付与しなが
ら該被記録材21を搬送するので、前述の第1実施例の
場合と同様の効果が得られる。
図10の第1実施例と相違するが、その他の部分では第
1実施例と実質上同じ構成をしており、それぞれ対応す
る部分を同一符号で示し、それらの詳細説明は省略す
る。図14においては、左右のベルト41、42と被記
録材21との摩擦係数が一定値以上であれば、定着部2
8を通して搬送される被記録材21を両側外向きに広げ
る力を作用させることができる。したがって、図14の
第5実施例の構成によっても、両側のベルト41、42
は被記録材21に両側へ広げる方向の張力を付与しなが
ら該被記録材21を搬送するので、前述の第1実施例の
場合と同様の効果が得られる。
【0055】なお、図11の第2実施例において、前後
に配置される右側の弾性ローラ31に右側の搬送ベルト
を張架し、前後に配置される左側の弾性ローラ32に左
側の搬送ベルトを張架し、これら左右の搬送ベルトによ
って被記録材21を搬送するように構成してもよく、か
かる構成によっても第1実施例の場合と同様の効果が得
られる。
に配置される右側の弾性ローラ31に右側の搬送ベルト
を張架し、前後に配置される左側の弾性ローラ32に左
側の搬送ベルトを張架し、これら左右の搬送ベルトによ
って被記録材21を搬送するように構成してもよく、か
かる構成によっても第1実施例の場合と同様の効果が得
られる。
【0056】すなわち、図8〜図14を参照して以上説
明した各実施例によれば、ヒーター(発熱体)30の加
熱面40の形状を、通紙幅方向の中央部が両端よりも高
くなるような凸状の断面形状にし、定着部28を通して
搬送される被記録材21を両側へ引っ張る力を作用させ
る構成にしたので、ヒーター30からの熱を被記録材2
1の全域に均等に加えることが可能となる。そのため、
第1に、加熱定着の熱効率が向上することから、消費電
力を減少させてランニングコストを下げることができ、
また、定着速度が速くなり、記録装置の高速化に対応す
るとともに、加熱面40を小さくするなどにより記録装
置の小型軽量化を図ることが可能になる。第2に、被記
録材21の幅方向の熱分布が等しくなることから、定着
による記録の濃度ムラが無くなるとともに、被記録材2
1の波打ち(縦シワ)が無くなるという効果が得られ
る。
明した各実施例によれば、ヒーター(発熱体)30の加
熱面40の形状を、通紙幅方向の中央部が両端よりも高
くなるような凸状の断面形状にし、定着部28を通して
搬送される被記録材21を両側へ引っ張る力を作用させ
る構成にしたので、ヒーター30からの熱を被記録材2
1の全域に均等に加えることが可能となる。そのため、
第1に、加熱定着の熱効率が向上することから、消費電
力を減少させてランニングコストを下げることができ、
また、定着速度が速くなり、記録装置の高速化に対応す
るとともに、加熱面40を小さくするなどにより記録装
置の小型軽量化を図ることが可能になる。第2に、被記
録材21の幅方向の熱分布が等しくなることから、定着
による記録の濃度ムラが無くなるとともに、被記録材2
1の波打ち(縦シワ)が無くなるという効果が得られ
る。
【0057】図15は請求項13の発明を適用した記録
装置の一実施例の全体構成を示す模式的断面図である。
なお、図15は記録装置がファクシミリ装置である場合
を示す。図15において、原稿読み取り手段Lは、原稿
に記載された情報を読み取り、これを電気信号に変換し
て所定の記録系に送信するものである。記録手段Mは、
搬送される被記録材に対し、画像信号に応じて画像を記
録するものである。また、被記録材搬送手段Nは、カセ
ットに収容された被記録材あるいは手差し口から供給さ
れた被記録材を記録手段Mへ搬送し、記録後の被記録材
を排出するものである。
装置の一実施例の全体構成を示す模式的断面図である。
なお、図15は記録装置がファクシミリ装置である場合
を示す。図15において、原稿読み取り手段Lは、原稿
に記載された情報を読み取り、これを電気信号に変換し
て所定の記録系に送信するものである。記録手段Mは、
搬送される被記録材に対し、画像信号に応じて画像を記
録するものである。また、被記録材搬送手段Nは、カセ
ットに収容された被記録材あるいは手差し口から供給さ
れた被記録材を記録手段Mへ搬送し、記録後の被記録材
を排出するものである。
【0058】前記原稿読み取り手段Lにおいては、図示
のように記録装置上面に原稿載置台51が形成され、こ
の載置台51に原稿面を下にして積層されかつサイドガ
イド52でガイドされた原稿53のうち、最下層の原稿
53を予備搬送ローラ54およびこれに圧接する圧接部
材55で予備搬送するとともに、分離ローラ56および
これに圧接する圧接部材57で一枚づつ分離し、図15
中の矢印C方向(装置本体左側)へ給送するようになっ
ている。そして、分離給送された原稿53は搬送ローラ
58およびこれにバネ59で圧接されたピンチローラ6
0によって搬送される。
のように記録装置上面に原稿載置台51が形成され、こ
の載置台51に原稿面を下にして積層されかつサイドガ
イド52でガイドされた原稿53のうち、最下層の原稿
53を予備搬送ローラ54およびこれに圧接する圧接部
材55で予備搬送するとともに、分離ローラ56および
これに圧接する圧接部材57で一枚づつ分離し、図15
中の矢印C方向(装置本体左側)へ給送するようになっ
ている。そして、分離給送された原稿53は搬送ローラ
58およびこれにバネ59で圧接されたピンチローラ6
0によって搬送される。
【0059】重り用軸61により下方へ押圧された白色
ポリエステルフィルムより成る押圧部材62によって、
搬送されている前記原稿53の原稿面が読み取りガラス
63に押圧されて該ガラス63を通過する際に、該原稿
53の原稿面に記載された画像が読み取られる。この読
み取りは、LED等の発光部材(発光素子)64からの
光を原稿面に照射し、該原稿面からの反射光をレンズ6
5を介して光電変換素子66に結像させることにより、
原稿53に記載された画像が電気信号に変換されること
によって行なわれる。
ポリエステルフィルムより成る押圧部材62によって、
搬送されている前記原稿53の原稿面が読み取りガラス
63に押圧されて該ガラス63を通過する際に、該原稿
53の原稿面に記載された画像が読み取られる。この読
み取りは、LED等の発光部材(発光素子)64からの
光を原稿面に照射し、該原稿面からの反射光をレンズ6
5を介して光電変換素子66に結像させることにより、
原稿53に記載された画像が電気信号に変換されること
によって行なわれる。
【0060】本実施例では、上記ガラス63、上記レン
ズ65、上記発光素子64、上記光電変換素子66など
を一括してユニット化した密着型の読み取りセンサーが
使用されている。これらの光学手段により画像を読み取
られた原稿53は、排出ローラ67およびこれにバネ5
