JPH071728U - 混成芝生シート - Google Patents
混成芝生シートInfo
- Publication number
- JPH071728U JPH071728U JP3089693U JP3089693U JPH071728U JP H071728 U JPH071728 U JP H071728U JP 3089693 U JP3089693 U JP 3089693U JP 3089693 U JP3089693 U JP 3089693U JP H071728 U JPH071728 U JP H071728U
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- Japan
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- sheet
- grass
- cut grass
- lawn
- artificial
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 天然芝を基台とした雰囲気づくりがなされる
ものであって、且つその施行作業が非常に簡単で、所定
期間の使用後も更に再利用可能な人工芝と天然芝を混成
して構成させた混成芝生シートを提供することを目的と
する。 【構成】 切り芝3 の根10が絡み合うエアー挿通空間5
を有する基台シート1 の上面に切り芝3 が敷設され、該
切り芝3 の上面に、パイル糸6 を粗い編目7 状に織成し
て構成された人工芝シート2 が敷設されて構成されてい
る。
ものであって、且つその施行作業が非常に簡単で、所定
期間の使用後も更に再利用可能な人工芝と天然芝を混成
して構成させた混成芝生シートを提供することを目的と
する。 【構成】 切り芝3 の根10が絡み合うエアー挿通空間5
を有する基台シート1 の上面に切り芝3 が敷設され、該
切り芝3 の上面に、パイル糸6 を粗い編目7 状に織成し
て構成された人工芝シート2 が敷設されて構成されてい
る。
Description
【0001】
本考案は、野球場やサッカーグランドでオールシーズン的に使用されるものは 勿論、博覧会や展示会, その他夫々のイベント会場の例えばエントランス等で所 定期間中にのみ一時的に使用される混成芝生シートに関する。
【0002】
従来、野球場やサッカーグランド等球技場のグリーンエリアや観覧席、また、 ゴルフ場のティーグランド等にはその手入れの煩雑さやコストの面から、近年で は殆どにおいて人工芝の使用が成されている。
【0003】 ところが、前記博覧会や展示会等においては緑を強調した環境づくりがなされ ることが多々あり、例えば、テーマが環境問題や公害問題にある場合、人工芝の 使用をできるだけ避け、天然の芝生を植設させて会場の雰囲気構成を行う場合が 多くなった。
【0004】 しかし、前記天然の芝生では上述のように手入れが煩雑であるなど、その維持 に非常に経費がかかり、その面積が多ければ多いほどかなりコストアップとなっ てしまうという問題点が生じる。
【0005】 そこで、前記人工芝と天然芝を混成した状態で使用することが考案され、例え ば、図6に示すように、本願考案者にて案出された、天然の芝生3'を地面9'に植 設し、その上面にラッセル織り等にて編成された人工芝2'を敷設させたものがあ る(特開平4-207123号公報参照) 。
【0006】
ところが、前記人工芝2'と天然芝3'を混成したものにおいては、その施工作業 を全て現場にて行わなければならず、先ず、その現場の地面に天然芝3'の種子を 植設し、続いて該天然芝3'の芽11' が通過しうるように前記人工芝2'を敷設させ なければならず、敷地面積の大きさによって、その施工作業に非常に時間がかか り、スムースにその作業を執り行うことができなかった。
【0007】 更に、一度前記のように天然芝3'が地面9'に植設されてしまうと、該天然芝3' の根10' が地面9'に固定化されてしまうので、前記イベントが終了した後も、そ の場から該芝生を取り除くことは殆どできず、終了後もそのままの状態で野放化 されるだけであった。
【0008】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、あくまでも天然芝を基 台とした雰囲気づくりがなされるものであって、且つその施行作業が非常に簡単 で、所定期間の使用後も更に再利用可能な人工芝と天然芝を混成して構成させた 混成芝生シートを提供することを課題とする。
【0009】
