JPH07181030A - 原子間力顕微鏡 - Google Patents
原子間力顕微鏡Info
- Publication number
- JPH07181030A JPH07181030A JP5327733A JP32773393A JPH07181030A JP H07181030 A JPH07181030 A JP H07181030A JP 5327733 A JP5327733 A JP 5327733A JP 32773393 A JP32773393 A JP 32773393A JP H07181030 A JPH07181030 A JP H07181030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cantilever
- sample
- tube scanner
- atomic force
- force microscope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01Q—SCANNING-PROBE TECHNIQUES OR APPARATUS; APPLICATIONS OF SCANNING-PROBE TECHNIQUES, e.g. SCANNING PROBE MICROSCOPY [SPM]
- G01Q30/00—Auxiliary means serving to assist or improve the scanning probe techniques or apparatus, e.g. display or data processing devices
- G01Q30/02—Non-SPM analysing devices, e.g. SEM [Scanning Electron Microscope], spectrometer or optical microscope
- G01Q30/025—Optical microscopes coupled with SPM
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01Q—SCANNING-PROBE TECHNIQUES OR APPARATUS; APPLICATIONS OF SCANNING-PROBE TECHNIQUES, e.g. SCANNING PROBE MICROSCOPY [SPM]
- G01Q10/00—Scanning or positioning arrangements, i.e. arrangements for actively controlling the movement or position of the probe
- G01Q10/04—Fine scanning or positioning
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】計測精度を劣化させずに、比較的大きな試料の
形状も計測可能であり、さらに、備え付けた光学顕微鏡
により、試料の上面からの観察を可能とする原子間力顕
微鏡を提供すること。 【構成】平行ばね、積層型圧電素子等を有して構成され
た、Y方向1軸移動手段と、先端にカンチレバーを備え
た、チューブスキャナ等の2軸方向の移動を可能とする
アクチュエータを組み合わせ、X、Y、Zの3方向の、
カンチレバーの移動を可能とする。そして、光てこを構
成する光源部と検出部を、前記Y方向1軸微動手段およ
びアクチュエータの外側に設ける。これにより、カンチ
レバー自体の移動を可能にする。さらに、チューブスキ
ャナを、その中心軸が、試料面と平行になるように配置
し、備え付けた光学顕微鏡で、カンチレバーの真上から
試料とカンチレバーを同時に観察可能とした原子間力顕
微鏡である。
形状も計測可能であり、さらに、備え付けた光学顕微鏡
により、試料の上面からの観察を可能とする原子間力顕
微鏡を提供すること。 【構成】平行ばね、積層型圧電素子等を有して構成され
た、Y方向1軸移動手段と、先端にカンチレバーを備え
た、チューブスキャナ等の2軸方向の移動を可能とする
アクチュエータを組み合わせ、X、Y、Zの3方向の、
カンチレバーの移動を可能とする。そして、光てこを構
成する光源部と検出部を、前記Y方向1軸微動手段およ
びアクチュエータの外側に設ける。これにより、カンチ
レバー自体の移動を可能にする。さらに、チューブスキ
ャナを、その中心軸が、試料面と平行になるように配置
し、備え付けた光学顕微鏡で、カンチレバーの真上から
試料とカンチレバーを同時に観察可能とした原子間力顕
微鏡である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面形状を観察するた
めの走査型顕微鏡の一種である、原子間力顕微鏡の性能
向上に関する。
めの走査型顕微鏡の一種である、原子間力顕微鏡の性能
向上に関する。
【0002】
【従来の技術】試料の表面形状を観察する手段として、
原子間力顕微鏡(以下、「AFM」と称する)が知られ
ている。このAFMは、板ばね状の形状を呈するカンチ
レバーのように、可撓性を有する部材の先端に設けられ
た探針を、計測対象である試料の表面上で、該試料に対
して相対的に移動させ、走査し、走査中の前記探針の上
下の変位量を測定することによって、試料の表面形状を
計測するものである。
原子間力顕微鏡(以下、「AFM」と称する)が知られ
ている。このAFMは、板ばね状の形状を呈するカンチ
レバーのように、可撓性を有する部材の先端に設けられ
た探針を、計測対象である試料の表面上で、該試料に対
して相対的に移動させ、走査し、走査中の前記探針の上
下の変位量を測定することによって、試料の表面形状を
計測するものである。
【0003】図3に、従来の光てこ方式のAFMの構成
図の一例を示す。
図の一例を示す。
【0004】このAFMは、可撓性を有するカンチレバ
ー31と、該カンチレバー31の先端部に設けられた探
針32、試料をXYZ方向に移動させるためのアクチュ
エータ33、カンチレバー31の背面に設けられた反射
面31aに、レーザ光を照射する光源36、レーザ光を
所定エリアに照射するために、レーザ光を集光(35
は、集光されたレーザ光)するためのレンズ41、前記
反射面31aで反射したレーザ光を受光する、2つの受
光部からなる2分割光検出器37、アクチュエータの動
作の制御およびZ軸方向のカンチレバー31の移動量に
基づき、試料の形状を求める処理を行う制御手段38、
得られた表面形状を表示する表示手段39、与えられた
試料の形状計測が可能なエリアまで、試料をXYZ軸方
向に移動させるためのXYZ軸粗動ステージ40を有し
て構成されている。
ー31と、該カンチレバー31の先端部に設けられた探
針32、試料をXYZ方向に移動させるためのアクチュ
エータ33、カンチレバー31の背面に設けられた反射
面31aに、レーザ光を照射する光源36、レーザ光を
所定エリアに照射するために、レーザ光を集光(35
は、集光されたレーザ光)するためのレンズ41、前記
反射面31aで反射したレーザ光を受光する、2つの受
光部からなる2分割光検出器37、アクチュエータの動
作の制御およびZ軸方向のカンチレバー31の移動量に
基づき、試料の形状を求める処理を行う制御手段38、
得られた表面形状を表示する表示手段39、与えられた
