JPH07171764A - ドレスギヤの製造方法 - Google Patents
ドレスギヤの製造方法Info
- Publication number
- JPH07171764A JPH07171764A JP31792593A JP31792593A JPH07171764A JP H07171764 A JPH07171764 A JP H07171764A JP 31792593 A JP31792593 A JP 31792593A JP 31792593 A JP31792593 A JP 31792593A JP H07171764 A JPH07171764 A JP H07171764A
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- Japan
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- abrasive grains
- base metal
- gear
- plating layer
- covering
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- Pending
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- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ツールイング仕上げ工程を省略しながらも所
望の歯面精度を確保することができるドレスギヤの製造
方法を提供する。 【構成】 歯型を備えた台金を用意し、該台金の歯型の
表面に砥粒を電着し、次いで該砥粒を上記台金の表面に
向かって押圧し、その後、砥粒電着層上に肉盛りメッキ
を施す。上記砥粒を台金の表面に向かって押圧する工程
に先立って、砥粒間の砥粒電着層の表面と砥粒の表面と
を連続して覆うカバリングメッキ層を形成する工程を設
け、このカバリングメッキ層上から上記砥粒を台金の表
面に向かって押圧するようにし、次いで、上記カバリン
グメッキ層を除去した後、上記肉盛りメッキ工程を実施
する。
望の歯面精度を確保することができるドレスギヤの製造
方法を提供する。 【構成】 歯型を備えた台金を用意し、該台金の歯型の
表面に砥粒を電着し、次いで該砥粒を上記台金の表面に
向かって押圧し、その後、砥粒電着層上に肉盛りメッキ
を施す。上記砥粒を台金の表面に向かって押圧する工程
に先立って、砥粒間の砥粒電着層の表面と砥粒の表面と
を連続して覆うカバリングメッキ層を形成する工程を設
け、このカバリングメッキ層上から上記砥粒を台金の表
面に向かって押圧するようにし、次いで、上記カバリン
グメッキ層を除去した後、上記肉盛りメッキ工程を実施
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯車の研削加工仕上げ
に用いられる研削砥石をドレッシングするためのドレス
ギヤの製造方法に関する。
に用いられる研削砥石をドレッシングするためのドレス
ギヤの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車におけるトランスミッションのギ
ヤノイズ低減のため、ギヤの熱処理後の加工によってギ
ヤの熱処理変形を除去するハードフィニッシュの1つで
ある、「ギヤホーニング」と呼ばれる加工方法が従来か
ら行われている。
ヤノイズ低減のため、ギヤの熱処理後の加工によってギ
ヤの熱処理変形を除去するハードフィニッシュの1つで
ある、「ギヤホーニング」と呼ばれる加工方法が従来か
ら行われている。
【0003】このギヤホーニングは、内歯車型砥石と被
加工ギヤとを噛合回転させることにより、シェービング
と同様に、相対すべりを利用して歯面を加工する方法で
あり、その精度は上記内歯車型砥石のドレッシングに用
いられるドレスギヤの精度に依存する。
加工ギヤとを噛合回転させることにより、シェービング
と同様に、相対すべりを利用して歯面を加工する方法で
あり、その精度は上記内歯車型砥石のドレッシングに用
いられるドレスギヤの精度に依存する。
【0004】上記ドレスギヤは、歯型を備えた台金の表
面に、ダイヤモンド砥粒を電着(ニッケルメッキ)によ
り強固に保持させたものよりなり(特開昭64ー716
