JPH07190769A - Gps干渉測位方法 - Google Patents
Gps干渉測位方法Info
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- JPH07190769A JPH07190769A JP5330982A JP33098293A JPH07190769A JP H07190769 A JPH07190769 A JP H07190769A JP 5330982 A JP5330982 A JP 5330982A JP 33098293 A JP33098293 A JP 33098293A JP H07190769 A JPH07190769 A JP H07190769A
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- Japan
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- gps
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- integrated value
- satellite
- Prior art date
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S19/00—Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
- G01S19/38—Determining a navigation solution using signals transmitted by a satellite radio beacon positioning system
- G01S19/39—Determining a navigation solution using signals transmitted by a satellite radio beacon positioning system the satellite radio beacon positioning system transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
- G01S19/42—Determining position
- G01S19/43—Determining position using carrier phase measurements, e.g. kinematic positioning; using long or short baseline interferometry
- G01S19/44—Carrier phase ambiguity resolution; Floating ambiguity; LAMBDA [Least-squares AMBiguity Decorrelation Adjustment] method
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C15/00—Surveying instruments or accessories not provided for in groups G01C1/00 - G01C13/00
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受信中断があった場合にサイクルスリップを
補正した搬送波位相の積算値を記録して未知点の三次元
座標の座標値を求めることができるGPS干渉測位方法
を提供する。 【構成】 4つのGPS衛星と2つの受信装置とを有す
るGPS測量システムを用い、前記GPS衛星の送信す
る電波を受信し(S1)、一定期間毎にその搬送波位相の
積算値を記録し(S3)、前記記録した搬送波位相の積算
値に基いて未知点の三次元座標の座標値を求める(S6,
7,8)GPS干渉測位方法において、受信中断が発生した
場合に、それを検出し(S2)、サイクルスリップを補正
して(S4)その値を記録し(S3)、未知点の三次元座標の
座標値を求めることを特徴とするGPS干渉測位方法。 【効果】 サイクルスリップの影響のない搬送波位相の
積算値を記録することができる。特に、キネマティック
測量においては測定終了点まで戻って再測定する必要が
なくなる。
補正した搬送波位相の積算値を記録して未知点の三次元
座標の座標値を求めることができるGPS干渉測位方法
を提供する。 【構成】 4つのGPS衛星と2つの受信装置とを有す
るGPS測量システムを用い、前記GPS衛星の送信す
る電波を受信し(S1)、一定期間毎にその搬送波位相の
積算値を記録し(S3)、前記記録した搬送波位相の積算
値に基いて未知点の三次元座標の座標値を求める(S6,
7,8)GPS干渉測位方法において、受信中断が発生した
場合に、それを検出し(S2)、サイクルスリップを補正
して(S4)その値を記録し(S3)、未知点の三次元座標の
座標値を求めることを特徴とするGPS干渉測位方法。 【効果】 サイクルスリップの影響のない搬送波位相の
積算値を記録することができる。特に、キネマティック
測量においては測定終了点まで戻って再測定する必要が
なくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はGPS測量システムを用
いるGPS干渉測位方法にかかり、特にGPS衛星の電
波の受信中断が発生してもサイクルスリップを補正した
搬送波位相の積算値を記録し、未知点の三次元座標の座
標値を求めることができるGPS干渉測位方法に関す
る。
いるGPS干渉測位方法にかかり、特にGPS衛星の電
波の受信中断が発生してもサイクルスリップを補正した
搬送波位相の積算値を記録し、未知点の三次元座標の座
標値を求めることができるGPS干渉測位方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】GPS衛星は、地表から約20,200k
m の円軌道上を、地球が宇宙空間に対して1回転する間
に、軌道上を正確に2周する周期で周回している。そし
て、これを地表の一定点から宇宙空間を見た場合には、
1日につき約4分づつ早くなりながら、空間的には同一
軌道上を周回しているGPS衛星が観測できることとな
る。
m の円軌道上を、地球が宇宙空間に対して1回転する間
に、軌道上を正確に2周する周期で周回している。そし
て、これを地表の一定点から宇宙空間を見た場合には、
1日につき約4分づつ早くなりながら、空間的には同一
軌道上を周回しているGPS衛星が観測できることとな
る。
【0003】この様なGPS衛星にはセシウム及びルビ
ジウムの原子時計が搭載されており、電波の搬送波等の
基準周波数を発生させる際の周波数標準として用いられ
ている。
ジウムの原子時計が搭載されており、電波の搬送波等の
基準周波数を発生させる際の周波数標準として用いられ
ている。
【0004】一方、地上にもGPS関連施設が設けら
れ、GPSの機能を維持するための運営がされている。
例えば地表には、GPS衛星の正確な位置を把握するた
めに、地球上をまんべんなく覆うようにGPS衛星の軌
道を追跡する軌道追跡局が配置されており、これらの軌
道追跡局で観測された測定結果はGPS主解析局に送ら
れて、そこで集中的な解析作業が行われ、衛星の近い将
来の予想軌道が計算される。そして、その予想軌道に関
する情報は、GPS衛星に向けて送信され、更にGPS
衛星から地上にいるGPS利用者に向けて種々の情報と
共に送信される。
れ、GPSの機能を維持するための運営がされている。
例えば地表には、GPS衛星の正確な位置を把握するた
めに、地球上をまんべんなく覆うようにGPS衛星の軌
道を追跡する軌道追跡局が配置されており、これらの軌
道追跡局で観測された測定結果はGPS主解析局に送ら
れて、そこで集中的な解析作業が行われ、衛星の近い将
来の予想軌道が計算される。そして、その予想軌道に関
する情報は、GPS衛星に向けて送信され、更にGPS
衛星から地上にいるGPS利用者に向けて種々の情報と
共に送信される。
【0005】具体的にはGPS衛星は10.23MHzの周波数
を基本として、この154倍の周波数である1575.42MHzの
周波数のL1帯と、120倍の周波数である1227.60MHzの周
波数のL2帯の2種類の周波数の電波を送信しており、
