JPH07188630A - 再剥離型粘着剤 - Google Patents

再剥離型粘着剤

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JPH07188630A
JPH07188630A JP34824293A JP34824293A JPH07188630A JP H07188630 A JPH07188630 A JP H07188630A JP 34824293 A JP34824293 A JP 34824293A JP 34824293 A JP34824293 A JP 34824293A JP H07188630 A JPH07188630 A JP H07188630A
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Japan
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meth
group
sensitive adhesive
adhesive
acrylate
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JP34824293A
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Minoru Atsuji
稔 阿津地
Hiroyuki Ota
博之 太田
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Toagosei Co Ltd
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Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗装された金属およびプラスチック等の被着
体からの剥離性に優れるアクリル酸アルキル共重合体系
の再剥離型粘着剤の提供。 【構成】 (a)炭素数が4〜12のアルキル基を有す
る(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体単位を主
成分とし、α,β−不飽和カルボン酸単量体単位を必須
の単量体単位として有する共重合体、(b)エポキシ基
またはアミノ基とアルコキシシリル基とを有するシラン
化合物および(c)ポリグリシジル化合物からなる再剥
離型粘着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再剥離性に優れ、かつ
良好な凝集力を有する再剥離型粘着剤に関するものであ
り、本発明の粘着剤は、粘着テープ、粘着ラベルおよび
粘着シート等(以下、これらを総称してテープ類とい
う)に使用することができる。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】テープ類は、包装、結
束あるいは商標、価格の表示等に広く用いられ、その使
用形態は、大きく次の2つに分類される。 A.テープ類を被着体に貼ることだけを目的とする使い
方(被着体に貼られたテープ類を後に剥がすことを前提
としない使い方)───価格表示ラベル、包装テープま
たは建材用両面テープ等。 B.被着体に貼られたテープ類を後に剥がすことを前提
とする使い方───保護テープまたはマスキングテープ
等。
【0003】上記Bに用いられるテープ類は、一般に再
剥離型テープ類と称され、該テープ類に塗布される粘着
剤は再剥離型粘着剤と称されている。再剥離型粘着剤に
おいては、テープ類を被着体から剥がしたとき被着体に
糊残りが起こらないことが重要であり、そのために上記
Aに用いられる粘着剤とは異なり、テープ基材に対して
強力な接着性を有し、かつ粘着剤樹脂の凝集力の経時的
上昇が抑制されている等の特性が求められている。
【0004】上記のような性質を具備すべき再剥離型粘
着剤としては、当然のことながら、一般用粘着剤すなわ
ち前記Aに用いられる粘着剤とは異なる構成の粘着剤が
提案されている。有機溶剤を使用しないため省資源およ
び低毒性の点で優れる水系再剥離型粘着剤について言え
ば、アクリル酸アルキルを主成分とする共重合体エマル
ジョンにポリグリシジル化合物を添加して得られる粘着
剤組成物(特開昭63−86777号公報)、また同様
な共重合体エマルジョンに燐酸エステルおよびポリグリ
シジル化合物を配合した粘着剤(特開平1−23448
5号公報)等が提案されている。
【0005】しかしながら、上記公報開示の水系再剥離
型粘着剤も、被着体からの剥離性がなお今一歩であり、
特に紙を基材とする再剥離型テープ類においては、被着
体から剥がすとき、テープ基材自身が破れたり糊残りが
あるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、紙を基材と
する再剥離型テープ類に好適に使用される再剥離型粘着
剤を提供することを課題とした。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明者らは、上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、本発明を完成するに