20号公報参照)、上記ダイヤモンド砥粒の先端は、所
望の歯面精度に従って均一に整列していることを要求さ
れる。
面に、ダイヤモンド砥粒を電着(ニッケルメッキ)によ
り強固に保持させたものよりなり(特開昭64ー716
20号公報参照)、上記ダイヤモンド砥粒の先端は、所
望の歯面精度に従って均一に整列していることを要求さ
れる。
【0005】先ず、従来のドレスギヤの製造方法につい
て、各工程(a)〜(d)をそれぞれ示す図6(a)〜
(d)ならびに図7を参照しながら説明する。
て、各工程(a)〜(d)をそれぞれ示す図6(a)〜
(d)ならびに図7を参照しながら説明する。
【0006】(a)台金歯研工程 通常のギヤ加工方法と同様に、ホブ切り、シェービング
および熱処理の各工程を経て台金1を作成し、所定の研
削盤を用いて最終的に歯面精度を出す。この場合、台金
1の歯厚は、ダイヤモンド砥粒3が電着される厚みの分
(仮想線で図示)を見込んで細くする。
および熱処理の各工程を経て台金1を作成し、所定の研
削盤を用いて最終的に歯面精度を出す。この場合、台金
1の歯厚は、ダイヤモンド砥粒3が電着される厚みの分
(仮想線で図示)を見込んで細くする。
【0007】(b)砥粒電着工程 ニッケルメッキにより、台金1の歯の表面に、厚さ3〜
5μm程度の下地メッキ層2を施した後、歯面の周囲に
107〜138μm程度の粒径を有するダイヤモンド砥
粒3を敷き詰めた状態で、ニッケルメッキを行って、砥
粒3を台金1上に電着する。その結果、砥粒3、3間の
台金1上には、厚さ25μm程度の砥粒電着層4が被着
され、砥粒3が台金1上に保持される(図7参照)。な
お、この場合、ダイヤモンド砥粒3が非伝導体のため、
砥粒3上にはメッキ層は被着しない。
5μm程度の下地メッキ層2を施した後、歯面の周囲に
107〜138μm程度の粒径を有するダイヤモンド砥
粒3を敷き詰めた状態で、ニッケルメッキを行って、砥
粒3を台金1上に電着する。その結果、砥粒3、3間の
台金1上には、厚さ25μm程度の砥粒電着層4が被着
され、砥粒3が台金1上に保持される(図7参照)。な
お、この場合、ダイヤモンド砥粒3が非伝導体のため、
砥粒3上にはメッキ層は被着しない。
【0008】(c)肉盛りメッキ工程 上記砥粒電着層4の上に、ニッケルメッキにより厚さ8
0μm程度の肉盛りメッキ層5を被着させ、砥粒3を強
固に保持させる(図7参照)。
0μm程度の肉盛りメッキ層5を被着させ、砥粒3を強
固に保持させる(図7参照)。
【0009】上記(b)の砥粒電着工程では、電流密度
が小さい条件でニッケルメッキを行わないと砥粒3が電
着しないが、砥粒3がニッケルメッキ層によってある程
度保持された後は、余分な砥粒3を除去し、電流密度を
高めた状態でのメッキが可能になる。なお、この肉盛り
メッキは、無電解メッキにより施す場合もある。
が小さい条件でニッケルメッキを行わないと砥粒3が電
着しないが、砥粒3がニッケルメッキ層によってある程
度保持された後は、余分な砥粒3を除去し、電流密度を
高めた状態でのメッキが可能になる。なお、この肉盛り
メッキは、無電解メッキにより施す場合もある。
【0010】(d)ツールイング仕上げ工程 上記(c)の肉盛りメッキ工程が終了した状態では、実
際には、図8に示すように、砥粒3の高さに不揃いが生
じている。そこで、この砥粒3の高さに不揃いを除去す
るために、ダイヤモンドホイールDWを用いて歯研し、
所望の歯面精度に仕上げて、所望のドレスギヤを得る。
際には、図8に示すように、砥粒3の高さに不揃いが生
じている。そこで、この砥粒3の高さに不揃いを除去す
るために、ダイヤモンドホイールDWを用いて歯研し、
所望の歯面精度に仕上げて、所望のドレスギヤを得る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のドレスギヤの製造方法においては、上記(c)の肉
盛りメッキ工程により、砥粒3が強固に保持されている
ため、上記(d)のツールイング仕上げ工程では、ダイ
ヤモンドホイールDWを用いた長時間の研削作業を強い
られる。その結果、ドレスギヤの製作費が高騰し、かつ
製作に要する時間が長くなるという問題があった。しか
しながら、従来のドレスギヤの製造方法においては、所
望の歯面精度を確保するためには、上記ツールイング仕