L1帯にはPコード、C/Aコードとナビゲーションメ
ッセージが位相変調により含まれている。
を基本として、この154倍の周波数である1575.42MHzの
周波数のL1帯と、120倍の周波数である1227.60MHzの周
波数のL2帯の2種類の周波数の電波を送信しており、
L1帯にはPコード、C/Aコードとナビゲーションメ
ッセージが位相変調により含まれている。
【0006】これらのうちには時刻情報も含まれてお
り、衛星の備える時計と測定点に置くかれた受信装置の
時計とが同期していれば、送信時の時刻と受信時の実時
刻との差から電波の伝搬遅延時間が分かり、この遅延時
間と光速度から測定点と各衛星との距離を算出すること
ができる。一方、各衛星の3次元座標の値は軌道情報か
ら得ることができるので、各衛星の位置する点を原点と
し、各衛星と測定点との距離を半径とする球が3以上あ
れば、それらの球が交わる点として測定点の3次元座標
を求めることができる。
り、衛星の備える時計と測定点に置くかれた受信装置の
時計とが同期していれば、送信時の時刻と受信時の実時
刻との差から電波の伝搬遅延時間が分かり、この遅延時
間と光速度から測定点と各衛星との距離を算出すること
ができる。一方、各衛星の3次元座標の値は軌道情報か
ら得ることができるので、各衛星の位置する点を原点と
し、各衛星と測定点との距離を半径とする球が3以上あ
れば、それらの球が交わる点として測定点の3次元座標
を求めることができる。
【0007】このような測定方法は単独測位方法と呼ば
れるが、この方法により求めた3次元座標の値は概算値
にしかすぎず、数メートル以上の誤差を含むため、高精
度測量には不向きである。
れるが、この方法により求めた3次元座標の値は概算値
にしかすぎず、数メートル以上の誤差を含むため、高精
度測量には不向きである。
【0008】そこで従来より、複数のGPS衛星が送信
する電波の搬送波を受信し、その搬送波位相の積算値を
測定して解析し、精度よく未知点の三次元座標の座標値
を求めることが行われている。
する電波の搬送波を受信し、その搬送波位相の積算値を
測定して解析し、精度よく未知点の三次元座標の座標値
を求めることが行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、GPS
衛星の発信する電波は種々の障害を受け、受信装置側で
は瞬間的又は継続的に受信が中断する場合がある。そし
て、障害がなくなるまでは、GPS衛星が送信する電波
を受信することができないため、その間の搬送波の位相
の積算値の変化量を知ることができない。このような受
信障害による測定データの欠落を「サイクルスリップ」
と呼び、GPS測量システムを利用した測量作業上の重
大な問題とされている。
衛星の発信する電波は種々の障害を受け、受信装置側で
は瞬間的又は継続的に受信が中断する場合がある。そし
て、障害がなくなるまでは、GPS衛星が送信する電波
を受信することができないため、その間の搬送波の位相
の積算値の変化量を知ることができない。このような受
信障害による測定データの欠落を「サイクルスリップ」
と呼び、GPS測量システムを利用した測量作業上の重
大な問題とされている。
【0010】ところで、かかる受信障害は、GPS衛星
本体又は受信装置自身の故障による場合は稀であり、受
信の環境に起因することが多い。この様な障害の例を挙
げてみると、 地上の物体、たとえば樹木の枝、電力・電話線等の
妨害物により、それらの陰に衛星が入ることによる受信
中断。
本体又は受信装置自身の故障による場合は稀であり、受
信の環境に起因することが多い。この様な障害の例を挙
げてみると、 地上の物体、たとえば樹木の枝、電力・電話線等の
妨害物により、それらの陰に衛星が入ることによる受信
中断。
【0011】 アンテナへの着雪、着氷等。
【0012】 電気機器、たとえば電気溶接機、電車
線路等からの極度に強いパルス性の雑音障害による受信
機の位相同期ループが脱調するような場合。
線路等からの極度に強いパルス性の雑音障害による受信
機の位相同期ループが脱調するような場合。
【0013】 例えばレーダー電波のような、ある程
度連続的な混信電波障害による位相同期ループの誤動作 ヘリコプター、飛行機等による反射電波の干渉によ
るフェーディングと陰による障害。
度連続的な混信電波障害による位相同期ループの誤動作 ヘリコプター、飛行機等による反射電波の干渉によ
るフェーディングと陰による障害。
【0014】 鳥による妨害、アンテナ周辺を群をな
して飛んだり、極端なときはアンテナにとまるような障
害。
して飛んだり、極端なときはアンテナにとまるような障
害。
【0015】等が挙げられる。これらのうちに起因す
るサイクルスリップは低仰角のGPS衛星を観測する際
に起こりやすいが、受信装置のアンテナの設置場所に注
意を払えば防止することが可能である。に起因するサ
イクルスリップも、設置場所や気象条件を考慮して対策
を立てればある程度は防げる問題である。
るサイクルスリップは低仰角のGPS衛星を観測する際
に起こりやすいが、受信装置のアンテナの設置場所に注
意を払えば防止することが可能である。に起因するサ
イクルスリップも、設置場所や気象条件を考慮して対策
を立てればある程度は防げる問題である。
【0016】しかしながら、それ以外の障害は一般には
予測も防止も困難であり、受信中断が発生することを避
けられない。そして一旦受信中断が発生し、測定値にサ
イクルスリップが含まれるようになると、再測定を行う
場合は別として、その間に変化した搬送波の位相量を補
正する必要が生じる。
予測も防止も困難であり、受信中断が発生することを避
けられない。そして一旦受信中断が発生し、測定値にサ
イクルスリップが含まれるようになると、再測定を行う
場合は別として、その間に変化した搬送波の位相量を補
正する必要が生じる。
【0017】ところで、受信装置が搬送波位相を検出す
る際には、0°〜360°の範囲の値は直接検出するこ
とができるが、360°を超える量については直接検出
することはできない。従って、搬送波位相を継続的に検
出し、360°に達する毎に、例えばカウンターを歩進
させて、360°を超える位相変化量を記憶しておく必
要がある。ここで位相を波数で表すこととすると、36
0°は「1」であり、カウンターの歩進量はそのまま位
相を示す値となる。そして、ある時刻を基準とした搬送
波位相の積算値ωsは、その時に実際検出している位相
の値ωm(0≦ωm<1)と、その時のカウンターの値nと
から、 ωs = ωm + n で表せることとなる。
る際には、0°〜360°の範囲の値は直接検出するこ
とができるが、360°を超える量については直接検出
することはできない。従って、搬送波位相を継続的に検
出し、360°に達する毎に、例えばカウンターを歩進
させて、360°を超える位相変化量を記憶しておく必
要がある。ここで位相を波数で表すこととすると、36
0°は「1」であり、カウンターの歩進量はそのまま位
相を示す値となる。そして、ある時刻を基準とした搬送
波位相の積算値ωsは、その時に実際検出している位相
の値ωm(0≦ωm<1)と、その時のカウンターの値nと
から、 ωs = ωm + n で表せることとなる。
【0018】そして前記ωmを検出してから時間Δt経
過後の前記搬送波位相の積算値ωs’は、そのときに実
際に検出している位相の値ωm'と、前記Δt間のカウン
ターの歩進量Δnとから、 ωs' = ωm' + ( n + Δn ) と表すことができる。
過後の前記搬送波位相の積算値ωs’は、そのときに実
際に検出している位相の値ωm'と、前記Δt間のカウン
ターの歩進量Δnとから、 ωs' = ωm' + ( n + Δn ) と表すことができる。
【0019】しかしながら、前記Δtの期間が搬送波位
相の検出を行えない受信中断期間であった場合には、受
信中断期間中のカウンターは歩進できないため、受信中
断解消後の前記ωm'の値は検出することができても前記
Δnの歩進量は得られない。
相の検出を行えない受信中断期間であった場合には、受
信中断期間中のカウンターは歩進できないため、受信中
断解消後の前記ωm'の値は検出することができても前記
Δnの歩進量は得られない。
【0020】この歩進量Δnは整数値であるから、前記
受信中断期間中に失われた搬送波位相の積算値も整数値
となり、この点にGPS測量におけるサイクルスリップ