試料の形状計測が可能なエリアまで、試料をXYZ軸方
向に移動させるためのXYZ軸粗動ステージ40を有し
て構成されている。
【0005】そして、カンチレバー31、光源36、2
分割光検出器37、レンズ41は、固定部に固定されて
いる。
分割光検出器37、レンズ41は、固定部に固定されて
いる。
【0006】従来から、アクチュエータとして最も一般
的に使用されているのは、チューブスキャナと称される
移動手段である。かかるチューブスキャナは、図4に示
すように、例えば、PZT等の材料を使用して製造され
た、円筒型のチューブの外周上に、4つの電極を分割し
て貼り付け、XYZ3方向の動きを可能にしたアクチュ
エータである。
的に使用されているのは、チューブスキャナと称される
移動手段である。かかるチューブスキャナは、図4に示
すように、例えば、PZT等の材料を使用して製造され
た、円筒型のチューブの外周上に、4つの電極を分割し
て貼り付け、XYZ3方向の動きを可能にしたアクチュ
エータである。
【0007】具体的には、図4に示すように座標系を設
定すると、電極61a、61bに、大きさが同じで符号
の異なる電圧を印加することにより、X軸方向の走査が
可能となり、また、同様に、電極62a、62bに、大
きさが同じで符号の異なる電圧を印加することによりY
軸方向の走査が可能となる。また、チューブの内周に
は、共通電極63が設けられており、該共通電極と、す
べての電極61a、61b、62a、62bとの間に、
所定の電圧を印加することにより、チューブをZ方向に
伸縮させることも可能である。したがって、図4に示す
チューブスキャナは、試料を、X、Y、Z3軸方向に移
動させるアクチュエータとして機能する。
定すると、電極61a、61bに、大きさが同じで符号
の異なる電圧を印加することにより、X軸方向の走査が
可能となり、また、同様に、電極62a、62bに、大
きさが同じで符号の異なる電圧を印加することによりY
軸方向の走査が可能となる。また、チューブの内周に
は、共通電極63が設けられており、該共通電極と、す
べての電極61a、61b、62a、62bとの間に、
所定の電圧を印加することにより、チューブをZ方向に
伸縮させることも可能である。したがって、図4に示す
チューブスキャナは、試料を、X、Y、Z3軸方向に移
動させるアクチュエータとして機能する。
【0008】さて、アクチュエータ33上に、載置され
た試料34の表面形状を観察する際には、制御手段38
によって、アクチュエータの各軸方向における移動量を
制御し、試料表面における、XY平面上の所定領域で、
探針に対し試料を相対移動させ、試料の形状を計測する
ための走査を行う。かかる走査によって、探針と試料と
の間に、いわゆる原子間力が作用し、この力の大きさに
よって、カンチレバー31がたわみ、探針32がZ軸方
向に変位するので、カンチレバーの撓み量が、一定にな
るように、フィードバック制御しながら、試料を走査し
ていくことにより、前記フィードバック制御量に対応し
て、試料の表面形状が求まる。なお、カンチレバーの撓
み量を一定にするためには、光源36から放射され、レ
ンズ41にて集光されて、カンチレバー31の反射面3
1aに照射され反射したレーザ光を、2分割光検出器3
7で受光し、各受光部からの差動出力が等しくなるよう
に、アクチュエータの移動量を制御して、試料を、Z方
向に移動する制御を行えば良い。
た試料34の表面形状を観察する際には、制御手段38
によって、アクチュエータの各軸方向における移動量を
制御し、試料表面における、XY平面上の所定領域で、
探針に対し試料を相対移動させ、試料の形状を計測する
ための走査を行う。かかる走査によって、探針と試料と
の間に、いわゆる原子間力が作用し、この力の大きさに
よって、カンチレバー31がたわみ、探針32がZ軸方
向に変位するので、カンチレバーの撓み量が、一定にな
るように、フィードバック制御しながら、試料を走査し
ていくことにより、前記フィードバック制御量に対応し
て、試料の表面形状が求まる。なお、カンチレバーの撓
み量を一定にするためには、光源36から放射され、レ
ンズ41にて集光されて、カンチレバー31の反射面3
1aに照射され反射したレーザ光を、2分割光検出器3
7で受光し、各受光部からの差動出力が等しくなるよう
に、アクチュエータの移動量を制御して、試料を、Z方
向に移動する制御を行えば良い。
【0009】なお、XYZ軸粗動ステージ40は、必須
の手段ではないが、与えられた試料の形状計測が可能な
エリアまで、試料34をXYZ軸方向に移動させるため
に、通常は、かかる手段を設けた構成になっている。
の手段ではないが、与えられた試料の形状計測が可能な
エリアまで、試料34をXYZ軸方向に移動させるため
に、通常は、かかる手段を設けた構成になっている。
【0010】また、光源36から放射され、レンズ41
にて集光されて、カンチレバー31の反射面31aに照
射され反射したレーザ光を、2分割光検出器37で受光
する、光学系は、いわゆる「光てこ」を構成しているた
め、本光学系を採用している原子間力顕微鏡は、一般
に、「光てこ方式型」とも称される。前記光てことは、
具体的には、カンチレバー31の撓み角の、2倍の角度
の反射角度を有して、カンチレバー31の反射面31a
からレーザ光が反射する構成になっていることである。
にて集光されて、カンチレバー31の反射面31aに照
射され反射したレーザ光を、2分割光検出器37で受光
する、光学系は、いわゆる「光てこ」を構成しているた
め、本光学系を採用している原子間力顕微鏡は、一般
に、「光てこ方式型」とも称される。前記光てことは、
具体的には、カンチレバー31の撓み角の、2倍の角度
の反射角度を有して、カンチレバー31の反射面31a
からレーザ光が反射する構成になっていることである。
【0011】また、AFMに、試料の状態や、試料上に
おけるカンチレバーの位置を観察するための光学顕微鏡
を備え付けた構成を有する顕微鏡も提案されている。
おけるカンチレバーの位置を観察するための光学顕微鏡
を備え付けた構成を有する顕微鏡も提案されている。
【0012】その構成方法として、カンチレバーの真上
に光学顕微鏡を備え付け、カンチレバーの真上方向か
ら、試料を観察する方法や、固定部の底面に対し、斜め
方向に光学顕微鏡を備え付け、斜め方向から、試料を観
察する方法が提案されていた。
に光学顕微鏡を備え付け、カンチレバーの真上方向か
ら、試料を観察する方法や、固定部の底面に対し、斜め
方向に光学顕微鏡を備え付け、斜め方向から、試料を観
察する方法が提案されていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のよう
な、光てこ方式のAFMにおいては、試料をアクチュエ
ータに載置し、試料自体を直接、XYZ方向に移動させ
るものである。
な、光てこ方式のAFMにおいては、試料をアクチュエ
ータに載置し、試料自体を直接、XYZ方向に移動させ
るものである。
【0014】したがって、PZT等の圧電性の材料を使
用して製作するチューブスキャナ(最大径30(mm)
程度である)には、製造上、大きさに制約が有り、チュ
ーブスキャナに載置可能な試料の大きさにも制限があ
る。また、大きな試料を載置した場合には、アクチュエ
ータの共振周波数の低下を招き、分解能が低下してしま
うという問題点があった。すなわち、通常、機械系の共
