JPH07187803A - グリーンシートの製造方法 - Google Patents

グリーンシートの製造方法

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JPH07187803A
JPH07187803A JP5330671A JP33067193A JPH07187803A JP H07187803 A JPH07187803 A JP H07187803A JP 5330671 A JP5330671 A JP 5330671A JP 33067193 A JP33067193 A JP 33067193A JP H07187803 A JPH07187803 A JP H07187803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
green sheet
carrier film
thickness
rollers
doctor blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP5330671A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Kanbe
好喜 神部
Takashi Kurahashi
孝 倉橋
Kazuya Mimura
和矢 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5330671A priority Critical patent/JPH07187803A/ja
Publication of JPH07187803A publication Critical patent/JPH07187803A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥前のグリーンシート(泥漿状態)の厚さ
にバラツキがあっても、乾燥後では膜厚にバラツキのな
い厚さの均一なグリーンシートを得ること。 【構成】 ドクターブレード1より塗工されたキャリア
フィルム3上のグリーンシート(泥漿状態)4aを、乾
燥炉5内において上下より押圧回転する一対のローラー
6によにって、グリーンシート厚さを一定に制御する機
構を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層セラミックコンデ
ンサなどのグリーンシート製造方法に関し、特にグリー
ンシートの厚さ制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を図7を参照して説明する。
【0003】特開平3−106605号公報には、原料
粉末、溶剤およびバインダー材を含む泥漿液2を一定の
隙間から連続的に引き出して、これを強制加熱すること
により、半乾き状の帯状グリーンシート4bを形成する
製造工法が開示されている。
【0004】これは、原料粉末、溶剤およびバインダー
材を分散させてなる比較的粘りのある泥漿液2がキャリ
アフィルム3上に設けたドクターブレード1の所定の隙
間から連続的に塗工され、所定の厚みと所定の幅をもっ
た帯状の未乾燥のグリーンシート4aを形成する。次に
キャリアフィルム3とキャリアフィルム3上の未乾燥の
グリーンシート4aは乾燥炉5内をそのまま移動し、そ
の間に泥漿液中の溶剤の一部が強制的に気化放散されて
ある程度の柔軟性を有してケーキ状の帯状固形物となっ
たグリーンシート4cを形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにして製造さ
れたグリーンシート4cを用いた製品の一つとして積層
セラミックコンデンサ13がある。積層セラミックコン
デンサ13では、グリーンシート4cの膜厚が電気容
量、絶縁性などの製品々質を決めるためグリーンシート
4cの厚みが均一であることが重要である。
【0006】しかし上記の従来工法では、キャリアフィ
ルム3に対するドクターブレード1の隙間を精度よく平
行に合わせることが困難なうえ、その隙間から連続的に
引き出される未乾燥グリーンシート4aの厚みも時間で
変化するため乾燥後のグリーンシート4cの膜厚に1μ
m前後のバラツキが生じてくる。積層セラミックコンデ
ンサ13では所定の大きさに切断したグリーンシート4
cに内部電極10を印刷し、複数枚重ね合わせて積層体
11を得るため、グリーンシート4cの膜厚差(図4
(b))により、グリーンシート4cが斜めにズレて積
層され、内部電極10の位置もズレた(図5(b))の
積層体11となってしまう。この積層体11をチップ状
に切断した際、図6(b)に示すようなチップ12とな
り、内部電極10より、コンデンサ端面までの誘電体層
の距離が不足し、絶縁不良を起こしていた。
【0007】またドクターブレード1から引き出された
未乾燥のグリーンシート4aには若干の気泡が介在する
場合があり、乾燥したグリーンシート4c成形後にもグ
リーンシート4c中にピンホール9として残り、積層セ
ラミックコンデンサ13の耐電圧となる絶縁性を著しく
劣化させていた。
【0008】積層セラミックコンデンサ13では小形高
容量化傾向の中で、グリーンシートの薄膜化と多積層化
が望まれ、以上述べた積層体の傾きと絶縁性の2つの問
題が特に20μm以下のグリーンシート4c厚では影響
が顕著である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、かかる
従来欠点を解決したグリーンシートの製造方法を提供す
ることにある。
【0010】本発明によるグリーンシートの製造方法は
キャリアフィルム上に一定の隙間を設けたドクターブレ
ードを配し、その隙間より原料粉末、溶剤およびバイン
ダー材を混合、分散した泥漿液を連続的に塗工し、その
塗工された前記泥漿液をを乾燥炉内を通して乾燥させ、
グリーンシートを形成する工程において、乾燥炉内にあ
ってキャリアフィルムとグリーンシートを上下より押圧
回転する一対のローラーにて、上記キャリアフィルム上
のグリーンシートを圧延することを特徴として構成され
る。また上記一対のローラーの上側ローラーにキャリア
フィルムの両端に接し、グリーンシート厚み分の突起を
設けたことを特徴としている。さらに上記一対のローラ
ーを複数列有し、段階的に圧延することを特徴としてい
る。
【0011】
【実施例】つぎに、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。
