JPH07185029A - 車両消火システム - Google Patents
車両消火システムInfo
- Publication number
- JPH07185029A JPH07185029A JP33280993A JP33280993A JPH07185029A JP H07185029 A JPH07185029 A JP H07185029A JP 33280993 A JP33280993 A JP 33280993A JP 33280993 A JP33280993 A JP 33280993A JP H07185029 A JPH07185029 A JP H07185029A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire extinguisher
- fire
- vehicle
- control means
- extinguishing system
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62C—FIRE-FIGHTING
- A62C3/00—Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places
- A62C3/07—Fire prevention, containment or extinguishing specially adapted for particular objects or places in vehicles, e.g. in road vehicles
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】消火用配管に搭載消火器を接続した車両消火シ
ステムにおいて、搭載消火器による消火が期待できない
状態を車内で認識し得るようにするとともに、期待でき
ない場合の車外からの消火体制を確立する。 【構成】配管65と搭載消火器61とを結合した結合用
装置1に接続検出手段を設けたり、搭載消火器の重量を
検出する重量検出手段75又は搭載消火器の有無を検出
する物体検出手段76を設け、これら各検出手段の出力
を制御手段で解読して、搭載消火器の状態を運転者に認
知させる。そして、消火が期待できない場合は、エンジ
ンルームの火災発生時、エンジンフードのロック機構を
制御手段の指令で解除するか、人為的な解除を促す。
ステムにおいて、搭載消火器による消火が期待できない
状態を車内で認識し得るようにするとともに、期待でき
ない場合の車外からの消火体制を確立する。 【構成】配管65と搭載消火器61とを結合した結合用
装置1に接続検出手段を設けたり、搭載消火器の重量を
検出する重量検出手段75又は搭載消火器の有無を検出
する物体検出手段76を設け、これら各検出手段の出力
を制御手段で解読して、搭載消火器の状態を運転者に認
知させる。そして、消火が期待できない場合は、エンジ
ンルームの火災発生時、エンジンフードのロック機構を
制御手段の指令で解除するか、人為的な解除を促す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消火用の配管と一体に
消火器を搭載した車両に関し、とりわけ、消火器が配管
と正常に接続されているか、消火剤が充分に充填されて
いるか等を事前に認識し得るともに、消火器による消火
が期待できない場合にも、消火作業が迅速に行われるよ
うにした車両消火システムに関する。
消火器を搭載した車両に関し、とりわけ、消火器が配管
と正常に接続されているか、消火剤が充分に充填されて
いるか等を事前に認識し得るともに、消火器による消火
が期待できない場合にも、消火作業が迅速に行われるよ
うにした車両消火システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、単に搭載消火器を備えるだけの構
成から発展して、搭載消火器のノズル部を結合用装置を
介してエンジンルームに延在された配管と接続するとと
もに、車内の手動式起動スイッチの作動出力又は火災に
関するセンサ手段の検知作動出力に基づいて駆動される
消火器起動アクチュエータを搭載消火器に対し装置し、
エンジンルームでの火災発生に対処したシステムが考え
られている。
成から発展して、搭載消火器のノズル部を結合用装置を
介してエンジンルームに延在された配管と接続するとと
もに、車内の手動式起動スイッチの作動出力又は火災に
関するセンサ手段の検知作動出力に基づいて駆動される
消火器起動アクチュエータを搭載消火器に対し装置し、
エンジンルームでの火災発生に対処したシステムが考え
られている。
【0003】上記車両消火システムの搭載消火器では、
エンジントラブル時に消火を行う場合、他車の火災の消
火を行う場合或いは車両火災以外のための消火を行う場
合等を想定して、搭載消火器を単独で使用できる仕様に
なっている。
エンジントラブル時に消火を行う場合、他車の火災の消
火を行う場合或いは車両火災以外のための消火を行う場
合等を想定して、搭載消火器を単独で使用できる仕様に
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の車両消
火システムでは、搭載消火器が単独で使用されることを
予定しているため、常に車両の設置位置に在って配管に
正常に接続され、かつ、消火剤が充分に充填されている
か否かの確認が車両点検の項目に入る。しかし、消火器
は車両の主要品でないため見落とされるおそれが極めて
高い。
火システムでは、搭載消火器が単独で使用されることを
予定しているため、常に車両の設置位置に在って配管に
正常に接続され、かつ、消火剤が充分に充填されている
か否かの確認が車両点検の項目に入る。しかし、消火器
は車両の主要品でないため見落とされるおそれが極めて
高い。
【0005】また、搭載消火器と配管との接続箇所は、
緩みを生じる危惧がある。搭載消火器と配管との接続が
緩んでいると、実際の火災発生時、遠隔操作により搭載
消火器を動作させても、そのノズル部で消火剤の吐出が
ほとんど止められてしまい、期待される消火を充分に行
えない事態を招く。このような緩みは、走行中、車内か
ら確認することはできず、車両点検時では更に見落とさ
れ易い。
緩みを生じる危惧がある。搭載消火器と配管との接続が
緩んでいると、実際の火災発生時、遠隔操作により搭載
消火器を動作させても、そのノズル部で消火剤の吐出が
ほとんど止められてしまい、期待される消火を充分に行
