JPH07185656A - アップコイラー - Google Patents
アップコイラーInfo
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- JPH07185656A JPH07185656A JP34995793A JP34995793A JPH07185656A JP H07185656 A JPH07185656 A JP H07185656A JP 34995793 A JP34995793 A JP 34995793A JP 34995793 A JP34995793 A JP 34995793A JP H07185656 A JPH07185656 A JP H07185656A
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- Japan
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- coil
- roll
- slab
- bending
- wound
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイルの巻きに緩みが生じることのないアッ
プコイラーを提供する。 【構成】 アップコイラー8で巻き上げられるコイル1
2の径が大きくなるに従って、サポートロール9をプレ
スロール10に進入する鋳片7に近接する方向に移動
し、コイル12’の中心位置をコイル12’のベンディ
ングロール11への進入方向に対して大体逆方向に移動
させる。これにより、既に巻き上げられたコイル12’
に接するまでの長尺体の曲げ半径R2 ”を既に巻き上げ
られたコイル12’の半径R2 に近付け、ベンディング
ロール11後のコイル12の延びをなくし、コイル12
に占める塑性変位の割合を小さくすることにより、コイ
ルのスプリングバックを小さくする。このことにより、
コイルの巻き緩みがなくなる。
プコイラーを提供する。 【構成】 アップコイラー8で巻き上げられるコイル1
2の径が大きくなるに従って、サポートロール9をプレ
スロール10に進入する鋳片7に近接する方向に移動
し、コイル12’の中心位置をコイル12’のベンディ
ングロール11への進入方向に対して大体逆方向に移動
させる。これにより、既に巻き上げられたコイル12’
に接するまでの長尺体の曲げ半径R2 ”を既に巻き上げ
られたコイル12’の半径R2 に近付け、ベンディング
ロール11後のコイル12の延びをなくし、コイル12
に占める塑性変位の割合を小さくすることにより、コイ
ルのスプリングバックを小さくする。このことにより、
コイルの巻き緩みがなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば連続鋳造装置や
圧延装置等において、条や棒あるいは線等の長尺体をコ
イル状に巻き上げるアップコイラーに関し、特にアップ
コイラーにて巻上げられる長尺体の巻き上げ形状に関す
るものである。
圧延装置等において、条や棒あるいは線等の長尺体をコ
イル状に巻き上げるアップコイラーに関し、特にアップ
コイラーにて巻上げられる長尺体の巻き上げ形状に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、アップコイラー本体
8は、1対のプレスロール10(10a、10b)、ベ
ンディングロール11及びサポートロール群9から概略
構成され、図に示さない例えば鋳造機の出口側に配置さ
れる。鋳造機により所定の形状に鋳造された長尺体であ
る鋳片7は、プレスロール10間を通過した後、ベンデ
ィングロール11により所定の曲率で曲げられる。曲げ
を与えられた鋳片7は、サポートロール群9により保持
され、コイル状に巻き上げられ、コイル12とされる。
8は、1対のプレスロール10(10a、10b)、ベ
ンディングロール11及びサポートロール群9から概略
構成され、図に示さない例えば鋳造機の出口側に配置さ
れる。鋳造機により所定の形状に鋳造された長尺体であ
る鋳片7は、プレスロール10間を通過した後、ベンデ
ィングロール11により所定の曲率で曲げられる。曲げ
を与えられた鋳片7は、サポートロール群9により保持
され、コイル状に巻き上げられ、コイル12とされる。
【0003】巻き上げ時の鋳片の状態について説明する
と、図3に示す巻き始めの時点では、サポートロール群
