JPH0718255U - ガス分析計 - Google Patents
ガス分析計Info
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- JPH0718255U JPH0718255U JP5418493U JP5418493U JPH0718255U JP H0718255 U JPH0718255 U JP H0718255U JP 5418493 U JP5418493 U JP 5418493U JP 5418493 U JP5418493 U JP 5418493U JP H0718255 U JPH0718255 U JP H0718255U
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号処理回路に入力したセンサ出力の差出力
をノイズを低減して正確に得ることができるガス分析計
を得ること。 【構成】 ガス分析部40と、このガス分析部に接続さ
れ、センサ6から出力されるセンサ出力信号から2つの
信号成分A,Bを信号成分処理ライン26,27へそれ
ぞれ分離し、各信号成分処理ライン26,27で得られ
る信号成分A’,B’相互間の演算により引算回路34
から差出力する信号処理部50とからなり、更に、信号
処理部50が、信号成分処理ライン26に、応答時間を
可変とするローパスフィルタ42および当該信号成分処
理ライン26以外の信号成分処理ライン27に設けられ
ているバンドパスフィルタ32の周波数特性による信号
成分B’の時間的なずれを補償するローパスフィルタ4
1を備えている。
をノイズを低減して正確に得ることができるガス分析計
を得ること。 【構成】 ガス分析部40と、このガス分析部に接続さ
れ、センサ6から出力されるセンサ出力信号から2つの
信号成分A,Bを信号成分処理ライン26,27へそれ
ぞれ分離し、各信号成分処理ライン26,27で得られ
る信号成分A’,B’相互間の演算により引算回路34
から差出力する信号処理部50とからなり、更に、信号
処理部50が、信号成分処理ライン26に、応答時間を
可変とするローパスフィルタ42および当該信号成分処
理ライン26以外の信号成分処理ライン27に設けられ
ているバンドパスフィルタ32の周波数特性による信号
成分B’の時間的なずれを補償するローパスフィルタ4
1を備えている。
Description
【0001】
本考案はガス分析計に関し、更に詳しくは、サンプルガスに含まれる全炭化水 素およびメタンの濃度を測定する炭化水素分析装置の信号処理部の改良に関する ものである。
【0002】
本願出願人は先に、サンプルガスに含まれる全炭化水素(以下、T・HCと云 う)およびメタン(以下、CH4 と云う)の濃度を連続的に測定する装置として 、図4、図5に示すT・HC/CH4 分析計を提案している(特願平4−613 14号参照・未公開である)。すなわち、図4、図5において、図外のサンプル ガス源に接続されるサンプルガス流路1から分岐した第1サンプルガス流路2に は、全炭化水素を含むガス〔T・HC〕がそのまま流れる。そして、第2サンプ ルガス流路3には、後述するカッター9にてメタン以外の炭化水素を除去したガ ス〔CH4 〕が流れる。また、第3サンプルガス流路4には、後述するカッター 11にて全炭化水素を除去したガス〔ZERO〕が流れる。そして、ガス切換え 供給部5を例えば1Hz で切換え制御することにより、ガス〔CH4 〕とガス〔 ZERO〕とが1Hz で交互に水素炎イオン化検出器(以下、単にセンサと云う )6の上流側のガス混合部Mから第1サンプルガス流路2内に導入される。従っ て、センサ6には、ガス〔T・HC〕とガス〔CH4 〕とからなる混合ガスと、 ガス〔T・HC〕とガス〔ZERO〕とからなる混合ガスとが一定周期(1Hz )で交互に供給される。なお、図4において、7,8,10はニードル弁、9は サンプルガスSからメタン以外の炭化水素(n−CH4 )を除去処理するための カッター、11はサンプルガスSから全炭化水素を除去処理するためのカッター 、13は流量調整用のキャピラリ12を備えた、第2サンプルガス流路3と第3 サンプルガス流路4の合流流路、14は第1サンプルガス流路2に備わっている 流量調整用のキャピラリ、15,16はそれぞれガス切換え供給部5を構成する 電磁弁、19は2つの電磁弁15,16の中間点17に一端を接続され、かつレ ギュレータ18を備えた放出流路、20,21はそれぞれ第2サンプルガス流路 3、第3サンプルガス流路4に接続される調圧流路で、調圧用のチェック弁22 ,23を備えるとともに、放出流路19に接続されている。また40はガス分析 部である。
