JPH07179602A - ビス(トリアルキルシリル)エーテルから大環状ポリエーテルイミドオリゴマーの製造法 - Google Patents
ビス(トリアルキルシリル)エーテルから大環状ポリエーテルイミドオリゴマーの製造法Info
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
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- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08G73/12—Unsaturated polyimide precursors
- C08G73/123—Unsaturated polyimide precursors the unsaturated precursors comprising halogen-containing substituents
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 大環状ポリエーテルイミドオリゴマー組成物
の製造法。 【構成】 (A)少なくとも一種のフッ素化芳香族フタ
ルイミドと(B)少なくとも一種のフェノール系トリア
ルキルシリルエーテル化合物とを約200−225℃の
範囲の温度で置換反応させることによって大環状ポリエ
ーテルイミドオリゴマー組成物を製造する。好ましく
は、ビス−フルオルイミド及びレゾルシノールのような
ジヒドロキシ芳香族化合物のビス−トリアルキルシリル
エーテルを使用する。この反応は試薬(A)及び(B)
をN−メチルピロリドンのような双極性非プロトン有機
液体中に高希釈状態で維持しかつ触媒量の少なくとも一
種の実質的に可溶性のフッ化物の存在下で行われる。好
ましくは、試薬(A)及び(B)の混合物を触媒を含有
する溶剤に添加する。
の製造法。 【構成】 (A)少なくとも一種のフッ素化芳香族フタ
ルイミドと(B)少なくとも一種のフェノール系トリア
ルキルシリルエーテル化合物とを約200−225℃の
範囲の温度で置換反応させることによって大環状ポリエ
ーテルイミドオリゴマー組成物を製造する。好ましく
は、ビス−フルオルイミド及びレゾルシノールのような
ジヒドロキシ芳香族化合物のビス−トリアルキルシリル
エーテルを使用する。この反応は試薬(A)及び(B)
をN−メチルピロリドンのような双極性非プロトン有機
液体中に高希釈状態で維持しかつ触媒量の少なくとも一
種の実質的に可溶性のフッ化物の存在下で行われる。好
ましくは、試薬(A)及び(B)の混合物を触媒を含有
する溶剤に添加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大環状オリゴマー組成物
の製造法、特に大環状ポリエーテルイミドオリゴマーの
製造法に関するものである。
の製造法、特に大環状ポリエーテルイミドオリゴマーの
製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人自身の米国特許出願SN.08
/080,550号明細書にはスピロ(ビス)インダン
分子部分を含まない大環状ポリイミドオリゴマー組成物
の一群が開示されている。該組成物は線状ポリイミドに
転化し得るものである。これらのオリゴマー組成物は線
状重合体と比較して低粘度であるので、該組成物は従来
ポリイミドの使用が除外されていた領域に使用し得る。
/080,550号明細書にはスピロ(ビス)インダン
分子部分を含まない大環状ポリイミドオリゴマー組成物
の一群が開示されている。該組成物は線状ポリイミドに
転化し得るものである。これらのオリゴマー組成物は線
状重合体と比較して低粘度であるので、該組成物は従来
ポリイミドの使用が除外されていた領域に使用し得る。
【0003】上記引用した米国特許出願明細書によれ
ば、大環状ポリイミドオリゴマーは等モル割合の少なく
とも一種のテトラカルボン酸又はそのジ無水物と少なく
とも一種のジアミンとの反応によって製造される。該反
応は疑似的高希釈条件、すなわちこれらの試薬を高希釈
条件に保持すること、を必要とする。該酸と該ジアミン
との縮合反応は速度が遅いので試薬の導入速度もゆっく
りでなければならず、したがってこの反応は完結までに
数時間を要し得る。
ば、大環状ポリイミドオリゴマーは等モル割合の少なく
とも一種のテトラカルボン酸又はそのジ無水物と少なく
とも一種のジアミンとの反応によって製造される。該反
