JPH0717557Y2 - 自動車用開閉体のロック装置 - Google Patents

自動車用開閉体のロック装置

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JPH0717557Y2
JPH0717557Y2 JP7379089U JP7379089U JPH0717557Y2 JP H0717557 Y2 JPH0717557 Y2 JP H0717557Y2 JP 7379089 U JP7379089 U JP 7379089U JP 7379089 U JP7379089 U JP 7379089U JP H0717557 Y2 JPH0717557 Y2 JP H0717557Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車の扉、開閉式屋根等の開閉体のロック
装置に関する。
[従来の技術] 従来、第7図に示すようなスポーツ車1における着脱式
屋根2用のロック装置3としては、実開昭55-109753号
公報に開示されているようなものがある。
この装置は、車内から操作杆(図示略)を回動させるこ
とにより、着脱式屋根2の前後の端部より、車体4への
係合用の前後1対のロックピン5および6を互いに同期
して出没させ得るようにしているとともに、操作杆の回
動を、手動ノブ(図示略)の出没操作により、阻止した
りまたは許容したりし得るようになっている。
ところで、上述のような従来の装置においては、内部機
構が複雑でかつ大型化し、特に左右方向の幅及び上下方
向の厚さが大となり、車室内の頭上空間が狭くなるとい
う問題点があった。
そこで、本願出願人は、各部材をほぼ一直線上に配設す
ることにより、上述のような問題点を解決した自動車用
開閉体のロック装置を特願昭62-122423号として既に提
案した。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、かかる装置では、ロック状態において、
複数個の部材を重合して回転または摺動するよう保持し
ていることから、軸方向における部材の加工公差や遊び
によるガタに起因して異音が生ずるという惧れがあっ
た。
本考案の目的は、かかる事情に鑑み、手動ノブや各部材
のガタ付を防止することのできる自動車用開閉体のロッ
ク装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するために、開閉体の両端部
に、車体への係合用の1対のロックピンを出没自在に設
け、かつ前記開閉体に枢軸をもって枢着した操作杆を、
所要角度回転させることにより、前記両ロックピンが互
いに同期して出没するように、前記操作杆と各ロックピ
ンとを互いに連係し、さらに前記開閉体に、前記操作杆
と係合して操作杆の回動を阻止し得る係止装置を設けて
なる自動車用開閉体のロック装置において、前記操作杆
の枢軸および前記係止装置を、ほぼ前記両ロックピンを
結ぶ直線上に配設するとともに、前記係止装置を、前記
操作杆に対して前記直線に沿う方向に相対的に移動させ
て操作杆と係脱し得るようにし、さらに前記係止装置は
前記枢軸に重着される第1スライド部材およびばね受け
部材と第2スライド部材とを含み、前記第1スライド部
材を前記ばね受け部材に対し操作杆の回動阻止状態方向
に付勢するとともに、前記第2スライド部材が前記第1
スライド部材を前記操作杆の回動阻止解除方向に移動さ
せ得るようにし、前記ばね受け部材と第2スライド部材
とのロック状態における当接部位に、互いに前記枢軸の
軸方向に離間させる方向の傾斜面を形成したことを特徴
とする。
[作用] 本考案によれば、係止装置を操作杆から相対的に離脱さ
せた状態で、操作杆を所要角度回動させることにより、
両ロックピンを、開閉体の両端部から互いに同期して出
没させることができ、これによって、開閉体を車体に装
着した状態でロックしたり、又は車体から開くために上
記ロックを解除したりすることができる。
係止装置を操作杆に係合させると、操作杆の回動は阻止
され、操作杆が、不注意による人体または他物の衝突
や、自動車の衝突時の衝撃等により妄りに移動して、不
意にロックが解除し、開閉体が開いてしまうというおそ
れを防止することができる。
また、係止装置の一部を構成するばね受け部材と第2ス
ライド部材とのロック状態における当接部位の傾斜面に
よって両部材は枢軸の軸方向に離間するように作用する
ので複数の部材間のガタが無くなり異音の発生等が防止
