JPH0718756A - 鉄骨柱の耐火被覆構造 - Google Patents

鉄骨柱の耐火被覆構造

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Publication number
JPH0718756A
JPH0718756A JP16264693A JP16264693A JPH0718756A JP H0718756 A JPH0718756 A JP H0718756A JP 16264693 A JP16264693 A JP 16264693A JP 16264693 A JP16264693 A JP 16264693A JP H0718756 A JPH0718756 A JP H0718756A
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JP
Japan
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mortar
lath
plate
steel frame
coating structure
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Pending
Application number
JP16264693A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Sakakibara
孝雄 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場でのモルタルの施工作業を少なくでき、
被覆不良も起こし難い鉄骨柱の耐火被覆構造を提供する
ことにある。 【構成】 鉄骨柱1への取付金物3付のラス4をモルタ
ル版6と一体にしたラスモルタル版2を、鉄骨柱1の周
囲面に取り付け、ラスモルタル版2,2間の隙間を現場
でモルタル7で仕上げする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨柱の耐火被覆構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すような鉄骨柱の耐火被
覆構造を得る作業は、一般的に次のような作業手順によ
っている。(1) 鉄骨柱21を建てる。(2) 溶接により鉄
骨柱21にラス24を張る。(3) ラス24の上からモル
タル25を塗る。(4) 塗装,クロス貼り等による仕上げ
をする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
耐火被覆構造では、モルタルを塗って乾燥させるのに相
当の乾燥期間を要し、その分工期が長くかかる。また、
外方からモルタルを塗る際に、電線管等打ち込み部分が
被覆不良となりやすいという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、乾燥期間が短縮され被覆不良も起こし難い鉄骨柱の
耐火被覆構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による鉄骨柱の耐火被覆構造は、鉄骨柱への取
付金物を一体にしたラスモルタル版を、該鉄骨柱の周囲
面に沿って互いに間隔を隔てて部分的に取り付け、この
ラスモルタル版間の隙間をモルタル仕上げとした構成の
ものである(請求項1)。
【0006】本発明による鉄骨柱の耐火被覆構造の他の
形態は、鉄骨柱への取付金物を一体にしたラスモルタル
版を、該鉄骨柱の周囲面全面を取り囲むように鉄骨柱の
周囲面に取り付け、そのラスモルタル版間の隙間にモル
タルを充填した構成のものである(請求項2)。
【0007】上記構成において、ラスモルタル版に予め
電気用ボックスを取り付けた構成をとることができる。
【0008】
【作用】請求項1の耐火被覆構造は、取付金物付ラスモ
ルタル版を鉄骨柱の周囲面に取り付ける構造において、
例えば鉄骨柱が角形断面であるならばそのコーナ部に、
他の形態の鉄骨柱であってもラスモルタル版相互間に隙
間が残るように取り付け、この隙間をモルタル仕上げす
るものである。従って、ラスモルタル版をプレキャスト
する場合には、鉄骨柱の周囲面は部分的にプレキャスト
版で覆われる形態となる。
【0009】請求項2の耐火被覆構造は、ラスモルタル
版を、鉄骨柱の周囲面全面を取り囲むように取り付け、
そのラスモルタル版間の隙間にモルタルを充填するもの
である。従って、ラスモルタル版をプレキャストする場
合には、鉄骨柱の周囲面は全面がプレキャスト版で覆わ
れる形態となる。
【0010】上記2つの形態のいずれにおいても、ラス
モルタル版をプレキャスト版として予め用意しておくこ
とにより、現場で施すモルタル量が極めて少なくなるた
め、現場での工期を短縮することができる。
【0011】請求項3では、ラスモルタル版に予め電気
用ボックスを取り付ける構成であるため、ラスモルタル
版を工場生産する際にモルタルを電気用ボックス周囲に
