JPH07186687A - 自動車の空気調和装置 - Google Patents
自動車の空気調和装置Info
- Publication number
- JPH07186687A JPH07186687A JP5333291A JP33329193A JPH07186687A JP H07186687 A JPH07186687 A JP H07186687A JP 5333291 A JP5333291 A JP 5333291A JP 33329193 A JP33329193 A JP 33329193A JP H07186687 A JPH07186687 A JP H07186687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outside air
- air temperature
- engine
- mix damper
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリー容量を小さくする共にメモリーの容
量オーバーを防止する自動車の空気調和装置を提供す
る。 【構成】 少なくともエンジン38の近傍に配置された
外気温センサ42及び室内に配置された内気温センサ4
6の出力値に基づいて目標設定温度となるようにエアミ
ックスダンパ14の開度を変化させる自動車の空気調和
装置において、エアミックスダンパ14の位置を検出す
るポジッションセンサ58と、このポジッションセンサ
58により検出されたエンジンOFF時のエアミックス
ダンパの静止位置に基づき外気温度を推定する外気温推
定手段50と、エンジン始動時から所定時間内は、この
外気温推定手段50により推定された外気温度を実際の
外気温度と仮定して所定の空調制御を行う制御手段50
と、を有することを特徴としている。
量オーバーを防止する自動車の空気調和装置を提供す
る。 【構成】 少なくともエンジン38の近傍に配置された
外気温センサ42及び室内に配置された内気温センサ4
6の出力値に基づいて目標設定温度となるようにエアミ
ックスダンパ14の開度を変化させる自動車の空気調和
装置において、エアミックスダンパ14の位置を検出す
るポジッションセンサ58と、このポジッションセンサ
58により検出されたエンジンOFF時のエアミックス
ダンパの静止位置に基づき外気温度を推定する外気温推
定手段50と、エンジン始動時から所定時間内は、この
外気温推定手段50により推定された外気温度を実際の
外気温度と仮定して所定の空調制御を行う制御手段50
と、を有することを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の空気調和装置
に係わり、特に外気温センサ及び内気温センサの出力値
に基づいて目標設定温度となるようにエアミックスダン
パの開度を変化させる自動車の空気調和装置に関する。
に係わり、特に外気温センサ及び内気温センサの出力値
に基づいて目標設定温度となるようにエアミックスダン
パの開度を変化させる自動車の空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の空気調和装置においては、従来
から、外気温センサにより実際の外気温度を検出して、
この外気温度に基づきエアミックスダンパの開度を変化
させことにより車両室内の空気調和が行われている。こ
の外気温センサは、エンジンルーム内の熱の影響を受け
て正確な外気温度を検出することができなくなるのを防
止するため、最もエンジンからの熱の影響を受けにくい
場所に配置されている。すなわち、通常外気温センサは
エンジンルーム内の最も前方部であるラジエータの前方
部に配置されている。このため、自動車が走行している
際などは、外気を良好に受け、これにより外気温度の検
出を正確に行うことができる。しかしながら、自動車の
停止時等には、外気を良好に受け取ることがなくなりエ
ンジンルーム内部の熱の影響を受け易くなる。この結
果、外気温度が低い状態でエンジンを停止した場合に
は、エンジン停止後しばらくはエンジンルーム内の温度
が高いまま保持されるため、この高いエンジンルーム内
の温度が外気温センサに影響を与えることになる。この
ため、エンジン再始動時においては、外気温センサは依
然としてエンジンルーム内の高温を感知したままで、正
確な外気温度を検出できないという問題があった。
から、外気温センサにより実際の外気温度を検出して、
この外気温度に基づきエアミックスダンパの開度を変化