上げ工程を省略することは不可能であった。
来のドレスギヤの製造方法においては、上記(c)の肉
盛りメッキ工程により、砥粒3が強固に保持されている
ため、上記(d)のツールイング仕上げ工程では、ダイ
ヤモンドホイールDWを用いた長時間の研削作業を強い
られる。その結果、ドレスギヤの製作費が高騰し、かつ
製作に要する時間が長くなるという問題があった。しか
しながら、従来のドレスギヤの製造方法においては、所
望の歯面精度を確保するためには、上記ツールイング仕
上げ工程を省略することは不可能であった。
【0012】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、上記ツールイング仕上げ工程を省略し
ながらも所望の歯面精度を確保することができるドレス
ギヤの製造方法を提供することを目的とする。
たものであって、上記ツールイング仕上げ工程を省略し
ながらも所望の歯面精度を確保することができるドレス
ギヤの製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるドレスギ
ヤの製造方法では、上記(b)の砥粒電着工程と、上記
(c)の肉盛りメッキ工程との間に、砥粒を台金の表面
に向かって押圧する工程を介設することにより、上記目
的を達成することを特徴とするものである。
ヤの製造方法では、上記(b)の砥粒電着工程と、上記
(c)の肉盛りメッキ工程との間に、砥粒を台金の表面
に向かって押圧する工程を介設することにより、上記目
的を達成することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明に係わるドレスギヤの製造方
法では、上記砥粒を台金の表面に向かって押圧する工程
に先立って、砥粒間の砥粒電着層の表面と砥粒の表面と
を連続して覆うカバリングメッキ層を形成する工程を設
け、このカバリングメッキ層上から上記砥粒を台金の表
面に向かって押圧するようにし、次いで、上記カバリン
グメッキ層を除去した後、上記肉盛りメッキ工程を実施
することを特徴とするものである。
法では、上記砥粒を台金の表面に向かって押圧する工程
に先立って、砥粒間の砥粒電着層の表面と砥粒の表面と
を連続して覆うカバリングメッキ層を形成する工程を設
け、このカバリングメッキ層上から上記砥粒を台金の表
面に向かって押圧するようにし、次いで、上記カバリン
グメッキ層を除去した後、上記肉盛りメッキ工程を実施
することを特徴とするものである。
【0015】さらに、本発明に係わるドレスギヤの製造
方法では、マスターギヤを用意し、このマスターギヤ
と、上記(b)の砥粒電着工程およびカバリングメッキ
層形成工程を終了したドレスギヤとを噛合回転させるこ
とにより、上記砥粒を上記台金の表面に向かって押圧す
る工程を実施することを特徴とするものである。
方法では、マスターギヤを用意し、このマスターギヤ
と、上記(b)の砥粒電着工程およびカバリングメッキ
層形成工程を終了したドレスギヤとを噛合回転させるこ
とにより、上記砥粒を上記台金の表面に向かって押圧す
る工程を実施することを特徴とするものである。
【0016】
【発明の作用および効果】本発明によれば、請求項1に
記載されているように、砥粒電着工程と、肉盛りメッキ
工程との間に、砥粒を台金の表面に向かって押圧する工
程を設けたことにより、砥粒が砥粒電着層内に強制的に
押し込まれ、これによって、砥粒の高さに不揃いが解消
されるから、ツールイング仕上げ工程を省略することが
できる。したがって、所望の歯面精度を有するドレスギ
ヤを短い時間で、かつ容易に製作することが可能にな
る。
記載されているように、砥粒電着工程と、肉盛りメッキ
工程との間に、砥粒を台金の表面に向かって押圧する工
程を設けたことにより、砥粒が砥粒電着層内に強制的に
押し込まれ、これによって、砥粒の高さに不揃いが解消
されるから、ツールイング仕上げ工程を省略することが
できる。したがって、所望の歯面精度を有するドレスギ
ヤを短い時間で、かつ容易に製作することが可能にな
る。
【0017】上記砥粒を台金の表面に向かって押圧する
工程は、請求項3に記載されているように、マスターギ
ヤを用意し、このマスターギヤと、砥粒電着工程を終了
したドレスギヤとを噛合回転させることにより実施する
のが実用的である。