本考案が、上記課題を解決するために講じた技術的手段は、切り芝3 の根10が 絡み合うエアー挿通空間5 を有する基台シート1 の上面に切り芝3 が敷設され、 該切り芝3 の上面に、パイル糸6 を粗い編目7 状に織成して構成された人工芝シ ート2 が敷設されてなることを特徴とするものである。
【0010】
本考案の混成芝生シートでは、切り芝3 の根10が絡み合うエアー挿通空間5 を 有する基台シート1 と、パイル糸6 を粗い編目7 状に織成して構成された人工芝 シート2 との間に切り芝3 、即ち、休眠状態中の乾燥芝を敷設しているので、本 考案の混成芝生シートを予め或る現場の地面9 に前記人工芝シート2 側を上面と して配置し、成長要因(例えば光や水等)を満たす環境にするだけで、前記切り 芝3 の全面が成長点となり、該切り芝3 は前記基台シート1 のエアー挿通空間5 に絡み合う状態にて発根すると共に、前記人工芝シート2 の編目7 状に織成され たパイル糸6 間を通過して発芽する。
【0011】 前記のように基台シート1 のエアー挿通空間5 及び人工芝シート2 の編目7 に よって空気の通気性(エアーレーション)が非常に良くなり、該基台シート1 と 人工芝シート2 間に挟持された切り芝3 は簡単且つ短時間に発根、及び発芽し、 この根10が更に基台シート1 に、芽11が人工芝シート2 にそれぞれ絡まった状態 で活性化されていくので、非常に成長率が良いと共に、丈夫で安定性の良い混成 芝生シートとなり、また前記基台シート1 を上面方向に引っ張ることにて、この 混成芝生シート全体を地面9 から剥がしとることができる。
【0012】 従って、必要なイベント会場に該ロール状態にて直接運搬出荷させ、その現場 にて再度該混成芝生シートを敷設すれば、前記切り芝3 はその現場の地面で簡単 に根付き、植設される。
【0013】 また、該現場での前記芝生の必要性がなくなったときは、既に活性化した切り 芝3 の根10が前記メッシュシート1 にかなり絡み合っているので、該メッシュシ ート1 を引っ張るだけで簡単に取外しができ、次の現場へ運搬して再度の使用が 可能となる。
【0014】
以下、本考案の一実施例について図面に基づき説明する。
【0015】 本考案に係る混成芝生シートは、図1及び図2に示すように、基台シート1 と して碁盤目状の編目5a(エアー挿通空間5 となる。)を有する合成樹脂製のメッ シュシート1aが使用され、その上面に人工芝シート2 が敷設されると共に、前記 メッシュシート1aと該人工芝シート2 との間に天然のほぐされた切り芝3 が挟装 されたものである。
【0016】 前記メッシュシート1aは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等か らなる非常に風化しにくい化合繊維糸4 にて形成され、メッシュ状に約5mm2 〜 5cm2 、好ましくは1cm2 〜3cm2 の大きさの編目5aを連続的に強固編成させて 所定の大きさの基台シート1 としたものである。
【0017】 前記大きさの編目5aにて構成させると、切り芝3 が敷設された時の空気の通気 性及び弾力性が非常に良くなり、切り芝3 の発根や発芽においてその時間が早い と共に成長率も良くなる。
【0018】 また、前記人工芝シート2 は、パイル糸6 をラッセル織り等にて粗い編目7 状 に織成したもので、前記切り芝3 が活性化して生育する際に、その下面側を前記 切り芝3 の芽11が通過しうる程度に連続的に編成された状態や、或いは別の繊維 糸にて連結された状態とし、その上面側のパイル糸6 の先端部8 をカットして芝 生状に構成された所定の大きさのシートである。
【0019】 前記パイル糸3は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリエステル 、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル等よりなるモノフィラメントやヤーン等 が使用され、そのパイル長が5mm 以上、好ましくは10〜50mm、且つトータルデニ ールが1,200 〜12,000d、好ましくは2,500 〜8,500 dを有するものが用いられ ている。
【0020】 前記天然の切り芝3 というのは、休眠状態中の乾燥芝のことで通常ランナーと 呼ばれ、丁寧にほぐして前記メッシュシート1aの上面に並設されることで、全面 が成長点となり、水,土等の必須の成長要因が揃えば、全節から健康な発芽と発 根を開始する。