させことにより車両室内の空気調和が行われている。こ
の外気温センサは、エンジンルーム内の熱の影響を受け
て正確な外気温度を検出することができなくなるのを防
止するため、最もエンジンからの熱の影響を受けにくい
場所に配置されている。すなわち、通常外気温センサは
エンジンルーム内の最も前方部であるラジエータの前方
部に配置されている。このため、自動車が走行している
際などは、外気を良好に受け、これにより外気温度の検
出を正確に行うことができる。しかしながら、自動車の
停止時等には、外気を良好に受け取ることがなくなりエ
ンジンルーム内部の熱の影響を受け易くなる。この結
果、外気温度が低い状態でエンジンを停止した場合に
は、エンジン停止後しばらくはエンジンルーム内の温度
が高いまま保持されるため、この高いエンジンルーム内
の温度が外気温センサに影響を与えることになる。この
ため、エンジン再始動時においては、外気温センサは依
然としてエンジンルーム内の高温を感知したままで、正
確な外気温度を検出できないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決するた
めの技術が、特開昭62−155111号公報に開示さ
れている。即ち、エンジン停止時における外気温センサ
からの入力をメモリーに記憶しておき、エンジンが再始
動した際には、この記憶された値を外気温度として出力
する。そのため、この公報に記載されたものにおいて
は、常に外気温度に相当する値が外気温度として出力さ
れることになり、外気温センサからの出力に基づくコン
トロールが良好に行われる。しかしながら、この公報に
記載された従来技術においては、エンジン停止時におけ
る外気温センサからの入力をメモリーに記憶するように
しているため、その分メモリー容量が必要となる。現在
の自動車は、電子制御化が進み、そのため、メモリー容
量が増大傾向にある。そのため、出来る限り、メモリー
容量を増やさないようにすることが望まれている。そこ
で、本発明は、このような従来技術の問題点を解決する
ためになされたものであり、メモリー容量を小さくする
ことができると共にメモリーの容量オーバーを防止する
ことができる自動車の空気調和装置を提供することを目
的としている。
めの技術が、特開昭62−155111号公報に開示さ
れている。即ち、エンジン停止時における外気温センサ
からの入力をメモリーに記憶しておき、エンジンが再始
動した際には、この記憶された値を外気温度として出力
する。そのため、この公報に記載されたものにおいて
は、常に外気温度に相当する値が外気温度として出力さ
れることになり、外気温センサからの出力に基づくコン
トロールが良好に行われる。しかしながら、この公報に
記載された従来技術においては、エンジン停止時におけ
る外気温センサからの入力をメモリーに記憶するように
しているため、その分メモリー容量が必要となる。現在
の自動車は、電子制御化が進み、そのため、メモリー容
量が増大傾向にある。そのため、出来る限り、メモリー
容量を増やさないようにすることが望まれている。そこ
で、本発明は、このような従来技術の問題点を解決する
ためになされたものであり、メモリー容量を小さくする
ことができると共にメモリーの容量オーバーを防止する
ことができる自動車の空気調和装置を提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、少なくともエンジンの近傍に配置された外
気温センサ及び室内に配置された内気温センサの出力値
に基づいて目標設定温度となるようにエアミックスダン
パの開度を変化させる自動車の空気調和装置において、
エアミックスダンパの位置を検出する位置検出手段と、
この位置検出手段により検出されたエンジンOFF時の
エアミックスダンパの静止位置に基づき外気温度を推定
する外気温推定手段と、エンジン始動時から所定時間内
は、この外気温推定手段により推定された外気温度を実
際の外気温度と仮定して所定の空調制御を行う制御手段
と、を有することを特徴としている。このように構成さ
れた本発明においては、エンジン停止から再始動までの
間、外気温センサにより出力される外気温度が、エンジ
ンルーム内の熱の影響を受けて実際の値より上昇してい
るため、エンジン停止時のエアミックスダンパの開度位
置から外気温度を推定し、この推定外気温度に基づいて
空調制御が行われる。また、エアミックスダンパ開度に
より外気温を推定するようにして、極力メモリーを使用
しないようにしているため、メモリー容量を小さくする