【0003】 上述のように、2つの混合ガスを1Hz で交互にセンサ6に供給することによ り、センサ6からは、図7の、あるいは図8に示すように、T・HC濃度に対 応した直流成分Aである信号(大きさa)と、T・HC濃度に対応した直流成分 Aの上にCH4 濃度に対応した交流成分Bが加わった信号(大きさb)とが交互 に出力される。
【0004】 そして、この出力信号を処理するため、図5、図6に示すような信号処理回路 24を用いている。
【0005】 すなわち、図6において、25はセンサ6から出力された信号を適宜増幅する プリアンプである。このプリアンプ25の出力側には、前記出力信号から直流成 分Aのみを取り出す処理ライン26と、出力信号から交流成分Bのみを取り出す 処理ライン27とが互いに並列に接続されている。そして、処理ライン26には 、抵抗28とコンデンサ29とからなる回路30と、同期平滑回路31とが設け られている。また、処理ライン27には、前記ガスの切換え周期(例えば1Hz )に等しい周期の信号成分のみを通過させるバンドパスフィルタ32と、同期平 滑回路33とが設けられている。
【0006】 34は前記処理ライン26の出力から処理ライン27の出力を引算する回路、 35は引算回路34の出力と処理ライン27の出力とを加算する加算回路、36 はバッファアンプ、37, 38, 39は信号出力端子である。
【0007】 そして、上記構成の信号処理回路24にセンサ6から出力された信号が入力さ れると、処理ライン26の同期平滑回路31からは、T・HC濃度に対応した直 流成分Aである信号a(CH4 の濃度+n−CH4 の濃度、図8参照)が出力さ れる一方、処理ライン27の同期平滑回路33からは、CH4 濃度に対応した交 流成分Bである信号(b−a)が出力される。
【0008】 従って、前記信号a,(b−a)を引算回路34に入力してa−(b−a)な る演算を行うことにより、信号出力端子37にはn−CH4 濃度を表す信号(2 a−b)が出力される。また、この信号(2a−b)と前記信号(b−a)とを 加算回路35において加算することにより、信号出力端子38にはT・HC濃度 を表す信号aが出力される。そして、信号出力端子39には前記同期平滑回路3 3からCH4 濃度を表す信号(b−a)が出力される。ここで、bは、 b=(CH4 濃度+n−CH4 濃度)+CH4 濃度である。
【0009】
しかしながら、信号処理回路24に入力したセンサ出力のT・HC濃度に対応 した直流成分AとCH4 濃度に対応した交流成分Bとが同時に変化した場合、交 流成分側の処理ライン27ではバンドパスフィルタ32による時間的な遅れが発 生したり、バンドパスフィルタ32の周波数特性による信号成分処理ライン26 の信号成分の時間的なずれにより、引算回路34からa−(b−a)なる差出力 をノイズを伴うこと無く正確に得るのが難しい。また、ガス分析部の各サンプル ガス流路におけるガスの流れの差を無くすのも難しい。
【0010】 本考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的とするところは、 信号処理回路に入力したセンサ出力の差出力をノイズを低減して正確に得ること ができるガス分析計を得ることである。
【0011】
