JPH0719021B2 - カメラのフイルム巻上げ制御回路 - Google Patents

カメラのフイルム巻上げ制御回路

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JPH0719021B2
JPH0719021B2 JP5885886A JP5885886A JPH0719021B2 JP H0719021 B2 JPH0719021 B2 JP H0719021B2 JP 5885886 A JP5885886 A JP 5885886A JP 5885886 A JP5885886 A JP 5885886A JP H0719021 B2 JPH0719021 B2 JP H0719021B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は35mmカメラ等のフィルム巻上げ制御回路に係
り、特に、フィルムの最終駒でフィルム巻上げが停止し
た場合にフィルムに引張り力が加わる時間を少なくし得
る制御回路に関する。
従来の技術 35mmカメラ等のフィルムを自動的に巻上げる機構とし
て、従来、シャッタ釦を押した後フィルム巻上げモータ
を回転させてフィルムを巻上げ、1駒分のフィルムが走
行したことが検出された時点で自動的にフィルム巻上げ
を停止する制御回路が用いられている。
第4図は従来のカメラのフィルム巻上げ制御回路の一例
の回路図を示す。同図において、シャッタ釦を押すとシ
ャッタスイッチ1がオンとなり、自動的にその後フィル
ム巻上げスイッチ2がオンとなる。これにより、トラン
ジスタQ1,Q2がオンとなり、フィルム巻上げモータ3は
電池4の電圧Vccを印加されて回転し、フィルムが巻上
げられる。1駒分のフィルムが走行したことが図示しな
い1駒走行検出回路にて検出され、スイッチ2がオフと
なってモータ3の回転が停止する。
一方、フィルムの最終駒でシャッタ釦を押した後、上記
の場合と同様にモータ3が回転してフィルム巻上げが行
なわれるが、この場合はフィルム巻上げを行なっても最
終駒であるのでフィルムはフィルムケースから所定量以
上引出されない。このため、前記1駒走行検出回路にて
1駒走行が検出されず、モータ3への通電を停止できな
い。そこで、モータ3の回転開始時t4(第2図(P))
にコンデンサCを充電し、コンデンサC及び抵抗Rの時
定数によって上昇するコンデンサCの端子電圧(第2図
(O))が点Aの閾値電圧Vsに達した時刻t10でトラン
ジスタQ3をオンとし、トランジスタQ1,Q2をオフにして
モータ3を停止するようにしていた。第2図(P)はモ
ータ3への通電期間を示す。
この場合、時定数CRはフィルム1駒分の走行に要する時
間よりも大に設定(電源電圧変動、温度変動を考慮して
比較的大なる時定数に設定)されている。なお、トラン
ジスタQ4はコンデンサCの端子電圧上昇が零から開始さ
れるように、シャッタスイッチ1のオンと同時にコンデ
ンサCの電荷を放電するためのものである。
発明が解決しようとする問題点 上記従来のものは、最終駒において、モータ3のフィル
ム巻上げによって時刻t7でフィルム走行が停止した後も
モータ3には比較的長い時間通電されており、これによ
り、フィルムのパーフォレーション(送り孔)に長時間
に亘って引張り力が加わり、フィルムを破損する虞れを
生じる問題点があった。
本発明は、フィルムの最終駒でフィルム巻上げが行なわ
れてフィルム走行が停止した時、フィルムに引張り力が
加わる時間を少なくし得、フィルムの破損を未然に防止
し得るカメラのフィルム巻上げ制御回路を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 第1図中、スイッチ6,コンパレータ10,18,オペアンプ1
2,カレントミラー回路13,電圧設定回路17は、フィルム
走行に伴って充放電を繰返され、充放電の繰返し時の充
電電圧が閾値Vz(1.14V)に達しない程度に充電時定数
を極力小に設定した手段、コンパレータ22,ゲート14,ト
ランジスタX2,X3はフィルム走行が停止された後充電電
圧が閾値Vz(1.14V)に達した時フィルム巻上げモータ
3への通電を停止する手段の各一実施例である。
作用 従来回路よりも小に設定された充電時定数を持つ充放電
回路Cx,Rxにて充放電を行ない、第2図(E)に示す如
く、フィルム最終駒の時刻t7でフィルム走行が停止され
た後時刻t8で充電電圧が閾値電圧Vz(1.14V)に達した
時点でモータ3への通電を停止せしめることにより、フ
ィルム走行停止(時刻t7)からモータ3の通電停止(時
刻t8)までの時間を従来のものに比して少なくし得る。
実施例 第1図は本発明回路の一実施例の回路図を示し、同図
中、第4図と同一構成部分には同一番号を付す。同図に
おいて、シャッタスイッチ1が時刻t0でオン(第2図
(A))するとトランジスタX1がオンとなり、時刻t1
フィルム巻上げスイッチ2がオンとなり(同図