ことができ且つメモリーの容量オーバーを防止すること
もできる。
め本発明は、少なくともエンジンの近傍に配置された外
気温センサ及び室内に配置された内気温センサの出力値
に基づいて目標設定温度となるようにエアミックスダン
パの開度を変化させる自動車の空気調和装置において、
エアミックスダンパの位置を検出する位置検出手段と、
この位置検出手段により検出されたエンジンOFF時の
エアミックスダンパの静止位置に基づき外気温度を推定
する外気温推定手段と、エンジン始動時から所定時間内
は、この外気温推定手段により推定された外気温度を実
際の外気温度と仮定して所定の空調制御を行う制御手段
と、を有することを特徴としている。このように構成さ
れた本発明においては、エンジン停止から再始動までの
間、外気温センサにより出力される外気温度が、エンジ
ンルーム内の熱の影響を受けて実際の値より上昇してい
るため、エンジン停止時のエアミックスダンパの開度位
置から外気温度を推定し、この推定外気温度に基づいて
空調制御が行われる。また、エアミックスダンパ開度に
より外気温を推定するようにして、極力メモリーを使用
しないようにしているため、メモリー容量を小さくする
ことができ且つメモリーの容量オーバーを防止すること
もできる。
【0005】また、本発明においては、上記制御手段
が、外気温センサにより検出された実際の外気温度が上
記外気温推定手段により推定された外気温度よりも低く
なった場合、この推定された外気温度を実際の外気温度
と仮定して制御することを解除するようにすることが好
ましい。
が、外気温センサにより検出された実際の外気温度が上
記外気温推定手段により推定された外気温度よりも低く
なった場合、この推定された外気温度を実際の外気温度
と仮定して制御することを解除するようにすることが好
ましい。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面を参照して
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す全体構成図
である。この図1において、符号1は空気調和装置を示
し、この空気調和装置1は、空調通路2を備えている。
この空調通路2には、上流側から、内気導入口4、外気
導入口6、これらの内気導入口4及び外気導入口6の切
り換えを行う内外気切換ダンパ8、風量を調整するため
のブロア10、エバポレータ12、エアミックスダンパ
14、ヒータ16、補助ダンパ18が順に配設されてい
る。また、空調通路2の下流側には、ベント吹出口2
0、デフロスト吹出口22、ヒータ吹出口24及びこれ
らの各吹出口20,22,24の風量を制御するための
ダンパ26,28,30が配設されている。上記内外気
切換ダンパ8は、アクチュエータ32により切り換えら
れ、また、エアミックスダンパ14及び補助ダンパ18
は、アクチュエータ34により開閉される。さらに、上
記各ダンパ26,28,30は、アクチュエータ36に
よりそれらの開度が制御される。
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す全体構成図
である。この図1において、符号1は空気調和装置を示
し、この空気調和装置1は、空調通路2を備えている。
この空調通路2には、上流側から、内気導入口4、外気
導入口6、これらの内気導入口4及び外気導入口6の切
り換えを行う内外気切換ダンパ8、風量を調整するため
のブロア10、エバポレータ12、エアミックスダンパ
14、ヒータ16、補助ダンパ18が順に配設されてい
る。また、空調通路2の下流側には、ベント吹出口2
0、デフロスト吹出口22、ヒータ吹出口24及びこれ
らの各吹出口20,22,24の風量を制御するための
ダンパ26,28,30が配設されている。上記内外気
切換ダンパ8は、アクチュエータ32により切り換えら
れ、また、エアミックスダンパ14及び補助ダンパ18
は、アクチュエータ34により開閉される。さらに、上
記各ダンパ26,28,30は、アクチュエータ36に
よりそれらの開度が制御される。
【0007】上記エバポレータ12は、冷媒の蒸発時の
気化熱により空調通路2内の空気を冷却するためのもの
である。また、ヒータ16は、エンジン38の冷却水の
熱を利用して空調通路2内の空気を加熱するためのもの
である。さらに、エアミックスダンパ14は、空調通路
2を通過する空気のうちヒータ16へ導入される空気の
量を制御するためのものである。即ち、エアミックスダ
ンパ14が閉じた状態(図1において実線で示し、この