上記目的を達成するため、本考案に係るガス分析計は、サンプルガス源に接続 されるサンプルガス流路を3つのサンプルガス流路に分岐し、第1サンプルガス 流路をセンサに接続する一方、第2サンプルガス流路でサンプルガスに含まれる メタン以外の炭化水素を除去処理すると共に、第3サンプルガス流路でサンプル ガスに含まれる全炭化水素を除去処理し、さらに、第2サンプルガス流路を流れ る処理後のサンプルガスと第3サンプルガス流路を流れる処理後のサンプルガス とを、前記センサの上流側において第1サンプルガス流路内に導入して、前記処 理後のサンプルガスの何れかを第1サンプルガス流路を流れるサンプルガスと共 にセンサに供給するガス分析部と、このガス分析部に接続され、前記センサから 出力されるセンサ出力信号から複数の信号成分を複数の信号成分処理ラインへそ れぞれ分離し、各信号成分処理ラインで得られる信号成分相互間の演算により出 力する信号処理部とからなり、更に、信号処理部が、信号成分処理ラインの少な くとも1つに、応答時間を可変とするフィルタおよび/または当該信号成分処理 ライン以外の信号成分処理ラインに設けられているバンドパスフィルタの周波数 特性による信号成分の時間的なずれを補償するフィルタを備えている。
【0012】 また、本考案は、ガス分析部の第2サンプルガス流路でサンプルガスに含まれ るメタン以外の炭化水素を除去処理する代わりに、サンプルガスに含まれるメタ ンを除去処理するという別の観点から、信号処理部が、信号成分処理ラインの少 なくとも1つに、応答時間を可変とするフィルタおよび/または当該信号成分処 理ライン以外の信号成分処理ラインに設けられているバンドパスフィルタの周波 数特性による信号成分の時間的なずれを補償するフィルタを備えているガス分析 計を提供する。
【0013】 本考案は特定の信号成分処理ラインに応答時間を可変とするフィルタおよび/ または当該信号成分処理ライン以外の信号成分処理ラインに設けられているバン ドパスフィルタの周波数特性による信号成分の時間的なずれを補償するフィルタ を追加するものであって、前記フィルタを、信号処理部(信号処理回路)の複数 の信号成分処理ラインの少なくとも1つに設けることにより、ガス分析部の各サ ンプルガス流路におけるガスの流れの差や、信号処理部の他の信号成分処理ライ ンに設けたバンドパスフィルタの周波数特性による当該信号成分処理ラインの信 号成分の時間的なずれを、無くすように調節できる。
【0014】 本考案におけるフィルタは応答時間を可変とするもので、これにより、ガス系 の時間のずれを補正できる。また、当該信号成分処理ライン以外の信号成分処理 ラインに設けられているバンドパスフィルタの周波数特性による信号成分の時間 的なずれを補償したりするものである。例えば、フィルタとして応答時間を可変 とするローパスフィルタだけを用いても十分ノイズを低減できるが、応答時間を 可変とするローパスフィルタと、別の信号成分処理ラインに備わっているバンド パスフィルタによる時間の遅れを補償するローパスフィルタとを組み合わすとさ らにノイズ低減の効果は顕著になる。そして、両ローパスフィルタを別々に設け ても良いし、あるいは、合体して1つにしたものでもどちらでも良い。
【0015】 以下に本考案の信号処理回路の構成について、先願のものと対比して説明する 。 まず、本考案のガス分析計の基本構成を示すと、図1に示すように、ガス分析 部40と信号処理部50とからなり、ガス分析部40は、図5に示すような先願 のものと基本的に同じ構成である。このガス分析部40は、すでに図4で具体的 に説明したように、基本的に、全炭化水素を含むガス〔T・HC〕がそのまま流 れる第1サンプルガス流路2と、カッター9にてメタン以外の炭化水素を除去し たガス〔CH4 〕が流れる第2サンプルガス流路3と、カッター11にて全炭化 水素を除去したガス〔ZERO〕が流れる第3サンプルガス流路4と、ガス切換 え供給部5と、ガス混合部Mと、センサ(水素炎イオン化検出器)6とから構成 されている。
【0016】 次に本考案の信号処理回路50の基本構成を示すと、図2に示すように、例え ば、サンプルガスに含まれる全炭化水素、メタン、メタン以外の炭化水素の各濃 度をそれぞれ測定するために、信号処理回路50が2つの信号成分処理ライン2 6,27を有するものとすると、一方の信号成分処理ライン27は上流側から順 にバンドパスフィルタ32,平滑回路33を備え、CH4 濃度に対応した交流成 分Bである信号(b−a)が出力され、他方の信号処理ライン26は上流側から 順に、バンドパスフィルタ32の周波数特性による信号成分の時間的なずれを補 償するローパスフィルタ41、応答時間を可変とするローパスフィルタ42、平 滑回路31を備え、T・HC濃度に対応した直流成分Aである信号a(CH4 の 濃度+n−CH4 の濃度、図8参照)が出力される。一方、先願の信号処理回路 24は、図6、図5に示すように、信号成分処理ライン26に、本考案のような ローパスフィルタ41およびフィルタ42を備えていない。