至った。すなわち、(a)炭素数が4〜12のアルキル
基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体
単位を主成分とし、α、β−不飽和カルボン酸単量体単
位を必須の単量体単位として有する共重合体、(b)エ
ポキシ基またはアミノ基とアルコキシシリル基とを有す
るシラン化合物および(c)ポリグリシジル化合物から
なる再剥離型粘着剤である。以下、本発明についてさら
に詳しく説明する。
【0008】(本発明における共重合体)本発明におけ
る共重合体は、前記のとおり、炭素数が4〜12のアル
キル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル単
量体単位を主成分とし、α、β−不飽和カルボン酸単量
体単位を有する共重合体であり、該(メタ)アクリル酸
アルキルエステル単量体単位およびα、β−不飽和カル
ボン酸単量体単位以外のラジカル重合性単量体単位が含
まれていても良い。なお本発明における(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステル単量体のアルキル基は、鎖状アル
キル基およびシクロアルキル基を総称する。
【0009】好ましい共重合体は、全単量体単位の合計
量を基準にして、炭素数が4〜12のアルキル基を有す
る(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体単位;7
0〜99.9重量%、α、β−不飽和カルボン酸単量体単
位;0.1〜10重量%およびその他のラジカル重合性単
量体単位;0〜29.9重量%の割合で、各単量体単位が
含まれる共重合体である。
【0010】炭素数が4〜12のアルキル基を有する
(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体としては、
(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イ
ソブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アク
リル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチル
ヘキシル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)
アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸n−ノニ
ル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル
酸デシルおよび(メタ)アクリル酸ラウリル等が挙げら
れる。
【0011】本発明において好ましい(メタ)アクリル
酸アルキルエステル単量体は、アルキル基の炭素数が4
〜9のものである炭素数が4〜12のアルキル基を有す
る(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体単位の割
合が、70重量%未満であると得られる共重合体の粘着
力およびタックが劣る。
【0012】本発明におけるα、β−不飽和カルボン酸
単量体としては、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、マ
レイン酸、フマル酸、クロトン酸およびケイヒ酸等が好
ましく、さらに好ましくは、(メタ)アクリル酸であ
る。共重合体における上記α、β−不飽和カルボン酸単
量体単位が、0.1重量%未満であると剥離性が不足し易
く、一方10重量%を超えると共重合体の凝集力が経時
的に上昇する結果、やはり剥離性が不足し易い。α、β
−不飽和カルボン酸単量体単位のより好ましい割合は、
0.3〜5重量%である。
【0013】上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
およびα、β−不飽和カルボン酸単量体と併用できる、
その他のラジカル重合性単量体としては、(メタ)アク
リル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)ア
クリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−プロピ
ル等の(メタ)アクリル酸アルキル;スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン等のビニル芳香族系単量
体、イタコン酸モノエチルエステル、フマル酸モノブチ
ルエステル、マレイン酸モノブチルエステル等の不飽和
ジカルボン酸のモノアルキルエステル;(メタ)アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒ
ドロキシブチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプ
ロピル、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メ
タ)アクリレート、グリセロール(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
トおよびポリエチレングリコール−ポリプロピレングリ
コールモノ(メタ)アクリート等の水酸基含有ビニル単
量体;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロ
ールアクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミ
ド、N−メトキシブチルアクリルアミド等のエチレン系
不飽和カルボン酸アミドおよびN置換化合物;アリルア
ルコール等の不飽和アルコール;(メタ)アクリロニト
リル、α−クロロアクリロニトリル等のシアノ基含有ビ
ニル単量体;その他に(メタク)アリル酸グリシジル、
(メタ)アクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、
塩化ビニリデン等が挙げられる。
【0014】上記単量体の共重合によって得られる共重
合体のガラス転移点(Tg)としては、−80〜−40
℃であることが好ましく、更に好ましくは−70〜−5
0℃である。共重合体のガラス転移点が−40℃を超え
ると、得られる粘着剤の被着体に対する粘着力が強す
ぎ、被着体が紙であると紙破れしやすい。一方ガラス転
移点が−80℃未満では、剥離する際に被着体に糊残り
しやすい。
【0015】重合方法としては、乳化重合法、溶液重合
法または懸濁重合法等が採用できるが、水系再剥離型粘
着剤が容易に得られる点で、好ましい重合法は水性乳化
重合法である。共重合体の好ましい分子量は、重量平均
分子量で100,000以上である。重合においては、必
要に応じ、重合系に連鎖移動剤および可塑剤等を添加し
ても良く、さらに重合後に、増粘剤、粘着付与剤、レベ
リング剤、架橋剤、防腐剤、防錆剤、顔料、充填剤、凍
結防止剤、凍結防止剤、高沸点溶剤および消泡剤を添加
しても良い。
【0016】(エポキシ基またはアミノ基とアルコキシ
シリル基とを有するシラン化合物)上記アクリル系共重
合体と共に本発明の粘着剤を構成する、エポキシ基また
はアミノ基とアルコキシシリル基とを有するシラン化合
物(以下単にシラン化合物という)は、下記化1で表さ
れる化合物である。なお、本発明においては、式RO−
(Rはアルキル基)で表されるアルコキシ基および式R
1OR2O−(R1およびR2は、同一であるかまたは互い
に異なるアルキル基)で表されるアルコキシアルコキシ
基をアルコキシ基と総称する。
【0017】
【化1】Y−A−SiX3 (式中、Yはエポキシ基またはアミノ基であり、Aはア
ルキレン基であり、またXはアルコキシ基である。)
【0018】上記化1におけるアルコキシ基としては、
炭素数が1〜5のアルコキシ基または炭素数が2〜8の
アルコキシアルコキシ基が好ましく、さらに好ましく
は、メトキシ基、エトキシ基およびメトキシエトキシ基
である。また、化1における好ましいAは、炭素数1〜
4のアルキレン基であり、さらに好ましくは、エチレン
基またはプロピレン基である。
【0019】化1で表される化合物の具体例としては、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン
およびβ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
トリエトキシシラン等のエポキシアルコキシシラン;N
−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメ
トキシシランおよびγ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン等のアミノアルコキシシランが挙げられる。
【0020】上記シラン化合物の好ましい使用量は、前
記アクリル系共重合体におけるカルボキシル基に対し
て、シラン化合物のエポキシ基またはアミノ基の量が0.
001当量以上となる量であり、さらに好ましくは、シ
ラン化合物のエポキシ基またはアミノ基の量が0.003
〜2.5当量となる量である。アクリル系共重合体におけ
るカルボキシル基に対する、シラン化合物のエポキシ基
またはアミノ基の量が、0.001当量未満であると得ら
れる粘着剤の粘着力が強すぎテープ基材の紙破れが生じ
易く、一方2.5当量を超えると粘着力が低下し易い。
【0021】(ポリグリシジル化合物)本発明における
ポリグリシジル化合物は、1分子中にグリシジル基を2
個以上有する化合物であり、具体的にはエチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジ
グリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジ
ルエーテル、ポリプロピレングリコール、レゾルシンジ
グリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリジ
ルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエ
ーテル、o−フタル酸ジグリシジルエステル、グリセロ
ールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパン
ポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジ
ルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテ
ル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ソルビタン
ポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグ
リシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロ
キシエチル)イソシアヌレート、N,N,N’,N’−
テトラグリシジル−m−キシリレンジアミン、N,N,
N’,N’−ペンタグリシジルジエチレントリアミンお
よびN,N,N’,N’−テトラグリシジルエチレンジ
アミン等が挙げられる。
【0022】好ましいポリグリシジル化合物は、1分子
中にエポキシ基を3個以上有する化合物であり、その代
表的な具体例としては、ソルビトールポリグリシジルエ
ーテル(平均グリシジル基数;3)、ソルビトールポリ
グリシジルエーテル(平均グリシジル基数;4)、ジグ
リセロールポリグリシジルエーテル(平均グリシジル基
数;3)、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル
(平均グリシジル基数:4)およびポリグリセロールポ
リグリジルエーテル(平均グリシジル基数;6)があ
る。
【0023】ポリグリシジル化合物の好ましい使用量
は、アクリル系共重合体中のカルボキシル基に対して、
グリシジル基の量が0.01〜2当量となる量であり、さ
らに好ましくは、グリシジル基の量が0.05〜1当量と
なる量である。ポリグリシジル化合物の使用量が、アク
リル系共重合体中のカルボキシル基に対するグリシジル
基の量で0.01当量未満であると、得られる粘着剤の粘
着力が強すぎテープ基材の紙破れが生じ易く、一方2当
量を超えると粘着力が低下し易い。
【0024】ポリグリシジル化合物と前記したシラン化
合物の好ましい使用割合は、シラン化合物1当量に当た
り、ポリグリシジル化合物0.4〜200当量であり、さ
らに好ましくはポリグリシジル化合物0.6〜90当量で
ある。
【0025】上記アクリル系共重合体、シラン化合物お
よびポリグリシジル化合物を必須成分とする本発明の再
剥離型粘着剤は、紙に対する接着性に優れており、紙を
基材とする再剥離型テープ類に特に適しているが、紙以
外にも、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはポリエス
テル等からなる基材にも適用できる。本発明の再剥離型
粘着剤は、ステンレスまたは硬質塩化ビニル樹脂等の広
範囲な被着体に対し、剥離強度で500〜1,300g/
25mm程度の接着力を有するが、他方上記テープ類用の基
材には、前記強度を大幅に上回る接着性を有する。
【0026】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて、本発明
を更に具体的に説明する。なお、各例における部および
%は、重量部および重量%を意味する。また、各例で得
られた粘着剤の粘着力、再剥離性およびタックは、それ
ぞれ以下の方法により測定した。 粘着紙の作成 粘着剤を離型紙に乾燥後の膜厚が30μとなる様に塗布
し、100℃で2分間乾燥した後、上質紙に転写した。
60℃で24時間熟成することで、粘着紙を作成した。
【0027】粘着力 被着体としてステンレス(以下「SUS」という)板と
硬質塩化ビニル(以下「PVC」という)板を用い、そ
れらに上記粘着紙を貼り付け、23℃,65%RHで2
4時間状態調節するか、また60℃で24時間状態調節
した後、JISZ−0237に準ずる180度剥離強度
を測定した。 再剥離性 前記の粘着力の測定時に、粘着紙を剥離した後の被着体
の状態を観察した。その結果は、以下の5段階で評価し
た。 ◎:汚染等まったく無く非常に良好 ○:汚染等無く良好 #:紙破れ C:糊残り P:汚染され非常に不良 タック JISZ−0237の球転法に準じて、23℃,65%
RH雰囲気下で測定した。
【0028】実施例1 撹拌機、温度計、冷却器および2個の滴下ロートを装着
した3Lフラスコに、水45部を仕込み80℃に昇温し
た。別途、アクリル酸2−エチルヘキシル(以下「H
A」という)90部、メタクリル酸メチル(以下「MM
A」という)9部およびアクリル酸(以下「AA」とい
う)1部を、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.