9により圧接されたピンチローラ68によって、装置本
体の図示左側側面に取り付けられた原稿排出トレイ69
へ排出される。
ズ65、上記発光素子64、上記光電変換素子66など
を一括してユニット化した密着型の読み取りセンサーが
使用されている。これらの光学手段により画像を読み取
られた原稿53は、排出ローラ67およびこれにバネ5
9により圧接されたピンチローラ68によって、装置本
体の図示左側側面に取り付けられた原稿排出トレイ69
へ排出される。
【0061】図15に示す実施例では、記録装置(ファ
クシミリ装置)の前記記録手段Mはレーザービーム方式
の記録装置で構成されている。この記録手段Mにおいて
は、矢印D方向に回転する感光ドラム70の周囲に配設
された帯電器71でドラム表面を帯電し、前記読み取り
手段Lからの画像信号に応じてレーザービームを発振す
るレーザー発振器72からの光をポリゴンミラー73で
反射させて、回転する感光ドラム70に露光して静電潜
像を形成し、該潜像を現像部74でトナーにより可視像
化する。
クシミリ装置)の前記記録手段Mはレーザービーム方式
の記録装置で構成されている。この記録手段Mにおいて
は、矢印D方向に回転する感光ドラム70の周囲に配設
された帯電器71でドラム表面を帯電し、前記読み取り
手段Lからの画像信号に応じてレーザービームを発振す
るレーザー発振器72からの光をポリゴンミラー73で
反射させて、回転する感光ドラム70に露光して静電潜
像を形成し、該潜像を現像部74でトナーにより可視像
化する。
【0062】そして、この可視像化されたトナー像は、
感光ドラム70とこれに圧接する転写ローラ75の間へ
搬送されてきた被記録材(記録紙)76に転写記録され
る。また、トナー転写後の感光ドラム70は、クリーニ
ング部材77によってクリーニング(清掃)される。な
お、上記感光ドラム70、上記帯電器71、上記現像部
74、上記クリーニング部材77などは、記録カートリ
ッジ78内に収納されている。この記録カートリッジ7
8は、装置本体に対して着脱可能に収容されている。
感光ドラム70とこれに圧接する転写ローラ75の間へ
搬送されてきた被記録材(記録紙)76に転写記録され
る。また、トナー転写後の感光ドラム70は、クリーニ
ング部材77によってクリーニング(清掃)される。な
お、上記感光ドラム70、上記帯電器71、上記現像部
74、上記クリーニング部材77などは、記録カートリ
ッジ78内に収納されている。この記録カートリッジ7
8は、装置本体に対して着脱可能に収容されている。
【0063】次に、図15に示す記録装置(ファクシミ
リ装置)の前記被記録材搬送手段Nについて説明する。
装置本体の下部には被記録材76を収容するためのカセ
ット90が着脱自在に取り付けられており、このカセッ
ト90内にはカットシート状の被記録材76が積層状態
で収容されている。給紙に際しては、半月状の給送ロー
ラ91によって、積層収容された被記録材76の最上層
の一枚が分離され、矢印Eで示すように給送される。こ
の給送される被記録材76は、相互に圧接したカセット
搬送ローラ対92、93によりレジストされて搬送さ
れ、さらに、駆動ローラ94とピンチローラ95より成
る搬送ローラ対によって、感光ドラム70の回転に同期
して搬送される。そして、この被記録材76が感光ドラ
ム70と転写ローラ75の間を通る際に画像が転写記録
される。
リ装置)の前記被記録材搬送手段Nについて説明する。
装置本体の下部には被記録材76を収容するためのカセ
ット90が着脱自在に取り付けられており、このカセッ
ト90内にはカットシート状の被記録材76が積層状態
で収容されている。給紙に際しては、半月状の給送ロー
ラ91によって、積層収容された被記録材76の最上層
の一枚が分離され、矢印Eで示すように給送される。こ
の給送される被記録材76は、相互に圧接したカセット
搬送ローラ対92、93によりレジストされて搬送さ
れ、さらに、駆動ローラ94とピンチローラ95より成
る搬送ローラ対によって、感光ドラム70の回転に同期
して搬送される。そして、この被記録材76が感光ドラ
ム70と転写ローラ75の間を通る際に画像が転写記録
される。
【0064】記録後の被記録材76は、ヒーター96を
内蔵した定着ローラ97とこれに圧接する加圧ローラ9
8の間を通る際に熱および圧力を印加され、該被記録材
76の記録面上のトナー像(記録画像)が定着される。
こうして記録された被記録材76は、排出ローラ99、
101によって被記録材排出トレイ102に排出され
る。
内蔵した定着ローラ97とこれに圧接する加圧ローラ9
8の間を通る際に熱および圧力を印加され、該被記録材
76の記録面上のトナー像(記録画像)が定着される。
こうして記録された被記録材76は、排出ローラ99、
101によって被記録材排出トレイ102に排出され
る。
【0065】図15の記録装置においては、装置本体の
左側側面に、もう一つの被記録材供給部としての手差し
口103が形成されている。この手差し口103には、
被記録材の給紙トレイとなる手差しトレイ104が取り
付けられている。この手差しトレイ104は、軸105
を中心に回動可能に取り付けられ、使用時には図15に
示すように手差しトレイ104を倒し、その上に被記録
材を載せて手差し口103から給送する。こうして手差
し給紙された被記録材は、駆動ローラ94に圧接した分
離部材106で一枚づつに分離されるとともに、搬送ロ
ーラ対94、95によって前記記録手段Mへ搬送され
る。
左側側面に、もう一つの被記録材供給部としての手差し
口103が形成されている。この手差し口103には、
被記録材の給紙トレイとなる手差しトレイ104が取り
付けられている。この手差しトレイ104は、軸105
を中心に回動可能に取り付けられ、使用時には図15に
示すように手差しトレイ104を倒し、その上に被記録
材を載せて手差し口103から給送する。こうして手差
し給紙された被記録材は、駆動ローラ94に圧接した分
離部材106で一枚づつに分離されるとともに、搬送ロ
ーラ対94、95によって前記記録手段Mへ搬送され
る。
【0066】前記記録手段Mの領域には、前記定着ロー
ラ97等から成る熱定着部が設けられている。そのた
め、被記録材としてユーザーが誤って感熱紙を挿入した
場合には、記録面が全面黒化して記録情報が判読不明に
なるという事故が発生するおそれがある。そこで、本実
施例では、このような事故を未然に防止するために、異
状記録検知手段が設けられている。この異状記録検知手
段は、例えば、被記録材の地色を検出するための濃度検
知手段で構成することができる。
ラ97等から成る熱定着部が設けられている。そのた
め、被記録材としてユーザーが誤って感熱紙を挿入した
場合には、記録面が全面黒化して記録情報が判読不明に
なるという事故が発生するおそれがある。そこで、本実
