JPH07190491A - 風呂落とし込み給湯用縁切り弁装置 - Google Patents

風呂落とし込み給湯用縁切り弁装置

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JPH07190491A
JPH07190491A JP5352413A JP35241393A JPH07190491A JP H07190491 A JPH07190491 A JP H07190491A JP 5352413 A JP5352413 A JP 5352413A JP 35241393 A JP35241393 A JP 35241393A JP H07190491 A JPH07190491 A JP H07190491A
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裕三 山本
Kenji Kawai
健児 河井
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幸弘 神馬
Katsuhiro Hidaka
勝広 樋高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給湯とは別に溜まった水の排水等をする必要
がなく、また給湯路側から空気が風呂追い焚き用循環路
に混入せず、また三方切り換え弁等の設備を必要としな
い、全体として低コストの風呂落とし込み給湯用縁切り
弁装置の提供を目的とする。 【構成】 給湯弁91と、その下流側に設けられる第1の
給湯逆止弁92と、その下方に設けられる第2の給湯逆止
弁95と、第1、第2の給湯逆止弁92、95の間の通路に側
方から接続するエアーチャージ室93と、エアーチャージ
室93を開閉することができる電磁エアーチャージ弁96と
を有し、且つバキュームブレーカ99を縁切り弁装置90の
一部として給湯路51に設け、浴槽20位置が低い所にある
場合には電磁エアーチャージ弁96を常に閉止としてバキ
ュームブレーカ99による水流の縁切りを行い、浴槽20位
置が高い所にある場合には電磁エアーチャージ弁96の開
閉制御により水流の縁切りを行う構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給湯器からの給湯路と風
呂追い焚き用循環路との間に介在して、前記給湯路から
の水を前記風呂追い焚き用循環路に落とし込むと共に非
給湯時には前記給湯路側の水と前記風呂追い焚き用循環
路側の水とを縁切りする風呂落とし込み給湯用縁切り弁
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のこの種、風呂落とし込み給
湯用縁切り弁装置を示す。この装置を説明する。10は風
呂追い焚き用熱交換缶体で、該缶体10に対して浴槽から
の風呂戻り管31と風呂往き管32とからなる風呂追い焚き
用循環路30が接続されている。浴槽水は循環ポンプ41の
駆動により、風呂戻り管31から風呂追い焚き用熱交換缶
体10に入り、加熱されて、風呂往き管32を通って浴槽に
循環する。前記風呂戻り管31には循環ポンプ41の他、水
流スイッチ42、風呂温度センサ43、風呂水位センサ44が
設けられている。図示しない給湯器からの風呂自動給湯
用の給湯路51と、必要に応じて給水路52が設けられ、こ
れらが縁切り弁装置60を介して風呂追い焚き用循環路30
に接続される。縁切り弁装置60には、給湯路51の通路を
開閉する給湯電磁弁61a 及び給水路52の通路を開閉する
給水電磁弁61b からなる給湯弁と、その下流に設けられ
る第1の逆止弁62と、該第1の逆止弁62の下流に第2の
逆止弁63及び落とし込み給湯路64が設けられ、また前記
第1の逆止弁62が押し下げられることで、上部開口が閉
塞されるオーバフロー室65が設けられ、オーバフロー室
65にはオーバフロー電磁弁66と排水電磁弁67が設けられ
ている。前記落とし込み給湯路64は三方切り換え弁70を
介して追い焚き用循環路30の風呂戻り管31に接続してい
る。
【0003】浴槽への給湯は、図示しないリモコン等に
よる指令によってコントローラ80を介して給湯電磁弁61
a 、必要に応じて給水電磁弁61b が開かれ、三方切り換
え弁70が落とし込み給湯路64と風呂戻り管31とを接続す
ることで、給湯路51、給水路52からの温水が給湯弁61a