振周波数は、高めに設定しておき、外乱の影響を受けに
くい構成にし、測定精度の向上を図るようにしている
が、大きな試料を載置した場合には、前記共振周波数が
低くなることによって、外乱の影響を受けやすいシステ
ムになってしまう問題点もあった。
用して製作するチューブスキャナ(最大径30(mm)
程度である)には、製造上、大きさに制約が有り、チュ
ーブスキャナに載置可能な試料の大きさにも制限があ
る。また、大きな試料を載置した場合には、アクチュエ
ータの共振周波数の低下を招き、分解能が低下してしま
うという問題点があった。すなわち、通常、機械系の共
振周波数は、高めに設定しておき、外乱の影響を受けに
くい構成にし、測定精度の向上を図るようにしている
が、大きな試料を載置した場合には、前記共振周波数が
低くなることによって、外乱の影響を受けやすいシステ
ムになってしまう問題点もあった。
【0015】また、AFMに、試料の状態や、試料上に
おけるカンチレバーの位置を観察するための光学顕微鏡
を備え付けた構成を有する顕微鏡の場合、カンチレバー
の真上に光学顕微鏡を備え付け、カンチレバーの真上方
向から、試料を観察する方法では、カンチレバーの上方
に、光学顕微鏡を備え付けるための十分なスペースを確
保しなければならないという制約があり、固定部の底面
に対し、斜め方向に光学顕微鏡を備え付け、斜め方向か
ら、試料を観察する方法では、斜めからの試料を観察す
るため、試料の全面に対し、同時に、光学顕微鏡の焦点
を合わせることができないという欠点があった。
おけるカンチレバーの位置を観察するための光学顕微鏡
を備え付けた構成を有する顕微鏡の場合、カンチレバー
の真上に光学顕微鏡を備え付け、カンチレバーの真上方
向から、試料を観察する方法では、カンチレバーの上方
に、光学顕微鏡を備え付けるための十分なスペースを確
保しなければならないという制約があり、固定部の底面
に対し、斜め方向に光学顕微鏡を備え付け、斜め方向か
ら、試料を観察する方法では、斜めからの試料を観察す
るため、試料の全面に対し、同時に、光学顕微鏡の焦点
を合わせることができないという欠点があった。
【0016】すなわち、光学顕微鏡による観察を併用す
る場合には、試料面の情報を有効に得るために、カンチ
レバーの真上から観察する方が有利であるものの、かか
る方法によれば、カンチレバー上方に、光学顕微鏡を備
え付けるための、十分なスペースを確保する必要があっ
た。
る場合には、試料面の情報を有効に得るために、カンチ
レバーの真上から観察する方が有利であるものの、かか
る方法によれば、カンチレバー上方に、光学顕微鏡を備
え付けるための、十分なスペースを確保する必要があっ
た。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、以下の手段が考えられる。
に、以下の手段が考えられる。
【0018】すなわち、与えられた試料の形状を計測す
る探針を備えるカンチレバーと、光源と、該光源から放
射した光を集光するレンズと、集光された光のカンチレ
バーによる反射光を受光する受光器と、前記カンチレバ
ーを固定し、直交する2軸方向にカンチレバーを移動可
能な第1の変位手段と、該第1の変位手段を固定し、カ
ンチレバーの移動方向である前記2軸方向と直交する1
軸方向に、前記第1の変位手段を移動可能な第2の変位
手段と、前記第1および第2の変位手段に所定の信号を
与え、前記探針と試料とを相対的に移動させる処理、お
よび、前記受光器からの出力に対応し、前記カンチレバ
ーの撓み量を所定量にするための前記第1の変位手段に
与える信号に応じて、試料の形状を計測する処理を少な
くとも行う制御手段と、計測された形状を少なくとも表
示する表示手段とを有して構成される原子間力顕微鏡で
ある。
る探針を備えるカンチレバーと、光源と、該光源から放
射した光を集光するレンズと、集光された光のカンチレ
バーによる反射光を受光する受光器と、前記カンチレバ
ーを固定し、直交する2軸方向にカンチレバーを移動可
能な第1の変位手段と、該第1の変位手段を固定し、カ
ンチレバーの移動方向である前記2軸方向と直交する1
軸方向に、前記第1の変位手段を移動可能な第2の変位
手段と、前記第1および第2の変位手段に所定の信号を
与え、前記探針と試料とを相対的に移動させる処理、お
よび、前記受光器からの出力に対応し、前記カンチレバ
ーの撓み量を所定量にするための前記第1の変位手段に
与える信号に応じて、試料の形状を計測する処理を少な
くとも行う制御手段と、計測された形状を少なくとも表
示する表示手段とを有して構成される原子間力顕微鏡で
ある。
【0019】また、前記第1の変位手段は、チューブス
キャナで構成され、また、前記第2の変位手段は、平行
ばねと、これを押圧する圧電素子を有して構成される原
子間力顕微鏡や、前記第1の変位手段は、チューブスキ
ャナで構成され、また、前記第2の変位手段は、圧電素
子で構成される原子間力顕微鏡が好ましい。
キャナで構成され、また、前記第2の変位手段は、平行
ばねと、これを押圧する圧電素子を有して構成される原
子間力顕微鏡や、前記第1の変位手段は、チューブスキ
ャナで構成され、また、前記第2の変位手段は、圧電素
子で構成される原子間力顕微鏡が好ましい。
【0020】また、前記カンチレバーの直上に、光学顕
微鏡および光学顕微鏡の焦点をカンチレバーに合わせる
ための対物レンズを設けた構成も考えられる。
微鏡および光学顕微鏡の焦点をカンチレバーに合わせる
ための対物レンズを設けた構成も考えられる。
【0021】
【作用】本発明は、平行ばね、積層型圧電素子等を有し
て構成された、Y方向1軸微動手段と、先端にカンチレ
バーを備えた、チューブスキャナ等の2軸方向の移動を
可能とするアクチュエータを組み合わせ、X、Y、Zの
3方向の、カンチレバーの移動を可能とする。そして、
光てこを構成する光源部と検出部を、前記Y方向1軸微
動手段およびアクチュエータの外側に設ける。これによ
り、カンチレバー自体の移動を可能にする。さらに、チ
ューブスキャナを、その中心軸が、試料面と平行になる
ように配置し、備え付けた光学顕微鏡で、カンチレバー
の真上から試料とカンチレバーを同時に観察可能な原子
間力顕微鏡を提供する。
て構成された、Y方向1軸微動手段と、先端にカンチレ
バーを備えた、チューブスキャナ等の2軸方向の移動を
可能とするアクチュエータを組み合わせ、X、Y、Zの
3方向の、カンチレバーの移動を可能とする。そして、
光てこを構成する光源部と検出部を、前記Y方向1軸微
動手段およびアクチュエータの外側に設ける。これによ
り、カンチレバー自体の移動を可能にする。さらに、チ
ューブスキャナを、その中心軸が、試料面と平行になる
ように配置し、備え付けた光学顕微鏡で、カンチレバー
の真上から試料とカンチレバーを同時に観察可能な原子
間力顕微鏡を提供する。
【0022】上記の構成により、チューブスキャナ先端
には、カンチレバーのみが取り付けられ、軽量、かつ、
一定量の負荷のもとで、Z方向での前記フィードバック
制御が可能となる。
には、カンチレバーのみが取り付けられ、軽量、かつ、
一定量の負荷のもとで、Z方向での前記フィードバック
制御が可能となる。
【0023】また、試料に対する探針の走査は、XY平
面上で探針自体の移動によって行われる。したがって、
計測対象となる試料の大きさや重さに対する制約は、大