の大きな特徴がある。
受信中断期間中に失われた搬送波位相の積算値も整数値
となり、この点にGPS測量におけるサイクルスリップ
の大きな特徴がある。
【0021】そして、従来技術では、一定期間毎に測定
値を記録し、一連の測定作業終了後であって、未知点の
三次元座標の座標値を求める「後処理」の際に受信中断
により生じたサイクルスリップの補正を行っていた。
値を記録し、一連の測定作業終了後であって、未知点の
三次元座標の座標値を求める「後処理」の際に受信中断
により生じたサイクルスリップの補正を行っていた。
【0022】しかしながら、受信装置を未知点間で順次
移動させて搬送波位相の積算値を測定しながら該測定値
を記録する、いわゆるキネマティック測量において、移
動中に受信中断が発生したときには、測定終了後にはサ
イクルスリップの補正が行えない。そこでかかる場合に
は、受信中断が発生する前に測定を終了し、搬送波位相
の積算値が記録されている未知点まで戻って再測定を行
わなければならなかった。
移動させて搬送波位相の積算値を測定しながら該測定値
を記録する、いわゆるキネマティック測量において、移
動中に受信中断が発生したときには、測定終了後にはサ
イクルスリップの補正が行えない。そこでかかる場合に
は、受信中断が発生する前に測定を終了し、搬送波位相
の積算値が記録されている未知点まで戻って再測定を行
わなければならなかった。
【0023】本発明はかかる従来技術の欠点に鑑みて創
作されたものであり、その目的は受信中断が発生した場
合にこれを検出し、サイクルスリップの補正を行ってか
ら測定値を記録し、該記録された測定値に基いて未知点
の三次元座標の座標値を求めることができるGPS干渉
測位方法を提供することにある。
作されたものであり、その目的は受信中断が発生した場
合にこれを検出し、サイクルスリップの補正を行ってか
ら測定値を記録し、該記録された測定値に基いて未知点
の三次元座標の座標値を求めることができるGPS干渉
測位方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、衛星軌道上を周回する少な
くとも4つのGPS衛星と、前記各GPS衛星が送信す
る電波を受信する第1受信装置と第2受信装置とを有す
るGPS測量システムを用いるGPS干渉測位方法であ
って、前記第1受信装置を既知点に配置し、前記第2受
信装置を未知点に配置し、各受信装置が受信する電波の
搬送波位相の積算値を測定し、一定期間毎に前記搬送波
位相の積算値を記録し、前記記録した搬送波位相の積算
値に基いて未知点の三次元座標の座標値を求めるGPS
干渉測位方法において、前記GPS衛星の送信する電波
の受信中断が発生したとき、該受信中断を検出し、前記
受信中断解消後の搬送波位相の積算値に含まれるサイク
ルスリップを補正し、該補正後の搬送波位相の積算値を
記録し、未知点の三次元座標の値を求めることを特徴と
し、請求項2記載の発明は、請求項1記載のGPS干渉
測位方法において、前記第2受信装置を未知点間で移動
させて各未知点の三次元座標の座標値を求めることを特
徴とする。
に、請求項1記載の発明は、衛星軌道上を周回する少な
くとも4つのGPS衛星と、前記各GPS衛星が送信す
る電波を受信する第1受信装置と第2受信装置とを有す
るGPS測量システムを用いるGPS干渉測位方法であ
って、前記第1受信装置を既知点に配置し、前記第2受
信装置を未知点に配置し、各受信装置が受信する電波の
搬送波位相の積算値を測定し、一定期間毎に前記搬送波
位相の積算値を記録し、前記記録した搬送波位相の積算
値に基いて未知点の三次元座標の座標値を求めるGPS
干渉測位方法において、前記GPS衛星の送信する電波
の受信中断が発生したとき、該受信中断を検出し、前記
受信中断解消後の搬送波位相の積算値に含まれるサイク
ルスリップを補正し、該補正後の搬送波位相の積算値を
記録し、未知点の三次元座標の値を求めることを特徴と
し、請求項2記載の発明は、請求項1記載のGPS干渉
測位方法において、前記第2受信装置を未知点間で移動
させて各未知点の三次元座標の座標値を求めることを特
徴とする。
【0025】
【作用】衛星軌道上を周回する少なくとも4つのGPS
衛星と、前記各GPS衛星が送信する電波を受信する第
1受信装置と第2受信装置とを有するGPS測量システ
ムを用いて、前記第1受信装置を既知点に配置し、前記
第2受信装置を未知点に配置し、各受信装置が受信する
電波の搬送波位相の積算値を測定し、一定期間毎に前記
搬送波位相の積算値を記録すれば、この記録された前記
搬送波位相の値に基づいて未知数と同じ数の連立方程式
を立てることができるので、これを解析して未知点の三
次元座標の座標値を求めることができる。
衛星と、前記各GPS衛星が送信する電波を受信する第
1受信装置と第2受信装置とを有するGPS測量システ
ムを用いて、前記第1受信装置を既知点に配置し、前記
第2受信装置を未知点に配置し、各受信装置が受信する
電波の搬送波位相の積算値を測定し、一定期間毎に前記
搬送波位相の積算値を記録すれば、この記録された前記
搬送波位相の値に基づいて未知数と同じ数の連立方程式
を立てることができるので、これを解析して未知点の三
次元座標の座標値を求めることができる。
【0026】そして、前記GPS衛星の送信する電波の
受信中断が発生したときには、この受信中断を検出し、
前記受信中断解消後の搬送波位相の積算値に含まれるサ
イクルスリップを補正して、補正後の積算値を記録する
ので、前記連立方程式を解析する際にサイクルスリップ
の補正を行わなくても済む。
受信中断が発生したときには、この受信中断を検出し、
前記受信中断解消後の搬送波位相の積算値に含まれるサ
イクルスリップを補正して、補正後の積算値を記録する
ので、前記連立方程式を解析する際にサイクルスリップ
の補正を行わなくても済む。
【0027】また、前記第2受信装置を未知点間で測定
を行いながら移動させて、各未知点の三次元座標の座標
値を求める、いわゆるキネマティック測量を行う際に
は、搬送波位相の積算値の記録を行う前にサイクルスリ
ップの補正を行うので、受信中断発生前に測定の終了し
た未知点まで戻って再測定を行わなくても済む。
を行いながら移動させて、各未知点の三次元座標の座標
値を求める、いわゆるキネマティック測量を行う際に
は、搬送波位相の積算値の記録を行う前にサイクルスリ
ップの補正を行うので、受信中断発生前に測定の終了し
た未知点まで戻って再測定を行わなくても済む。
【0028】
【実施例】図1は本発明に用いられるGPS測量システ
ムの一例である。図1を参照して、衛星i、衛星j、衛
星k、衛星mは衛星軌道上を周回するGPS衛星であ
り、それぞれが周波数標準を備え、L1帯とL2帯の電波
を送信する。測定点Aは既知点であり、この点上に第1
受信装置1のアンテナが配置され、前記4つのGPS衛
星が送信する電波を受信している。また、測定点Bは未
知点であり、この点上に第2受信装置2のアンテナ4が
配置され、前記4つのGPS衛星が送信する電波を受信
している。前記第1受信装置1と前記第2受信装置2に
は、それぞれラムカード駆動装置8、9が接続され、該
ラムカード駆動装置8、9内には、図示しない記録装置
であるラムカードが挿入されており、前記受信装置1、
2はL1帯またはL2帯の電波の搬送波位相の積算値を測
定し、前記ラムカード駆動装置8、9で該測定値を前記
ラムカードに記録する。そして、測定終了後は、このラ
ムカードに記録された内容をホストコンピューター5の
備えるラムカード駆動装置6で読みとって前記搬送波位
相の積算値を解析し、未知点Bの三次元座標の座標値を
求め、表示装置7で表示している。
ムの一例である。図1を参照して、衛星i、衛星j、衛
星k、衛星mは衛星軌道上を周回するGPS衛星であ
り、それぞれが周波数標準を備え、L1帯とL2帯の電波
を送信する。測定点Aは既知点であり、この点上に第1
受信装置1のアンテナが配置され、前記4つのGPS衛
星が送信する電波を受信している。また、測定点Bは未
知点であり、この点上に第2受信装置2のアンテナ4が
配置され、前記4つのGPS衛星が送信する電波を受信
している。前記第1受信装置1と前記第2受信装置2に
は、それぞれラムカード駆動装置8、9が接続され、該
ラムカード駆動装置8、9内には、図示しない記録装置
であるラムカードが挿入されており、前記受信装置1、