、61b 、第1の逆止弁62、第2の逆止弁63、落とし込
み給湯路64、三方切り換え弁70を通って風呂戻り管31に
入る。風呂戻り管31には両搬送用のバイパス路31a と該
バイパス路31a に設けられる逆止弁31b が設けられてい
る。このバイパス路31a と逆止弁31b によって風呂戻り
管31に導入された温水の一部はバイパス路31a を通って
風呂戻り管31から直接浴槽に導入されることができ、風
呂戻り管31と風呂往き管32での両搬送によるスムーズな
風呂給湯がなされる。前記オーバフロー電磁弁66は給湯
が停止されたときに開放され、空気をオーバフロー室65
から第1の逆止弁62側に供給することで、水流が連続す
るのを断ち切り、縁切りを行う。また前記排水電磁弁67
は、給湯の際に漏れてオーバフロー室65に入った水や、
風呂追い焚き用循環路30側から落とし込み給湯路64、第
2の逆止弁63を介して逆流してオーバフロー室65に入っ
た水を排水する為の弁である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な装置においては、給湯路とは別経路に独立して設けら
れたオーバフロー室65には、給湯を停止する際に前記第
1の逆止弁62の動きにつれて水がオーバフロー室65内に
入り込み、また空気と置換された水がオーバフロー室65
内に流れ込むことから、オーバフロー室65内に水が溜ま
り易く、このため溜まった水を適当な頻度で風呂追い焚
き用循環路30側に排水しなければならなかった。そして
このためオーバフロー室65の排水に時間がかかる欠点の
他、排水電磁弁67や三方切り換え弁70や両搬送用のバイ
パス路31a 、逆止弁31b が必要となり、コストアップに
つながっていた。また給湯流量が少ない場合や浴槽が縁
切り弁装置60よりも低い位置にある場合等において、前
記第1の逆止弁62によるオーバフロー室65の閉止が不十
分となり、水がオーバフロー室65内に入り、満水になっ
て外部にあふれ出てしまうという問題があった。そして
このため、オーバフロー電磁弁66を必要として、コスト
のさらなるアップにつながっていた。また例えば、風呂
が縁切り弁装置60よりもかなり低い場所に設置された場
合には、縁切り弁装置60側からの空気が負圧によって風
呂追い焚き用循環路30側に入り易く、このため空気巻き
込みによる循環ポンプ41の騒音が発生し易く、また前記
風呂水位センサ44による風呂水位の検出が不正確になる
ことから、三方切り換え弁70が必要であった。
【0005】そこで、本発明は上記従来装置の欠点を解
消し、給湯とは別に溜まった水の排水等をする必要がな
く、したがって排水のための時間を必要とせず、また給
湯路側から空気が風呂追い焚き用循環路30に混入して、
循環ポンプに騒音を発生したり風呂水位センサによる水
位検出を不正確にしたりすることのない、また排水電磁
弁67やさらに三方切り換え弁70等を必要としない、全体
として低コストの風呂落とし込み給湯用縁切り弁装置の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の風呂落とし込み給湯用縁切り弁装置は、給
湯器からの給湯路と風呂追い焚き用循環路との間に介在
して、給湯時には前記給湯路からの水を前記風呂追い焚
き用循環路に落とし込むと共に非給湯時には前記給湯路
側の水と前記風呂追い焚き用循環路側の水とを縁切りす
るようにした風呂落とし込み給湯用縁切り弁装置であっ
て、給湯時に前記給湯路の通路を開放する給湯弁と、該
給湯弁の下流側にあって給湯の逆流を防止する第1の給
湯逆止弁と、該第1の給湯逆止弁の下方にあって給湯の
逆流を防止する第2の給湯逆止弁と、前記第1の給湯逆
止弁と第2の給湯逆止弁との間の通路に側方から接続す
るエアーチャージ室と、該エアーチャージ室を開閉する
ことができる電磁エアーチャージ弁とを有し、且つバキ
ュームブレーカを縁切り弁装置の一部として給湯路に設
け、浴槽位置が低い所にある場合には前記電磁エアーチ
ャージ弁を常に閉止としてバキュームブレーカによる水
流の縁切りを行い、浴槽位置が高い所にある場合には前
記電磁エアーチャージ弁の開閉制御により水流の縁切り
を行う構成としたことを第1の特徴としている。また本
発明の風呂落とし込み給湯用縁切り弁装置は、上記本発
明の第1の特徴に加えて、電磁エアーチャージ弁を常に
