JPH0718411A - 真空装置の回転動力伝達機構 - Google Patents
真空装置の回転動力伝達機構Info
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- JPH0718411A JPH0718411A JP16554993A JP16554993A JPH0718411A JP H0718411 A JPH0718411 A JP H0718411A JP 16554993 A JP16554993 A JP 16554993A JP 16554993 A JP16554993 A JP 16554993A JP H0718411 A JPH0718411 A JP H0718411A
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- vacuum
- grease
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- magnetic fluid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で、かつコスト的にも安価な、真空装置
の回転動力伝達機構を提供する。 【構成】 グリス封入型真空シールユニット2は真空雰
囲気と大気圧雰囲気の差圧に対するシール機能を実現す
る。一方、グリス封入型真空シールユニット2の真空側
には磁性流体シール3が組み込まれる。この磁性流体シ
ール3は、磁性流体17を保持し、密閉構造を実現す
る。この密閉構造により、シャフト1の回転に伴って生
成する極めて少量の真空用グリス14の微小飛沫の真空
雰囲気側への排気を防止する。ハウジング5の、グリス
封入型真空シールユニット2と磁性流体シール3の間隙
に相当する部分に開口部6aが形成され、この開口部6
aに交換可能なクリーンフィルタカートリッジ6がはめ
込まれている。
の回転動力伝達機構を提供する。 【構成】 グリス封入型真空シールユニット2は真空雰
囲気と大気圧雰囲気の差圧に対するシール機能を実現す
る。一方、グリス封入型真空シールユニット2の真空側
には磁性流体シール3が組み込まれる。この磁性流体シ
ール3は、磁性流体17を保持し、密閉構造を実現す
る。この密閉構造により、シャフト1の回転に伴って生
成する極めて少量の真空用グリス14の微小飛沫の真空
雰囲気側への排気を防止する。ハウジング5の、グリス
封入型真空シールユニット2と磁性流体シール3の間隙
に相当する部分に開口部6aが形成され、この開口部6
aに交換可能なクリーンフィルタカートリッジ6がはめ
込まれている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転動力伝達機構に関
し、特に、真空装置の隔壁に設けられる、真空雰囲気と
大気圧雰囲気との間を隔離しつつ、かつ回転動力を真空
装置の内部の真空機器へ伝達する回転動力伝達機構に関
する。
し、特に、真空装置の隔壁に設けられる、真空雰囲気と
大気圧雰囲気との間を隔離しつつ、かつ回転動力を真空
装置の内部の真空機器へ伝達する回転動力伝達機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転動力伝達機構として
は、図2や図3に示すものがあり、以下、順次説明す
る。
は、図2や図3に示すものがあり、以下、順次説明す
る。
【0003】図2に示すように、この回転動力伝達機構
は、真空装置の内部の真空機器へ回転動力を伝達するシ
ャフト21と、このシャフト21が貫通する多段の磁性
流体シール列22と、シャフト21を回転保持するベア
リング23と、これらシャフト21、磁性流体シール列
22、及びベアリング23を収納するハウジング24を
有している。このハウジング24は、真空装置の隔壁1
9に設けられ、ハウジング24と隔壁19との間にはO
リング29が設けられている。また、ハウジング24
の、真空雰囲気側及び大気圧雰囲気側の端には、蓋24
a,24bがボルト等の手段によりそれぞれ固着されて
いる。
は、真空装置の内部の真空機器へ回転動力を伝達するシ
ャフト21と、このシャフト21が貫通する多段の磁性
流体シール列22と、シャフト21を回転保持するベア
リング23と、これらシャフト21、磁性流体シール列
22、及びベアリング23を収納するハウジング24を
有している。このハウジング24は、真空装置の隔壁1
9に設けられ、ハウジング24と隔壁19との間にはO
リング29が設けられている。また、ハウジング24
の、真空雰囲気側及び大気圧雰囲気側の端には、蓋24
a,24bがボルト等の手段によりそれぞれ固着されて
