JPH07178932A - プリントヘッドの冷却装置及びその駆動方法 - Google Patents
プリントヘッドの冷却装置及びその駆動方法Info
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- JPH07178932A JPH07178932A JP5325175A JP32517593A JPH07178932A JP H07178932 A JPH07178932 A JP H07178932A JP 5325175 A JP5325175 A JP 5325175A JP 32517593 A JP32517593 A JP 32517593A JP H07178932 A JPH07178932 A JP H07178932A
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Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Impact Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡易な構造で、放熱効率の良いプリントヘッド
の冷却装置を提供し、プリントヘッドの畜熱を押さえ、
プリンタの実行速度を向上させることを目的とする。 【構成】プリントヘッド1上部の放熱フィン12が、プ
リントヘッド1の移動方向に対し一定の角度をもって傾
斜しているため、プリントヘッド1の記録紙5の桁方向
に移動に伴い、プリントヘッド1上部の放熱フィン12
部から記録紙5の方向へ空気の流れが発生するため、プ
リントヘッド1内に発生し、プリンタ内にこもった熱も
その流れに従って伝わり、プリンタの開口部である記録
紙5の排出口から排出される。
の冷却装置を提供し、プリントヘッドの畜熱を押さえ、
プリンタの実行速度を向上させることを目的とする。 【構成】プリントヘッド1上部の放熱フィン12が、プ
リントヘッド1の移動方向に対し一定の角度をもって傾
斜しているため、プリントヘッド1の記録紙5の桁方向
に移動に伴い、プリントヘッド1上部の放熱フィン12
部から記録紙5の方向へ空気の流れが発生するため、プ
リントヘッド1内に発生し、プリンタ内にこもった熱も
その流れに従って伝わり、プリンタの開口部である記録
紙5の排出口から排出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリアルプリンタのプリ
ントヘッドの冷却装置に関し、特にその放熱板の形状の
改良に関する。
ントヘッドの冷却装置に関し、特にその放熱板の形状の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】コイルに電流を流し、コイルに発生する
電磁力を駆動源としてワイヤー、ハンマー等を駆動して
記録紙にインクを押打して記録を行ういわゆるインパク
ト方式の印字装置では、確実な記録を行うために大きな
電流をコイルに流すことからコイルから発生する熱が大
きな問題であった。特に複数のワイヤーを列状に配置し
たワイヤードットヘッドでは、複数のコイルに電流を流
すため発熱量が大きく、同時に通電するコイル数を限定
したり、ヘッド近傍につけられたサーミスタによりヘッ
ド温度を検出して、コイルへの通電をヘッド温度が下が
るまで一時的に中止したため、プリンタの実行印字速度
を低下する要因となっていた。
電磁力を駆動源としてワイヤー、ハンマー等を駆動して
記録紙にインクを押打して記録を行ういわゆるインパク
ト方式の印字装置では、確実な記録を行うために大きな
電流をコイルに流すことからコイルから発生する熱が大
きな問題であった。特に複数のワイヤーを列状に配置し
たワイヤードットヘッドでは、複数のコイルに電流を流
すため発熱量が大きく、同時に通電するコイル数を限定
したり、ヘッド近傍につけられたサーミスタによりヘッ
ド温度を検出して、コイルへの通電をヘッド温度が下が
るまで一時的に中止したため、プリンタの実行印字速度
を低下する要因となっていた。
【0003】このため従来、プリントヘッドの蓄熱を抑
えるために、プリントヘッド近傍に冷却ファンを取付け
たり、冷却水を循環させて強制的に冷却するものが提案
されているが、装置が複雑で簡易性に欠き、コストも割
高であるため、多くの採用を得るに至っていない。プリ
ントヘッドに熱伝導率の高い放熱板を取り付け、プリン
トヘッドの蓄熱を放熱する方法が最も簡便で比較的効果
も高く、コストも安価であるため、多くのインパクトプ
リントヘッドに最も一般的な方法として採用されてい
る。
えるために、プリントヘッド近傍に冷却ファンを取付け
たり、冷却水を循環させて強制的に冷却するものが提案
されているが、装置が複雑で簡易性に欠き、コストも割
高であるため、多くの採用を得るに至っていない。プリ
ントヘッドに熱伝導率の高い放熱板を取り付け、プリン
トヘッドの蓄熱を放熱する方法が最も簡便で比較的効果
も高く、コストも安価であるため、多くのインパクトプ
リントヘッドに最も一般的な方法として採用されてい
る。
【0004】更に放熱の効率を向上させるため、従来幾
つかの提案がなされている。特に、本願に関係する放熱
板の形状を改良したものには、特開平3−42249に
開示されているように、空気をヘッド外壁に沿ってヘッ
ド表面に流れるように案内するためのガイド部材を備
え、ガイド部材の端部に、外方に傾斜する傾斜部を設け
ることにより、印字ヘッドの冷却効率を向上させたもの
や、実開昭63−27328に開示されているように一
部の放熱フィンを周囲の放熱フィンより突出させ、ヒー
トシンクの放熱効率を向上させたものがあった。
つかの提案がなされている。特に、本願に関係する放熱
板の形状を改良したものには、特開平3−42249に
開示されているように、空気をヘッド外壁に沿ってヘッ
ド表面に流れるように案内するためのガイド部材を備
え、ガイド部材の端部に、外方に傾斜する傾斜部を設け
ることにより、印字ヘッドの冷却効率を向上させたもの
や、実開昭63−27328に開示されているように一
部の放熱フィンを周囲の放熱フィンより突出させ、ヒー
トシンクの放熱効率を向上させたものがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−42249