閉止状態とするための手動の切替えレバーを前記電磁エ
アーチャージ弁に対して設けていることを第2の特徴と
している。また本発明の風呂落とし込み給湯用縁切り弁
装置は、給湯器からの給湯路と風呂追い焚き用循環路と
の間に介在して、給湯時には前記給湯路からの水を前記
風呂追い焚き用循環路に落とし込むと共に非給湯時には
前記給湯路側の水と前記風呂追い焚き用循環路側の水と
を縁切りするようにした風呂落とし込み給湯用縁切り弁
装置であって、給湯時に前記給湯路の通路を開放する給
湯弁と、該給湯弁の下流側にあって給湯の逆流を防止す
る第1の給湯逆止弁と、該第1の給湯逆止弁の下方にあ
って給湯の逆流を防止する第2の給湯逆止弁とを有し、
且つ浴槽位置が低い所にある場合にはバキュームブレー
カを縁切り弁装置の一部として給湯路に接続し、浴槽位
置が高い所にある場合にはコントローラによって開閉制
御される電磁エアーチャージ弁を有するエアーチャージ
室を前記第1、第2の給湯逆止弁の間の通路に接続する
ように構成することを第3の特徴としている。
【0007】
【作用】上記本発明の第1の特徴によれば、浴槽位置が
低い所にある場合には電磁エアーチャージ弁が常に閉止
とされるので、給湯時において、給湯弁、第1の給湯逆
止弁、第2の給湯逆止弁を通って流れる給湯水が給湯通
路から外れて溜まったり、オーバフローしたりすること
がない。また給湯が停止されると、給湯路の上流側が負
圧になることで、バキュームブレーカから空気が給湯路
内に入り、水流の縁切りがなされる。電磁エアーチャー
ジ弁が常に閉止状態とされるので、浴槽が低い位置に置
かれることで生じる風呂追い焚き用循環路側の負圧に対
しても、空気が風呂追い焚き用循環路側へ侵入すること
がない。一方、浴槽位置が高い所にある場合には電磁エ
アーチャージ弁の開閉制御により水流の縁切りを行うよ
うにしたので、給湯時には電磁エアーチャージ弁を閉止
し、また非給湯時には電磁エアーチャージ弁を開放する
ようにすることで、給湯時には給湯水が電磁エアーチャ
ージ弁を通って外部へオーバフローすることが防止さ
れ、また給湯が停止された際には電磁エアーチャージ弁
が開放されることで、外部からの空気が電磁エアーチャ
ージ弁を通って第1の給湯逆止弁と第2の給湯逆止弁と
の間の通路に入り、水流の縁切りがなされる。また非給
湯時には電磁エアーチャージ弁が開かれているが、浴槽
の位置が高いので、風呂追い焚き用循環路からの負圧も
加わらず、縁切り弁装置側からの空気侵入は生じない。
給湯初期や給湯を停止した時に第1の給湯逆止弁を通っ
て流入した水は、その下方にある第2の給湯逆止弁側に
流れ易く、側方のエアーチャージ室へは余り入ってこな
いし、またエアーチャージ室に溜まった少量の水は次回
の給湯時に給湯水と共に風呂追い焚き用循環路側へ流れ
去るので、エアーチャージ室には水が蓄積することがな
い。よって排水を特別に行う必要がない。
【0008】また上記第2の特徴によれば、第1の特徴
による作用に加えて、電磁エアーチャージ弁を常に閉止
状態とするための手動の切替えレバーを前記電磁エアー
チャージ弁に対して設けているので、浴槽位置が低い所
にある場合には、手動の切替えレバーによって簡単に電
磁エアーチャージ弁を閉止することができる。手動の切
替え作業は浴槽を設置した後に一回だけ行えばよい。
【0009】また上記第3の特徴によれば、浴槽位置が
低い所にある場合にはバキュームブレーカが縁切り弁装
置の一部として給湯路に接続され、エアーチャージ弁付
のエアーチャージ室は設けられないので、給湯中には勿
論オーバフローすることなく給湯がなされ、また給湯が
終了すると給湯路の上流側が負圧になることで、バキュ
ームブレーカから空気が給湯路内に入り、水流の縁切り
がなされる。一方、浴槽位置が高い所にある場合にはバ
キュームブレーカは設けられず、コントローラによって
開閉制御される電磁エアーチャージ弁を有するエアーチ
ャージ室が前記第1、第2の給湯逆止弁の間の通路に接
続される。給湯時には電磁エアーチャージ弁を閉止し、
また非給湯時には電磁エアーチャージ弁を開放するよう
にすることで、給湯時には給湯水が電磁エアーチャージ
弁を通って外部へオーバフローすることが防止され、ま
た給湯が停止された際には電磁エアーチャージ弁が開放
されることで、外部からの空気が電磁エアーチャージ弁
を通って第1の給湯逆止弁と第2の給湯逆止弁との間の