される。
[実施例] 第1図ないし第6図は、本考案を、第7図に示す従来の
スポーツ車1における開閉体の一つである着脱式屋根2
用のロック装置3に適用した一実施例を示す。
なお、本考案のロック装置3は、その内部構造が従来の
ものと相違するだけで、他は従来のものと同一であるの
で、その同一部分については、第7図に用いたものと同
一の符号を用いて説明する。
着脱式屋根2における車内側の下部には、車体4の前後
方向を向く中空状のボックス7が固着され、その前後の
端面7aおよび7bには、従来のものと同様の、車体4への
係合用のロックピン5および6が前後方向に出没自在に
設けられている。
ボックス7のほぼ中央には、第2図ないし第6図に示す
ような、前後方向を向く基板8が固着されている。
基板8のほぼ中央には、操作杆9の基部9aが、車体4の
左右方向を向く枢軸10でもって枢着されている。
枢軸10は、前後のロックピン5および6を結ぶ直線L上
に位置するようにしてある。
操作杆9は、ボックス7における車内側の側面7cに設け
た化粧枠11に穿設され、枢軸10を中心とする弧状のスリ
ットを貫通して車内側に突出し、その後方を向く先端部
9bには、把手13が固嵌されている。
第2図において、操作杆9の基部9aにおける枢軸10から
手前下方に若干離れた部分には、前端が前方のロックピ
ン5に連結され、かつ中間にクランク状折曲部14aを備
えるロッド14の後端が、軸15をもって連結され、また枢
軸10に関して上記軸15と点対称の位置には、後端が後方
のロックピン6に連結され、かつ中間にクランク状折曲
部16aを備えるロッド16の前端が、軸17をもって連結さ
れている。
かくして、操作杆9を、第2図ないし第4図に示すロッ
ク位置から、第5図に示す中間位置を経て、第6図に示
すアンロック位置まで回動させることにより、ロッド14
および16を介して、各ロックピン5および6を、ボック
ス7の前後の端面7aおよび7b内に没入させ、着脱式屋根
2を車体4から自由に着脱することができ、また操作杆
9を、上述の場合と反対方向に回動させることにより、
各ロックピン5および6を、ボックス7の前後の端面7a
および7bより突出させ、それらを車体4の係合孔(図示
略)に突入させて、着脱式屋根2を車体4から外れない
ように係止させることができる。
18は、操作杆9の基部9aに穿設されたカム溝で、第2図
において、枢軸10のやや前方より、直線Lに沿って前方
に延出する短寸の係合溝18aと、係合溝18aの前端より直
角に折れ曲がる第1案内溝18bと、第1案内溝18bの終端
より後方に延出する第2案内溝18cと、第2案内溝18cの
後端より枢軸10寄りにわずかだけ凹入する終端係合部18
dとよりなっている。
このカム溝18には、円筒形のブッシュ19を備えるガイド
ピン20が、摺動自在に係合している。
21は、方形板状の基部21aの中央が、枢軸10における拡
径頭部10aと基板8との間において、枢軸10に枢着され
た樹脂製のばね受け部材で、その基部21aの後端より、
下側に向って突出する突片21bの後面には、直線Lに沿
って配設されるガイドロッド21cの前端が連設されてい
る。さらに基部21aの前端は枢軸10の軸方向に対して傾
斜する傾斜面21tとされている。
23は、前後方向を向く平板状の第1スライド部材で、そ
の前端部上面には、上述のガイドピン20が固着され、ま
たそれよりやや後部から後端部にかけては、直線Lに沿
った長孔24が穿設されている。
第1スライド部材23は、長孔24を、枢軸10の拡径頭部10
aとばね受け部材21の基部21aとの間において枢軸10に摺
動自在に係合させ、かつ、ガイドピン20を、ブッシュ19
を介して、基板8に穿設され、直線Lに沿った長孔25に
摺動自在に係合させることにより、基板8に、直線Lの
方向に摺動自在に装着される。
ガイドピン20は、基板8の長孔25の他に、上述の操作杆
9のカム溝18と、後述する第2スライド部材28の長孔29
とにも摺動自在に係合している。
第1スライド部材23の両端部には、夫々突片23aおよび2
3bが連設され、それらの突片23aおよび23bの中央には、
夫々上記ガイドロッド21cの後部および後述する第2ス
ライド部材28のガイドロッド28eの後部が夫々摺動自在
に貫通する軸孔26aおよび26bが穿設されている。
突片23aの前面と、ばね受け部材21の突片21bの後面との
間には、ガイドロッド21Cを取り巻くように、第1の圧
縮コイルばね27が縮設されている。