工程は、請求項3に記載されているように、マスターギ
ヤを用意し、このマスターギヤと、砥粒電着工程を終了
したドレスギヤとを噛合回転させることにより実施する
のが実用的である。
【0018】その場合に、台金上にに電着されたのみの
(肉盛りメッキ工程が施される以前の)砥粒は、砥粒電
着層内への埋め込み量が浅いために保持力が弱いから、
上記ドレスギヤとマスターギヤとの噛合回転に際して、
マスターギヤの歯面とドレスギヤの歯面との間に発生す
る相対すべりにより、ドレスギヤに電着された砥粒が台
金上から脱落するおそれがある。
(肉盛りメッキ工程が施される以前の)砥粒は、砥粒電
着層内への埋め込み量が浅いために保持力が弱いから、
上記ドレスギヤとマスターギヤとの噛合回転に際して、
マスターギヤの歯面とドレスギヤの歯面との間に発生す
る相対すべりにより、ドレスギヤに電着された砥粒が台
金上から脱落するおそれがある。
【0019】そこで本発明では、請求項2に記載されて
いるように、砥粒を台金の表面に向かって押圧する工程
に先立って、砥粒間の砥粒電着層の表面と砥粒の表面と
を連続して覆うカバリングメッキ層を形成する工程を設
け、このカバリングメッキ層上から上記砥粒を台金の表
面に向かって押圧するようにしているため、マスターギ
ヤの歯面とドレスギヤの歯面との間に相対すべりが発生
しても、砥粒が台金上から脱落するおそれは解消され
る。
いるように、砥粒を台金の表面に向かって押圧する工程
に先立って、砥粒間の砥粒電着層の表面と砥粒の表面と
を連続して覆うカバリングメッキ層を形成する工程を設
け、このカバリングメッキ層上から上記砥粒を台金の表
面に向かって押圧するようにしているため、マスターギ
ヤの歯面とドレスギヤの歯面との間に相対すべりが発生
しても、砥粒が台金上から脱落するおそれは解消され
る。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0021】図1は、本実施例によるドレスギヤの製造
方法を示す工程図である。本実施例は、前述した従来の
ドレスギヤの製造方法から、ツールイング仕上げ工程を
省き、代わりに、カバリングメッキ層形成工程、砥粒押
圧工程およびカバリングメッキ層剥脱工程の3工程を付
加したものであり、台金歯研工程、砥粒電着工程および
肉盛りメッキ工程は、前述した従来のドレスギヤの製造
方法と同様であるから、本実施例の説明に供する図2〜
図5の対応部分には、図6〜図8と同一の符号を付し、
重複する説明は省略する。
方法を示す工程図である。本実施例は、前述した従来の
ドレスギヤの製造方法から、ツールイング仕上げ工程を
省き、代わりに、カバリングメッキ層形成工程、砥粒押
圧工程およびカバリングメッキ層剥脱工程の3工程を付
加したものであり、台金歯研工程、砥粒電着工程および
肉盛りメッキ工程は、前述した従来のドレスギヤの製造
方法と同様であるから、本実施例の説明に供する図2〜
図5の対応部分には、図6〜図8と同一の符号を付し、
重複する説明は省略する。
【0022】(1)台金歯研工程 (2)砥粒電着工程 (3)カバリングメッキ層形成工程 上記砥粒電着工程の次に、触媒であるパラジウムイオン
をダイヤモンド砥粒3の表面に付着させるアクチベータ
処理を行った後、銅無電解メッキを行う。これにより、
図2に示すように、ダイヤモンド砥粒3の表面および砥
粒電着層(ニッケルメッキ層)4の表面が、銅メッキ層
よりなるカバリングメッキ層7により連続して覆われ
る。このカバリングメッキ層7の厚さは5〜10μm程
度とする。
をダイヤモンド砥粒3の表面に付着させるアクチベータ
処理を行った後、銅無電解メッキを行う。これにより、
図2に示すように、ダイヤモンド砥粒3の表面および砥
粒電着層(ニッケルメッキ層)4の表面が、銅メッキ層
よりなるカバリングメッキ層7により連続して覆われ
る。このカバリングメッキ層7の厚さは5〜10μm程
度とする。
【0023】(4)砥粒押圧工程 図3に示すように、マスターギヤ8を用意し、このマス
ターギヤ8に、上記カバリングメッキ層形成工程により
砥粒3の表面および砥粒電着層4の表面にカバリングメ
ッキ層7を被着させたドレスギヤ10を噛合させ、両ギ
ヤ8、10の軸8a、10a間の距離を縮める方向に加
圧した状態で、両ギヤ8、10を緩やかに回転させる。
