JPH07176079A - 光学式記録媒体 - Google Patents
光学式記録媒体Info
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- JPH07176079A JPH07176079A JP6334465A JP33446594A JPH07176079A JP H07176079 A JPH07176079 A JP H07176079A JP 6334465 A JP6334465 A JP 6334465A JP 33446594 A JP33446594 A JP 33446594A JP H07176079 A JPH07176079 A JP H07176079A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラッキングエラー信号のレベルが大とな
り、アドレスピットAPの再生信号が良好となり、且
つ、ドロップアウトが少なく、S/Nの良好な情報信号
の得られる光学式記録媒体を得る。 【構成】 記録及び再生用ビームの波長をλ、その記録
及び再生用ビームの透過する光透過層2の屈折率をnと
夫々したとき、光学的に記録及び再生の可能な記録層の
ビーム入射面側に、同心円状若しくは渦巻き状のλ/
(8n)の位相深さを有するプリグルーブPGを形成す
ると共に、そのプリグルーブPGによって挟まれた領域
にλ/(4n)の位相深さを有するアドレスピットAP
の形成と、情報信号の記録とがなされるようにする。
り、アドレスピットAPの再生信号が良好となり、且
つ、ドロップアウトが少なく、S/Nの良好な情報信号
の得られる光学式記録媒体を得る。 【構成】 記録及び再生用ビームの波長をλ、その記録
及び再生用ビームの透過する光透過層2の屈折率をnと
夫々したとき、光学的に記録及び再生の可能な記録層の
ビーム入射面側に、同心円状若しくは渦巻き状のλ/
(8n)の位相深さを有するプリグルーブPGを形成す
ると共に、そのプリグルーブPGによって挟まれた領域
にλ/(4n)の位相深さを有するアドレスピットAP
の形成と、情報信号の記録とがなされるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリグルーブ及びアドレ
スピットを有する光学的に記録及び再生の可能な光学式
記録媒体に関する。
スピットを有する光学的に記録及び再生の可能な光学式
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず図7及び図8を参照して、従来の記
録及び再生の可能な光学式記録媒体について説明する。
図7及び図8において1は光学式記録媒体(ディスク)
を全体として示し、図7においてPGはプリグルーブ
(図示の場合は同心円プリグルーブであるが、円に近い
渦巻き状プリグルーブでも良い)、SCはその各プリグ
ルーブPGのセクタ、APはそのプリグルーブPGの番
号及びセクタSCの番号を表わすべくプリグルーブPG
内に於いて各セクタSCの端部に形成されたアドレスピ
ットである。尚、プリグルーブPGのピッチが2.0μ
m、その幅が0.8μmである。
録及び再生の可能な光学式記録媒体について説明する。
図7及び図8において1は光学式記録媒体(ディスク)
を全体として示し、図7においてPGはプリグルーブ
(図示の場合は同心円プリグルーブであるが、円に近い
渦巻き状プリグルーブでも良い)、SCはその各プリグ
ルーブPGのセクタ、APはそのプリグルーブPGの番
号及びセクタSCの番号を表わすべくプリグルーブPG
内に於いて各セクタSCの端部に形成されたアドレスピ
ットである。尚、プリグルーブPGのピッチが2.0μ
m、その幅が0.8μmである。
【0003】この光学式記録媒体1は図8に示すごと
く、アクリル等の透明なプラスチック基板2上に情報を
光学的に記録すべきプリグルーブPGの形成された一層
又は多相の低融点金属層(反射金属層)3が形成されて
いる。尚、LDは金属層3のランド部である。4は金属
層3上に被着形成されたプラスチックから成る保護層で
ある。かかる光学的記録媒体1に於いては、レーザ光源
よりのレーザビームを金属層3のプリグルーブPGにト
ラッキングをとりながら走査させ、そのプリグルーブP
