JPH07190561A - 吸収式冷凍装置の蒸発器 - Google Patents
吸収式冷凍装置の蒸発器Info
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- JPH07190561A JPH07190561A JP33558393A JP33558393A JPH07190561A JP H07190561 A JPH07190561 A JP H07190561A JP 33558393 A JP33558393 A JP 33558393A JP 33558393 A JP33558393 A JP 33558393A JP H07190561 A JPH07190561 A JP H07190561A
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Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蒸発コイルの表面が、冷媒液の分散・付着性
に優れるとともに、製造が容易で製造コストが低減でき
る蒸発器の提供。 【構成】 内部に冷水が循環する銅管71を縦筒状に巻
いてなる蒸発コイル7と、蒸発コイル7の上方に設置さ
れ、蒸発コイル7に冷媒液を滴下させる冷媒散布具8と
からなる吸収式冷凍装置の蒸発器において、蒸発コイル
7の表面に繊維質層(不織布層)72を被着させたこと
を特徴とする。
に優れるとともに、製造が容易で製造コストが低減でき
る蒸発器の提供。 【構成】 内部に冷水が循環する銅管71を縦筒状に巻
いてなる蒸発コイル7と、蒸発コイル7の上方に設置さ
れ、蒸発コイル7に冷媒液を滴下させる冷媒散布具8と
からなる吸収式冷凍装置の蒸発器において、蒸発コイル
7の表面に繊維質層(不織布層)72を被着させたこと
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吸収式冷凍装置の冷
媒蒸発器に関する。
媒蒸発器に関する。
【0002】
【従来の技術】吸収式冷凍装置では臭化リチウム水溶液
などの低濃度吸収液を再生器で加熱・沸騰させて、溶液
(冷媒)と高濃度吸収液(高濃度の臭化リチウム水溶
液)とに分離している。冷媒は凝縮器で液化されて蒸発
器に供給され、蒸発コイルから蒸発熱を奪う。高濃度吸
収液は、同一閉空間内に配された吸収コイルに供給さ
れ、前記蒸発した冷媒を吸収して低濃度吸収液になる。
蒸発器は、内部に熱運搬流体としての水が循環している
蒸発コイルと、この蒸発コイルに冷媒液を滴下させる冷
媒液散布具を備える。
などの低濃度吸収液を再生器で加熱・沸騰させて、溶液
(冷媒)と高濃度吸収液(高濃度の臭化リチウム水溶
液)とに分離している。冷媒は凝縮器で液化されて蒸発
器に供給され、蒸発コイルから蒸発熱を奪う。高濃度吸
収液は、同一閉空間内に配された吸収コイルに供給さ
れ、前記蒸発した冷媒を吸収して低濃度吸収液になる。
蒸発器は、内部に熱運搬流体としての水が循環している
蒸発コイルと、この蒸発コイルに冷媒液を滴下させる冷
媒液散布具を備える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この蒸発器では、運転
条件によって供給量が変動する冷媒液をできるだけ均一
に蒸発コイルの全表面に付着させることが望ましい。こ
の発明の目的は、蒸発コイルの表面が冷媒液の分散・付
着性に優れるとともに、製造が容易で製造コストが低減
できる蒸発器の提供にある。
条件によって供給量が変動する冷媒液をできるだけ均一
に蒸発コイルの全表面に付着させることが望ましい。こ
の発明の目的は、蒸発コイルの表面が冷媒液の分散・付
着性に優れるとともに、製造が容易で製造コストが低減
できる蒸発器の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、内部に熱運
搬液が循環する金属管を縦筒状に巻いてなる蒸発コイル
と、該蒸発コイルの上方に設置され、該蒸発コイルに冷
媒液を滴下させる冷媒液散布具とからなる吸収式冷凍装
置の蒸発器において、前記蒸発コイルの表面に繊維質層
を被着させたことを特徴とする。
搬液が循環する金属管を縦筒状に巻いてなる蒸発コイル
と、該蒸発コイルの上方に設置され、該蒸発コイルに冷
媒液を滴下させる冷媒液散布具とからなる吸収式冷凍装
