JPH071893Y2 - テレビジョン受像機の音量コントロール装置 - Google Patents

テレビジョン受像機の音量コントロール装置

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JPH071893Y2
JPH071893Y2 JP7861389U JP7861389U JPH071893Y2 JP H071893 Y2 JPH071893 Y2 JP H071893Y2 JP 7861389 U JP7861389 U JP 7861389U JP 7861389 U JP7861389 U JP 7861389U JP H071893 Y2 JPH071893 Y2 JP H071893Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、テレビジョン受像機の音量コントロール装置
に関し、特には、音量の初期設定の技術に関する。
<従来の技術> 第3図はテレビジョン受像機に搭載されている音量コン
トロール装置の一例を示す。
第3図において、1は音量コントロール機能を併せ有す
る選局用マイコンであり、この選局用マイコン1は、テ
レビジョン受像機の生産過程において最初に電源を印加
したときに、音量コントロールの初期設定のため予め定
められた音量コントロール用パルス信号S1を出力するよ
うに構成されている。
2は音量コントロール用パルス信号S1のパルス巾に応じ
たアナログの直流電圧を発生するD/A変換回路であり、
この直流電圧を音量初期設定用可変抵抗器3によって調
節して音声出力アンプ4のゲインコントロールを行い、
スピーカ5からの出力音量を特定の大きさとするように
構成してある。
前述の音量初期設定のための音量コントロール用パルス
信号S1は、通常、音声出力アンプ4に対する最大コント
ロール電圧(音量初期設定用可変抵抗器3の抵抗値がゼ
ロのとき)の約15〜25%の範囲内のある特定の電圧に相
当するパルス巾のものに固定的に定められている。
このように生産過程において音量初期設定を行うのは、
音声出力回路ことに音声出力アンプ4の特性にバラツキ
が存在しているのを解消するためである。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、このような構成を有する従来例には、次
のような問題点がある。
(イ)音量初期設定に際して、製造作業者が手動で音量
初期設定用可変抵抗器3を調節しなければならないわず
らわしさがある。
(ロ)第4図は音声出力アンプ4に与える音量コントロ
ール電圧とスピーカ5からの出力音量との関係を示す音
量コントロール特性図である。実線aは、音量初期設定
用可変抵抗器3の抵抗値がゼロのときの最大コントロー
ル電圧に対応した特定を示し、鎖線bは、音量初期設定
において、音量コントロール電圧が20%(固定値)であ
るときの特性を示す。
音量初期設定用可変抵抗器3の調節による音量初期設定
のために、音量コントロール特性の傾きが小さくなり、
ダイナミックレンジが狭くなることは避けられない。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、音量初期設定を人手をかりることなく、しかも、可
変抵抗器を用いることなく自動的に行えるようにするこ
とを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本考案は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
すなわち、本考案は、 主電源スイッチがオンされた最初の動作時に、予め初期
設定された音量初期設定電圧を音声出力アンプに出力す
る選局用マイクロコンピュータを備えるテレビジョン受
像機の音量コントロール装置であって、 前記音量初期設定電圧の初期設定時において、 前記音声出力アンプの入力端子に周波数信号を出力する
手段と、 前記音声出力アンプに対して逓増する音量コントロール
電圧を与える手段と、 前記音声出力アンプの出力が、所定の基準値に達したと
きに前記音量コントロール電圧の逓増を停止するととも
に、そのときの音量コントロール電圧を前記音量初期設
定電圧として記憶する手段とを備えている。
<作用> 本考案の上記構成による作用は、次のとおりである。
すなわち、音量コントロール電圧の逓増によって音声出
力アンプから出力される周波数信号の振幅が次第に増大
し、それが希望する所定の基準値になったときの音量コ
ントロール電圧を音量初期設定のための電圧とするか
ら、換言すれば、実際に音声出力アンプを通った信号の
状態から音量初期設定電圧を定めるから、その音声出力
アンプを含む音声出力回路の特性にマッチングした音量
初期設定が自動的に行われることになる。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は実施例の音量コントロール装置を示すブロック
図である。
選局用マイコン1は、SETの主電源がONされてマイコン
のVDDが0ボルトから5ボルトになると、音量初期設定
用のある周波数のパルス信号S2を正弦波発生回路6に出
力する端子をもつものに構成されている。
正弦波発生回路6は、入力したデジタルのパルス信号S2
をその周波数に応じた周波数のアナログ正弦波信号Aに
変換して音声出力アンプ4の入力端子に対して出力す
る。
また、選局用マイコン1は、D/A変換回路2に出力する
