JPH0717380Y2 - 冷却装置を備えた精米機 - Google Patents
冷却装置を備えた精米機Info
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- JPH0717380Y2 JPH0717380Y2 JP1989028270U JP2827089U JPH0717380Y2 JP H0717380 Y2 JPH0717380 Y2 JP H0717380Y2 JP 1989028270 U JP1989028270 U JP 1989028270U JP 2827089 U JP2827089 U JP 2827089U JP H0717380 Y2 JPH0717380 Y2 JP H0717380Y2
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- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、摩擦系圧力式と称される精米機に関し、特
に、冷却装置を備えた精米機に関する。
に、冷却装置を備えた精米機に関する。
〔従来の技術〕 小型家庭用精米機の精米機構は、一般に摩擦系圧力式と
称されるものであり、精白室内に搬入された玄米に圧力
をかけながら撹拌することにより、玄米から糠を取り除
くようになっている。この形式の精白機構では、精白作
業中に摩擦熱の発生により精白室内の米粒がかなりの加
熱状態となる。ここで、精白効率は、一定の下限温度よ
りも低温側では悪く、それよりも高い温度においてはそ
の上昇に連れて良くなることが知られている。しかし、
一定の上限温度を超えると、また効率が悪化すると共
に、米の食味にも悪影響を及ぼすことが知られている。
このため、従来では精米機に冷却装置を設けたものが知
られている。例えば、特開昭59-92035号の精米装置は、
精米機の前行程に設けられた米粒容器の米粒(玄米)に
冷気供給装置からの冷気を直接接触させ、精白室に送る
前行程の玄米自身の温度を下げるようにしたものであ
る。温度感知装置は精米機の米粒供給口の直前位置又は
精米機の米粒排出口の位置に設けられており、米粒の温
度が高くなると、冷気供給装置からの冷気を米粒容器に
送り込み、玄米と冷気とを接触させて精白されるべき玄
米の温度を予め下げておくようになっている。
称されるものであり、精白室内に搬入された玄米に圧力
をかけながら撹拌することにより、玄米から糠を取り除
くようになっている。この形式の精白機構では、精白作
業中に摩擦熱の発生により精白室内の米粒がかなりの加
熱状態となる。ここで、精白効率は、一定の下限温度よ
りも低温側では悪く、それよりも高い温度においてはそ
の上昇に連れて良くなることが知られている。しかし、
一定の上限温度を超えると、また効率が悪化すると共
に、米の食味にも悪影響を及ぼすことが知られている。
このため、従来では精米機に冷却装置を設けたものが知
られている。例えば、特開昭59-92035号の精米装置は、
精米機の前行程に設けられた米粒容器の米粒(玄米)に
冷気供給装置からの冷気を直接接触させ、精白室に送る
前行程の玄米自身の温度を下げるようにしたものであ
る。温度感知装置は精米機の米粒供給口の直前位置又は
精米機の米粒排出口の位置に設けられており、米粒の温
度が高くなると、冷気供給装置からの冷気を米粒容器に
送り込み、玄米と冷気とを接触させて精白されるべき玄
米の温度を予め下げておくようになっている。
しかしながら、特開昭59-92035号の精米装置にあって
は、次のような問題点がある。
は、次のような問題点がある。
精米機の直前行程の米粒容器内の全玄米を冷気に接触
させて玄米温度を予め下げておくものであるから、冷気
供給装置や米粒容器が大型化し、精米装置の大型化は勿
論のこと、コスト高になり、小型で安価な家庭用の精米
機には不向きな構造である。
させて玄米温度を予め下げておくものであるから、冷気
供給装置や米粒容器が大型化し、精米装置の大型化は勿
論のこと、コスト高になり、小型で安価な家庭用の精米
機には不向きな構造である。
せっかく米粒容器内の全玄米を冷却しても、精米処理
する玄米量が少量ならば、冷却に要した電力が無駄にな
る。従って、このような冷却装置を用いると、消費電力
が大きく、冷却効率が悪いという問題がある。
する玄米量が少量ならば、冷却に要した電力が無駄にな
る。従って、このような冷却装置を用いると、消費電力