置の蒸発器において、前記蒸発コイルの表面に繊維質層
を被着させたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】この発明では、蒸発コイルの表面
が繊維質層であるため、冷媒液の浸透および移動が迅速
であり、蒸発コイルの全表面に円滑に分布できる。
が繊維質層であるため、冷媒液の浸透および移動が迅速
であり、蒸発コイルの全表面に円滑に分布できる。
【0006】
【実施例】図1は、吸収式冷凍装置を示す。この吸収式
冷凍装置は、ガスバーナBで低濃度吸収液を加熱・沸騰
させる吸収液沸騰部1の上方に、気密性球殻天井2A付
き中濃度吸収液仕切筒22を有する気液分離部2を配置
してなる高温再生器100を有する。該気液分離部2の
外周には、隙間3Aを有する天井3Bを備えた縦型円筒
状の低温再生器3を設けている。低温再生器3の外周に
は、吸収器4を設置し、吸収器4の外周に蒸発器5を設
置してある。
冷凍装置は、ガスバーナBで低濃度吸収液を加熱・沸騰
させる吸収液沸騰部1の上方に、気密性球殻天井2A付
き中濃度吸収液仕切筒22を有する気液分離部2を配置
してなる高温再生器100を有する。該気液分離部2の
外周には、隙間3Aを有する天井3Bを備えた縦型円筒
状の低温再生器3を設けている。低温再生器3の外周に
は、吸収器4を設置し、吸収器4の外周に蒸発器5を設
置してある。
【0007】吸収液沸騰部1は、ガスバーナBによって
加熱される吸収液加熱タンク11を有し、加熱タンク1
1の頂部から揚液管12が垂直に突設されている。揚液
管12の上端には気液分離部2内に突出した上部揚液管
13が連設され、上部揚液管13の上端には急激な沸騰
吸収液の吹き上げを防止するとともに気液分離を促進す
るためのバッフル14が装着されている。
加熱される吸収液加熱タンク11を有し、加熱タンク1
1の頂部から揚液管12が垂直に突設されている。揚液
管12の上端には気液分離部2内に突出した上部揚液管
13が連設され、上部揚液管13の上端には急激な沸騰
吸収液の吹き上げを防止するとともに気液分離を促進す
るためのバッフル14が装着されている。
【0008】気液分離部2は、上部揚液管13の外周に
配された冷媒仕切筒21と、該冷媒仕切筒21の外周に
配され、気密性球殻天井2Aを有する中濃度吸収液仕切
筒22とからなる。中濃度吸収液仕切筒22の外周には
低温再生器3が配設されている。
配された冷媒仕切筒21と、該冷媒仕切筒21の外周に
配され、気密性球殻天井2Aを有する中濃度吸収液仕切
筒22とからなる。中濃度吸収液仕切筒22の外周には
低温再生器3が配設されている。
【0009】吸収液沸騰部1の上部は、沸騰した吸収液
の上昇流路L1 (揚液管12および上部揚液管13)で
気液分離部2の内部に連通している。低温再生器3の上
部は気液分離部31となっており、該気液分離部31は
凝縮器6と隙間3A、3Cを介して連通している。凝縮
器6の下部と蒸発器5の蒸発コイル7の上方に設置され
た冷媒液散布具8とは、比例制御弁V3 が介装された冷
媒液供給路L6 で連通してある。
の上昇流路L1 (揚液管12および上部揚液管13)で
気液分離部2の内部に連通している。低温再生器3の上
部は気液分離部31となっており、該気液分離部31は
凝縮器6と隙間3A、3Cを介して連通している。凝縮
器6の下部と蒸発器5の蒸発コイル7の上方に設置され
た冷媒液散布具8とは、比例制御弁V3 が介装された冷
媒液供給路L6 で連通してある。
【0010】吸収器4は、低温再生器3の外周に設けた
環状の気密性容器40内の内側部分内に、縦型円筒状に
巻設した冷却コイル41を配置し、その上方に該冷却コ
イル41に高濃度吸収液を散布するための吸収液散布具
42を装着してなる。吸収器4の底部と吸収液沸騰部1
との間は液体ポンプPが介装された吸収液供給路L4で
連結されている。吸収器4の上方には、凝縮器6が設置
してある。凝縮器6は、隙間3Cを介して低温再生器3
の頂部に連通している環状の気密性容器60の内部に冷
却コイル61を配設してなる。
環状の気密性容器40内の内側部分内に、縦型円筒状に
巻設した冷却コイル41を配置し、その上方に該冷却コ
イル41に高濃度吸収液を散布するための吸収液散布具
42を装着してなる。吸収器4の底部と吸収液沸騰部1
との間は液体ポンプPが介装された吸収液供給路L4で
連結されている。吸収器4の上方には、凝縮器6が設置