いる。
【0004】シャフト21に組み込まれた磁性流体シー
ル列22は、1列ごとにシャフト21の径に対しクリア
ランスを0.1mm程度持つ内径を有するリング状のポ
ールピース25と、ポールピース25にはさまれたリン
グ状のマグネット26を有し、このマグネット26によ
って発生する磁力によって、シャフト21とポールピー
ス25との隙間に磁性流体27を保持している。この磁
性流体27の膜は、磁性流体シール1段につき200〜
400mmH2O程度の差圧を受けられるので、上述し
たように多段に積層することで、全体として真空雰囲気
の差圧(1気圧)に対してシール効果を発揮する。符号
28は、磁性シール1列ごとに設けられたスペーサを示
している。シャフト21はベアリング23によって回転
保持されており、回転にあたっては磁性流体からの極め
て小さい粘性抵抗を受けるだけで、回転動力を伝達する
ことができる(この技術と類似した技術は、例えば、特
開昭62ー33681号公報、特開平1ー116065
号公報、特開平2ー65095号公報等に開示されてい
る)。
ル列22は、1列ごとにシャフト21の径に対しクリア
ランスを0.1mm程度持つ内径を有するリング状のポ
ールピース25と、ポールピース25にはさまれたリン
グ状のマグネット26を有し、このマグネット26によ
って発生する磁力によって、シャフト21とポールピー
ス25との隙間に磁性流体27を保持している。この磁
性流体27の膜は、磁性流体シール1段につき200〜
400mmH2O程度の差圧を受けられるので、上述し
たように多段に積層することで、全体として真空雰囲気
の差圧(1気圧)に対してシール効果を発揮する。符号
28は、磁性シール1列ごとに設けられたスペーサを示
している。シャフト21はベアリング23によって回転
保持されており、回転にあたっては磁性流体からの極め
て小さい粘性抵抗を受けるだけで、回転動力を伝達する
ことができる(この技術と類似した技術は、例えば、特
開昭62ー33681号公報、特開平1ー116065
号公報、特開平2ー65095号公報等に開示されてい
る)。
【0005】図3に示すように、この回転動力伝達機構
は、回転動力を伝達するシャフト31と、このシャフト
31が貫通するグリス封入型真空シールユニット32
と、シャフト31を回転保持するベアリング33と、こ
れらシャフト31、グリス封入型真空シールユニット3
2、及びベアリング33を収納するハウジング34を有
している。このハウジング34は、真空装置の隔壁19
に設けられ、ハウジング34と隔壁19との間にはOリ
ング39が設けられている。また、ハウジング34の、
真空雰囲気側及び大気圧雰囲気側の端には、蓋34a,
34bがボルト等の手段によりそれぞれ固着されてい
る。
は、回転動力を伝達するシャフト31と、このシャフト
31が貫通するグリス封入型真空シールユニット32
と、シャフト31を回転保持するベアリング33と、こ
れらシャフト31、グリス封入型真空シールユニット3
2、及びベアリング33を収納するハウジング34を有
している。このハウジング34は、真空装置の隔壁19
に設けられ、ハウジング34と隔壁19との間にはOリ
ング39が設けられている。また、ハウジング34の、
真空雰囲気側及び大気圧雰囲気側の端には、蓋34a,
34bがボルト等の手段によりそれぞれ固着されてい
る。
【0006】グリス封入型真空シールユニット32は、
2つのOリング35とバックアップリング36ではさま
れた部分にグリス溜め37を備え、ここに蒸気圧が極め
て低い真空用グリス38の薄膜を介してOリング35に
よってシール効果を与えると同時に、グリス溜め37の
中の真空用グリス38によっても密閉され、シール効果
が向上する。この結果、グリス封入型真空シールユニッ
ト32の1段で1気圧の差圧を受けることができる。シ
ャフト31はベアリング33によって回転保持されてい
るため、回転にあたってはOリング35の部分の摺動抵
抗と真空用グリス38の粘性抵抗を受けるだけで回転動
力を伝達することができる。
2つのOリング35とバックアップリング36ではさま
れた部分にグリス溜め37を備え、ここに蒸気圧が極め
て低い真空用グリス38の薄膜を介してOリング35に
よってシール効果を与えると同時に、グリス溜め37の
中の真空用グリス38によっても密閉され、シール効果
が向上する。この結果、グリス封入型真空シールユニッ
ト32の1段で1気圧の差圧を受けることができる。シ
ャフト31はベアリング33によって回転保持されてい
るため、回転にあたってはOリング35の部分の摺動抵
抗と真空用グリス38の粘性抵抗を受けるだけで回転動