が大きく、冷却効率が悪いという問題がある。
さらに、精米開始時に既に温度が高くなっていると、
米粒容器内の全玄米の温度が下がるまで冷却装置を稼働
させた後に、はじめて玄米を精米機に送り込む必要があ
り、冷却完了までの待機時間を要する。これでは精米処
理時間が長くなり、精米効率が悪い。場合によっては、
米粒容器内の全玄米の温度が下がるまで玄米を精米機に
落とし込まないようにシャッタ板等で遮断しておく必要
があり、シャッタ板等の駆動制御系を付設しなければな
らない。
米粒容器内の全玄米の温度が下がるまで冷却装置を稼働
させた後に、はじめて玄米を精米機に送り込む必要があ
り、冷却完了までの待機時間を要する。これでは精米処
理時間が長くなり、精米効率が悪い。場合によっては、
米粒容器内の全玄米の温度が下がるまで玄米を精米機に
落とし込まないようにシャッタ板等で遮断しておく必要
があり、シャッタ板等の駆動制御系を付設しなければな
らない。
そこで上記問題点に鑑み、本考案の課題は、精米効率を
下げることなく冷却効率が高い冷却が可能であって、低
コスト化,コンパクト化及び省電力化を図り得る冷却装
置を備えた精米機を提供することにある。
下げることなく冷却効率が高い冷却が可能であって、低
コスト化,コンパクト化及び省電力化を図り得る冷却装
置を備えた精米機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案が講じた手段は次の
2つの特徴点にある。第1の特徴点としては、精白前の
玄米粒を冷却するのではなく、精白行程中の玄米と糠と
を直接的に送風で以て冷却するようにした直接冷却方式
にある。また第2の特徴点としては、冷却制御のための
温度検出を直接的に温度センサで検出するのではなく、
温度センサを用いずに、精白部の圧迫度合いに相関する
精白ロールの回転駆動モータの負荷状態を検出し、これ
に基づいて冷却制御するようにした温度間接検出方式に
ある。
2つの特徴点にある。第1の特徴点としては、精白前の
玄米粒を冷却するのではなく、精白行程中の玄米と糠と
を直接的に送風で以て冷却するようにした直接冷却方式
にある。また第2の特徴点としては、冷却制御のための
温度検出を直接的に温度センサで検出するのではなく、
温度センサを用いずに、精白部の圧迫度合いに相関する
精白ロールの回転駆動モータの負荷状態を検出し、これ
に基づいて冷却制御するようにした温度間接検出方式に
ある。
即ち、本考案に係る冷却装置を備えた精米機は、除糠多
孔壁で囲まれた精白室内の玄米を精白ロールの回転によ
って玄米表面の糠を取り除く精白機構と、上記除糠多孔
壁を介して上記精白室内に対し空気を吹き付け又は上記
精白室内の空気を吸引する電動式冷却ファンを用いた冷
却装置と、上記精白ロールを回転駆動する電動モータの
負荷状態を検出する負荷検出手段と、検出された負荷情
報に基づき上記冷却装置の冷却ファンの駆動制御を行う
冷却ファン駆動手段とを有することを特徴とする。
孔壁で囲まれた精白室内の玄米を精白ロールの回転によ
って玄米表面の糠を取り除く精白機構と、上記除糠多孔
壁を介して上記精白室内に対し空気を吹き付け又は上記
精白室内の空気を吸引する電動式冷却ファンを用いた冷
却装置と、上記精白ロールを回転駆動する電動モータの
負荷状態を検出する負荷検出手段と、検出された負荷情
報に基づき上記冷却装置の冷却ファンの駆動制御を行う
冷却ファン駆動手段とを有することを特徴とする。
このように、精白室の圧迫度ないし圧力が強くなり、摩
擦熱の発生が盛んになると、モータ負荷が大きくなるの
で、負荷センサがそれを検出することになる。この結
果、その負荷情報に基づいて冷却ファンが作動する。冷
却ファンが作動すると、除糠多孔壁を介して精白室に対
し直接送風される。これにより精白室が冷却されるの
で、精白室内の温度が適切な温度範囲に保持され、精白
効率が高く、食味の悪化を防止することができる。
擦熱の発生が盛んになると、モータ負荷が大きくなるの
で、負荷センサがそれを検出することになる。この結
果、その負荷情報に基づいて冷却ファンが作動する。冷
却ファンが作動すると、除糠多孔壁を介して精白室に対
し直接送風される。これにより精白室が冷却されるの
で、精白室内の温度が適切な温度範囲に保持され、精白
効率が高く、食味の悪化を防止することができる。
ここで、精白行程中において精白室の玄米と糠に対し直
接送風する冷却ファンが設けられているため、精米機に