してある。凝縮器6は、隙間3Cを介して低温再生器3
の頂部に連通している環状の気密性容器60の内部に冷
却コイル61を配設してなる。
【0011】冷媒仕切筒21内の底部は、中濃度吸収液
供給路L2 で低温再生器3の頂部に連通している。中濃
度吸収液供給路L2 には、高温熱交換器H2 とオリフィ
ス付の電磁弁V1 とが装着されている。冷媒仕切筒21
と中濃度吸収液仕切筒22との間は冷媒液受け部26と
なっており、冷媒流路L5 で凝縮器6に連通している。
供給路L2 で低温再生器3の頂部に連通している。中濃
度吸収液供給路L2 には、高温熱交換器H2 とオリフィ
ス付の電磁弁V1 とが装着されている。冷媒仕切筒21
と中濃度吸収液仕切筒22との間は冷媒液受け部26と
なっており、冷媒流路L5 で凝縮器6に連通している。
【0012】中濃度吸収液仕切筒22の下部の外周壁に
は、低温再生器3の円環状の底板30の内周が溶接され
ている。低温再生器3の下部は高濃度吸収液供給路L3
により吸収液散布具42へ連結されている。吸収器4内
の冷却コイル41は、凝縮器6内の冷却コイル61に接
続し、さらに冷却塔43と循環路L7 で接続してある。
吸収液は、吸収液沸騰部1→気液分離部2→低温再生器
3→吸収器4→液体ポンプP→吸収液沸騰部1の順に循
環する。
は、低温再生器3の円環状の底板30の内周が溶接され
ている。低温再生器3の下部は高濃度吸収液供給路L3
により吸収液散布具42へ連結されている。吸収器4内
の冷却コイル41は、凝縮器6内の冷却コイル61に接
続し、さらに冷却塔43と循環路L7 で接続してある。
吸収液は、吸収液沸騰部1→気液分離部2→低温再生器
3→吸収器4→液体ポンプP→吸収液沸騰部1の順に循
環する。
【0013】蒸発器5は、環状の気密性容器40内で冷
却コイル41の外側部分に、縦型円筒状に巻設した蒸発
コイル7を配置し、その上方に該蒸発コイル7に冷媒液
を散布するための冷媒液散布具8を装着してなる。蒸発
コイル7は、図2、図3に示す如く、例えば銅管71
(ステンレス管、鉄管でもよい)を縦型円筒状に巻設し
て、表面に接着剤とともに繊維を吹き付け、不織布層
(繊維質層)72を形成してなる。接着剤を銅管の表面
に塗布後に繊維の吹き付けを行ってもよい。また、液中
に繊維を分散させた中に蒸発コイル7をディップし、そ
の後引き上げることで蒸発コイル7の表面に繊維質層を
付着させる、いわゆるディッピングによっても不織布層
72を形成することができる。
却コイル41の外側部分に、縦型円筒状に巻設した蒸発
コイル7を配置し、その上方に該蒸発コイル7に冷媒液
を散布するための冷媒液散布具8を装着してなる。蒸発
コイル7は、図2、図3に示す如く、例えば銅管71
(ステンレス管、鉄管でもよい)を縦型円筒状に巻設し
て、表面に接着剤とともに繊維を吹き付け、不織布層
(繊維質層)72を形成してなる。接着剤を銅管の表面
に塗布後に繊維の吹き付けを行ってもよい。また、液中
に繊維を分散させた中に蒸発コイル7をディップし、そ
の後引き上げることで蒸発コイル7の表面に繊維質層を
付着させる、いわゆるディッピングによっても不織布層
72を形成することができる。
【0014】繊維は耐蝕性に優れた合成繊維の他、天然
繊維、グラスファイバー、金属細線が使用できる。繊維
の直径は0.05mm〜0.2mmのフィラメントが望
ましく、撚糸も使用でき、長さは0.5cm〜2.0c
mのものが好適である。このように不織布層72は、蒸
発コイル7の表面への吹付などで形成できるため、繊維
質層を容易に設けることができ、製造コストが低減でき
る。
繊維、グラスファイバー、金属細線が使用できる。繊維
の直径は0.05mm〜0.2mmのフィラメントが望
ましく、撚糸も使用でき、長さは0.5cm〜2.0c
mのものが好適である。このように不織布層72は、蒸
発コイル7の表面への吹付などで形成できるため、繊維
質層を容易に設けることができ、製造コストが低減でき
る。
【0015】冷媒液散布具8は、蒸発コイル7の直径に
近似した直径の円環状受皿81と、該受皿81の周壁の
例えば外周壁82に列設されたサイホンパイプ83から
なる。サイホンパイプ83は、中央に溝を有する金属板
を折り曲げ、外周壁82の上縁を越えて内面および外面
に沿った流路84を形成するよう外周壁82に取りつけ
てなる。流路84は、外面側下端85が受皿81よりも