G内に情報を光学的に記録していくものである。その記
録の仕方は、プリグルーブPGにレーザビームを照射す
ることによって、その金属層3の構造を変化させてその
反射率を高めることにより、音声、ビデオ、データ信号
等を周波数変調、位相変調、PCM等による光学的ドッ
トの列として記録トラックを形成する如く記録する。
尚、金属層3をレーザビームによって融解してその反射
率を低下させることによって、又はその下層の他の金属
層を露呈させてそれにより反射率を高めることによって
光学的ドットを形成することもできる。
く、アクリル等の透明なプラスチック基板2上に情報を
光学的に記録すべきプリグルーブPGの形成された一層
又は多相の低融点金属層(反射金属層)3が形成されて
いる。尚、LDは金属層3のランド部である。4は金属
層3上に被着形成されたプラスチックから成る保護層で
ある。かかる光学的記録媒体1に於いては、レーザ光源
よりのレーザビームを金属層3のプリグルーブPGにト
ラッキングをとりながら走査させ、そのプリグルーブP
G内に情報を光学的に記録していくものである。その記
録の仕方は、プリグルーブPGにレーザビームを照射す
ることによって、その金属層3の構造を変化させてその
反射率を高めることにより、音声、ビデオ、データ信号
等を周波数変調、位相変調、PCM等による光学的ドッ
トの列として記録トラックを形成する如く記録する。
尚、金属層3をレーザビームによって融解してその反射
率を低下させることによって、又はその下層の他の金属
層を露呈させてそれにより反射率を高めることによって
光学的ドットを形成することもできる。
【0004】次に図9を参照して、上述した光学式記録
媒体を製造するための原盤1′について説明する。図9
のAはその原盤1′の部分的上面図、Bはその部分的断
面図である。5は例えばガラス基板であって、上述の光
学式記録媒体1に対する記録及び再生用ビームの波長を
λ、記録及び再生用ビームの透過する光透過層、即ち透
明基板2の屈折率をnとするとき、厚さがλ/(8n)
となるごとくフォトレジスト層6を均一に被着形成し、
これをガラス基板5上に至るまでのカッティングを行な
い、即ちレーザビームを照射し、これを現像することに
より夫々共にλ/(8n)の位相深さのプリグルーブP
G′及びアドレスピットAP′を形成する。
媒体を製造するための原盤1′について説明する。図9
のAはその原盤1′の部分的上面図、Bはその部分的断
面図である。5は例えばガラス基板であって、上述の光
学式記録媒体1に対する記録及び再生用ビームの波長を
λ、記録及び再生用ビームの透過する光透過層、即ち透
明基板2の屈折率をnとするとき、厚さがλ/(8n)
となるごとくフォトレジスト層6を均一に被着形成し、
これをガラス基板5上に至るまでのカッティングを行な
い、即ちレーザビームを照射し、これを現像することに
より夫々共にλ/(8n)の位相深さのプリグルーブP
G′及びアドレスピットAP′を形成する。
【0005】そして、その後は従来周知のごとく、この
原盤1′のガラス基板5上に残存したフォトレジスト層
6の上にメッキを行ない、これをもとにしてメタルマス
タを作り、このメタルマスタからマザーを作る。そし
て、このマザーからスタンパを作り、このスタンパを用
いてアクリル等の光透過性樹脂をスタンプして透明基板
2を形成し、その上に光反射金属層3を被着形成し、そ
の上に保護層4を被着形成するものである(図8参
照)。
原盤1′のガラス基板5上に残存したフォトレジスト層
6の上にメッキを行ない、これをもとにしてメタルマス
タを作り、このメタルマスタからマザーを作る。そし
て、このマザーからスタンパを作り、このスタンパを用
いてアクリル等の光透過性樹脂をスタンプして透明基板
2を形成し、その上に光反射金属層3を被着形成し、そ
の上に保護層4を被着形成するものである(図8参
照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この図9に
図示の光学式記録媒体1の原盤1′においては、ガラス
基板5上に塗布するフォトレジスト層6の厚さが600
〜800Å程度と極く薄く、厚さが不均一となり、ピン
ホールも生じるという欠点がある他、プリグルーブP