きく軽減される。また、カンチレバーは、試料面と平行
に伸びたチューブスキャナの先端に配置されるため、カ
ンチレバー周辺に、光学顕微鏡を備え付け可能な十分な
スペースが確保でき、光学顕微鏡や、光てこを構成する
光源部と検出部の配置が容易になる。
面上で探針自体の移動によって行われる。したがって、
計測対象となる試料の大きさや重さに対する制約は、大
きく軽減される。また、カンチレバーは、試料面と平行
に伸びたチューブスキャナの先端に配置されるため、カ
ンチレバー周辺に、光学顕微鏡を備え付け可能な十分な
スペースが確保でき、光学顕微鏡や、光てこを構成する
光源部と検出部の配置が容易になる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0025】図1は、本発明の第1実施例の構成図であ
る。
る。
【0026】7は、形状の計測対象となる試料である。
【0027】3は、その先端に探針を備える、カンチレ
バーであり、例えば、シリコン等を材料にして、板ばね
状に製造される。なお、カンチレバー3の裏面には、光
を反射する反射面を備えている。
バーであり、例えば、シリコン等を材料にして、板ばね
状に製造される。なお、カンチレバー3の裏面には、光
を反射する反射面を備えている。
【0028】5は、チューブスキャナであり、その詳細
構成は、従来技術で述べたように、図4に示される。チ
ューブスキャナ5によって、カンチレバー3のX、Z方
向の移動機構を実現できる。
構成は、従来技術で述べたように、図4に示される。チ
ューブスキャナ5によって、カンチレバー3のX、Z方
向の移動機構を実現できる。
【0029】1は、レーザ光を放射する光源であり、例
えば、半導体レーザを使用して実現される。
えば、半導体レーザを使用して実現される。
【0030】2は、光源1から照射された光を、前記カ
ンチレバー3の裏面に設けられた反射面に照射すべく、
レーザ光を集光する集光レンズである。
ンチレバー3の裏面に設けられた反射面に照射すべく、
レーザ光を集光する集光レンズである。
【0031】6は、カンチレバー3の裏面に設けられた
反射面での反射光を検出するための、2分割光検出器で
ある。例えば、シリコンフォトダイオードによって構成
可能である。
反射面での反射光を検出するための、2分割光検出器で
ある。例えば、シリコンフォトダイオードによって構成
可能である。
【0032】なお、図1(b)は、光源1とレンズ2お
よび2分割光検出器6の配置関係を、図1(a)のY軸
方向から見た状態を示したものである。図1(a)に
は、光源1とレンズ2および2分割光検出器6を図示し
ていないが、実際には、Y軸方向から見たとき、図1
(b)に示すような光学系が、固定部10に固定されて
いることになる。なお、光源1から放射されたレーザ光
は、レンズ2によって集光され、チューブスキャナ5の
先端に備えられたカンチレバー3の裏面に設けられた反
射面で反射し、該反射光は、2分割光検出器6にて受光
される光学系を形成し、いわゆる、光てこを構成してい
る。光てこは、チューブスキャナ5の外側の余裕のある
スペース内に構成される。なお、試料の形状計測のため
には、常に、反射光が得られるように、カンチレバー3
の裏面に設けられた反射面に、レーザ光が照射されてい
る必要がある。
よび2分割光検出器6の配置関係を、図1(a)のY軸
方向から見た状態を示したものである。図1(a)に
は、光源1とレンズ2および2分割光検出器6を図示し
ていないが、実際には、Y軸方向から見たとき、図1
(b)に示すような光学系が、固定部10に固定されて
いることになる。なお、光源1から放射されたレーザ光
は、レンズ2によって集光され、チューブスキャナ5の
先端に備えられたカンチレバー3の裏面に設けられた反
射面で反射し、該反射光は、2分割光検出器6にて受光
される光学系を形成し、いわゆる、光てこを構成してい
る。光てこは、チューブスキャナ5の外側の余裕のある
スペース内に構成される。なお、試料の形状計測のため
には、常に、反射光が得られるように、カンチレバー3
の裏面に設けられた反射面に、レーザ光が照射されてい
る必要がある。
【0033】17は、圧電素子、15は、平行ばねであ
る。圧電素子17は、例えば、PZT等を材料とし、圧
電材料を積層状に配置して構成した、積層型圧電素子を
使用すれば良い。圧電素子17に、制御回路から所定の
電圧が印加されると、Y軸方向への押圧が生じ、当該押
圧によって、平行ばね15は、Y軸方向に移動する。し
たがって、平行ばね15に備え付けられたチューブスキ
ャナ5の、先端に備えられたカンチレバー3は、Y軸方
向に移動することになる。このように、圧電素子17に
所定量の電圧を印加することにより、カンチレバー3
を、Y軸方向に所定量移動可能となる。すなわち、平行
ばね15と圧電素子17とを有した構成により、Y軸方
向の移動機構が実現できる。
る。圧電素子17は、例えば、PZT等を材料とし、圧
電材料を積層状に配置して構成した、積層型圧電素子を
使用すれば良い。圧電素子17に、制御回路から所定の
電圧が印加されると、Y軸方向への押圧が生じ、当該押
圧によって、平行ばね15は、Y軸方向に移動する。し
たがって、平行ばね15に備え付けられたチューブスキ
ャナ5の、先端に備えられたカンチレバー3は、Y軸方
向に移動することになる。このように、圧電素子17に
所定量の電圧を印加することにより、カンチレバー3
を、Y軸方向に所定量移動可能となる。すなわち、平行
ばね15と圧電素子17とを有した構成により、Y軸方
向の移動機構が実現できる。
【0034】図6(a)に、平行ばね15の変位の様子
を示す。図中、aは、平行ばねの微動側、bは、平行ば
ねの固定側であり、bは、固定部10に固定されてい
る。
を示す。図中、aは、平行ばねの微動側、bは、平行ば
ねの固定側であり、bは、固定部10に固定されてい
る。
【0035】Y軸方向に、力が加えられた場合、平行ば
ねは変形し、点線で示すような形状となる。したがっ
て、平行ばね15にチューブスキャナ5を備え、その先
端にカンチレバー3を設けた構成とすることにより、カ
ンチレバー3をY軸方向に移動する機構を実現できる。
ねは変形し、点線で示すような形状となる。したがっ
て、平行ばね15にチューブスキャナ5を備え、その先
端にカンチレバー3を設けた構成とすることにより、カ
ンチレバー3をY軸方向に移動する機構を実現できる。
【0036】9は、XYZステージであり、例えば、微
動機構上に載置された試料7を、形状測定可能なエリア
まで、移動させるための手段であり、通常市販されてい
る、光学用移動ステージを使用して構成すれば良い。な
お、本手段は必須ではないが備えておくのが好ましい。
動機構上に載置された試料7を、形状測定可能なエリア
まで、移動させるための手段であり、通常市販されてい
る、光学用移動ステージを使用して構成すれば良い。な
お、本手段は必須ではないが備えておくのが好ましい。
【0037】11は、制御回路であり、少なくとも以下
の処理を行う手段で、例えば、CPU、ROM(予め所
定の処理を行うプログラムを内蔵しておく)、RAM、
各種CMOS等の電子デバイスによって実現される。
の処理を行う手段で、例えば、CPU、ROM(予め所
定の処理を行うプログラムを内蔵しておく)、RAM、
各種CMOS等の電子デバイスによって実現される。
【0038】まず、チューブスキャナ5に対して、所定