下位になるように設定され、受皿81内の冷媒液が毛管
現象により吸い上げられ、外面側下端85から落下す
る。落下した冷媒液は、蒸発コイル7に滴下され、不織
布層72の上端に付着して吸収されるとともに、毛管現
象および重力の作用で迅速に不織布層72の全面に浸透
する。これとともに、不織布層72の表面から気密性容
器40内の低圧を利用して冷媒の蒸発がなされ、蒸発コ
イル7内の冷水を冷却する。また、蒸発コイル7は縦
(上下)方向に密着して巻設しているが、加工バラツキ
により密着が不十分で隙間が生じても、不織布層72に
より、その隙間を埋めることができ、蒸発コイル7の全
表面に均一に冷媒液を付着させることができる。
近似した直径の円環状受皿81と、該受皿81の周壁の
例えば外周壁82に列設されたサイホンパイプ83から
なる。サイホンパイプ83は、中央に溝を有する金属板
を折り曲げ、外周壁82の上縁を越えて内面および外面
に沿った流路84を形成するよう外周壁82に取りつけ
てなる。流路84は、外面側下端85が受皿81よりも
下位になるように設定され、受皿81内の冷媒液が毛管
現象により吸い上げられ、外面側下端85から落下す
る。落下した冷媒液は、蒸発コイル7に滴下され、不織
布層72の上端に付着して吸収されるとともに、毛管現
象および重力の作用で迅速に不織布層72の全面に浸透
する。これとともに、不織布層72の表面から気密性容
器40内の低圧を利用して冷媒の蒸発がなされ、蒸発コ
イル7内の冷水を冷却する。また、蒸発コイル7は縦
(上下)方向に密着して巻設しているが、加工バラツキ
により密着が不十分で隙間が生じても、不織布層72に
より、その隙間を埋めることができ、蒸発コイル7の全
表面に均一に冷媒液を付着させることができる。
【0016】つぎにこの吸収式冷凍装置の作動を説明す
る。冷媒(水)を多量に含んだ低濃度吸収液(臭化リチ
ウム水溶液)は、吸収液沸騰部1で加熱されて吸収液に
含まれた冷媒が沸騰し、気液分離部2に入る。ここで冷
媒が一部分離され、中濃度となった吸収液は上昇流路L
1 の出口に設けられたバッフル14により気液分離部2
の中濃度吸収液受け部20に溜まる。また冷媒は中濃度
吸収液仕切筒22で凝縮し、下方に流下する。
る。冷媒(水)を多量に含んだ低濃度吸収液(臭化リチ
ウム水溶液)は、吸収液沸騰部1で加熱されて吸収液に
含まれた冷媒が沸騰し、気液分離部2に入る。ここで冷
媒が一部分離され、中濃度となった吸収液は上昇流路L
1 の出口に設けられたバッフル14により気液分離部2
の中濃度吸収液受け部20に溜まる。また冷媒は中濃度
吸収液仕切筒22で凝縮し、下方に流下する。
【0017】気液分離部2内はほぼ大気圧程度となって
おり、低温再生器3内は70mmHgと低圧に維持され
ているため、中濃度の吸収液は供給路L2 を通じてオリ
フィス付の電磁弁V1 を介して低温再生器3の頂部に供
給される。このとき中濃度の吸収液は高温熱交換器H2
で低温の低濃度吸収液によって液−液熱交換されて冷却
される。なお、中濃度の吸収液は低温再生器3の底部か
ら低温再生器3内に供給されるようにしてもよい。気液
分離部2と低温再生器3とを区隔する中濃度吸収液仕切
筒22は、気液分離部2内の冷媒蒸気で低温再生器3内
の吸収液を加熱するための伝熱壁となっており、中濃度
吸収液仕切筒22の内面での凝縮により発生した冷媒液
を冷媒仕切筒21と中濃度吸収液仕切筒22の間の冷媒
液受け部26に流下させる。
おり、低温再生器3内は70mmHgと低圧に維持され
ているため、中濃度の吸収液は供給路L2 を通じてオリ
フィス付の電磁弁V1 を介して低温再生器3の頂部に供
給される。このとき中濃度の吸収液は高温熱交換器H2
で低温の低濃度吸収液によって液−液熱交換されて冷却
される。なお、中濃度の吸収液は低温再生器3の底部か
ら低温再生器3内に供給されるようにしてもよい。気液
分離部2と低温再生器3とを区隔する中濃度吸収液仕切
筒22は、気液分離部2内の冷媒蒸気で低温再生器3内
の吸収液を加熱するための伝熱壁となっており、中濃度
吸収液仕切筒22の内面での凝縮により発生した冷媒液
を冷媒仕切筒21と中濃度吸収液仕切筒22の間の冷媒
液受け部26に流下させる。
【0018】低温再生器3内の中濃度の吸収液は、気液
分離部2の熱で中濃度吸収液仕切筒22を介して再加熱
され、低温再生器3の上部の気液分離部31で気化した