応は疑似的高希釈条件、すなわちこれらの試薬を高希釈
条件に保持すること、を必要とする。該酸と該ジアミン
との縮合反応は速度が遅いので試薬の導入速度もゆっく
りでなければならず、したがってこの反応は完結までに
数時間を要し得る。
【0004】最近、置換ビス−フタルイミドとジヒドロ
キシ芳香族化合物の誘導体、多くの場合その塩、との反
応によってポリイミドの亜属であるポリエーテルイミド
を製造することへの関心が高まってきた。たとえば、本
出願人自身の米国特許出願SN.07/661,947
号明細書の記載を参照されたい。
キシ芳香族化合物の誘導体、多くの場合その塩、との反
応によってポリイミドの亜属であるポリエーテルイミド
を製造することへの関心が高まってきた。たとえば、本
出願人自身の米国特許出願SN.07/661,947
号明細書の記載を参照されたい。
【0005】
【発明の概要】今般、本発明者は、大環状ポリエーテル
イミドオリゴマー組成物−−前記引用した米国特許出願
明細書に記載されるごとく線状ポリエーテルイミドに転
化し得るものである−−はフッ素化ビス−フタルイミド
とジヒドロキシ芳香族化合物のトリアルキルシリルエー
テルとを適当な条件下で反応させることによって製造し
得ることを認めた。かゝる組成物の製造のための従来の
方法におけると同様に、この場合に必要な条件は疑似的
高希釈条件を包含する。
イミドオリゴマー組成物−−前記引用した米国特許出願
明細書に記載されるごとく線状ポリエーテルイミドに転
化し得るものである−−はフッ素化ビス−フタルイミド
とジヒドロキシ芳香族化合物のトリアルキルシリルエー
テルとを適当な条件下で反応させることによって製造し
得ることを認めた。かゝる組成物の製造のための従来の
方法におけると同様に、この場合に必要な条件は疑似的
高希釈条件を包含する。
【0006】したがって、本発明は、(A)少なくとも
一種のフッ素化芳香族フタルイミド及び(B)少なくと
も一種のフェノール系トリアルキルシリルエーテル化合
物を置換反応に供する工程を含み、その際試薬(A)及
び(B)の各々はフッ素化フタルイミド分子部分及びト
リアルキルシリルエーテル分子部分からなる群から選ん
だ二つの分子部分をもちかつトリアルキルシリルエーテ
ル分子部分及びフッ素化フタルイミド分子部分のモル比
は等しいものとし、該試薬(A)及び(B)は該反応を
通じて双極性非プロトン型有機液体中に高希釈状態で維
持されており、しかも該置換反応は双極性非プロトン溶
剤中で、アルカリ金属、アルカリ土類金属及び第四級ア
ンモニウムフッ化物からなる群から選んだ少なくとも一
種の実質的に可溶性のフッ化物の触媒量の存在下で約2
00−225℃の範囲の温度で行うことを特徴とする大
環状ポリエーテルイミドオリゴマーを含む組成物の製造
法を提供するものである。
一種のフッ素化芳香族フタルイミド及び(B)少なくと
も一種のフェノール系トリアルキルシリルエーテル化合
物を置換反応に供する工程を含み、その際試薬(A)及
び(B)の各々はフッ素化フタルイミド分子部分及びト
リアルキルシリルエーテル分子部分からなる群から選ん
だ二つの分子部分をもちかつトリアルキルシリルエーテ
ル分子部分及びフッ素化フタルイミド分子部分のモル比
は等しいものとし、該試薬(A)及び(B)は該反応を
通じて双極性非プロトン型有機液体中に高希釈状態で維
持されており、しかも該置換反応は双極性非プロトン溶
剤中で、アルカリ金属、アルカリ土類金属及び第四級ア
ンモニウムフッ化物からなる群から選んだ少なくとも一
種の実質的に可溶性のフッ化物の触媒量の存在下で約2
00−225℃の範囲の温度で行うことを特徴とする大
環状ポリエーテルイミドオリゴマーを含む組成物の製造
法を提供するものである。
【0007】
【発明の詳細な開示】本発明の方法において試薬(A)
として使用されるフッ素化芳香族フタルイミドは式:
として使用されるフッ素化芳香族フタルイミドは式:
【0008】
【化7】
【0009】[式中、R1 はC6-20二価芳香族炭化水素
基又はハロゲン化炭化水素基、C2-20アルキレン又はシ
クロアルキレン基又は式:
基又はハロゲン化炭化水素基、C2-20アルキレン又はシ
クロアルキレン基又は式:
【0010】
【化8】
【0011】(式中、各Qは独立的に直鎖状又は分岐状
C2-8 アルキレン基、−O−、−S− であり、mは0又は1でありそしてnは約1−4であ
る)の二価の基である]をもついわゆる“AA−型”