施例では、このような事故を未然に防止するために、異
状記録検知手段が設けられている。この異状記録検知手
段は、例えば、被記録材の地色を検出するための濃度検
知手段で構成することができる。
【0067】図15において、前記定着ローラ97およ
び加圧ローラ98の被記録材搬送方向下流側には、発光
素子の光を被記録材76の記録面(紙面)に照射し、該
記録面からの反射光量を受光素子で検知するように構成
された濃度検知手段(濃度センサー)110が設けられ
ている。図16は濃度検知手段110の配置を示す部分
斜視図である。濃度センサー(濃度検知手段)110
は、図16に示すように、被記録材76の片側の端縁余
白(図15の被記録材76の手前側)の濃度を検知でき
るように配置されている。
び加圧ローラ98の被記録材搬送方向下流側には、発光
素子の光を被記録材76の記録面(紙面)に照射し、該
記録面からの反射光量を受光素子で検知するように構成
された濃度検知手段(濃度センサー)110が設けられ
ている。図16は濃度検知手段110の配置を示す部分
斜視図である。濃度センサー(濃度検知手段)110
は、図16に示すように、被記録材76の片側の端縁余
白(図15の被記録材76の手前側)の濃度を検知でき
るように配置されている。
【0068】図16において、正規の被記録材が使用さ
れている場合は、その端縁余白は当然のことながら白色
であり、前記濃度センサー110によっても白色と検知
される。一方、被記録材76として感熱紙が誤って使用
される場合には、該被記録材が定着ローラ97に接して
加熱されると、その記録面の全面が黒化してしまう。そ
のため、前記濃度センサー110によって該被記録材の
端縁余白も黒色と検知され、該濃度センサー110の出
力信号が変化する。
れている場合は、その端縁余白は当然のことながら白色
であり、前記濃度センサー110によっても白色と検知
される。一方、被記録材76として感熱紙が誤って使用
される場合には、該被記録材が定着ローラ97に接して
加熱されると、その記録面の全面が黒化してしまう。そ
のため、前記濃度センサー110によって該被記録材の
端縁余白も黒色と検知され、該濃度センサー110の出
力信号が変化する。
【0069】前記濃度センサー110の出力信号はコン
トロール部によって適時監視されているので、出力信号
の変化により異常記録と判断されると、アラーム音が発
せられ、さらに、通常の場合には、記録が完了すると、
消去すべき記録データを本体内部のメモリーに保持する
とともに、記録装置全体の動作を中断する。ユーザー
は、これにより異常を知ることができ、正規の被記録材
を入れ直す。そこで、今度は、この正規の被記録材に対
して、前記メモリーに保持された記録データが正常に記
録される。以後、通常の動作に復帰させる。このような
処理手順を採ることにより、気付かないうちに全面黒化
した判読不明な記録物を正常受信記録物として受け付け
るという事故を未然に防止することができる。
トロール部によって適時監視されているので、出力信号
の変化により異常記録と判断されると、アラーム音が発
せられ、さらに、通常の場合には、記録が完了すると、
消去すべき記録データを本体内部のメモリーに保持する
とともに、記録装置全体の動作を中断する。ユーザー
は、これにより異常を知ることができ、正規の被記録材
を入れ直す。そこで、今度は、この正規の被記録材に対
して、前記メモリーに保持された記録データが正常に記
録される。以後、通常の動作に復帰させる。このような
処理手順を採ることにより、気付かないうちに全面黒化
した判読不明な記録物を正常受信記録物として受け付け
るという事故を未然に防止することができる。
【0070】以上説明した実施例によれば、熱定着部を
有する記録装置に濃度検知手段110を設けたので、使
用者が誤って感熱紙を挿入してしまうことにより判読不
明な記録が行われる事故を防止することが可能となる。
このことは、特に無人でデータの伝送および記録を行う
ことの多いファクシミリ装置において顕著な効果があ
る。したがって、上記のような事故を防止するとともに
通信システム全体の信頼性向上を大幅に向上させること
が可能な記録装置が得られる。
有する記録装置に濃度検知手段110を設けたので、使
用者が誤って感熱紙を挿入してしまうことにより判読不
明な記録が行われる事故を防止することが可能となる。
このことは、特に無人でデータの伝送および記録を行う
ことの多いファクシミリ装置において顕著な効果があ
る。したがって、上記のような事故を防止するとともに
通信システム全体の信頼性向上を大幅に向上させること
が可能な記録装置が得られる。
【0071】図15および図16の実施例では濃度セン
サー110を熱定着部(定着ローラ97)の被記録材搬
送方向下流側に設けたが、被記録材76として色付きの
用紙を使用する場合などでは地色による誤検知のおそれ
が生じるので、前記熱定着部の被記録材搬送方向上流側
にも同じ濃度センサーを配置し、両方の濃度センサーの
検出値の差分で記録画像の乱れを判断するように構成す
れば、使用することが可能な被記録材76の種類を一層
増やすことが可能である。
サー110を熱定着部(定着ローラ97)の被記録材搬
送方向下流側に設けたが、被記録材76として色付きの
用紙を使用する場合などでは地色による誤検知のおそれ
が生じるので、前記熱定着部の被記録材搬送方向上流側
にも同じ濃度センサーを配置し、両方の濃度センサーの
検出値の差分で記録画像の乱れを判断するように構成す
れば、使用することが可能な被記録材76の種類を一層
増やすことが可能である。
【0072】また、前述の実施例では、濃度センサー1
10によって被記録材76の端縁余白の濃度を検知する
構成にしたが、必要以上に余白を取りたくない場合に
は、濃度センサー110として例えば密着型の画像読み
取りセンサーを用いて、これの読み取りデータと記録系
に入力した画像信号とを比較参照することにより、全面
黒化の異常を検知することも可能である。この場合は、
感熱紙誤挿入による全面黒化だけでなく、記録部の何ら
かの故障で記録が正常に行なわれなかった場合の異常検
知も同時に行うことができる。
10によって被記録材76の端縁余白の濃度を検知する
構成にしたが、必要以上に余白を取りたくない場合に
は、濃度センサー110として例えば密着型の画像読み
取りセンサーを用いて、これの読み取りデータと記録系
に入力した画像信号とを比較参照することにより、全面
黒化の異常を検知することも可能である。この場合は、
感熱紙誤挿入による全面黒化だけでなく、記録部の何ら
かの故障で記録が正常に行なわれなかった場合の異常検
知も同時に行うことができる。
【0073】なお、図15および図16で説明した実施
例は、感熱紙を使用すべき記録装置(ファクシミリ装置
など)に普通紙を誤挿入した場合の異常検知および事故
防止に適用することも可能である。普通紙を誤挿入した