冷媒を完全に分離させて中濃度吸収液仕切筒22と外壁
35との間の高濃度吸収液受け部36に流下する。この
結果、高濃度となった吸収液は供給路L3 を介して吸収
器4の上部の吸収液散布具42に供給される。このとき
高濃度吸収液は供給路L3 に設けられた低温熱交換器H
1 で冷却されるとともに、供給路L4 内の低濃度吸収液
を加熱する。また、気液分離部31で分離された冷媒蒸
気は隙間3A、3Cを介して凝縮器6に入り、冷却コイ
ル61で冷却され液化する。
分離部2の熱で中濃度吸収液仕切筒22を介して再加熱
され、低温再生器3の上部の気液分離部31で気化した
冷媒を完全に分離させて中濃度吸収液仕切筒22と外壁
35との間の高濃度吸収液受け部36に流下する。この
結果、高濃度となった吸収液は供給路L3 を介して吸収
器4の上部の吸収液散布具42に供給される。このとき
高濃度吸収液は供給路L3 に設けられた低温熱交換器H
1 で冷却されるとともに、供給路L4 内の低濃度吸収液
を加熱する。また、気液分離部31で分離された冷媒蒸
気は隙間3A、3Cを介して凝縮器6に入り、冷却コイ
ル61で冷却され液化する。
【0019】凝縮器6内の液化冷媒は、供給路L6 を介
して比例制御弁V3 で流量を要求冷凍能力に応じて制御
されながら、蒸発器5に供給される。気密性容器40内
は5mmHg程度のほぼ真空状態となっており、冷媒液
散布具8から蒸発コイル7に散布された冷媒は蒸発して
蒸発コイル7から蒸発熱を奪う。これにより蒸発コイル
7内の水の冷却がなされて、空調装置の室内器52に供
給されて冷房がなされる。蒸発した冷媒は、吸収器4内
で、吸収液散布具42から滴下された高濃度吸収液に吸
収されるため、気密性容器40内は低圧に維持される。
して比例制御弁V3 で流量を要求冷凍能力に応じて制御
されながら、蒸発器5に供給される。気密性容器40内
は5mmHg程度のほぼ真空状態となっており、冷媒液
散布具8から蒸発コイル7に散布された冷媒は蒸発して
蒸発コイル7から蒸発熱を奪う。これにより蒸発コイル
7内の水の冷却がなされて、空調装置の室内器52に供
給されて冷房がなされる。蒸発した冷媒は、吸収器4内
で、吸収液散布具42から滴下された高濃度吸収液に吸
収されるため、気密性容器40内は低圧に維持される。
【0020】この吸収時に吸収熱が発生するため、吸収
器4には冷却コイル41が配され、吸収熱を冷却コイル
41内の冷却水によって吸熱させた後、冷却塔43で外
部に廃棄して吸収能力を持続させている。その結果、空
調室内機(冷却対象)52からの入熱が、蒸発器5から
吸収器4に送られた後、冷却コイル41の作用で冷却水
に付与されて冷却塔43から外部放出される。なお、冷
媒液散布具8の受皿81からの冷媒液の滴下は、上記以
外のサイフォン方式でなされてもよく、また受皿81の
底壁を貫通して略垂直に植設したスプリングピンなどの
管内を通じてなされてもよい。さらに、上記実施例で
は、繊維質層として不織布層を用いているが、金属繊
維、合成繊維、天然繊維などの織布を貼付けて繊維質層
を形成してもよい。
器4には冷却コイル41が配され、吸収熱を冷却コイル
41内の冷却水によって吸熱させた後、冷却塔43で外
部に廃棄して吸収能力を持続させている。その結果、空
調室内機(冷却対象)52からの入熱が、蒸発器5から
吸収器4に送られた後、冷却コイル41の作用で冷却水
に付与されて冷却塔43から外部放出される。なお、冷
媒液散布具8の受皿81からの冷媒液の滴下は、上記以
外のサイフォン方式でなされてもよく、また受皿81の
底壁を貫通して略垂直に植設したスプリングピンなどの
管内を通じてなされてもよい。さらに、上記実施例で
は、繊維質層として不織布層を用いているが、金属繊
維、合成繊維、天然繊維などの織布を貼付けて繊維質層
を形成してもよい。
【図1】この発明の吸収式冷凍装置の概念図である。
【図2】蒸発コイルと冷媒液散布具との斜視図である。
【図3】蒸発コイルと冷媒液散布具との要部断面図であ
る。
る。
1 吸収液沸騰部 2 気液分離部 3 低温再生器 4 吸収器 5 蒸発器 6 凝縮器 7 蒸発コイル 8 冷媒液散布具 71 銅管(金属管) 72 不織布層 100 高温再生器
フロントページの続き (72)発明者 山本 和美 大阪市中央区平野町4丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に熱運搬液が循環する金属管を縦筒