(すなわち、対称型)ビス−フタルイミドを包含する。
ベンゼン環との結合はメタ又はパラ位にあることが好ま
しい。かゝる化合物は既知のものであり、たとえば米国
特許第3,787,364号及び同第3,847,86
9号明細書の記載を参照されたい。
C2-8 アルキレン基、−O−、−S− であり、mは0又は1でありそしてnは約1−4であ
る)の二価の基である]をもついわゆる“AA−型”
(すなわち、対称型)ビス−フタルイミドを包含する。
ベンゼン環との結合はメタ又はパラ位にあることが好ま
しい。かゝる化合物は既知のものであり、たとえば米国
特許第3,787,364号及び同第3,847,86
9号明細書の記載を参照されたい。
【0012】また、式:
【0013】
【化9】
【0014】(式中、R2 はアルキル基、好ましくは第
1級又は第2級C1-4 アルキル基、もっとも好ましくは
メチル基でありそしてR1 は前記定義したとおりであ
る)の“AB−型”非対称フルオルフタルイミドトリア
ルキルシリルエーテルも包含される。これらも既知のも
のであり、Abstracts,4th Intern
ational Conf.Polyimides,S
oc.Plast.Eng.,Ellenville,
NY,Nov.1991,p.1169にBryant
らによって開示されている。
1級又は第2級C1-4 アルキル基、もっとも好ましくは
メチル基でありそしてR1 は前記定義したとおりであ
る)の“AB−型”非対称フルオルフタルイミドトリア
ルキルシリルエーテルも包含される。これらも既知のも
のであり、Abstracts,4th Intern
ational Conf.Polyimides,S
oc.Plast.Eng.,Ellenville,
NY,Nov.1991,p.1169にBryant
らによって開示されている。
【0015】試薬(B)は少なくとも一種のフェノール
系トリアルキルシリルエーテル化合物である。これらの
化合物は“BB−型”及び“AB−型”化合物、すなわ
ちジヒドロキシ芳香族化合物の対称型ビス−トリアルキ
ルシリルエーテルおよび式(III )の化合物−−たゞし
トリアルキルシリルエーテル分子部分及びフッ素化フタ
ルイミド分子部分のモル比が大環状ポリエーテルイミド
オリゴマーを形成し得るように等しいことを条件とする
−−を包含する。
系トリアルキルシリルエーテル化合物である。これらの
化合物は“BB−型”及び“AB−型”化合物、すなわ
ちジヒドロキシ芳香族化合物の対称型ビス−トリアルキ
ルシリルエーテルおよび式(III )の化合物−−たゞし
トリアルキルシリルエーテル分子部分及びフッ素化フタ
ルイミド分子部分のモル比が大環状ポリエーテルイミド
オリゴマーを形成し得るように等しいことを条件とする
−−を包含する。
【0016】典型的な“BB−型”のトリアルキルシリ
ルエーテルは式: HO−R3 −OH (IV) [式中、R3 はR1 と同意義、すなわちC6-20二価芳香
族炭化水素基又はハロゲン化炭化水素基、C2-20アルキ
レン又はシクロアルキレン基又は式:
ルエーテルは式: HO−R3 −OH (IV) [式中、R3 はR1 と同意義、すなわちC6-20二価芳香
族炭化水素基又はハロゲン化炭化水素基、C2-20アルキ
レン又はシクロアルキレン基又は式:
【0017】
【化10】
【0018】(式中、各Qは独立的に直鎖状又は分岐状
C2-8 アルキレン基、−O−、−S− であり、mは0又は1でありそしてnは約1−4であ
る)の二価の基である]のものを包含する。入手が容易
でありかつ本発明の目的に特に適当であるという理由で
好ましいビス−トリアルキルシリルエーテルはレゾルシ
ノール及びカテコールのビス−トリアルキルシリルエー
テルである。トリアルキルシリル基は前述したSi(R
2 )3 基であることがさらにより好ましい。
C2-8 アルキレン基、−O−、−S− であり、mは0又は1でありそしてnは約1−4であ
る)の二価の基である]のものを包含する。入手が容易
でありかつ本発明の目的に特に適当であるという理由で
好ましいビス−トリアルキルシリルエーテルはレゾルシ
ノール及びカテコールのビス−トリアルキルシリルエー
テルである。トリアルキルシリル基は前述したSi(R
2 )3 基であることがさらにより好ましい。
【0019】前述した型のトリアルキルシリルエーテル
もまた既知の化合物である。これらのビス−エーテルは
たとえばKricheldorf,Makromol.