力を伝達することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の、真空
装置の回転動力伝達機構のうち、図2に示したもので
は、磁性流体シール1段あたりで受けられる差圧が小さ
いために、1気圧の差圧を受けるためには、磁性流体シ
ールを20〜40段程度積層せねばならず、その結果、
シャフトの軸方向に大型化することが免れない。また、
磁性流体シールのコストも通常のOリングを用いたもの
に比較して数段割高になり、結果的に、コストが嵩むと
いう問題点がある。
装置の回転動力伝達機構のうち、図2に示したもので
は、磁性流体シール1段あたりで受けられる差圧が小さ
いために、1気圧の差圧を受けるためには、磁性流体シ
ールを20〜40段程度積層せねばならず、その結果、
シャフトの軸方向に大型化することが免れない。また、
磁性流体シールのコストも通常のOリングを用いたもの
に比較して数段割高になり、結果的に、コストが嵩むと
いう問題点がある。
【0008】一方、図3に示したものでは、極めて僅か
な量ながら真空用グリスが微小飛沫となって真空雰囲気
側に排気され、クリーン度を低下させるという問題点が
ある。
な量ながら真空用グリスが微小飛沫となって真空雰囲気
側に排気され、クリーン度を低下させるという問題点が
ある。
【0009】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、小型で、かつコスト的にも
安価な、真空装置の回転動力伝達機構を提供することを
目的としている。
鑑みてなされたものであり、小型で、かつコスト的にも
安価な、真空装置の回転動力伝達機構を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、 真空装置の内部の真空機器へ回転動力を
伝達する、真空装置の回転動力伝達機構において、回転
動力を伝達するシャフトと、該シャフトが貫通するグリ
ス封入型真空シールユニットと、該グリス封入型真空シ
ールユニットの真空側に配置される磁性流体シールと、
前記シャフトを回転保持するベアリングと、前記シャフ
ト、前記グリス封入型真空シールユニット、前記磁性流
体シール及び前記ベアリングを収納し、真空装置の隔壁
に設けられたハウジングと、前記ハウジングの、前記グ
リス封入型真空シールユニットと前記磁性流体シールの
隙間部に組み込まれるクリーンフィルタカートリッジ
と、を備えることを特徴とするものである。
の本発明は、 真空装置の内部の真空機器へ回転動力を
伝達する、真空装置の回転動力伝達機構において、回転
動力を伝達するシャフトと、該シャフトが貫通するグリ
ス封入型真空シールユニットと、該グリス封入型真空シ
ールユニットの真空側に配置される磁性流体シールと、
前記シャフトを回転保持するベアリングと、前記シャフ
ト、前記グリス封入型真空シールユニット、前記磁性流
体シール及び前記ベアリングを収納し、真空装置の隔壁
に設けられたハウジングと、前記ハウジングの、前記グ
リス封入型真空シールユニットと前記磁性流体シールの
隙間部に組み込まれるクリーンフィルタカートリッジ
と、を備えることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記のとおりに構成された本発明では、グリス
封入型真空シールユニットは真空雰囲気と大気圧雰囲気
の差圧に対するシール機能を実現する。一方、グリス封
入型真空シールユニットの真空側には磁性流体シールが
組み込まれているので、この密閉構造により、シャフト
の回転に伴って生成する極めて少量の真空用グリスの微
小飛沫の真空雰囲気側への排気を防止する。
封入型真空シールユニットは真空雰囲気と大気圧雰囲気
の差圧に対するシール機能を実現する。一方、グリス封
入型真空シールユニットの真空側には磁性流体シールが
組み込まれているので、この密閉構造により、シャフト
の回転に伴って生成する極めて少量の真空用グリスの微
小飛沫の真空雰囲気側への排気を防止する。
【0012】一方、前記磁性流体シールについては、1
段当たりの耐差圧は200〜400mmH2O程度であ
るため、このままだと、真空側を大気圧から減圧する際
に、グリス封入型真空シールユニットと磁性流体シール
の隙間に存在する空気が、磁性流体の保持された膜を気
泡の形で通過し、同時に真空用グリスの微小飛沫が真空
雰囲気側へ排気されたり、磁性流体と混合して磁性流体
シールの寿命や性能を劣化させる恐れがある。そこで、
本発明では、ハウジングの、グリス封入型真空シールユ
ニットと磁性流体シールの間隙に相当する部分にクリー
ンフィルタカートリッジを組み込み、真空容器内部の気
体が減圧時には、グリス封入型真空シールユニットと磁
