JPH0718437B2 - 鋼板製中間ケーシング及び該中間ケーシングを用いた多段ポンプ - Google Patents
鋼板製中間ケーシング及び該中間ケーシングを用いた多段ポンプInfo
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- JPH0718437B2 JPH0718437B2 JP3356421A JP35642191A JPH0718437B2 JP H0718437 B2 JPH0718437 B2 JP H0718437B2 JP 3356421 A JP3356421 A JP 3356421A JP 35642191 A JP35642191 A JP 35642191A JP H0718437 B2 JPH0718437 B2 JP H0718437B2
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- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/426—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps
- F04D29/4266—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps made of sheet metal
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D1/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
- F04D1/06—Multi-stage pumps
- F04D1/063—Multi-stage pumps of the vertically split casing type
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Compressor (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板をプレス成形によ
り加工し製作する鋼板製中間ケーシング及び該中間ケー
シングを用いた多段ポンプに関する。
り加工し製作する鋼板製中間ケーシング及び該中間ケー
シングを用いた多段ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板をプレス成形して製作したポ
ンプの中間ケーシングは、戻し羽根内装形の一例が図5
に示されており、このものは、図6(a)に示すよう
に、円筒状側面部1の(吐出側)端部に底部2を有する
容器状に成形し、次いで、図6(b)に示すように、円
筒状側面部1の(吸込側)開口端部3を内側に折り曲げ
て形成したものに、図5に示すように、上記底部2の内
側に戻し羽根4、その他の部品を溶接して組立て、次い
で、該底部2の外側の周辺部に、隣接する次段(高圧
側)の中間ケーシングの吸込側開口端部の内径面(内
面)と嵌合するインロー(嵌合)凸部の外径面(外面)
2aと、インロー凸部の端面2bとが互いに直角方向に
機械加工を施して形成されている。また端部3は、隣接
する前段(低圧側)の中間ケーシングの底部の外径面と
嵌合するインロー凹部の内径面3aと、同じくインロー
凹部の端面3bとを互いに直角方向に機械加工を施して
形成されている。図中、5は羽根車、6は軸、7はライ
ナリングである。
ンプの中間ケーシングは、戻し羽根内装形の一例が図5
に示されており、このものは、図6(a)に示すよう
に、円筒状側面部1の(吐出側)端部に底部2を有する
容器状に成形し、次いで、図6(b)に示すように、円
筒状側面部1の(吸込側)開口端部3を内側に折り曲げ
て形成したものに、図5に示すように、上記底部2の内
側に戻し羽根4、その他の部品を溶接して組立て、次い
で、該底部2の外側の周辺部に、隣接する次段(高圧
側)の中間ケーシングの吸込側開口端部の内径面(内
面)と嵌合するインロー(嵌合)凸部の外径面(外面)
2aと、インロー凸部の端面2bとが互いに直角方向に
機械加工を施して形成されている。また端部3は、隣接
する前段(低圧側)の中間ケーシングの底部の外径面と
嵌合するインロー凹部の内径面3aと、同じくインロー
凹部の端面3bとを互いに直角方向に機械加工を施して
形成されている。図中、5は羽根車、6は軸、7はライ
ナリングである。
【0003】図7は、上記中間ケーシングを多段ポンプ
に組込んだ立形組立断面図であって、図5に記載した符
号と同一の符号は同一ないし同類部分を示すものとす
る。図中、8は各中間ケーシング1を嵌め込む締付けバ
ンド、9aは上部軸受、9bは中間軸受、10は吐出ケ
ーシング、11は吸込ケーシング、12は弁体、13は
ストレーナ、14はケーブルカバーである。
に組込んだ立形組立断面図であって、図5に記載した符
号と同一の符号は同一ないし同類部分を示すものとす
る。図中、8は各中間ケーシング1を嵌め込む締付けバ
ンド、9aは上部軸受、9bは中間軸受、10は吐出ケ
ーシング、11は吸込ケーシング、12は弁体、13は