の駆動電圧を印加し、X、Z方向に、カンチレバー3を
移動させる処理である。
の駆動電圧を印加し、X、Z方向に、カンチレバー3を
移動させる処理である。
【0039】次に、カンチレバー3を、Y軸方向に移動
するための所定の信号を送信する処理である。具体的に
は、上記のように、所定電圧を圧電素子17に印加す
る。
するための所定の信号を送信する処理である。具体的に
は、上記のように、所定電圧を圧電素子17に印加す
る。
【0040】さらに、2分割光検出器6によって、カン
チレバー3からの反射光を受光し、各受光部からの差動
出力が等しくなるように、チューブスキャナ5の移動量
を制御し、すなわち、カンチレバー3の撓み量が一定に
なるように、フィードバック制御しながら、該フィード
バック制御量に対応する、試料7の表面形状を求める処
理を行う。
チレバー3からの反射光を受光し、各受光部からの差動
出力が等しくなるように、チューブスキャナ5の移動量
を制御し、すなわち、カンチレバー3の撓み量が一定に
なるように、フィードバック制御しながら、該フィード
バック制御量に対応する、試料7の表面形状を求める処
理を行う。
【0041】12は、表示装置であり、制御回路11に
よって検出した、試料7の形状情報を少なくとも表示す
る機能を有し、例えば、CRT、ELディスプレイ、液
晶ディスプレイによって実現される。
よって検出した、試料7の形状情報を少なくとも表示す
る機能を有し、例えば、CRT、ELディスプレイ、液
晶ディスプレイによって実現される。
【0042】10は、固定部であり、光源1、レンズ
2、2分割光検出器6を固定し、さらに、XYZステー
ジ9を、その下部に固定する手段である。例えば、防錆
加工処理された金属材料等を使用し、所望の形状を呈す
るように、設計、製作すれば良い。
2、2分割光検出器6を固定し、さらに、XYZステー
ジ9を、その下部に固定する手段である。例えば、防錆
加工処理された金属材料等を使用し、所望の形状を呈す
るように、設計、製作すれば良い。
【0043】20は、光学顕微鏡であり、18は、試料
7に焦点を合わせるための対物レンズである。光学顕微
鏡20は、図1に示すように、固定部10に固定され、
試料7を、その上部から観察可能である。
7に焦点を合わせるための対物レンズである。光学顕微
鏡20は、図1に示すように、固定部10に固定され、
試料7を、その上部から観察可能である。
【0044】なお、光学顕微鏡は、十分に空間的な余裕
を有して、固定部10に取り付けられていることが分か
る。
を有して、固定部10に取り付けられていることが分か
る。
【0045】また、圧電素子17で駆動される、平行ば
ね15の微動側(図中、aは、平行ばねの微動側、b
は、平行ばねの固定側である)に、チューブスキャナ5
の中心軸が、試料面と平行になるように、チューブスキ
ャナ5を固定し、その先端下部に、カンチレバー3を備
えた構成にするのが好ましい。
ね15の微動側(図中、aは、平行ばねの微動側、b
は、平行ばねの固定側である)に、チューブスキャナ5
の中心軸が、試料面と平行になるように、チューブスキ
ャナ5を固定し、その先端下部に、カンチレバー3を備
えた構成にするのが好ましい。
【0046】Z方向のフィードバック制御と、XY平面
内での走査の一方(一般的には走査速度の早い方の走
査:2次元でラスタースキャンを行う場合、一方の方向
の走査速度が速く、他方の方向の走査速度は遅い)を、
チューブスキャナの動作で行ない、面内走査のもう一方
の走査(すなわち、速度の遅い方の走査)を、平行ばね
で行なえばよい。
内での走査の一方(一般的には走査速度の早い方の走
査:2次元でラスタースキャンを行う場合、一方の方向
の走査速度が速く、他方の方向の走査速度は遅い)を、
チューブスキャナの動作で行ない、面内走査のもう一方
の走査(すなわち、速度の遅い方の走査)を、平行ばね
で行なえばよい。
【0047】また、チューブスキャナの中心軸方向に大
きな変位量を得ようとすると、チューブスキャナは非常
に長くなってしまうが、その方向の変位は、平行ばねで
行われるので、このような問題は生じない。
きな変位量を得ようとすると、チューブスキャナは非常
に長くなってしまうが、その方向の変位は、平行ばねで
行われるので、このような問題は生じない。
【0048】一例として、「外径7(mm)、内径5
(mm)、長さ30(mm)」の大きさのチューブスキ
ャナでは、屈曲方向には、±250(V)の印加電圧
で、約25(μm)の変位が得られるのに対し、中心軸
方向には、500(V)の印加電圧で、約4(μm)の
変位しか得られない。
(mm)、長さ30(mm)」の大きさのチューブスキ
ャナでは、屈曲方向には、±250(V)の印加電圧
で、約25(μm)の変位が得られるのに対し、中心軸
方向には、500(V)の印加電圧で、約4(μm)の
変位しか得られない。
【0049】一方、積層型圧電素子であって、その大き
さが「5×5×18(mm)」のものでは、例えば、1
00(V)の印加電圧で、約15(μm)の変位が得ら
れ、平行ばねで、2倍のてこ比(機械的てこ比)で変位
を拡大することにより、約30(μm)の変位が得られ
ることになる。
さが「5×5×18(mm)」のものでは、例えば、1
00(V)の印加電圧で、約15(μm)の変位が得ら
れ、平行ばねで、2倍のてこ比(機械的てこ比)で変位
を拡大することにより、約30(μm)の変位が得られ
ることになる。
【0050】このことを、図6(b)を参照して説明す
る。平行ばねに、図に示すようにY軸方向の力が作用し
たとする。なお、力の作用点は、平行ばねの一辺eの中
点であるとする。このとき、平行ばねは、点線で示すよ
うに変形される。力は、平行ばねの一辺eの中点に作用
するため、図に示す変位量dは、変位量cの2倍となる
ことがわかる。したがって、上述のように、平行ばねを
使用して、2倍のてこ比(機械的てこ比)で変位を拡大
することが可能となる。
る。平行ばねに、図に示すようにY軸方向の力が作用し
たとする。なお、力の作用点は、平行ばねの一辺eの中
点であるとする。このとき、平行ばねは、点線で示すよ
うに変形される。力は、平行ばねの一辺eの中点に作用
するため、図に示す変位量dは、変位量cの2倍となる
ことがわかる。したがって、上述のように、平行ばねを
使用して、2倍のてこ比(機械的てこ比)で変位を拡大
することが可能となる。
【0051】さらに、チューブスキャナは、2軸の屈曲
動作のみを利用するように使用されるので、一般の使用
法である、3軸動作時のように、中心軸方向に大きく、
チューブが変位しているときは、屈曲方向の変位量が制
限されてしまうような欠点は発生しない。
動作のみを利用するように使用されるので、一般の使用
法である、3軸動作時のように、中心軸方向に大きく、
チューブが変位しているときは、屈曲方向の変位量が制
限されてしまうような欠点は発生しない。
【0052】さて、図1を参照して、動作を説明する。
【0053】まず、使用者は、試料7をXYZステージ
上に載置するとともに、XYZステージ9を使用して、
試料7の形状が計測可能な位置まで、3次元方向に、試
料7を移動させる。カンチレバー直上の空間には、カン
チレバー3と試料7を観察するための光学顕微鏡20が
配置されているため、使用者は、これを使用して試料の
載置の仕方が適切か、すなわち、試料7のカンチレバー