場合は、記録面が全面白色で全く記録されないことにな
るので、例えば送信先を表示するヘッダー部に一部分だ
け黒を記録するようにしておき、その黒部分の存在が濃
度センサー110によって検知されるか否かで異常を検
知することができる。
例は、感熱紙を使用すべき記録装置(ファクシミリ装置
など)に普通紙を誤挿入した場合の異常検知および事故
防止に適用することも可能である。普通紙を誤挿入した
場合は、記録面が全面白色で全く記録されないことにな
るので、例えば送信先を表示するヘッダー部に一部分だ
け黒を記録するようにしておき、その黒部分の存在が濃
度センサー110によって検知されるか否かで異常を検
知することができる。
【0074】また、図15および図16で説明した実施
例では加熱定着部を持った電子写真記録系の一つである
レーザービーム記録方式について述べたが、前述した被
記録材の誤挿入検知および事故防止のための構成は、L
EDアレイや液晶シャッターアレイなどを用いる他の電
子写真記録系を有する記録装置の場合にも同様に適用す
ることができ、同様の作用効果を得ることができる。の
記録装置に対しても同様に適用することができ、同様の
効果が得られるものである。
例では加熱定着部を持った電子写真記録系の一つである
レーザービーム記録方式について述べたが、前述した被
記録材の誤挿入検知および事故防止のための構成は、L
EDアレイや液晶シャッターアレイなどを用いる他の電
子写真記録系を有する記録装置の場合にも同様に適用す
ることができ、同様の作用効果を得ることができる。の
記録装置に対しても同様に適用することができ、同様の
効果が得られるものである。
【0075】また、前述した被記録材の誤挿入検知およ
び事故防止のための構成は、加熱定着部を備えた記録装
置であれば、ワイヤドット式、感熱式、熱転写式、イン
クジェット式等、他の記録方式の記録装置に対しても同
様に適用することができ、同様の効果が得られるもので
ある。すなわち、インクを乾燥定着させる定着器を備え
たインクジェット記録装置にも同様に適用することがで
き、図15および図16の場合と同様の作用効果が得ら
れるものである。ただし、インクジェット記録装置の場
合は、記録が低速であれば必ずしも加熱定着器を必要と
しないので、濃度センサーによって感熱紙を検知したら
定着器による加熱を停止し、低速で被記録材を搬送しな
がら保存されていたデータで再記録を行うことにより、
装置本体の動作を中断させることなく、被記録材の誤挿
入検知および事故防止のための処置を実行することがで
きる。
び事故防止のための構成は、加熱定着部を備えた記録装
置であれば、ワイヤドット式、感熱式、熱転写式、イン
クジェット式等、他の記録方式の記録装置に対しても同
様に適用することができ、同様の効果が得られるもので
ある。すなわち、インクを乾燥定着させる定着器を備え
たインクジェット記録装置にも同様に適用することがで
き、図15および図16の場合と同様の作用効果が得ら
れるものである。ただし、インクジェット記録装置の場
合は、記録が低速であれば必ずしも加熱定着器を必要と
しないので、濃度センサーによって感熱紙を検知したら
定着器による加熱を停止し、低速で被記録材を搬送しな
がら保存されていたデータで再記録を行うことにより、
装置本体の動作を中断させることなく、被記録材の誤挿
入検知および事故防止のための処置を実行することがで
きる。
【0076】なお、前述の各実施例では、被記録材の全
幅または一部をカバーする長さのライン記録手段を用い
て副走査のみで記録するライン記録方式の場合を例に挙
げて説明したが、本発明は、記録手段を主走査方向に移
動させるシリアル記録方式の場合、あるいは回転するド
ラムに巻き付けた被記録材に対して記録するドラムスキ
ャン方式の場合にも同様に適用することができ、同様の
作用効果が得られるものである。
幅または一部をカバーする長さのライン記録手段を用い
て副走査のみで記録するライン記録方式の場合を例に挙
げて説明したが、本発明は、記録手段を主走査方向に移
動させるシリアル記録方式の場合、あるいは回転するド
ラムに巻き付けた被記録材に対して記録するドラムスキ
ャン方式の場合にも同様に適用することができ、同様の
作用効果が得られるものである。
【0077】また、前述の各実施例では1個の記録手段
で記録する単色記録の場合を例に挙げて説明したが、本
発明は、異なる色で記録する複数の記録手段を用いるカ
ラー記録の場合、あるいは同一色彩で異なる濃度で記録
する複数の記録手段を用いる階調記録など、記録手段の
数や記録色に関係無く広く適用可能であり、それらの場
合にも同様の作用効果が得られるものである。
で記録する単色記録の場合を例に挙げて説明したが、本
発明は、異なる色で記録する複数の記録手段を用いるカ
ラー記録の場合、あるいは同一色彩で異なる濃度で記録
する複数の記録手段を用いる階調記録など、記録手段の
数や記録色に関係無く広く適用可能であり、それらの場
合にも同様の作用効果が得られるものである。
【0078】さらに、本発明は、記録手段とインクタン
クを一体化したヘッドカートリッジを用いる場合、交換
可能またはインク充填式(パーマネント式)のヘッドカ
ートリッジの他、記録手段とインクタンクを別体にし、
これらをインク供給チューブ等で接続したものなど、記
録手段およびインクタンクの構成がどのような場合で
も、同様に適用することができ、同様の効果を達成し得
るものである。
クを一体化したヘッドカートリッジを用いる場合、交換
可能またはインク充填式(パーマネント式)のヘッドカ
ートリッジの他、記録手段とインクタンクを別体にし、
これらをインク供給チューブ等で接続したものなど、記
録手段およびインクタンクの構成がどのような場合で
も、同様に適用することができ、同様の効果を達成し得
るものである。
【0079】なお、本発明は、インクジェット記録装置
の場合、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用
いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用でき
るが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出す
る方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。かかる方式に
よれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるからで
ある。
の場合、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用
いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用でき