十分に施すことことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1において、1は長方形断面を有する鉄
骨柱、2はラスモルタル版、3はラスモルタル版の取付
金物であり、ラスモルタル版2と取付金物3とは一体化
されている。
【0013】ラスモルタル版2は、図2に示す如く、上
記鉄骨柱1に取り付ける取付金物3にラス4を一体に取
り付けたものを、これに植設したアンカー部材5によ
り、更にモルタル版6と一体化した構造であり、予め工
場で生産されるプレキャスト版から成る。このプレキャ
スト版は、厚みDが、1時間耐火のもので40mm+5
mm、2時間耐火のもので60mm+5mm、3時間耐
火のもので80mm+5mmといった具合に、種別分け
されて生産される。
【0014】上記ラスモルタル版2は次の手順により製
造される。まず、図4(イ)に示すように、(1) 取付金
物3にアンカー部材5を溶接等により植設し、これにラ
ス4を一体に設ける。この場合、ラス4にはアンカー部
材5が通り抜ける切り込みを形成しておき、これにアン
カー部材5を通して突出させる。
【0015】次に、図4(イ)に示すように、(2) モル
タル版6用の型枠8にモルタル(又はコンクリート)9
を充填して用意する一方、図4(ロ)に示すように、
(3) このモルタル9上に、上記の取付金物3と一体にな
ったラス4を載せ、密着させる。これにより、アンカー
部材5はモルタル9中に浸漬され、固着後アンカーとし
て機能しうることとなる。最後に、図4(ハ)に示すよ
うに、(4) 上記したモルタル版6用の型枠8を外して目
的とするラスモルタル版2を得る。
【0016】さて、上記の如くプレキャストされたラス
モルタル版2は、鉄骨柱1の耐火被覆構造を得るため、
鉄骨柱1の周囲に取り付ける。この場合、ラスモルタル
版2は鉄骨柱1の長方形断面の周囲を4枚で取り囲むよ
うに配設するが、この図1の実施例では、各ラスモルタ
ル版2が鉄骨柱1の平面領域内に位置するように、つま
りコーナ部においてラスモルタル版2間に積極的に隙間
を残すように配設する。そして、コーナ部におけるラス
モルタル版2間の隙間は、この部分に現場でモルタル7
を塗って仕上げる。
【0017】このようにすると、現場でのモルタル塗の
面積が小さくなり、工期の短縮ができる。また、現場で
の左官工事が少なくなり、左官工の労務者対策となる。
更に、認定耐火被覆版に比べ安価であり、また施工要領
の間違いによる品質不良の可能性がなくなるため、施工
不良の可能性が小さくなるという利点が得られる。
【0018】図3は、電気用配管ボックスを具備させる
場合を例示したもので、10は電気用配管ボックス、1
1は電気用配管ボックスから延在される電線管である。
【0019】この電気用配管ボックス10を具備するラ
スモルタル版2は次の手順により製造される。まず、
(1) モルタル版6用の型枠8(図4参照)に電気用配管
ボックス10を取り付ける。(2) このモルタル版用型枠
8にモルタルを入れる(図4(イ)参照)。(3) このモ
ルタルに、取付金物3の付いたラス4を載せ、密着させ
る(図4(ロ)参照)。ここで電気用配管ボックス10
はその一部がラス4の切れ目(図示せず)より出て図3
の如くラス4上に突出する。(4) このラス4上に突出し
た電気用配管ボックス10に電気用配管11を図3の如
く取り付けて引き出す。(5) モルタル10で配管ボック
スを覆う。(6) 最後に上記したモルタル版6用の型枠を
外して目的とするラスモルタル版2を得る。
【0020】かく構成された電気用配管ボックス10付
のラスモルタル版2も、図3の如く鉄骨柱1の面に取付
金物3を溶接12により取り付けられ、隙間にモルタル
13が施されて用いられる。この形態の下では、図3の
如くモルタル13を十分に施すことができるため、電線
管による被覆不良を防止し得る。
【0021】上記図1の実施例では、ラスモルタル版2
を、覆うべき鉄骨柱の周囲面領域から見て、部分的なプ
レキャスト版として用いたが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0022】図5は、ラスモルタル版2を、覆うべき鉄
骨柱の面領域から見て、その全部をプレキャスト版とし
て用いる形態例を示している。即ち、ラスモルタル版
は、覆うべき鉄骨柱1の周囲面の幅で且つ周囲面の数
(ここでは4枚)だけ用意し、このラスモルタル版2
を、鉄骨柱1の長方形断面の周囲を4枚で完全に取り囲
むように肉厚分だけずらせながら突き合わせて配設し、
突き合わせ部分に残る隙間14にモルタルを充填して、
全面がプレキャスト版である耐火被覆構造を得ている。
【0023】図6及び図7は、図1と同じくラスモルタ
ル版2を部分的なプレキャスト版として用いる耐火被覆
構造を示すものであるが、図6は2種類のラスモルタル
版2aと2bを用い、両ラスモルタル版2a,2b間の
隙間、即ちジョイント部の隙間を現場でモルタル15で
仕上げする実施例であり、また図7はコーナー用のラス
モルタル版2cを用い、それらラスモルタル版2c,2
c間の隙間、即ちジョイント部の隙間を現場でモルタル
15で仕上げする実施例である。
【0024】これらの耐火被覆構造においても、ラスモ
ルタル版には予め電気用ボックスを取り付けたものを使
用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。 (1)請求項1又は2の構成によれば、現場でのモルタ
ル塗の面積が小さくなり、工期の短縮ができる。また、
現場での左官工事が少なくなり、左官工の労務者対策と
なる。認定耐火被覆版に比べ、安価でかつ施工不良の可
能性が小さくなり、施工要領の間違いによる品質不良の
可能性がなくなる。 (2)請求項3の構成によれば、ラスモルタル版を工場
生産する際にモルタルをボックス周囲に十分に施すこと
ことができるので、電線管による被覆不良を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る鉄骨柱の耐火被覆構造
の断面図である。
【図2】本発明の一実施例で用いたラスモルタル版の断
面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る耐火被覆構造の電気用
ボックス周辺の断面図である。
【図4】図2のラスモルタル版の製造工程を示した図で
ある。
【図5】本発明の他の実施例に係る鉄骨柱の耐火被覆構
造の断面図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る耐火被覆構造の断面
図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る耐火被覆構造の断面
図である。
【図8】従来の鉄骨柱の耐火被覆構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 鉄骨柱 2 ラスモルタル版 3 取付金物 4 ラス 5 アンカー部材 6 モルタル版 7 モルタル 8 型枠 9 モルタル 10 電気用配管ボックス 11 電線管 12 溶接 13 モルタル 14 隙間 15 モルタル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄骨柱への取付金物を一体にしたラスモ
    ルタル版を、該鉄骨柱の周囲面に沿って互いに間隔を隔
    てて部分的に取り付け、このラスモルタル版間の隙間を
    モルタル仕上げとしたことを特徴とする鉄骨柱の耐火被
    覆構造。
  2. 【請求項2】 鉄骨柱への取付金物を一体にしたラスモ
    ルタル版を、該鉄骨柱の周囲面全面を取り囲むように鉄
    骨柱の周囲面に取り付け、そのラスモルタル版間の隙間
    にモルタルを充填したことを特徴とする鉄骨柱の耐火被
    覆構造。
  3. 【請求項3】 上記ラスモルタル版に予め電気用ボック
    スを取り付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    鉄骨柱の耐火被覆構造。
JP16264693A 1993-06-30 1993-06-30 鉄骨柱の耐火被覆構造 Pending JPH0718756A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16264693A JPH0718756A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 鉄骨柱の耐火被覆構造

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JP16264693A JPH0718756A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 鉄骨柱の耐火被覆構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0718756A true JPH0718756A (ja) 1995-01-20

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16264693A Pending JPH0718756A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 鉄骨柱の耐火被覆構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100704849B1 (ko) * 2005-06-27 2007-04-09 삼성물산 주식회사 부분피복을 통한 철근콘크리트 내화구조

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100704849B1 (ko) * 2005-06-27 2007-04-09 삼성물산 주식회사 부분피복을 통한 철근콘크리트 내화구조

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