に開示されているように、空気をヘッド外壁に沿ってヘ
ッド表面に流れるように案内するためのガイド部材を備
え、ガイド部材の端部に、外方に傾斜する傾斜部を設け
たものでは、放熱フィン部に流入する空気の量が増加す
るため、熱伝達が活発に行われ、放熱効率が向上する
が、結局はプリンタのケース内の空気を撹拌しているに
すぎず、暖められた空気を積極的にプリンタのケース外
に排出する作用はない。
に開示されているように、空気をヘッド外壁に沿ってヘ
ッド表面に流れるように案内するためのガイド部材を備
え、ガイド部材の端部に、外方に傾斜する傾斜部を設け
たものでは、放熱フィン部に流入する空気の量が増加す
るため、熱伝達が活発に行われ、放熱効率が向上する
が、結局はプリンタのケース内の空気を撹拌しているに
すぎず、暖められた空気を積極的にプリンタのケース外
に排出する作用はない。
【0006】更には、一般的にインパクト方式のプリン
タは騒音が大きく、騒音を低く押さえるために、防音材
を使用したり、ケースの密閉性を高める対策が採られる
ためケース内から熱も逃げにくい。このため、長時間連
続して使用した時に、ケース内のヘッド雰囲気中の温度
が上昇し、放熱フィン部の放熱は徐々に抑制され放熱効
率が低下する。
タは騒音が大きく、騒音を低く押さえるために、防音材
を使用したり、ケースの密閉性を高める対策が採られる
ためケース内から熱も逃げにくい。このため、長時間連
続して使用した時に、ケース内のヘッド雰囲気中の温度
が上昇し、放熱フィン部の放熱は徐々に抑制され放熱効
率が低下する。
【0007】同様の理由から、実開昭63−27328
に開示されているように一部の放熱フィンを周囲の放熱
フィンより突出させたものも、プリンタのケース内の空
気を撹拌しているにすぎず、ケース内のヘッド雰囲気中
の温度の上昇に伴って、放熱フィン部の放熱は抑制され
放熱効率が低下する。
に開示されているように一部の放熱フィンを周囲の放熱
フィンより突出させたものも、プリンタのケース内の空
気を撹拌しているにすぎず、ケース内のヘッド雰囲気中
の温度の上昇に伴って、放熱フィン部の放熱は抑制され
放熱効率が低下する。
【0008】本発明の目的は上述した課題を解決するも
のであり、簡易な構造で、放熱効率の良いプリントヘッ
ドの冷却装置を提供し、プリントヘッドの畜熱を押さ
え、プリンタの実行速度を向上させることを目的とす
る。
のであり、簡易な構造で、放熱効率の良いプリントヘッ
ドの冷却装置を提供し、プリントヘッドの畜熱を押さ
え、プリンタの実行速度を向上させることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプリントヘッド
の冷却装置は、外周部に複数の放熱フィンを有するプリ
ントヘッドを記録紙の桁方向に移動し、該記録紙に印刷
を行うシリアルプリンタにおいて、前記プリントヘッド
上部の少なくとも2以上の前記放熱フィンが、プリント
ヘッドの移動方向に対し一定の角度をもって傾斜してい
ることを特徴とする。
の冷却装置は、外周部に複数の放熱フィンを有するプリ
ントヘッドを記録紙の桁方向に移動し、該記録紙に印刷
を行うシリアルプリンタにおいて、前記プリントヘッド
上部の少なくとも2以上の前記放熱フィンが、プリント
ヘッドの移動方向に対し一定の角度をもって傾斜してい
ることを特徴とする。
【0010】また、プリントヘッドの冷却装置の駆動方
法は、印字指令によって駆動される請求項1記載の冷却
装置を具備するプリントヘッドと、移送指令によって前
記プリントヘッドを記録紙の桁方向に移送する移送手段
と、前記プリントヘッドの温度を検出する温度検出手段
とを有し、前記温度検出手段で得られた検出結果が、あ
らかじめ設定された設定値よりも大きい場合に、前記印
字指令を中止し、前記移送指令のみを移送手段に送信す
ることを特徴とする。
法は、印字指令によって駆動される請求項1記載の冷却
装置を具備するプリントヘッドと、移送指令によって前
記プリントヘッドを記録紙の桁方向に移送する移送手段
と、前記プリントヘッドの温度を検出する温度検出手段
とを有し、前記温度検出手段で得られた検出結果が、あ
らかじめ設定された設定値よりも大きい場合に、前記印
字指令を中止し、前記移送指令のみを移送手段に送信す
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のプリントヘッドの冷却装置は、プリン
トヘッド上部の放熱フィンが、プリントヘッドの移動方
向に対し一定の角度をもって傾斜しているため、プリン
トヘッドの記録紙の桁方向に移動に伴い、プリントヘッ
ド上部の放熱フィン部から記録紙の方向へ空気の流れが
発生する。このため、プリントヘッド内に発生し、また
プリンタのケース内にこもった熱もその流れに従って伝
わり、ケースの開口部である記録紙の排出口から排出さ
れる。
トヘッド上部の放熱フィンが、プリントヘッドの移動方
向に対し一定の角度をもって傾斜しているため、プリン
トヘッドの記録紙の桁方向に移動に伴い、プリントヘッ
ド上部の放熱フィン部から記録紙の方向へ空気の流れが
発生する。このため、プリントヘッド内に発生し、また
プリンタのケース内にこもった熱もその流れに従って伝
わり、ケースの開口部である記録紙の排出口から排出さ
れる。
【0012】また、本発明のプリントヘッドの冷却装置
の駆動方法は、プリントヘッド内に付設されたプリント
ヘッドの温度を検出する温度検出手段により検出された
温度が、ヘッドの破壊、印字上の不具合を起こさない程
度に適当な余裕をもって予め設定された設定温度を越え
た時、プリントヘッドの通電、即ち印字動作を中止さ
せ、プリントヘッドの桁方向の往復動のみを実行させる
ことにより、プリントヘッド上部に移動方向に対し一定
の角度をもって傾斜した放熱フィンの往復動で生じる気
流によって、プリントヘッド及びケース内の畜熱が、強
制的にケースの開口部である記録紙の排出口から排出さ
れる。
の駆動方法は、プリントヘッド内に付設されたプリント
ヘッドの温度を検出する温度検出手段により検出された
温度が、ヘッドの破壊、印字上の不具合を起こさない程
度に適当な余裕をもって予め設定された設定温度を越え