【0017】 したがって、ガス分析部40のガス〔CH4 〕が流れる第2サンプルガス流路 3において、サンプルガスSからn−CH4 を除去処理するためのカッター9を 通過後のガス濃度に比例する交流成分B’を得るために、CH4 濃度に対応した 交流成分B(図7の参照)をバンドパスフィルタ32,平滑回路33に通す訳 であるが、先願の信号処理回路24では、他方の信号処理ライン26においては 、平滑回路31しか備わっていなかったので、T・HC濃度に対応した直流成分 Aを平滑回路31のみを通すことになり、これにより、図7のに示すような直 流成分A’しか得ることができなかった。また、一方の信号処理ライン27にお いては、図7のに示すような交流成分B’がバンドパスフィルタ32を通過後 得られ、さらに、図7のに示すような交流成分B’が平滑回路33通過後得ら れ、差出力としてノイズを多く含んだ図7のDに示すようなものを得る。これに 対して、本考案の信号処理回路50では、T・HC濃度に対応した直流成分Aを 平滑回路31に通す前に、平滑回路31の前段に、ガス系の時間のずれを補正す るため、応答時間を可変とするローパスフィルタ41と、一方の信号成分処理ラ イン27に備わっているバンドパスフィルタ32による時間の遅れを補償するロ ーパスフィルタ42とを設けたことで、これにより、図7のに示すような直流 成分A’ではなく、平滑回路31の手前で図3のに示すように、応答時間を可 変にできて、かつ、時間のずれΔを補償できる直流成分A’を得られることが分 かる。
【0018】 すなわち、、ローパスフィルタ41,42通過後は、図3ののように補正さ れ、平滑回路31通過後は、図3ののようになり、同時に、一方の信号成分処 理ライン27でも、バンドパスフィルタ32通過後は、図3ののように補正さ れ、さらに、平滑回路33通過後は、交流成分B’が図3ののようになり、例 えば、引算回路34からの差出力(A’−B’)として、図3のを得ることが でき、ノイズを伴うこと無く正確に差出力を得るのが容易となることが分かる。 また、ガス分析部の各サンプルガス流路2,3,4におけるガスの流れの差を無 くすのも容易であることが分かる。なお、応答時間を可変とするローパスフィル タ41だけを用いても十分ノイズを低減できる。
【0019】 このように、本考案の信号処理回路50では、例えば、信号処理回路に入力し たセンサ出力のT・HC濃度に対応した直流成分とCH4 濃度に対応した交流成 分とが同時に変化した場合、交流成分側の処理ラインではバンドパスフィルタに よる時間的な遅れが発生したり、そのバンドパスフィルタの周波数特性による直 流成分側の信号成分処理ラインの信号成分の時間的なずれにより、引算回路から の差出力をノイズを伴うこと無く正確に得るのが難しいという問題点や、さらに は、ガス分析部の各サンプルガス流路におけるガスの流れの差を無くすのも難し いという問題点を、これらフィルタを追加するだけという簡単な構成で同時に解 消できる。
【0020】
以下、本考案の実施例を、図面を参照しながら説明する。なお、それによって 本考案は限定を受けるものではない。また、図6と同一符号のものは、同一また は相当物である。 図1、図2および図4において、ガス分析計は、サンプルガス源に接続される サンプルガス流路1を3つのサンプルガス流路に分岐し、第1サンプルガス流路 2をセンサ6に接続する一方、第2サンプルガス流路3でサンプルガスに含まれ るメタン以外の炭化水素を除去処理すると共に、第3サンプルガス流路4でサン プルガスに含まれる全炭化水素を除去処理し、さらに、第2サンプルガス流路3 を流れる処理後のサンプルガスと第3サンプルガス流路4を流れる処理後のサン プルガスとを、センサ6の上流側において第1サンプルガス流路2内に導入して 、前記処理後のサンプルガスの何れかを第1サンプルガス流路2を流れるサンプ ルガスと共にセンサ6に供給するガス分析部40と、このガス分析部に接続され 、センサ6から出力されるセンサ出力信号から2つの信号成分A,Bを信号成分 処理ライン26,27へそれぞれ分離し、各信号成分処理ライン26,27で得 られる信号成分A’,B’相互間の演算により引算回路34から差出力する信号 処理部50とからなり、更に、信号処理部50が、信号成分処理ライン26に、 応答時間を可変とするローパスフィルタ42および当該信号成分処理ライン26 以外の信号成分処理ライン27に設けられているバンドパスフィルタ32の周波 数特性による信号成分B’の時間的なずれを補償するローパスフィルタ41を主 として備えている。