Chem.,Makromol.Symp.,199
2,365に開示されている。本発明の方法はさらに反
応を約200−225℃の範囲の温度で行い得る双極性
非プロトン溶剤を必要とする。特に適当な溶剤はN−メ
チルピロリドン及びN−シクロヘキシルピロリドン、特
に前者である。使用し得る他の溶剤はジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド及びジメチルスルホキシド
を包含するが、これらを使用する場合にはこれらが低沸
点であるために反応を加圧下に行う必要があり得る。
もまた既知の化合物である。これらのビス−エーテルは
たとえばKricheldorf,Makromol.
Chem.,Makromol.Symp.,199
2,365に開示されている。本発明の方法はさらに反
応を約200−225℃の範囲の温度で行い得る双極性
非プロトン溶剤を必要とする。特に適当な溶剤はN−メ
チルピロリドン及びN−シクロヘキシルピロリドン、特
に前者である。使用し得る他の溶剤はジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド及びジメチルスルホキシド
を包含するが、これらを使用する場合にはこれらが低沸
点であるために反応を加圧下に行う必要があり得る。
【0020】触媒の使用も必要であり、かゝる触媒は使
用される双極性非プロトン溶剤中に可溶であるアルカリ
金属フッ化物、アルカリ土類金属フッ化物及び第4級ア
ンモニウムフッ化物からなる群から選んだ少なくとも一
種のフッ化物である。特に好ましい触媒はアルカリ金属
フッ化物、特に高い溶解度をもつ点でフッ化セシウムで
ある。触媒は触媒量、典型的には試薬(A)に基づいて
約3−10モル%、好ましくは約3−5モル%で使用さ
れる。
用される双極性非プロトン溶剤中に可溶であるアルカリ
金属フッ化物、アルカリ土類金属フッ化物及び第4級ア
ンモニウムフッ化物からなる群から選んだ少なくとも一
種のフッ化物である。特に好ましい触媒はアルカリ金属
フッ化物、特に高い溶解度をもつ点でフッ化セシウムで
ある。触媒は触媒量、典型的には試薬(A)に基づいて
約3−10モル%、好ましくは約3−5モル%で使用さ
れる。
【0021】本発明に従えば、試薬(A)及び(B)は
溶剤中で高希釈状態で、触媒と接触せしめられる。これ
は、典型的には、これらの試薬を一緒に又は別々に溶剤
中に溶解しそして得られる単一の又は二つの溶液を触媒
を溶解した別の溶剤に添加することによって達成され
る。試薬の使用割合はトリアルキルシリルエーテル分子
部分及びフッ素化フタルイミド分子部分を等モル量に維
持するような割合である。“AB−型”試薬のみを使用
する場合には、これらの試薬の割合は自づから等モル比
である。しかしながら、反応混合物のある割合が“AA
−型”及び“BB−型”試薬を含む場合にも、これらの
分子部分の割合は等モル量でなければならない。
溶剤中で高希釈状態で、触媒と接触せしめられる。これ
は、典型的には、これらの試薬を一緒に又は別々に溶剤
中に溶解しそして得られる単一の又は二つの溶液を触媒
を溶解した別の溶剤に添加することによって達成され
る。試薬の使用割合はトリアルキルシリルエーテル分子
部分及びフッ素化フタルイミド分子部分を等モル量に維
持するような割合である。“AB−型”試薬のみを使用
する場合には、これらの試薬の割合は自づから等モル比
である。しかしながら、反応混合物のある割合が“AA
−型”及び“BB−型”試薬を含む場合にも、これらの
分子部分の割合は等モル量でなければならない。
【0022】これは二つの試薬溶液を使用しそして各溶
液を反応器中に等しい速度で計量供給することによって
達成することができる。しかしながら、正確な計量供給
はしばしば困難であり、したがって両方の試薬の単一の
溶液を調製しそしてそれを触媒溶液を含有する反応器中
に、該反応器中の溶液を約200−225℃の反応温度
に保持しながら、供給することが好ましい。これらの条
件下で、反応はこれらの試薬が触媒と接触した時点で開
始される。この反応は迅速であるので、試薬(A)及び
(B)は反応が完了するまで生得的に高希釈状態に保持
される。
液を反応器中に等しい速度で計量供給することによって
達成することができる。しかしながら、正確な計量供給
はしばしば困難であり、したがって両方の試薬の単一の
溶液を調製しそしてそれを触媒溶液を含有する反応器中
に、該反応器中の溶液を約200−225℃の反応温度
に保持しながら、供給することが好ましい。これらの条