G′の位相深さも、アドレスピットAP′の位相深さも
共にλ/(8n)であるために、次のような問題が生じ
る。即ち、先ず最終的に形成される図7及び図8に示し
た光学式記録媒体(ディスク)1の金属層3による反射
光量を図10を用いて説明する。光反射金属層3が理想
的な鏡面である場合の反射光量をIOとすると、金属層
3のランド部LD上の反射光量ITOP は略IO に匹敵す
る。SAPはアドレスピットAPによる反射光量の変調部
分を示し、そのピークレベルをIPPとする。SRPは、プ
リグルーブPG内に情報信号の記録を行ない、それを再
生した場合の反射光量の変調を示し、IRPはそのピーク
値を示す。プリグルーブPGの位相深さがλ/(8n)
であるので、トラッキングエラー信号(プッシュプル信
号)のレベルは大となるが、その反面、アドレスピット
APの位相深さがプリグルーブPGのそれと同様にλ/
(8n)であるために、この図10から分かるように、
アドレスピットAPからの再生光量のピーク値はIO の
20〜30%と頗る少ないことが分かる。
図示の光学式記録媒体1の原盤1′においては、ガラス
基板5上に塗布するフォトレジスト層6の厚さが600
〜800Å程度と極く薄く、厚さが不均一となり、ピン
ホールも生じるという欠点がある他、プリグルーブP
G′の位相深さも、アドレスピットAP′の位相深さも
共にλ/(8n)であるために、次のような問題が生じ
る。即ち、先ず最終的に形成される図7及び図8に示し
た光学式記録媒体(ディスク)1の金属層3による反射
光量を図10を用いて説明する。光反射金属層3が理想
的な鏡面である場合の反射光量をIOとすると、金属層
3のランド部LD上の反射光量ITOP は略IO に匹敵す
る。SAPはアドレスピットAPによる反射光量の変調部
分を示し、そのピークレベルをIPPとする。SRPは、プ
リグルーブPG内に情報信号の記録を行ない、それを再
生した場合の反射光量の変調を示し、IRPはそのピーク
値を示す。プリグルーブPGの位相深さがλ/(8n)
であるので、トラッキングエラー信号(プッシュプル信
号)のレベルは大となるが、その反面、アドレスピット
APの位相深さがプリグルーブPGのそれと同様にλ/
(8n)であるために、この図10から分かるように、
アドレスピットAPからの再生光量のピーク値はIO の
20〜30%と頗る少ないことが分かる。
【0007】逆に、アドレスピットAPからの再生光量
のピーク値IPPを大にするために、アドレスピットAP
及びプリグルーブPGの位相深さを共にλ/(4n)に
すると、トラッキングエラー信号のレベルが小さくなる
と共に、プリグルーブPGの変調度が大きくなって再生
情報信号のS/Nが低下してしまう。
のピーク値IPPを大にするために、アドレスピットAP
及びプリグルーブPGの位相深さを共にλ/(4n)に
すると、トラッキングエラー信号のレベルが小さくなる
と共に、プリグルーブPGの変調度が大きくなって再生
情報信号のS/Nが低下してしまう。
【0008】そこで両要求を満足させるためには、原盤
1′の製造時において、ガラス基板5上にλ/(4n)
厚のフォトレジスト層6を被着形成しておき、同一ビー
ムの光量をプリグルーブPG′とアドレスピットAP′
の形成のための露光において異ならしめて、夫々プリグ
ルーブPG′においてはその位相深さがλ/(8n)、
アドレスピットAP′に於いてはその位相深さがλ/
(4n)になるようにすることも考えられる。しかし、
この場合には、フォトレジスト層がプリグルーブPG′
の部分に於いてハーフトーンで露光されるため、そのプ
ロセスコントロールが困難であり、しかもハーフトーン
で露光されたフォトレジスト層は現像の不均一性から、
アドレスピットAP′の位相深さが不均一となり、これ
を基にして作ったディスク1に記録を行ない、これから
アドレスピットAPを再生した場合、その再生信号のS
/Nが悪くなるという欠点がある。
1′の製造時において、ガラス基板5上にλ/(4n)
厚のフォトレジスト層6を被着形成しておき、同一ビー
ムの光量をプリグルーブPG′とアドレスピットAP′
の形成のための露光において異ならしめて、夫々プリグ
ルーブPG′においてはその位相深さがλ/(8n)、
アドレスピットAP′に於いてはその位相深さがλ/