【0021】 以下、図3を参照して信号成分の処理について説明する。なお、図3の(1) ,(2)および(3)の特性図は、サンプルガス流路の各ポイントを流れるガス のガス濃度の大きさを示す。 まず、図3の(1)は、サンプルガス流路1(および第1サンプルガス流路2 )を流れるガス〔T・HC〕の濃度を示している。次に、サンプルガス流路1か ら3つのサンプルガス流路に分岐した後の第2サンプルガス流路3には、カッタ ー9にてメタン以外の炭化水素を除去したガス〔CH4 〕が流れる。図3の(2 )は、第2サンプルガス流路3を流れるガス〔CH4 〕の濃度を示している。続 いて、ガス〔CH4 〕とカッター11にて全炭化水素を除去したガス〔ZERO 〕とが1Hz で交互にセンサ6の上流側のガス混合部Mから第1サンプルガス流 路2内に導入される。図3の(3)は、ガス切換え供給部5を切換え制御するこ とによる、第1サンプルガス流路2を流れるガス〔T・HC〕に混合されるガス 〔ZERO〕またはガス〔CH4 〕のガス濃度を示している。
【0022】 従って、センサ6には、ガス〔T・HC〕とガス〔CH4 〕とからなる混合ガ スと、ガス〔T・HC〕とガス〔ZERO〕とからなる混合ガスとが一定周期( 1Hz )で交互に供給される。すなわち、図3の(図7の、あるいは図8も 参照)に示すように、T・HC濃度に対応した直流成分Aである信号(大きさa )と、T・HC濃度に対応した直流成分Aの上にCH4 濃度に対応した交流成分 Bが加わった信号(大きさb)とが交互に出力される。そして、ローパスフィル タ41,42通過後は、直流成分Aは図3ののように補正され、平滑回路31 通過後は、図3ののようになり、同時に、信号成分処理ライン27でも、交流 成分Bは、バンドパスフィルタ32通過後は、図3ののように補正され、さら に、平滑回路33通過後は、図3ののようになり、引算回路34からの差出力 (A’−B’)として、図3のを得ることができる。
【0023】 このように本実施例では、信号処理部が、2つの信号成分処理ラインを有し、 一方の信号成分処理ラインの平滑回路33からは、CH4 濃度に対応した交流成 分Bである信号(b−a)が出力され、他方の信号処理ライン26の平滑回路3 1からは、T・HC濃度に対応した、前記交流成分とは周波数の異なる信号aが 出力され、更に、一方の信号成分処理ラインは平滑回路33の上流側にバンドパ スフィルタを有し、他方の信号処理ライン26は平滑回路31上流側からローパ スフィルタ、応答時間を可変とするフィルタを順次備えたので、ガス分析部40 の各サンプルガス流路2,3,4におけるガスの流れの差や、信号処理部50の 信号成分処理ライン27に設けたバンドパスフィルタ32の周波数特性による信 号成分処理ライン26の信号成分の時間的なずれを、無くすように調節しながら 、これら平滑回路31,33、フィルタ41,42,32の処理から得られる信 号に基づいて、サンプルガスに含まれる全炭化水素、メタン、メタン以外の炭化 水素の各濃度をそれぞれ測定できる。
【0024】 なお、上記実施例では、ガス分析部40において、第2サンプルガス流路3に サンプルガスSからメタン以外の炭化水素(n−CH4 )を除去処理するための カッター9を設け、第2サンプルガス流路3でサンプルガスに含まれるメタン以 外の炭化水素を除去処理するものを示したが、本考案の他の実施例として、カッ ター9の代わりに、第2サンプルガス流路3にサンプルガスSからメタンを除去 処理するためのカッターを設け、第2サンプルガス流路3でサンプルガスに含ま れるメタンを除去処理する構成にしても、サンプルガスに含まれる全炭化水素、 メタン、メタン以外の炭化水素の各濃度をそれぞれ測定することは可能である。
【0025】 また、本考案は、上記各実施例に示したような、センサ出力として、センサ6 からは、T・HC濃度に対応した直流成分Aである信号(大きさa)と、T・H C濃度に対応した直流成分Aの上にCH4 濃度に対応した交流成分Bが加わった 信号(大きさb)とが交互に出力されるものに限らず、周波数の異なる交流成分 同士の演算でも適用できる。
【0026】
以上説明したように、本考案によれば、特定の信号成分処理ラインに応答時間 を可変とするフィルタおよび/または当該信号成分処理ライン以外の信号成分処 理ラインに設けられているバンドパスフィルタの周波数特性による信号成分の時 間的なずれを補償するフィルタを信号処理部の信号成分処理ラインの少なくとも 1つに設けることにより、ガス分析部の各サンプルガス流路におけるガスの流れ の差や、信号処理部の信号成分処理ラインに設けたバンドパスフィルタの周波数 特性による当該信号成分処理ラインの信号成分の時間的なずれを、無くすように 調節できる効果がある。
【図1】本考案の一実施例を示す全体構成説明図であ
る。
る。
【図2】上記実施例における要部構成説明図である。
【図3】上記実施例における信号成分の処理を示す図で
ある。
ある。
【図4】上記実施例における要部構成説明図である。
【図5】先願のものを示す全体構成説明図である。
【図6】先願のものを示す要部構成説明図である。
【図7】先願のものの信号成分の処理を示す図である。
【図8】信号成分を示す図である。
1…サンプルガス流路、2…第1サンプルガス流路、3
…第2サンプルガス流路、4…第3サンプルガス流路、
6…水素炎イオン化検出器(センサ)、26,27…信
号成分処理ライン、32…バンドパスフィルタ、34…
引算回路、40…ガス分析部、41…時間的なずれを補
償するローパスフィルタ、42…応答時間を可変とする
ローパスフィルタ、50…信号処理部、A,B…センサ
出力信号の信号成分、A’,B’…各信号成分処理ライ
ンで得られる信号成分。
…第2サンプルガス流路、4…第3サンプルガス流路、
6…水素炎イオン化検出器(センサ)、26,27…信
号成分処理ライン、32…バンドパスフィルタ、34…
引算回路、40…ガス分析部、41…時間的なずれを補
償するローパスフィルタ、42…応答時間を可変とする
ローパスフィルタ、50…信号処理部、A,B…センサ
出力信号の信号成分、A’,B’…各信号成分処理ライ
ンで得られる信号成分。
Claims (3)
- 【請求項1】 サンプルガス源に接続されるサンプルガ
ス流路を3つのサンプルガス流路に分岐し、第1サンプ
ルガス流路をセンサに接続する一方、第2サンプルガス
流路でサンプルガスに含まれるメタン以外の炭化水素を
除去処理すると共に、第3サンプルガス流路でサンプル
ガスに含まれる全炭化水素を除去処理し、さらに、第2
サンプルガス流路を流れる処理後のサンプルガスと第3
サンプルガス流路を流れる処理後のサンプルガスとを、
前記センサの上流側において第1サンプルガス流路内に
導入して、前記処理後のサンプルガスの何れかを第1サ
ンプルガス流路を流れるサンプルガスと共にセンサに供
給するガス分析部と、このガス分析部に接続され、前記
センサから出力されるセンサ出力信号から複数の信号成
分を複数の信号成分処理ラインへそれぞれ分離し、各信
号成分処理ラインで得られる信号成分相互間の演算によ
り出力する信号処理部とからなり、更に、信号処理部
が、信号成分処理ラインの少なくとも1つに、応答時間
を可変とするフィルタおよび/または当該信号成分処理
ライン以外の信号成分処理ラインに設けられているバン
ドパスフィルタの周波数特性による信号成分の時間的な
ずれを補償するフィルタを備えているガス分析計。 - 【請求項2】 サンプルガス源に接続されるサンプルガ
ス流路を3つのサンプルガス流路に分岐し、第1サンプ
ルガス流路をセンサに接続する一方、第2サンプルガス
流路でサンプルガスに含まれるメタンを除去処理すると
共に、第3サンプルガス流路でサンプルガスに含まれる
全炭化水素を除去処理し、さらに、第2サンプルガス流
路を流れる処理後のサンプルガスと第3サンプルガス流
路を流れる処理後のサンプルガスとを、前記センサの上
流側において第1サンプルガス流路内に導入して、前記
処理後のサンプルガスの何れかを第1サンプルガス流路