ターギヤ8に、上記カバリングメッキ層形成工程により
砥粒3の表面および砥粒電着層4の表面にカバリングメ
ッキ層7を被着させたドレスギヤ10を噛合させ、両ギ
ヤ8、10の軸8a、10a間の距離を縮める方向に加
圧した状態で、両ギヤ8、10を緩やかに回転させる。
【0024】上記マスターギヤ8は、ドレスギヤ10と
噛合させたときに、ドレスギヤ10の所望の歯面精度が
創成されるように、ホブ切りおよびシェービング工程を
経て、硬度700Hv以上となるように熱処理(浸炭焼
入れ)され、さらに所定の研削盤にて歯研仕上げがなさ
れている。
噛合させたときに、ドレスギヤ10の所望の歯面精度が
創成されるように、ホブ切りおよびシェービング工程を
経て、硬度700Hv以上となるように熱処理(浸炭焼
入れ)され、さらに所定の研削盤にて歯研仕上げがなさ
れている。
【0025】砥粒電着層(ニッケルメッキ層)4の硬度
は250Hv程度で、マスターギヤ8よりも低硬度であ
るから、上記両ギヤ8、10が噛合回転する際の圧力に
よりカバリングメッキ層7を介して台金1側に向かって
押圧されたダイヤモンド砥粒3は、図4に示すように、
砥粒電着層4内に押し込まれる。そして、ドレスギヤ1
0の所望の歯面精度が創成される位置までマスターギヤ
8を移動させる。
は250Hv程度で、マスターギヤ8よりも低硬度であ
るから、上記両ギヤ8、10が噛合回転する際の圧力に
よりカバリングメッキ層7を介して台金1側に向かって
押圧されたダイヤモンド砥粒3は、図4に示すように、
砥粒電着層4内に押し込まれる。そして、ドレスギヤ1
0の所望の歯面精度が創成される位置までマスターギヤ
8を移動させる。
【0026】以上の砥粒押圧工程により、砥粒3の高さ
の不揃いは解消される。なお、互いに噛合した両ギヤ
8、10を緩やかに回転させるのは、両ギヤ8、10間
のすべり速度を小さくするためである。
の不揃いは解消される。なお、互いに噛合した両ギヤ
8、10を緩やかに回転させるのは、両ギヤ8、10間
のすべり速度を小さくするためである。
【0027】(5)カバリングメッキ層剥脱工程 上記砥粒押圧工程の終了後、ドレスギヤ10を所定のメ
ッキ剥離液中に浸漬することにより上記カバリングメッ
キ層7を剥脱する。
ッキ剥離液中に浸漬することにより上記カバリングメッ
キ層7を剥脱する。
【0028】(6)肉盛りメッキ工程 図5に示すように、砥粒電着層4上に肉盛りメッキ層5
を被着させ、所望とするドレスギヤ10を得る。なお、
この肉盛りメッキ工程に先立って、カバリングメッキ層
7の剥脱とともにパラジウムイオンも除去されるので、
肉盛りメッキ層5が砥粒3の表面に被着するおそれはな
い。
を被着させ、所望とするドレスギヤ10を得る。なお、
この肉盛りメッキ工程に先立って、カバリングメッキ層
7の剥脱とともにパラジウムイオンも除去されるので、
肉盛りメッキ層5が砥粒3の表面に被着するおそれはな
い。
【0029】以上の説明から明らかなように、本実施例
に係わるドレスギヤの製造方法によれば、長時間を要す
るツールイング作業を行うことなしに、砥粒の高さの不
揃いが解消され、歯面精度の良いドレスギヤを短時間
に、かつ容易に製造することが可能になる。
に係わるドレスギヤの製造方法によれば、長時間を要す
るツールイング作業を行うことなしに、砥粒の高さの不
揃いが解消され、歯面精度の良いドレスギヤを短時間
に、かつ容易に製造することが可能になる。
【図1】本発明に係るドレスギヤの製造方法の実施例の
説明に供する工程図
説明に供する工程図
【図2】同 カバリングメッキ層形成工程終了後のドレ
スギヤの要部を示す断面図
スギヤの要部を示す断面図
【図3】同 砥粒押圧工程実施中の状態を示す正面図
【図4】砥粒押圧工程の作用の説明に供する、ドレスギ
ヤの要部を示す断面図
ヤの要部を示す断面図
【図5】本発明によって得られるドレスギヤの要部を示
す断面図
す断面図
【図6】従来のドレスギヤの製造方法における工程の説
明に供する図
明に供する図
【図7】同 肉盛りメッキ工程終了後のドレスギヤの要
部を示す断面図(理想状態)
部を示す断面図(理想状態)
【図8】同 肉盛りメッキ工程終了後のドレスギヤの要
部を示す断面図(実際状態)
部を示す断面図(実際状態)