音量コントロール用パルス信号S1として、パルス巾可変
のパルス信号を出力するものに構成されている。この点
において、従来例では周波数が固定であった。
D/A変換回路2と音声出力アンプ4との間には、従来例
では介挿されていた音量初期設定用可変抵抗3が存在し
ない。
音声出力アンプ4の次段に整流回路7が接続され、整流
回路7の次段に減衰器8が接続され、減衰器8の出力端
子は選局用マイコン1のレベル検出端子に接続されてい
る。
動作 本実施例の音量コントロール装置の音量初期設定の際の
動作を第2図の波形図に基づいて説明する。
まず、主電源をONして選局用マイコン1を立ち上げる
と、選局用マイコン1から正弦波発生回路6にパルス信
号S2が出力され、正弦波発生回路6から音声出力アンプ
4の入力端子に正弦波信号Aが入力されるとともに、選
局用マイコン1からD/A変換回路2に音量コントロール
用パルス信号S1が最初は充分に狭いパルス巾で、そし
て、時間の経過とともにパルス巾を次第に広くしながら
出力される。このパルス巾が逓増する音量コントロール
用パルス信号S1をD/A変換回路2がアナログの音量コン
トロール電圧Bとして音声出力アンプ4に与え、音声出
力アンプ4のゲインを調節する。音量コントロール電圧
Bは、前述のパルス巾逓増に伴って次第に電圧値が上昇
していく。したがって、音声出力アンプ4のゲインも次
第に増大していく。
この一連の動作過程において、音声出力アンプ4からの
出力信号Cは、次第にその振幅が大きくなっていく。変
化する出力信号Cの振幅は、その音声出力アンプ4の特
性に依存する。出力信号Cは整流回路7で全波整流さ
れ、減衰器8で所定割合に減衰されたレベル検出信号D
も、次第にその電圧値を上昇していき、このレベル検出
信号Dが選局用マイコン1に取り込まれる。
選局用マイコン1は、レベル検出信号Dの電圧値と比較
対照するための所定の基準値Vthを記憶しているメモリ
9を内蔵しており、レベル検出信号Dの電圧値が基準値
Vthに達した時点で、選局用マイコン1は、音量コント
ロール用パルス信号S1のパルス巾の逓増を停止する。す
ると、D/A変換回路2から音声出力アンプ4に与えられ
る音量コントロール電圧Bもその逓増を停止し、使用す
る音声出力アンプ4の特性にマッチングした電圧値の音
量コントロール電圧Bに自動的に調節される。すなわ
ち、このときの音量コントロール電圧Bが、音量初期設
定電圧としてメモリ9に記憶されて固定化される。
なお、減衰器8は、対象とする音声出力アンプ4の種類
が多い場合に対処するためのもので、種類が少ないとき
は必ずしも必要とはしない。
以上の説明は、生産過程における音量初期設定動作であ
る。このようにして初期設定された後は、主電源スイッ
チをオンとすると、メモリに記憶された音量初期設定電
圧が出力されることになる。
<考案の効果> 本考案によれば、次の効果が発揮される。
すなわち、音量初期設定を人手をかりずに自動的に行う
ことができる。
また、音声出力回路ごとに音声出力アンプの特性のバラ
ツキに関係なく、現に対象とする音声出力回路にとって
最適な音量コントロール特性のもとでの音量初期設定を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例に係り、第1図
は音量コントロール装置のブロック図、第2図は動作説
明に供する波形図である。第3図および第4図は従来例
に係り、第3図は音量コントロール装置のブロック図、
第4図は音量コントロール特性図である。 1…選局用マイコン 2…D/A変換回路 4…音声出力アンプ 5…スピーカ 6…正弦波発生回路 7…整流回路 8…減衰器 9…メモリ S1…音量コントロール用パルス信号 S2…音量初期設定用パルス信号 A…正弦波信号 B…音量コントロール電圧 C…音声出力アンプの出力信号 D…レベル検出信号 Vth…基準値

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主電源スイッチがオンされた最初の動作時
    に、予め初期設定された音量初期設定電圧を音声出力ア
    ンプに出力する選局用マイクロコンピュータを備えるテ
    レビジョン受像機の音量コントロール装置であって、 前記音量初期設定電圧の初期設定時において、 前記音声出力アンプの入力端子に周波数信号を出力する
    手段と、 前記音声出力アンプに対して逓増する音量コントロール
    電圧を与える手段と、 前記音声出力アンプの出力が、所定の基準値に達したと
    きに前記音量コントロール電圧の逓増を停止するととも
    に、そのときの音量コントロール電圧を前記音量初期設
    定電圧として記憶する手段とを備えたことを特徴とする
    テレビジョン受像機の音量コントロール装置
JP7861389U 1989-07-03 1989-07-03 テレビジョン受像機の音量コントロール装置 Expired - Fee Related JPH071893Y2 (ja)

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JPH0316773U JPH0316773U (ja) 1991-02-19
JPH071893Y2 true JPH071893Y2 (ja) 1995-01-18

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