た時、プリントヘッドの通電、即ち印字動作を中止さ
せ、プリントヘッドの桁方向の往復動のみを実行させる
ことにより、プリントヘッド上部に移動方向に対し一定
の角度をもって傾斜した放熱フィンの往復動で生じる気
流によって、プリントヘッド及びケース内の畜熱が、強
制的にケースの開口部である記録紙の排出口から排出さ
れる。
【0013】
【実施例】図1は本発明によるワイヤドットヘッドを用
いたシリアル型プリンタの一実施例の主要部を示す斜視
図である。
いたシリアル型プリンタの一実施例の主要部を示す斜視
図である。
【0014】1はワイヤドットヘッドで、ノーズ部2内
部には、列状に複数のワイヤピン(不図示)が長手方向
に摺動可能に支持案内され、本体部3内部には、主に各
ワイヤピンの端が固着され、回動可能に支持されたアマ
チュア(不図示)と、各アマチュアを吸引するコイル、
鉄芯等からなる電磁石(不図示)と、アマチュアを常に
電磁石から離す方向に適度な復元力を与えるバネ(不図
示)とを内蔵し、所望のドットに対応する電磁石に通電
することにより、対応するアマチュアが通電された電磁
石に吸引されて回動し、アマチュアに固着されたワイヤ
ピンの先端ががノーズ部2の先端から飛び出し、プラテ
ン4とワイヤドットヘッド1の間に介在する記録紙5に
リボンカセット7から適宜供給されるインクリボン6を
打ち押しつけ、インクリボン6中に含浸させたインクを
記録紙5に転写させる。
部には、列状に複数のワイヤピン(不図示)が長手方向
に摺動可能に支持案内され、本体部3内部には、主に各
ワイヤピンの端が固着され、回動可能に支持されたアマ
チュア(不図示)と、各アマチュアを吸引するコイル、
鉄芯等からなる電磁石(不図示)と、アマチュアを常に
電磁石から離す方向に適度な復元力を与えるバネ(不図
示)とを内蔵し、所望のドットに対応する電磁石に通電
することにより、対応するアマチュアが通電された電磁
石に吸引されて回動し、アマチュアに固着されたワイヤ
ピンの先端ががノーズ部2の先端から飛び出し、プラテ
ン4とワイヤドットヘッド1の間に介在する記録紙5に
リボンカセット7から適宜供給されるインクリボン6を
打ち押しつけ、インクリボン6中に含浸させたインクを
記録紙5に転写させる。
【0015】ワイヤドットヘッド1はキャリッジ8上に
固定され、キャリッジ8は桁方向に移動可能に2本のガ
イド軸9に支持案内され、キャリッジ8の一部に固定さ
れたベルト10はモータ11に連結され、モータ11を
駆動することによってキャリッジ8は桁方向に移送され
る。モータ11の回転に同期して、ワイヤドットヘッド
1内の所定の電磁石に選択的に通電を行うことで記録紙
5上に文字、図柄等の画像が形成される。
固定され、キャリッジ8は桁方向に移動可能に2本のガ
イド軸9に支持案内され、キャリッジ8の一部に固定さ
れたベルト10はモータ11に連結され、モータ11を
駆動することによってキャリッジ8は桁方向に移送され
る。モータ11の回転に同期して、ワイヤドットヘッド
1内の所定の電磁石に選択的に通電を行うことで記録紙
5上に文字、図柄等の画像が形成される。
【0016】このとき、強い印打力を得るために、比較
的大きな電流をコイルに通電するため、コイルの抵抗に
より、多量の熱が発生する。その発生した熱を逃がすた
め、ワイヤドットヘッド1の外周には、プリントヘッド
1の移動方向に対し一定の角度をもって傾斜した複数の
板状の放熱フィン12が固着されている。放熱フィン1
2は、熱伝導性の高い材質で形成されることが望ましい
が、特にアルミニウムが、熱伝導性が高い点、比較的加
工がしやすい点、軽量であり、キャリッジ全体の慣性を
低く押さえられ点で好ましい。
的大きな電流をコイルに通電するため、コイルの抵抗に
より、多量の熱が発生する。その発生した熱を逃がすた
め、ワイヤドットヘッド1の外周には、プリントヘッド
1の移動方向に対し一定の角度をもって傾斜した複数の
板状の放熱フィン12が固着されている。放熱フィン1
2は、熱伝導性の高い材質で形成されることが望ましい
が、特にアルミニウムが、熱伝導性が高い点、比較的加
工がしやすい点、軽量であり、キャリッジ全体の慣性を
低く押さえられ点で好ましい。
【0017】図2は図1に示した本発明のプリンタの側
面図で、図3は図1における本発明によるワイヤドット
ヘッドの上面図である。また、図4は、図1に示したの
プリンタの駆動方法を示すタイミングチャートである。
面図で、図3は図1における本発明によるワイヤドット
ヘッドの上面図である。また、図4は、図1に示したの
プリンタの駆動方法を示すタイミングチャートである。
【0018】図4において、C1はキャリッジ8の移送
を行うモータ11の回転速度を示し、C2はワイヤドッ
トヘッド1内の各コイルに通電されるパルスを示し、C
3は記録紙5の行方向の紙送りを行うモータ17(図2
に図示)の回転速度を示す。
を行うモータ11の回転速度を示し、C2はワイヤドッ
トヘッド1内の各コイルに通電されるパルスを示し、C
3は記録紙5の行方向の紙送りを行うモータ17(図2
に図示)の回転速度を示す。
【0019】C1に示されるように、まずモータ11
を、初期的に最左端にあるキャリッジ8を右側へ移送す
るように、時間T4でモータ11の回転速度をV1まで
加速した後、時間T3の間、等速度V1で回転させ、時
間T5で減速し、トータル時間T1でキャリッジを最右
端に移動させて停止させる。停止後の微少な一定時間
後、モータを逆転させ、速度V2まで加速し、一定時間
後減速し、トータル時間T2でキャリッジ8を最左端の
もとの位置まで戻す。C2に示されるように、T3時間
内のみにワイヤドットヘッド1の記録画像パターンに対
応した所定のコイルに通電を行い印刷を行い、T2時間
内はワイヤドットヘッド1の駆動は行わない。つまり、
キャリッジ8が左から右に移動する時にのみ印刷動作を
行う片方向印刷を行い、キャリッジ8が右から左に移動
する時には印刷動作を行わず、C3に示されるように、
紙送りを行うモータ17を駆動し、1行分もしくは指示
された所定行の紙送り動作を行う。
を、初期的に最左端にあるキャリッジ8を右側へ移送す
るように、時間T4でモータ11の回転速度をV1まで
加速した後、時間T3の間、等速度V1で回転させ、時