9上のコイル12の半径R1 と、ベンディングロール1
1及び鋳片7との接点C並びに鋳片7が最初にコイル1
2に接する接点Aとでなす弧A⌒Cの曲げ半径R1 ’と
は、R1 ≒R1 ’となり、ほぼ等しい。しかしながら、
巻き終了時では図4に示すように、曲げを与えられた鋳
片7は一旦その曲げが延ばされて塑性変位がなされ、上
記の接点Cと鋳片7が最初にコイル12’に接する接点
Bとでなす弧B⌒Cの曲げ半径R2 ’とコイル12’の
半径R2 とは、R2 ’>R2 となる。そして、曲げ半径
R2 ’の鋳片7が半径R2 のコイル12’に沿って巻上
げられる。
と、図3に示す巻き始めの時点では、サポートロール群
9上のコイル12の半径R1 と、ベンディングロール1
1及び鋳片7との接点C並びに鋳片7が最初にコイル1
2に接する接点Aとでなす弧A⌒Cの曲げ半径R1 ’と
は、R1 ≒R1 ’となり、ほぼ等しい。しかしながら、
巻き終了時では図4に示すように、曲げを与えられた鋳
片7は一旦その曲げが延ばされて塑性変位がなされ、上
記の接点Cと鋳片7が最初にコイル12’に接する接点
Bとでなす弧B⌒Cの曲げ半径R2 ’とコイル12’の
半径R2 とは、R2 ’>R2 となる。そして、曲げ半径
R2 ’の鋳片7が半径R2 のコイル12’に沿って巻上
げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、R2 ’
>R2 となる理由を以下に示す。すなわち、図4に示す
ようにコイル12はその径が大きくなるに従って、その
中心が上方に移動する、つまり、図中にて中心O0 から
中心O1 に移動する。同時に新たに巻き上げられる鋳片
7が、既に巻き上げられたコイル12に最初に接する接
点が図中において左方に、すなわち巻き始めに鋳片7が
コイル12に接せる接点Aから、既に巻き上げられたコ
イル12’に最初に接する接点Bへずれる。
>R2 となる理由を以下に示す。すなわち、図4に示す
ようにコイル12はその径が大きくなるに従って、その
中心が上方に移動する、つまり、図中にて中心O0 から
中心O1 に移動する。同時に新たに巻き上げられる鋳片
7が、既に巻き上げられたコイル12に最初に接する接
点が図中において左方に、すなわち巻き始めに鋳片7が
コイル12に接せる接点Aから、既に巻き上げられたコ
イル12’に最初に接する接点Bへずれる。
【0005】ところで、従来のアップコイラーではプレ
スロール10によりベンディングロール11に供給され
る鋳片7の速度と、サポートロール群9によって回転す
るコイル12の周速度は等しいか、または鋳片7の先端
をスムーズに巻上げる目的で、サポートロール群9によ
って回転するコイル12の周速度のほうが、プレスロー
ル10によりベンディングロール11に供給される鋳片
7の速度よりも数%速い。
スロール10によりベンディングロール11に供給され
る鋳片7の速度と、サポートロール群9によって回転す
るコイル12の周速度は等しいか、または鋳片7の先端
をスムーズに巻上げる目的で、サポートロール群9によ
って回転するコイル12の周速度のほうが、プレスロー
ル10によりベンディングロール11に供給される鋳片
7の速度よりも数%速い。
【0006】鋳片7の速度とコイル12の周速度が等し
い場合、上記の接点Aと接点Cとでなす弧A⌒Cの弧長
と接点Bと接点Cとでなす弧B⌒Cの弧長は常に等しく
なる。なぜなら、単位時間に供給される鋳片7の長さと
単位時間にコイル12に巻取られる鋳片の長さは常に等
しいからである。弧A⌒Cと弧B⌒Cの弧長が等しく、
かつ接点Bがコイル12の径が大きくなるに従い、図中
において左上方にずれるため、弧B⌒Cは弧A⌒Cに比
べ曲げ半径が大きくなり、曲げが延ばされることとな
る。すなわち、R2 ’>R2 となる。コイル12の周速
度が鋳片7の速度よりも速い場合は、弧B⌒Cの弧長は
弧A⌒Cの弧長よりも時間の経過に従い短くなる。その
結果、さらに弧B⌒Cは弧A⌒Cに比べ曲げ半径が大き
くなり、曲げが延ばされる。すなわちR2 ’>R2 とな
る。
い場合、上記の接点Aと接点Cとでなす弧A⌒Cの弧長
と接点Bと接点Cとでなす弧B⌒Cの弧長は常に等しく
なる。なぜなら、単位時間に供給される鋳片7の長さと
単位時間にコイル12に巻取られる鋳片の長さは常に等
しいからである。弧A⌒Cと弧B⌒Cの弧長が等しく、
かつ接点Bがコイル12の径が大きくなるに従い、図中
において左上方にずれるため、弧B⌒Cは弧A⌒Cに比