ストレーナ、14はケーブルカバーである。
【0004】ポンプ運転時、ストレーナ13から吸込ま
れた揚液は、各段の羽根車5で昇圧され、各段の戻し羽
根4を通過する間に圧力を回復し、上端の吐出ケーシン
グ10に形成された吐出口より外部へ導かれるようにな
っている。
れた揚液は、各段の羽根車5で昇圧され、各段の戻し羽
根4を通過する間に圧力を回復し、上端の吐出ケーシン
グ10に形成された吐出口より外部へ導かれるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例(図
5)においては、鋼板プレス製中間ケーシングは、イン
ロー凸部の外径面2a及び端面2bと、インロー凹部の
内径面3a及びフランジ端面3bの4個所を機械加工す
ることにより、径と高さの寸法精度を維持していた。
5)においては、鋼板プレス製中間ケーシングは、イン
ロー凸部の外径面2a及び端面2bと、インロー凹部の
内径面3a及びフランジ端面3bの4個所を機械加工す
ることにより、径と高さの寸法精度を維持していた。
【0006】ところが、上記のような機械加工は、細心
の注意を払って行わなければならない。これは、加工対
象のケーシング肉厚がプレス品のため薄く、そのため、
加工時の取付けの締付力や加工応力、熱等による変形が
発生し易いことによる。
の注意を払って行わなければならない。これは、加工対
象のケーシング肉厚がプレス品のため薄く、そのため、
加工時の取付けの締付力や加工応力、熱等による変形が
発生し易いことによる。
【0007】また、各中間ケーシング間のシールは、鋳
造製のポンプ等で多用されている「Oリング」を使用す
ることが、収納空所ができ難しいことからむずかしく、
液体パッキンなど、多少信頼性の低いものを用いるた
め、余り高い圧力や漏れを嫌う場所での使用には制限が
あるという問題点もあった。
造製のポンプ等で多用されている「Oリング」を使用す
ることが、収納空所ができ難しいことからむずかしく、
液体パッキンなど、多少信頼性の低いものを用いるた
め、余り高い圧力や漏れを嫌う場所での使用には制限が
あるという問題点もあった。
【0008】本発明は、精度を必要とする部分の機械加
工の無駄な工程と、それによって発生するミスや寸法誤
差をなくすことができると共に、段間のシール手段とし
て最も一般的なOリングを使用できるようにしたプレス
製のポンプの中間ケーシング及び該中間ケーシングを用
いた多段ポンプを提供することを目的としている。
工の無駄な工程と、それによって発生するミスや寸法誤
差をなくすことができると共に、段間のシール手段とし
て最も一般的なOリングを使用できるようにしたプレス
製のポンプの中間ケーシング及び該中間ケーシングを用
いた多段ポンプを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の中間ケーシングは、鋼板をプレス成形に
より製作するポンプの中間ケーシングにおいて、該中間
ケーシングの円筒状側面部の中央部分の一側に、底部に
つながるインロー凸側円筒部を一体に設けると共に、上
記中央部分の他側に、開口端部にフランジ部を有するイ
ンロー凹側円筒部を一体に設け、上記中央部分を、イン
ロー凸側円筒部の外径及びフランジ部の外径より大きく
形成したことを特徴としている。
めに、本発明の中間ケーシングは、鋼板をプレス成形に
より製作するポンプの中間ケーシングにおいて、該中間
ケーシングの円筒状側面部の中央部分の一側に、底部に
つながるインロー凸側円筒部を一体に設けると共に、上
記中央部分の他側に、開口端部にフランジ部を有するイ
ンロー凹側円筒部を一体に設け、上記中央部分を、イン
ロー凸側円筒部の外径及びフランジ部の外径より大きく
形成したことを特徴としている。
【0010】また、第2番目の発明は、インロー凹側円
筒部と開口端部のフランジ部との間に、Oリング収納用
の面取りを設けたことを特徴としている。
筒部と開口端部のフランジ部との間に、Oリング収納用
の面取りを設けたことを特徴としている。
【0011】また、第3番目の発明は、中間ケーシング
の円筒状側面部の中央部分を、インロー嵌合部径相当の
絞り成形品をバルジ成形法又はロールフォーム法により
外方に径を拡大して製作したことを特徴としている。
の円筒状側面部の中央部分を、インロー嵌合部径相当の
絞り成形品をバルジ成形法又はロールフォーム法により
外方に径を拡大して製作したことを特徴としている。
【0012】さらに、本発明の多段ポンプは、上記中間
ケーシングを多段に接続し、該中間ケーシング内に回転
軸に支持された羽根車を収容したことを特徴としてい
る。
ケーシングを多段に接続し、該中間ケーシング内に回転
軸に支持された羽根車を収容したことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】本発明は上記のように構成されているので、上
記インロー凸側円筒部の外径面に、隣接する他の中間ケ
ーシングのインロー凹側円筒部を嵌着させると共に、上
記インロー凸側円筒部の軸に直角方向の底部側の立上が
り端面に、上記隣接する他の中間ケーシングのインロー
凹側円筒部と一体のフランジ端面を当接させ、これらの