状態を開度0%とする。)では、エバポレータ12通過
後の冷気の全量がヒータ16を通過することなく車室内
に導入される。これにより、車室内の冷房を良好に行う
ことができる。逆に、エアミックスダンパ14が開いた
状態(図2において鎖線で示し、この状態を開度100
%とする。)では、エバポレータ12(この場合には、
エバポレータ12はOFF状態となっている)通過後の
空気の全量がヒータ16を通過して車室内に導入され
る。これにより、車室内の暖房を良好に行うことができ
る。さらに、エアミックスダンパ14の開度を0%〜1
00%まで制御することにより、後述するように、車室
内が所定の目標設定温度となるように調整される。ここ
で、エンジン38の前方には、ラジエータ40が設けら
れ、さらにこのラジエータ40の前方部に、外気温度を
検出するための外気温センサ42が設けられている。ま
た、車室内には、日射量を検出するための日射センサ4
4及びに日射の影響を受けない位置に内気温センサ46
が設けられている。
気化熱により空調通路2内の空気を冷却するためのもの
である。また、ヒータ16は、エンジン38の冷却水の
熱を利用して空調通路2内の空気を加熱するためのもの
である。さらに、エアミックスダンパ14は、空調通路
2を通過する空気のうちヒータ16へ導入される空気の
量を制御するためのものである。即ち、エアミックスダ
ンパ14が閉じた状態(図1において実線で示し、この
状態を開度0%とする。)では、エバポレータ12通過
後の冷気の全量がヒータ16を通過することなく車室内
に導入される。これにより、車室内の冷房を良好に行う
ことができる。逆に、エアミックスダンパ14が開いた
状態(図2において鎖線で示し、この状態を開度100
%とする。)では、エバポレータ12(この場合には、
エバポレータ12はOFF状態となっている)通過後の
空気の全量がヒータ16を通過して車室内に導入され
る。これにより、車室内の暖房を良好に行うことができ
る。さらに、エアミックスダンパ14の開度を0%〜1
00%まで制御することにより、後述するように、車室
内が所定の目標設定温度となるように調整される。ここ
で、エンジン38の前方には、ラジエータ40が設けら
れ、さらにこのラジエータ40の前方部に、外気温度を
検出するための外気温センサ42が設けられている。ま
た、車室内には、日射量を検出するための日射センサ4
4及びに日射の影響を受けない位置に内気温センサ46
が設けられている。
【0008】符号50は、制御ユニットを示し、この制
御ユニット50には、以下のものが入力される。即ち、
外気温センサ42からの外気温度を示す信号、日射セン
サ44からの日射量を示し信号、内気温センサ46から
の車室内温度を示す信号、インストルメントパネル(図
示せず)に設けられた温度設定スイッチ52(目標温度
設定手段)からの目標温度を示す信号、複数の空調モー
ドから特定の空調モードを選択するモード選択スイッチ
54からのモード選択信号、イグニッション・スイッチ
56のON/OFFを示す信号、及びエアミックスダン
パ14の開閉位置を検出するポジションセンサ58から
の信号が、それぞれ入力される。また、制御ユニット5
0からは、ブロア風量を調整するためのブロア電圧を示
す信号が、ブロア10に出力され、また、エアミックス
ダンパ14の開閉位置を調整するための信号がエアミッ
クスダンパ14を駆動するアクチュエータ34に出力さ
れる。次に図2乃至図4を参照して、制御ユニット50
により実行される制御内容を説明する。なお、図2に示
すSは、各ステップを示す。図2において、S1におい
て、エンジン停止すなわちイグニッション・スイッチが
OFFされたか否かを判定し、次に、S2において、エ
ンジンがその後に再始動したか否かすなわちイグニッシ
ョン・スイッチがONされたか否かを判定する。S3に
おいて、イグニッション・スイッチがOFFされてから
ONされるまでの時間(T1)が、所定時間(P1)以
内であるか否かを判定する。
御ユニット50には、以下のものが入力される。即ち、
外気温センサ42からの外気温度を示す信号、日射セン
サ44からの日射量を示し信号、内気温センサ46から
の車室内温度を示す信号、インストルメントパネル(図
示せず)に設けられた温度設定スイッチ52(目標温度
設定手段)からの目標温度を示す信号、複数の空調モー
ドから特定の空調モードを選択するモード選択スイッチ
54からのモード選択信号、イグニッション・スイッチ
56のON/OFFを示す信号、及びエアミックスダン