件下で、反応はこれらの試薬が触媒と接触した時点で開
始される。この反応は迅速であるので、試薬(A)及び
(B)は反応が完了するまで生得的に高希釈状態に保持
される。
【0023】反応が完了した後、目的物である大環状ポ
リエーテルイミドオリゴマーは慣用の手段によって単離
することができる。かゝる慣用的手段は溶剤抽出及び溶
剤の真空ストリッピング及びそれに続く精製のための非
溶剤との混合のような操作を包含し得る。
リエーテルイミドオリゴマーは慣用の手段によって単離
することができる。かゝる慣用的手段は溶剤抽出及び溶
剤の真空ストリッピング及びそれに続く精製のための非
溶剤との混合のような操作を包含し得る。
【0024】
【実施例の記載】つぎに本発明を実施例によってさらに
説明する。実施例1 3−フルオル無水フタル酸と1,3−ビス(4−アミノ
フェノキシ)ベンゼンとの反応によって製造された1,
3−ビス[4−(3−フルオルフタルイミド)フェノキ
シ]ベンゼン4.4287g(7.525ミリモル)、
レゾルシノールビス−トリメチルシリルエーテル1.9
150g(7.525ミリモル)及び精製N−メチルピ
ロリドン85mlの溶液をこれらの化合物の混合物を9
0℃に50分間加熱することによって調製した。この溶
液を100℃に保持されたオイルジャケットを備えた添
加漏斗に移しそしてこの漏斗をN−メチルピロリドン1
0ml中のフッ化セシウム54.2mg(0.35ミリ
モル)を含有する容量300mlの三つ首フラスコに取
り付けた。このフラスコの内容物を窒素雰囲気下で撹拌
しかつ油浴中で215−220℃に加熱し、そして添加
漏斗中の溶液を3時間かけて滴加した。添加完了後、加
熱を30分間続けた。
説明する。実施例1 3−フルオル無水フタル酸と1,3−ビス(4−アミノ
フェノキシ)ベンゼンとの反応によって製造された1,
3−ビス[4−(3−フルオルフタルイミド)フェノキ
シ]ベンゼン4.4287g(7.525ミリモル)、
レゾルシノールビス−トリメチルシリルエーテル1.9
150g(7.525ミリモル)及び精製N−メチルピ
ロリドン85mlの溶液をこれらの化合物の混合物を9
0℃に50分間加熱することによって調製した。この溶
液を100℃に保持されたオイルジャケットを備えた添
加漏斗に移しそしてこの漏斗をN−メチルピロリドン1
0ml中のフッ化セシウム54.2mg(0.35ミリ
モル)を含有する容量300mlの三つ首フラスコに取
り付けた。このフラスコの内容物を窒素雰囲気下で撹拌
しかつ油浴中で215−220℃に加熱し、そして添加
漏斗中の溶液を3時間かけて滴加した。添加完了後、加
熱を30分間続けた。
【0025】この反応混合物を冷却しそして真空ストリ
ッピングによって濃縮した。メタノール、約100m
l,をこの残渣に添加しそしてこの混合物を室温で3時
間撹拌しそして濾過した。この残渣(4.98g、理論
量の88%)をメタノールで洗浄しそして乾燥した。か
く得られた生成物は高圧液体クロマトグラフィー及び電
場脱着質量分析法による分析の結果、2ないし約8の重
合度(DP)をもつ化合物を包含する所望の大環状ポリ
エーテルイミドオリゴマー組成物を含むことが確認され
た。実施例2−6 種々のフルオル無水フタル酸異性体と種々のジアミンと
の反応によって製造されたビス−フルオルフタルイミド
を使用して実施例1の方法を反復し、そして実施例6に
おいてはレゾルシノールの代わりにカテコールを使用し
た。結果を次表に示す。
ッピングによって濃縮した。メタノール、約100m
l,をこの残渣に添加しそしてこの混合物を室温で3時
間撹拌しそして濾過した。この残渣(4.98g、理論
量の88%)をメタノールで洗浄しそして乾燥した。か
く得られた生成物は高圧液体クロマトグラフィー及び電
場脱着質量分析法による分析の結果、2ないし約8の重
合度(DP)をもつ化合物を包含する所望の大環状ポリ
エーテルイミドオリゴマー組成物を含むことが確認され
た。実施例2−6 種々のフルオル無水フタル酸異性体と種々のジアミンと
の反応によって製造されたビス−フルオルフタルイミド
を使用して実施例1の方法を反復し、そして実施例6に
おいてはレゾルシノールの代わりにカテコールを使用し
た。結果を次表に示す。
【0026】 フルオル無水 大環状オリ 実施例 フタル酸 ゴマー番号 異性体 ジ ア ミ ン 粗収率、% 最低重合度 2 3 m-フェニレンジアミン 91 1 3 4 m-フェニレンジアミン 97 − 4 4 4-アミノフェニルエーテル 98 1 5 4 1,3-ビス(4-アミノフェ 95 1 ノキシ)ベンゼン 6 4 1,3-ビス(4-アミノフェ 98 − ノキシ)ベンゼン
Claims (13)
- 【請求項1】 (A)少なくとも一種のフッ素化芳香族
フタルイミド及び(B)少なくとも一種のフェノール系
トリアルキルシリルエーテル化合物を置換反応に供する
工程を含み、その際試薬(A)及び(B)の各々はフッ
素化フタルイミド分子部分及びトリアルキルシリルエー
テル分子部分からなる群から選んだ二つの分子部分をも
ちかつトリアルキルシリルエーテル分子部分及びフッ素
化フタルイミド分子部分のモル比は等しいものとし、該
試薬(A)及び(B)は該反応を通じて双極性非プロト
ン型有機液体中に高希釈状態で維持されており、しかも
該置換反応は双極性非プロトン溶剤中で、アルカリ金
属、アルカリ土類金属及び第四級アンモニウムフッ化物
からなる群から選んだ少なくとも一種の実質的に可溶性
のフッ化物の触媒量の存在下で約200−225℃の範
囲の温度で行うことを特徴とする大環状ポリエーテルイ
ミドオリゴマーを含む組成物の製造法。 - 【請求項2】 試薬(A)及び試薬(B)はともに、少
なくとも部分的に、式: 【化1】 [式中、R2 はアルキル基でありそしてR1 はC6-20二
価芳香族炭化水素基又はハロゲン化炭化水素基、C2-20
アルキレン又はシクロアルキレン基又は式: 【化2】 (式中、各Qは独立的に直鎖状又は分岐状C2-8 アルキ
レン基、−O−、−S− てnは約1−4である)の二価の基である]の少なくと
も一つの非対称フルオルフタルイミドトリアルキルシリ
ルエーテルを含有してなる請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 試薬(A)が式: 【化3】 [式中、R1 はC6-20二価芳香族炭化水素基又はハロゲ
ン化炭化水素基、C2-20アルキレン又はシクロアルキレ
ン基又は式: 【化4】 (式中、各Qは独立的に直鎖状又は分岐状C2-8 アルキ
レン基、−O−、−S− てnは約1−4である)の二価の基である]をもち;そ
して試薬(B)が式: HO−R3 −OH (IV) [式中、R3 はC6-20二価芳香族炭化水素基又はハロゲ
ン化炭化水素基、C2-20アルキレン又はシクロアルキレ
ン基又は式: 【化5】 (式中、各Qは独立的に直鎖状又は分岐状C2-8 アルキ
レン基、−O−、−S− てnは約1−4である)の二価の基である]のジヒドロ
キシ芳香族化合物のビス−トリアルキルシリルエーテル
である請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 R2 がメチル基である請求項3記載の方
法。 - 【請求項5】 R1 が式: 【化6】 の基である請求項3記載の方法。
- 【請求項6】 R3 がm−フェニレン基である請求項3
記載の方法。 - 【請求項7】 R3 がo−フェニレン基である請求項3
記載の方法。 - 【請求項8】 触媒の量が試薬(A)に基づいて約3−
10モル%である請求項5記載の方法。 - 【請求項9】 触媒がアルカリ金属フッ化物である請求
項8記載の方法。 - 【請求項10】 触媒がフッ化セシウムである請求項9
記載の方法。 - 【請求項11】 溶剤がN−メチルピロリドンである請
求項3記載の方法。 - 【請求項12】 試薬(A)及び(B)を一緒に又は別
々に溶剤の一部に溶解しそして得られる単一の溶液又は
二つの溶液を触媒を含有する別の溶剤に添加する請求項
3記載の方法。 - 【請求項13】 試薬(A)及び(B)の単一溶液を触
媒溶液に添加する請求項12記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/096,393 US5362837A (en) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | Preparation of macrocyclic polyetherimide oligomers from bis(trialkylsilyl) ethers |
| US096393 | 1993-07-26 |
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|---|---|
| JPH07179602A true JPH07179602A (ja) | 1995-07-18 |
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