は冷却ファンやダクトを持つ冷却装置を付帯させるだけ
の構造で済むため、コンパクな構成で安価な精米機とす
ることができ、小型家庭用精米機に好適なものとなる。
また、連続的に精白処理される玄米と糠の混合体に対し
て送風されるようになっているので、熱発生部位を直接
冷却でき、しかも玄米処理されない玄米は冷却されない
ので、冷却効率が高く、電力消費を抑制することができ
る。精白されている玄米のみを冷却するようにしている
ので、冷却完了までの待機時間を必要とせず、精米効率
が損なわれずに済む。
接送風する冷却ファンが設けられているため、精米機に
は冷却ファンやダクトを持つ冷却装置を付帯させるだけ
の構造で済むため、コンパクな構成で安価な精米機とす
ることができ、小型家庭用精米機に好適なものとなる。
また、連続的に精白処理される玄米と糠の混合体に対し
て送風されるようになっているので、熱発生部位を直接
冷却でき、しかも玄米処理されない玄米は冷却されない
ので、冷却効率が高く、電力消費を抑制することができ
る。精白されている玄米のみを冷却するようにしている
ので、冷却完了までの待機時間を必要とせず、精米効率
が損なわれずに済む。
本考案においては、冷却ファンにより除糠多孔壁自体に
風が当たるため、多孔に糠の目詰まりがある場合にはこ
れを振るい落とす糠除去効果もある。このため目詰まり
の解消もでき、更に除糠が盛んになり、送風が深部まで
達することになるので、冷却効果も一層顕著となる。こ
れは精白効率の向上に寄与している。
風が当たるため、多孔に糠の目詰まりがある場合にはこ
れを振るい落とす糠除去効果もある。このため目詰まり
の解消もでき、更に除糠が盛んになり、送風が深部まで
達することになるので、冷却効果も一層顕著となる。こ
れは精白効率の向上に寄与している。
また本考案では精白ロールを駆動するモータの負荷を検
出してその負荷情報を基に冷却ファンを駆動制御するよ
うになっているため、温度センサを精白室の周辺に配備
しなくても良い。温度センサを精白室の周辺に設けた場
合、温度センサで検出される温度は精白室の温度をある
程度反映した値となるものの、現実の精白過程における
玄米と糠の直の温度ではない。また精白室に対し送風す
るようになっているので、送風により温度センサが感知
する温度が乱されてしまい、冷却ファンの誤動作が発生
し易い。更に温度センサが糠や埃を被ることがあり、正
確な温度検出は困難であるばかりか、振動等によりセン
サの劣化も問題となる。またメインテナンスも煩雑であ
る。しかし、本考案では、温度センサを用いず、負荷セ
ンサを用いて精白室の圧迫度ないし負荷状態から精白室
の温度を間接的に検出するようにしているため、上述の
不都合を招かずに済み、実質的に、直接冷却方式を実用
化できる。
出してその負荷情報を基に冷却ファンを駆動制御するよ
うになっているため、温度センサを精白室の周辺に配備
しなくても良い。温度センサを精白室の周辺に設けた場
合、温度センサで検出される温度は精白室の温度をある
程度反映した値となるものの、現実の精白過程における
玄米と糠の直の温度ではない。また精白室に対し送風す
るようになっているので、送風により温度センサが感知
する温度が乱されてしまい、冷却ファンの誤動作が発生
し易い。更に温度センサが糠や埃を被ることがあり、正
確な温度検出は困難であるばかりか、振動等によりセン
サの劣化も問題となる。またメインテナンスも煩雑であ
る。しかし、本考案では、温度センサを用いず、負荷セ
ンサを用いて精白室の圧迫度ないし負荷状態から精白室
の温度を間接的に検出するようにしているため、上述の
不都合を招かずに済み、実質的に、直接冷却方式を実用
化できる。
以下に、添付図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図ないし第3図には本考案の実施例を示す。第2図
及び第3図を参照して、本例の精米機の全体構成を説明
する。図に示すように、精米機1の本体ハウジング2内
には、その長手方向に向けて回転軸3が配列されてお
り、この回転軸3はその基端側の部分3aにおいて軸受4
を介してハウジングの側に支持されている。この軸受4
から突出した軸3の基端3bには、主プーリ5が固着さ
れ、このプーリ及び不図示の駆動ベルトを介して、同じ
く不図示の主のモータの側から軸3に対して回転力が伝
達される。一方、軸受された部分3aの反対側に隣接した
回転軸の部分3cは、螺旋状にねじ山が形成された送りロ