間T5で減速し、トータル時間T1でキャリッジを最右
端に移動させて停止させる。停止後の微少な一定時間
後、モータを逆転させ、速度V2まで加速し、一定時間
後減速し、トータル時間T2でキャリッジ8を最左端の
もとの位置まで戻す。C2に示されるように、T3時間
内のみにワイヤドットヘッド1の記録画像パターンに対
応した所定のコイルに通電を行い印刷を行い、T2時間
内はワイヤドットヘッド1の駆動は行わない。つまり、
キャリッジ8が左から右に移動する時にのみ印刷動作を
行う片方向印刷を行い、キャリッジ8が右から左に移動
する時には印刷動作を行わず、C3に示されるように、
紙送りを行うモータ17を駆動し、1行分もしくは指示
された所定行の紙送り動作を行う。
【0020】キャリッジ8を左から右へ移動させる時の
モータ11の回転速度V1は、ワイヤドットヘッド1が
応答可能な周波数で決定される。つまり、ワイヤドット
ヘッド1内のコイルに入力される電気パルスに対して、
ワイヤピンが追従可能でかつ十分な印打力を得られる周
波数以下の周波数(1/T6)で駆動しなければならな
いため、印刷される各ドット間の間隔をXとするとモー
タ11の回転速度V1は(X/T6)で一義的に決定さ
れる。これに対し、キャリッジ8を右から左へ復帰させ
る時のモータ11の回転速度V2は、印刷動作を行わな
いため、キャリッジ11の慣性及びキャリッジ11の駆
動機構の負荷に対するモータ11自体の駆動能力で決定
される。このため回転速度V2は回転速度V1に比べか
なり大きく設定できる。特に、ドット数つまり、ワイヤ
ピンの本数が多い場合、また、印字デューティつまり、
同時に通電するコイルの数が多い場合、更に記録紙5が
複数の感圧紙からなる複写紙であり、より強い印打力を
必要とする場合、ワイヤドットヘッド1を駆動する周波
数を低く設定しなければならないため、この差は顕著と
なる。
モータ11の回転速度V1は、ワイヤドットヘッド1が
応答可能な周波数で決定される。つまり、ワイヤドット
ヘッド1内のコイルに入力される電気パルスに対して、
ワイヤピンが追従可能でかつ十分な印打力を得られる周
波数以下の周波数(1/T6)で駆動しなければならな
いため、印刷される各ドット間の間隔をXとするとモー
タ11の回転速度V1は(X/T6)で一義的に決定さ
れる。これに対し、キャリッジ8を右から左へ復帰させ
る時のモータ11の回転速度V2は、印刷動作を行わな
いため、キャリッジ11の慣性及びキャリッジ11の駆
動機構の負荷に対するモータ11自体の駆動能力で決定
される。このため回転速度V2は回転速度V1に比べか
なり大きく設定できる。特に、ドット数つまり、ワイヤ
ピンの本数が多い場合、また、印字デューティつまり、
同時に通電するコイルの数が多い場合、更に記録紙5が
複数の感圧紙からなる複写紙であり、より強い印打力を
必要とする場合、ワイヤドットヘッド1を駆動する周波
数を低く設定しなければならないため、この差は顕著と
なる。
【0021】図2において、プリンタ20後部に設けら
れた挿入口15挿入された記録紙5は紙送りモータ17
を駆動することで生じる一対の紙送りローラ16の回転
により、ワイヤドットヘッド1とプラテン4との間に移
送され、プリンタ20上部の送出口14より送り出され
る。プリンタ20全体の大きさを小型にする観点から、
ワイヤドットヘッド1、キャリッジ8、モータ11、リ
ボンカセット7、及びキャリッジ8を駆動する機構、リ
ボンカセット7内のインクリボン6を移送する機構等は
なるべく隙間を空けないように効率よく配置されること
が望ましく、そのためにプリンタ20のケース13内の
空間18は狭く押さえられ、ワイヤドットヘッド1、モ
ータ11、及びこれらを制御する回路基盤上の素子等か
ら発生する熱がこもりやすい。更には、プリンタ20の
騒音を低く押さえるために、ケース13の内側に防音材
貼り付けたり、ケース13自体の厚みを増したりして、
ケースの密閉性を高める対策が採られることがあるが、
この場合、さらにケース13内から熱が逃げにくい構造
となる。
れた挿入口15挿入された記録紙5は紙送りモータ17
を駆動することで生じる一対の紙送りローラ16の回転
により、ワイヤドットヘッド1とプラテン4との間に移
送され、プリンタ20上部の送出口14より送り出され
る。プリンタ20全体の大きさを小型にする観点から、
ワイヤドットヘッド1、キャリッジ8、モータ11、リ
ボンカセット7、及びキャリッジ8を駆動する機構、リ
ボンカセット7内のインクリボン6を移送する機構等は
なるべく隙間を空けないように効率よく配置されること
が望ましく、そのためにプリンタ20のケース13内の
空間18は狭く押さえられ、ワイヤドットヘッド1、モ
ータ11、及びこれらを制御する回路基盤上の素子等か
ら発生する熱がこもりやすい。更には、プリンタ20の
騒音を低く押さえるために、ケース13の内側に防音材
貼り付けたり、ケース13自体の厚みを増したりして、
ケースの密閉性を高める対策が採られることがあるが、
この場合、さらにケース13内から熱が逃げにくい構造
となる。
【0022】図3(a)において、矢印Bは、キャリッ
ジ8を右から左(矢印A方向)へ移動、つまり印刷動作
を行わないキャリッジ8の復帰動作時のワイヤドットヘ
ッド1周辺の空気の流れを示すものであり、図3(b)
において、矢印Dは、キャリッジ8を右から左(矢印C
方向)へ移動、つまり印刷動作時のワイヤドットヘッド
1周辺の空気の流れを示すものである。また、図2の矢
印Eはキャリッジ8を右から左へ移動、つまり印刷動作
を行わないキャリッジ8の復帰動作時に、ワイヤドット
ヘッド1上部の放熱フィン12の形状により発生するプ
リンタ20上部のケース13内の空気の流れを示すもの
であり、矢印Fはキャリッジ8を左から右へ移動、つま
り印刷動作時に、ワイヤドットヘッド1上部の放熱フィ
ン12の形状により発生するプリンタ20上部のケース
13内の空気の流れを示すものである。
ジ8を右から左(矢印A方向)へ移動、つまり印刷動作
を行わないキャリッジ8の復帰動作時のワイヤドットヘ
ッド1周辺の空気の流れを示すものであり、図3(b)
において、矢印Dは、キャリッジ8を右から左(矢印C
方向)へ移動、つまり印刷動作時のワイヤドットヘッド