えない事態を招く。このような緩みは、走行中、車内か
ら確認することはできず、車両点検時では更に見落とさ
れ易い。
【0006】また、搭載消火器が単独で使用された後、
不完全な状態で配管に接続されたり、消火剤の残量の確
認がなされず接続されるおそれもある。この場合も、充
分な消火は期待できない。上記従来技術の実情に鑑み、
この出願の請求項1〜4の発明は、搭載消火器の異常状
態を乗員に認知させるようにした車両消火システムを提
供することを主課題とする。
不完全な状態で配管に接続されたり、消火剤の残量の確
認がなされず接続されるおそれもある。この場合も、充
分な消火は期待できない。上記従来技術の実情に鑑み、
この出願の請求項1〜4の発明は、搭載消火器の異常状
態を乗員に認知させるようにした車両消火システムを提
供することを主課題とする。
【0007】この出願の請求項1の発明は、搭載消火器
の搭載忘れと言う異常状態を乗員に認知させるようにし
た車両消火システムを提供することを副課題とする。こ
の出願の請求項2の発明は、搭載消火器と配管との接続
の異常状態を乗員に認知させるようにした車両消火シス
テムを提供することを副課題とする。この出願の請求項
3の発明は、搭載消火器内の消火剤量の異常状態を乗員
に認知させるようにした車両消火システムを提供するこ
とを副課題とする。
の搭載忘れと言う異常状態を乗員に認知させるようにし
た車両消火システムを提供することを副課題とする。こ
の出願の請求項2の発明は、搭載消火器と配管との接続
の異常状態を乗員に認知させるようにした車両消火シス
テムを提供することを副課題とする。この出願の請求項
3の発明は、搭載消火器内の消火剤量の異常状態を乗員
に認知させるようにした車両消火システムを提供するこ
とを副課題とする。
【0008】この出願の請求項4の発明は、搭載消火器
内の異常状態とエンジンルーム内の火災発生とが同時に
生じた時には迅速に外部消火手段による対処ができるよ
うにした車両消火システムを提供することを課題とす
る。
内の異常状態とエンジンルーム内の火災発生とが同時に
生じた時には迅速に外部消火手段による対処ができるよ
うにした車両消火システムを提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、消火器起動アクチュエータにより遠隔操作可能に車
両に設置された搭載消火器と、該搭載消火器のノズル部
に一端側が接続され噴射孔を有する他端側がエンジンル
ーム内に配設された配管と、搭載消火器の有無を検出す
る物体検出手段と、該物体検出手段の検出作動出力を解
読しその内容を運転者に認知させる制御手段とを具備す
る。
は、消火器起動アクチュエータにより遠隔操作可能に車
両に設置された搭載消火器と、該搭載消火器のノズル部
に一端側が接続され噴射孔を有する他端側がエンジンル
ーム内に配設された配管と、搭載消火器の有無を検出す
る物体検出手段と、該物体検出手段の検出作動出力を解
読しその内容を運転者に認知させる制御手段とを具備す
る。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記物体検出手
段に代えて、搭載消火器の接続状態を検出する接続検出
手段を具備する。請求項3に記載の発明は、前記物体検
出手段に代えて、搭載消火器の重量を検出する重量検出
手段を具備する。請求項4に記載の発明は、エンジンフ
ードを車内での手動によるロック解除操作が可能なプラ
イマリロック状態に保持するロック手段と、エンジンル
ーム内の火災現象に関し検知機能をもち、その検知結果
を前記制御手段に伝達可能なセンサ手段とを具備した請
求項1〜3記載の車両消火システムにおいて、前記セン
サ手段の検知作動出力が火災状態を意味し、かつ、前記
接続検出手段、重量検出手段又は物体検出手段の検出作
動出力が前記搭載消火器の正常な動作を期待できないこ
とを意味するとき、前記制御手段により、前記ロック手
段の解除操作を促すか又は前記ロック手段を自動的に解
除操作するように構成される。
段に代えて、搭載消火器の接続状態を検出する接続検出
手段を具備する。請求項3に記載の発明は、前記物体検
出手段に代えて、搭載消火器の重量を検出する重量検出
手段を具備する。請求項4に記載の発明は、エンジンフ
ードを車内での手動によるロック解除操作が可能なプラ
イマリロック状態に保持するロック手段と、エンジンル
ーム内の火災現象に関し検知機能をもち、その検知結果
を前記制御手段に伝達可能なセンサ手段とを具備した請
求項1〜3記載の車両消火システムにおいて、前記セン
サ手段の検知作動出力が火災状態を意味し、かつ、前記
接続検出手段、重量検出手段又は物体検出手段の検出作
動出力が前記搭載消火器の正常な動作を期待できないこ
とを意味するとき、前記制御手段により、前記ロック手
段の解除操作を促すか又は前記ロック手段を自動的に解
除操作するように構成される。
【0011】
【作用】請求項1においては、物体検出手段により搭載
消火器が規定の位置に設置されているか否かを検出する
ことができる。この検出作動出力は制御手段に伝達さ
れ、制御手段は、上記検出作動出力により搭載消火器が
搭載されていないと判断した場合、搭載消火器の搭載忘
れを乗員に認知させる。
消火器が規定の位置に設置されているか否かを検出する
ことができる。この検出作動出力は制御手段に伝達さ
れ、制御手段は、上記検出作動出力により搭載消火器が
搭載されていないと判断した場合、搭載消火器の搭載忘
れを乗員に認知させる。
【0012】請求項2においては、搭載消火器と配管と
の接続状態を接続検出手段により検出することができ
る。この検出作動出力は上記と同様に制御手段に伝達さ
れ、制御手段は、該検出作動出力により搭載消火器が配
管に正常に接続されていないと判断した場合、その異常
状態を乗員に認知させる。請求項3においては、搭載消
火器内の消火剤量を重量検出手段により検出することが
できる。この検出作動出力は同様に制御手段に伝達さ
れ、制御手段は消火剤量が少ないと判断した場合、消火
剤量の異常状態を乗員に認知させる。
の接続状態を接続検出手段により検出することができ
る。この検出作動出力は上記と同様に制御手段に伝達さ
れ、制御手段は、該検出作動出力により搭載消火器が配
管に正常に接続されていないと判断した場合、その異常
状態を乗員に認知させる。請求項3においては、搭載消
火器内の消火剤量を重量検出手段により検出することが
できる。この検出作動出力は同様に制御手段に伝達さ
れ、制御手段は消火剤量が少ないと判断した場合、消火