パ14の開閉位置を検出するポジションセンサ58から
の信号が、それぞれ入力される。また、制御ユニット5
0からは、ブロア風量を調整するためのブロア電圧を示
す信号が、ブロア10に出力され、また、エアミックス
ダンパ14の開閉位置を調整するための信号がエアミッ
クスダンパ14を駆動するアクチュエータ34に出力さ
れる。次に図2乃至図4を参照して、制御ユニット50
により実行される制御内容を説明する。なお、図2に示
すSは、各ステップを示す。図2において、S1におい
て、エンジン停止すなわちイグニッション・スイッチが
OFFされたか否かを判定し、次に、S2において、エ
ンジンがその後に再始動したか否かすなわちイグニッシ
ョン・スイッチがONされたか否かを判定する。S3に
おいて、イグニッション・スイッチがOFFされてから
ONされるまでの時間(T1)が、所定時間(P1)以
内であるか否かを判定する。
【0009】所定時間(P1)以内であれば、S4にお
いて、ポジッションセンサ55によりエアミックスダン
パ14の開度位置を読み取る。次に、S5において、外
気温度、日射量、内気温度、目標設定温度、空調モード
を入力する。その後、S4及びS5において入力された
データに基づいて、S6において、イグニッション・ス
イッチがONされた以降の外気温度が推定される。この
S6における外気温度の推定は、図3に示すマップを用
いて行う。即ち、このマップは、目標設定温度が25℃
で日射量が0kal/m2 hの場合の、エアミックスダ
ンパ開度(%)と外気温度Ta(℃)との関係を示して
いる。図示はしないが、異なる目標設定温度及び日射量
に対応する同様なマップが使用される。この図3中の
A,B,Cは、種々のモードに対応する線である。この
図3に示すマップは、通常の空調制御(S10)の際に
は、外気温度Ta(℃)として外気温センサ42の出力
値が使用され、この値からエアミックスダンパ開度
(%)が設定され、この開度となるように、エアミック
スダンパ14がアクチュエータ34により駆動される。
一方、イグニッション・スイッチがONされた際は、上
述したように、外気温センサ42がエンジンルーム内の
熱の影響を受け正確な外気温度を検出することができな
い。よって、本発明においては、この時、外気温センサ
42の出力値を使用せず、図3に示すマップを上記通常
空調制御とは反対方向に用い、ポジッションセンサ55
によりエアミックスダンパ14の開度位置から、外気温
度を推定し外気温度を算出するようにしている。
いて、ポジッションセンサ55によりエアミックスダン
パ14の開度位置を読み取る。次に、S5において、外
気温度、日射量、内気温度、目標設定温度、空調モード
を入力する。その後、S4及びS5において入力された
データに基づいて、S6において、イグニッション・ス
イッチがONされた以降の外気温度が推定される。この
S6における外気温度の推定は、図3に示すマップを用
いて行う。即ち、このマップは、目標設定温度が25℃
で日射量が0kal/m2 hの場合の、エアミックスダ
ンパ開度(%)と外気温度Ta(℃)との関係を示して
いる。図示はしないが、異なる目標設定温度及び日射量
に対応する同様なマップが使用される。この図3中の
A,B,Cは、種々のモードに対応する線である。この
図3に示すマップは、通常の空調制御(S10)の際に
は、外気温度Ta(℃)として外気温センサ42の出力
値が使用され、この値からエアミックスダンパ開度
(%)が設定され、この開度となるように、エアミック
スダンパ14がアクチュエータ34により駆動される。
一方、イグニッション・スイッチがONされた際は、上
述したように、外気温センサ42がエンジンルーム内の
熱の影響を受け正確な外気温度を検出することができな
い。よって、本発明においては、この時、外気温センサ
42の出力値を使用せず、図3に示すマップを上記通常
空調制御とは反対方向に用い、ポジッションセンサ55
によりエアミックスダンパ14の開度位置から、外気温
度を推定し外気温度を算出するようにしている。
【0010】次に、S7において、S6で算出した推定
外気温度が外気温センサ42の出力値である外気温度が
より低いか否かを判定する。推定外気温度が外気温度よ
りも低い場合には、まだ外気温センサ42がエンジンル
ーム内の熱の影響を受け正確な外気温度を検出すること
ができない状態であることを意味しているため、S8に
進み、推定外気温度に基づいて空調制御を行う。このS
8における推定外気温度に基づいて空調制御は、図4に