性流体シールの隙間に存在する空気がクリーンフィルタ
カートリッジを経由し、清浄な空気のみがハウジング外
へ排出されるようにしている。
段当たりの耐差圧は200〜400mmH2O程度であ
るため、このままだと、真空側を大気圧から減圧する際
に、グリス封入型真空シールユニットと磁性流体シール
の隙間に存在する空気が、磁性流体の保持された膜を気
泡の形で通過し、同時に真空用グリスの微小飛沫が真空
雰囲気側へ排気されたり、磁性流体と混合して磁性流体
シールの寿命や性能を劣化させる恐れがある。そこで、
本発明では、ハウジングの、グリス封入型真空シールユ
ニットと磁性流体シールの間隙に相当する部分にクリー
ンフィルタカートリッジを組み込み、真空容器内部の気
体が減圧時には、グリス封入型真空シールユニットと磁
性流体シールの隙間に存在する空気がクリーンフィルタ
カートリッジを経由し、清浄な空気のみがハウジング外
へ排出されるようにしている。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の、真空装置の回転動力伝達
機構の要部断面図である。
て説明する。図1は本発明の、真空装置の回転動力伝達
機構の要部断面図である。
【0014】図1に示すように、グリス封入型真空シー
ルユニット2の内部には、2組のOリング11とバック
アップリング12ではさまれた部分にグリス溜め13が
形成され、該グリス溜め13には真空用グリス14が充
填されている。このため、ベアリング4によって回転保
持されたシャフト1はグリス封入型真空シールユニット
2を貫通することにより、真空用グリス14の薄膜を介
してOリング11と密着すると同時に、グリス溜め13
の中の真空用グリス14が密着する。この結果、グリス
封入型真空シールユニット2は真空雰囲気と大気圧雰囲
気の差圧に対するシール機能を実現する。
ルユニット2の内部には、2組のOリング11とバック
アップリング12ではさまれた部分にグリス溜め13が
形成され、該グリス溜め13には真空用グリス14が充
填されている。このため、ベアリング4によって回転保
持されたシャフト1はグリス封入型真空シールユニット
2を貫通することにより、真空用グリス14の薄膜を介
してOリング11と密着すると同時に、グリス溜め13
の中の真空用グリス14が密着する。この結果、グリス
封入型真空シールユニット2は真空雰囲気と大気圧雰囲
気の差圧に対するシール機能を実現する。
【0015】一方、グリス封入型真空シールユニット2
の真空側には磁性流体シール3が組み込まれる。この磁
性流体シール3は、シャフト1の径に対し0.1mm程
度のクリアランスを持ち、リング状の1対のポールピー
ス15と、ポールピース15に挟み込まれたリング状の
マグネット16とから構成され、マグネット16によっ
て発生する磁力によってシャフト1とポールピース15
の内径との間に磁性流体17を保持し、密閉構造を実現
する。磁性流体シール3は、回転動力伝達機構が大型化
しない程度に数段設けてもよい。この密閉構造により、
シャフト1の回転に伴って生成する極めて少量の真空用
グリス14の微小飛沫の真空雰囲気側への排気を防止す
る。ハウジング5は、シャフト1、グリス封入型真空シ
ールユニット2、磁性流体シール3及びベアリング4を
収納し、真空装置の隔壁19に設けられている。ハウジ
ング5と隔壁19との間にはOリング18が設けられて
いる。また、ハウジング5の、真空雰囲気側及び大気圧
雰囲気側の端には、蓋5a,5bがボルト等の手段によ
りそれぞれ固着されている。
の真空側には磁性流体シール3が組み込まれる。この磁
性流体シール3は、シャフト1の径に対し0.1mm程
度のクリアランスを持ち、リング状の1対のポールピー
ス15と、ポールピース15に挟み込まれたリング状の
マグネット16とから構成され、マグネット16によっ
て発生する磁力によってシャフト1とポールピース15
の内径との間に磁性流体17を保持し、密閉構造を実現
する。磁性流体シール3は、回転動力伝達機構が大型化
しない程度に数段設けてもよい。この密閉構造により、
シャフト1の回転に伴って生成する極めて少量の真空用
グリス14の微小飛沫の真空雰囲気側への排気を防止す
る。ハウジング5は、シャフト1、グリス封入型真空シ
ールユニット2、磁性流体シール3及びベアリング4を
収納し、真空装置の隔壁19に設けられている。ハウジ
ング5と隔壁19との間にはOリング18が設けられて
いる。また、ハウジング5の、真空雰囲気側及び大気圧
雰囲気側の端には、蓋5a,5bがボルト等の手段によ
りそれぞれ固着されている。
【0016】上述の磁性流体シール3については、1段