剤量の異常状態を乗員に認知させる。
【0013】請求項4において、ロック手段は、エンジ
ンフードを車外からは開けられないプライマリロック状
態に保持している。センサ手段は、温度等によりエンジ
ンルーム内の火災現象を検知し、その検知作動出力を制
御手段に伝達する。制御手段は、センサ手段の検知作動
出力が火災状態を意味し、同時に上記接続検出手段、重
量検出手段又は物体検出手段のうちいずれかの検出作動
出力が搭載消火器の異常状態を意味するとき、上記ロッ
ク手段の解除操作を促すか又はロック手段を自動的に解
除操作し、迅速な外部消火作業を採り得る。
ンフードを車外からは開けられないプライマリロック状
態に保持している。センサ手段は、温度等によりエンジ
ンルーム内の火災現象を検知し、その検知作動出力を制
御手段に伝達する。制御手段は、センサ手段の検知作動
出力が火災状態を意味し、同時に上記接続検出手段、重
量検出手段又は物体検出手段のうちいずれかの検出作動
出力が搭載消火器の異常状態を意味するとき、上記ロッ
ク手段の解除操作を促すか又はロック手段を自動的に解
除操作し、迅速な外部消火作業を採り得る。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る車両消火システムを具体
的に図面を参照して説明する。図1〜図3は第1実施例
の構成を示している。図1において、二点鎖線で区画さ
れた各ブロックは、それそれエンジンルームブロック4
0,車室ブロック50及びトランクルームブロック60
を示し、本発明の車両消火システムの構成要素は、これ
ら各ブロック40〜60にそれぞれ以下のように配設さ
れている。
的に図面を参照して説明する。図1〜図3は第1実施例
の構成を示している。図1において、二点鎖線で区画さ
れた各ブロックは、それそれエンジンルームブロック4
0,車室ブロック50及びトランクルームブロック60
を示し、本発明の車両消火システムの構成要素は、これ
ら各ブロック40〜60にそれぞれ以下のように配設さ
れている。
【0015】先ず、エンジンルーム内の火災を検出する
ため、例えばエンジンフードの裏面プレートにはセンサ
手段を構成する複数の温度センサ41a〜41eと、ガ
スセンサ42a,42bとが所要箇所に対応して分散配
置されている。これら温度センサ41a〜41e及びガ
スセンサ42a,42bは、温度又はガスを電気信号化
して出力する電気式センサであり、その出力方式は、連
続的に電気信号を出力するアナログタイプでも、あるし
きい値を超えると出力するタイプでもかまわない。アナ
ログタイプでは、後の電子制御ユニットで構成される制
御手段62におけるマイクロコンピュータの処理が複雑
となる。温度センサ41a〜41e及びガスセンサ42
a,42bの出力は、エンジンフードブロック40から
車室ブロック50へと配設されたハーネス51を介して
後述する制御手段62と電気的に接続されたインターフ
ェース52に入力される。インターフェース52は、増
幅器或いはアナログデジタル変換器にて構成され、増幅
或いはデジタル化された信号を制御手段62に入力する
ようなっている。
ため、例えばエンジンフードの裏面プレートにはセンサ
手段を構成する複数の温度センサ41a〜41eと、ガ
スセンサ42a,42bとが所要箇所に対応して分散配
置されている。これら温度センサ41a〜41e及びガ
スセンサ42a,42bは、温度又はガスを電気信号化
して出力する電気式センサであり、その出力方式は、連
続的に電気信号を出力するアナログタイプでも、あるし
きい値を超えると出力するタイプでもかまわない。アナ
ログタイプでは、後の電子制御ユニットで構成される制
御手段62におけるマイクロコンピュータの処理が複雑
となる。温度センサ41a〜41e及びガスセンサ42
a,42bの出力は、エンジンフードブロック40から
車室ブロック50へと配設されたハーネス51を介して
後述する制御手段62と電気的に接続されたインターフ
ェース52に入力される。インターフェース52は、増
幅器或いはアナログデジタル変換器にて構成され、増幅
或いはデジタル化された信号を制御手段62に入力する
ようなっている。
【0016】制御手段62は、インターフェース52か
らの信号を処理して、その出力に基づきエンジンルーム
が火災か否かの判断及び後述する搭載消火器61に関す
る各状態の判断を行っている。制御手段62には、車室
ブロック50における運転席正面のインストルメントパ
ネル部分の表示ユニット53とインターフェースされて
いる。表示ユニット53は、ディスプレイ処理機能を備
えた集積回路53aを有し、該集積回路53aには、警
報音を発する警報器53b、警報ランプ53c及び警報
メッセージの表示を行う表示器53dが接続されてい
る。これら警報器53b、警報ランプ53c及び表示器
53dは、制御手段62からの火災判断結果及び搭載消
火器61に関する各状態の判断結果を、それぞれの形態
で乗員に認知させるようになっている。制御手段62と
インターフェース52とは、イグニッションスイッチが
アクセサリポジョン以上のときに電源電圧が供給される
が、勿論、メモリの不揮発性又は電源バックアップ機能
により以前の動作状態は記憶するようになっている。
らの信号を処理して、その出力に基づきエンジンルーム
が火災か否かの判断及び後述する搭載消火器61に関す
る各状態の判断を行っている。制御手段62には、車室
ブロック50における運転席正面のインストルメントパ
ネル部分の表示ユニット53とインターフェースされて
いる。表示ユニット53は、ディスプレイ処理機能を備
えた集積回路53aを有し、該集積回路53aには、警
報音を発する警報器53b、警報ランプ53c及び警報
メッセージの表示を行う表示器53dが接続されてい
る。これら警報器53b、警報ランプ53c及び表示器
53dは、制御手段62からの火災判断結果及び搭載消
火器61に関する各状態の判断結果を、それぞれの形態
で乗員に認知させるようになっている。制御手段62と
インターフェース52とは、イグニッションスイッチが
アクセサリポジョン以上のときに電源電圧が供給される
が、勿論、メモリの不揮発性又は電源バックアップ機能
により以前の動作状態は記憶するようになっている。
【0017】また、車室ブロック50において、インス
トルメントパネルには、消火器起動スイッチ54が設け
られている。消火器起動スイッチ54は、エンジンルー
ムが火災であることを知らせる上記警報器53b等の警
告を受けた乗員等により手動により操作するものであ