1 ドレスギヤの台金 2 下地ニッケルメッキ層 3 ダイヤモンド砥粒 4 砥粒電着層 5 肉盛りメッキ層 7 カバリングメッキ層 8 マスターギヤ 10 ドレスギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳楽 洋志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 中西 克司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 歯型を備えた台金を用意し、該台金の歯
型の表面に砥粒を電着し、次いで該砥粒を上記台金の表
面に向かって押圧し、その後、砥粒電着層上に肉盛りメ
ッキを施すことを特徴とするドレスギヤの製造方法。 - 【請求項2】 上記台金の歯型の表面に砥粒を電着した
後、該砥粒間の砥粒電着層の表面と上記砥粒の表面とを
連続して覆うカバリングメッキ層を形成し、次いで該カ
バリングメッキ層上から上記砥粒を上記台金の表面に向
かって押圧し、次に、上記カバリングメッキ層を除去し
た後、上記肉盛りメッキを施すことを特徴とする請求項
1記載のドレスギヤの製造方法。 - 【請求項3】 マスターギヤを用意し、上記台金の歯型
の表面に砥粒を電着させた後上記カバリングメッキ層を
被着させたドレスギヤと上記マスターギヤを噛合回転さ
せることにより、上記砥粒を上記台金の表面に向かって
押圧することを特徴とする請求項2記載のドレスギヤの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31792593A JPH07171764A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | ドレスギヤの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31792593A JPH07171764A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | ドレスギヤの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07171764A true JPH07171764A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18093571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31792593A Pending JPH07171764A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | ドレスギヤの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07171764A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008246633A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Mitsubishi Materials Corp | 電着工具 |
| JP2010099783A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Nachi Fujikoshi Corp | ドレスギヤの製造方法及びドレスギヤ |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP31792593A patent/JPH07171764A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008246633A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Mitsubishi Materials Corp | 電着工具 |
| JP2010099783A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Nachi Fujikoshi Corp | ドレスギヤの製造方法及びドレスギヤ |
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