1周辺の空気の流れを示すものである。また、図2の矢
印Eはキャリッジ8を右から左へ移動、つまり印刷動作
を行わないキャリッジ8の復帰動作時に、ワイヤドット
ヘッド1上部の放熱フィン12の形状により発生するプ
リンタ20上部のケース13内の空気の流れを示すもの
であり、矢印Fはキャリッジ8を左から右へ移動、つま
り印刷動作時に、ワイヤドットヘッド1上部の放熱フィ
ン12の形状により発生するプリンタ20上部のケース
13内の空気の流れを示すものである。
【0023】ワイヤドットヘッド1上部の放熱フィン1
2が、ワイヤドットヘッド1の矢印A方向に対し角度θ
をもって傾斜しているため、ワイヤドットヘッド1の右
から左方向に移動に伴い、上部の放熱フィン12部から
記録紙5の方向へ空気の流れBが発生する。このため、
ワイヤドットヘッド1内に発生し、またプリンタのケー
ス13内にこもった熱もその流れB方向に従って伝わ
り,記録紙5に沿ってE方向に、ケースの開口部である
記録紙の排出口14から排出される。
2が、ワイヤドットヘッド1の矢印A方向に対し角度θ
をもって傾斜しているため、ワイヤドットヘッド1の右
から左方向に移動に伴い、上部の放熱フィン12部から
記録紙5の方向へ空気の流れBが発生する。このため、
ワイヤドットヘッド1内に発生し、またプリンタのケー
ス13内にこもった熱もその流れB方向に従って伝わ
り,記録紙5に沿ってE方向に、ケースの開口部である
記録紙の排出口14から排出される。
【0024】逆に、ワイヤドットヘッド1が矢印Cで示
されるように左から右へ移動する際には、矢印D方向に
空気の流れが生じ、矢印ケース13内にF方向で示され
る空気の流れが生じるが、前述したようにキャリッジ8
は左から右に移動する時よりも、右から左へ移動する時
のほうが高速で移動するため、F方向に流れる熱量に比
べ、E方向に流れる熱量の方が大きいため、相対的にワ
イヤドットヘッド1内に発生し、またプリンタのケース
13内にこもった熱は記録紙の排出口14から排出され
る。
されるように左から右へ移動する際には、矢印D方向に
空気の流れが生じ、矢印ケース13内にF方向で示され
る空気の流れが生じるが、前述したようにキャリッジ8
は左から右に移動する時よりも、右から左へ移動する時
のほうが高速で移動するため、F方向に流れる熱量に比
べ、E方向に流れる熱量の方が大きいため、相対的にワ
イヤドットヘッド1内に発生し、またプリンタのケース
13内にこもった熱は記録紙の排出口14から排出され
る。
【0025】以上記述した様に片方向印字の場合、放熱
フィンの傾きは図3に示される如く、キャリッジ8の復
帰動作時に、記録紙の排出口14方向に空気の流れが生
じるような傾きを持つことが好ましいが、図3に示され
る放熱フィン12を有するワイヤドットヘッド1を右か
ら左へ移動する際にも印字動作を行う両方向印字の場合
にも、この場合右から左、左から右へのキャリッジ8の
移動速度は等しくなるが、例えば、ケース13の手前側
に穴部19を新たに設けて、F方向に移動する熱をケー
ス13外に排出するようにしてもよい。
フィンの傾きは図3に示される如く、キャリッジ8の復
帰動作時に、記録紙の排出口14方向に空気の流れが生
じるような傾きを持つことが好ましいが、図3に示され
る放熱フィン12を有するワイヤドットヘッド1を右か
ら左へ移動する際にも印字動作を行う両方向印字の場合
にも、この場合右から左、左から右へのキャリッジ8の
移動速度は等しくなるが、例えば、ケース13の手前側
に穴部19を新たに設けて、F方向に移動する熱をケー
ス13外に排出するようにしてもよい。
【0026】図5は、本発明のプリントヘッドの冷却装
置の他の様態を示すワイヤドットヘッドの上面図であ
る。ワイヤドットヘッド1の上面には、中央に背骨上に
フィン23が、左側にはキャリッジの移動方向G、Hに
対し角度θ’傾斜したフィン22が、右側にはフィン2
3を基準としてフィン22に線対称にフィン24が各々
形成され、キャリッジ8の移動方向G,Hによらず、そ
の移動時には記録紙5の方向Jに空気の流れが生じ、ワ
イヤドットヘッド1内に発生し、またプリンタのケース
13内にこもった熱もその流れJ方向に従って伝わり,
前述したようにケースの開口部である記録紙の排出口1
4から排出される。
置の他の様態を示すワイヤドットヘッドの上面図であ
る。ワイヤドットヘッド1の上面には、中央に背骨上に
フィン23が、左側にはキャリッジの移動方向G、Hに
対し角度θ’傾斜したフィン22が、右側にはフィン2
3を基準としてフィン22に線対称にフィン24が各々
形成され、キャリッジ8の移動方向G,Hによらず、そ
の移動時には記録紙5の方向Jに空気の流れが生じ、ワ
イヤドットヘッド1内に発生し、またプリンタのケース
13内にこもった熱もその流れJ方向に従って伝わり,
前述したようにケースの開口部である記録紙の排出口1
4から排出される。
【0027】図6は、本発明のプリントヘッドの冷却装
置の概略を示すブロック図で、図7は、図6において本
発明のプリントヘッドの冷却装置の駆動方法を示すフロ
ーチャートである。
置の概略を示すブロック図で、図7は、図6において本
発明のプリントヘッドの冷却装置の駆動方法を示すフロ
ーチャートである。
【0028】図6において、53、54、55はトラン
ジスタ等の素子から構成される駆動手段で、印刷指令手
段56、ヘッド冷却指令手段57、初期化指令処理手段
の指令をうけて、それぞれワイヤドットヘッド1、キャ
リッジモータ11、紙送りモータ17を駆動する。ワイ
ヤドットヘッド1の発熱を感知しやすい内部もしくは外
周部の位置には、温度変化に伴い抵抗値が変化するサー
ミスタ等の温度センサから構成される発熱感知手段51
取り付けられ、ワイヤドットヘッド1の温度は温度比較
手段52によって、ヘッドの破壊、印字上の不具合を起
こさない程度に適当な余裕をもって予め設定された設定
温度と比較され、この比較結果は、印刷指令手段56、
ヘッド冷却指令手段57に入力される。温度比較手段5
2は、例えば、発熱感知手段51がサーミスタの場合、
サーミスタにかかる電圧と前述した設定温度に対応した
基準抵抗にかかる電圧を比較するアナログ的なコンパレ
ータであってもよいし、サーミスタにかかる電圧をA/