示すマップを用いて行われる。このマップは、ブロア風
量に対応するブロア電圧(V)と、目標設定目標設定温
度(TTRG )と日射量(SRA)補正された室内温度
(Tr)との差をパラメータとしている。このマップ
は、ある外気温度の値に対応するものであり、外気温度
の値が変化した場合には、他の同様なマップを使用す
る。従ってこの図4に示すマップにより、ブロア風量に
対応するブロア電圧(V)が設定され、この値が、ブロ
ア10に出力され、所望の風量が得られる。次に、S9
において、イグニッション・スイッチがONされてから
経過した時間(T2)が、所定時間(P2)以内である
か否かを判定する。イグニッション・スイッチがONさ
れてから所定時間が経過していなければ、まだ外気温セ
ンサ42がエンジンルーム内の熱の影響を受け正確な外
気温度を検出することができない状態であることを意味
しているため、S7に戻り、推定外気温度に基づいて空
調制御を継続して行う。一方、イグニッション・スイッ
チがONされてから所定時間が経過していれば、外気温
センサ42がエンジンルーム内の熱の影響を受けない通
常の状態になったと考えられるため、S10に進み、通
常の空調制御を行う。
外気温度が外気温センサ42の出力値である外気温度が
より低いか否かを判定する。推定外気温度が外気温度よ
りも低い場合には、まだ外気温センサ42がエンジンル
ーム内の熱の影響を受け正確な外気温度を検出すること
ができない状態であることを意味しているため、S8に
進み、推定外気温度に基づいて空調制御を行う。このS
8における推定外気温度に基づいて空調制御は、図4に
示すマップを用いて行われる。このマップは、ブロア風
量に対応するブロア電圧(V)と、目標設定目標設定温
度(TTRG )と日射量(SRA)補正された室内温度
(Tr)との差をパラメータとしている。このマップ
は、ある外気温度の値に対応するものであり、外気温度
の値が変化した場合には、他の同様なマップを使用す
る。従ってこの図4に示すマップにより、ブロア風量に
対応するブロア電圧(V)が設定され、この値が、ブロ
ア10に出力され、所望の風量が得られる。次に、S9
において、イグニッション・スイッチがONされてから
経過した時間(T2)が、所定時間(P2)以内である
か否かを判定する。イグニッション・スイッチがONさ
れてから所定時間が経過していなければ、まだ外気温セ
ンサ42がエンジンルーム内の熱の影響を受け正確な外
気温度を検出することができない状態であることを意味
しているため、S7に戻り、推定外気温度に基づいて空
調制御を継続して行う。一方、イグニッション・スイッ
チがONされてから所定時間が経過していれば、外気温
センサ42がエンジンルーム内の熱の影響を受けない通
常の状態になったと考えられるため、S10に進み、通
常の空調制御を行う。
【0011】このS10における通常の空調制御は、図
3及び図4に示すマップを用いて行われる。即ち、目標
設定温度及び日射量に基づき図3のマップが選定され、
このマップにより、外気温度に対応するエアミックスダ
ンパ開度が決定される。また、外気温度、車室内温度、
目標設定温度及び日射量に基づき、ブロア風量に対応す
るブロア電圧が設定される。これらの値が制御ユニット
50から出力され、エアミックスダンパ14及びブロア
10が制御される。次に図5を参照して本発明の実施例
による作用を説明する。図5において、(a)は、外気
温センサの実際の出力を示し、(b)は、従来技術によ
るブロア電圧とエアミックスダンパ開度を示し、(c)
は、本発明の実施例によるブロア電圧とエアミックスダ
ンパ開度を示し、t1は、エンジン停止(イグニッショ
ンOFF)の時刻を示し、t2は、エンジン再始動(イ
グニッションON)の時刻を示している。(a)に示さ
れたように、外気温度は、エンジン停止から再始動まで
の間、エンジンルーム内の熱の影響を受けて上昇してい
る。このとき、従来技術によれば、(b)に示されたよ
うに、実際より高い値となった外気温センサの出力に基
づいてブロア電圧とエアミックスダンパが制御されてい
るため、設定目標温度をえることができない。一方、本
願発明においては、エンジン停止時のエアミックスダン
パの開度位置から外気温度を推定し、この推定外気温度
に基づいて空調制御が行われているため、最適なブロア
電圧が設定され、車室内は、目標設定温度となるように
最適に制御される。このとき、本発明の実施例によれ
ば、エアミックスダンパ開度により外気温を推定するよ
うにして、極力メモリーを使用しないようにしているた
め、メモリー容量を小さくすることができ且つメモリー
の容量オーバーを防止することもできる。
3及び図4に示すマップを用いて行われる。即ち、目標
設定温度及び日射量に基づき図3のマップが選定され、
このマップにより、外気温度に対応するエアミックスダ
ンパ開度が決定される。また、外気温度、車室内温度、
目標設定温度及び日射量に基づき、ブロア風量に対応す
るブロア電圧が設定される。これらの値が制御ユニット
50から出力され、エアミックスダンパ14及びブロア
10が制御される。次に図5を参照して本発明の実施例
による作用を説明する。図5において、(a)は、外気
温センサの実際の出力を示し、(b)は、従来技術によ
るブロア電圧とエアミックスダンパ開度を示し、(c)
は、本発明の実施例によるブロア電圧とエアミックスダ
ンパ開度を示し、t1は、エンジン停止(イグニッショ
ンOFF)の時刻を示し、t2は、エンジン再始動(イ
グニッションON)の時刻を示している。(a)に示さ
れたように、外気温度は、エンジン停止から再始動まで
の間、エンジンルーム内の熱の影響を受けて上昇してい
る。このとき、従来技術によれば、(b)に示されたよ
うに、実際より高い値となった外気温センサの出力に基
づいてブロア電圧とエアミックスダンパが制御されてい
るため、設定目標温度をえることができない。一方、本
願発明においては、エンジン停止時のエアミックスダン
パの開度位置から外気温度を推定し、この推定外気温度
に基づいて空調制御が行われているため、最適なブロア
電圧が設定され、車室内は、目標設定温度となるように
最適に制御される。このとき、本発明の実施例によれ
ば、エアミックスダンパ開度により外気温を推定するよ
うにして、極力メモリーを使用しないようにしているた
め、メモリー容量を小さくすることができ且つメモリー
の容量オーバーを防止することもできる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の実施例に
よれば、エンジン停止時のエアミックスダンパ開度によ
り外気温を推定し、この外気温度によ空調制御をおこな
うよにして、極力メモリーを使用しないようにしている
ため、メモリー容量を小さくすることができ且つメモリ
ーの容量オーバーを防止することもできる。
よれば、エンジン停止時のエアミックスダンパ開度によ
り外気温を推定し、この外気温度によ空調制御をおこな
うよにして、極力メモリーを使用しないようにしている
ため、メモリー容量を小さくすることができ且つメモリ
ーの容量オーバーを防止することもできる。
【図1】本発明による自動車の空気調和装置の一実施例
を示す全体構成図
を示す全体構成図
【図2】本発明の一実施例より実行される制御内容を示
すフローチャート
すフローチャート
【図3】エアミックスダンパ開度(%)と外気温度Ta
(℃)との関係を示すマップ
(℃)との関係を示すマップ
【図4】ブロア風量に対応するブロア電圧(V)と、目
標設定目標設定温度(TTRG )と日射量(SRA)補正
された室内温度(Tr)との差をパラメータとしている
マップ
標設定目標設定温度(TTRG )と日射量(SRA)補正
された室内温度(Tr)との差をパラメータとしている
マップ
【図5】外気温センサの実際の出力、ブロア電圧とエア
ミックスダンパ開度の時間的変化を示す線図
ミックスダンパ開度の時間的変化を示す線図
1 空気調和装置 2 空調通路 10 ブロア 12 エバポレータ 14 エアミックスダンパ 16 ヒータ 34 アクチュエータ 38 エンジン 42 外気温センサ 44 日射センサ 46 内気温センサ 50 制御ユニット 52 温度設定スイッチ 56 イグニッション・スイッチ 58 ポシジョンセンサ
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくともエンジンの近傍に配置された
外気温センサ及び室内に配置された内気温センサの出力
値に基づいて目標設定温度となるようにエアミックスダ
ンパの開度を変化させる自動車の空気調和装置におい
て、 エアミックスダンパの位置を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段により検出されたエンジンOFF時の
エアミックスダンパの静止位置に基づき外気温度を推定
する外気温推定手段と、 エンジン始動時から所定時間内は、この外気温推定手段
により推定された外気温度を実際の外気温度と仮定して