べ曲げ半径が大きくなり、曲げが延ばされることとな
る。すなわち、R2 ’>R2 となる。コイル12の周速
度が鋳片7の速度よりも速い場合は、弧B⌒Cの弧長は
弧A⌒Cの弧長よりも時間の経過に従い短くなる。その
結果、さらに弧B⌒Cは弧A⌒Cに比べ曲げ半径が大き
くなり、曲げが延ばされる。すなわちR2 ’>R2 とな
る。
【0007】さて、鋳片の曲げが延ばされる際、その変
位は弾性変位と塑性変位とに分けられ、コイル12の径
が大きくなるに従い、すなわち弧B⌒Cの曲げ半径が大
きくなるに従い変位は大きくなり、全変位に占める塑性
変位の割合が大きくなる。一旦塑性変位した曲げ半径R
2 ’の鋳片7が半径R2 (<R2 ’)のコイル12に沿
って巻き上げられる場合、いわゆるスプリングバックが
生じる。その結果コイルには巻き緩みが生じる。そし
て、この傾向はコイルの径が大きくなるほど、すなわち
コイルの外側程顕著となる。
位は弾性変位と塑性変位とに分けられ、コイル12の径
が大きくなるに従い、すなわち弧B⌒Cの曲げ半径が大
きくなるに従い変位は大きくなり、全変位に占める塑性
変位の割合が大きくなる。一旦塑性変位した曲げ半径R
2 ’の鋳片7が半径R2 (<R2 ’)のコイル12に沿
って巻き上げられる場合、いわゆるスプリングバックが
生じる。その結果コイルには巻き緩みが生じる。そし
て、この傾向はコイルの径が大きくなるほど、すなわち
コイルの外側程顕著となる。
【0008】巻き緩みが生じることにより、コイルを移
動したりする際に次第にコイル外径が大きくなり、移動
に不都合が生じたり、次工程での処理に不都合の生じる
場合がある。また、巻き緩みによりコイルに傷が入ると
いう不都合も生じる。
動したりする際に次第にコイル外径が大きくなり、移動
に不都合が生じたり、次工程での処理に不都合の生じる
場合がある。また、巻き緩みによりコイルに傷が入ると
いう不都合も生じる。
【0009】従って、本発明の目的は、コイルの巻きに
緩みが生じることのないアップコイラーを提供すること
である。
緩みが生じることのないアップコイラーを提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
アップコイラーにて達成される。要約すれば、本発明
は、プレスロール、ベンディングロール及びサポートロ
ールを有し、長尺体を前記プレスロールにより挟圧しつ
つ隣接する前記ベンディングロールに搬送し、前記ベン
ディングロールにて上方向に曲げを与えながら、前記サ
ポートロール上にコイル状に巻き上げるアップコイラー
において、前記サポートロール上に巻き上げられた長尺
体の径が大きくなるに従い、長尺体の中心点が長尺体の
前記ベンディングロールへの進入方向に対して大略逆方
向へと移動するように前記サポートロールを配置する
か、或は前記サポートロールを前記プレスロールに進入
する前記長尺体に近接する方向に移動させることを特徴
とするアップコイラーである。
アップコイラーにて達成される。要約すれば、本発明
は、プレスロール、ベンディングロール及びサポートロ
ールを有し、長尺体を前記プレスロールにより挟圧しつ
つ隣接する前記ベンディングロールに搬送し、前記ベン
ディングロールにて上方向に曲げを与えながら、前記サ
ポートロール上にコイル状に巻き上げるアップコイラー
において、前記サポートロール上に巻き上げられた長尺
体の径が大きくなるに従い、長尺体の中心点が長尺体の
前記ベンディングロールへの進入方向に対して大略逆方
向へと移動するように前記サポートロールを配置する
か、或は前記サポートロールを前記プレスロールに進入
する前記長尺体に近接する方向に移動させることを特徴
とするアップコイラーである。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係るアップコイラーの実施
例を図面に則して更に詳しく説明する。尚、前出の部材
と同一の部材については同一符号を付すものとする。
例を図面に則して更に詳しく説明する。尚、前出の部材
と同一の部材については同一符号を付すものとする。
【0012】先ず、図2を参照して、本発明に係るアッ
プコイラーが適用される連続鋳造装置の概略構成につい
て説明する。同図において、横型連続鋳造装置は、モー
ルド2を具備した保持炉1を有し、モールド2にて形成
され、引抜かれた長尺体状の被鋳造体である鋳片7を巻
き上げるアップコイラー本体8が最下流に配置されてい