状に巻いてなる蒸発コイルと、該蒸発コイルの上方に設
置され、該蒸発コイルに冷媒液を滴下させる冷媒液散布
具とからなる吸収式冷凍装置の蒸発器において、 前記蒸発コイルの表面に繊維質層を被着させたことを特
徴とする吸収式冷凍装置の蒸発器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5335583A JP2758352B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 吸収式冷凍装置の蒸発器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5335583A JP2758352B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 吸収式冷凍装置の蒸発器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07190561A true JPH07190561A (ja) | 1995-07-28 |
| JP2758352B2 JP2758352B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=18290210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5335583A Expired - Lifetime JP2758352B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 吸収式冷凍装置の蒸発器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2758352B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998019116A1 (en) * | 1996-10-30 | 1998-05-07 | Rinnai Kabushiki Kaisha | Liquid refrigerant dropping apparatus for absorption type refrigerators |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52165361U (ja) * | 1976-06-08 | 1977-12-14 | ||
| JPH0559164U (ja) * | 1992-01-21 | 1993-08-06 | 矢崎総業株式会社 | 吸収冷温水機 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5335583A patent/JP2758352B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52165361U (ja) * | 1976-06-08 | 1977-12-14 | ||
| JPH0559164U (ja) * | 1992-01-21 | 1993-08-06 | 矢崎総業株式会社 | 吸収冷温水機 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998019116A1 (en) * | 1996-10-30 | 1998-05-07 | Rinnai Kabushiki Kaisha | Liquid refrigerant dropping apparatus for absorption type refrigerators |
| AU728307B2 (en) * | 1996-10-30 | 2001-01-04 | Rinnai Kabushiki Kaisha | Liquid refrigerant dropping apparatus for absorption type refrigerators |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2758352B2 (ja) | 1998-05-28 |
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