通路に入り、水流の縁切りがなされる。また非給湯時に
は電磁エアーチャージ弁が開かれているが、浴槽の位置
が高いので、風呂追い焚き用循環路からの負圧も加わら
ず、縁切り弁装置側からの空気侵入は生じない。また上
記第1の特徴における作用の場合と同様に、給湯初期や
給湯を停止した時に第1の給湯逆止弁を通って流入した
水は、その下方にある第2の給湯逆止弁側に流れ易く、
側方のエアーチャージ室へは余り入ってこないし、また
エアーチャージ室に溜まった少量の水は次回の給湯時に
給湯水と共に風呂追い焚き用循環路側へ流れ去るので、
エアーチャージ室には水が蓄積することがない。よって
排水を特別に行う必要がない。勿論、エアーチャージ室
を設けない場合は、縁切り弁装置内に水が蓄積すること
がないので、排水の必要も生じない。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す全体構成図、図
2は縁切り弁装置の詳細を示す断面図、図3は縁切り弁
装置の他の実施例を示す断面図、図4は本発明の他の実
施例を説明する縁切り弁装置の断面図である。
【0011】図1において、浴槽20から風呂追い焚き用
熱交換缶体10までの風呂戻り管31と、風呂追い焚き用熱
交換缶体10から浴槽20までの風呂往き管32とからなる風
呂追い焚き用循環路30が設けられている。風呂戻り管31
には循環ポンプ41、水流スイッチ42、風呂温度センサ4
3、圧力センサである風呂水位センサ44が設けられてい
る。また給湯器100 からの風呂自動給湯用の給湯路51が
縁切り弁装置90に接続している。必要に応じて給水路を
縁切り弁装置90に接続することができる。
【0012】図2も参照して、縁切り弁装置90には、給
湯路51の通路を開閉する給湯電磁弁91が設けられ、その
下流にバネ92a 付勢された第1の給湯逆止弁92が設けら
れ、該第1の給湯逆止弁92の下方にバネ95a 付勢された
第2の給湯逆止弁95が設けられている。そして第1の給
湯逆止弁92と第2の給湯逆止弁95との間の給湯路に対し
てエアーチャージ室93が側方から接続している。前記給
湯電磁弁91はダイヤフラム91a を用いた弁とされてい
る。前記エアーチャージ室93にはその天井部にエアーチ
ャージ口93a が設けられ、また電磁エアーチャージ弁96
が設けられている。電磁エアーチャージ弁96は前記エア
ーチャージ室93内にあって、前記エアーチャージ口93a
を内側から閉止できるよう構成している。97はオーバフ
ロー口である。さらに前記縁切り弁装置90には、給湯電
磁弁91の手前の給湯路51にバキュームブレーカ99が設け
られる。縁切り弁装置90や循環ポンプ41等は、各センサ
等や図示しないリモコン等からの信号の入力に基づい
て、コントローラ80によって所定の制御がなされる。
尚、図2において、中心軸X1 の左側は非給湯時の状態
を示し、右側は給湯時の状態を示す。また中心軸X2
左側は電磁エアーチャージ弁96が開放状態にある場合を
示し、右側はエアーチャージ口93a を閉止している状態
を示している。
【0013】前記電磁エアーチャージ弁96は、浴槽20位
置が低い所にある場合には常にエアーチャージ口93a を
閉止する状態とする。即ち電磁エアーチャージ弁96を不
使用の状態とし、バキュームブレーカ99が働くようにす
る。一方、浴槽20位置が高い所にある場合には電磁エア
ーチャージ弁96が開閉動作される状態とする。この開閉
動作は例えば、コントローラ80によって給湯時にはエア
ーチャージ口93a を強制的に閉止し、且つ非給湯時には
エアーチャージ口93a の強制閉止を解除して開放される
ようにする。前記浴槽20位置が低い所にある場合とは、
例えば浴槽20が縁切り弁装置90よりも低い位置を以て低
い所にあるとすることができる。また日水協の基準に従
って、浴槽20の溢れ面がバキュームブレーカ99よりも一
定以上低い場合をもって低い所にあるとすることができ
る。また浴槽20の位置が高い所にある場合とは、前記低
い所にある場合の反対の位置にある場合である。前記浴
槽20位置が低い所にあるか否かは、装置の設置施工者が
浴槽設置後に判断するようにしてもよいし、装置の設置
後に圧力センサである風呂水位センサ44によって自動的
に検出するようにすることもできる。そして、低い所に
ある場合には施工者によって電磁エアーチャージ弁96を
手動にて強制的に閉止状態にできるようにしてもよい