【0012】図1は、本発明の第1の実施例をグリーン
シート形成装置の斜視概略図であり、その構成について
説明する。図示はしていないがキャリアフィルム3は、
ロールツーロール、つまりロール状に巻かれたキャリア
フィルム3を引き出して、左から右へ搬送し、またロー
ル状に巻取られる。まず、巻出しロールから引き出され
たキャリアフィルム3上にドクターブレード1を配設す
る。ドクターブレード1は、泥漿液2を溜める底の無い
槽形状で、キャリアフィルム3の搬送方向の後端側の側
板が昇降し、キャリアフィルム3上にドクターブレード
を置いたとき一定の間隙ができるようになっている。キ
ャリアフィルム搬送方向のつぎには、乾燥炉5が配設さ
れる。乾燥炉5の左右の側壁にはキャリアフィルム3が
通過する開口部があり、乾燥炉5中ではキャリアフィル
ム3が撓まないよう支持している。このキャリアフィル
ム3を支える支持体と同水平位置に膜厚調整ローラー6
bを、キャリアフィルム3を挟んでその上方に膜厚調整
ローラー6aを配す。この膜厚調整ローラー6a、6b
は、キャリアフィルム3の搬送に同期した速度で、同方
向に回転し、かつ両ローラーの間隔は任意に平行度が1
μm以下で設定できる。また、乾燥炉5はキャリアフィ
ルム3の搬送方向において段階的な乾燥状態が得られる
ように、いくつかの温度設定ができるゾーンを有してい
る。乾燥炉5を出たキャリアフィルム3は前述の通り、
ロールに巻取られる。
【0013】つぎに、作用について同図を用いて説明す
る。上記状態でドクターブレード1に泥漿2を入れキャ
リアフィルム3を搬送させると、ドクターブレード1の
隙間分だけキャリアフィルム3上に未乾燥状態のグリー
ンシート4aが塗工される。グリーンシート4aは乾燥
炉5の中に入り設定された温度勾配で乾燥されるが、グ
リーンシート4の表面が若干乾いて物が接触しても付着
しない乾燥位置に配した膜厚調整ローラー6a、6b
で、グリーンシートを回転押圧して圧延する。こうして
0.5μm以下のバラツキで厚みの均一なグリーンシー
ト4cが得られる。
【0014】図2は、本発明の第2の実施例を示す概略
斜視図である。
【0015】第2の実施例では、グリーンシート4と接
触する膜厚調整ローラー6aの両端に、グリーンシート
4の厚みに相当する高さの突起部7を設けたものであ
る。グリーンシートの厚み調整がローラー間の間隙変更
でできる第1の実施例に比べ、突起部7の高さで決まる
ため厚みの汎用性で劣るが、キャリアフィルム3をしっ
かり押さえた状態で圧延できるので、更にグリーンシー
ト厚が均一にできる。
【0016】図3は、本発明の第3の実施例を示す概略
斜視図である。
【0017】第3の実施例では、第1及び第2の実施例
のローラーbを乾燥炉5において複数列設置しており、
グリーンシート4cの膜厚バラツキの大きいものが、段
階的に圧延修正できる利点がある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のグリーン
シートの製造方法によると乾燥炉5内でグリーンシート
が生乾きの状態4b(グリーンシートの表面のみが乾燥
している状態)の時に、設定膜厚分のギャップをもった
一対のローラー6にてグリーンシート4bを圧延してい
るため、ドクターブレード1から引き出された未乾燥グ
リーンシート4aの厚みが均一でなくても乾燥後のグリ
ーンシート4cの膜厚がサブミクロンで一定に保たれ、
後の積層工程において膜厚差があるために生じる斜め積
層は改善される。
【0019】またドクターブレード1より泥漿液2の吐
出量が目標の膜厚よりも厚く引かれているため、ピンホ
ール9等が発生してもローラー6で圧延され、ピンホー
ル数が低減するという製品々質に多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すグリーンシート形
成装置の概略斜視図。
【図2】図1のローラー圧延部の拡大斜視図。
【図3】本発明の第3の実施例を示すグリーンシート形
成装置の概略斜視図。
【図4】(a)膜厚が均一なグリーンシートの斜視図 (b)膜厚に差が生じたグリーンシートの斜視図 (c)ピンホールがあるグリーンシートの斜視図
【図5】(a)斜め積層のない積層体の断面図 (b)斜め積層された積層体の断面図
【図6】(a)図4(a)を所望の形状に切断し、チッ
プ化したものの断面図 (b)図4(b)を所望の形状に切断し、チップ化した
ものの断面図
【図7】従来のグリーンシート形成装置の概略を示す斜
視図
【図8】(a)積層セラミックコンデンサの生チップ斜
視図 (b)外部電極を形成した積層セラミックコンデンサ。
【符号の説明】
1 ドクターブレード 2 泥漿液 3 キャリアフィルム 4a グリーンシート(泥漿状態) 4b グリーンシート(生乾き状態) 4c グリーンシート 5 乾燥炉 6a 膜厚調整ローラー(上側) 6b 膜厚調整ローラー(下側) 7 上側ローラー突起部 8 膜厚 9 ピンホール 10 内部電極 11 積層体 12 チップ 13 外部電極形成チップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアフィルム上に一定の隙間を設け
    たドクターブレードを配し、該隙間より原料粉末、溶剤
    およびバインダー材を混合、分散した泥漿液を連続的に
    塗工し、その塗工された前記泥漿液を乾燥炉内を通して
    乾燥させグリーンシートを形成する工程において、乾燥
    炉内にあってキャリアフィルムとグリーンシートを上下
    より押圧回転する一対のローラーにて、前記キャリアフ
    ィルム上のグリーンシートを圧延することを特徴とする
    グリーンシートの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記一対のローラーの上側ローラーにキ
    ャリアフィルムの両端に接し、グリーンシート厚み分の
    突起を設けたことを特徴とする請求項1記載のグリーン
    シートの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ローラーを複数列有し、段階的に圧
    延することを特徴とする請求項1または2記載のグリー
    ンシートの製造方法。
JP5330671A 1993-12-27 1993-12-27 グリーンシートの製造方法 Pending JPH07187803A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970902