【0021】 前記のように構成された混成芝生シートを実際に使用するに際しては、例えば 、休ませている畑や空き地等を利用して、その地面9 に先ず、前記メッシュシー ト1aを敷設し、次に該メッシュシート1aの上面に前記丁寧にほぐされた切り芝3 を敷設し、該切り芝3 の上面に、前記人工芝シート2 を更に敷設して、この状態 で若干土を被せたり、水分を与えたりする。
【0022】 そうすると、メッシュシート1aの網目5 間や人工芝シート2 の編目7 がエアー 挿通空間5 となって空気の通気性(エアーレーション)が非常に良くなり、前記 切り芝3 の持つ屈重力性と屈光性によって、図2に示すように、根10は前記メッ シュシート1aの網目5 間を通過して簡単且つ短時間に発根すると共に、芽11は前 記人工芝シート2 の織成されたパイル糸6 の編目7 間を通過してバランス良く発 芽し、活性化される。
【0023】 その後、短期間にて、根10がメッシュシート1aに、芽11が人工芝シート2 にそ れぞれ絡まった状態となり、この状態になった後は前記メッシュシート1aを引っ 張ることで、図3に示すように、該混成芝生シート全体を地面9 から剥がしてロ ール状に巻取ることが可能となる。
【0024】 従って、必要なイベント会場等に該ロール状態に巻かれた混成芝生シートを直 接運搬出荷し、適宜大きさに切断して、その会場の地面に再度この混成芝生シー トを敷設すれば、該地面に前記活性化された切り芝3 の根10がメッシュシート1a を介して根付き、該切り芝3 は再活性して植設されるのである。
【0025】 上記のように一端それぞれのシート1,2 に活性化された切り芝3 の根10及び芽 11が絡まった状態になると、後はその混成芝生シートの取外しが自在となり、前 記イベントが終了して、該混成芝生シートの必要性がなくなった場合は、いつで も、前記メッシュシート1aを引っ張り剥がすだけで簡単に取外しができ、しかも 取り外された該混成芝生シートは、再びロール芯12等にて巻き取られ、次の現場 へ運搬して再度の使用ができるのである。
【0026】 従って、本考案に係る混成芝生シートは、野球場やサッカーグランド等でオー ルシーズン的に使用される場合は勿論、博覧会や展示会, その他夫々のイベント 会場の例えばエントランス等で所定期間中にのみ一時的に使用場合であっても効 率よく、手軽に使用することができる。
【0027】 この際、たとえ前記活性化された切り芝3 が枯れてしまっても、前記人工芝シ ート2 によってグリーン状態は常に保持することができるので、短期間の使用は 勿論、長期使用の場合でも、特に手入れ等をする必要はなく、該手入れをしなく ても、前記メッシュシート1aと人工芝シート2 間に新しい切り芝3 を再度挟装補 充するだけで、簡単に補修することができるので、何時でも、どのような場所に おいても半永久的に使用可能である。
【0028】 尚、基台シート1 としては前記メッシュシート1aに限定されることなく、例え ば、図4で示すように、前記人工芝シート2 と同素材からなり、1〜2cmの間隔 にて設けられた二層の基布13,13 間にパイル糸14を上下方向に折り返し、その間 をエアー挿通空間5bとした織りシート1bであっても良いし、また図5で示すよう に、合成樹脂製繊維糸を3次元的に編み目5c状形成させた編み目シート1cであっ ても構わず、要は切り芝3 の根10が絡み合うことができると共に、空気の挿通が 可能な空間5 を有し、且つ風化に対して強固のものであればどの様な構成のシー トであっても良い。
【0029】
本考案の混成芝生シートは、切り芝の根が絡み合うエアー挿通空間を有する基 台シートの上面に天然のほぐされた切り芝が敷設され、該切り芝の上面にパイル 糸を粗いメッシュ状に織成して構成された人工芝シートが敷設されて構成されて いるので、該混成芝生シートを必要とする地面に配置すると、前記切り芝の根が 前記基台シートのエアー挿通空間に絡み合い、エアーレーションにより該基台シ ートを介して地面に植設されると共に、芽が人工芝シートに程よく絡み合って一 体的に連結した混成芝生シートとなり得る。
【0030】 また、前記切り芝と人工芝シートとの双方のグリーン状態にて、オールシーズ ングリーンを絶やすことなく楽しむことができると共に、たとえ切り芝が枯れて しまったとしても、前記基台シートと人工芝シートの間に新しい切り芝を補充す るだけの簡単な作業にて補修が可能であるので、一つのシートを半永久的に使用 することができる。
【0031】 また、本考案に係る混成芝生シートは、前記基台シートを引っ張ることによっ て極めて簡単に取り外すことができるので、一時的に執り行われる博覧会や展示 会、その他夫々のイベント会場等にて使用され、該イベントが終了して、該混成 芝生シートの必要性がなくなった場合は、何時でも取外し自在であり、該取り外 された該混成芝生シートは、再び次の会場へ運搬されて再度の使用が可能となる 。