(4n)になるようにすることも考えられる。しかし、
この場合には、フォトレジスト層がプリグルーブPG′
の部分に於いてハーフトーンで露光されるため、そのプ
ロセスコントロールが困難であり、しかもハーフトーン
で露光されたフォトレジスト層は現像の不均一性から、
アドレスピットAP′の位相深さが不均一となり、これ
を基にして作ったディスク1に記録を行ない、これから
アドレスピットAPを再生した場合、その再生信号のS
/Nが悪くなるという欠点がある。
【0009】又、従来は光学式記録媒体1のプリグルー
ブPG内に情報を記録していたため、再生情報信号のS
/Nが小さく、しかもドロップアウトの可能性が高かっ
た。
ブPG内に情報を記録していたため、再生情報信号のS
/Nが小さく、しかもドロップアウトの可能性が高かっ
た。
【0010】斯る点に鑑み本発明は、プリグルーブ及び
アドレスピットを有し、光学的に記録及び再生の可能な
光学式記録媒体において、トラッキングエラー信号のレ
ベルが大で、アドレスピットの再生信号のS/Nが良好
で、且つドロップアウトが少なく、S/Nの良好な情報
信号を再生することのできるものを提案しようとするも
のである。
アドレスピットを有し、光学的に記録及び再生の可能な
光学式記録媒体において、トラッキングエラー信号のレ
ベルが大で、アドレスピットの再生信号のS/Nが良好
で、且つドロップアウトが少なく、S/Nの良好な情報
信号を再生することのできるものを提案しようとするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録及び再生
用ビームの波長をλ、その記録及び再生用ビームの透過
する光透過層2の屈折率をnと夫々したとき、光学的に
記録及び再生の可能な記録層のビーム入射面側に、同心
円状若しくは渦巻き状のλ/(8n)の位相深さを有す
るプリグルーブPGを形成すると共に、そのプリグルー
ブPGによって挟まれた領域に、λ/(4n)の位相深
さを有するアドレスピットAPの形成と、情報信号の記
録とがなされるようにしたことを特徴とする光学式記録
媒体である。
用ビームの波長をλ、その記録及び再生用ビームの透過
する光透過層2の屈折率をnと夫々したとき、光学的に
記録及び再生の可能な記録層のビーム入射面側に、同心
円状若しくは渦巻き状のλ/(8n)の位相深さを有す
るプリグルーブPGを形成すると共に、そのプリグルー
ブPGによって挟まれた領域に、λ/(4n)の位相深
さを有するアドレスピットAPの形成と、情報信号の記
録とがなされるようにしたことを特徴とする光学式記録
媒体である。
【0012】
【作用】上述せる光学式記録媒体によれば、トラッキン
グエラー信号のレベルが大で、プリグルーブPGの変調
度に多少バラツキがあっても、再生情報信号への影響は
少なく、アドレスピットAPをS/N良く再生でき、歩
留りが良く、S/Nが良好でドロップアウトの可能性の
少ない情報信号を再生できる。又、アドレスピットAP
に対するトラッキングエラー信号は零なので、アドレス
ピットAPによってトラッキングエラー信号に外乱が混
入しない。プリグルーブPGには情報信号を記録しない
ので、その幅を狭くすることができ、記録密度の向上に
つながる。
グエラー信号のレベルが大で、プリグルーブPGの変調
度に多少バラツキがあっても、再生情報信号への影響は
少なく、アドレスピットAPをS/N良く再生でき、歩
留りが良く、S/Nが良好でドロップアウトの可能性の
少ない情報信号を再生できる。又、アドレスピットAP
に対するトラッキングエラー信号は零なので、アドレス
ピットAPによってトラッキングエラー信号に外乱が混
入しない。プリグルーブPGには情報信号を記録しない
ので、その幅を狭くすることができ、記録密度の向上に
つながる。
【0013】
【実施例】以下に図2を参照して、本発明による光学式
記録媒体の原盤の構成について説明する。上述の図7及
び図8と同様に、ガラス基板5上にフォトレジスト層6
を被着形成するが、その場合の厚さをλ/(4n)とす
る。そして、後述するところから明らかになるが、2本
のビームを用いて、アドレスピットAP′としてはその
フォトレジスト層6をガラス基板5の表面に達するまで
露光及び現像によりカッティングし、プリグルーブP
G′はアドレスピットAP′を形成するビームに比べて
光量の少ないビームを用いてλ/(8n)の位相深さに
形成する。
記録媒体の原盤の構成について説明する。上述の図7及
び図8と同様に、ガラス基板5上にフォトレジスト層6
を被着形成するが、その場合の厚さをλ/(4n)とす
る。そして、後述するところから明らかになるが、2本
のビームを用いて、アドレスピットAP′としてはその
フォトレジスト層6をガラス基板5の表面に達するまで
露光及び現像によりカッティングし、プリグルーブP
G′はアドレスピットAP′を形成するビームに比べて
光量の少ないビームを用いてλ/(8n)の位相深さに
形成する。
【0014】そして、このようにして形成した原盤1′
を用い冒頭に述べたような手順をふんで図1に示すごと
き光学式記録媒体1を得る。即ち、アクリル等の透明基
板2上に位相深さがλ/(8n)のプリグルーブPG
と、位相深さがλ/(4n)のアドレスピットAPとが
形成された低融点金属層3が被着形成される。4は保護
層である。この場合、プリグルーブPGは金属層3のラ
ンド部LD上に形成され、そのピッチは2μm、プリグ
ルーブPG及びアドレスピットAP間の間隔は1μm、
夫々の幅は0.5μmである。情報信号は金属層3のラ
ンド部LDの中央に記録される。
を用い冒頭に述べたような手順をふんで図1に示すごと
き光学式記録媒体1を得る。即ち、アクリル等の透明基
板2上に位相深さがλ/(8n)のプリグルーブPG
と、位相深さがλ/(4n)のアドレスピットAPとが
形成された低融点金属層3が被着形成される。4は保護
層である。この場合、プリグルーブPGは金属層3のラ
ンド部LD上に形成され、そのピッチは2μm、プリグ
ルーブPG及びアドレスピットAP間の間隔は1μm、
夫々の幅は0.5μmである。情報信号は金属層3のラ
ンド部LDの中央に記録される。
【0015】尚、記録及び再生時共光学系よりのビーム
は透明基板2側から媒体1の金属層3に入射するのは勿
論である。このようにして得られた光学式記録媒体1の
反射光量を図3を参照して説明するも、図3において図
10と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。この場合にはアドレスピットの反射光量の変調
によるピークレベルIPPはIO の50〜60%と図10
の場合に比し大幅に大となっていることが分かる。
は透明基板2側から媒体1の金属層3に入射するのは勿
論である。このようにして得られた光学式記録媒体1の
反射光量を図3を参照して説明するも、図3において図
10と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。この場合にはアドレスピットの反射光量の変調
によるピークレベルIPPはIO の50〜60%と図10
の場合に比し大幅に大となっていることが分かる。
【0016】尚、このようにして形成された光学式記録
媒体は1本のビームを用い、ランド部LD上のアドレス
ピットAPの再生及びトラッキングエラー信号の検出と
共に、ドットによるランド部LDへの情報信号の記録を
行なう。また、3本のビームを用いてトラッキングエラ
ーの検出と、アドレスピットAPの再生、情報信号の記
録を行なうようにしてもよい。再生時においても、同じ
装置を用いてランド部LDに記録されたドットの位相変
調、或いは周波数変調、PCMされた情報信号を再生す
ることができる。
媒体は1本のビームを用い、ランド部LD上のアドレス
ピットAPの再生及びトラッキングエラー信号の検出と
共に、ドットによるランド部LDへの情報信号の記録を
行なう。また、3本のビームを用いてトラッキングエラ
ーの検出と、アドレスピットAPの再生、情報信号の記
録を行なうようにしてもよい。再生時においても、同じ
装置を用いてランド部LDに記録されたドットの位相変
調、或いは周波数変調、PCMされた情報信号を再生す
ることができる。
【0017】上述せる光学式記録媒体によれば、トラッ
キングエラー信号のレベルが大で、プリグルーブの変調
度に多少バラツキがあっても、再生情報信号への影響は
少なく、アドレスピットをS/N良く再生でき、歩留り
が良く、S/Nが良好でドロップアウトの可能性の少な
い情報信号を再生できる。又、アドレスピットに対する
トラッキングエラー信号は零なので、アドレスピットに
よってトラッキングエラー信号に外乱が混入しない。プ
リグルーブには情報信号を記録しないので、その幅を狭
くすることができ、記録密度の向上につながる。
キングエラー信号のレベルが大で、プリグルーブの変調
度に多少バラツキがあっても、再生情報信号への影響は
少なく、アドレスピットをS/N良く再生でき、歩留り
が良く、S/Nが良好でドロップアウトの可能性の少な
い情報信号を再生できる。又、アドレスピットに対する
トラッキングエラー信号は零なので、アドレスピットに
よってトラッキングエラー信号に外乱が混入しない。プ
リグルーブには情報信号を記録しないので、その幅を狭
くすることができ、記録密度の向上につながる。
【0018】次に図4を参照して上述の光学式記録媒体
の原盤の製造装置について説明する。7はレーザ光源
(例えばAr又はHe−Cdレーザ光源)であって、こ
れより例えばS偏光のレーザビームLBO を発射させ、
これをビームスプリッタ8に入射して第1及び第2のビ
ームLB1 ,LB2 に分離する。第1のビームLB1 は
ビームスプリッタ8によってその光路が90°偏向せし
められ、第2のビームLB2 は直進した後、ミラー9に
よってその光路が90°偏向せしめられる。
の原盤の製造装置について説明する。7はレーザ光源
(例えばAr又はHe−Cdレーザ光源)であって、こ
れより例えばS偏光のレーザビームLBO を発射させ、
これをビームスプリッタ8に入射して第1及び第2のビ
ームLB1 ,LB2 に分離する。第1のビームLB1 は
ビームスプリッタ8によってその光路が90°偏向せし
められ、第2のビームLB2 は直進した後、ミラー9に
よってその光路が90°偏向せしめられる。
【0019】これら第1及び第2のビームLB1 ,LB
2 は夫々レンズ10,11を介して第1及び第2の光変
調器(電気−光学素子)12,13に供給される。第1
の光変調器12には直流電源14よりの直流電圧が与え
られる。第2の光変調器13には信号源15よりのパル
ス信号、即ちトラック番号及びセクタ番号を示すアドレ
ス信号が供給されて、第2のビームLB2 が光変調され
る。図5及び図6は夫々第1及び第2の光変調器12,
13から得られたビームの波形を示す。尚、第1及び第
2の光変調器12,13に加える電圧によって、フォト
レジスト層6を露光するビームの強さを、前者が弱く、
後者が強くなるように調整できる。
2 は夫々レンズ10,11を介して第1及び第2の光変
調器(電気−光学素子)12,13に供給される。第1
の光変調器12には直流電源14よりの直流電圧が与え
られる。第2の光変調器13には信号源15よりのパル
ス信号、即ちトラック番号及びセクタ番号を示すアドレ
ス信号が供給されて、第2のビームLB2 が光変調され
る。図5及び図6は夫々第1及び第2の光変調器12,
13から得られたビームの波形を示す。尚、第1及び第
2の光変調器12,13に加える電圧によって、フォト
レジスト層6を露光するビームの強さを、前者が弱く、
後者が強くなるように調整できる。
【0020】これら第1及び第2の光変調器12,13
から得られた夫々S,P偏光のビームLB1 ,LB2 は
夫々凸レンズ16,17を介して夫々ミラー18,19
に入射して、その光路が90°偏向せしめられる。第1
のビームLB1 は更にミラー20によってその光路は9
0°偏向せしめられて偏光ビームスプリッタ21に入射
せしめられる。又、ミラー19によって90°偏向せし
められた第2のビームLB2 も偏向ビームスプリッタ2
1に入射せしめられる。
から得られた夫々S,P偏光のビームLB1 ,LB2 は
夫々凸レンズ16,17を介して夫々ミラー18,19
に入射して、その光路が90°偏向せしめられる。第1
のビームLB1 は更にミラー20によってその光路は9
0°偏向せしめられて偏光ビームスプリッタ21に入射
せしめられる。又、ミラー19によって90°偏向せし
められた第2のビームLB2 も偏向ビームスプリッタ2
1に入射せしめられる。
【0021】そして、偏光ビームスプリッタ21を出射
した第1及び第2のビームLB1 ,LB2 が凸レンズ2
2を介してミラー23に入射してその光路が90°偏向
せしめられた後、対物レンズ24に入射して集束ビーム
となされ、これらビームLB1 ,LB2 が1μmの間隔
を以て上述のガラス基板5上に形成されたフォトレジス
ト層6上に照射せしめられ、そのフォトレジスト層6が
露光せしめられる。この露光されたフォトレジスト層6
は現像されることにより、光に感光した部分が除去され
て、図2に示した如きプリグルーブPG′及びアドレス
ピットAP′が形成される。
した第1及び第2のビームLB1 ,LB2 が凸レンズ2
2を介してミラー23に入射してその光路が90°偏向
せしめられた後、対物レンズ24に入射して集束ビーム
となされ、これらビームLB1 ,LB2 が1μmの間隔
を以て上述のガラス基板5上に形成されたフォトレジス
ト層6上に照射せしめられ、そのフォトレジスト層6が
露光せしめられる。この露光されたフォトレジスト層6
は現像されることにより、光に感光した部分が除去され
て、図2に示した如きプリグルーブPG′及びアドレス
ピットAP′が形成される。
【0022】上述せる光学式記録媒体の原盤の製造装置
によれば、上述の光学式記録媒体の原盤を容易に製造す
ることができる。
によれば、上述の光学式記録媒体の原盤を容易に製造す
ることができる。
【0023】尚、トラッキングサーボ回路の極性を入れ
替えることにより、従来の光学式記録再生装置を用いて
本発明による光学式記録ディスクのトラッキングは容易
である。
替えることにより、従来の光学式記録再生装置を用いて
本発明による光学式記録ディスクのトラッキングは容易
である。
【0024】
【発明の効果】上述せる本発明光学式記録媒体によれ
ば、記録及び再生用ビームの波長をλ、その記録及び再
生用ビームの透過する光透過層の屈折率をnと夫々した
とき、光学的に記録及び再生の可能な記録層のビーム入
射面側に、同心円状若しくは渦巻き状のλ/(8n)の
位相深さを有するプリグルーブを形成すると共に、その
プリグルーブによっ挟まれた領域に、λ/(4n)の位
相深さを有するアドレスピットの形成と、情報信号の記
録とがなされるようにしたので、プリグルーブ及びアド
レスピットを有し、光学的に記録及び再生の可能な光学
式記録媒体において、トラッキングエラー信号に外乱の
混入のおそれがなく、又、そのエラー信号のレベルが大
で、アドレスピットの再生信号のS/Nが良好で、且つ
ドロップアウトが少なく、S/Nの良好な情報信号を再
生することができると共に、記録密度を向上させること
のできるものを得ることができる。
ば、記録及び再生用ビームの波長をλ、その記録及び再
生用ビームの透過する光透過層の屈折率をnと夫々した
とき、光学的に記録及び再生の可能な記録層のビーム入
射面側に、同心円状若しくは渦巻き状のλ/(8n)の
位相深さを有するプリグルーブを形成すると共に、その
プリグルーブによっ挟まれた領域に、λ/(4n)の位
相深さを有するアドレスピットの形成と、情報信号の記
録とがなされるようにしたので、プリグルーブ及びアド
レスピットを有し、光学的に記録及び再生の可能な光学
式記録媒体において、トラッキングエラー信号に外乱の
混入のおそれがなく、又、そのエラー信号のレベルが大
で、アドレスピットの再生信号のS/Nが良好で、且つ
ドロップアウトが少なく、S/Nの良好な情報信号を再
生することができると共に、記録密度を向上させること
のできるものを得ることができる。
【図1】本発明の実施例の光学式記録媒体を示す断面図
である。
である。
【図2】A 本発明の実施例の光学式記録媒体の原盤を
示す平面図である。 B 本発明の実施例の光学式記録媒体の原盤を示す断面
図である。
示す平面図である。 B 本発明の実施例の光学式記録媒体の原盤を示す断面
図である。
【図3】本発明の実施例の光学式記録媒体の反射光の特
性を示す曲線図である。
性を示す曲線図である。
【図4】本発明の実施例の光学式記録媒体の原盤の製造
装置を示す配置図である。
装置を示す配置図である。
【図5】図4の原盤の製造装置における第1の光変調器
の出力ビームの波形を示す波形図である。
の出力ビームの波形を示す波形図である。
【図6】図4の原盤の製造装置における第2の光変調器
の出力ビームの波形を示す波形図である。
の出力ビームの波形を示す波形図である。
【図7】従来の光学式記録媒体を示す平面図である。
【図8】従来の光学式記録媒体を示す断面図である。
【図9】従来の光学式記録媒体の原盤を示す平面図であ
る。
る。
【図10】従来の光学式記録媒体の原盤を示す断面図で
ある。
ある。
1 光学式記録媒体 2 光透過層としての透明基板 3 その透明基板の上に形成された反射金属層 4 その反射金属層の上に形成された保護層 PG プリグルーブ AP アドレスピット LD ランド部
Claims (1)
- 【請求項1】 記録及び再生用ビームの波長をλ、該記
録及び再生用ビームの透過する光透過層の屈折率をnと
夫々したとき、 光学的に記録及び再生の可能な記録層のビーム入射面側
に、同心円状若しくは渦巻き状のλ/(8n)の位相深
さを有するプリグルーブを形成すると共に、 該プリグルーブによって挟まれた領域に、λ/(4n)
の位相深さを有するアドレスピットの形成と、情報信号
の記録とがなされるようにしたことを特徴とする光学式
記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6334465A JP2611681B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 光学式記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6334465A JP2611681B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 光学式記録媒体 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58159457A Division JPS6050733A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | 光学式記録媒体及びその原盤の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07176079A true JPH07176079A (ja) | 1995-07-14 |
| JP2611681B2 JP2611681B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=18277699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6334465A Expired - Lifetime JP2611681B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 光学式記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2611681B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2998681B2 (ja) | 1997-03-04 | 2000-01-11 | ソニー株式会社 | 光学式記録媒体及びその原盤の作成方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58100249A (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学情報記録用担体 |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP6334465A patent/JP2611681B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58100249A (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学情報記録用担体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2611681B2 (ja) | 1997-05-21 |
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