Dコンバータにてデジタル信号に変換し、メモリ内に記
憶された前述した設定温度に対応したコードと比較する
デジタル的な手段であってもよい。59はRAM、RO
M等の機能をもつ記憶手段で、特にRAM機能を持つ部
分にはプリンタ外部のホスト側から指示された印刷内容
が一時的に蓄えられ、ROM機能を持つ部分には、プリ
ンタ全般の制御に関わるプログラム、及び、例えばキャ
リッジモータ11が印刷動作を伴うキャリッジ8の比較
的低速の移送を実行するための駆動速度テーブルT1、
印刷動作を伴わないキャリッジ8の比較的高速の移送を
実行するための駆動速度テーブルT2等の、各種テーブ
ルが記憶されている。61はキャリッジ位置検出手段
で、印刷動作の開始に備え、キャリッジ8を所定の位置
(以下ホームポジションと呼ぶ)にあるかどうかを確認
するためのものであり、例えば図1においてキャリッジ
8が最左端にきた時に、機械的に動作する電気接点から
なるセンサもしくは、光学的に検出するセンサから構成
される。62は紙検出手段で、記録紙5の搬送経路内に
設けられ、記録紙5の搬入に伴い動作するフォトセンサ
もしくは機械的に動作する電気接点等から構成され、プ
リンタ内の記録紙5の有無を検出し、印刷動作中または
印刷開始時に記録紙5が無いことを検出すると、印刷指
令手段56はワイヤドットヘッド1、キャリッジモータ
11の駆動を中断または駆動の開始を停止し、表示手段
(不図示)により紙無しエラーを表示するか又はブザー
等の音響手段(不図示)を用いて、視覚的、聴覚的にオ
ペレーターに記録紙5がないことを伝え、記録紙5の供
給を促す。
ジスタ等の素子から構成される駆動手段で、印刷指令手
段56、ヘッド冷却指令手段57、初期化指令処理手段
の指令をうけて、それぞれワイヤドットヘッド1、キャ
リッジモータ11、紙送りモータ17を駆動する。ワイ
ヤドットヘッド1の発熱を感知しやすい内部もしくは外
周部の位置には、温度変化に伴い抵抗値が変化するサー
ミスタ等の温度センサから構成される発熱感知手段51
取り付けられ、ワイヤドットヘッド1の温度は温度比較
手段52によって、ヘッドの破壊、印字上の不具合を起
こさない程度に適当な余裕をもって予め設定された設定
温度と比較され、この比較結果は、印刷指令手段56、
ヘッド冷却指令手段57に入力される。温度比較手段5
2は、例えば、発熱感知手段51がサーミスタの場合、
サーミスタにかかる電圧と前述した設定温度に対応した
基準抵抗にかかる電圧を比較するアナログ的なコンパレ
ータであってもよいし、サーミスタにかかる電圧をA/
Dコンバータにてデジタル信号に変換し、メモリ内に記
憶された前述した設定温度に対応したコードと比較する
デジタル的な手段であってもよい。59はRAM、RO
M等の機能をもつ記憶手段で、特にRAM機能を持つ部
分にはプリンタ外部のホスト側から指示された印刷内容
が一時的に蓄えられ、ROM機能を持つ部分には、プリ
ンタ全般の制御に関わるプログラム、及び、例えばキャ
リッジモータ11が印刷動作を伴うキャリッジ8の比較
的低速の移送を実行するための駆動速度テーブルT1、
印刷動作を伴わないキャリッジ8の比較的高速の移送を
実行するための駆動速度テーブルT2等の、各種テーブ
ルが記憶されている。61はキャリッジ位置検出手段
で、印刷動作の開始に備え、キャリッジ8を所定の位置
(以下ホームポジションと呼ぶ)にあるかどうかを確認
するためのものであり、例えば図1においてキャリッジ
8が最左端にきた時に、機械的に動作する電気接点から
なるセンサもしくは、光学的に検出するセンサから構成
される。62は紙検出手段で、記録紙5の搬送経路内に
設けられ、記録紙5の搬入に伴い動作するフォトセンサ
もしくは機械的に動作する電気接点等から構成され、プ
リンタ内の記録紙5の有無を検出し、印刷動作中または
印刷開始時に記録紙5が無いことを検出すると、印刷指
令手段56はワイヤドットヘッド1、キャリッジモータ
11の駆動を中断または駆動の開始を停止し、表示手段
(不図示)により紙無しエラーを表示するか又はブザー
等の音響手段(不図示)を用いて、視覚的、聴覚的にオ
ペレーターに記録紙5がないことを伝え、記録紙5の供
給を促す。
【0029】図7において、先ずプリンタの電源が投入
すると、印字動作の開始に備え、初期化指令手段58が
駆動手段54に指令し、キャリッジモータ11を駆動す
ることによりキャリッジ8をホームポジションまで移動
させるか、またはキャリッジ8がホームポジションにあ
ることを確認し、キャリッジ位置初期化ステップS1を
実行する。次にステップS2で記憶手段59内の印刷デ
ータの有無を確認し、記憶手段59内に印刷データが有
る場合、ステップS3へ進む。
すると、印字動作の開始に備え、初期化指令手段58が
駆動手段54に指令し、キャリッジモータ11を駆動す
ることによりキャリッジ8をホームポジションまで移動
させるか、またはキャリッジ8がホームポジションにあ
ることを確認し、キャリッジ位置初期化ステップS1を
実行する。次にステップS2で記憶手段59内の印刷デ
ータの有無を確認し、記憶手段59内に印刷データが有
る場合、ステップS3へ進む。
【0030】ステップS3では紙検出手段62により記
録紙5の有無を確認し、記録紙5が無い時は、ステップ
11に進み紙無しエラーを表示し、記録紙5がプリンタ
に供給されエラーが解除されるまで表示を続ける。記録
紙5が有る場合はステップS4に進み、温度比較手段5
2によって、ワイヤドットヘッド1の温度とヘッドの破
壊、印字上の不具合を起こさない程度に適当な余裕をも
って予め設定された設定温度とが比較され、ヘッド温度
が設定温度以下であればステップS5へ、ヘッド温度が
設定温度より大きければステップSS1へ進む。
録紙5の有無を確認し、記録紙5が無い時は、ステップ
11に進み紙無しエラーを表示し、記録紙5がプリンタ
に供給されエラーが解除されるまで表示を続ける。記録
紙5が有る場合はステップS4に進み、温度比較手段5
2によって、ワイヤドットヘッド1の温度とヘッドの破
壊、印字上の不具合を起こさない程度に適当な余裕をも
って予め設定された設定温度とが比較され、ヘッド温度
が設定温度以下であればステップS5へ、ヘッド温度が
設定温度より大きければステップSS1へ進む。