ール部分となっており、この部分の上方には玄米タンク
6の落とし口6aが開口している。送りロール部分3cに隣
接した回転軸3の部分には、軸線方向に延びる一対の突
起を有する精白ロール部分3dが形成され、この部分に連
続してピッチ(リード)の大きなねじ山が形成された精
白ロール部分3eが形成されている。これらの送りロール
部分3c,精白ロール部分3d,3eは断面が六角形をした筒状
の除糠網(除糠多孔壁)7で囲まれており、精白ロール
部分3d,3eが位置する空間部分を精白室8となってい
る。
及び第3図を参照して、本例の精米機の全体構成を説明
する。図に示すように、精米機1の本体ハウジング2内
には、その長手方向に向けて回転軸3が配列されてお
り、この回転軸3はその基端側の部分3aにおいて軸受4
を介してハウジングの側に支持されている。この軸受4
から突出した軸3の基端3bには、主プーリ5が固着さ
れ、このプーリ及び不図示の駆動ベルトを介して、同じ
く不図示の主のモータの側から軸3に対して回転力が伝
達される。一方、軸受された部分3aの反対側に隣接した
回転軸の部分3cは、螺旋状にねじ山が形成された送りロ
ール部分となっており、この部分の上方には玄米タンク
6の落とし口6aが開口している。送りロール部分3cに隣
接した回転軸3の部分には、軸線方向に延びる一対の突
起を有する精白ロール部分3dが形成され、この部分に連
続してピッチ(リード)の大きなねじ山が形成された精
白ロール部分3eが形成されている。これらの送りロール
部分3c,精白ロール部分3d,3eは断面が六角形をした筒状
の除糠網(除糠多孔壁)7で囲まれており、精白ロール
部分3d,3eが位置する空間部分を精白室8となってい
る。
次に、回転軸3の小径の先端部分3fは、除糠網7で区画
形成された精白室8の出口開口8aから突出している。こ
の突出部分には、出口開口8aを塞ぐことができる大きさ
の圧迫板9が軸線方向に摺動可能に取付けられており、
この圧迫板9は、回動腕10を介してばね11によって出口
開口8aの側へ付勢されている。ばね11による付勢力は、
白度ダイヤル12によって調整可能となっている。
形成された精白室8の出口開口8aから突出している。こ
の突出部分には、出口開口8aを塞ぐことができる大きさ
の圧迫板9が軸線方向に摺動可能に取付けられており、
この圧迫板9は、回動腕10を介してばね11によって出口
開口8aの側へ付勢されている。ばね11による付勢力は、
白度ダイヤル12によって調整可能となっている。
一方、精白室の出口開口8aの下方には、傾斜した状態に
出口樋13が取付けられている。
出口樋13が取付けられている。
この構成の精米機において、玄米タンク6から落とし口
6aを介して落下した玄米は、送りロール部分3aによって
精白室8内に送り込まれ、この中において、精白ロール
部分3d,3eによって精白される。精白によって落とされ
た糠は、除糠網7の網目(多孔)から外に落下する。精
白された後の白米は、出口開口8aから出口樋13上に落下
する、ここで、白度調節は、圧迫板9の押し付け力によ
る精白室内の圧力を加減することで行なうことができ
る。この調節は上述したように白度ダイヤル12によって
行なわれる。なお、精白度は、米の品種,水分状態にど
で大幅に異なるので、本例では、ダイヤル12の目盛りと
主モータの電流値を表示して目安となるように構成され
ている。
6aを介して落下した玄米は、送りロール部分3aによって
精白室8内に送り込まれ、この中において、精白ロール
部分3d,3eによって精白される。精白によって落とされ
た糠は、除糠網7の網目(多孔)から外に落下する。精
白された後の白米は、出口開口8aから出口樋13上に落下
する、ここで、白度調節は、圧迫板9の押し付け力によ
る精白室内の圧力を加減することで行なうことができ
る。この調節は上述したように白度ダイヤル12によって
行なわれる。なお、精白度は、米の品種,水分状態にど
で大幅に異なるので、本例では、ダイヤル12の目盛りと
主モータの電流値を表示して目安となるように構成され
ている。
次に、上記の精白室内の温度調整を行なう冷却装置の構
成を説明する。上記精白室8の側方には、回転軸の軸線
と直交した水平方向に向けて、断面が矩形の冷却ダクト
21が配置されている。このダクト21の先端開口(噴出
口)21aの中心21bは、精白ロール部分3d,3eにおける軸
線方向の中心位置よりも出口開口8aの側に向けて60〜80
%だけオフセットした位置とされている。また、この先
端開口21aの両側壁は、除糠網7の側方輪郭形状に沿っ
た形状とされており、これによって、先端開口21aの角
部分から除糠網7の側面までの間隔がほぼ均一とされて
いる。冷却ダクト21の基端は本体ハウジング2の外に開
口しており、この開口は、冷却装置22の冷却ファン23の
冷却風吐き出し口24に接続されている。ここで、精白室
8を形成する除糠網7のうち冷却風吐き出し口24とは反
対側に、温度センサ31が取付けられる場合もあるが、本
例では後述するように負荷センサが用いられている。
成を説明する。上記精白室8の側方には、回転軸の軸線
と直交した水平方向に向けて、断面が矩形の冷却ダクト
21が配置されている。このダクト21の先端開口(噴出
口)21aの中心21bは、精白ロール部分3d,3eにおける軸
線方向の中心位置よりも出口開口8aの側に向けて60〜80
%だけオフセットした位置とされている。また、この先
端開口21aの両側壁は、除糠網7の側方輪郭形状に沿っ
た形状とされており、これによって、先端開口21aの角
部分から除糠網7の側面までの間隔がほぼ均一とされて
いる。冷却ダクト21の基端は本体ハウジング2の外に開
口しており、この開口は、冷却装置22の冷却ファン23の
冷却風吐き出し口24に接続されている。ここで、精白室
8を形成する除糠網7のうち冷却風吐き出し口24とは反
対側に、温度センサ31が取付けられる場合もあるが、本
例では後述するように負荷センサが用いられている。
次に、第1図を参照して本例の冷却ファン駆動制御回路
を説明する。第1図に示す冷却ファン駆動制御回路は、
精白室8内の温度を間接的に検出するための負荷センサ
41が設けられている。この負荷センサ41は回転軸3を駆
動する主モータの負荷状態を検出するCTセンサ等であ
る。このセンサ41の出力を電流検出回路42に供給してそ
の検出された負荷に対応する電流値を求めるようになっ
ている。ここで、負荷の増減は精白室8内の圧迫度(圧
力)に依存し、その圧迫度と精白室内の温度とは一定の
相関性がある。モータの駆動電流値は駆動トルクに応じ
て増減する。駆動トルクは負荷に応じて増減する。従っ
て、電流検出回路42から出力される検出電流値は、精白
室8内の温度に対応しているため、この検出電流値(負
荷情報)を用いて冷却ファン23の駆動モータ35を制御す
るようにしている。即ち、本例の制御態様としては、電
流検出回路42の出力電流は比較器33の一方の入力とされ
る。比較器33の他方の入力は、予め定めた設定温度に対
応する基準電流とされている。検出回路42からの入力電
流値が設定値以上になると、比較器33の出力側からはモ
ータ駆動信号が出力される。モータ駆動回路34は、この
モータ駆動信号が供給されると、冷却ファン23の駆動モ
ータ35の駆動を開始させる。なお、本例では、電流検出
回路42の出力がランプ駆動回路36にも供給されており、
この回路の制御の下に、供給電流値に対応する温度表示
ランプ37が点灯されるよになっている。
を説明する。第1図に示す冷却ファン駆動制御回路は、
精白室8内の温度を間接的に検出するための負荷センサ
41が設けられている。この負荷センサ41は回転軸3を駆
動する主モータの負荷状態を検出するCTセンサ等であ
る。このセンサ41の出力を電流検出回路42に供給してそ
の検出された負荷に対応する電流値を求めるようになっ
ている。ここで、負荷の増減は精白室8内の圧迫度(圧
力)に依存し、その圧迫度と精白室内の温度とは一定の
相関性がある。モータの駆動電流値は駆動トルクに応じ
て増減する。駆動トルクは負荷に応じて増減する。従っ
て、電流検出回路42から出力される検出電流値は、精白
室8内の温度に対応しているため、この検出電流値(負
荷情報)を用いて冷却ファン23の駆動モータ35を制御す
るようにしている。即ち、本例の制御態様としては、電
流検出回路42の出力電流は比較器33の一方の入力とされ
る。比較器33の他方の入力は、予め定めた設定温度に対
応する基準電流とされている。検出回路42からの入力電
流値が設定値以上になると、比較器33の出力側からはモ
ータ駆動信号が出力される。モータ駆動回路34は、この
モータ駆動信号が供給されると、冷却ファン23の駆動モ
ータ35の駆動を開始させる。なお、本例では、電流検出
回路42の出力がランプ駆動回路36にも供給されており、
この回路の制御の下に、供給電流値に対応する温度表示
ランプ37が点灯されるよになっている。
このように、本例では、回転軸3を駆動するモータの負
荷が所定値以上になった場合、冷却ファン23の駆動が開
始されるため、精白室内を送風により直接的に冷却する
ことができる。従って、精白室の加熱状態に応じて常に
適正な時期に精白室内を冷却することができる。よっ
て、精白室内の温度が適切な温度範囲に保持されるの
で、精白効率を高め、食味の悪化を防止することができ
る。
荷が所定値以上になった場合、冷却ファン23の駆動が開
始されるため、精白室内を送風により直接的に冷却する
ことができる。従って、精白室の加熱状態に応じて常に
適正な時期に精白室内を冷却することができる。よっ
て、精白室内の温度が適切な温度範囲に保持されるの
で、精白効率を高め、食味の悪化を防止することができ
る。
本例においては、精白行程中において精白室8の玄米と
糠に対し除糠網7を介して直接送風する冷却ファン23が
設けられている。このため、精米機には冷却ファンやダ
クトを持つ冷却装置を付帯させるだけの構造で済むた
め、コンパクな構成で安価であるので、小型家庭用精米
機に好適なものとなる。また、連続的に精白処理される
玄米と糠の混合体に対して送風されるよになっているの
で、熱発生部位を直接冷却でき、しかも玄米処理されな
い玄米は冷却されないので、冷却効率が高く、電力消費
を抑制することができる。精白されている玄米のみを冷
却するようにしているので、冷却完了までの待機時間を
必要とせず、精米効率が損なわずに済む。本例において
は、除糠網7に風が当たるようになっているため、網目
に糠の目詰まりがある場合にはこれを振るい落とす糠除
去効果もある。このため目詰まりの解消により更に除糠
が盛んになり、送風がより深部まで達することになるの
で、冷却効果も顕著となる。これは精白効率の向上にも
寄与している。
糠に対し除糠網7を介して直接送風する冷却ファン23が
設けられている。このため、精米機には冷却ファンやダ
クトを持つ冷却装置を付帯させるだけの構造で済むた
め、コンパクな構成で安価であるので、小型家庭用精米
機に好適なものとなる。また、連続的に精白処理される
玄米と糠の混合体に対して送風されるよになっているの
で、熱発生部位を直接冷却でき、しかも玄米処理されな
い玄米は冷却されないので、冷却効率が高く、電力消費
を抑制することができる。精白されている玄米のみを冷
却するようにしているので、冷却完了までの待機時間を
必要とせず、精米効率が損なわずに済む。本例において
は、除糠網7に風が当たるようになっているため、網目
に糠の目詰まりがある場合にはこれを振るい落とす糠除
去効果もある。このため目詰まりの解消により更に除糠
が盛んになり、送風がより深部まで達することになるの
で、冷却効果も顕著となる。これは精白効率の向上にも
寄与している。
そして、本例では回転軸を駆動するモータの負荷を検出
してその負荷情報を基に冷却ファン23を駆動するように
なっているため、温度センサを精白室の周辺に配備しな
くても良く。ところで、温度センサを精白室の周辺に設
けた場合、温度センサで検出される温度は精白室の温度
をある程度反映した値とはなるものの、現実の精白過程
における玄米と糠の真の温度ではない。また本例のよう
に、精白室に対し送風するようになっている場合には、
その周辺に温度センサがあると、送風により温度センサ
が感知する温度が乱されてしまい、例えば送風が開始さ
れると、精白室の玄米と糠の温度は未だ下がらないが、
検出温度が急激に下がってしまい、この結果、冷却ファ
ンの駆動が停止してしまうことが起こり得る。しかしな
がら、本例のように、温度センサを用いず、負荷センサ
を用いて精白室の圧迫ないし負荷状態から精白室の温度
を間接的に特定するようにしているため、冷却ファンの
駆動制御に誤作動がなく、精白室に対して送風で冷却す
る場合の信頼性を高めることができる。またこれに加え
て、精白室の周辺に温度センサを設けた場合、温度セン
サが糠や埃を被ることがあり、正確な温度検出は困難で
あるばかりか、振動等によりセンサの劣化も問題となる
が、本例のように、負荷センサを用いれば、上記の問題
もなく、回路上の構成も容易であるという利点がある。
してその負荷情報を基に冷却ファン23を駆動するように
なっているため、温度センサを精白室の周辺に配備しな
くても良く。ところで、温度センサを精白室の周辺に設
けた場合、温度センサで検出される温度は精白室の温度
をある程度反映した値とはなるものの、現実の精白過程
における玄米と糠の真の温度ではない。また本例のよう
に、精白室に対し送風するようになっている場合には、
その周辺に温度センサがあると、送風により温度センサ
が感知する温度が乱されてしまい、例えば送風が開始さ
れると、精白室の玄米と糠の温度は未だ下がらないが、
検出温度が急激に下がってしまい、この結果、冷却ファ
ンの駆動が停止してしまうことが起こり得る。しかしな
がら、本例のように、温度センサを用いず、負荷センサ
を用いて精白室の圧迫ないし負荷状態から精白室の温度
を間接的に特定するようにしているため、冷却ファンの
駆動制御に誤作動がなく、精白室に対して送風で冷却す
る場合の信頼性を高めることができる。またこれに加え
て、精白室の周辺に温度センサを設けた場合、温度セン
サが糠や埃を被ることがあり、正確な温度検出は困難で
あるばかりか、振動等によりセンサの劣化も問題となる
が、本例のように、負荷センサを用いれば、上記の問題
もなく、回路上の構成も容易であるという利点がある。
以上説明したように、本考案の第1の特徴点として、精
白前の玄米を冷却するのではなく、精白行程中の玄米と
糠とを直接的に送風で以て冷却するようにした直接冷却
方式にあり、本考案の第2の特徴点としては、冷却制御
のための温度検出を直接的に温度センサで検出するので
はなく、温度センサを用いずに、精白部の圧迫度合いに
相関する精白ロールの回転駆動モータの負荷状態を検出
し、これに基づいて冷却制御するようにした温度間接検
出方式にある。この両特徴点の結合によって、次の特有
の効果を奏する。
白前の玄米を冷却するのではなく、精白行程中の玄米と
糠とを直接的に送風で以て冷却するようにした直接冷却
方式にあり、本考案の第2の特徴点としては、冷却制御
のための温度検出を直接的に温度センサで検出するので
はなく、温度センサを用いずに、精白部の圧迫度合いに
相関する精白ロールの回転駆動モータの負荷状態を検出
し、これに基づいて冷却制御するようにした温度間接検
出方式にある。この両特徴点の結合によって、次の特有
の効果を奏する。
精白行程中において精白室の玄米と糠に対し直接送風
する冷却ファンが設けられているため、コンパクな構成
で安価な精米機を実現でき、小型家庭用精米機に好適な
ものとなる。
する冷却ファンが設けられているため、コンパクな構成
で安価な精米機を実現でき、小型家庭用精米機に好適な
ものとなる。
連続的に精白処理される玄米と糠の混合体に対して送
風されるよになっているので、熱発生部位を直接冷却で
き、しかも玄米処理されない玄米は冷却されないので、
必要最低限の冷却で済み、冷却効率が高く、電力消費を
抑制することができる。
風されるよになっているので、熱発生部位を直接冷却で
き、しかも玄米処理されない玄米は冷却されないので、
必要最低限の冷却で済み、冷却効率が高く、電力消費を
抑制することができる。
玄米粒を全部バッチ的に冷却しておくのではなく、精
白過程の玄米のみを冷却するようにしているので、冷却
完了までの待機時間を必要とせず、精米効率が損なわれ
ずに済む。
白過程の玄米のみを冷却するようにしているので、冷却
完了までの待機時間を必要とせず、精米効率が損なわれ
ずに済む。
冷却において除糠多孔壁自体に風が当たるため、多孔
に糠の目詰まりがある場合にはこれを振るい落とす糠除
去効果も発揮される。このため目詰まりの解消により更
に除糠が活発化するので、送風がより深部まで達するこ
とになり、冷却効果も一層顕著となる。これは精白効率
の向上にも寄与している。
に糠の目詰まりがある場合にはこれを振るい落とす糠除
去効果も発揮される。このため目詰まりの解消により更
に除糠が活発化するので、送風がより深部まで達するこ
とになり、冷却効果も一層顕著となる。これは精白効率
の向上にも寄与している。
精白ロールを駆動するモータの負荷を検出してその負
荷情報を基に冷却ファンを駆動制御するようになってい
るため、温度センサを精白室の周辺に配備した場合と比
べると、センサのメインテンスの煩雑さや冷却ファンの
誤動作の発生等を無くすことができ、実質的に、従来不
可能であった精白室に対して送風する直接冷却方式が実
用化できる。
荷情報を基に冷却ファンを駆動制御するようになってい
るため、温度センサを精白室の周辺に配備した場合と比
べると、センサのメインテンスの煩雑さや冷却ファンの
誤動作の発生等を無くすことができ、実質的に、従来不
可能であった精白室に対して送風する直接冷却方式が実
用化できる。
第1図は本考案の実施例における冷却ファンの駆動制御
回路を示すブロック図である。 第2図は第1図の駆動制御回路を備えた精米機を示す縦
断面図である。 第3図は第2図のIII-III線で切断した部分を示す部分
断面図である。 1……精米機 3……回転軸 3a……送りロール部分 3d,3e……精白ロール部分 7……除糠網(除糠多孔壁) 8……精白室 21……冷却ダクト 21a……噴出口(先端開口) 22……冷却装置 23……冷却ファン 41……負荷センサ 42……電流検出回路 33……比較器 34……冷却ファンのモータ駆動回路 35……冷却ファンのモータ。
回路を示すブロック図である。 第2図は第1図の駆動制御回路を備えた精米機を示す縦
断面図である。 第3図は第2図のIII-III線で切断した部分を示す部分
断面図である。 1……精米機 3……回転軸 3a……送りロール部分 3d,3e……精白ロール部分 7……除糠網(除糠多孔壁) 8……精白室 21……冷却ダクト 21a……噴出口(先端開口) 22……冷却装置 23……冷却ファン 41……負荷センサ 42……電流検出回路 33……比較器 34……冷却ファンのモータ駆動回路 35……冷却ファンのモータ。
Claims (1)
- 【請求項1】除糠多孔壁で囲まれた精白室内の玄米を精
白ロールの回転によって玄米表面の糠を取り除く精白機
構と、前記除糠多孔壁を介して前記精白室内に対し空気
を吹き付け又は前記精白室内の空気を吸引する電動式冷
却ファンを用いた冷却装置と、前記精白ロールを回転駆
動する電動モータの負荷状態を検出する負荷検出手段
と、検出された負荷情報に基づき前記冷却装置の冷却フ
ァンの駆動制御を行う冷却ファン駆動手段とを有するこ
とを特徴とする冷却装置を備えた精米機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989028270U JPH0717380Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 冷却装置を備えた精米機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989028270U JPH0717380Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 冷却装置を備えた精米機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02121140U JPH02121140U (ja) | 1990-10-01 |
| JPH0717380Y2 true JPH0717380Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31251499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989028270U Expired - Lifetime JPH0717380Y2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 冷却装置を備えた精米機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717380Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5992035A (ja) * | 1982-11-18 | 1984-05-28 | 株式会社 サタケ | 研削精米装置 |
| JPS61259766A (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-18 | 株式会社 サタケ | 空気調和室を備えた精米施設 |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP1989028270U patent/JPH0717380Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02121140U (ja) | 1990-10-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |