JPH07176261A - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器

Info

Publication number
JPH07176261A
JPH07176261A JP32181093A JP32181093A JPH07176261A JP H07176261 A JPH07176261 A JP H07176261A JP 32181093 A JP32181093 A JP 32181093A JP 32181093 A JP32181093 A JP 32181093A JP H07176261 A JPH07176261 A JP H07176261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earth leakage
circuit
display device
leakage
overcurrent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32181093A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Oido
敏宏 大井戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP32181093A priority Critical patent/JPH07176261A/ja
Publication of JPH07176261A publication Critical patent/JPH07176261A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 釈放型電磁石を利用して低消費電力化を図り
ながら、動作の安定性が向上させられる漏電表示装置を
有した漏電遮断器の提供。 【構成】 零相変流器1 の信号を受けて漏電の有無を判
定する漏電判断回路3 と、変流器4 の信号を受けて過電
流の有無を判定する過電流判断回路5 と、信号を受けて
開閉機構部7 をトリップさせる有極電磁石装置6 と、漏
電時の動作表示を行う漏電表示装置8 と、を有する漏電
遮断器において、過電流が流れたときに、漏電表示装置
の釈放型有極電磁石に逆極性の電圧を印加するように、
漏電表示装置6 及び有極電磁石装置8 を電源回路に対し
て順方向に直列接続し、漏電判断回路の信号を受けてオ
ンするスイッチング素子10を、電源回路と漏電表示装置
及び有極電磁石装置との間に介挿した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漏電遮断器、特に、そ
の中の漏電時の動作表示を行う漏電表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に漏電遮断器は、漏電電流が電路に
流れたときに検出する零相変流器(以下ZCTと略称)
と、ZCTの出力信号を受けて漏電の有無を判断する漏
電判断回路と、漏電判断回路の引外し信号を受けて動作
する有極電磁石装置と漏電による動作を表示する漏電表
示装置と、有極電磁石装置により電路を開閉する開閉機
構部とからなる。そして、このような漏電遮断器の漏電
表示装置は、漏電発生時だけ動作する引外し装置と連動
して、表示部を漏電遮断器表面に機械的に表示する方法
が一般的である。
【0003】また、過電流や短絡電流が電路に流れた時
にも同一の引外し装置で電路を開閉する場合、上記漏電
判断回路に加えて、CTによって異常電流の検出を行
い、過電流、短絡電流の有無を判断する過電流判断回路
と、過電流判断回路の引外し信号で動作するスイッチン
グ素子とを必要とする。この場合、漏電表示装置は、引
外し装置と連動した機械的構造のものを採用できず、電
気信号によって動作する方式が考えられている。
【0004】実開昭56−120639に開示される漏
電遮断器は、図6及び図7に示すように、漏電判断回路
3 と過電流判断回路5 の各々にスイッチング素子41、41
と動作表示装置42、42 の駆動コイル43、43 とを直列接続
してなる。この動作表示装置42、42 は、離間配置された
駆動コイル43、43 間を移動可能に支持され、いずれか一
個の駆動コイル43に吸引される磁性体により構成されて
いる。
【0005】また、特開平4−156221には、図8
及び図9に示すように、基本回路構成は実開昭56−1
20639と略同様のものであって、改良された漏電表
示装置が開示されている。この漏電表示装置は、永久磁
石製の円盤状表示部材44がその対向する2か所に有する
軸45を介して回転自在に支持され、この軸45を挟んで対
向するU字コア46とこのコア46に巻回されたセットコイ
ル47とリセットコイル48によって構成されている。そし
て、このコイル47、48 に信号電流が流れると、巻き方向
によって決まる極性に磁化され、円盤状表示部材44がそ
の磁化極性に応じた方向に180°回動して表示する。
【0006】また、実開昭63−95152には、図10
に示すように、釈放型有極電磁石を利用した漏電表示装
置8 が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した実開昭56−
120639や特開平4−156221に開示される漏
電遮断器は、その漏電表示装置が、コイルの励磁力で磁
性体を吸引したり、コアを磁化するためには、2W程度
の大きな消費電力が必要である。また、低消費電力にす
るためには実開昭63−95152に開示されるものの
ように釈放型有極電磁石による漏電表示装置の構成が有
利であるが、そうすると漏電表示装置の可動鉄片の保持
力が弱くなるために、過電流や短絡電流が流れたときの
開閉機構部がトリップする振動により漏電表示装置が誤
動作を生じる可能性があった。
【0008】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、釈放型電磁石を利用して
低消費電力化を図りながら、動作の安定性が向上させら
れる漏電表示装置を有した漏電遮断器を提供するにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載の漏電遮断器は、零相変流器の出力
信号を受けて漏電の有無を判定する漏電判断回路と、変
流器の出力信号を受けて過電流の有無を判定する過電流
判断回路と、該漏電判断回路又は過電流判断回路の引外
し信号を受けて開閉機構部をトリップさせる有極電磁石
装置と、前記漏電判断回路の引外し信号を受けて漏電に
よる動作表示を行う漏電表示装置と、を有する漏電遮断
器において、過電流や短絡電流が流れたときに、前記漏
電表示装置の釈放型有極電磁石に逆極性の電圧を印加す
るよう構成している。
【0010】また、請求項2記載の漏電遮断機は、請求
項1記載の漏電遮断機において、前記漏電表示装置及び
有極電磁石装置を電源回路に対して順方向に直列接続
し、前記漏電判断回路の引外し信号を受けてオンするス
イッチング素子を、電源回路と漏電表示装置及び有極電
磁石装置との間に介挿した構成としている。
【0011】また、請求項3記載の漏電遮断機は、請求
項1記載の漏電遮断機において、前記漏電表示装置及び
有極電磁石装置を電源回路に対して逆方向に直列接続
し、前記漏電判断回路の引外し信号を受けてオンするス
イッチング素子を漏電表示装置及び有極電磁石装置の接
続点と電源回路との間と、漏電表示装置及び有極電磁石
装置に対して並列となる電路と、にそれぞれ介挿した構
成としている。
【0012】また、請求項4記載の漏電遮断機は、請求
項3記載の漏電遮断機において、ダイオードを、漏電遮
断装置及び有極電磁石装置に並列接続した構成としてい
る。
【0013】
【作用】請求項1記載の構成によれば、過電流や短絡電
流が流れたときに、釈放型有極電磁石を利用した漏電表
示装置に、逆極性の電圧が印加されるので、漏電表示装
置の可動鉄片におけるヨークへの保持力が増加する。
【0014】また、請求項2記載の構成によれば、請求
項1の作用を奏するうえに、電路に漏電電流が流れたと
きに、直列に配置された漏電表示装置及び有極電磁石装
置に対して、電源回路より漏電表示装置及び有極電磁石
装置に順方向の電流が流れる。
【0015】また、請求項3記載の構成によれば、請求
項1の作用を奏するうえに、電路に過電流が流れたとき
に、直列に配置された漏電表示装置と有極電磁石装置に
対して、電源回路より漏電表示装置に逆方向の電流が、
また有極電磁石装置に順方向の電流が流れる。
【0016】また、請求項4記載の構成によれば、請求
項3の作用を奏するうえに、有極電磁石装置をリセット
したときに、漏電表示装置の釈放型有極電磁石装置に逆
極性の電圧が印加される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1及び図2に
基づいて説明する。なお、従来例で説明したものと基本
的な機能が同様な部材には、同一の符号を付している。
【0018】図1は、漏電遮断器の概略回路図であり、
電路の漏電電流、過電流、短絡電流を検知して、開閉機
構部をトリップさせる構造になっている。
【0019】1 はZCT(零相変流器)であり、電路2
が漏電状態にに有るかどうかを判定するべく、電路2 に
流れる電流に対応した信号出力を得る。
【0020】3 は漏電判断回路であり、ZCT1 の出力
信号を受けて漏電の有無を判定するとともに、漏電であ
れば引外し信号を出力する。
【0021】4 はCT(変流器)であり、電路2 に過電
流、あるいは短絡電流が流れているかをどうかを判定す
るべく、電路2 を流れる電流に対応した出力信号を得
る。CT4 は、電路2 が3相3線式のため、3個用いて
いる。
【0022】5 は過電流判断回路であり、CT4 の出力
信号を受けて過電流の有無を判定するとともに、過電流
であれば引外し信号を出力する。
【0023】6 は有極電磁石装置であり、漏電判断回路
3 又は過電流判断回路5 の引外し信号を受けて、開閉機
構部7 をトリップさせる。
【0024】8 は漏電表示装置であり、漏電判断回路3
の引外し信号を受けて漏電による動作表示を行う。これ
は、有極電磁石装置6 と順方向に直列接続される。な
お、漏電表示装置8 の構造については、後で詳述する。
【0025】9 は電源回路であり、電路2 の相間より電
源をとり、回路に直流電流を供給する。
【0026】10は第1電子リレー素子であり、サイリス
タ等で構成されるとともに、漏電判断回路3 の引外し信
号を受けてオンするスイッチング素子として働く。この
素子は、電源回路9 、漏電表示装置8 、有極電磁石装置
6 による直列回路の、電源回路9 と漏電表示装置8 間に
介挿される。
【0027】11は第2電子リレー素子であり、これもサ
イリスタ等で構成されるとともに、過電流判断回路5 の
引外し信号を受けてオンするスイッチング素子として働
く。この素子11は、漏電表示装置8 の逆極性及び有極電
磁石装置6 の順極性になるよう、すなわち、電源回路9
と漏電表示装置8 及び有極電磁石装置6 の中継点に介挿
されるように接続される。
【0028】12は第3電子リレー素子であり、これもサ
イリスタ等で構成されるとともに、過電流判断回路5 の
引外し信号を受けてオンするスイッチング素子として働
く。この素子12は、漏電表示装置8 と有極電磁石装置6
の直列回路に対し、並列関係となる電路に介挿されるよ
うに接続される。
【0029】次に、漏電表示装置8 の構造について、図
2に基づいて説明する。この漏電表示装置8 は、釈放型
有極電磁石を利用したものであり、ヨーク21、永久磁石
24、コイル枠25に巻回されたコイル26、可動鉄片27を主
要構成部材としている。
【0030】ヨーク21は、対向脚片と連結片にて大略コ
字状をなすものであり、具体的には、L字状をなす第1
ヨーク片22と第2ヨーク片23とからなる。第1ヨーク片
22の対向脚片相当部22a は、第2ヨーク片23の対向脚片
相当部23a より長いため、両対向脚片相当部22a,23a の
先端面を合わせた場合、両連結片相当部22b,23b は重合
的に位置するとともに、一定の隙間が形成される。そし
てこの隙間、すなわち両連結片相当部22b,23b 間に永久
磁石24が介挿される。永久磁石24は、両連結片相当部22
b,23b 方向に着磁されている。
【0031】コイル26は、コイル枠25に巻回されてお
り、漏電時に電流が流れて磁界を発生する。コイル枠25
は、コイル26を巻回する巻胴部の両端に、幅広の鍔部25
a,25aを巻胴部に対し偏心して連設される。この鍔部25
a,25b には、両ヨーク片22、23の両対向脚片相当部22a,2
3a が貫通しており、特にその一方は、巻胴部の中心、
すなわちコイル26の中心を貫通している。従って、コイ
ル26は、ヨーク21に巻装されることになる。
【0032】可動鉄片27は回動支点となる支持孔27a を
有し、ヨーク21の対向脚片相当部22a,23a の先端面と接
している。28は可動鉄片27をヨーク21から離反するよう
ばね付勢するコイル状のばねである。なお、可動鉄片27
は、ヨーク21から離反したときに、漏電の表示をする表
示部を兼ねている。
【0033】このような構成にすることにより、漏電表
示装置8 は次のように動作する。すなわち、コイル26に
電流が流れていないときは、永久磁石24の磁束φ1は、
永久磁石24→第1ヨーク片22→可動鉄片27→第2ヨーク
片23→永久磁石24という磁路に流れる。従って、ばね28
のばね力に打ち勝って可動鉄片27がヨーク21に吸引され
る。
【0034】また、漏電時にコイル26の順方向に通電さ
れると、それによる磁束φ2は、磁束φ1と逆方向に、
第2ヨーク片23→可動鉄片27→第1ヨーク片22→第2ヨ
ーク片23という磁路に流れる。従って、可動鉄片27を吸
引していた磁気吸引力が低下し、ばね28のばね力の方が
大きくなって、可動鉄片27はヨーク21から離反するので
ある。
【0035】次に、この漏電遮断器の全体の動作につい
て、図1に基づいて説明する。電路2 に漏電電流が流れ
た場合、ZCT1 で検出して、その出力信号より漏電判
断回路3 で漏電状態を判断する。その結果、漏電判断回
路3 は引外し信号を第1電子リレー素子10に送るため、
第1電子リレー素子10は導通状態となり、電源回路9よ
り漏電表示装置8 及び有極電磁石装置6 に順極性の電圧
が印加される。従って、漏電表示装置8 は、コイル26に
順極性の電圧を印加するため、上記に説明したように可
動鉄片27がヨーク21より離反して漏電表示をする。ま
た、有極電磁石装置6 への通電により、開閉機構部7 が
トリップし、電路2 が遮断される。
【0036】一方、電路2 に過電流が流れた場合、CT
4 で検出して、その出力信号より過電流判断回路5 で過
電流状態を判断する。その結果、過電流判断回路5 は第
2及び第3電子リレー素子11、12 に引外し信号を送るた
め、第2及び第3電子リレー素子11、12 は導通状態にな
り、漏電表示装置8 には逆極性の電圧が、有極電磁石装
置6 には順極性の電圧が印加される。従って、漏電表示
装置8 は、コイル26に逆極性の電圧を印加するため、コ
イル26により磁束φ2と逆方向の磁束が流れ、可動鉄片
27はヨーク21に強く吸引され、漏電表示はしない。ま
た、有極電磁石装置6 への通電により、開閉機構部7 が
トリップし、電路2 が遮断される。
【0037】いま、この実施例の理解を容易にするため
に、電源回路10は、9V,30mAを供給する能力があ
り、漏電表示装置8 の消費電力を180mW(巻線抵抗
200Ω、コイル励磁電流30mA),有極電磁石装置
6 の消費電力を40mW(巻線抵抗100Ω、コイル励
磁電流20mA)と仮定すると、電路2 に漏電電流が流
れた場合、漏電表示装置8 と有極電磁石装置6 の順方向
に30mAの電流が流れる。また、電路2 に過電流が流
れた場合、有極電磁石装置6 には順方向に20mAの電
流が流れ、漏電表示装置8 には逆方向に10mAの電流
が流れる。漏電表示装置8 の可動鉄片27のヨーク21への
保持力Fは、 F=(AT×P)2 /(2×μ×9.8) AT:励磁電流×巻線数 P :磁気回路のパーミアンス μ :空気の透磁率 で表されるので、励磁電流Aに数値を代入して計算する
ことにより、結果として、電路2 に過電流が流れた場合
の保持力Fは、漏電表示装置8 に電流が流れていない平
常時の約4/3の平方倍(約1.8倍)に増加すること
となる。なお、この保持力は、ヨークの磁束密度により
変化する。
【0038】次に、本発明の第2実施例を図3に基づい
て説明する。この実施例は、漏電表示装置8 と有極電磁
石装置6 が逆極性になるよう接続したものであり、第1
実施例と共通部分の説明は省略する。
【0039】漏電表示装置8 は、電源回路10に対して逆
極性になるように設けられており、有極電磁石装置6 と
は直列接続されている。
【0040】13は第4電子リレー素子であり、サイリス
タ等で構成されるとともに、漏電判断回路3 の引外し信
号を受けてオンするスイッチング素子として働く。この
素子13は、漏電表示装置8 及び有極電磁石装置6 に対し
て順極性になるように、すなわち、電源回路9 と漏電表
示装置8 及び有極電磁石装置6 の中継点に介挿されるよ
うに接続される。
【0041】14は第5電子リレー素子であり、これもサ
イリスタ等で構成されるとともに、漏電判断回路3 の引
外し信号を受けてオンするスイッチング素子として働
く。この素子14は、漏電表示装置8 と有極電磁石装置6
に並列接続される。
【0042】15は第6電子リレー素子であり、これもサ
イリスタ等で構成されるとともに、過電流判断回路5 の
引外し信号を受けてスイッチング素子として働く。この
素子15は、漏電表示装置8 と有極電磁石装置6 の直列回
路に対し、並列関係となる電路に介挿されるように接続
される。
【0043】次に、この漏電遮断器の動作について説明
する。電路2 に漏電電流が流れた場合、ZCT1 で検出
して、その出力信号より漏電判断回路3 で漏電状態を判
断する。その結果、漏電判断回路3 は引外し信号を第4
及び第5電子リレー素子13、14 に送るため、第4及び第
5電子リレー素子13、14 は導通状態となり、電源回路9
より漏電表示装置8 及び有極電磁石装置6 に順極性の電
圧が印加される。従って、漏電表示装置8 は、コイル26
に順極性の電圧を印加するため、可動鉄片27がヨーク21
より離反して漏電表示をする。また、有極電磁石装置6
への通電により、開閉機構部7 がトリップし、電路2 が
遮断される。
【0044】一方、電路2 に過電流が流れた場合、CT
4 で検出して、その出力信号より過電流判断回路5 で過
電流状態を判断する。その結果、過電流判断回路5 は第
6電子リレー素子15に引外し信号を送るため、第6電子
リレー素子15は導通状態になり、漏電表示装置8 には逆
極性の電圧が、有極電磁石装置6 には順極性の電圧が印
加される。従って、漏電表示装置8 は、コイル26に逆極
性の電圧が印加されるため、コイル26により磁束φ2と
逆方向の磁束が流れ、可動鉄片27はヨーク21に強く吸引
され、漏電表示はしない。また、有極電磁石装置6 への
通電により、開閉機構部7 がトリップし、電路2 が遮断
される。
【0045】いま、この実施例の理解を容易にするため
に、電源回路10は、9V,30mAを供給する能力があ
り、漏電表示装置8 の消費電力を135mW(巻線抵抗
600Ω、コイル励磁電流15mA),有極電磁石装置
6 の消費電力を135mW(巻線抵抗600Ω、コイル
励磁電流15mA)と仮定すると、電路2 に漏電電流が
流れた場合、漏電表示装置8 と有極電磁石装置6 の順方
向に15mAの電流が流れる。また、電路2 に過電流が
流れた場合、有極電磁石装置6 には順方向に15mAの
電流が流れ、漏電表示装置8 には逆方向に15mAの電
流が流れる。従って,漏電表示装置8 の可動鉄片27のヨ
ーク21への保持力Fは、漏電表示装置8に電流が流れて
いない平常時の約4倍に増加することとなる。ただし、
漏電表示装置8 の消費電力は、第1実施例と比較して少
し増加する。
【0046】次に、本発明の第3実施例を図4及び図5
に基づいて説明する。この実施例は、第2実施例におい
て、漏電表示装置8 と有極電磁石装置6 に並列にダイオ
ードを接続したものである。
【0047】16はダイオードであり、漏電表示装置8 と
有極電磁石装置6 に並列接続される。ダイオード16の電
流の流れる向きは、漏電表示装置8 に対しては順極性、
有極電磁石装置6 に対しては逆極性になっている。
【0048】図5は漏電遮断器の要部斜視図であり、31
は漏電遮断器のセット、リセットを行うハンドル、32は
有極電磁石装置6 のプランジャである。
【0049】このような構成にすることにより、次のよ
うに動作する。いま、漏電電流が流れることにより、有
極電磁石装置6 が作動して開閉機構部7 がトリップし、
ハンドル31のラッチがはずれて途中位置で止まるととも
に、漏電表示装置8 が作動し、可動鉄片27がヨーク21よ
り離反したとする。この時に、ハンドル31を操作して有
極電磁石装置6 のリセット(OFF)を行う場合、有極
電磁石装置6 のプランジャ32が移動することで、有極電
磁石装置6 のコイルに開閉機構部7 をトリップする時と
は逆方向の誘起電流が流れる。その誘起電流がダイオー
ド16を通って漏電表示装置8 に流れることにより、コイ
ル26に逆方向の電流が流れるため、可動鉄片27がヨーク
21に吸引され、結果として、漏電表示装置8 がリセット
される。従って、ハンドル31をリセットすることによ
り、自動的に漏電表示装置8 のリセットがなされること
となる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の漏電遮断器は、過電流や
短絡電流が流れたときに、釈放型有極電磁石を利用した
漏電表示装置に、逆極性の電圧が印加されるので、漏電
表示装置の可動鉄片におけるヨークへの保持力が増加す
るため、開閉機構部のトリップの際の振動等により、可
動鉄片がヨークより離反して漏電表示するといった誤動
作が防止される。
【0051】請求項2記載の漏電遮断器は、請求項1の
効果を奏するうえに、電路に漏電電流が流れたときに、
直列に配置された漏電表示装置及び有極電磁石装置に対
して、電源回路より漏電表示装置及び有極電磁石装置に
順方向の電流が流れるので、適当なコイルの巻線抵抗及
び励磁電流を選択することにより、有極電磁石装置の消
費電流を小さくすることができる。
【0052】請求項3記載の漏電遮断器は、請求項1の
効果を奏するうえに、電路に過電流が流れたときに、直
列に配置された漏電表示装置と有極電磁石装置に対し
て、電源回路より漏電表示装置に逆方向の電流が、また
有極電磁石装置に順方向の電流が流れるので、可動鉄片
におけるヨークへの保持力がさらに増加し、その結果、
開閉機構部のトリップの際の振動等による漏電表示装置
の誤動作が一層防止される。
【0053】請求項4記載の漏電遮断器は、請求項3の
効果を奏するうえに、有極電磁石装置をリセットしたと
きに、漏電表示装置の釈放型有極電磁石装置に逆極性の
電圧が印加されるので、可動鉄片ヨークに吸引され、漏
電表示装置のリセットも自動的に確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す概略回路図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す漏電表示装置の要部
正面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す概略回路図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す概略回路図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す要部斜視図である。
【図6】第1従来例を示す概略回路図である。
【図7】第1従来例を示す漏電表示装置の構造図であ
る。
【図8】第2従来例を示す概略回路図である。
【図9】第2従来例を示す漏電表示装置の構造図であ
る。
【図10】第3従来例を示す漏電表示装置の構造図であ
る。
【符号の説明】
1 ZCT(零相変流器) 2 電路 3 漏電判断回路 4 CT(変流器) 5 過電流判断回路 6 有極電磁石装置 7 開閉機構部 8 漏電表示装置 9 電源回路 10 第1電子リレー素子 11 第2電子リレー素子 12 第3電子リレー素子 13 第4電子リレー素子 14 第5電子リレー素子 15 第6電子リレー素子 16 ダイオード 21 ヨーク 22 第1ヨーク片 23 第2ヨーク片 24 永久磁石 25 コイル枠 26 コイル 27 可動鉄片 28 ばね 31 ハンドル 32 プランジャ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、請求項2記載の漏電遮断は、請求
項1記載の漏電遮断において、前記漏電表示装置及び
有極電磁石装置を電源回路に対して順方向に直列接続
し、前記漏電判断回路の引外し信号を受けてオンするス
イッチング素子を、電源回路と漏電表示装置及び有極電
磁石装置との間に介挿した構成としている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、請求項3記載の漏電遮断は、請求
項1記載の漏電遮断において、前記漏電表示装置及び
有極電磁石装置を電源回路に対して逆方向に直列接続
し、前記漏電判断回路の引外し信号を受けてオンするス
イッチング素子を漏電表示装置及び有極電磁石装置の接
続点と電源回路との間と、漏電表示装置及び有極電磁石
装置に対して並列となる電路と、にそれぞれ介挿した構
成としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、請求項4記載の漏電遮断は、請求
項3記載の漏電遮断において、ダイオードを、漏電遮
断装置及び有極電磁石装置に並列接続した構成としてい
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】いま、この実施例の理解を容易にするため
に、電源回路10は、9V,30mAを供給する能力があ
り、漏電表示装置8 の消費電力を180mW(巻線抵抗
200Ω、コイル励磁電流30mA),有極電磁石装置
6 の消費電力を40mW(巻線抵抗100Ω、コイル励
磁電流20mA)と仮定すると、電路2 に漏電電流が流
れた場合、漏電表示装置8 と有極電磁石装置6 の順方向
に30mAの電流が流れる。また、電路2 に過電流が流
れた場合、有極電磁石装置6 には順方向に20mAの電
流が流れ、漏電表示装置8 には逆方向に10mAの電流
が流れる。漏電表示装置8 の可動鉄片27のヨーク21への
保持力Fは、 F=(AT×P)2 /(2×μ×9.8×S) AT:励磁電流×巻線数 P :磁気回路のパーミアンス μ :空気の透磁率S :ギャップ部断面積 (対向脚片相当部23a の断面積に略相当) で表されるので、励磁電流Aに数値を代入して計算する
ことにより、結果として、電路2 に過電流が流れた場合
の保持力Fは、漏電表示装置8 に電流が流れていない平
常時の約4/3の平方倍(約1.8倍)に増加すること
となる。なお、この保持力は、ヨークの磁束密度により
変化する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 零相変流器の出力信号を受けて漏電の
    有無を判定する漏電判断回路と、変流器の出力信号を受
    けて過電流の有無を判定する過電流判断回路と、該漏電
    判断回路又は過電流判断回路の引外し信号を受けて開閉
    機構部をトリップさせる有極電磁石装置と、前記漏電判
    断回路の引外し信号を受けて漏電による動作表示を行う
    漏電表示装置と、を有する漏電遮断器において、 過電流や短絡電流が流れたときに、前記漏電表示装置の
    釈放型有極電磁石に逆極性の電圧を印加するよう構成し
    たことを特徴とする漏電遮断器。
  2. 【請求項2】 前記漏電表示装置及び有極電磁石装置
    を電源回路に対して順方向に直列接続し、前記漏電判断
    回路の引外し信号を受けてオンするスイッチング素子
    を、電源回路と漏電表示装置及び有極電磁石装置との間
    に介挿したことを特徴とする請求項1記載の漏電遮断
    器。
  3. 【請求項3】 前記漏電表示装置及び有極電磁石装置
    を電源回路に対して逆方向に直列接続し、前記漏電判断
    回路の引外し信号を受けてオンするスイッチング素子を
    漏電表示装置及び有極電磁石装置の接続点と電源回路と
    の間と、漏電表示装置及び有極電磁石装置に対して並列
    となる電路と、にそれぞれ介挿したことを特徴とする請
    求項1記載の漏電遮断器。
  4. 【請求項4】 ダイオードを、漏電遮断装置及び有極
    電磁石装置に並列接続したことを特徴とする請求項3記
    載の漏電遮断器。
JP32181093A 1993-12-21 1993-12-21 漏電遮断器 Withdrawn JPH07176261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32181093A JPH07176261A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 漏電遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32181093A JPH07176261A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 漏電遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07176261A true JPH07176261A (ja) 1995-07-14

Family

ID=18136675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32181093A Withdrawn JPH07176261A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 漏電遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07176261A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015018809A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエスSchneider Electric Industries Sas 回路遮断器の復帰を検出する装置、回路遮断器接点の分離機構のアクチュエータ、電気回路遮断器、および復帰表示信号を生成するための誘導電流の使用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015018809A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエスSchneider Electric Industries Sas 回路遮断器の復帰を検出する装置、回路遮断器接点の分離機構のアクチュエータ、電気回路遮断器、および復帰表示信号を生成するための誘導電流の使用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7916438B2 (en) Residual current device
US4731692A (en) Circuit breaker trip solenoid assembly
JPH07176261A (ja) 漏電遮断器
JPS631403Y2 (ja)
JP4206994B2 (ja) リモートコントロール式漏電遮断器
US2352948A (en) Electromagnetic device
US2283697A (en) Electroresponsive device
JP4859575B2 (ja) 遮断器
JP4404465B2 (ja) 漏電検出装置
JPH04349327A (ja) 漏電遮断器およびその漏電表示装置
JP4206993B2 (ja) リモートコントロール式漏電遮断器
JPS614130A (ja) 回路遮断器のトリツプコイル
JPS6211160Y2 (ja)
JPH0735282Y2 (ja) 漏電リレ−の試験回路
JPH05174698A (ja) 漏電遮断器
JPS63133822A (ja) 変流器残留回路の誤動作防止装置
JPS6019490Y2 (ja) 漏電しゃ断器
JP3358983B2 (ja) 回路遮断器とその電圧引き外し装置
JPH0243083Y2 (ja)
JPH0630213B2 (ja) 漏電遮断器
JPH0214070Y2 (ja)
KR0134824Y1 (ko) 누전 차단기
JP3194713B2 (ja) 回路遮断器の不足電圧引外し装置
JPS6248220A (ja) 漏電しや断器
JPH0142256Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010306