【0031】ステップS5以降は印字動作を行うステッ
プであり、先ずキャリッジ8を正方向(図1においてキ
ャリッジ8のホームポジションが左にある場合、正方向
は左→右となる)に移送するように、キャリッジモータ
11を駆動速度テーブルT1で駆動し(ステップS
5)、記憶手段59内にある印刷データに基づいて、印
刷指令手段56が駆動手段53を介してワイヤドットヘ
ッド1内の所定のコイルにキャリッジ8の移送に同期し
て通電し(ステップS6)、印刷を行う。更に印刷指令
手段56は1行分の印刷が終了し、キャリッジ8が最右
端まで移動した時点でキャリッジ8の移送を停止を指令
し(ステップS7)、記憶手段59内にある印刷データ
の改行情報に基づいて所定量の紙送り(ステップS8)
を指令し、紙送りモータ17を駆動する。次にキャリッ
ジ8を逆方向(右→左)に移送するように、キャリッジ
モータ11を駆動速度テーブルT2で駆動(ステップS
9)し、キャリッジ8を最左端で停止(ステップS1
0)させたのちステップS2へ戻る。以降記憶手段59
内の印刷データがなくなるまで前述のステップS2〜S
10を繰り返す。
プであり、先ずキャリッジ8を正方向(図1においてキ
ャリッジ8のホームポジションが左にある場合、正方向
は左→右となる)に移送するように、キャリッジモータ
11を駆動速度テーブルT1で駆動し(ステップS
5)、記憶手段59内にある印刷データに基づいて、印
刷指令手段56が駆動手段53を介してワイヤドットヘ
ッド1内の所定のコイルにキャリッジ8の移送に同期し
て通電し(ステップS6)、印刷を行う。更に印刷指令
手段56は1行分の印刷が終了し、キャリッジ8が最右
端まで移動した時点でキャリッジ8の移送を停止を指令
し(ステップS7)、記憶手段59内にある印刷データ
の改行情報に基づいて所定量の紙送り(ステップS8)
を指令し、紙送りモータ17を駆動する。次にキャリッ
ジ8を逆方向(右→左)に移送するように、キャリッジ
モータ11を駆動速度テーブルT2で駆動(ステップS
9)し、キャリッジ8を最左端で停止(ステップS1
0)させたのちステップS2へ戻る。以降記憶手段59
内の印刷データがなくなるまで前述のステップS2〜S
10を繰り返す。
【0032】ステップS4にて、ワイヤドットヘッド1
の温度が設定温度より大きいと判断され、ステップSS
1へ進んだ場合、ステップSS1でキャリッジ8を正方
向に移送するように、キャリッジモータ11を駆動速度
テーブルT2で駆動し、キャリッジ8が最右端で停止す
るようにキャリッジ8の移送停止を指令し(ステップS
S2)、停止後直ちに、キャリッジ8を逆方向に移送す
るように、キャリッジモータ11を駆動速度テーブルT
2で駆動し(ステップSS3)、キャリッジ8が再び最
右端でに戻ったときに停止するようにキャリッジ8の移
送停止を指令する(ステップSS4)。ステップSS1
〜ステップSS4を実行後、再び、ステップS4に戻
り、ステップS4では温度比較手段52によって、ワイ
ヤドットヘッド1の温度と前述した設定温度とが比較さ
れ、ヘッド温度が設定温度より大きければ再びステップ
SS1へ進み、以降、ヘッド温度が設定温度以下になる
までステップSS1〜ステップSS4を実行し、キャリ
ッジ8の高速度での往復を繰り返す。ステップSS1〜
ステップSS4では、ワイヤドットヘッド8の通電及び
紙送り動作は行わず、キャリッジ8の高速往復動作のみ
を行うため、ワイヤドットヘッド1上部に移動方向に対
し一定の角度をもって傾斜した放熱フィン12の往復動
で生じる気流によって、ワイヤドットヘッド1及びケー
ス13内の畜熱が、強制的にケース13の開口部である
記録紙の排出口14から排出され、ワイヤドットヘッド
1の冷却が促進される。
の温度が設定温度より大きいと判断され、ステップSS
1へ進んだ場合、ステップSS1でキャリッジ8を正方
向に移送するように、キャリッジモータ11を駆動速度
テーブルT2で駆動し、キャリッジ8が最右端で停止す
るようにキャリッジ8の移送停止を指令し(ステップS
S2)、停止後直ちに、キャリッジ8を逆方向に移送す
るように、キャリッジモータ11を駆動速度テーブルT
2で駆動し(ステップSS3)、キャリッジ8が再び最
右端でに戻ったときに停止するようにキャリッジ8の移
送停止を指令する(ステップSS4)。ステップSS1
〜ステップSS4を実行後、再び、ステップS4に戻
り、ステップS4では温度比較手段52によって、ワイ
ヤドットヘッド1の温度と前述した設定温度とが比較さ
れ、ヘッド温度が設定温度より大きければ再びステップ
SS1へ進み、以降、ヘッド温度が設定温度以下になる
までステップSS1〜ステップSS4を実行し、キャリ
ッジ8の高速度での往復を繰り返す。ステップSS1〜
ステップSS4では、ワイヤドットヘッド8の通電及び
紙送り動作は行わず、キャリッジ8の高速往復動作のみ
を行うため、ワイヤドットヘッド1上部に移動方向に対
し一定の角度をもって傾斜した放熱フィン12の往復動
で生じる気流によって、ワイヤドットヘッド1及びケー
ス13内の畜熱が、強制的にケース13の開口部である
記録紙の排出口14から排出され、ワイヤドットヘッド
1の冷却が促進される。
【0033】なお、本実施例はワイヤドットヘッドを例
に挙げて説明したが、本発明はワイヤドットヘッドに限
定されるものでなく、キャリッジの往復動を行うシリア
ルプリンタであって、例えばサーマルヘッドを用いたシ
リアルプリンタのようにプリントヘッドの発熱が印刷実
行速度に影響を及ぼすプリンタに適用可能である。
に挙げて説明したが、本発明はワイヤドットヘッドに限
定されるものでなく、キャリッジの往復動を行うシリア
ルプリンタであって、例えばサーマルヘッドを用いたシ
リアルプリンタのようにプリントヘッドの発熱が印刷実
行速度に影響を及ぼすプリンタに適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明のプリントヘッ
ドの冷却装置は、放熱フィンの形状が、キャリッジの移
送により、プリンタケース内の暖められた空気を積極的
にプリンタのケース外に排出する作用があり、従来の放
熱フィンの形状を有するプリントヘッドに比べ放熱効率
が高く、また、ヘッド近傍にファンを設けた従来のプリ