3に対する位置が適切になっているか等を確認しなが
ら、試料7の設定作業を行うことが可能であり、機器の
操作性が向上する。
上に載置するとともに、XYZステージ9を使用して、
試料7の形状が計測可能な位置まで、3次元方向に、試
料7を移動させる。カンチレバー直上の空間には、カン
チレバー3と試料7を観察するための光学顕微鏡20が
配置されているため、使用者は、これを使用して試料の
載置の仕方が適切か、すなわち、試料7のカンチレバー
3に対する位置が適切になっているか等を確認しなが
ら、試料7の設定作業を行うことが可能であり、機器の
操作性が向上する。
【0054】そして、機器の動作を開始させると、制御
回路11は、前述のように、チューブスキャナ5、圧電
素子17に所定の信号を与える。
回路11は、前述のように、チューブスキャナ5、圧電
素子17に所定の信号を与える。
【0055】カンチレバー3の先端に設けられた探針
は、試料7に対して、X、Y軸方向で走査を開始する。
そして、制御回路11は、2分割光検出器6によって受
光されたカンチレバー3からの反射光に対応する、各受
光部からの差動出力が等しくなるように、チューブスキ
ャナ5のZ軸方向の移動量を制御し、すなわち、カンチ
レバーの撓み量が、一定になるように、フィードバック
制御しながら、該フィードバック制御量に対応する、試
料7の表面形状を求める処理を行う。
は、試料7に対して、X、Y軸方向で走査を開始する。
そして、制御回路11は、2分割光検出器6によって受
光されたカンチレバー3からの反射光に対応する、各受
光部からの差動出力が等しくなるように、チューブスキ
ャナ5のZ軸方向の移動量を制御し、すなわち、カンチ
レバーの撓み量が、一定になるように、フィードバック
制御しながら、該フィードバック制御量に対応する、試
料7の表面形状を求める処理を行う。
【0056】なお、試料の走査は、例えば、ラスタース
キャンにより行う。そして、ラスタースキャンにおけ
る、走査速度の速い方向(本実施例では、X方向)での
走査を、チューブスキャナ5によって行い、X方向と直
交する、走査速度の遅い方向(本実施例では、Y方向)
での走査を、圧電素子17と平行ばね15とを有して構
成される移動機構によって行うようにしている。このた
め、XYZステージ9に載置される、試料7の大きさや
重量に影響を受けずに、高速の走査を実現可能とする。
キャンにより行う。そして、ラスタースキャンにおけ
る、走査速度の速い方向(本実施例では、X方向)での
走査を、チューブスキャナ5によって行い、X方向と直
交する、走査速度の遅い方向(本実施例では、Y方向)
での走査を、圧電素子17と平行ばね15とを有して構
成される移動機構によって行うようにしている。このた
め、XYZステージ9に載置される、試料7の大きさや
重量に影響を受けずに、高速の走査を実現可能とする。
【0057】以上の走査によって測定された形状は、表
示装置12に表示されることとなり、試料7の形状計測
が完了する。
示装置12に表示されることとなり、試料7の形状計測
が完了する。
【0058】なお、光源1から放射されたレーザ光は、
レンズ2によって集光され、走査によってカンチレバー
3が移動しても、常に、カンチレバー3の反射面からの
反射光が得られるように、レーザー光の照射エリアが、
所定値以上の広さを有するように、光源1およびレンズ
2が設定されなければならない。この様子を、図4に示
す。図4に示すように、カンチレバーの走査範囲が、カ
ンチレバー上のレーザスポット内に存在するように、光
源1およびレンズ2を設定しなければならないことにな
る。
レンズ2によって集光され、走査によってカンチレバー
3が移動しても、常に、カンチレバー3の反射面からの
反射光が得られるように、レーザー光の照射エリアが、
所定値以上の広さを有するように、光源1およびレンズ
2が設定されなければならない。この様子を、図4に示
す。図4に示すように、カンチレバーの走査範囲が、カ
ンチレバー上のレーザスポット内に存在するように、光
源1およびレンズ2を設定しなければならないことにな
る。
【0059】以上のように、第一実施例によれば、比較
的大きな試料の形状計測も可能な原子間力顕微鏡を提供
することができ、また、カンチレバー上方に備え付けら
れた光学顕微鏡により、試料の載置状態等を確認でき、
操作性も向上する。
的大きな試料の形状計測も可能な原子間力顕微鏡を提供
することができ、また、カンチレバー上方に備え付けら
れた光学顕微鏡により、試料の載置状態等を確認でき、
操作性も向上する。
【0060】図2は、本発明の第2実施例の構成図であ
る。
る。
【0061】本実施例と、第一実施例との違いは、第一
実施例で示した、圧電素子17と平行ばね15の組合せ
で構成したY軸方向の移動手段の代わりに、積層型圧電
素子等の圧電素子21でY軸方向の移動手段を実現した
点にある。
実施例で示した、圧電素子17と平行ばね15の組合せ
で構成したY軸方向の移動手段の代わりに、積層型圧電
素子等の圧電素子21でY軸方向の移動手段を実現した
点にある。
【0062】なお、図1と同一符号が付されている構成
要素は、図1と全く同一のものと考えて良い。また、本
実施例においても、図示はしていないが、Y軸方向から
見たとき、図1(b)に示すように、光学系が配置され
ている。もちろん、光学系の構成要素も、第一実施例と
同一の物で実現すれば良い。
要素は、図1と全く同一のものと考えて良い。また、本
実施例においても、図示はしていないが、Y軸方向から
見たとき、図1(b)に示すように、光学系が配置され
ている。もちろん、光学系の構成要素も、第一実施例と
同一の物で実現すれば良い。
【0063】さて、本実施例では、圧電素子21がカン
チレバー3のY軸方向の移動を可能としている。かかる
圧電素子21としては、例えば、PZT等の材料を積層
状に配置して構成した、積層型圧電素子を使用するのが
好ましい。
チレバー3のY軸方向の移動を可能としている。かかる
圧電素子21としては、例えば、PZT等の材料を積層
状に配置して構成した、積層型圧電素子を使用するのが
好ましい。
【0064】圧電素子21が変位する側に(図2に示す
ように、反対側は固定されている)に、その中心軸が試
料面と平行になるようにチューブスキャナ5を固定し、
さらに、チューブスキャナ5の先端部にカンチレバー3
を備えた構成である。
ように、反対側は固定されている)に、その中心軸が試
料面と平行になるようにチューブスキャナ5を固定し、
さらに、チューブスキャナ5の先端部にカンチレバー3
を備えた構成である。
【0065】制御回路11が、圧電素子21に所定の電
圧を印加することにより、圧電素子21がY方向に変位
し、チューブスキャナ5をY方向に移動させる。そし
て、チューブスキャナ5の先端部に備えた、カンチレバ
ー3のY方向の走査を可能にする。
圧を印加することにより、圧電素子21がY方向に変位
し、チューブスキャナ5をY方向に移動させる。そし
て、チューブスキャナ5の先端部に備えた、カンチレバ
ー3のY方向の走査を可能にする。
【0066】本実施例では、以上のように、カンチレバ
ー3のY方向の走査を、圧電素子21によって実現し、
X方向の走査およびZ方向のフィードバック制御を、チ
ューブスキャナ5で行う。
ー3のY方向の走査を、圧電素子21によって実現し、
X方向の走査およびZ方向のフィードバック制御を、チ