両嵌合面及びフランジ当接面を金型の精度に従って正確
に製作できるので、従来例におけるような機械加工が不
要になる。
記インロー凸側円筒部の外径面に、隣接する他の中間ケ
ーシングのインロー凹側円筒部を嵌着させると共に、上
記インロー凸側円筒部の軸に直角方向の底部側の立上が
り端面に、上記隣接する他の中間ケーシングのインロー
凹側円筒部と一体のフランジ端面を当接させ、これらの
両嵌合面及びフランジ当接面を金型の精度に従って正確
に製作できるので、従来例におけるような機械加工が不
要になる。
【0014】 また、上記インロー凹側円筒部と開口端部
フランジ部との間に面取りを設けることにより、該面取
り部にOリングを収納装着できるので、この種多段ポン
プの段間シール手段として最も一般的なOリングが使用
でき、高圧ポンプ等にプレス製ケーシングの用途を広げ
ることができる。
フランジ部との間に面取りを設けることにより、該面取
り部にOリングを収納装着できるので、この種多段ポン
プの段間シール手段として最も一般的なOリングが使用
でき、高圧ポンプ等にプレス製ケーシングの用途を広げ
ることができる。
【0015】 また、上記中間ケーシングの円筒状側面部
の中央部分を、インロー径相当の絞り成形品をバルジ成
形法又はロールフォーム法により流体圧又は弾性圧又は
ロールによる圧力によって外方に径を拡大して製作でき
るので、肉厚一定で精度よく製作でき、且つ生産性が向
上する。
の中央部分を、インロー径相当の絞り成形品をバルジ成
形法又はロールフォーム法により流体圧又は弾性圧又は
ロールによる圧力によって外方に径を拡大して製作でき
るので、肉厚一定で精度よく製作でき、且つ生産性が向
上する。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す戻し羽根外装形中
間ケーシングの上半分の断面図である。図において、中
間ケーシングの本体aは、変形された円筒容器状をな
し、円筒状側面部の中央部分21の底部側(図で左側の
低圧側)に、底部22につながり且つ中央部分21より
小径のインロー凸側円筒部23が一体に形成され、該円
筒部23と中央部分21との間に底部側の端面24が軸
に直角方向に形成されている。
る。図1は、本発明の一実施例を示す戻し羽根外装形中
間ケーシングの上半分の断面図である。図において、中
間ケーシングの本体aは、変形された円筒容器状をな
し、円筒状側面部の中央部分21の底部側(図で左側の
低圧側)に、底部22につながり且つ中央部分21より
小径のインロー凸側円筒部23が一体に形成され、該円
筒部23と中央部分21との間に底部側の端面24が軸
に直角方向に形成されている。
【0017】 一方、中央部分21の開口側(図で右側の
低圧側)には、上記インロー凸側円筒部23の外径に嵌
着する内径を有するインロー凹側円筒部25が一体につ
なげて形成され、該インロー凹側円筒部25の開口端部
には、前記中央部分21より小径の外径を有するフラン
ジ26が一体に形成され、該フランジ26とインロー凹
側円筒部25との間には、Oリング装着用の面取り27
が形成されている。
低圧側)には、上記インロー凸側円筒部23の外径に嵌
着する内径を有するインロー凹側円筒部25が一体につ
なげて形成され、該インロー凹側円筒部25の開口端部
には、前記中央部分21より小径の外径を有するフラン
ジ26が一体に形成され、該フランジ26とインロー凹
側円筒部25との間には、Oリング装着用の面取り27
が形成されている。
【0018】 上記底部22の内径側中央部には、ライナ
リング28用の縁29が、内方に折げるようにして形成
され、該ライナリング28と入口部とを細隙を保って羽
根車30が軸31に取付けられている。
リング28用の縁29が、内方に折げるようにして形成
され、該ライナリング28と入口部とを細隙を保って羽
根車30が軸31に取付けられている。
【0019】 また、上記底部22の外側には、戻し羽根
32が溶接等により一体に取付けられており、該戻し羽
根32の側端面には側板33が取付けられている。図
中、22aは隣接する次段(高圧側)の底部、32a及
び33aは同じく戻し羽根及び側板、34は流路となる
穴、35は軸が通る戻し羽根の穴である。
32が溶接等により一体に取付けられており、該戻し羽
根32の側端面には側板33が取付けられている。図
中、22aは隣接する次段(高圧側)の底部、32a及
び33aは同じく戻し羽根及び側板、34は流路となる
穴、35は軸が通る戻し羽根の穴である。
【0020】 ポンプ運転時、隣接する前段(図で左側、
低圧側)中間ケーシングの羽根車より吐出された揚液
は、戻し羽根32により半径方向内方に転向され、当該
中間ケーシング本体aの羽根車30入口部の穴34へ導
入され、該羽根車30により更に昇圧され、次段(図で
右側、高圧側)の戻し羽根32aへ導かれ、ここで再び
半径方向内方へ転向すると共に圧力が回復される。
低圧側)中間ケーシングの羽根車より吐出された揚液
は、戻し羽根32により半径方向内方に転向され、当該
中間ケーシング本体aの羽根車30入口部の穴34へ導
入され、該羽根車30により更に昇圧され、次段(図で
右側、高圧側)の戻し羽根32aへ導かれ、ここで再び
半径方向内方へ転向すると共に圧力が回復される。
【0021】 上記のように構成されているので、組立て
た状態で上記インロー凸側円筒部23の外径面に、隣接
する図で左側の中間ケーシングのインロー凹側円筒部2
5aが2点鎖線で示すように嵌合され、該インロー凸側
円筒部の軸に直角方向の底部側の立上がり端面24に、
上記隣接する中間ケーシングのインロー凹側円筒部25
aにつながるフランジ端面26aが当接され、これらが
一体となって図示しないケーシングボルトにより組立て
られる。上記した両嵌合面23と25a及びフランジ部
当接面24と26aは金型の精度により製作されるの
で、従来例におけるような機械加工が不要になる。
た状態で上記インロー凸側円筒部23の外径面に、隣接
する図で左側の中間ケーシングのインロー凹側円筒部2
5aが2点鎖線で示すように嵌合され、該インロー凸側
円筒部の軸に直角方向の底部側の立上がり端面24に、
上記隣接する中間ケーシングのインロー凹側円筒部25
aにつながるフランジ端面26aが当接され、これらが
一体となって図示しないケーシングボルトにより組立て
られる。上記した両嵌合面23と25a及びフランジ部
当接面24と26aは金型の精度により製作されるの
で、従来例におけるような機械加工が不要になる。
【0022】 また、上記インロー凹側円筒部25と開口
端部フランジ部26との間に面取り27が設けられてい
るので、該面取り部27と、隣接する中間ケーシングの
インロー凸側円筒部23と底部側端面24の接続隅部と
によって形成される、断面ほぼ三角形状の空所27bに
Oリングが装着される。このように、この種多段ポンプ
の段間シール手段として最も一般的なOリングが使用で
きるので、高圧ポンプなどにプレス製ケーシングの用途
を広げることができる。
端部フランジ部26との間に面取り27が設けられてい
るので、該面取り部27と、隣接する中間ケーシングの
インロー凸側円筒部23と底部側端面24の接続隅部と
によって形成される、断面ほぼ三角形状の空所27bに
Oリングが装着される。このように、この種多段ポンプ
の段間シール手段として最も一般的なOリングが使用で
きるので、高圧ポンプなどにプレス製ケーシングの用途
を広げることができる。
【0023】 図2は、本発明を戻り羽根内装形に適用し
た他の実施例を示す下半分の断面図で、図中、図1に記
載した符号と同一の符号は同一ないし同類部分を示すも
のとする。
た他の実施例を示す下半分の断面図で、図中、図1に記
載した符号と同一の符号は同一ないし同類部分を示すも
のとする。
【0024】 この実施例では、中間ケーシング本体b
は、底部22がポンプ吐出側(図で右側、高圧側)に位
置するように配置されており、該底部22の内部に戻し
羽根32bが側板36を介して取付けられている点で、
先の実施例(図1)と相違している。そして各段の中間
ケーシング本体bは、フランジ26の端面と前段ケーシ
ングの底部側端面24aとが当接し、凸側円筒部25が
前段中間ケーシングの凹側円筒部23aに嵌着してお
り、また中央部21が凸側円筒部25の外径及びフラン
ジ部26の外径より大きく形成されている点で先の実施
例と変わりはない。
は、底部22がポンプ吐出側(図で右側、高圧側)に位
置するように配置されており、該底部22の内部に戻し
羽根32bが側板36を介して取付けられている点で、
先の実施例(図1)と相違している。そして各段の中間
ケーシング本体bは、フランジ26の端面と前段ケーシ
ングの底部側端面24aとが当接し、凸側円筒部25が
前段中間ケーシングの凹側円筒部23aに嵌着してお
り、また中央部21が凸側円筒部25の外径及びフラン
ジ部26の外径より大きく形成されている点で先の実施
例と変わりはない。
【0025】 図3は、本発明の中間ケーシングの本体
を、プレス成形の一つであるバルジ成形法により製作す
るときの、外型102,103内に取付けられた該本体
の元の形状を示す断面図、図4は、完成形状を示す断面
図である。
を、プレス成形の一つであるバルジ成形法により製作す
るときの、外型102,103内に取付けられた該本体
の元の形状を示す断面図、図4は、完成形状を示す断面
図である。
【0026】 上記のようにバルジ成形法により中間ケー
シングを製作する場合、先ず、鋼板をプレスにより第1
次成形で深絞りして、一方にフランジ(鍔)付開口部
を、また他方に底部をそれぞれ具えた、図3に示すよう
な円筒容器状体100を作り、該円筒容器状体100
を、円筒状側面部の外方に膨出した中央部分に相当する
凹所101及び面取り101aを内面に具えた二つ割さ
れた外型102の内部にセットして取付け、その中間円
筒部の内側に、油圧又はゴムのような弾性体を入れ、矢
印e方向に半径方向の内圧をかけると共に、外型103
を介して底部より開口方向に、矢印f方向に押し上げる
ようにしてプレス成形(いわゆるバルジ成形)すると、
図4に示すように、中央部分21は外型102の凹所1
01に沿って矢印g方向に変形され、図示のような一体
成形品が製作され、インロー凸形及び凹形両円筒部の径
が、二つ割外型102の金型精度に従って従来の機械加
工に相当する精度に製作される。
シングを製作する場合、先ず、鋼板をプレスにより第1
次成形で深絞りして、一方にフランジ(鍔)付開口部
を、また他方に底部をそれぞれ具えた、図3に示すよう
な円筒容器状体100を作り、該円筒容器状体100
を、円筒状側面部の外方に膨出した中央部分に相当する
凹所101及び面取り101aを内面に具えた二つ割さ
れた外型102の内部にセットして取付け、その中間円
筒部の内側に、油圧又はゴムのような弾性体を入れ、矢
印e方向に半径方向の内圧をかけると共に、外型103
を介して底部より開口方向に、矢印f方向に押し上げる
ようにしてプレス成形(いわゆるバルジ成形)すると、
図4に示すように、中央部分21は外型102の凹所1
01に沿って矢印g方向に変形され、図示のような一体
成形品が製作され、インロー凸形及び凹形両円筒部の径
が、二つ割外型102の金型精度に従って従来の機械加
工に相当する精度に製作される。
【0027】 上記した実施例において中間ケーシングを
バルジ成形法によって製作したものについて説明した
が、ロールによって圧力を加え拡径又は縮径させるロー
ルフォーム法等のバルジ成形以外のプレス加工により成
形することも可能である。また、本発明におけるインロ
ー凸側及び凹側の両円筒部は、互いに、嵌着できるよう
な形状であればよい。
バルジ成形法によって製作したものについて説明した
が、ロールによって圧力を加え拡径又は縮径させるロー
ルフォーム法等のバルジ成形以外のプレス加工により成
形することも可能である。また、本発明におけるインロ
ー凸側及び凹側の両円筒部は、互いに、嵌着できるよう
な形状であればよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鋼板をプレス成形により製作するポンプの中間ケーシン
グの円筒状側面部の中央部分の一側に、底部につながる
インロー凸側円筒部を一体に設けると共に、上記中央部
分の他側に、開口端部にフランジ部を有するインロー凹
側円筒部を一体に設け、上記中央部分を、インロー凸側
円筒部の外径及びフランジ部の外径より大きく形成した
ことにより、次のような効果が奏される。 (1)機械加工が不要になるため、加工時の締付力、加
工応力、熱などによる変形や誤差をなくすことができ、
また必要な部分は金型の精度により誤差などが定まる。 (2)従来例におけるようなプレス成形と機械加工とい
う全く異質の工程がなくなるので、工数も大幅に削減す
ることができる。 (3)従来の中間ケーシングでは、最も荷重のかかる部
分に機械加工をするため、その部分の必要な肉厚を維持
するには他の部分の肉圧が厚くなるのに対し、本発明で
は、全体的に均一な肉厚となるため、相対的に軽量化さ
れコストダウンを図ることができる。
鋼板をプレス成形により製作するポンプの中間ケーシン
グの円筒状側面部の中央部分の一側に、底部につながる
インロー凸側円筒部を一体に設けると共に、上記中央部
分の他側に、開口端部にフランジ部を有するインロー凹
側円筒部を一体に設け、上記中央部分を、インロー凸側
円筒部の外径及びフランジ部の外径より大きく形成した
ことにより、次のような効果が奏される。 (1)機械加工が不要になるため、加工時の締付力、加
工応力、熱などによる変形や誤差をなくすことができ、
また必要な部分は金型の精度により誤差などが定まる。 (2)従来例におけるようなプレス成形と機械加工とい
う全く異質の工程がなくなるので、工数も大幅に削減す
ることができる。 (3)従来の中間ケーシングでは、最も荷重のかかる部
分に機械加工をするため、その部分の必要な肉厚を維持
するには他の部分の肉圧が厚くなるのに対し、本発明で
は、全体的に均一な肉厚となるため、相対的に軽量化さ
れコストダウンを図ることができる。
【0029】 また、インロー凹側円筒部とフランジ部と
の間に面取りを設けることにより、各中間ケーシングの
段間のシール部材としてOリングが使用可能となり、漏
れを嫌う場所や比較的高い圧力のポンプにも、鋼板プレ
ス製のケーシングが使用可能となる。
の間に面取りを設けることにより、各中間ケーシングの
段間のシール部材としてOリングが使用可能となり、漏
れを嫌う場所や比較的高い圧力のポンプにも、鋼板プレ
ス製のケーシングが使用可能となる。
【0030】 また、中間ケーシングの円筒状側面部の中
央部分を、インロー嵌合部径相当の絞り成形品をバルジ
成形法により外方に拡大して製作できるので、各部の肉
厚を均一に作ることができる。このバルジ成形法により
本発明の形状を作るためには内圧を数百kgf/cm2〜数千
kgf/cm2まで上げるため、鋼板は外側の金型に密着する
ことなり、そのため一般のプレス成形以上に精度を上げ
ることができる。またバルジ成形法を用いれば、一工程
で本発明形状を作ることができるが、他の方法では時間
と工程数が大幅に増える。
央部分を、インロー嵌合部径相当の絞り成形品をバルジ
成形法により外方に拡大して製作できるので、各部の肉
厚を均一に作ることができる。このバルジ成形法により
本発明の形状を作るためには内圧を数百kgf/cm2〜数千
kgf/cm2まで上げるため、鋼板は外側の金型に密着する
ことなり、そのため一般のプレス成形以上に精度を上げ
ることができる。またバルジ成形法を用いれば、一工程
で本発明形状を作ることができるが、他の方法では時間
と工程数が大幅に増える。
【図1】本発明の一実施例を示す中間ケーシングの上半
分の断面図である。
分の断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す中間ケーシングの下
半分の断面図である。
半分の断面図である。
【図3】バルジ成形時の中間ケーシング本体の元の形状
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】バルジ成形後の中間ケーシング本体の完成形状
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】従来例を示す要部断面図である。
【図6】従来例のプレス成形の順序を示す説明図であ
る。
る。
【図7】従来例を示すポンプ組立断面図である。
21 中央部分 22 底部 23 インロー凸形円筒部 24 底部側の端面 25 インロー凹形円筒部 26 フランジ 27 面取り 28 ライナリング 29 ライナリング用縁 30 羽根車 31 軸 32 戻し羽根 33 側板 36 側板 a 本体 b 本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 秀夫 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (56)参考文献 実開 昭54−18704(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】 鋼板をプレス成形により製作するポンプ
の中間ケーシングにおいて、該中間ケーシングの円筒状
側面部の中央部分の一側に、底部につながるインロー凸
側円筒部を一体に設けると共に、上記中央部分の他側
に、開口端部にフランジ部を有するインロー凹側円筒部
を一体に設け、上記中央部分を、インロー凸側円筒部の
外径及びフランジ部の外径より大きく形成したことを特
徴とする鋼板製中間ケーシング。 - 【請求項2】 インロー凹側円筒部と開口端部のフラン
ジ部との間に、Oリング装着用の面取りを設けたことを
特徴とする請求項1記載の鋼板製中間ケーシング。 - 【請求項3】 中間ケーシングの円筒状側面部の中央部
分を、インロー嵌合部径相当の絞り成形品をバルジ成形
法又はロールフォーム法により外方に径を拡大して製作
したことを特徴とする請求項1記載の鋼板製中間ケーシ
ング。 - 【請求項4】 請求項1記載の中間ケーシングを多段に
接続し、該中間ケーシング内に回転軸に支持された羽根
車を収容したことを特徴とする多段ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356421A JPH0718437B2 (ja) | 1990-12-25 | 1991-12-24 | 鋼板製中間ケーシング及び該中間ケーシングを用いた多段ポンプ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40583890 | 1990-12-25 | ||
| JP2-405838 | 1990-12-25 | ||
| JP3356421A JPH0718437B2 (ja) | 1990-12-25 | 1991-12-24 | 鋼板製中間ケーシング及び該中間ケーシングを用いた多段ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06280795A JPH06280795A (ja) | 1994-10-04 |
| JPH0718437B2 true JPH0718437B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=18515447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3356421A Expired - Fee Related JPH0718437B2 (ja) | 1990-12-25 | 1991-12-24 | 鋼板製中間ケーシング及び該中間ケーシングを用いた多段ポンプ |
Country Status (9)
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| EP (1) | EP0492606B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0718437B2 (ja) |
| KR (1) | KR100192118B1 (ja) |
| AT (1) | ATE130075T1 (ja) |
| DE (1) | DE69114458T2 (ja) |
| DK (1) | DK0492606T3 (ja) |
| ES (1) | ES2082106T3 (ja) |
| GR (1) | GR3018803T3 (ja) |
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| DE4330098A1 (de) * | 1993-09-06 | 1995-03-09 | Klein Schanzlin & Becker Ag | Als Blechformteil ausgebildete Leiteinrichtung |
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| IT1315390B1 (it) * | 2000-02-11 | 2003-02-10 | Vertical Srl | Pompa centrifuga perfezionata |
| JP3953328B2 (ja) * | 2002-01-21 | 2007-08-08 | 株式会社荏原製作所 | 羽根車 |
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| US9334876B2 (en) | 2011-04-12 | 2016-05-10 | Thermo Neslab Inc. | Pump casing and related apparatus and methods |
| CN103195743A (zh) * | 2013-04-09 | 2013-07-10 | 江苏大学 | 一种背对背的导流结构 |
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| IT8030902U1 (it) * | 1980-12-29 | 1982-06-29 | Lowara Spa | Contenitore per stadio di pompa multistadio |
| DE3220448C1 (de) * | 1982-05-29 | 1983-08-11 | Grundfos A/S, 8850 Bjerringbro | Pumpenaggregat fuer Heizungs- und Brauchwasseranlagen |
| JPS62291495A (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-18 | Fuji Electric Co Ltd | 遠心形多段ブロワ |
| JPS63170593A (ja) * | 1987-01-07 | 1988-07-14 | Hitachi Ltd | 多段ポンプの水返し羽根 |
| DE3729673A1 (de) * | 1987-09-04 | 1989-03-23 | Grundfos Int | Mehrstufige kreiselpumpe |
| US4923367A (en) * | 1988-03-14 | 1990-05-08 | Flint & Walling, Inc. | Submersible pump with plastic housing |
| DE3816280C2 (de) * | 1988-05-12 | 1997-03-20 | Klein Schanzlin & Becker Ag | Gehäuseteil für Kreiselpumpen |
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1991
- 1991-12-20 US US07/811,067 patent/US5234317A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-23 ES ES91122182T patent/ES2082106T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-23 EP EP91122182A patent/EP0492606B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-12-23 DK DK91122182.8T patent/DK0492606T3/da active
- 1991-12-23 AT AT91122182T patent/ATE130075T1/de active
- 1991-12-23 DE DE69114458T patent/DE69114458T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-24 KR KR1019910024149A patent/KR100192118B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-24 JP JP3356421A patent/JPH0718437B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1996-01-26 GR GR960400191T patent/GR3018803T3/el unknown
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|---|---|---|---|
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