る。又、モールド2とアップコイラー本体8の間には、
上流側から順に、鋳片7を支えるパスラインロール3、
二次冷却装置4、ピンチローラ5、5a及び所定の長さ
で鋳片7を切断するシャー6が配置されている。
プコイラーが適用される連続鋳造装置の概略構成につい
て説明する。同図において、横型連続鋳造装置は、モー
ルド2を具備した保持炉1を有し、モールド2にて形成
され、引抜かれた長尺体状の被鋳造体である鋳片7を巻
き上げるアップコイラー本体8が最下流に配置されてい
る。又、モールド2とアップコイラー本体8の間には、
上流側から順に、鋳片7を支えるパスラインロール3、
二次冷却装置4、ピンチローラ5、5a及び所定の長さ
で鋳片7を切断するシャー6が配置されている。
【0013】本実施例にて製造されるコイルは、例えば
燐青銅(8%Sn含有銅)を材料とし、ばね用として製
造されるものである。又、その形状は、厚み13〜16
mm、幅600〜730mmである。更に、本例におけ
る連続鋳造装置の鋳造速度は140〜380mm/mi
n、アップコイラーの巻き上げ速度は0〜1500mm
/minである。又、アップコイラーにより巻き上げら
れるコイルの内径は600〜1000mm、外径は12
00〜1900mmである。
燐青銅(8%Sn含有銅)を材料とし、ばね用として製
造されるものである。又、その形状は、厚み13〜16
mm、幅600〜730mmである。更に、本例におけ
る連続鋳造装置の鋳造速度は140〜380mm/mi
n、アップコイラーの巻き上げ速度は0〜1500mm
/minである。又、アップコイラーにより巻き上げら
れるコイルの内径は600〜1000mm、外径は12
00〜1900mmである。
【0014】次に、図1を参照して、アップコイラーに
ついて説明する。同図において、アップコイラー本体8
はシヤー6(図2)を通過してきた鋳片7を下流側に送
り込む1対のプレスロール10(10a、10b)と、
プレスロール10の下流側に隣接配置され、鋳片7に所
定の曲率を与えるベンディングロール11、及び巻き上
げられたコイル12を保持するサポートロール群9とを
備えている。尚、サポートロール群9は、本例の場合、
4個のロール9a、9b、9c、9dから構成されてい
る。
ついて説明する。同図において、アップコイラー本体8
はシヤー6(図2)を通過してきた鋳片7を下流側に送
り込む1対のプレスロール10(10a、10b)と、
プレスロール10の下流側に隣接配置され、鋳片7に所
定の曲率を与えるベンディングロール11、及び巻き上
げられたコイル12を保持するサポートロール群9とを
備えている。尚、サポートロール群9は、本例の場合、
4個のロール9a、9b、9c、9dから構成されてい
る。
【0015】各ロールは図に示さないモータ及び駆動力
伝達手段により所定の回転速度で回転され、モールド2
より引き抜かれた被鋳造体たる鋳片7に曲げ半径を与え
てサポートロール群9上に巻き上げる。このような巻き
上げ作業を鋳片7の全長に亙って継続することにより、
鋳片7はサポートロール群9上にいわゆるコイル状に巻
き上げられる。
伝達手段により所定の回転速度で回転され、モールド2
より引き抜かれた被鋳造体たる鋳片7に曲げ半径を与え
てサポートロール群9上に巻き上げる。このような巻き
上げ作業を鋳片7の全長に亙って継続することにより、
鋳片7はサポートロール群9上にいわゆるコイル状に巻
き上げられる。
【0016】この鋳片7のサポートロール群9への巻き
上げに際し、従来技術においては前述のように、鋳片7
の速度とサポートロール群9によって回転するコイル1
2の周速度とが、同速度またはサポートロール群9によ
って回転するコイル12の周速度の方が数%速いため、
特にコイルの外側の巻きに巻き緩みが生じる不具合があ
ったが、本実施例においては、サポートロール群9上の
コイル12’の巻き上げが進むに従って、コイル12’
の中心位置を変化させることより、巻き緩みの問題を解
消することができる。
上げに際し、従来技術においては前述のように、鋳片7
の速度とサポートロール群9によって回転するコイル1
2の周速度とが、同速度またはサポートロール群9によ
って回転するコイル12の周速度の方が数%速いため、
特にコイルの外側の巻きに巻き緩みが生じる不具合があ
ったが、本実施例においては、サポートロール群9上の
コイル12’の巻き上げが進むに従って、コイル12’
の中心位置を変化させることより、巻き緩みの問題を解
消することができる。
【0017】詳しく説明すると、コイル12’の半径R
2 が大きくなるに従い、コイル12’の中心点O0 の位
置を図中略右方へ、即ちコイル12’のベンディングロ
ール11への進入方向に対して大体逆方向の、図中中心
点O2 の位置に移動させる。
2 が大きくなるに従い、コイル12’の中心点O0 の位
置を図中略右方へ、即ちコイル12’のベンディングロ
ール11への進入方向に対して大体逆方向の、図中中心
点O2 の位置に移動させる。
【0018】このコイル12’の中心点の移動は、図1
に示すように、サポートロール群9のうち、左端に位置
するサポートロール9aを除くサポートロール9b、9
c、9dを右下方向、即ちプレスロール10に進入する
鋳片7に近接する方向に、適宜手段により移動させるこ
とによって実現することができる。尚、この移動距離は
例えば50mm〜200mm程度とすることができる。
に示すように、サポートロール群9のうち、左端に位置
するサポートロール9aを除くサポートロール9b、9
c、9dを右下方向、即ちプレスロール10に進入する
鋳片7に近接する方向に、適宜手段により移動させるこ
とによって実現することができる。尚、この移動距離は
例えば50mm〜200mm程度とすることができる。
【0019】このように、サポートロール群9上へのコ
イル12’の巻き上げが進むに従って、コイル12’の
中心位置を、コイル12’のベンディングロール11へ
の進入方向に対して大体逆方向に移動させることによ
り、図1に示すように、鋳片が既に巻き上げられたコイ
ル12’に最初に接する点B’と鋳片7がベンディング
ロール11に接する点Cとを結ぶ弧B’⌒Cを、巻き始
めに鋳片7がコイル12に接する接点Aと接点Cとを結
ぶ弧A⌒Cより大きくする、即ちB’⌒C>A⌒Cとす
る。
イル12’の巻き上げが進むに従って、コイル12’の
中心位置を、コイル12’のベンディングロール11へ
の進入方向に対して大体逆方向に移動させることによ
り、図1に示すように、鋳片が既に巻き上げられたコイ
ル12’に最初に接する点B’と鋳片7がベンディング
ロール11に接する点Cとを結ぶ弧B’⌒Cを、巻き始
めに鋳片7がコイル12に接する接点Aと接点Cとを結
ぶ弧A⌒Cより大きくする、即ちB’⌒C>A⌒Cとす
る。
【0020】その結果、ベンディングロール16により
曲げを与えられ、既に巻き上げられたコイル12’に接
するまでの鋳片7の半径R2 ”は、既に巻き上げられた
コイル12’の半径R2 に略等しくなる。
曲げを与えられ、既に巻き上げられたコイル12’に接
するまでの鋳片7の半径R2 ”は、既に巻き上げられた
コイル12’の半径R2 に略等しくなる。
【0021】従って、ベンディングロール11で曲げを
与えられた後の鋳片7の延びが非常に小さくなる。すな
わち、鋳片7に一旦与えられた曲げがほとんど延ばされ
ることなくコイル12’に沿って巻き上げられるため、
いわゆるスプリングバックがほとんど生じない。よっ
て、コイル12’の巻きは外側においても巻き緩みが生
じない。
与えられた後の鋳片7の延びが非常に小さくなる。すな
わち、鋳片7に一旦与えられた曲げがほとんど延ばされ
ることなくコイル12’に沿って巻き上げられるため、
いわゆるスプリングバックがほとんど生じない。よっ
て、コイル12’の巻きは外側においても巻き緩みが生
じない。
【0022】尚、本実施例においては、サポートロール
群9の中の9b、9c、9dを図中右下方向に移動する
構成としたが、例えば、コイル12の巻き始めにはサポ
ートロール9a、9bにより支持し、巻き進むに従いコ
イル12’の中心点が右方向に移動するように、サポー
トロール9c、9dを従来技術の位置より図中右下方向
に予め配置しておくことも可能である。これにより、上
記と同様の作用効果を得ることができる。
群9の中の9b、9c、9dを図中右下方向に移動する
構成としたが、例えば、コイル12の巻き始めにはサポ
ートロール9a、9bにより支持し、巻き進むに従いコ
イル12’の中心点が右方向に移動するように、サポー
トロール9c、9dを従来技術の位置より図中右下方向
に予め配置しておくことも可能である。これにより、上
記と同様の作用効果を得ることができる。
【0023】本実施例の説明においては、アップコイラ
ーを連続鋳造装置に適用した場合について説明したが、
厚板上の長尺物をコイル状に巻き上げる装置であれば、
例えば圧延装置や焼鈍装置などに応用することができる
のはもちろんである。
ーを連続鋳造装置に適用した場合について説明したが、
厚板上の長尺物をコイル状に巻き上げる装置であれば、
例えば圧延装置や焼鈍装置などに応用することができる
のはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるアップコイラーは、サポートロール群上に巻き上
げられる長尺体の径が大きくなるに従い、サポートロー
ルをプレスロールに進入する長尺体に近接する方向に移
動させる構成としたことにより、ベンディングロールで
曲げを与えられた後の長尺体の延びが非常に小さくな
り、いわゆるスプリングバックがほとんど生じなくな
る。従って、長尺体の巻き緩みがなくなり、巻き緩みに
起因する次工程での悪影響を排除することができる。
によるアップコイラーは、サポートロール群上に巻き上
げられる長尺体の径が大きくなるに従い、サポートロー
ルをプレスロールに進入する長尺体に近接する方向に移
動させる構成としたことにより、ベンディングロールで
曲げを与えられた後の長尺体の延びが非常に小さくな
り、いわゆるスプリングバックがほとんど生じなくな
る。従って、長尺体の巻き緩みがなくなり、巻き緩みに
起因する次工程での悪影響を排除することができる。
【図1】本発明によるアップコイラーの一実施例を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】本発明によるアップコイラーが適用できる横形
連続鋳造装置の配置図である。
連続鋳造装置の配置図である。
【図3】従来のアップコイラーにおけるコイルの巻き始
めの状態を示す説明図である。
めの状態を示す説明図である。
【図4】図3のアップコイラーにおいて、巻き上げられ
たコイルの径が大きくなった状態を示す説明図である。
たコイルの径が大きくなった状態を示す説明図である。
7 鋳片 8 アップコイラー 9 サポートロール群 10 プレスロール 11 ベンディングロール 12 コイル(長尺体)
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、R2’
>R2となる理由を以下に示す。すなわち、図4に示す
ようにコイル12はその径が大きくなるに従って、その
中心が上方に移動する、つまり、図中にて中心O0から
中心O1に移動する。同時に新たに巻き上げられる鋳片
7が、既に巻き上げられたコイル12に最初に接する接
点が図中において左方に、すなわち巻き始めに鋳片7が
コイル12に接する接点Aから、既に巻き上げられたコ
イル12’に最初に接する接点Bへずれる。
>R2となる理由を以下に示す。すなわち、図4に示す
ようにコイル12はその径が大きくなるに従って、その
中心が上方に移動する、つまり、図中にて中心O0から
中心O1に移動する。同時に新たに巻き上げられる鋳片
7が、既に巻き上げられたコイル12に最初に接する接
点が図中において左方に、すなわち巻き始めに鋳片7が
コイル12に接する接点Aから、既に巻き上げられたコ
イル12’に最初に接する接点Bへずれる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】先ず、図2を参照して、本発明に係るアッ
プコイラーが適用される連続鋳造装置の概略構成につい
て説明する。同図において、横型連続鋳造装置は、モー
ルド2を具備した保持炉1を有し、モールド2にて形成
され、引抜かれた長尺体状の被鋳造体である鋳片7を巻
き上げるアップコイラー本体8が最下流に配置されてい
る。又、モールド2とアップコイラー本体8の間には、
上流側から順に、鋳片7を支えるパスラインロール3、
二次冷却装置4、ピンチロール5、5a及び所定の長さ
で鋳片7を切断するシャー6が配置されている。
プコイラーが適用される連続鋳造装置の概略構成につい
て説明する。同図において、横型連続鋳造装置は、モー
ルド2を具備した保持炉1を有し、モールド2にて形成
され、引抜かれた長尺体状の被鋳造体である鋳片7を巻
き上げるアップコイラー本体8が最下流に配置されてい
る。又、モールド2とアップコイラー本体8の間には、
上流側から順に、鋳片7を支えるパスラインロール3、
二次冷却装置4、ピンチロール5、5a及び所定の長さ
で鋳片7を切断するシャー6が配置されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】このように、サポートロール群9上へのコ
イル12’の巻き上げが進むに従って、コイル12’の
中心位置を、コイル12’のベンディングロール11へ
の進入方向に対して大体逆方向に移動させることによ
り、図1に示すように、鋳片が既に巻き上げられたコイ
ル12’に最初に接する点B’が巻き始めに鋳片7がコ
イル12に接する接点Aに近付く。
イル12’の巻き上げが進むに従って、コイル12’の
中心位置を、コイル12’のベンディングロール11へ
の進入方向に対して大体逆方向に移動させることによ
り、図1に示すように、鋳片が既に巻き上げられたコイ
ル12’に最初に接する点B’が巻き始めに鋳片7がコ
イル12に接する接点Aに近付く。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】本実施例の説明においては、アップコイラ
ーを連続鋳造装置に適用した場合について説明したが、
厚板状の長尺物をコイル状に巻き上げる装置であれば、
例えば圧延装置や焼鈍装置などに応用することができる
のはもちろんである。
ーを連続鋳造装置に適用した場合について説明したが、
厚板状の長尺物をコイル状に巻き上げる装置であれば、
例えば圧延装置や焼鈍装置などに応用することができる
のはもちろんである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (1)
- 【請求項1】 プレスロール、ベンディングロール及び
サポートロールを有し、長尺体を前記プレスロールによ
り挟圧しつつ隣接する前記ベンディングロールに搬送
し、前記ベンディングロールにて上方向に曲げを与えな
がら、前記サポートロール上に巻き上げるアップコイラ
ーにおいて、 前記サポートロール上にコイル状に巻き上げられた長尺
体の径が大きくなるに従い、長尺体の中心点が長尺体の
前記ベンディングロールへの進入方向に対して大略逆方
向へと移動するように前記サポートロールを配置する
か、或は前記サポートロールを前記プレスロールに進入
する前記長尺体に近接する方向に移動させることを特徴
とするアップコイラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34995793A JPH07185656A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | アップコイラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34995793A JPH07185656A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | アップコイラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07185656A true JPH07185656A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18407255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34995793A Pending JPH07185656A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | アップコイラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07185656A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103693476A (zh) * | 2013-09-17 | 2014-04-02 | 西安麦特沃金液控技术有限公司 | 带材制品单排多层式收卷机 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP34995793A patent/JPH07185656A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103693476A (zh) * | 2013-09-17 | 2014-04-02 | 西安麦特沃金液控技术有限公司 | 带材制品单排多层式收卷机 |
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