当たりの耐差圧は200〜400mmH2O程度である
ため、このままだと、真空側を大気圧から減圧する際
に、グリス封入型真空シールユニット2と磁性流体シー
ル3の隙間に存在する空気が、磁性流体17の保持され
た膜を気泡の形で通過し、同時に真空用グリス14の微
小飛沫が真空雰囲気側へ排気されたり、磁性流体17と
混合して磁性流体シール3の寿命や性能を劣化させる恐
れがある。そこで、本実施例では、ハウジング5の、グ
リス封入型真空シールユニット2と磁性流体シール3の
間隙に相当する部分に開口部6aを形成し、この開口部
6aに交換可能なクリーンフィルタカートリッジ6をは
め込み、真空側の真空容器内部の気体が減圧時には、グ
リス封入型真空シールユニット2と磁性流体シール3の
隙間に存在する空気が、クリーンフィルタカートリッジ
6を経由してハウジング5外へ排出されるようにし、上
述した寿命や性能等の劣化を防止できる。前記空気がク
リーンフィルタカートリッジ6を通過する際、グリスの
微小飛沫などがクリーンフィルタカートリッジ6に捕ら
えられ、清浄な空気のみがハウジング5外へ排出され
る。
当たりの耐差圧は200〜400mmH2O程度である
ため、このままだと、真空側を大気圧から減圧する際
に、グリス封入型真空シールユニット2と磁性流体シー
ル3の隙間に存在する空気が、磁性流体17の保持され
た膜を気泡の形で通過し、同時に真空用グリス14の微
小飛沫が真空雰囲気側へ排気されたり、磁性流体17と
混合して磁性流体シール3の寿命や性能を劣化させる恐
れがある。そこで、本実施例では、ハウジング5の、グ
リス封入型真空シールユニット2と磁性流体シール3の
間隙に相当する部分に開口部6aを形成し、この開口部
6aに交換可能なクリーンフィルタカートリッジ6をは
め込み、真空側の真空容器内部の気体が減圧時には、グ
リス封入型真空シールユニット2と磁性流体シール3の
隙間に存在する空気が、クリーンフィルタカートリッジ
6を経由してハウジング5外へ排出されるようにし、上
述した寿命や性能等の劣化を防止できる。前記空気がク
リーンフィルタカートリッジ6を通過する際、グリスの
微小飛沫などがクリーンフィルタカートリッジ6に捕ら
えられ、清浄な空気のみがハウジング5外へ排出され
る。
【0017】上述したクリーンフィルタカートリッジ
は、例えば既存の、NUPRO株式会社製のSS−4F
WS(商品名)を用いてもよいし、HEPAフィルタ等
の材料で作製したものを用いてもよい。また、クリーン
フィルタカートリッジを設ける箇所も一箇所に限られ
ず、複数箇所に設けると効果的である。さらに、クリー
ンフィルタカートリッジはその大きさや設ける個数にも
よるが、所定の期間毎に定期的に交換するのが好まし
い。
は、例えば既存の、NUPRO株式会社製のSS−4F
WS(商品名)を用いてもよいし、HEPAフィルタ等
の材料で作製したものを用いてもよい。また、クリーン
フィルタカートリッジを設ける箇所も一箇所に限られ
ず、複数箇所に設けると効果的である。さらに、クリー
ンフィルタカートリッジはその大きさや設ける個数にも
よるが、所定の期間毎に定期的に交換するのが好まし
い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来のグ
リス封入型真空シールユニットと磁性流体シールの機能
を用い、ハウジングの、グリス封入型真空シールユニッ
トと磁性流体シールの間隙部でハウジングに組み込まれ
るクリーンフィルタカートリッジを用いて、回転動力伝
達機構を実現したため、小型で、かつコスト的にも安価
で、さらに、磁性流体シールの寿命や性能が悪化しない
回転動力伝達機構を提供できるという効果を有する。
リス封入型真空シールユニットと磁性流体シールの機能
を用い、ハウジングの、グリス封入型真空シールユニッ
トと磁性流体シールの間隙部でハウジングに組み込まれ
るクリーンフィルタカートリッジを用いて、回転動力伝
達機構を実現したため、小型で、かつコスト的にも安価
で、さらに、磁性流体シールの寿命や性能が悪化しない
回転動力伝達機構を提供できるという効果を有する。
【図1】本発明の、真空装置の回転動力伝達機構の一実
施例の要部断面図である。
施例の要部断面図である。
【図2】従来の、真空装置の回転動力伝達機構の要部断
面図である。
面図である。
【図3】他の従来の、真空装置の回転動力伝達機構の要
部断面図である。
部断面図である。