2はL1帯またはL2帯の電波の搬送波位相の積算値を測
定し、前記ラムカード駆動装置8、9で該測定値を前記
ラムカードに記録する。そして、測定終了後は、このラ
ムカードに記録された内容をホストコンピューター5の
備えるラムカード駆動装置6で読みとって前記搬送波位
相の積算値を解析し、未知点Bの三次元座標の座標値を
求め、表示装置7で表示している。
【0029】図2は上記のGPS測量システムを用いた
本発明の一実施例の処理手順を示すフローチャートであ
る。図2を参照して、S1は測定ステップであり、前記
第1受信装置と前記第2受信装置とで搬送波位相の積算
値を測定する。一般に、受信装置が測定したデータは一
定間隔でRAM等の記憶装置に記憶させるが、全ての測
定値を記憶しておくためには記憶装置の記憶容量が膨大
なものとなり、受信装置が大型化し、また、装置の値段
も高価になる。この場合、オンライン転送によりホスト
コンピューターに測定値を記憶させることも可能である
が、キネマティック測量では困難である。
本発明の一実施例の処理手順を示すフローチャートであ
る。図2を参照して、S1は測定ステップであり、前記
第1受信装置と前記第2受信装置とで搬送波位相の積算
値を測定する。一般に、受信装置が測定したデータは一
定間隔でRAM等の記憶装置に記憶させるが、全ての測
定値を記憶しておくためには記憶装置の記憶容量が膨大
なものとなり、受信装置が大型化し、また、装置の値段
も高価になる。この場合、オンライン転送によりホスト
コンピューターに測定値を記憶させることも可能である
が、キネマティック測量では困難である。
【0030】従って、一般的なキネマティック測量の場
合は、図1に示したようなGPS測量システムを用い、
受信装置の備えるRAM等の内部記憶装置に記憶された
測定値を、一定時間毎に、例えばラムカード等、記録内
容を保持したままそれをホストコンピューターに移すこ
とができる記録媒体に記録し、内部記憶装置をリセット
することで、記憶容量を有効に活用することが必要とな
る。
合は、図1に示したようなGPS測量システムを用い、
受信装置の備えるRAM等の内部記憶装置に記憶された
測定値を、一定時間毎に、例えばラムカード等、記録内
容を保持したままそれをホストコンピューターに移すこ
とができる記録媒体に記録し、内部記憶装置をリセット
することで、記憶容量を有効に活用することが必要とな
る。
【0031】このように測定値を記録媒体に記録する時
刻のことを「エポック(epoch)」と呼び、隣り合うエ
ポック間を「エポック間隔」と呼ぶこととする。例え
ば、15秒のエポック間隔で2時間に亘って測定した場
合には、測定値を記録する回数、即ちエポックの数は4
80となる。
刻のことを「エポック(epoch)」と呼び、隣り合うエ
ポック間を「エポック間隔」と呼ぶこととする。例え
ば、15秒のエポック間隔で2時間に亘って測定した場
合には、測定値を記録する回数、即ちエポックの数は4
80となる。
【0032】図3は、測定結果の一例であり、搬送波位
相の積算値と各エポックとの対応を示したグラフであ
る。E1からE5は、それぞれ搬送波位相の積算値P1か
らP5を記録するエポックを示す。
相の積算値と各エポックとの対応を示したグラフであ
る。E1からE5は、それぞれ搬送波位相の積算値P1か
らP5を記録するエポックを示す。
【0033】ここで、「搬送波位相の積算値(carrier b
eat phase)」とは、GPS衛星と受信装置が配置された
地点の間の距離に相当する量を搬送波の波数で表したも
のである。この搬送波位相の積算値の内容を、前記GP
S衛星iが送信する電波を前記受信装置1が受信し、あ
る時刻を基準とした搬送波位相の積算値を測定する場合
を例にとって説明する。
eat phase)」とは、GPS衛星と受信装置が配置された
地点の間の距離に相当する量を搬送波の波数で表したも
のである。この搬送波位相の積算値の内容を、前記GP
S衛星iが送信する電波を前記受信装置1が受信し、あ
る時刻を基準とした搬送波位相の積算値を測定する場合
を例にとって説明する。
【0034】前記基準となる時刻から前記エポックE1
までの間の任意の時刻をt1とし、前記基準となる時刻
から該時刻t1までの間の搬送波位相の積算値をФi,A
(t1)とする。同様に時刻t1までの間に前記受信装置1
が検出する電波の搬送波の波数を積算した量を受信位相
量φA(t1)とし、該受信装置1の周波数標準の波数を積
算した量を周波数標準位相量ψA(t1)とすると、前記搬
送波位相の積算値Фi,A(t1)を波数で表現した場合、次
式で表すことができる。
までの間の任意の時刻をt1とし、前記基準となる時刻
から該時刻t1までの間の搬送波位相の積算値をФi,A
(t1)とする。同様に時刻t1までの間に前記受信装置1
が検出する電波の搬送波の波数を積算した量を受信位相
量φA(t1)とし、該受信装置1の周波数標準の波数を積
算した量を周波数標準位相量ψA(t1)とすると、前記搬
送波位相の積算値Фi,A(t1)を波数で表現した場合、次
式で表すことができる。
【0035】 Фi,A(t1) = ψA(t1)−φA(t1)+NiA ‥‥(2) ここで、上式のNiAは整数値であり、整数値バイアスと
呼ばれる定数であるが、基準時刻から測定開始時刻まで
の搬送波位相の積算値が不明な場合には、この値を直接
求めることはできない。
呼ばれる定数であるが、基準時刻から測定開始時刻まで
の搬送波位相の積算値が不明な場合には、この値を直接
求めることはできない。
【0036】なお、上式によれば、搬送波位相の積算値
は、検出した搬送波の位相である波数と、周波数標準の
位相である波数の差に対応する値であるから、周波数標
準が正しくL1帯またはL2帯の周波数になるように設定
されていれば、前記搬送波位相の積算値は、GPS衛星
と受信装置との相対移動により生じたドップラー効果に
基く周波数変動に対応する量である、と見ることができ
る。
は、検出した搬送波の位相である波数と、周波数標準の
位相である波数の差に対応する値であるから、周波数標
準が正しくL1帯またはL2帯の周波数になるように設定
されていれば、前記搬送波位相の積算値は、GPS衛星
と受信装置との相対移動により生じたドップラー効果に
基く周波数変動に対応する量である、と見ることができ
る。
【0037】ところで、衛星iから送信された電波が測
定点Aに到達するまでに時間τを要したとすると、時刻
t1に測定点Aに到達した電波は時刻 t1−τ に於いて
衛星iから送信されたものである。従って、基準時刻か
ら時刻 t1−τ までの間に衛星iが射出した電波の搬
送波の波数を送信位相量φi(t1−τ)とし、基準時刻か
ら時刻t1までの間において受信装置1が受信した電波
の波数を受信位相量φA(t1)とすると、該送信位相量φ
i(t1−τ)と、該受信位相量φA(t1)とは等しくなる。
定点Aに到達するまでに時間τを要したとすると、時刻
t1に測定点Aに到達した電波は時刻 t1−τ に於いて
衛星iから送信されたものである。従って、基準時刻か
ら時刻 t1−τ までの間に衛星iが射出した電波の搬
送波の波数を送信位相量φi(t1−τ)とし、基準時刻か
ら時刻t1までの間において受信装置1が受信した電波
の波数を受信位相量φA(t1)とすると、該送信位相量φ
i(t1−τ)と、該受信位相量φA(t1)とは等しくなる。
【0038】 φA(t1) = φi(t1−τ) ‥‥(3) ここで、τは小さな値であるから、上式の右辺は次のよ
うに展開できる。
うに展開できる。
【0039】 φi(t1−τ) = φi(t1)−#φi(t1)/#t・τ+… ‥‥(4) 衛星iが送信する電波の搬送波位相を送信位相量φi(t
1)とすると、搬送波の周波数fは前記送信位相量φi(t
1)の微小時間あたりの変化で表せ、 f = #φi(t1)/#t ‥‥(5) となるから、(4)、(5)式を用いて(3)式を次のよう
に書き換えることができる。
1)とすると、搬送波の周波数fは前記送信位相量φi(t
1)の微小時間あたりの変化で表せ、 f = #φi(t1)/#t ‥‥(5) となるから、(4)、(5)式を用いて(3)式を次のよう
に書き換えることができる。
【0040】 φA(t1) = φi(t1)−f・τ ‥‥(6) (6)式を(2)式に代入すると次式が得られる。
【0041】 Фi,A(t1) = ψA(t1)−φi(t1)+f・τ+NiA ‥‥(7) ここで、前記周波数標準位相量ψA(t1)は受信装置1の
備える時計(受信機時計)に対応した量であり、前記送信
位相量φi(t1)は衛星iの備える時計(衛星時計)に対応
した量であるから、両者の差を、 ψA(t1)−φi(t1) = PiA ‥‥(8) とおくと、該PiAは、衛星時計と受信機時計の時刻t1
における位相の差を意味する量となる。そしてこれら2
つの時計に、経時変化や温度変化等によるドリフトがな
いと仮定した場合には、該PiAは、基準時刻における値
をそのまま保つことになるので、時刻によらない一定値
となる。
備える時計(受信機時計)に対応した量であり、前記送信
位相量φi(t1)は衛星iの備える時計(衛星時計)に対応
した量であるから、両者の差を、 ψA(t1)−φi(t1) = PiA ‥‥(8) とおくと、該PiAは、衛星時計と受信機時計の時刻t1
における位相の差を意味する量となる。そしてこれら2
つの時計に、経時変化や温度変化等によるドリフトがな
いと仮定した場合には、該PiAは、基準時刻における値
をそのまま保つことになるので、時刻によらない一定値
となる。
【0042】また、電波が光速度cで衛星iから測定点
Aに到達するのにτ秒間要したのであるから、衛星iと
測定点Aとの間の距離ρiAは、 ρiA = c・τ ‥‥(9) で表すことができ、上式は、 τ = ρiA/c ‥‥(10) と書き換えることができる。そして、(10)式及び(8)
式を(7)式に代入すると、前記搬送波位相の積算値Фi,
A(t1)を次式で表すことができる。
Aに到達するのにτ秒間要したのであるから、衛星iと
測定点Aとの間の距離ρiAは、 ρiA = c・τ ‥‥(9) で表すことができ、上式は、 τ = ρiA/c ‥‥(10) と書き換えることができる。そして、(10)式及び(8)
式を(7)式に代入すると、前記搬送波位相の積算値Фi,
A(t1)を次式で表すことができる。
【0043】 Фi,A(t1) = ρiA・f/c+PiA+NiA ‥‥(11) なお、PiAは実数値バイアスと呼ばれる量であり、これ
も前記整数値バイアスNiA同様、直接測定することがで
きない量である。
も前記整数値バイアスNiA同様、直接測定することがで
きない量である。
【0044】このような測定を行って時刻がエポックE
1になったら、受信中断検出ステップS2に処理を移行さ
せる。受信障害による受信中断が発生していなかった場
合には、該受信中断検出ステップS2から記録ステップ
S3に処理を移行させる。
1になったら、受信中断検出ステップS2に処理を移行さ
せる。受信障害による受信中断が発生していなかった場
合には、該受信中断検出ステップS2から記録ステップ
S3に処理を移行させる。
【0045】該記録ステップS3は、エポックE1におけ
る搬送波位相の積算値Фi,A(E1)(=P1 )を記録し、
測定終了判断ステップS5に処理を移行させ、まだ所望
のデータ数が記録されておらず、測定を終了させること
ができない場合には、前記測定ステップS1に処理を戻
し、測定が続行される。
る搬送波位相の積算値Фi,A(E1)(=P1 )を記録し、
測定終了判断ステップS5に処理を移行させ、まだ所望
のデータ数が記録されておらず、測定を終了させること
ができない場合には、前記測定ステップS1に処理を戻
し、測定が続行される。
【0046】ここで、図3に示すように、エポックE1
からエポックE2までの間には受信中断がなく、搬送波
位相の積算値も中断することなく測定できたとする。エ
ポックE1とエポックE2の間の時刻をt2とすると、該
時刻t2における搬送波位相の積算値Фi,A(t2)中の、実
数値バイアスの値と整数値バイアスの値とは、時刻t1
における値と同じであるから、時刻t2における衛星i
と測定点Aとの距離をρiA'とすると、前記実数値バイ
アスPiAと整数値バイアスNiAを用いて、時刻t2にお
ける前記搬送波位相の積算値Фi,A(t2)を次式のように
表すことができる。
からエポックE2までの間には受信中断がなく、搬送波
位相の積算値も中断することなく測定できたとする。エ
ポックE1とエポックE2の間の時刻をt2とすると、該
時刻t2における搬送波位相の積算値Фi,A(t2)中の、実
数値バイアスの値と整数値バイアスの値とは、時刻t1
における値と同じであるから、時刻t2における衛星i
と測定点Aとの距離をρiA'とすると、前記実数値バイ
アスPiAと整数値バイアスNiAを用いて、時刻t2にお
ける前記搬送波位相の積算値Фi,A(t2)を次式のように
表すことができる。
【0047】 Фi,A(t2) = ρiA'・f/c+PiA+NiA ‥‥(12) そして、時刻がエポックE2に達したら、前記受信中断
検出ステップS2に処理を移行させる。前記受信中断検
出ステップS2は、受信中断がなかったので、処理を前
記記録ステップS3に移行させ、前記測定終了判断ステ
ップS5を経て前記測定ステップS1に処理を戻す。
検出ステップS2に処理を移行させる。前記受信中断検
出ステップS2は、受信中断がなかったので、処理を前
記記録ステップS3に移行させ、前記測定終了判断ステ
ップS5を経て前記測定ステップS1に処理を戻す。
【0048】該測定ステップS1は、時刻がエポックE3
に到るまで搬送波位相の積算値の測定を行う。
に到るまで搬送波位相の積算値の測定を行う。
【0049】このエポックE2とエポックE3の間では、
時刻U1に受信中断が発生し、時刻U2に受信中断が解消
しているとすると、時刻U1と時刻U2の間のΔtの間が
受信の中断した期間であることとなる。ここで、受信中
断が発生した場合には、受信回路が同期はずれを起こす
ため、それまで測定した搬送波位相の積算値が零になっ
てしまうとすると、受信中断が解消した時刻U2では測
定を再開できるから、そのときの搬送波位相G3の値(
G3<1 )は測定することができる。
時刻U1に受信中断が発生し、時刻U2に受信中断が解消
しているとすると、時刻U1と時刻U2の間のΔtの間が
受信の中断した期間であることとなる。ここで、受信中
断が発生した場合には、受信回路が同期はずれを起こす
ため、それまで測定した搬送波位相の積算値が零になっ
てしまうとすると、受信中断が解消した時刻U2では測
定を再開できるから、そのときの搬送波位相G3の値(
G3<1 )は測定することができる。
【0050】しかしながら、受信中断が発生しなかった
場合の時刻U2における搬送波位相の積算値をG4とする
と、G4とG3には波数の整数分だけの差を生じてしま
う。従って、エポックE2において記録装置に記録され
た搬送波位相の積算値Фi,A(E2)と、エポックE3にお
ける搬送波位相の積算値Ф'i,A(E3)との間にも、それ
と同じだけの差が残ってしまう。
場合の時刻U2における搬送波位相の積算値をG4とする
と、G4とG3には波数の整数分だけの差を生じてしま
う。従って、エポックE2において記録装置に記録され
た搬送波位相の積算値Фi,A(E2)と、エポックE3にお
ける搬送波位相の積算値Ф'i,A(E3)との間にも、それ
と同じだけの差が残ってしまう。
【0051】そこで、前記受信中断ステップS2に処理
を移行させて該受信中断を検出し、補正ステップS4に
処理を移して、内部記憶装置に記憶された、エポックE
3における搬送波位相の積算値Ф'i,A(E3)に含まれるサ
イクルスリップの補正を行う。
を移行させて該受信中断を検出し、補正ステップS4に
処理を移して、内部記憶装置に記憶された、エポックE
3における搬送波位相の積算値Ф'i,A(E3)に含まれるサ
イクルスリップの補正を行う。
【0052】この補正ステップS4の行う処理手順を図
3に示す。図3を参照して、T1は変移量算出ステップ
であり、前記受信中断が発生する前のエポックE2にお
ける搬送波位相の積算値Фi,A(E2)の変化率#Фi,A(E
2)/#tと、受信中断解消後のエポックE3における搬
送波位相の積算値Ф'i,A(E3)の変化率#Ф'i,A(E3)/
#tとの平均値を求め、該平均値にエポック間隔Tを掛
け合わせて変移量ξ'を算出する。即ち、 ξ' = (#Фi,A(E2)/#t + #Ф'i,A(E3)/#t)/2・T ‥‥(21) であり、該変移量ξ'を算出して、処理を補正量算出ス
テップT2に移行させる。
3に示す。図3を参照して、T1は変移量算出ステップ
であり、前記受信中断が発生する前のエポックE2にお
ける搬送波位相の積算値Фi,A(E2)の変化率#Фi,A(E
2)/#tと、受信中断解消後のエポックE3における搬
送波位相の積算値Ф'i,A(E3)の変化率#Ф'i,A(E3)/
#tとの平均値を求め、該平均値にエポック間隔Tを掛
け合わせて変移量ξ'を算出する。即ち、 ξ' = (#Фi,A(E2)/#t + #Ф'i,A(E3)/#t)/2・T ‥‥(21) であり、該変移量ξ'を算出して、処理を補正量算出ス
テップT2に移行させる。
【0053】なおこのように、2つのエポックにおける
搬送波位相の積算値の変化率を平均せず、エポックE2
におけるものだけ等、単独のエポックの搬送波位相の積
算値の変化率にエポック期間Tを掛け合わせて変移量を
算出することも可能であるが、その単独のエポックが突
発的な異常値であった場合等には搬送波位相の積算値の
変化率が異常値となるので、前記変移量ξ'の精度が確
保できなくなる。
搬送波位相の積算値の変化率を平均せず、エポックE2
におけるものだけ等、単独のエポックの搬送波位相の積
算値の変化率にエポック期間Tを掛け合わせて変移量を
算出することも可能であるが、その単独のエポックが突
発的な異常値であった場合等には搬送波位相の積算値の
変化率が異常値となるので、前記変移量ξ'の精度が確
保できなくなる。
【0054】一方、より正確に変移量を求めるために
は、例えば、受信中断期間を含む、連続した3つのエポ
ックでの搬送波位相の積算値の変化率を平均してその値
にエポック間隔Tを掛け合わせて変移量として用いるこ
とも可能である。
は、例えば、受信中断期間を含む、連続した3つのエポ
ックでの搬送波位相の積算値の変化率を平均してその値
にエポック間隔Tを掛け合わせて変移量として用いるこ
とも可能である。
【0055】ところで、前記(21)式で求めた変移量
ξ'は実数値となるが、受信中断により失われた実際の
搬送波位相の積算値は整数値であり、前記実数値として
得られる変移量ξ'は真の変移量とは異なるといえる。
そこで、該補正量算出ステップT2で、前記変移量ξ'に
最も近い整数値I(ξ')を求めてこの値を受信中断によ
り失われた搬送波位相の積算値である補正量ξとし、こ
れを記憶して搬送波位相補正ステップT3に処理を移行
させる。
ξ'は実数値となるが、受信中断により失われた実際の
搬送波位相の積算値は整数値であり、前記実数値として
得られる変移量ξ'は真の変移量とは異なるといえる。
そこで、該補正量算出ステップT2で、前記変移量ξ'に
最も近い整数値I(ξ')を求めてこの値を受信中断によ
り失われた搬送波位相の積算値である補正量ξとし、こ
れを記憶して搬送波位相補正ステップT3に処理を移行
させる。
【0056】搬送波位相補正ステップT3では、受信中
断がなかった場合にエポックE3で測定できる搬送波位
相の積算値Фi,A(E3)を、受信中断発生前のエポックE
2で記録した搬送波位相の積算値Фi,A(E2)に前記補正
量ξを加算して算出する。即ち、 Фi,A(E3) = Фi,A(E2) + ξ ‥‥(22) である。該Фi,A(E3)を記憶装置に記憶させて処理を主
処理中の記録ステップS3に戻す。
断がなかった場合にエポックE3で測定できる搬送波位
相の積算値Фi,A(E3)を、受信中断発生前のエポックE
2で記録した搬送波位相の積算値Фi,A(E2)に前記補正
量ξを加算して算出する。即ち、 Фi,A(E3) = Фi,A(E2) + ξ ‥‥(22) である。該Фi,A(E3)を記憶装置に記憶させて処理を主
処理中の記録ステップS3に戻す。
【0057】このように、前記補正ステップS4は、搬
送波位相の積算値に含まれるサイクルスリップを補正す
るので、該記録ステップS3で記録する測定値は、サイ
クルスリップを含まない搬送波位相の積算値Фi,A(E3)
となる。
送波位相の積算値に含まれるサイクルスリップを補正す
るので、該記録ステップS3で記録する測定値は、サイ
クルスリップを含まない搬送波位相の積算値Фi,A(E3)
となる。
【0058】そして、前記測定終了判断ステップS5で
測定終了か否かを判断し、測定が終了していない場合に
は、前記測定ステップS1に処理を戻し、測定を続行し
てエポックE4、E5等の各エポックで測定値を記録す
る。
測定終了か否かを判断し、測定が終了していない場合に
は、前記測定ステップS1に処理を戻し、測定を続行し
てエポックE4、E5等の各エポックで測定値を記録す
る。
【0059】エポックE3後の搬送波位相の積算は前記
補正結果に基づいて測定されているので、各エポックで
記録される測定値はサイクルスリップを含まない値であ
る。従って、図3に示すように、受信中断の前後におい
て、サイクルスリップを補正しない場合には、エポック
E1からエッポックE5で記録される測定値が、P1、P
2、P3'、P4'、P5'のように、P2とP3'の間で不連続
となるが、前記補正が行われているので、各エッポック
で記録される測定値はP1、P2、P3、P4、P5のよう
に連続した値となる。
補正結果に基づいて測定されているので、各エポックで
記録される測定値はサイクルスリップを含まない値であ
る。従って、図3に示すように、受信中断の前後におい
て、サイクルスリップを補正しない場合には、エポック
E1からエッポックE5で記録される測定値が、P1、P
2、P3'、P4'、P5'のように、P2とP3'の間で不連続
となるが、前記補正が行われているので、各エッポック
で記録される測定値はP1、P2、P3、P4、P5のよう
に連続した値となる。
【0060】そして、所望のデータ数の測定が得られ、
測定が終了した場合には、処理は前記測定終了判断ステ
ップS5からステップS6に移行され、測定値の解析が開
始される。この解析は、通常、前記搬送波位相の積算値
が記録された記録装置であるラムカードをホストコンピ
ューターの備えるラムカード駆動装置6に移し、その内
容を読み込んで行われる。
測定が終了した場合には、処理は前記測定終了判断ステ
ップS5からステップS6に移行され、測定値の解析が開
始される。この解析は、通常、前記搬送波位相の積算値
が記録された記録装置であるラムカードをホストコンピ
ューターの備えるラムカード駆動装置6に移し、その内
容を読み込んで行われる。
【0061】S6は一重位相差(single phase differen
ce)算出ステップである。一重位相差とは、2つの測定
点で測定した同一の衛星が送信する電波の搬送波位相の
積算値の差である。
ce)算出ステップである。一重位相差とは、2つの測定
点で測定した同一の衛星が送信する電波の搬送波位相の
積算値の差である。
【0062】前記GPS衛星iの周波数標準と前記測定
点Aに配置された前記第1受信装置1の周波数標準と
が、正しい周波数fからずれており、それぞれδt
(i)、δt(A)のオフセット量を含むとすると、前記(1
1)式で表した、 Фi,A(t) = ρiA・f/c+PiA+NiA ‥‥(30) なる、時刻tにおける搬送波位相の積算値Фi,A(t)は、 Фi,A(t) = ρiA・f/c+NiA+PiA+f・{δt(i)−δt(A)} ‥‥(31) と書き換えなければならない。
点Aに配置された前記第1受信装置1の周波数標準と
が、正しい周波数fからずれており、それぞれδt
(i)、δt(A)のオフセット量を含むとすると、前記(1
1)式で表した、 Фi,A(t) = ρiA・f/c+PiA+NiA ‥‥(30) なる、時刻tにおける搬送波位相の積算値Фi,A(t)は、 Фi,A(t) = ρiA・f/c+NiA+PiA+f・{δt(i)−δt(A)} ‥‥(31) と書き換えなければならない。
【0063】一方、同一時刻tにおいて前記未知点Bに
配置された前記第2受信装置2が測定する搬送波位相の
積算値Фi,B(t)は、上式と同様に、 Фi,B(t) = ρiB・f/c+NiB+PiB+f・{δt(i)−δt(B)} ‥‥(32) で表せる。
配置された前記第2受信装置2が測定する搬送波位相の
積算値Фi,B(t)は、上式と同様に、 Фi,B(t) = ρiB・f/c+NiB+PiB+f・{δt(i)−δt(B)} ‥‥(32) で表せる。
【0064】測定点A及び測定点Bの、衛星iに対する
一重位相差D(i;A,B;t)を、 D(i;A,B;t) = Фi,B(t)−Фi,A(t) ‥‥(33) で定義すると、上式と(32)式とから、 D(i;A,B;t) = (ρiB−ρiA)・f/c+(NiB−NiA)+(PiB−PiA ) +f・{−δt(B)+δt(A)} ‥‥(34) と表せる。この様に一重位相差を求めれば、GPS衛星
の周波数標準に関するオフセット量δt(i)を消去する
ことができる。
一重位相差D(i;A,B;t)を、 D(i;A,B;t) = Фi,B(t)−Фi,A(t) ‥‥(33) で定義すると、上式と(32)式とから、 D(i;A,B;t) = (ρiB−ρiA)・f/c+(NiB−NiA)+(PiB−PiA ) +f・{−δt(B)+δt(A)} ‥‥(34) と表せる。この様に一重位相差を求めれば、GPS衛星
の周波数標準に関するオフセット量δt(i)を消去する
ことができる。
【0065】なお、衛星iに対する一重位相差D(i;A,
B;t)と同様に、測定点A及び測定点Bにおける衛星jに
対する一重位相差D(j;A,B;t)は、 D(j;A,B;t) = ФjB−ФjA = (ρjB−ρjA)・f/c+(NjB−NjA)+(PjB−PjA ) +f・{−δt(B)+δt(A)} ‥‥(35) と表すことができる。
B;t)と同様に、測定点A及び測定点Bにおける衛星jに
対する一重位相差D(j;A,B;t)は、 D(j;A,B;t) = ФjB−ФjA = (ρjB−ρjA)・f/c+(NjB−NjA)+(PjB−PjA ) +f・{−δt(B)+δt(A)} ‥‥(35) と表すことができる。
【0066】このように、一重位相差算出ステップS6
は、2つの測定点A、Bと、4つのGPS衛星i,j,
k,mに関する一重位相差を求め、処理をステップS7
に移行させる。
は、2つの測定点A、Bと、4つのGPS衛星i,j,
k,mに関する一重位相差を求め、処理をステップS7
に移行させる。
【0067】S7は二重位相差(double phase differen
ce)算出ステップである。二重位相差とは、一重位相差
同士の差であり、以下のようにして求められる。
ce)算出ステップである。二重位相差とは、一重位相差
同士の差であり、以下のようにして求められる。
【0068】測定点A及び測定点Bと衛星i及び衛星j
に関し、時刻tにおける二重位相差をDD(i,j;A,B;t)
とすると、 DD(i,j;A,B;t) = D(j;A,B;t)−D(i;A,B;t) = (Фj,B−Фj,A)−(Фi,B−Фi,A) ‥‥(41) となる。上式と(34)、(35)式とから、 DD(i,j;A,B;t) = D(j;A,B;t)−D(i;A,B;t) = (ρjB−ρjA−ρiB+ρiA)・f/c +(NjB−NjA−NiB+NiA) +(PjB−PjA−PiB+PiA) ‥‥(42) となり、かくて前記受信装置の周波数標準に関するオフ
セット量δt(A)、δt(B)も消去された。
に関し、時刻tにおける二重位相差をDD(i,j;A,B;t)
とすると、 DD(i,j;A,B;t) = D(j;A,B;t)−D(i;A,B;t) = (Фj,B−Фj,A)−(Фi,B−Фi,A) ‥‥(41) となる。上式と(34)、(35)式とから、 DD(i,j;A,B;t) = D(j;A,B;t)−D(i;A,B;t) = (ρjB−ρjA−ρiB+ρiA)・f/c +(NjB−NjA−NiB+NiA) +(PjB−PjA−PiB+PiA) ‥‥(42) となり、かくて前記受信装置の周波数標準に関するオフ
セット量δt(A)、δt(B)も消去された。
【0069】ところで、上式の右辺第3項 PjB−PjA
−PiB+PiA は、実数値バイアス項と呼ばれる量であ
り、その各要素は、 PjB = ψB(t)−φj(t) ‥‥(44) PjA = ψA(t)−φj(t) ‥‥(45) PiB = ψB(t)−φi(t) ‥‥(46) PiA = ψA(t)−φi(t) ‥‥(47) であるから、 PjB−PjA−PiB+PiA の値はゼロとな
って実数値バイアス項は消去される。従って、前記二重
位相差DD(i,j;A,B;t)は次式で表せる。
−PiB+PiA は、実数値バイアス項と呼ばれる量であ
り、その各要素は、 PjB = ψB(t)−φj(t) ‥‥(44) PjA = ψA(t)−φj(t) ‥‥(45) PiB = ψB(t)−φi(t) ‥‥(46) PiA = ψA(t)−φi(t) ‥‥(47) であるから、 PjB−PjA−PiB+PiA の値はゼロとな
って実数値バイアス項は消去される。従って、前記二重
位相差DD(i,j;A,B;t)は次式で表せる。
【0070】 DD(i,j;A,B;t) = (ρjB−ρjA−ρiB+ρiA)・f/c +(NjB−NjA−NiB+NiA) ‥‥(48) また、 NjB−NjA−NiB+NiA は整数値バイアス項と
呼ばれる量であるが、一括して NjB−NjA−NiB+NiA = NijAB ‥‥(49) とおけば(48)式は次のように簡略して表現できる。
呼ばれる量であるが、一括して NjB−NjA−NiB+NiA = NijAB ‥‥(49) とおけば(48)式は次のように簡略して表現できる。
【0071】 DD(i,j;A,B;t) = (ρjB−ρjA−ρiB+ρiA)・f/c+NijAB ‥‥(50) 周波数標準fと光速度cは定数なので、上式で表される
二重位相差DD(i,j;A,B;t)は、各衛星と各測定点との
距離に関する量と整数値バイアス項のみを変数とする関
数であることとなる。
二重位相差DD(i,j;A,B;t)は、各衛星と各測定点との
距離に関する量と整数値バイアス項のみを変数とする関
数であることとなる。
【0072】なお、2つの測定点A、Bにおいて、4つ
のGPS衛星i,j,k,mの各々が送信する電波の搬
送波位相の積算値を同時に測定できれば、4つの衛星の
うちから2つを選ぶ組合せ4C2により、6種類の二重位
相差を算出することができる。しかしながらこの6種類
の二重位相差のうちから3つの二重位相差を選ぶと、残
りの3つの二重位相差は先に選んだ二重位相差から算出
できるという従属関係にあり、残りの二重位相差は従属
量であると言える。従って、2つの測定点で4つの衛星
を観測する場合には、同一時刻において算出することが
できる独立の二重位相差は3種類にとどまることとな
る。
のGPS衛星i,j,k,mの各々が送信する電波の搬
送波位相の積算値を同時に測定できれば、4つの衛星の
うちから2つを選ぶ組合せ4C2により、6種類の二重位
相差を算出することができる。しかしながらこの6種類
の二重位相差のうちから3つの二重位相差を選ぶと、残
りの3つの二重位相差は先に選んだ二重位相差から算出
できるという従属関係にあり、残りの二重位相差は従属
量であると言える。従って、2つの測定点で4つの衛星
を観測する場合には、同一時刻において算出することが
できる独立の二重位相差は3種類にとどまることとな
る。
【0073】該二重位相差算出ステップS7では、三重
位相差(triple phase difference)も同時に求めてお
く。ここで、三重位相差とは、2つの時刻における二重
位相差の差をとった量をいい、以下のように求められ
る。
位相差(triple phase difference)も同時に求めてお
く。ここで、三重位相差とは、2つの時刻における二重
位相差の差をとった量をいい、以下のように求められ
る。
【0074】いま、エポックEn(時刻En)とエポックE
m(時刻Em)において、測定点A、BとGPS衛星i、j
とが成す距離を、それぞれρ(i,A;En)、ρ(j,A;En)、
ρ(i,B;En)、ρ(j,B;En)とすると、二重位相差DD
(i,j;A,B,En)とDD(i,j;A,B;Em)は、(50)式と同様
に、 DD(i,j;A,B;En)=(ρ(j,B;En)−ρ(j,A;En)−ρ(i,B;En) +ρ(i,A;En))・f/c+NijAB ‥‥(51) DD(i,j;A,B;Em)=(ρ(j,B;Em)−ρ(j,A;Em)−ρ(i,B;Em) +ρ(i,A;Em))・f/c+NijAB ‥‥(52) で表せる。そして、(51)式と(52)式の差 DD(i,j;
A,B,En)−DD(i,j;A,B,Em) が三重位相差であり、こ
の三重位相差からは整数値バイアス項NijABが消去され
ているので、単独測位等により求めた未知点Bの三次元