を流れるサンプルガスと共にセンサに供給するガス分析
部と、このガス分析部に接続され、前記センサから出力
されるセンサ出力信号から複数の信号成分を複数の信号
成分処理ラインへそれぞれ分離し、各信号成分処理ライ
ンで得られる信号成分相互間の演算により出力する信号
処理部とからなり、更に、信号処理部が、信号成分処理
ラインの少なくとも1つに、応答時間を可変とするフィ
ルタおよび/または当該信号成分処理ライン以外の信号
成分処理ラインに設けられているバンドパスフィルタの
周波数特性による信号成分の時間的なずれを補償するフ
ィルタを備えているガス分析計。 - 【請求項3】 センサが水素炎イオン化検出器であり、
信号処理部が、2つの信号成分処理ラインを有し、一方
の信号成分処理ラインの平滑回路からは、CH4 濃度に
対応した交流成分である信号が出力され、他方の信号処
理ラインの平滑回路からは、T・HC濃度に対応した直
流成分である信号が出力され、更に、一方の信号成分処
理ラインは平滑回路の上流側にバンドパスフィルタを有
し、他方の信号処理ラインは平滑回路の上流側から前記
一方の信号成分処理ラインに設けられているバンドパス
フィルタの周波数特性による信号成分の時間的なずれを
補償するローパスフィルタ、応答時間を可変とするロー
パスフィルタを順次備え、該各ローパスフィルタ、前記
各平滑回路の処理から得られる信号に基づいて、サンプ
ルガスに含まれる全炭化水素、メタン、メタン以外の炭
化水素の各濃度をそれぞれ測定できるように構成した請
求項1または請求項2に記載のガス分析計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5418493U JP2583197Y2 (ja) | 1993-09-11 | 1993-09-11 | ガス分析計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5418493U JP2583197Y2 (ja) | 1993-09-11 | 1993-09-11 | ガス分析計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718255U true JPH0718255U (ja) | 1995-03-31 |
| JP2583197Y2 JP2583197Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12963469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5418493U Expired - Lifetime JP2583197Y2 (ja) | 1993-09-11 | 1993-09-11 | ガス分析計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583197Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025106354A1 (en) * | 2023-11-15 | 2025-05-22 | Uop Llc | Systems and process for calibrating a sensor used in a sulfur extraction process |
-
1993
- 1993-09-11 JP JP5418493U patent/JP2583197Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025106354A1 (en) * | 2023-11-15 | 2025-05-22 | Uop Llc | Systems and process for calibrating a sensor used in a sulfur extraction process |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2583197Y2 (ja) | 1998-10-15 |
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