所定の空調制御を行う制御手段と、 を有することを特徴とする自動車の空気調和装置。 - 【請求項2】 上記制御手段は、外気温センサにより検
出された実際の外気温度が上記外気温推定手段により推
定された外気温度よりも低くなった場合、この推定され
た外気温度を実際の外気温度と仮定して制御することを
解除するようにしたことを特徴とする請求項1記載の自
動車の空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5333291A JPH07186687A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 自動車の空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5333291A JPH07186687A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 自動車の空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07186687A true JPH07186687A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18264459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5333291A Pending JPH07186687A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 自動車の空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07186687A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5333291A patent/JPH07186687A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003322019A (ja) | 車両用内燃機関の冷却系装置 | |
| JP3417035B2 (ja) | 車両用空気調和装置 | |
| JPS62155111A (ja) | 自動車用外気温検出装置 | |
| JP3925028B2 (ja) | 自動車用空調装置 | |
| JP3438326B2 (ja) | 自動車用空調装置 | |
| JP2003080927A (ja) | 車両用空調装置およびそのプログラム | |
| JP2005014756A (ja) | 車両用空調制御装置 | |
| JPH0550832A (ja) | 自動車用外気温度検出装置 | |
| JPS6144901Y2 (ja) | ||
| KR20040102882A (ko) | 증발기 아이싱 방지 제어방법 | |
| JP2564906B2 (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
| JPH02133222A (ja) | 車輌用空気調和装置における送風量制御装置 | |
| JP3572678B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPH0629051Y2 (ja) | 自動車用空調装置の制御装置 | |
| JPH0672132A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPH09109653A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2004142648A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP3020124B2 (ja) | 自動車用空調装置の日射量遅延制御装置 | |
| JPS6226244Y2 (ja) | ||
| JP2530206B2 (ja) | 車両用空調装置の制御装置 | |
| JP2009073258A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JPH04118314A (ja) | 自動車用空調装置の制御装置 | |
| JPH07276967A (ja) | 空気調和装置 | |
| JPH0379202B2 (ja) | ||
| JPH05169961A (ja) | 車両用空調制御装置 |