るが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出す
る方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。かかる方式に
よれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるからで
ある。
【0080】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0081】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0082】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0083】さらに、前述のように、記録装置が記録で
きる被記録材(記録媒体)の最大幅に対応した長さを有
するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても、本発明
は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、上例のようなシリアル
タイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、
あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッ
ド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
きる被記録材(記録媒体)の最大幅に対応した長さを有
するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても、本発明
は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、上例のようなシリアル
タイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、
あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッ
ド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0084】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる記録ヘッドに対しての回復手段や予備的な補助手
段等を付加することは、本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリーニン
グ手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは
別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なう
ことも安定した記録を行なうために有効である。
られる記録ヘッドに対しての回復手段や予備的な補助手
段等を付加することは、本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリーニン
グ手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは
別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なう
ことも安定した記録を行なうために有効である。
【0085】また、前述のように、搭載される記録ヘッ
ドの種類ないし個数についても、例えば、単色のインク
に対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃
度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けられ
るものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置の
記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モード
だけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個
の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色の
複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも一
つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
ドの種類ないし個数についても、例えば、単色のインク
に対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃
度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けられ
るものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置の
記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モード
だけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個
の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色の
複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも一
つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0086】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0087】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0088】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0089】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、記録手段から被記録材へインクを吐
出して記録を行うインクジェット記録装置において、記
録手段より搬送方向上流側で被記録材を搬送手段に接触
させるガイド部材と、記録手段を被記録材から離隔する
方向へ退避させるための移動手段と、前記搬送手段およ
び前記移動手段を動作させる制御手段とを有し、被記録
材の後端部が前記ガイド部材に挟持されている時に、前
記移動手段により記録手段を退避させて、被記録材を搬
送する構成としたので、記録手段と被記録材との衝突を
確実に防止することができ、被記録材のインク汚れや吐
出口の損傷を防止することができ、記録装置の信頼性お
よび記録物の品位維持を図ることが可能なインクジェッ
ト記録装置が提供される。
1の発明によれば、記録手段から被記録材へインクを吐
出して記録を行うインクジェット記録装置において、記
録手段より搬送方向上流側で被記録材を搬送手段に接触
させるガイド部材と、記録手段を被記録材から離隔する
方向へ退避させるための移動手段と、前記搬送手段およ
び前記移動手段を動作させる制御手段とを有し、被記録
材の後端部が前記ガイド部材に挟持されている時に、前
記移動手段により記録手段を退避させて、被記録材を搬
送する構成としたので、記録手段と被記録材との衝突を
確実に防止することができ、被記録材のインク汚れや吐
出口の損傷を防止することができ、記録装置の信頼性お
よび記録物の品位維持を図ることが可能なインクジェッ
ト記録装置が提供される。
【0090】請求項4の発明によれば、記録手段から被
記録材へインクを吐出して記録を行うインクジェット記
録装置において、記録位置より被記録材搬送方向下流側
に加熱手段を設け、該加熱手段の内部に、被記録材搬送
方向と直角方向の中央部が両端部より高く凸状になった
曲面を有する発熱体と、被記録材の少なくとも2点に接
触して該被記録材を搬送する搬送手段とを設け、前記搬
送手段が被記録材の裏面を前記発熱体に押圧しつつ搬送
方向と直角の外向き方向へ張力をかけて搬送する構成と
したので、被記録材を発熱体に均等に押し付けて熱の伝
達効率を高めることができ、定着速度を高めることがで
きるとともに、定着による濃度ムラや被記録材の波打ち
の発生などを防止することができるインクジェット記録
装置が提供される。
記録材へインクを吐出して記録を行うインクジェット記
録装置において、記録位置より被記録材搬送方向下流側
に加熱手段を設け、該加熱手段の内部に、被記録材搬送
方向と直角方向の中央部が両端部より高く凸状になった
曲面を有する発熱体と、被記録材の少なくとも2点に接
触して該被記録材を搬送する搬送手段とを設け、前記搬
送手段が被記録材の裏面を前記発熱体に押圧しつつ搬送
方向と直角の外向き方向へ張力をかけて搬送する構成と
したので、被記録材を発熱体に均等に押し付けて熱の伝
達効率を高めることができ、定着速度を高めることがで
きるとともに、定着による濃度ムラや被記録材の波打ち
の発生などを防止することができるインクジェット記録
装置が提供される。
【0091】請求項5〜請求項10の発明によれば、上
記構成に加えて、被記録材と前記発熱体との摩擦係数を
μ1 、被記録材と前記搬送手段との摩擦係数をμ2 とす
るとき、前記加熱手段はμ1 <μ2 となるような構成、
前記搬送手段は円盤状に加工した円型部材を軸に遊嵌し
たものである構成、前記軸または前記円型部材が弾性体
である構成、被記録材が搬送手段に当接した時に前記軸
の中央部に押圧力が作用し、離脱すると前記押圧力が解
除される構成、前記搬送手段が被記録材の両端と接して
いる場合、接点間の距離は、前記軸に押圧力が作用して
いる時の方が作用していない時よりも大きくなる構成、
あるいは前記搬送手段がベルトである構成としたので、
一層効率よく、被記録材を発熱体に均等に押し付けて熱
の伝達効率を高めることができ、定着速度を高めること
ができるとともに、定着による濃度ムラや被記録材の波
打ちの発生などを防止することができるインクジェット
記録装置が提供される。
記構成に加えて、被記録材と前記発熱体との摩擦係数を
μ1 、被記録材と前記搬送手段との摩擦係数をμ2 とす
るとき、前記加熱手段はμ1 <μ2 となるような構成、
前記搬送手段は円盤状に加工した円型部材を軸に遊嵌し
たものである構成、前記軸または前記円型部材が弾性体
である構成、被記録材が搬送手段に当接した時に前記軸
の中央部に押圧力が作用し、離脱すると前記押圧力が解
除される構成、前記搬送手段が被記録材の両端と接して
いる場合、接点間の距離は、前記軸に押圧力が作用して
いる時の方が作用していない時よりも大きくなる構成、
あるいは前記搬送手段がベルトである構成としたので、
一層効率よく、被記録材を発熱体に均等に押し付けて熱
の伝達効率を高めることができ、定着速度を高めること
ができるとともに、定着による濃度ムラや被記録材の波
打ちの発生などを防止することができるインクジェット
記録装置が提供される。
【0092】請求項13の発明によれば、被記録材を供
給する給紙手段と、被記録材を搬送する搬送手段と、被
記録材に記録する記録手段と、加熱定着手段とを有する
記録装置において、記録手段の搬送方向下流側あるいは
上流側と下流側の両方に、前記被記録材の地色を検出す
るための濃度検知手段を設ける構成としたので、使用者
が誤って感熱紙を挿入してしまって判読不明な記録が行
われる事故を効果的に防止することができ、特に無人で
データの伝送および記録が行われることの多いファクシ
ミリ装置において顕著な効果があり、上記トラブルの防
止とともに通信システム全体の信頼性向上に大きく寄与
することが可能な記録装置が提供される。
給する給紙手段と、被記録材を搬送する搬送手段と、被
記録材に記録する記録手段と、加熱定着手段とを有する
記録装置において、記録手段の搬送方向下流側あるいは
上流側と下流側の両方に、前記被記録材の地色を検出す
るための濃度検知手段を設ける構成としたので、使用者
が誤って感熱紙を挿入してしまって判読不明な記録が行
われる事故を効果的に防止することができ、特に無人で
データの伝送および記録が行われることの多いファクシ
ミリ装置において顕著な効果があり、上記トラブルの防
止とともに通信システム全体の信頼性向上に大きく寄与
することが可能な記録装置が提供される。
【0093】請求項14〜請求項20の発明によれば、
上記構成に加えて、記録手段は加熱定着手段を有する電
子写真方式である構成、記録手段は加熱定着手段を有す
るインクジェット記録方式である構成、濃度検知のため
に被記録材の一部に濃度検知パターンを記録する構成、
前記濃度検知手段は被記録材の記録余白部を検知する構
成、前記濃度検知手段は発光素子と受光素子とで構成さ
れる光学的検知手段である構成、前記濃度検知手段は熱
定着手段の搬送方向上流側の検出値と搬送方向下流側の
検出値の差分によって被記録材の地色を検出する構成、
あるいは前記濃度検知手段の検出値により警告手段を作
動させる構成としたので、一層効率よく、使用者が誤っ
て感熱紙を挿入してしまって判読不明な記録が行われる
事故を効果的に防止することができ、通信システム全体
の信頼性向上に大きく寄与することが可能な記録装置が
提供される。
上記構成に加えて、記録手段は加熱定着手段を有する電
子写真方式である構成、記録手段は加熱定着手段を有す
るインクジェット記録方式である構成、濃度検知のため
に被記録材の一部に濃度検知パターンを記録する構成、
前記濃度検知手段は被記録材の記録余白部を検知する構
成、前記濃度検知手段は発光素子と受光素子とで構成さ
れる光学的検知手段である構成、前記濃度検知手段は熱
定着手段の搬送方向上流側の検出値と搬送方向下流側の
検出値の差分によって被記録材の地色を検出する構成、
あるいは前記濃度検知手段の検出値により警告手段を作
動させる構成としたので、一層効率よく、使用者が誤っ
て感熱紙を挿入してしまって判読不明な記録が行われる
事故を効果的に防止することができ、通信システム全体
の信頼性向上に大きく寄与することが可能な記録装置が
提供される。
【図1】請求項1の発明を適用したインクジェット記録
装置の一実施例の記録部の構成を示す模式的縦断面図で
ある。
装置の一実施例の記録部の構成を示す模式的縦断面図で
ある。
【図2】図1中の記録手段のインク吐出部の構造を模式
的に示す一部破断部分斜視図である。
的に示す一部破断部分斜視図である。
【図3】図1の記録装置の記録開始時の状態を模式的に
示す部分側面図である。
示す部分側面図である。
【図4】図1の記録装置の記録終了時の状態を模式的に
示す部分側面図である。
示す部分側面図である。
【図5】図1の記録装置で記録を終了し記録手段を退避
させた時の状態を模式的に示す部分側面図である。
させた時の状態を模式的に示す部分側面図である。
【図6】図1の記録装置で記録を終了し記録手段を退避
させた後に被記録材を排出する状態を模式的に示す部分
側面図である。
させた後に被記録材を排出する状態を模式的に示す部分
側面図である。
【図7】図3〜図6で示す各動作のシーケンスを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図8】請求項4の発明を適用したインクジェット記録
装置の一実施例の要部構成を示す模式的側面図である。
装置の一実施例の要部構成を示す模式的側面図である。
【図9】図8中の線9−9に沿った定着部の第1実施例
の模式的横断面図である。
の模式的横断面図である。
【図10】図9の定着部において搬送コロが被記録材に
加える力の方向と大きさを表す模式的部分横断面図であ
る。
加える力の方向と大きさを表す模式的部分横断面図であ
る。
【図11】請求項4の発明を適用したインクジェット記
録装置の定着部の第2実施例の模式的横断面図である。
録装置の定着部の第2実施例の模式的横断面図である。
【図12】請求項4の発明を適用したインクジェット記
録装置の定着部の第3実施例の模式的横断面図である。
録装置の定着部の第3実施例の模式的横断面図である。
【図13】請求項4の発明を適用したインクジェット記
録装置の定着部の第4実施例の模式的横断面図である。
録装置の定着部の第4実施例の模式的横断面図である。
【図14】請求項4の発明を適用したインクジェット記
録装置の定着部の第5実施例の模式的横断面図である。
録装置の定着部の第5実施例の模式的横断面図である。
【図15】請求項13の発明を適用した記録装置の一実
施例の構成を示す模式的縦断面図である。
施例の構成を示す模式的縦断面図である。
【図16】図15中の濃度検知手段の配置例を示す部分
斜視図である。
斜視図である。
1 記録手段(記録ヘッド) 2 被記録材 3 インクタンク 4 インク 5 プラテンローラ 8 キャッピング手段 9 キャップ 10 ワイピングブレード 12 ガイド部材 21 被記録材 24 プラテン 25 記録手段(記録ヘッド) 26 排紙ローラ 27 排紙ローラ 28 定着部 30 発熱体(ヒーター) 31 搬送コロ 32 搬送コロ 33 搬送軸 34 押圧軸受 35 バネ 36 プランジャー 37 搬送ギア 38 モーター 40 加熱面(ヒーター表面) 41 搬送ベルト 42 搬送ベルト 51 原稿載置台 53 原稿 58 搬送ローラ 63 読み取りガラス 64 発光部材 66 光電変換素子 67 排出ローラ 69 原稿排出トレイ 70 感光ドラム 71 帯電器 72 レーザー発振器 74 現像部 75 転写ローラ 76 被記録材 77 クリーニング部材 78 記録カートリッジ 81 基板 82 電気熱変換体 86 液路 87 共通液室 88 吐出口面 89 吐出口 90 給紙カセット 91 給紙ローラ 96 ヒーター 97 定着ローラ 98 加圧ローラ 99 排出ローラ 101 排出ローラ 102 被記録材排出トレイ 110 濃度検知手段(濃度センサー) L 原稿読み取り手段 M 記録手段 N 被記録材搬送手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶原 紀夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (23)
- 【請求項1】 記録手段から被記録材へインクを吐出
して記録を行うインクジェット記録装置において、記録
手段より搬送方向上流側で被記録材を搬送手段に接触さ
せるガイド部材と、記録手段を被記録材から離隔する方
向へ退避させるための移動手段と、前記搬送手段および
前記移動手段を動作させる制御手段とを有し、被記録材
の後端部が前記ガイド部材に挟持されている時に、前記
移動手段により記録手段を退避させて、被記録材を搬送
することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記記録手段が、インクを吐出するた
めに利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を
備えているインクジェット記録手段であることを特徴と
する請求項1のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 前記記録手段が、前記電気熱変換体が
発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利
用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴とす
る請求項2のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 記録手段から被記録材へインクを吐出
して記録を行うインクジェット記録装置において、記録
位置より被記録材搬送方向下流側に加熱手段を設け、該
加熱手段の内部に、被記録材搬送方向と直角方向の中央
部が両端部より高く凸状になった曲面を有する発熱体
と、被記録材の少なくとも2点に接触して該被記録材を
搬送する搬送手段とを設け、前記搬送手段が被記録材の
裏面を前記発熱体に押圧しつつ搬送方向と直角の外向き
方向へ張力をかけて搬送することを特徴とするインクジ
ェット記録装置。 - 【請求項5】 被記録材と前記発熱体との摩擦係数を
μ1 、被記録材と前記搬送手段との摩擦係数をμ2 とす
るとき、前記加熱手段はμ1 <μ2 となるように構成さ
れていることを特徴とする請求項4のインクジェット記
録装置。 - 【請求項6】 前記搬送手段は円盤状に加工した円型
部材を軸に遊嵌したものであることを特徴とする請求項
4のインクジェット記録装置。 - 【請求項7】 前記軸または前記円型部材が弾性体で
あることを特徴とする請求項6のインクジェット記録装
置。 - 【請求項8】 被記録材が搬送手段に当接した時に前
記軸の中央部に押圧力が作用し、離脱すると前記押圧力
が解除されることを特徴とする請求項6のインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項9】 前記搬送手段が被記録材の両端と接し
ている場合、接点間の距離は、前記軸に押圧力が作用し
ている時の方が作用していない時よりも大きくなること
を特徴とする請求項6のインクジェット記録装置。 - 【請求項10】 前記搬送手段がベルトであることを
特徴とする請求項4のインクジェット記録装置。 - 【請求項11】 前記記録手段が、インクを吐出する
ために利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体
を備えているインクジェット記録手段であることを特徴
とする請求項4のインクジェット記録装置。 - 【請求項12】 前記記録手段が、前記電気熱変換体
が発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を
利用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴と
する請求項11のインクジェット記録装置。 - 【請求項13】 被記録材を供給する給紙手段と、被
記録材を搬送する搬送手段と、被記録材に記録する記録
手段と、加熱定着手段とを有する記録装置において、記
録手段の搬送方向下流側あるいは上流側と下流側の両方
に、前記被記録材の地色を検出するための濃度検知手段
を設けることを特徴とする記録装置。 - 【請求項14】 記録手段が加熱定着手段を有する電
子写真方式であることを特徴とする請求項13の記録装
置。 - 【請求項15】 記録手段が加熱定着手段を有するイ
ンクジェット記録方式であることを特徴とする請求項1
3の記録装置。 - 【請求項16】 濃度検知のために、被記録材の一部
に濃度検知パターンを記録することを特徴とする請求項
13の記録装置。 - 【請求項17】 前記濃度検知手段が、被記録材の記
録余白部を検知することを特徴とする請求項13の記録
装置。 - 【請求項18】 前記濃度検知手段が、発光素子と受
光素子とで構成される光学的検知手段であることを特徴
とする請求項13の記録装置。 - 【請求項19】 前記濃度検知手段が、熱定着手段の
搬送方向上流側の検出値と搬送方向下流側の検出値の差
分によって、被記録材の地色を検出することを特徴とす
る請求項13の記録装置。 - 【請求項20】 前記濃度検知手段の検出値により、
警告手段を作動させることを特徴とする請求項13の記
録装置。 - 【請求項21】 前記記録手段がインクジェット記録
手段であることを特徴とする請求項13の記録装置。 - 【請求項22】 前記記録手段が、インクを吐出する
ために利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体
を備えているインクジェット記録手段であることを特徴
とする請求項13の記録装置。 - 【請求項23】 前記記録手段が、前記電気熱変換体
が発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を
利用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴と
する請求項22の記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18940693A JPH0717097A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18940693A JPH0717097A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 記録装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001283132A Division JP3647403B2 (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717097A true JPH0717097A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16240750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18940693A Pending JPH0717097A (ja) | 1993-07-01 | 1993-07-01 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717097A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159771A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Seiko Epson Corp | 記録装置、記録装置の制御方法及び制御プログラム |
| JP2015009463A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及び画像読取方法 |
| JP2016135599A (ja) * | 2010-06-01 | 2016-07-28 | 株式会社東芝 | インクジェット記録装置 |
-
1993
- 1993-07-01 JP JP18940693A patent/JPH0717097A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159771A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Seiko Epson Corp | 記録装置、記録装置の制御方法及び制御プログラム |
| JP2016135599A (ja) * | 2010-06-01 | 2016-07-28 | 株式会社東芝 | インクジェット記録装置 |
| JP2015009463A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及び画像読取方法 |
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