ューブスキャナ5で行う。
【0067】その他の動作等については、第一実施例と
全く同様なので、重複して説明することは省略する。
全く同様なので、重複して説明することは省略する。
【0068】以上のように、第二実施例によっても、比
較的大きな試料の形状計測も可能な原子間力顕微鏡を提
供することができ、また、カンチレバー上方に備え付け
られた光学顕微鏡により、試料の載置状態等を確認で
き、操作性も向上する。
較的大きな試料の形状計測も可能な原子間力顕微鏡を提
供することができ、また、カンチレバー上方に備え付け
られた光学顕微鏡により、試料の載置状態等を確認で
き、操作性も向上する。
【0069】なお、上記実施例にて述べた移動機構は、
原子間力顕微鏡に限らず、他の各種の観察装置に応用可
能であることは、いうまでもない。
原子間力顕微鏡に限らず、他の各種の観察装置に応用可
能であることは、いうまでもない。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、カンチレバーを備え
た、3軸微動機構を構成し、前記フィードバック制御と
XY走査を、軽量かつ一定の負荷のもとで行うことがで
き、比較的大きな試料の形状計測も可能となる。また、
カンチレバーは、試料面と平行に伸びたチューブスキャ
ナの先端に配置されるため、カンチレバー周辺に、光学
顕微鏡を備え付け可能な十分なスペースが確保でき、光
学顕微鏡や、光てこを構成する光源部と検出部の配置が
容易になり、設計自由度が増す。
た、3軸微動機構を構成し、前記フィードバック制御と
XY走査を、軽量かつ一定の負荷のもとで行うことがで
き、比較的大きな試料の形状計測も可能となる。また、
カンチレバーは、試料面と平行に伸びたチューブスキャ
ナの先端に配置されるため、カンチレバー周辺に、光学
顕微鏡を備え付け可能な十分なスペースが確保でき、光
学顕微鏡や、光てこを構成する光源部と検出部の配置が
容易になり、設計自由度が増す。
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】本発明の第2実施例の構成図である。
【図3】従来の原子間力顕微鏡の構成図である。
【図4】従来の原子間力顕微鏡に使用される、チューブ
スキャナの構成図である。
スキャナの構成図である。
【図5】レーザ光照射領域と、カンチレバーの移動領域
の関係の説明図である。
の関係の説明図である。
【図6】平行ばねの変位の説明図である。
1…光源、2…レンズ、3…カンチレバー、5…チュー
ブスキャナ、6…2分割光検出器、7…試料、9…XY
Zステージ、10…固定部、11…制御回路、12…表
示装置、15…平行ばね、17…圧電素子、18…対物
レンズ、20…光学顕微鏡、31…カンチレバー、32
…探針、33…アクチュエータ、36…光源、41…レ
ンズ、37…2分割光検出器、38…制御手段、39…
表示手段、40…XYZ軸粗動ステージ
ブスキャナ、6…2分割光検出器、7…試料、9…XY
Zステージ、10…固定部、11…制御回路、12…表
示装置、15…平行ばね、17…圧電素子、18…対物
レンズ、20…光学顕微鏡、31…カンチレバー、32
…探針、33…アクチュエータ、36…光源、41…レ
ンズ、37…2分割光検出器、38…制御手段、39…
表示手段、40…XYZ軸粗動ステージ
Claims (10)
- 【請求項1】与えられた試料の形状を計測する探針を備
えるカンチレバーと、光源と、該光源から放射した光を
集光するレンズと、集光された光のカンチレバーによる
反射光を受光する受光器と、前記カンチレバーを固定
し、直交する2軸方向にカンチレバーを移動可能な第1
の変位手段と、該第1の変位手段を支持し、カンチレバ
ーの移動方向である前記2軸方向と直交する1軸方向
に、前記第1の変位手段を移動可能な第2の変位手段
と、前記第1および第2の変位手段に所定の信号を与
え、前記探針と試料とを相対的に移動させる処理、およ
び、前記受光器からの出力に対応し、前記カンチレバー
の撓み量を所定量にするための前記第1の変位手段に与
える信号に応じて、試料の形状を計測する処理を少なく
とも行う制御手段と、計測された形状を少なくとも表示
する表示手段とを有して構成される原子間力顕微鏡。 - 【請求項2】請求項1において、前記第1の変位手段
は、チューブスキャナで構成され、また、前記第2の変
位手段は、平行ばねと、これを押圧する圧電素子を有し
て構成されることを特徴とする原子間力顕微鏡。 - 【請求項3】請求項2において、前記チューブスキャナ
は、その中心軸が、試料面と平行となるように、前記平
行ばねの変位側に固定され、また、前記カンチレバー
は、前記チューブスキャナの先端下部に設けられている
ことを特徴とする原子間力顕微鏡。 - 【請求項4】請求項1、2および3のいずれかにおい
て、前記レンズは、前記カンチレバーの変位領域を含む
領域を、前記光源からの光の照射エリアとするように、
光を集光することを特徴とする原子間力顕微鏡。 - 【請求項5】請求項1、2、3および4のいずれかにお
いて、さらに、試料を載置し、試料を3軸方向に移動可
能とする、粗動手段を備えたことを特徴とする原子間力
顕微鏡。 - 【請求項6】請求項1において、前記第1の変位手段
は、チューブスキャナで構成され、また、前記第2の変
位手段は、圧電素子で構成されることを特徴とする原子
間力顕微鏡。 - 【請求項7】請求項6において、前記チューブスキャナ
は、その中心軸が、試料面と平行となるように、前記圧
電素子の変位端に固定され、また、前記カンチレバー
は、前記チューブスキャナの先端下部に設けられている
ことを特徴とする原子間力顕微鏡。 - 【請求項8】請求項2および6のいずれかにおいて、前
記圧電素子は、積層型圧電素子であることを特徴とする
原子間力顕微鏡。 - 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6、7および
8のいずれかにおいて、前記カンチレバーの直上に、光
学顕微鏡および光学顕微鏡の焦点をカンチレバーに合わ
せるための対物レンズを設けたことを特徴とする原子間
力顕微鏡。 - 【請求項10】与えられた試料を載置する試料台と、試
料を計測するプローブと、前記プローブを固定し、直交
する2軸方向にプローブを移動可能な第1の変位手段
と、該第1の変位手段を支持し、プローブの移動方向で
ある前記2軸方向と直交する1軸方向に、前記第1の変
位手段を移動可能な第2の変位手段を有して構成される