ンタに比べ、非常に簡素な構造でヘッドの冷却を促進で
きるという効果を奏する。
ドの冷却装置は、放熱フィンの形状が、キャリッジの移
送により、プリンタケース内の暖められた空気を積極的
にプリンタのケース外に排出する作用があり、従来の放
熱フィンの形状を有するプリントヘッドに比べ放熱効率
が高く、また、ヘッド近傍にファンを設けた従来のプリ
ンタに比べ、非常に簡素な構造でヘッドの冷却を促進で
きるという効果を奏する。
【0035】更に本発明のプリントヘッドの冷却装置の
駆動方法は、ヘッドの異常温度を検出した時、キャリッ
ジの往復動のみを高速で行うだけで、プリンタのケース
内に溜まった熱をあたかもうちわで扇いでケース外に排
出する作用があるため、従来のプリンタのようにヘッド
の異常温度を検出時に単に全ての駆動系の動作を停止
し、ヘッド温度が駆動可能な温度以下に戻るまで待って
再び印刷を開始する方法に比べ、ヘッド温度が早く下が
り印刷を再開できるため、ヘッド異常温度検出時のプリ
ンタの停止時間が短く、事実上のプリンタの印刷実行速
度が向上するという効果が得られる。
駆動方法は、ヘッドの異常温度を検出した時、キャリッ
ジの往復動のみを高速で行うだけで、プリンタのケース
内に溜まった熱をあたかもうちわで扇いでケース外に排
出する作用があるため、従来のプリンタのようにヘッド
の異常温度を検出時に単に全ての駆動系の動作を停止
し、ヘッド温度が駆動可能な温度以下に戻るまで待って
再び印刷を開始する方法に比べ、ヘッド温度が早く下が
り印刷を再開できるため、ヘッド異常温度検出時のプリ
ンタの停止時間が短く、事実上のプリンタの印刷実行速
度が向上するという効果が得られる。
【図1】本発明のプリンタの一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明プリンタの一実施例を示す側面図。
【図3】本発明のワイヤドットヘッドの一実施例を示す
上面図。
上面図。
【図4】本発明のプリンタの駆動方法を示すタイミング
チャート。
チャート。
【図5】本発明のワイヤドットヘッドの他の実施例を示
す上面図。
す上面図。
【図6】本発明のプリンタの駆動方法を示すブロック
図。
図。
【図7】本発明のプリンタの駆動方法を示すフローチャ
ート。
ート。
1 ワイヤドットヘッド 4 プラテン 5 記録紙 6 インクリボン 7 リボンカセット 8 キャリッジ 11 モータ 12 放熱フィン 13 ケース 14 排出口 17 紙送りモータ 51 発熱感知手段 52 温度比較手段 56 印刷指令手段 57 ヘッド冷却指令手段 58 初期化指令手段
Claims (2)
- 【請求項1】 外周部に複数の放熱フィンを有するプリ
ントヘッドを記録紙の桁方向に移動し、該記録紙に印刷
を行うシリアルプリンタにおいて、 前記プリントヘッド上部の少なくとも2以上の前記放熱
フィンが、プリントヘッドの移動方向に対し一定の角度
をもって傾斜していることを特徴とするプリントヘッド
の冷却装置。 - 【請求項2】 印字指令によって駆動される請求項1記
載の冷却装置を具備するプリントヘッドと、移送指令に
よって前記プリントヘッドを記録紙の桁方向に移送する
移送手段と、前記プリントヘッドの温度を検出する温度
検出手段とを有し、前記温度検出手段で得られた検出結
果が、あらかじめ設定された設定値よりも大きい場合
に、前記印字指令を中止し、前記移送指令のみを移送手
段に送信することを特徴とするプリントヘッドの冷却装
置の駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5325175A JPH07178932A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プリントヘッドの冷却装置及びその駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5325175A JPH07178932A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プリントヘッドの冷却装置及びその駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07178932A true JPH07178932A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18173851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5325175A Pending JPH07178932A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | プリントヘッドの冷却装置及びその駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07178932A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7587153B2 (en) | 2006-02-06 | 2009-09-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Cooling device and image forming apparatus having the same installed therein |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5325175A patent/JPH07178932A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7587153B2 (en) | 2006-02-06 | 2009-09-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Cooling device and image forming apparatus having the same installed therein |
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