【0032】 特に、前記基台シートとして編目の大きさが約5mm2 〜5cm2 である合成樹脂 製のメッシュシートを使用すると、風化に対して非常に強固であると共に、エア ー挿通空間がバランスよく保持されるので、数回のリサイクルにおいてもなんの 支障もなく使用できる。
【0033】 更に、前記混成芝生シートは、ロール状に巻き取ることができるので、持ち運 びが容易である上、必要に応じた大きさに適宜切断して使用すればよいので、ど の様な場所においても、また、どの様な敷地面積であっても簡単に施工作業を行 うことができる。
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】同、一部断面図。
【図3】同、使用様態図。
【図4】同、基台シートの他の実施例を示す要部斜視
図。
図。
【図5】同、基台シートの他の実施例を示す要部斜視
図。
図。
【図6】従来例を示す一部断面図。
1 基台シート 1a メッシュシート 2 人工芝シート 3 切り芝 5 エアー挿通空間 5a メッシュシートの編目 6 人工芝シートのパイル糸 7 人工芝シートの編目
Claims (3)
- 【請求項1】 切り芝(3) の根(10)が絡み合うエアー挿
通空間(5) を有する基台シート(1) の上面に切り芝(3)
が敷設され、該切り芝(3) の上面に、パイル糸(6) を粗
い編目(7) 状に織成して構成された人工芝シート(2) が
敷設されてなることを特徴とする混成芝生シート。 - 【請求項2】 前記エアー挿通空間(5) が合成樹脂製の
メッシュシート(1a)より構成されてなることを特徴とす
る請求項1記載の混成芝生シート。 - 【請求項3】 前記メッシュシート(1a)の編目(5a)の大
きさが約5mm2 〜5cm 2 であることを特徴とする請求項
2記載の混成芝生シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3089693U JPH0750913Y2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 混成芝生シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3089693U JPH0750913Y2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 混成芝生シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071728U true JPH071728U (ja) | 1995-01-13 |
| JPH0750913Y2 JPH0750913Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=12316500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3089693U Expired - Lifetime JPH0750913Y2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 混成芝生シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750913Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10108545A (ja) * | 1996-10-08 | 1998-04-28 | Kyowa Total Works Kk | 天然芝マットとその取り扱い方法 |
| JP6868917B1 (ja) * | 2020-05-26 | 2021-05-12 | 株式会社芝匠 | 緑化保持体 |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP3089693U patent/JPH0750913Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0750913Y2 (ja) | 1995-11-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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