観察装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5327733A JPH07181030A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 原子間力顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5327733A JPH07181030A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 原子間力顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07181030A true JPH07181030A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18202381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5327733A Withdrawn JPH07181030A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 原子間力顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07181030A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007218279A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Hioki Ee Corp | 変位最終出力端付きの変位拡大機構および該変位拡大機構を具備させた処理装置 |
| KR101038360B1 (ko) * | 2009-08-31 | 2011-06-01 | 영남대학교 산학협력단 | 원자간력 현미경용 z축 스캐너 |
| KR20180030079A (ko) * | 2015-07-15 | 2018-03-21 | 네덜란제 오르가니자티에 포오르 토에게파스트-나투우르베텐샤펠리즈크 온데르조에크 테엔오 | 지지 표면 상에 스캔 헤드를 포지셔닝하기 위한 포지셔닝 암 및 방법 |
| JP2019522362A (ja) * | 2016-06-27 | 2019-08-08 | ケーエルエー−テンカー コーポレイション | パターン配置及びパターンサイズ計測装置及び方法、並びにそのためのコンピュータプログラム |
| CN110108626A (zh) * | 2019-05-11 | 2019-08-09 | 金华职业技术学院 | 一种基于微镊的粘附力测试装置 |
| CN114324071A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-12 | 四川大学 | 拉断液滴测量液体表面张力系数的方法 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP5327733A patent/JPH07181030A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007218279A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Hioki Ee Corp | 変位最終出力端付きの変位拡大機構および該変位拡大機構を具備させた処理装置 |
| KR101038360B1 (ko) * | 2009-08-31 | 2011-06-01 | 영남대학교 산학협력단 | 원자간력 현미경용 z축 스캐너 |
| KR20180030079A (ko) * | 2015-07-15 | 2018-03-21 | 네덜란제 오르가니자티에 포오르 토에게파스트-나투우르베텐샤펠리즈크 온데르조에크 테엔오 | 지지 표면 상에 스캔 헤드를 포지셔닝하기 위한 포지셔닝 암 및 방법 |
| JP2018520359A (ja) * | 2015-07-15 | 2018-07-26 | ネーデルランドセ・オルガニサティ・フォール・トゥーヘパスト−ナトゥールウェテンスハッペライク・オンデルズーク・テーエヌオー | 支持面上に走査ヘッドを配置するための位置決めアーム及び方法 |
| JP2019522362A (ja) * | 2016-06-27 | 2019-08-08 | ケーエルエー−テンカー コーポレイション | パターン配置及びパターンサイズ計測装置及び方法、並びにそのためのコンピュータプログラム |
| CN110108626A (zh) * | 2019-05-11 | 2019-08-09 | 金华职业技术学院 | 一种基于微镊的粘附力测试装置 |
| CN114324071A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-12 | 四川大学 | 拉断液滴测量液体表面张力系数的方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2516292B2 (ja) | 原子間力顕微鏡 | |
| JP3860121B2 (ja) | 測定装置における移動の切り離し及び測定のための装置及び方法 | |
| US6229607B1 (en) | Fine movement mechanism unit and scanning probe microscope | |
| EP0665417A2 (en) | Atomic force microscope combined with optical microscope | |
| JPH05231863A (ja) | 限界寸法測定装置及び方法 | |
| US6437343B1 (en) | Scanner system and piezoelectric micro-inching mechansim used in scanning probe microscope | |
| US7631547B2 (en) | Scanning probe apparatus and drive stage therefor | |
| JP3131517B2 (ja) | 走査型プローブ顕微鏡装置 | |
| EP1653478B1 (en) | Surface texture measuring probe and microscope utilizing the same | |
| JPH0579814A (ja) | 走査プローブ型顕微鏡装置 | |
| JP3892184B2 (ja) | 走査型プローブ顕微鏡 | |
| US9625491B2 (en) | Scanning mechanism and scanning probe microscope | |
| JP2005147979A (ja) | 走査形プローブ顕微鏡 | |
| JPH07181029A (ja) | 原子間力顕微鏡 | |
| US6748795B1 (en) | Pendulum scanner for scanning probe microscope | |
| JP4575250B2 (ja) | 走査型プローブ顕微鏡 | |
| JP4262621B2 (ja) | 原子間力顕微鏡 | |
| JPH1019906A (ja) | プローブ駆動装置及びこれを用いた走査型プローブ顕微鏡 | |
| JP3250788B2 (ja) | 走査型プローブ顕微鏡 | |
| JP2004219251A (ja) | 表面性状測定器及び表面性状測定器用治具並びに調整方法 | |
| JPH1054834A (ja) | 走査型プローブ顕微鏡の測定方法 | |
| JP2006023443A (ja) | 顕微鏡装置 | |
| JPH0868799A (ja) | 走査型プロ−ブ顕微鏡 | |
| JPH08285865A (ja) | 走査型プローブ顕微鏡 | |
| JP2006329704A (ja) | 走査型プローブ顕微鏡 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |