JPH07184776A - 蒸気釜装置 - Google Patents

蒸気釜装置

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JPH07184776A
JPH07184776A JP33532293A JP33532293A JPH07184776A JP H07184776 A JPH07184776 A JP H07184776A JP 33532293 A JP33532293 A JP 33532293A JP 33532293 A JP33532293 A JP 33532293A JP H07184776 A JPH07184776 A JP H07184776A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】蒸気釜装置において、作業性を向上し、安全性
を高める。 【構成】蒸気吹出用の部材30は、円板形状でその上面
の中央部が高くかつ中央部から周縁部に向かって徐々に
低くなるように形成されているため、釜本体10の内部
に入れた米などは、その中央部より周縁部に多く溜まる
ようになり、ベース部材20の中心部に開設された蒸気
取入れ用の孔22を通して、蒸気拡散用の空間24に蒸
気が供給され、蒸気拡散用の空間24内での蒸気は、蒸
気拡散用の空間24の壁部31に開設された吹出口32
を通して、釜本体10の底の周縁部に蒸気が吹き出さ
れ、残りの蒸気は、蒸気吹出用の部材30の上面にほぼ
均一に点在するように多数穿設された蒸気吹出孔33を
通して釜本体10の底全体に吹き出されるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気釜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蒸気釜装置としては、釜本体の底
部の中央部に蒸気供給ホースが延ばされ、底部全体にほ
ぼ均一に点在するように穿設された蒸気吹出孔を通し
て、蒸気が釜本体内部に吹き出し、米などを炊き上げる
ようにしたものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の蒸気釜装置では、蒸気が底部の中央部に点在
する吹出口を通して吹き出し易く、底部の周縁部に点在
する吹出口を通しては吹き出し難い構造のため、例え
ば、釜本体の中央部の米が炊けた際に、その周りの米は
依然として炊けていないで、炊きむらができてしまう。
釜全体の米が均一に炊けるためには、炊き上がる途中
で、内部の米を掻き混ぜる作業が必要になり、米などが
釜本体からこぼれないように注意して作業する必要もあ
って作業性がよくなく、また、掻き混ぜる際に、火傷等
の危険をともない、安全性の面からも問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、作業性がよく、安全性も向上することができる
蒸気釜装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 釜本体(10)の底側から蒸気を吹き込んで米など
を炊き上げるようにした蒸気釜装置において、釜本体
(10)の底を円板形状のベース部材(20)により構
成し、該ベース部材(20)の中心部に蒸気取入れ用の
孔(22)を開設し、前記ベース部材(20)上に、同
じく円板形状でその上面の中央部が高くかつ該中央部か
ら周縁部に向かって徐々に低くなる蒸気吹出用の部材
(30)を固定し、前記ベース部材(20)と蒸気吹出
用の部材(30)との間の隙間に円形断面状の蒸気拡散
用の空間(24)を形成し、前記蒸気拡散用の空間(2
4)の内周壁(31)に、釜本体(10)の内部空間へ
蒸気を吹き出すための吹出口(32)を開設するととも
に、前記蒸気吹出用の部材(30)に、前記蒸気拡散用
の空間(24)と釜本体(10)の内部空間とを連通し
て、前記蒸気吹出用の部材(30)の上面にほぼ均一に
点在するように蒸気吹出孔(33)を多数穿設したこと
を特徴とする蒸気釜装置。
【0005】2 釜本体(10)の底側から蒸気を吹き
込んで米などを炊き上げるようにした蒸気釜装置におい
て、釜本体(10)の底を円板形状のベース部材(2
0)により構成し、該ベース部材(20)の中心部に蒸
気取入れ用の孔(22)を開設し、前記ベース部材(2
0)上に、同じく円板形状で中央部が高くかつ該中央部
から周縁部に向かって徐々に低くなる蒸気吹出用のプレ
ート(30)を固定し、前記ベース部材(20)と蒸気
吹出用のプレート(30)との間の隙間に円形断面状の
蒸気拡散用の空間(24)を形成し、前記蒸気拡散用の
空間(24)に嵌合しており、該蒸気拡散用の空間(2
4)を上部空間(35)と下部空間(36)とに区分す
るようにしている同じく円板形状の仕切り用のプレート
を配設し、前記下部空間(36)側の内周壁(31)
に、釜本体(10)の内部空間へ蒸気を吹き出すための
吹出口(32)を開設し、該仕切用のプレート(40)
の周縁部に上部空間(35)と下部空間(36)とを連
通するための連通孔(42)を穿設し、前記蒸気吹出用
のプレート(30)に、前記上部空間(35)と釜本体
(10)の内部空間とを連通すべく上下方向に延びて、
前記蒸気吹出用のプレート(30)の上面にほぼ均一に
点在するように蒸気吹出孔(33)を多数穿設したこと
を特徴とする蒸気釜装置に存する。
【0006】
【作用】蒸気吹出用の部材(30)は、円板形状でその
上面の中央部が高くかつ中央部から周縁部に向かって徐
々に低くなるように形成されているため、釜本体(1
0)の内部に例えば米を入れた場合、入れた米はその中
央部より周縁部に多く溜まるようになる。ベース部材
(20)の中心部に開設された蒸気取入れ用の孔(2
2)を通して、蒸気拡散用の空間(24)に蒸気が供給
される。蒸気拡散用の空間(24)内での蒸気は、蒸気
拡散用の空間(24)の内周壁(31)に開設された吹
出口(32)を通して、釜本体(10)の底の周縁部に
蒸気が吹き出される。残りの蒸気は、蒸気吹出用の部材
(30)の上面にほぼ均一に点在するように多数穿設さ
れた蒸気吹出孔(33)を通して釜本体(10)の底全
体に吹き出される。
【0007】蒸気が、釜本体(10)の底の中央部に片
寄ることなく、米が多く溜まっている底の周縁部にも積
極的に吹き込むため、米を均一に炊き上げることができ
る。ベース部材(20)に、同じく円板形状で中央部が
高くかつ該中央部から周縁部に向かって徐々に低くなる
蒸気吹出用のプレート(30)を固設し、前記ベース部
材(20)と蒸気吹出用のプレート(30)との間の隙
間に円形断面状の蒸気拡散用の空間(24)を形成し、
前記蒸気拡散用の空間(24)に嵌合して、前記蒸気拡
散用の空間(24)を上部空間(35)と下部空間(3
6)とに区分するように同じく円板形状の仕切用のプレ
ート(40)を配設し、前記下部空間(36)側の内周
壁(31)に、釜本体(10)の内部空間へ蒸気を吹き
出すための吹出口(32)を開口し、該仕切用のプレー
ト(40)の周縁部に上部空間(35)と下部空間(3
6)とを連通するための連通孔(42)を穿設し、前記
蒸気吹出用のプレート(30)に、前記上部空間(3
5)と釜本体(10)の内部空間とを連通すべく上下方
向に延びて、前記蒸気吹出用のプレート(30)の上面
にほぼ均一に点在するように蒸気吹出孔(33)を多数
穿設したものでは、蒸気拡散用の空間(24)内に供給
された蒸気が、蒸気拡散用の空間(24)の下部空間
(36)側の内周壁(31)に開設された吹出口(3
2)を通して、釜本体(10)の底の周縁部に蒸気が吹
き出される。残りの蒸気は、連通孔(42)を通って、
蒸気拡散用の空間(24)の上部空間(35)側に流れ
込み、流れ込んだ蒸気は、上部空間(35)内では、周
縁部から中央部に向かって進むようになるため、最初に
周縁部側の蒸気吹出孔(33)を通って吹き出し、次第
に中央部側の蒸気吹出孔(33)を通って吹き出し、最
終的に釜本体(10)の底全体に吹き出される。それに
より、蒸気が、釜本体(10)の底の中央部に片寄るこ
となく、米が多く溜まっている底の周縁部にも確実に吹
き込むため、米を均一に炊き上げることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。各図は本発明の一実施例を示している。図1、図
2および図4に示すように、本実施例にかかる蒸気釜装
置は、蒸気で米など炊き上げるもので、釜本体10の底
が円板形状のベース部材20により構成されており、ベ
ース部材20の中心部には蒸気取入れ用の孔22が開設
され、蒸気取入れ用の孔22に蒸気供給用のパイプ15
の先端が嵌着されている。気密性を高めるべく、蒸気取
入れ用の孔22の周壁にはOリングが嵌装されている。
ベース部材20の周縁部には、環状であって上方へ突出
する壁部21が一体成形されている。ベース部材20に
は蒸気取入れ用の孔22を取り囲むようにして、周方向
にほぼ等間隔で上方へ突出する支持突起25,25…が
一体成形されており、支持突起25と支持突起25との
間で上方へ突出しない部位が通気口26に成っている。
【0009】図1および図3に示すように、ベース部材
20上には、蒸気吹出用のプレート30がボルトで固定
されている。蒸気吹出用のプレート30の上面は、円板
形状で中央部が高くかつ該中央部から周縁部に向かって
段階的に低くなるように形成されている。段階的に低く
しないで、連続的に低くして略円錐状に形成してもよ
い。蒸気吹出用のプレート30には、後述する上部空間
35と釜本体10の内部空間とを連通すべく上下方向に
延びて、ほぼ均一に点在するように蒸気吹出孔33が多
数穿設されている。図1および図5に示すように、蒸気
吹出用のプレート30の下面側の周縁部には、壁部21
に対向して下方へ突出し、壁部21上に載る壁部31が
一体的に形成されている。壁部21上に壁部31が載せ
られることで、ベース部材20と蒸気吹出用のプレート
30との間の隙間には円形断面状の蒸気拡散用の空間2
4が形成されている。蒸気吹出用のプレート30の下面
側の中央部には、下方へ突出する隙間維持用の突起37
が形成されている。同じく、壁部31には隙間維持用の
突起37と同じ高さで隙間維持用の段部38が形成され
ている。
【0010】蒸気拡散用の空間24には、下方から円板
形状の仕切用のプレート40が嵌合しており、隙間維持
用の突起37および隙間維持用の段部38並びに支持突
起25により上下から支持されている。仕切用のプレー
ト40は、蒸気拡散用の空間24を上部空間35と下部
空間36とに区分するように配設されている。壁部31
の下部空間36側には、釜本体10の内部空間へ蒸気を
吹き出すための吹出口32,32…が開設されている。
吹出口32は円周方向で等間隔に壁部31の突出量を小
さくするようにして形成されている。結果として吹出口
32は、蒸気吹出孔33の穴径よりも数倍以上広い間口
を有する。仕切用のプレート40の周縁部には、上部空
間35と下部空間36とを連通するための連通孔42,
42…が、円周方向で等間隔に穿設されている。
【0011】次に作用を説明する。蒸気吹出用の部材3
0の上面は、円板形状で中央部が高くかつ中央部から周
縁部に向かって段階的に低くなるように形成されている
ため、釜本体10の内部に例えば米を入れた場合、入れ
た米はその中央部より周縁部に多く溜まるようになる。
蒸気供給用のパイプ15を通り送られた蒸気は、ベース
部材20の蒸気取入れ用の孔22を通して、蒸気拡散用
の空間24の下部空間36に蒸気が供給される。下部空
間36内に供給された蒸気は、壁部31の下部空間36
側に開設された吹出口32,32…を通して、釜本体1
0の底の周縁部に多量の蒸気が吹き出されるようにな
る。それにより、米が多く溜まっている底の周縁部に多
量の蒸気が確実に吹き込まれる。
【0012】残りの蒸気は、仕切用のプレート40の連
通孔42,42…を通って、蒸気拡散用の空間24の上
部空間35側に流れ込み、流れ込んだ蒸気は、上部空間
35内では、連通孔42,42…が穿設された周縁部か
ら中央部に向かって進むようになり、最初に周縁部側の
蒸気吹出孔33を通って吹き出し、次第に中央部側の蒸
気吹出孔33を通って吹き出すようになり、最終的に釜
本体10の底全体に吹き出される。すなわち、蒸気は、
釜本体10の底の中央部に片寄ることなく、米が多く溜
まっている底の周縁部にほど多量にかつ確実に吹き込む
ため、米を均一に炊き上げることができ、炊き上げる途
中で釜本体10内の米を掻き混ぜる必要がない。
【0013】なお、前記実施例においては、蒸気吹出用
のプレート30をブロック体にしたものを示したが、例
えばステンレス製の平板材により形成してもよい。
【0014】前記実施例にかかる蒸気釜装置において
は、釜本体10の底部をベース部材20、蒸気吹出用の
プレート30および仕切用のプレート40により構成
し、各部品が分解組立て容易な構造であり、また、蒸気
吹出用のプレート30の蒸気吹出孔33は上下方向へ真
直に延びる孔であるため、装置内部に進入する米などを
簡単な作業で掃除することができ、斜め方向や水平方向
に蒸気が吹き出すようにした孔に比して、容易に加工す
ることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明にかかる蒸気釜装置によれば、蒸
気吹出用の部材は、円板形状でその上面の中央部が高く
かつ中央部から周縁部に向かって徐々に低くなるように
形成されているため、釜本体の内部に入れた米などは、
その中央部より周縁部に多く溜まるようになり、ベース
部材の中心部に開設された蒸気取入れ用の孔を通して、
蒸気拡散用の空間に蒸気が供給され、蒸気拡散用の空間
内での蒸気は、蒸気拡散用の空間の内周壁に開設された
吹出口を通して、釜本体の底の周縁部に蒸気が吹き出さ
れ、残りの蒸気は、蒸気吹出用の部材の上面にほぼ均一
に点在するように多数穿設された蒸気吹出孔を通して釜
本体の底全体に吹き出されるようになるので、蒸気が、
釜本体の底の中央部に片寄ることなく、米が多く溜まっ
ている底の周縁部に積極的に吹き込むため、米を均一に
炊き上げることができ、炊き上げる途中で釜本体内の米
を掻き混ぜる必要がないため、作業性を向上することが
できるとともに、安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す蒸気釜装置の要部断面
図である。
【図2】本発明の一実施例を示す蒸気釜装置の断面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例を示す蒸気吹出用のプレート
の平面図である。
【図4】本発明の一実施例を示すベース部材の平面図で
ある。
【図5】本発明の一実施例を示す蒸気吹出用のプレート
と仕切用のプレートとを組合わせた際の底面図である。
【符号の説明】
10…釜本体 20…ベース部材 22…蒸気取入れ用の孔 24…蒸気拡散用の空間 30…蒸気吹出用のプレート 32…吹出口 33…蒸気吹出孔 40…仕切用のプレート 42…連通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釜本体の底側から蒸気を吹き込んで米など
    を炊き上げるようにした蒸気釜装置において、 釜本体の底を円板形状のベース部材により構成し、該ベ
    ース部材の中心部に蒸気取入れ用の孔を開設し、 前記ベース部材に、同じく円板形状でその上面の中央部
    が高くかつ該中央部から周縁部に向かって徐々に低くな
    る蒸気吹出用の部材を固設し、前記ベース部材と蒸気吹
    出用の部材との間の隙間に円形断面状の蒸気拡散用の空
    間を形成し、 前記蒸気拡散用の空間の内周壁に、釜本体の内部空間へ
    蒸気を吹き出すための吹出口を開設するとともに、前記
    蒸気吹出用の部材に、前記蒸気拡散用の空間と釜本体の
    内部空間とを連通して、前記蒸気吹出用の部材の上面に
    ほぼ均一に点在するように蒸気吹出孔を多数穿設したこ
    とを特徴とする蒸気釜装置。
  2. 【請求項2】釜本体の底側から蒸気を吹き込んで米など
    を炊き上げるようにした蒸気釜装置において、 釜本体の底を円板形状のベース部材により構成し、該ベ
    ース部材の中心部に蒸気取入れ用の孔を開設し、 前記ベース部材に、同じく円板形状で中央部が高くかつ
    該中央部から周縁部に向かって徐々に低くなる蒸気吹出
    用のプレートを固設し、前記ベース部材と蒸気吹出用の
    プレートとの間の隙間に円形断面状の蒸気拡散用の空間
    を形成し、 前記蒸気拡散用の空間に嵌合して、前記蒸気拡散用の空
    間を上部空間と下部空間とに区分するように同じく円板
    形状の仕切り用のプレートを配設し、前記下部空間側の
    内周壁に、釜本体の内部空間へ蒸気を吹き出すための吹
    出口を開設し、該仕切り用のプレートの周縁部に上部空
    間と下部空間とを連通するための連通孔を穿設し、 前記蒸気吹出用のプレートに、前記上部空間と釜本体の
    内部空間とを連通すべく上下方向に延びて、前記蒸気吹
    出用のプレートの上面にほぼ均一に点在するように蒸気
    吹出孔を多数穿設したことを特徴とする蒸気釜装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023248735A1 (ja) * 2022-06-20 2023-12-28 株式会社日阪製作所 蒸気処理装置、蒸気処理製品の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0219108A (ja) * 1988-07-08 1990-01-23 Akio Sugi 蒸煮方法と蒸煮装置

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