り、トランクルームブロック60におけるリレー63と
接続されている。リレー63は、消火器起動アクチュエ
ータ64を駆動するように構成され、イグニッションス
イッチがいずれのポジションでもバッテリ等からの電源
電圧+Bが供給されるようになっている。リレー63は
電力半導体素子でもかまわない。消火器起動アクチュエ
ータ64は、トランクルームブロック60に設けられ、
例えば直流モータを用いることができ、トランクルーム
ブロック60に設けられた搭載消火器61より消火剤を
放出可能に構成されている。
トルメントパネルには、消火器起動スイッチ54が設け
られている。消火器起動スイッチ54は、エンジンルー
ムが火災であることを知らせる上記警報器53b等の警
告を受けた乗員等により手動により操作するものであ
り、トランクルームブロック60におけるリレー63と
接続されている。リレー63は、消火器起動アクチュエ
ータ64を駆動するように構成され、イグニッションス
イッチがいずれのポジションでもバッテリ等からの電源
電圧+Bが供給されるようになっている。リレー63は
電力半導体素子でもかまわない。消火器起動アクチュエ
ータ64は、トランクルームブロック60に設けられ、
例えば直流モータを用いることができ、トランクルーム
ブロック60に設けられた搭載消火器61より消火剤を
放出可能に構成されている。
【0018】さて、搭載消火器61は、図2に詳細に示
すように、トランクルームの床面70に据え付けられて
いる。搭載消火器61は、床面70に設置された各種セ
ンサ機能を有する本発明の重量検出手段及び物体検出手
段を構成する台座部材71に底部が保持されている。台
座部材71は、搭載消火器61の外形に倣った有底の支
持筒72と、該支持筒72内で上下スライドするように
ガイドされた受皿73と、該受皿73のスライド方向に
弾性変形するように、受皿73と支持筒72との間に介
在されたスプリング74と、受皿73の外底面に固着さ
れた接点部材75a及び支持筒72の内底面に固着され
た接点部材75bからなる導通センサ75と、支持筒7
2において受皿73の上限より高所の内側壁に止着され
た反射形光センサ76とを主体に構成されている。支持
筒72の外側壁には、コネクタ77が取付けられ、導通
センサ75及び反射形光センサ76から出力される各検
出作動出力は、コネクタ77の配線部材77aを介して
後述する接続検出手段の配線部材ととともにハーネス7
9で統合されて上記インターフェース52に導出される
ようになっている。なお、反射形光センサ76は、搭載
消火器61のボディで反射する光により、搭載消火器6
1が設置されていることを検出するものであるが、発光
部と受光部が対向した透過形光センサに代えることもで
きるし、同様の形式の赤外線センサ又は超音波センサ
等、搭載消火器61の有無を検出できれば形式は問わな
い。
すように、トランクルームの床面70に据え付けられて
いる。搭載消火器61は、床面70に設置された各種セ
ンサ機能を有する本発明の重量検出手段及び物体検出手
段を構成する台座部材71に底部が保持されている。台
座部材71は、搭載消火器61の外形に倣った有底の支
持筒72と、該支持筒72内で上下スライドするように
ガイドされた受皿73と、該受皿73のスライド方向に
弾性変形するように、受皿73と支持筒72との間に介
在されたスプリング74と、受皿73の外底面に固着さ
れた接点部材75a及び支持筒72の内底面に固着され
た接点部材75bからなる導通センサ75と、支持筒7
2において受皿73の上限より高所の内側壁に止着され
た反射形光センサ76とを主体に構成されている。支持
筒72の外側壁には、コネクタ77が取付けられ、導通
センサ75及び反射形光センサ76から出力される各検
出作動出力は、コネクタ77の配線部材77aを介して
後述する接続検出手段の配線部材ととともにハーネス7
9で統合されて上記インターフェース52に導出される
ようになっている。なお、反射形光センサ76は、搭載
消火器61のボディで反射する光により、搭載消火器6
1が設置されていることを検出するものであるが、発光
部と受光部が対向した透過形光センサに代えることもで
きるし、同様の形式の赤外線センサ又は超音波センサ
等、搭載消火器61の有無を検出できれば形式は問わな
い。
【0019】また、搭載消火器61は、ノズル部が、図
3に詳細に示すように、結合用装置1を介して配管65
と接続されている。結合用装置1は、接続状態において
ノズル部の通路を大径に保持する機能をもち、搭載消火
器61のノズル部を構成する接続口部材2に外装された
外環部材3と、配管65の端部に予め取付けられた接続
部材4とを主に構成されている。該外環部材3の更に外
周には接続時に接続部材4側へスライドされて接続部材
4と外環部材3とを結合するためのスライド着脱用部材
5が装着されている。接続部材4と外環部材3とは、接
続状態において、スライド着脱用部材5によって内径方
向に押圧された周回ボール6によって係止されている。
3に詳細に示すように、結合用装置1を介して配管65
と接続されている。結合用装置1は、接続状態において
ノズル部の通路を大径に保持する機能をもち、搭載消火
器61のノズル部を構成する接続口部材2に外装された
外環部材3と、配管65の端部に予め取付けられた接続
部材4とを主に構成されている。該外環部材3の更に外
周には接続時に接続部材4側へスライドされて接続部材
4と外環部材3とを結合するためのスライド着脱用部材
5が装着されている。接続部材4と外環部材3とは、接
続状態において、スライド着脱用部材5によって内径方
向に押圧された周回ボール6によって係止されている。
【0020】しかして、上記結合用装置1には、本発明
の接続検出手段が設けられている。接続検出手段は、外
環部材3の先端部内周に付設された金属環7と、接続部
材4の小径外周部に180°配置で付設され、放射方向
に弾性を有する接片8,9とを主体のスイッチにて構成
されている。接片8,9は、接続部材4の大径外周部に
付設されたコネンタ10の配線部材10aに接続され、
接片8,9と金属環7との接続に基づく検出作動出力
を、上述したコネクタ77の配線部材77aとともにハ
ーネス79を介してインターフェース52に導出するよ
うになっている。
の接続検出手段が設けられている。接続検出手段は、外
環部材3の先端部内周に付設された金属環7と、接続部
材4の小径外周部に180°配置で付設され、放射方向
に弾性を有する接片8,9とを主体のスイッチにて構成
されている。接片8,9は、接続部材4の大径外周部に
付設されたコネンタ10の配線部材10aに接続され、
接片8,9と金属環7との接続に基づく検出作動出力
を、上述したコネクタ77の配線部材77aとともにハ
ーネス79を介してインターフェース52に導出するよ
うになっている。
【0021】また、接続口部材2には、付勢ばね11に
よって接続部材4の方向に付勢される弁部材12が嵌挿
されている。弁部材12は、非接続時に中央の弁孔12
aだけが消火剤の通路と連通し、接続時に上記弁孔12
aに加え側面の弁孔12bも消火剤の通路と連通するよ
うに、接続口部材2の通路内を軸方向に変位するように
なってる。従って、消火剤の通路は、非接続状態におい
て小径となり、接続状態において大径となる。
よって接続部材4の方向に付勢される弁部材12が嵌挿
されている。弁部材12は、非接続時に中央の弁孔12
aだけが消火剤の通路と連通し、接続時に上記弁孔12
aに加え側面の弁孔12bも消火剤の通路と連通するよ
うに、接続口部材2の通路内を軸方向に変位するように
なってる。従って、消火剤の通路は、非接続状態におい
て小径となり、接続状態において大径となる。
【0022】このような構成による本発明の車両消火シ
ステムの動作を、図4及び図5を参照して説明する。車
両のスタートキーが投入されると、制御手段62は、図
4のステップS1〔消火器はあるか?〕、S2〔消火剤
はあるか?〕及びS3〔接続は完全か?〕からなる一連
の搭載消火器61の状態を検出する処理を行う。ステッ
プS1は、反射形光センサ76の出力を解読する処理で
あり、搭載消火器61が台座部材71に設置されていれ
ば、反射形光センサ76は有信号を出力し、搭載消火器
61が台座部材71に設置されていなければ、無信号を
出力する。ステップS2は、導通センサ75の出力を解
読する処理であり、導通センサ75は、搭載消火器61
に充分に消火剤が充填されていれば、搭載消火器61と
消火剤との重量でスプリング74が収縮するので、接点
部材75aと75bが導通して有信号を出力し、消火剤
がない場合は、スプリング74が伸張するので、接点部
材75aと75bが非導通となって無信号を出力する。
ステップS3は、金属環7及び接片8,9からなるスイ
ッチの導通信号を解読する処理であり、同スイッチは、
接続部材4が外環部材3に完全接続されていれば、接片
8,9が金属環7を介して導通するので導通信号を出力
し、不完全接続の場合は、接片8と9の少なくともいず
れか一方が金属環7と非接続となって非導通信号を出力
する。
ステムの動作を、図4及び図5を参照して説明する。車
両のスタートキーが投入されると、制御手段62は、図
4のステップS1〔消火器はあるか?〕、S2〔消火剤
はあるか?〕及びS3〔接続は完全か?〕からなる一連
の搭載消火器61の状態を検出する処理を行う。ステッ
プS1は、反射形光センサ76の出力を解読する処理で
あり、搭載消火器61が台座部材71に設置されていれ
ば、反射形光センサ76は有信号を出力し、搭載消火器
61が台座部材71に設置されていなければ、無信号を
出力する。ステップS2は、導通センサ75の出力を解
読する処理であり、導通センサ75は、搭載消火器61
に充分に消火剤が充填されていれば、搭載消火器61と
消火剤との重量でスプリング74が収縮するので、接点
部材75aと75bが導通して有信号を出力し、消火剤
がない場合は、スプリング74が伸張するので、接点部
材75aと75bが非導通となって無信号を出力する。
ステップS3は、金属環7及び接片8,9からなるスイ
ッチの導通信号を解読する処理であり、同スイッチは、
接続部材4が外環部材3に完全接続されていれば、接片
8,9が金属環7を介して導通するので導通信号を出力
し、不完全接続の場合は、接片8と9の少なくともいず
れか一方が金属環7と非接続となって非導通信号を出力
する。
【0023】これらすべてのステップで“YES”の判
断がなされると、制御手段62はステップS7〔火災か
?〕にジャンプする。ステップS7では、温度センサ4
1a〜41eとガスセンサ42a,42bからの信号を
解読しており、いずれのセンサの信号も異常出力を示さ
ないときは、例えばステップS1に戻る。この場合、ス
テップS1とS2の判断は、エンジン始動時にだけ検出
すればよいので、ステップS3に戻るようにしてもよ
い。
断がなされると、制御手段62はステップS7〔火災か
?〕にジャンプする。ステップS7では、温度センサ4
1a〜41eとガスセンサ42a,42bからの信号を
解読しており、いずれのセンサの信号も異常出力を示さ
ないときは、例えばステップS1に戻る。この場合、ス
テップS1とS2の判断は、エンジン始動時にだけ検出
すればよいので、ステップS3に戻るようにしてもよ
い。
【0024】従って、本システムは、搭載消火器61が
存在し、消火剤が有り、ノズル部の接続が完全な場合
は、ステップS1→S2→S3→S7→S1のループを
繰り返す。この場合、制御手段62は、警報ランプ53
c,警報器53b及びメッセージ表示器53dに対する
駆動を行わないが、各状態が“良”であることを示す表
示を行うステップを、S3とS7の間に設けることもで
きる。
存在し、消火剤が有り、ノズル部の接続が完全な場合
は、ステップS1→S2→S3→S7→S1のループを
繰り返す。この場合、制御手段62は、警報ランプ53
c,警報器53b及びメッセージ表示器53dに対する
駆動を行わないが、各状態が“良”であることを示す表
示を行うステップを、S3とS7の間に設けることもで
きる。
【0025】こうして、各ステップS1〜S3の判断が
すべて“YES”の場合、乗員は、搭載消火器61が正
常に動作することを認識することができ、搭載消火器6
1の正常な動作が保証される。しかして、上記ループ処
理の過程における、走行中、アイドリング中或いはアク
セサリポジションの状態の時に、ステップS7の判断が
“YES”となると、制御手段62はステップS8の火
災警報処理を行う。
すべて“YES”の場合、乗員は、搭載消火器61が正
常に動作することを認識することができ、搭載消火器6
1の正常な動作が保証される。しかして、上記ループ処
理の過程における、走行中、アイドリング中或いはアク
セサリポジションの状態の時に、ステップS7の判断が
“YES”となると、制御手段62はステップS8の火
災警報処理を行う。
【0026】火災警報処理は、火災温度センサ41a〜
41eの少なくとも一つ又はガスセンサ42a,42b
の少なくとも一つからの信号の解読結果が、温度異常或
いは煙検知を示すと、制御手段62により、集積回路5
3aに信号を出力して警報器53b、警報ランプ53c
及び表示器53dを一斉に動作させるものである(ステ
ップS8)。
41eの少なくとも一つ又はガスセンサ42a,42b
の少なくとも一つからの信号の解読結果が、温度異常或
いは煙検知を示すと、制御手段62により、集積回路5
3aに信号を出力して警報器53b、警報ランプ53c
及び表示器53dを一斉に動作させるものである(ステ
ップS8)。
【0027】これにより火災警報を受けた乗員は、消火
器起動スイッチ54を操作することになる。消火器起動
スイッチ54が操作されると、それにより発せられる信
号により、リレー63が作動され、該リレー63により
消火器起動アクチュエータ64が駆動される。搭載消火
器61は、上記消火器起動アクチュエータ64が駆動さ
れることにより、例えば操作レバー61aが遠隔操作さ
れて、配管65、43を通して各ノズル44a,44b
より消火剤を噴射し、消火処理が行われる。なお、制御
手段62に、上記火災警報処理に続けて上記消火処理を
行う機能を付加してもよい。この場合は、消火器起動ス
イッチ54を省略し、その代わり制御手段62がリレー
63に信号を送出する。
器起動スイッチ54を操作することになる。消火器起動
スイッチ54が操作されると、それにより発せられる信
号により、リレー63が作動され、該リレー63により
消火器起動アクチュエータ64が駆動される。搭載消火
器61は、上記消火器起動アクチュエータ64が駆動さ
れることにより、例えば操作レバー61aが遠隔操作さ
れて、配管65、43を通して各ノズル44a,44b
より消火剤を噴射し、消火処理が行われる。なお、制御
手段62に、上記火災警報処理に続けて上記消火処理を
行う機能を付加してもよい。この場合は、消火器起動ス
イッチ54を省略し、その代わり制御手段62がリレー
63に信号を送出する。
【0028】ところで、搭載消火器61が台座部材71
に設置されていなかったり、消火剤が空であったり、ノ
ズル部の接続が不完全な場合は、ステップS1〜S3の
いずれかの判断が“NO”となる。この場合、本システ
ムでは、ステップS4〔警告〕で警報器53b、警報ラ
ンプ53c及び表示器53dのいずれかを駆動し、搭載
消火器61の消火器異常警告処理を行う。
に設置されていなかったり、消火剤が空であったり、ノ
ズル部の接続が不完全な場合は、ステップS1〜S3の
いずれかの判断が“NO”となる。この場合、本システ
ムでは、ステップS4〔警告〕で警報器53b、警報ラ
ンプ53c及び表示器53dのいずれかを駆動し、搭載
消火器61の消火器異常警告処理を行う。
【0029】消火器異常警告処理は、警報ランプ53c
の発光、警報器53bの発音及び表示器53dにメッセ
ージ表示の一つ或いはこれら警告手段の複数を組み合わ
せて行う。上記火災警報処理と同一の警告手段を用いる
場合は、例えば警報ランプ53aに発光ダイオードを用
いて、火災警報時は赤色、消火器異常警告時は橙色とい
うように調整する。
の発光、警報器53bの発音及び表示器53dにメッセ
ージ表示の一つ或いはこれら警告手段の複数を組み合わ
せて行う。上記火災警報処理と同一の警告手段を用いる
場合は、例えば警報ランプ53aに発光ダイオードを用
いて、火災警報時は赤色、消火器異常警告時は橙色とい
うように調整する。
【0030】上記消火器異常警告処理の後、ステップS
5〔補修されたか?〕の状態で、不良な状態が補修され
るのを待つ。補修がなされれば、次ステップS6で警報
ランプ53c等による警告を解除し、ステップS7に移
る。ステップS5で、補修がなされるまでエンジンの始
動を禁止するようにしてもよいが、ここでは、一定時間
のタイマー動作の後、ステップS11〔警告続行〕によ
る警報ランプ53c等を警告状態にセットする処理を行
って、上記ループ処理に戻る。
5〔補修されたか?〕の状態で、不良な状態が補修され
るのを待つ。補修がなされれば、次ステップS6で警報
ランプ53c等による警告を解除し、ステップS7に移
る。ステップS5で、補修がなされるまでエンジンの始
動を禁止するようにしてもよいが、ここでは、一定時間
のタイマー動作の後、ステップS11〔警告続行〕によ
る警報ランプ53c等を警告状態にセットする処理を行
って、上記ループ処理に戻る。
【0031】ところで、搭載消火器61による消火が期
待できない状態で、実際にエンジンルームで火災が発生
した場合、搭載消火器61による消火が実行されない。
そこで、本発明では、図5に示すように、ステップS7
で火災発生という判断結果がなされた場合、制御手段6
2は、消火が期待できないことを認識しているので、上
述したステップS8と同様のステップS12〔火災警報
出力〕を行った後、ステップS13〔フードロック解
除〕を実行する。
待できない状態で、実際にエンジンルームで火災が発生
した場合、搭載消火器61による消火が実行されない。
そこで、本発明では、図5に示すように、ステップS7
で火災発生という判断結果がなされた場合、制御手段6
2は、消火が期待できないことを認識しているので、上
述したステップS8と同様のステップS12〔火災警報
出力〕を行った後、ステップS13〔フードロック解
除〕を実行する。
【0032】制御手段62にステップS13の機能が追
加される場合、車両に図6に示すようなエンジンフード
のロック解除機構が必要となる。図6は、エンジンフー
ドのロック解除機構を概念的に示す。エンジンフード
は、第1ロック手段bによって走行中の閉塞状態(プラ
イマリロック状態)が保持されており、この第1ロック
手段bは、プライマリロック手動解除レバーとしての室
内ハンドルaで解除するようになっている。本実施例の
制御手段62に対応したエンジンフードのロック解除機
構では、上記第1ロック手段bと室内ハンドルaとの間
に、係合手段fを介在させるとともに、該係合手段fに
電気制御式アクチュエータeを係合させている。電気式
制御アクチュエータeは、制御手段62からの信号62
a(図1参照)によって駆動されて係合手段fを介し、
第1ロック手段bを解除可能に構成されている。
加される場合、車両に図6に示すようなエンジンフード
のロック解除機構が必要となる。図6は、エンジンフー
ドのロック解除機構を概念的に示す。エンジンフード
は、第1ロック手段bによって走行中の閉塞状態(プラ
イマリロック状態)が保持されており、この第1ロック
手段bは、プライマリロック手動解除レバーとしての室
内ハンドルaで解除するようになっている。本実施例の
制御手段62に対応したエンジンフードのロック解除機
構では、上記第1ロック手段bと室内ハンドルaとの間
に、係合手段fを介在させるとともに、該係合手段fに
電気制御式アクチュエータeを係合させている。電気式
制御アクチュエータeは、制御手段62からの信号62
a(図1参照)によって駆動されて係合手段fを介し、
第1ロック手段bを解除可能に構成されている。
【0033】従って、ステップS12を行った後、ステ
ップS13で信号62aを電気制御式アクチュエータe
に送出すれば、室内ハンドルaによらず第1ロック手段
bを解除することができる。このようなシステムを採る
ことで、消火器異常警報処理が無視され、搭載消火器6
1の消火が期待されない状態で実際に火災が発生した場
合、ステップS12の火災警報処理の後、乗員が室内ハ
ントルaを操作することなく、車両から脱出した場合で
も、自動的にエンジンフードのプライマリロック状態が
解除されるので、外部消火器による消火作業が容易とな
る。ここで、車外からエンジンフードを完全開放にする
には、図6に示すように、エンジンフードの第2ロック
手段dを車両のボディから突出する解除レバーcを操作
すればよい。第2ロック手段dは、走行中、誤って室内
ハンドルaが操作されて第1ロック手段bが解除されて
も、風力によりエンジンフードが持ち上がらないよう
に、エンジンフードの閉塞状態を保持するためのもので
ある。
ップS13で信号62aを電気制御式アクチュエータe
に送出すれば、室内ハンドルaによらず第1ロック手段
bを解除することができる。このようなシステムを採る
ことで、消火器異常警報処理が無視され、搭載消火器6
1の消火が期待されない状態で実際に火災が発生した場
合、ステップS12の火災警報処理の後、乗員が室内ハ
ントルaを操作することなく、車両から脱出した場合で
も、自動的にエンジンフードのプライマリロック状態が
解除されるので、外部消火器による消火作業が容易とな
る。ここで、車外からエンジンフードを完全開放にする
には、図6に示すように、エンジンフードの第2ロック
手段dを車両のボディから突出する解除レバーcを操作
すればよい。第2ロック手段dは、走行中、誤って室内
ハンドルaが操作されて第1ロック手段bが解除されて
も、風力によりエンジンフードが持ち上がらないよう
に、エンジンフードの閉塞状態を保持するためのもので
ある。
【0034】このように搭載消火器61の正常な動作が
期待できないことを認識した制御手段62は、火災発生
時に、即座にエンジンフードをロック解除し、外部消火
器による消火作業を迅速に採りえる体制を確保する。な
お、他の実施例として、電気制御式アクチュエータeの
代わりにサーモワックス等を利用した感熱アクチュエー
タを用いても、火災発生時、エンジンフードを自動的に
ロック解除することができる。
期待できないことを認識した制御手段62は、火災発生
時に、即座にエンジンフードをロック解除し、外部消火
器による消火作業を迅速に採りえる体制を確保する。な
お、他の実施例として、電気制御式アクチュエータeの
代わりにサーモワックス等を利用した感熱アクチュエー
タを用いても、火災発生時、エンジンフードを自動的に
ロック解除することができる。
【0035】また、電気制御式アクチュエータeや感熱
アクチュエータで自動的にエンジンフードをロック解除
する代わりに、各警告手段により、搭載消火器では消火
を期待できない旨を警告し、エンジンフードのロック解
除を乗員に促すようにしてもよい。
アクチュエータで自動的にエンジンフードをロック解除
する代わりに、各警告手段により、搭載消火器では消火
を期待できない旨を警告し、エンジンフードのロック解
除を乗員に促すようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】従って、本発明に係る請求項1〜4記載
の発明によれば、搭載消火器の異常状態を乗員に認知さ
せることができ、点検を忘れても搭載消火器が常に正常
状態に搭載される体制が確保される。請求項1に記載さ
れた発明によれば、搭載消火器の搭載忘れを防止するこ
とができる。
の発明によれば、搭載消火器の異常状態を乗員に認知さ
せることができ、点検を忘れても搭載消火器が常に正常
状態に搭載される体制が確保される。請求項1に記載さ
れた発明によれば、搭載消火器の搭載忘れを防止するこ
とができる。
【0037】請求項2に記載された発明によれば、搭載
消火器と配管との接続点検忘れを防止することができ
る。また、走行中に発生する接続異常も認知可能とな
る。請求項3に記載された発明によれば、搭載消火器内
の消火剤量の点検忘れを防止することができる。請求項
4に記載の発明によれば、搭載消火器の異常状態とエン
ジンルームでの火災が同時に生じても、搭載消火器の異
常状態を認識している制御手段によってエンジンフード
を強制的にロック解除するという策が採られ、外部消火
手段による対処ができる。
消火器と配管との接続点検忘れを防止することができ
る。また、走行中に発生する接続異常も認知可能とな
る。請求項3に記載された発明によれば、搭載消火器内
の消火剤量の点検忘れを防止することができる。請求項
4に記載の発明によれば、搭載消火器の異常状態とエン
ジンルームでの火災が同時に生じても、搭載消火器の異
常状態を認識している制御手段によってエンジンフード
を強制的にロック解除するという策が採られ、外部消火
手段による対処ができる。
【図1】本発明に係る車両消火システムの基本構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】上記車両消火システムに用いる搭載消火器の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図3】搭載消火器と配管との接続構造の一例を示す断
面図である。
面図である。
【図4】本発明の車両消火システムに搭載した制御手段
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
【図5】消火器が異常状態で火災が発生した場合の上記
制御手段の動作を示すフローチャートである。
制御手段の動作を示すフローチャートである。
【図6】図5の動作により解除操作されるエンジンフー
ドのロック解除機構を示すブロック図である。
ドのロック解除機構を示すブロック図である。
1…結合用装置、7,8,9…接続検出手段(7…金属
環、8,9…接片)、75…導通センサ(重量検出手
段)、76…反射形光センサ(物体検出手段)、61…
搭載消火器、62…制御手段、64…消火器起動アクチ
ュエータ、65…配管。
環、8,9…接片)、75…導通センサ(重量検出手
段)、76…反射形光センサ(物体検出手段)、61…
搭載消火器、62…制御手段、64…消火器起動アクチ
ュエータ、65…配管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 宰 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 宮治 正広 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】消火器起動アクチュエータにより遠隔操作
可能に車両に設置された搭載消火器と、該搭載消火器の
ノズル部に一端側が接続され噴射孔を有する他端側がエ
ンジンルーム内に配設された配管と、前記搭載消火器の
有無を検出する物体検出手段と、該物体検出手段の検出
作動出力を解読しその内容を運転者に認知させる制御手
段とを具備する車両消火システム。 - 【請求項2】消火器起動アクチュエータにより遠隔操作
可能に車両に設置された搭載消火器と、該搭載消火器の
ノズル部に一端側が接続され噴射孔を有する他端側がエ
ンジンルーム内に配設された配管と、該配管の前記一端
側から前記搭載消火器のノズル部までの結合動作部分に
設けられた接続検出手段と、該接続検出手段の検出作動
出力を解読しその内容を運転者に認知させる制御手段と
を具備する車両消火システム。 - 【請求項3】消火器起動アクチュエータにより遠隔操作
可能に車両に設置された搭載消火器と、該搭載消火器の
ノズル部に一端側が接続され噴射孔を有する他端側がエ
ンジンルーム内に配設された配管と、前記搭載消火器の
重量を検出する重量検出手段と、該重量検出手段の検出
作動出力を解読しその内容を運転者に認知させる制御手
段とを具備する車両消火システム。 - 【請求項4】エンジンフードを車内での手動によるロッ
ク解除操作が可能なプライマリロック状態に保持するロ
ック手段と、エンジンルーム内の火災現象に関し検知機
能をもち、その検知作動出力が意味する内容を前記制御
手段に伝達可能なセンサ手段とを具備した請求項1乃至
3記載の車両消火システムにおいて、 前記制御手段は、前記センサ手段の検知作動出力が火災
状態を意味し、かつ、前記検出作動出力が前記搭載消火
器の正常な動作を期待できないことを意味するとき、前
記ロック手段の解除操作を促すか又は前記ロック手段を
自動的に解除操作することを特徴とする車両消火システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33280993A JPH07185029A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 車両消火システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33280993A JPH07185029A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 車両消火システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07185029A true JPH07185029A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18259048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33280993A Pending JPH07185029A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 車両消火システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07185029A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012120845A (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-28 | Kidde Technologies Inc | 消火システムおよび消火システムの作動方法 |
| KR101335696B1 (ko) * | 2012-11-28 | 2013-12-04 | 김수경 | 터널용 소화기 보관함 |
| KR20150119586A (ko) * | 2014-04-16 | 2015-10-26 | 이애란 | 중량 표시장치가 구비된 소화기 거치대 |
| KR20220109792A (ko) * | 2021-01-29 | 2022-08-05 | 김해대학교 산학협력단 | 비상음향장치 소화기 |
| CN115014486A (zh) * | 2022-05-31 | 2022-09-06 | 三一专用汽车有限责任公司 | 灭火装置的检测方法、装置、设备及工程车辆 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33280993A patent/JPH07185029A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012120845A (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-28 | Kidde Technologies Inc | 消火システムおよび消火システムの作動方法 |
| KR101335696B1 (ko) * | 2012-11-28 | 2013-12-04 | 김수경 | 터널용 소화기 보관함 |
| KR20150119586A (ko) * | 2014-04-16 | 2015-10-26 | 이애란 | 중량 표시장치가 구비된 소화기 거치대 |
| KR20220109792A (ko) * | 2021-01-29 | 2022-08-05 | 김해대학교 산학협력단 | 비상음향장치 소화기 |
| CN115014486A (zh) * | 2022-05-31 | 2022-09-06 | 三一专用汽车有限责任公司 | 灭火装置的检测方法、装置、设备及工程车辆 |
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