【符号の説明】 1 シャフト 2 グリス封入型真空シールユニット 3 磁性流体シール 4 ベアリング 5 ハウジング 5a,5b 蓋 6 クリーンフィルタカートリッジ 6a 開口部 11 Oリング 12 バックアップリング 13 グリス溜め 14 真空用グリス 15 ポールピース 16 マグネット 17 磁性流体 18 Oリング 19 隔壁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】 真空装置の内部の真空機器へ回転動力を
伝達する、真空装置の回転動力伝達機構において、 回転動力を伝達するシャフトと、 該シャフトが貫通するグリス封入型真空シールユニット
と、 該グリス封入型真空シールユニットの真空側に配置され
る磁性流体シールと、 前記シャフトを回転保持するベアリングと、 前記シャフト、前記グリス封入型真空シールユニット、
前記磁性流体シール及び前記ベアリングを収納し、真空
装置の隔壁に設けられたハウジングと、 前記ハウジングの、前記グリス封入型真空シールユニッ
トと前記磁性流体シールの隙間部に組み込まれるクリー
ンフィルタカートリッジと、を備えることを特徴とす
る、真空装置の回転動力伝達機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16554993A JPH0830261B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 真空装置の回転動力伝達機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16554993A JPH0830261B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 真空装置の回転動力伝達機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718411A true JPH0718411A (ja) | 1995-01-20 |
| JPH0830261B2 JPH0830261B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=15814490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16554993A Expired - Lifetime JPH0830261B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 真空装置の回転動力伝達機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830261B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003521584A (ja) * | 1999-08-04 | 2003-07-15 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 電子ビーム物理蒸着被覆装置と該装置用の観察ポート |
| JP2006172789A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Niles Co Ltd | 樹脂構造体の密閉結合構造 |
| JP2014189810A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Zefuaa:Kk | チャンバーシステム |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP16554993A patent/JPH0830261B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003521584A (ja) * | 1999-08-04 | 2003-07-15 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 電子ビーム物理蒸着被覆装置と該装置用の観察ポート |
| JP2006172789A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Niles Co Ltd | 樹脂構造体の密閉結合構造 |
| JP2014189810A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Zefuaa:Kk | チャンバーシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0830261B2 (ja) | 1996-03-27 |
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