この圧縮コイルばね27により、第1スライド部材23は、
第3図に示すように、長孔24の前端が枢軸10に係合する
ように、後方に向けて常時付勢されている。
28は、前後方向を向く樹脂製の第2スライド部材で、そ
の前端には、湾曲面とそれに連なる側縁を有する突片28
aが連設され、中間部には、側方に張り出したストッパ
片28bが連設されると共に、下側に向って突出する突片2
8cおよび上側に向って突出する柱状片28dが連設され、
また後部には、直線Lに沿うとともに、基板8に穿設さ
れた長孔25と同形同寸の長孔29が形成されている。ま
た、突片28cには直線Lに沿って延在するガイドロッド2
8eが連設されており、この後端は前述の如く第1スライ
ド部材23の前端突片23bの軸孔26bに摺動自在に嵌合す
る。そして、突片28cの後面と前端突片23bの前面との間
には、ガイドロッド28eを取り巻くように第2の圧縮コ
イルばね30が縮設されている。
第2スライド部材28は、前端部が、基板8の前縁切起し
8aに形成した切欠開口8b内に摺動自在に嵌合し、かつ基
板8と第1スライド部材23との間において、長孔29を、
ガイドピン20にブッシュ19を介して係合させることによ
り、基板8に対し、直線Lと同一方向に摺動可能に装着
されている。そして、第2スライド部材28の前方向への
移動は途中でストッパ片28bが切欠開口8bの側縁に当接
することにより阻止される。
柱状片28dは、基板8に穿設され前述の切欠開口8bと連
続する切欠開口8cと、化粧枠11に穿設された前後方向を
向く長孔33とを貫通して車内側に突出し、その先端に
は、手動操作用のノブ34が固嵌されている。また、第2
スライド部材28の後端は枢軸10の軸方向に対して傾斜し
前述のばね受け部材21の傾斜面21tと対向する傾斜面28t
とされている。
かくして、第2スライド部材28は、常時は、第3図に示
すように、第1スライド部材23側の第1の圧縮コイルば
ね27の付勢力により、ガイドピン20が長孔29および25の
後端部およびカム溝18の係合溝18aの後端部に係合し、
かつ後端の傾斜面28tがばね受け部材21の基部21aの前端
の傾斜面21tに当接した後限位置に位置している。この
状態から、第1の圧縮コイルばね27の付勢力に抗して、
ノブ34を前方に押すことにより、少なくとも、ガイドピ
ン20がカム溝18における係合溝18aの前端と第1案内溝1
8bの始端との連続部分に係合する係止解除位置まで前方
に移動させることができる。この移動操作においては第
2の圧縮コイルばね30には何等影響を与えない。
尚、第2スライド部材28の前方にはキーシリンダ装置35
が設けられ、施解錠操作によりキープレート36の停止片
36aが突片28aの湾曲面に沿って回動し、第2スライド部
材28の突片28aの移動軌跡内に侵入して、第2スライド
部材28の後限位置から係止解除位置方向への移動を阻止
する施錠位置と、第4図に想像線で示すように、停止片
36aが、第2スライド部材28の突片28aの移動軌跡より外
れ、第2スライド部材28の後限位置から係止解除位置へ
の移動を許容する解錠位置とに移動し得るようになって
いる。
次に、この実施例の作用および取扱いについて説明す
る。
第4図に示す状態において、キープレート36が施錠位置
にあるときは、ノブ34を前方に押しても、第2スライド
部材28は、キープレート36の停止片36aに妨げられて、
係止解除位置側に移動させることはできない。
この状態では、第1の圧縮コイルばね27の付勢力によ
り、ガイドピン20は、第2スライド部材の長孔29の後
端、基板8の長孔25の後端、及び操作杆9の係合溝18a
の後端にそれぞれ同時に係合しているので、操作杆9
を、ロック位置からアンロック位置方向に回動させるこ
とはできない。そして、かかる状態では枢軸10とガイド
ピン20との間において第2スライド部材28とばね受け部
材21とがお互いに傾斜面28t,21tでもって当接してお
り、両者を相互に軸方向に離間させる方向に付勢されて
いる。従って、枢軸10およびガイドピン20に重着されて
いる各部材間のガタが吸収されている。
この状態から、キー操作により、キープレート36を解錠
位置とした後、ノブ34により、第2スライド部材28を第
1の圧縮コイルばね27の付勢力に抗して、係止解除位置
まで前方に移動させ、ガイドピン20を、カム溝18の係合
溝18aの前端、すなわち第1案内溝18bの始端に係合させ
る。
このとき、ガイドピン20の前方への移動に連動して第1
スライド部材23も前方に移動され、その突片23aで第1
の圧縮コイルばね27を圧縮する。
しかる後、第2スライド部材28により、ガイドピン20を
操作杆9における係合溝18aの前端部に押しつけたまま
の状態で、操作杆9を、第4図における時計方向に回動
させる。尚、以下の第4図ないし第6図は第2図に対し
裏面側から見た図である。
すると、ガイドピン20は、カム溝18の第1案内溝18b内
に相対的に進入する。
ガイドピン20が第1案内溝18b内に進入した後、ノブ34
から手を離すと、ガイドピン20は、第1の圧縮コイルば
ね27の付勢力により、第1案内溝18bの枢軸10寄りの側
縁に圧接し、操作杆9の時計方向への回動に適度の抵抗
力を与える。
この状態から操作杆9の回動を継続すると、第1案内溝
18bの枢軸10寄りの側縁に沿ってガイドピン20は漸次前
方に押し出され、このとき第2の圧縮コイルばね30も第
1のスライド部材23の前端突片23bにより圧縮され、第
1の圧縮コイルばね27と共に適度の抵抗力を与える。
操作杆9が、第5図に示すような中間位置まで回動させ
られると、それまで第1案内溝18bの枢軸10寄りの側縁
に沿って漸次前方に押し出されてきたガイドピン20は、
第1案内溝18bと第2案内溝18cとの交差部分に差しかか
り、操作杆9が第5図に示す中間位置を越えてさらに時
計方向に回動させられると、ガイドピン20は、第2案内
溝18cの枢軸10寄りの側縁に圧接し、第1および第2の
圧縮スプリング27および30は今度は操作杆9の時計方向
の回動を補助するように作用する。
第6図に示すように、操作杆9がアンロック位置に達す
ると、ガイドピン20は、カム溝18の終端係合部18dに係
合し、操作杆9をアンロック位置に安定して保持する。
操作杆9のロック位置からアンロック位置までの回動に
より、両ロッド14および16は互いに同期して内方に引き
寄せられ、それらの先端に連結されたロックピン5およ
び6は、突出状態から没入状態まで引き込められる。
この状態で、着脱式屋根2を車体4から自由に着脱する
ことができる。
なお、第2スライド部材28は、第6図示の如く若干左方
に移動した状態に保持される第1スライド部材23の前端
突片23bによって、第2の圧縮コイルばね30が圧縮さ
れ、かつ長孔29の終端部がガイドピン20に係止されてい
るので、停止状態のまま付勢されて保持される。
操作杆9を、第6図に示すアンロック位置から、第4図
に示すロック位置まで反時計方向に回動させることによ
り、上述の場合と逆の作動で、両ロックピン5および6
は、もとの突出状態に復帰させられる。
この復帰操作の場合、ガイドピン20をカム溝18の終端係
合部18dから第2案内溝18c側に抜け出させるのに、操作
杆9に若干大きな操作力を必要とし、また、操作杆9が
アンロック位置から第5図に示す中間位置に達するまで
は、ガイドピン20は、第2案内溝18cにおける枢軸10寄
りの側縁に圧接して、第1および第2の圧縮ばね27およ
び30は操作杆9の反時計方向の回動に抵抗力として作用
する。操作杆9が上記中間位置からロック位置に達する
までは、ガイドピン20は、第1案内溝18bにおける枢軸1
0寄りの側縁に圧接して、両ばね27および30は操作杆9
の時計方向の回動を補助する作用をする。
操作杆9がロック位置に達すると、ガイドピン20は、係
合溝18aに進入し、次いで第1の圧縮コイルばね27の付
勢力により、ガイドピン20、第1スライド部材23、第2
スライド部材28は、すべて第3図および第4図に示す元
の状態に復帰させられる。
このとき、ガイドピン20と係合溝18aの後端部との係合
により、操作杆9は妄りに回動することのないように係
止される。
この実施例においては、第1スライド部材23、第2スラ
イド部材28、第1の圧縮コイルばね27、ガイドピン20、
カム溝18の係合溝18a、ノブ34等により、操作杆9の回
動を阻止し得る係止装置が形成され、この係止装置を、
操作杆9に対して、直線Lに沿う方向に相対的に移動さ
せて、操作杆9と係脱し得るようにすると共に、係止装
置を操作杆から相対的に離脱させた状態ではこの係止装
置を離脱方向に付勢したことにより、考案の効果として
後述するような効果を奏することができる。
また、この実施例のような構成とすることにより、次の
ような実施例特有の効果を奏することができる。
(1)第1の圧縮コイルばね27には、ガイドピン20を操
作杆9に係止させて、操作杆9の回動を阻止する係止装
置用の付勢機能と、操作杆9の操作に節度感を付与する
チェック機能との二つの機能を兼用させ、第2の圧縮コ
イルばねにはノブ操作力に影響を与えずノブの振ら付き
を抑制する機能と上述のチェック機能との二つの機能を
兼用させたことにより、構造を簡素化できる。
(2)操作杆9が、ロック位置およびアンロック位置の
いずれの位置におても、着脱式屋根2の表面より突出し
ないので、安全である。
(3)操作杆をアンロック位置に回動させた状態で、キ
ーシリンダ装置により、施錠操作しようとしても、キー
プレート36の停止片36aが第2スライド部材28の突片28a
の側縁に当接するので、その施錠が未然に阻止され、操
作杆9をアンロック位置に回動させた後、キーシリンダ
装置を誤って施錠操作しても、キープレート36または第
2スライド部材28等が破損するおそれがない。
(4)ばね受け部材21の傾斜面21tと第2スライド部材2
8の傾斜面28tとの当接位置がロック状態において枢軸10
とガイドピン20との間に存在するので、各部材の変形を
伴なわずガタの吸収ができる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案の自動車用開閉
体のロック装置によると、操作杆の枢軸および係止装置
を、ほぼ両ロックピンを結ぶ直線上に配設し、係止装置
を、操作杆に対して前記直線に沿う方向に相対的に移動
させて、操作杆と係脱し得るようにすると共に、ばね受
け部材と第2スライド部材との傾斜面を当接させたの
で、装置全体をより薄く、細くなるように小型化でき、
取付けスペース上有利であるとともに、各部材の走行中
のガタ付きを防止することができ品質感の向上がはかれ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のロック装置を適用した開閉体の一例
を示す斜視図、 第2図は本考案の一実施例の要部を示す分解斜視図、 第3図は本考案の一実施例を示す側断面図、 第4図ないし第6図は、それぞれ本考案の一実施例の別
の作動状態を示す底面図、 第7図は、従来のロック装置を備える開閉体の一例を示
す自動車の一部分解斜視図である。 2……着脱式屋根(開閉体)、3……ロック装置、4…
…車体、5,6……ロックピン、8……基板、9……操作
杆、10……枢軸、L……直線、21……ばね受け部材、21
t……傾斜面、23……第1スライド部材、27……第1の
圧縮コイルばね、28……第2スライド部材、28t……傾
斜面、30……第2の圧縮コイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉体の両端部に、車体への係合用の1対
    のロックピンを出没自在に設け、かつ前記開閉体に枢軸
    をもって枢着した操作杆を、所要角度回転させることに
    より、前記両ロックピンが互いに同期して出没するよう
    に、前記操作杆と各ロックピンとを互いに連係し、さら
    に前記開閉体に、前記操作杆と係合して操作杆の回動を
    阻止し得る係止装置を設けてなる自動車用開閉体のロッ
    ク装置において、前記操作杆の枢軸および前記係止装置
    を、ほぼ前記両ロックピンを結ぶ直線上に配設するとと
    もに、前記係止装置を、前記操作杆に対して前記直線に
    沿う方向に相対的に移動させて操作杆と係脱し得るよう
    にし、さらに前記係止装置は前記枢軸に重着される第1
    スライド部材およびばね受け部材と第2スライド部材と
    を含み、前記第1スライド部材を前記ばね受け部材に対
    し操作杆の回動阻止状態方向に付勢するとともに、前記
    第2スライド部材が前記第1スライド部材を前記操作杆
    の回動阻止解除方向に移動させ得るようにし、前記ばね
    受け部材と第2スライド部材とのロック状態における当
    接部位に、互いに前記枢軸の軸方向に離間させる方向の
    傾斜面を形成したことを特徴とする自動車用開閉体のロ
    ック装置。
JP7379089U 1989-06-24 1989-06-24 自動車用開閉体のロック装置 Expired - Lifetime JPH0717557Y2 (ja)

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JPH0313223U (ja) 1991-02-12

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