し、コントローラ80を介して電磁エアーチァージ弁96を
強制的に閉止状態にするようにしてもよい。
【0014】前記電磁エアーチャージ弁96を手動で閉止
する場合には、例えば、図3に示すように、切替えレバ
ー110 を設け、該切替えレバー110 を回すことで、ケー
ス内で電磁エアーチャージ弁96の先端と当接する切替え
レバー110 の作用部111 が、電磁エアーチャージ弁96を
強制的に押し上げて、エアーチャージ口93a を閉止する
ように構成することができる。
【0015】今、浴槽20位置が低い位置にあり、電磁エ
アーチャージ弁96が強制的に閉止されている場合におい
て、給湯が開始されると、コントローラ80は給湯電磁弁
91を開放する。これにより水道等に直結された給湯路51
からの温水は、開放された給湯電磁弁91から高圧力で縁
切り弁装置90内に入り、第1の給湯逆止弁92を通って、
下方に落下し、さらに第2の給湯逆止弁95を通って風呂
追い焚き用循環路30に流れ込み、戻り管31と往き管32の
両方を通って浴槽に導入される。給湯中に給湯水がエア
ーチャージ室93からオーバフローすることはない。次に
所定量の風呂給湯が終了すると、コントローラ80は給湯
電磁弁91を閉止する。給湯の停止により給湯路51が負圧
になるとバキュームブレーカ99が働き、外気が給湯路51
に入り込んで水流の縁切りがなされる。浴槽20が低い位
置にあることで風呂追い焚き用循環路30が負圧傾向にな
っても、電磁エアーチャージ弁96が閉止状態であるの
で、空気が風呂追い焚き用循環路30側へ侵入することが
防止される。また給湯終了時に第1の給湯逆止弁92から
下方へ流入した水やエアーチャージ室93の水は下方の第
2の給湯逆止弁95の方へ流下し、水圧のある間は第2の
給湯逆止弁95を通って風呂追い焚き用循環路30側へ流れ
る。よってエアーチャージ室93には殆ど水が溜まること
がない。よってエアーチャージ室93内の水を排水すると
いったことは不要となる。勿論、第2の給湯逆止弁95の
上流に残った水は次回の給湯時の際に一緒に流出するの
で、溜まる水量が次第に蓄積されるということも生じな
い。
【0016】次に、浴槽20位置が高い所にある場合に
は、電磁エアーチャージ弁96は給湯時及び非給湯時にお
いてコントローラ80により開閉制御される。即ち、電磁
エアーチャージ弁96は非給湯時には水流の縁切りを行う
ために開放され、また給湯時には給湯水がオーバフロー
しないように閉止される。給湯が開始されると、コント
ローラ80は給湯電磁弁91を開放する。これにより水道等
に直結された給湯路51からの温水は、開放された給湯電
磁弁91から高圧力で縁切り弁装置90内に入り、第1の給
湯逆止弁92を通って、下方に落下し、さらに第2の給湯
逆止弁95を通って風呂追い焚き用循環路30に流れ込み、
戻り管31と往き管32の両方を通って浴槽20に導入され
る。給湯中は電磁エアーチャージ弁96が閉止されている
ので、給湯水がエアーチャージ室93からオーバフローす
ることはない。次に所定量の風呂給湯が終了すると、コ
ントローラ80は給湯電磁弁91を閉止し、電磁エアーチャ
ージ弁96を開放する。。給湯の停止により給湯路51の上
流側が負圧になるとバキュームブレーカ99が働き、外気
が給湯路51に入り込んで水流の縁切りがなされる。非給
湯時には電磁エアーチャージ弁96に対する強制力が解か
れるので、電磁エアーチャージ弁96は自重でエアーチャ
ージ口93a を開放する。エアーチャージ口93a が開放さ
れることで、空気がエアーチャージ口93a から第1の給
湯逆止弁92と第2の給湯逆止弁95との間の給湯路に入り
込み、水流を縁切りする。浴槽20が高い位置にあること
により、浴槽水が縁切り弁装置90側へ侵入しようとする
場合に生じるが、第2の給湯逆止弁95で防止され、また
エアーチャージ室93よりオーバフローし、さらに第1の
給湯逆止弁92によっても給湯路51側への侵入が防止され
る。
【0017】以上で説明した実施例は、電磁エアーチャ
ージ弁96とバキュームブレーカ99との両方を設けた場合
であるが、浴槽位置に応じて電磁エアーチャージ弁96
か、バキュームブレーカ99かの何れかだけを設けるよう
にすることができる。即ち、浴槽20位置が低い所にある
場合にはバキュームブレーカ99を縁切り弁装置90の一部
として給湯路51に接続し、浴槽20位置が高い所にある場
合にはコントローラ80によって開閉制御される電磁エア
ーチャージ弁96を有するエアーチャージ室93を第1、第
2の給湯逆止弁92、95の間の通路に接続するように構成
する。図1、図4を参照して、エアーチャージ室93、エ
アーチャージ口93a 、電磁エアーチャージ弁96からなる
構成をユニットとして構成しておき、浴槽20が高い所に
設置される場合には、このユニットを、図1に示す様
に、縁切り弁装置90の第1の給湯逆止弁92と第2の給湯
逆止弁95との間の通路に接続する。一方、浴槽20が低い
位置に設置される場合は、図4に示すように前記ユニッ
トをバキュームブレーカ99として縁切り弁装置90の給湯
路51に接続する。バキュームブレーカ99として用いる場
合、ユニットから電磁コイル等の電磁駆動用設備を取り
外し、代わりに弁付勢バネ99a を取り付けて弁論理を反
転しておく。勿論取り付けられなかった方の位置には閉
止栓にて閉止する。尚、実際にはエアーチャージ室93、
エアーチャージ口93a 、電磁エアーチャージ弁96からな
るユニットを図1の状態にして最初から取り付けてお
き、バキュームブレーカ99の取り付け位置は閉止栓で閉
止しておき、浴槽20が低い位置に設置される場合には、
ユニットを図1に示す位置から取り外して、取り外した
所には閉止栓120 を施し(図4参照)、この取り外した
ユニットから電磁コイル等の電磁駆動用設備を外し、代
わりに弁付勢バネ99a を付けて、このユニットをバキュ
ームブレーカ99として取り付けるようにしてもよい。こ
のように浴槽20の位置に応じてバキュームブレーカ99か
電磁エアーチャージ弁96かの何れかだけを取り付けるこ
とで、部材を少なくすることができる。また同じユニッ
トを用いて電磁エアーチャージ弁96としてもバキューム
ブレーカ99としても利用できるようにすることで、部品
数を減らすことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用よりなり、請
求項1に記載の風呂落とし込み給湯用縁切り弁装置によ
れば、給湯弁と、該給湯弁の下流側にあって給湯の逆流
を防止する第1の給湯逆止弁と、該第1の給湯逆止弁の
下方にあって給湯の逆流を防止する第2の給湯逆止弁
と、前記第1の給湯逆止弁と第2の給湯逆止弁との間の
通路に側方から接続するエアーチャージ室と、該エアー
チャージ室を開閉することができる電磁エアーチャージ
弁とを有し、且つバキュームブレーカを縁切り弁装置の
一部として給湯路に設け、浴槽位置が低い所にある場合
には前記電磁エアーチャージ弁を常に閉止としてバキュ
ームブレーカによる水流の縁切りを行い、浴槽位置が高
い所にある場合には前記電磁エアーチャージ弁の開閉制
御により水流の縁切りを行う構成としたので、浴槽が高
い所にあっても低い所にあっても、給湯時には確実に給
湯でき、また非給湯時には確実に水流の縁切りができ、
風呂追い焚き用循環路側への空気の侵入を防止すること
ができる。また給湯とは別に溜まった水の排水等をする
必要もなく、また排水電磁弁等の設備を必要としない、
全体として低コストの風呂落とし込み給湯用縁切り弁装
置の提供できる。また請求項2に記載の風呂落とし込み
給湯用縁切り弁装置によれば、上記請求項1の構成によ
る効果に加えて、電磁エアーチャージ弁を常に閉止状態
とするための手動の切替えレバーを前記電磁エアーチャ
ージ弁に対して設けているので、浴槽位置が低い所にあ
る場合には、ごく簡単な構成で手動にて電磁エアーチャ
ージ弁を閉止することができる。また請求項3に記載の
風呂落とし込み給湯用縁切り弁装置によれば、浴槽位置
が低い所にある場合にはバキュームブレーカを縁切り弁
装置の一部として給湯路に接続し、浴槽位置が高い所に
ある場合にはコントローラによって開閉制御される電磁
エアーチャージ弁を有するエアーチャージ室を前記第
1、第2の給湯逆止弁の間の通路に接続するように構成
したので、浴槽の位置に応じて電磁エアーチャージ弁を
有するエアーチャージ室かバキュームブレーカの何れか
一方だけを取り付ければよいので、コストの低減を図る
ことができる。また空気の風呂追い焚き用循環路側への
侵入も防止でき、特別に排水を行う必要もないので、三
方切り換え弁や両搬送を図るためのコストのかかる設備
を必要とすることなく、給湯時には確実に給湯を行うこ
とができ、また非給湯時には確実に水流の縁切りができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体構成図である。
【図2】縁切り弁装置の詳細を示す断面図である。
【図3】縁切り弁装置の他の実施例を示す断面図ある。
【図4】本発明の他の実施例を説明する縁切り弁装置の
断面図である。
【図5】従来の装置を示す構成図である。
【符号の説明】
10 風呂追い焚き用熱交換缶体 20 浴槽 30 風呂追い焚き用循環路 44 風呂水位センサ 51 給湯路 80 コントローラ 90 縁切り弁装置 91 給湯電磁弁 92 第1の給湯逆止弁 93 エアーチャージ室 93a エアーチャージ口 96 電磁エアーチャージ弁 99 バキュームブレーカ 100 給湯器 110 切替えレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神馬 幸弘 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 樋高 勝広 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯器からの給湯路と風呂追い焚き用循
    環路との間に介在して、給湯時には前記給湯路からの水
    を前記風呂追い焚き用循環路に落とし込むと共に非給湯
    時には前記給湯路側の水と前記風呂追い焚き用循環路側
    の水とを縁切りするようにした風呂落とし込み給湯用縁
    切り弁装置であって、給湯時に前記給湯路の通路を開放
    する給湯弁と、該給湯弁の下流側にあって給湯の逆流を
    防止する第1の給湯逆止弁と、該第1の給湯逆止弁の下
    方にあって給湯の逆流を防止する第2の給湯逆止弁と、
    前記第1の給湯逆止弁と第2の給湯逆止弁との間の通路
    に側方から接続するエアーチャージ室と、該エアーチャ
    ージ室を開閉することができる電磁エアーチャージ弁と
    を有し、且つバキュームブレーカを縁切り弁装置の一部
    として給湯路に設け、浴槽位置が低い所にある場合には
    前記電磁エアーチャージ弁を常に閉止としてバキューム
    ブレーカによる水流の縁切りを行い、浴槽位置が高い所
    にある場合には前記電磁エアーチャージ弁の開閉制御に
    より水流の縁切りを行う構成としたことを特徴とする風
    呂落とし込み給湯用縁切り弁装置。
  2. 【請求項2】 電磁エアーチャージ弁を常に閉止状態と
    するための手動の切替えレバーを前記電磁エアーチャー
    ジ弁に対して設けていることを特徴とする請求項1に記
    載の風呂落とし込み給湯用縁切り弁装置。
  3. 【請求項3】 給湯器からの給湯路と風呂追い焚き用循
    環路との間に介在して、給湯時には前記給湯路からの水
    を前記風呂追い焚き用循環路に落とし込むと共に非給湯
    時には前記給湯路側の水と前記風呂追い焚き用循環路側
    の水とを縁切りするようにした風呂落とし込み給湯用縁
    切り弁装置であって、給湯時に前記給湯路の通路を開放
    する給湯弁と、該給湯弁の下流側にあって給湯の逆流を
    防止する第1の給湯逆止弁と、該第1の給湯逆止弁の下
    方にあって給湯の逆流を防止する第2の給湯逆止弁とを
    有し、且つ浴槽位置が低い所にある場合にはバキューム
    ブレーカを縁切り弁装置の一部として給湯路に接続し、
    浴槽位置が高い所にある場合にはコントローラによって
    開閉制御される電磁エアーチャージ弁を有するエアーチ
    ャージ室を前記第1、第2の給湯逆止弁の間の通路に接
    続するように構成することを特徴とする風呂落とし込み
    給湯用縁切り弁装置。
JP05352413A 1993-12-27 1993-12-27 風呂落とし込み給湯用縁切り弁装置 Expired - Fee Related JP3087557B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021156538A (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 株式会社パロマ 給湯器

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