(C))、電圧VIN及び電源オンオフ駆動回路11を介し
て電源電圧Vccが各素子に印加され、これと同時にコン
パレータ10の出力fがHレベル(同図(F))になる。
スイッチ1が時刻t2でオフになるとトランジスタX1はオ
フとされ、カレントミラー回路13を介してコンデンサCx
が充電され、その充電電圧e(同図(E))はIC外付け
コンデンサCx及び抵抗Rxによる時定数で時刻t2から上昇
する。この場合、電源電圧Vccが印加されると、抵抗
R10,R11で分割された電圧はオペアンプ12の正入力端子
に印加され、オペアンプ12の出力はカレントミラー回路
13に供給される。カレントミラー回路13の出力電流は抵
抗Rx及びコンデンサCxに同じ値で流れ、この電流は電源
電圧Vccの変動に対応しており、電圧eも電源電圧Vccの
変動に対応している。
電圧eはコンパレータ10の負入力端子に印加される一
方、電圧Vccはコンパレータ10の正入力端子に閾値電圧V
oとして印加され、時刻t4で負入力端子及び正入力端子
の夫々の電圧が一致するとコンパレータ10の出力fはH
レベルからLレベルになる(同図(F))。これによ
り、ゲート14の出力がHレベルとなり、トランジスタ
X2,X3がオンとされ、モータ3に電流が供給されてモー
タ3が回転し(同図(N))、フィルムが巻上げられ
る。この場合、時刻t2から時刻t4までがリセット時間で
あり、このリセット時間内に日付の焼付けが行なわれ
る。
なお、リセット時間は後述のMS時間に比して短かく、比
較的大きな充電電流(コンデンサCxに流れる)を流すた
め、時刻t4迄はトランジスタX4をオフのままにしてオペ
アンプ12の正入力端子電圧を比較的高くしておく。
ここで、電源電圧変動とリセット時間との関係について
考えてみる。第1図中、コンパレータ10の負入力端子電
圧e及びコンパレータ10の正入力端子電圧(閾値電圧)
Voは共に電源電圧の変動に対応しているので、例えば、
第3図に破線I、実線II,一点鎖線IIIのように電源電圧
が変動した場合、コンパレータ10の閾値電圧Voは夫々Vo
1,Vo2,Vo3のように変動する。この両者の変動により、
電源電圧の変動に拘らず、リセット時間(例えば120m
s)を一定にし得る。
この場合、リセット時間tRSTは、 である。
コンパレータ10の出力f(第2図(F))が前述のよう
に時刻t4でLレベルになると、ゲート16の出力j(同図
(J))がHレベルとなってトランジスタX10がオンと
なり、コンデンサCxを放電させるので電圧eが低下す
る。このとき、時刻t4でコンパレータ10の出力fがLレ
ベルになるとインバータ15のHレベル出力によってトラ
ンジスタX4がオンとなり、コンパレータ12の正入力電圧
が低下する。すなわちカレントミラー回路13の充電電流
が少なくなる。電圧eが時刻t5でコンパレータ18の正入
力端子電圧i(同図(I))の0.53Vになると、コンパ
レータ18の出力kがHレベルとなり、これと同時にゲー
ト16の出力j(同図(J))がLレベルになり、コンデ
ンサCxの放電が停止する。
一方、モータ3の回転によってフィルムが巻上げられる
と、フィルム送り孔の移動に伴って、パルス生成用スイ
ッチ6がオン,オフされてその端子に信号g(同図
(G))が取出される。信号gは微分回路19にて微分さ
れて信号h(同図(H))とされ、駆動回路20を介して
切換回路21に供給されてトランジスタX6をオン,オフせ
しめ、コンパレータ18の正入力端子電圧iを第2図
(I)のように切換える。このとき、信号iはトランジ
スタX6のオンによりHレベル(Vcc)、そのオフにより
Lレベル(0.53V)となる。信号iのHレベル,Lレベル
の切換りに同期してコンパレータ18の出力kは第2図
(K)の如くとなる。
コンパレータ18の出力kとコンパレータ10の出力fとに
よりゲート16の出力jは第2図(J)に示す如くとな
り、これにより、コンデンサCxは充放電を繰返されてそ
の端子電圧eは第2図(E)に示す如くとなる。最終駒
に至らない駒では、フィルム巻上げ中はこのような充放
電動作が単に繰返されるだけであり、前述のように1駒
分巻上げられた時点でスイッチ2が自動的にオフとされ
てこの充放電が停止される。なお、コンデンサCxの充放
電と同時にコンパレータ22の正入力端子電圧l(第2図
(L))も電圧eに対応して上下を繰返す。
ここで、最終駒において、時刻t7でフィルムがフィルム
ケースから引出されなくなった時(モータ3の回転は停
止され)、フィルムは走行されないのでスイッチ6のオ
ン,オフはなくなり、これにより、コンデンサCxは時刻
t6から充電され続け、電圧eは上昇し続ける。
電圧eが電圧設定回路17のツェナーダイオードDzにて設
定されている閾値電圧1.14Vに達すると(時刻t8)、コ
ンパレータ22の出力m(同図(M))はHレベルとさ
れ、これにより、ゲート14の出力はLレベルとされ、ト
ランジスタX2,X3がオフとされてモータ3への通電が停
止される。このとき、コンパレータ22の出力mはラッチ
回路23に供給され、トランジスタX8,X11がオンされてそ
の正入力端子に電圧Vccが印加され、コンパレータ22の
出力を一時的にラッチする。
この場合、フィルム走行が停止した時刻t7からモータ3
への通電が停止された時刻t8迄の時間中モータ3が通電
されているが(第2図(N)はモータ3の通電期間を示
す)、この時刻t7〜t8までの時間の長さはMS時間設定用
の時定数回路の時定数を大に設定した前記従来回路の場
合よりも短く、これにより、フィルムに引張り力が加え
られている時間が従来回路のものに比して短かい。
なお、時刻t6〜t8までのいわゆるMS時間は前記リセット
時間に比して長く、比較的小さなMS電流(コンデンサCx
に流れる)を流すため、時刻t4以降はトランジスタX4
オンにしてコンパレータ12の正入力端子電圧を比較的低
くする。
ここで、電源電圧変動とMS時間との関係について考えて
みる。本実施例では電圧設定回路17のツェナーダイオー
ドDzによって電源電圧及び温度に依存しない1.14Vの閾
値電圧Vzを得ているので、第3図に示すように、電源電
圧が変動すると電圧eは破線I,実線II,一点鎖線IIIのよ
うに変動して閾値電圧Vz(1.14V)と比較することによ
り、MS時間はtMS1,tMS2,tMS3のように電源電圧の低下に
正確に反比例して長くなる。このため、電源電圧変動に
反比例関係にある時間誤差をより小さくし得、前記フィ
ルムに引張り力を与えている時間を短くし得る。なお、
MS時間tMSの開始時の電圧は前述のごとく時刻t6の端子
電圧の0.53Vであり、第3図にVeで示す。
この場合、MS時間tMSは、 である。ここに、VCESは電源オンオフ駆動回路11のトラ
ンジスタX9のコレクタ・エミッタ間飽和電圧である。
時刻t8でコンパレータ22の出力mがHレベルになるとゲ
ート25の出力b(第2図(B))はHレベルに切換り、
これにより、電源オンオフ駆動回路11のトランジスタX
12,X13,X9がオフとなり、電源Vcc(信号d)(第2図
(D))の供給が断たれる。
又、本実施例は、リセット時間tRSTを設定するコンデン
サ及び抵抗と、MS時間tMSを設定するコンデンサ及び抵
抗とを兼用したため(コンデンサCx及び抵抗Rx)、従来
回路に比してIC外付けの部品点数を少なくし得る。
なお、コンパレータ10の正入力端子電圧と負入力端子電
圧とが一致してその出力fがLレベルになった時、トラ
ンジスタX7はオンとなり、コンパレータ10の正入力端子
電圧は低下し、これにより、電源電圧の微変動に対する
コンパレータ10の出力のチャタリング現象をなくし得
る。第3図中、電圧幅VaはトランジスタX7オン期間にお
ける電源電圧変動によるコンパレータ18の正入力端子電
圧の変動幅、電圧幅VbはトランジスタX7オフ時間におけ
る電源電圧変動によるコンパレータ18の正入力端子電圧
の変動幅である。
発明の効果 本発明回路によれば、フィルム最終駒において、フィル
ム巻上げ後にフィルム走行が停止した時、フィルムに引
張り力か加わる時間を従来のものに比して少なくし得、
もってフィルムの破損を未然に防止し得る等の特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明回路の一実施例の回路図
及びそ信号波形図、第3図は電源電圧変動による充電電
圧とリセット時間及びMS時間との関係を示す特性図、第
4図は従来回路の回路図である。 1……シャッタスイッチ、2……フィルム巻上げスイッ
チ、3……フィルム巻上げモータ、4……電池、6……
パルス生成用スイッチ、10,18,22……コンパレータ、12
……オペアンプ、13……カレントミラー回路、14,16…
…ゲート、17……電圧設定回路、19……微分回路、21…
…切換回路、Cx……コンデンサ、Rx,R10,R11,R14,R15
…抵抗、X1〜X3……トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 晴夫 神奈川県厚木市下荻野376−11 (56)参考文献 特開 昭57−151923(JP,A) 特開 昭53−82323(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッタ釦を押した後フィルムを1駒分巻
    上げた時点でフィルム巻上げモータを自動的に停止する
    機能を設けられたカメラのフィルム巻上げ制御回路にお
    いて、フィルム走行に伴って充放電を繰返され、該充放
    電の繰返し時の充電電圧が閾値に達しない程度に充電時
    定数を極力小に設定された充放電回路と、上記フィルム
    走行が停止された後該充放電回路の充電電圧が該閾値に
    達した時上記フィルム巻上げモータへの通電を停止する
    回路とよりなることを特徴とするカメラのフィルム巻上
    げ制御回路。
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