0部および水25部によって乳化させた。
【0029】得られた乳液および5%の過硫酸アンモニ
ウム水溶液8部を、それぞれ上記滴下ロートより4時間
かけて、フラスコ内に滴下して重合を行った。得られた
共重合体エマルジョンに対して、該重合体中のカルボキ
シル基1当量当たり、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン0.3当量およびポリグリセロールポリグリ
シジルエーテル〔平均グリシジル基数4.1、ナガセ化成
工業(株)製、商品名デナコールEX−512〕0.5当
量(エポキシ基の量として)を配合した後、コポリ(ア
クリル酸エステル/アクリル酸)のアンモニア中和物か
らなる増粘剤を添加し、粘度12,000cpsの粘着剤
を得た。得られた粘着剤の物性を表1に示す。
【0030】実施例2 単量体としてアクリル酸n−ブチル94部、アクリロニ
トリル3部、AA2部、グリシジルメタクリレート1
部、乳化剤としてラウリル硫酸ナトリウム1.0部および
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル1.0部を加
え乳化し、実施例1と同様の方法で重合した。得られた
共重合体エマルジョンに対して、該重合体中のカルボキ
シル基1当量当たり、β−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)エチルトリメトキシシラン0.15当量およびソ
ルビトールポリグリシジルエーテル〔平均グリシジル基
4.0、ナガセ化成工業(株)製、商品名デナコールEX
−611〕1.0当量(エポキシ基の量として)を配合し
た後、増粘剤を添加し粘着剤を得た。
【0031】実施例3〜5 単量体としてHA94部、MMA3部、メタクリル酸3
部、乳化剤としてラウリル硫酸ナトリウム2部を加え乳
化し、実施例1と同様の方法で重合した。この共重合体
エマルジョンに対して、該重合体中のカルボキシル基1
当量当たり、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)
エチルトリメトキシシランを以下に示す量添加するとと
もに、実施例2で使用したポリグリシジル化合物すなわ
ちデナコールEX−611を1.0当量配合した。得られ
た組成物に対し、さらに増粘剤を添加して実施例3〜5
の粘着剤を得た。 実施例3:0.006当量,実施例4:0.012当量,実
施例5:0.6当量
【0032】実施例6〜9 単量体としてイソノニルアクリレート82部、MMA1
0部、2−ヒドロキシエチルアクリレート3部、AA5
部、乳化剤としてラウリル硫酸ナトリウム2部を加え乳
化し、実施例1と同様の方法で重合した。この共重合体
エマルジョンに対して、該重合体中のカルボキシル基1
当量当たり、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン0.06当量および実施例1で使用したデナコールE
X−512を下記の量配合した。以下、前記各例と同様
にして実施例6〜9の粘着剤を得た。 実施例6:0.01当量,実施例7:0.05当量,実施例
8:0.5当量 実施例9:2当量 以上の実施例2〜9の粘着剤の物性は、実施例1の結果
と同様に表1に記載した。
【0033】
【表1】
【0034】比較例1 実施例1で得られた共重合体エマルジョンに対して、該
重合体中のカルボキシル基1当量当たり、実施例1で使
用したデナコールEX−512を0.5当量配合し、以下
同様にして粘着剤を得た。得られた粘着剤の物性は、表
2のとおりである。
【0035】比較例2 実施例1で得られた共重合体エマルジョンに対して、該
重合体中のカルボキシル基1当量当たり、フェニルトリ
エトキシシラン0.3当量および実施例1で使用したデナ
コールEX−512)を0.5当量配合し、以下同様にし
て粘着剤を得た。得られた粘着剤の物性は、表2のとお
りである。
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】本発明の再剥離型粘着剤は、紙またはポ
リエチレンフィルム等のテープ基材に対して優れた接着
性を示し、また金属、プラスチック等の被着体に対して
も適度な粘着力を有し、しかも被着体からの剥離性に優
れている。さらに、被着体に貼り付けた後の経時的な剥
離性の低下が少ない。本再剥離型粘着剤は、紙に対して
取り分け強い接着性を有するため、これを紙に塗布して
得られる粘着テープは、塗装された金属またはプラスチ
ックのマスキングテープとして特に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JKA JKF // C09J 163/00 JFP

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)炭素数が4〜12のアルキル基を有
    する(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体単位を
    主成分とし、α、β−不飽和カルボン酸単量体単位を必
    須の単量体単位として有する共重合体、(b)エポキシ
    基またはアミノ基とアルコキシシリル基とを有するシラ
    ン化合物および(c)ポリグリシジル化合物からなる再
    剥離型粘着剤。
JP34824293A 1993-12-24 1993-12-24 再剥離型粘着剤 Pending JPH07188630A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08302325A (ja) * 1995-05-12 1996-11-19 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The 粘着剤組成物
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