座標の座標値を初期値として連立方程式を立てれば、こ
の未知点Bの三次元座標の概算値を求めることができ
る。このように、各二重位相差から三重位相差を求め、
未知点Bの三次元座標の前記概算値を記憶した後、処理
をステップS8に移行させる。
m(時刻Em)において、測定点A、BとGPS衛星i、j
とが成す距離を、それぞれρ(i,A;En)、ρ(j,A;En)、
ρ(i,B;En)、ρ(j,B;En)とすると、二重位相差DD
(i,j;A,B,En)とDD(i,j;A,B;Em)は、(50)式と同様
に、 DD(i,j;A,B;En)=(ρ(j,B;En)−ρ(j,A;En)−ρ(i,B;En) +ρ(i,A;En))・f/c+NijAB ‥‥(51) DD(i,j;A,B;Em)=(ρ(j,B;Em)−ρ(j,A;Em)−ρ(i,B;Em) +ρ(i,A;Em))・f/c+NijAB ‥‥(52) で表せる。そして、(51)式と(52)式の差 DD(i,j;
A,B,En)−DD(i,j;A,B,Em) が三重位相差であり、こ
の三重位相差からは整数値バイアス項NijABが消去され
ているので、単独測位等により求めた未知点Bの三次元
座標の座標値を初期値として連立方程式を立てれば、こ
の未知点Bの三次元座標の概算値を求めることができ
る。このように、各二重位相差から三重位相差を求め、
未知点Bの三次元座標の前記概算値を記憶した後、処理
をステップS8に移行させる。
【0075】S8は座標算出ステップであり、前記ステ
ップS7で求めた二重位相差、三重位相差から、以下の
算出原理に従って未知点である測定点Bの三次元座標の
座標値を算出する。
ップS7で求めた二重位相差、三重位相差から、以下の
算出原理に従って未知点である測定点Bの三次元座標の
座標値を算出する。
【0076】前記記録ステップS3で記録された搬送波
位相の積算値のうちの任意の2つのエポックをエポック
L1とエポックL2とし、エポックL1における衛星iと
衛星jに関する二重位相差をDD(i,j;A,B;1)とする
と、該二重位相差DD(i,j;A,B;1)と整数値バイアスNi
jとの間には次の関係が成立する。
位相の積算値のうちの任意の2つのエポックをエポック
L1とエポックL2とし、エポックL1における衛星iと
衛星jに関する二重位相差をDD(i,j;A,B;1)とする
と、該二重位相差DD(i,j;A,B;1)と整数値バイアスNi
jとの間には次の関係が成立する。
【0077】 DD(i,j;A,B;1) = {−ρ(i,A;1)+ρ(i,B;1)−ρ(j,A;1)+ρ(j,B;1)} ・f/c + Nij ‥‥(61) 衛星iと衛星k、衛星iと衛星mとの間に関しても、上
式と同様に、各二重位相差と各整数値バイアスの間に
は、 DD(i,k;A,B;1) = {−ρ(i,A;1)+ρ(i,B;1)−ρ(k,A;1)+ρ(k,B;1)} ・f/c + Nik ‥‥(62) DD(i,m;A,B;1) = {−ρ(i,A;1)+ρ(i,B;1)−ρ(m,A;1)+ρ(m,B;1)} ・f/c + Nim ‥‥(63) の関係がある。
式と同様に、各二重位相差と各整数値バイアスの間に
は、 DD(i,k;A,B;1) = {−ρ(i,A;1)+ρ(i,B;1)−ρ(k,A;1)+ρ(k,B;1)} ・f/c + Nik ‥‥(62) DD(i,m;A,B;1) = {−ρ(i,A;1)+ρ(i,B;1)−ρ(m,A;1)+ρ(m,B;1)} ・f/c + Nim ‥‥(63) の関係がある。
【0078】更に、エポックL2においても、上記整数
値バイアスNij、Nik、Nimは同じ値であるから、該エ
ポックL2における二重位相差については次式が成立す
る。
値バイアスNij、Nik、Nimは同じ値であるから、該エ
ポックL2における二重位相差については次式が成立す
る。
【0079】 DD(i,j;A,B;2) = {−ρ(i,A;2)+ρ(i,B;2)−ρ(j,A;2)+ρ(j,B;2)} ・f/c + Nij ‥‥(64) DD(i,k;A,B;2) = {−ρ(i,A;2)+ρ(i,B;2)−ρ(k,A;2)+ρ(k,B;2)} ・f/c + Nik ‥‥(65) DD(i,m;A,B;2) = {−ρ(i,A;2)+ρ(i,B;2)−ρ(m,A;2)+ρ(m,B;2)} ・f/c + Nim ‥‥(66) ここで、任意の時刻uにおけるGPS衛星の三次元座標
の座標値X(u)は、軌道情報により得ることができるの
で、該軌道情報に基いて、どのエポックにおけるGPS
衛星の位置も特定することができる。
の座標値X(u)は、軌道情報により得ることができるの
で、該軌道情報に基いて、どのエポックにおけるGPS
衛星の位置も特定することができる。
【0080】但し、その場合には電波の伝搬遅延時間を
考慮する必要がある。例えば、衛星iが送信した電波が
τ1の時間をかけて時刻u1に測定点Aに到達したとする
と、該電波は時刻 u1−τ1 において衛星iが送信した
電波であり、τ1と、衛星iと測定点Aとの距離ρ(i,A;
u1)との間で、 τ1 = ρ(i,A;u1)/c ‥‥(70) の関係が成立する。ここで、時刻tにおける衛星iが実
際に位置する点をベクトルをXi(t)で表すと、時刻 u
1−τ1 において衛星iが位置する点を表すベクトルXi
(u1−τ1)は、 Xi(u1−τ1) = Xi(u1−ρ(i,A;u1)/c) ‥‥(71) で与えられる。一方、既知点である測定点Aの三次元座
標を示すベクトルをXAとし、ベクトルMの大きさを ‖
M‖ で表すとすると、前記距離ρ(i,A;u1)は、 ρ(i,A;u1) = ‖ Xi(u1−ρ(i,A;u1)/c)−XA ‖ ‥‥(72) ρ(i,A;u1)に適当な値を初期値として代入し、繰り返し
計算を行えば、上式によって、より正確なρ(i,A;u1)の
値を算出することができる。
考慮する必要がある。例えば、衛星iが送信した電波が
τ1の時間をかけて時刻u1に測定点Aに到達したとする
と、該電波は時刻 u1−τ1 において衛星iが送信した
電波であり、τ1と、衛星iと測定点Aとの距離ρ(i,A;
u1)との間で、 τ1 = ρ(i,A;u1)/c ‥‥(70) の関係が成立する。ここで、時刻tにおける衛星iが実
際に位置する点をベクトルをXi(t)で表すと、時刻 u
1−τ1 において衛星iが位置する点を表すベクトルXi
(u1−τ1)は、 Xi(u1−τ1) = Xi(u1−ρ(i,A;u1)/c) ‥‥(71) で与えられる。一方、既知点である測定点Aの三次元座
標を示すベクトルをXAとし、ベクトルMの大きさを ‖
M‖ で表すとすると、前記距離ρ(i,A;u1)は、 ρ(i,A;u1) = ‖ Xi(u1−ρ(i,A;u1)/c)−XA ‖ ‥‥(72) ρ(i,A;u1)に適当な値を初期値として代入し、繰り返し
計算を行えば、上式によって、より正確なρ(i,A;u1)の
値を算出することができる。
【0081】以上により、各GPS衛星と既知点Aの距
離を算出することができることがわかる。従って、(6
1)式〜(66)式の6式中で、ρ(i,A;1)、ρ(j,A;1)、
ρ(k,A;1)、ρ(m,A;1)、ρ(i,A;2)、ρ(j,A;2)、ρ(k,
A;2)、ρ(m,A;2)の値が分かるので、該6式の中の未知
量は未知点である測定点Bに関して各衛星との距離を表
す、ρ(i,B;1)、ρ(j,B;1)、ρ(k,B;1)、ρ(m,B;1)、ρ
(i,B;2)、ρ(j,B;2)、ρ(k,B;2)、ρ(m,B;2)の値とな
る。そして、これらの距離は測定点Bの三次元座標の座
標値のX軸、Y軸、Z軸の各値の3つと、整数値バイア
スNij、Nik、Nimの3つの合計6つの未知数に帰着さ
れる。従って、未知数の数と連立方程式の数が一致する
ので、前記(61)式〜(66)式の6式を連立させて計算
すれば6個全部の未知量の値を求めることができる。
離を算出することができることがわかる。従って、(6
1)式〜(66)式の6式中で、ρ(i,A;1)、ρ(j,A;1)、
ρ(k,A;1)、ρ(m,A;1)、ρ(i,A;2)、ρ(j,A;2)、ρ(k,
A;2)、ρ(m,A;2)の値が分かるので、該6式の中の未知
量は未知点である測定点Bに関して各衛星との距離を表
す、ρ(i,B;1)、ρ(j,B;1)、ρ(k,B;1)、ρ(m,B;1)、ρ
(i,B;2)、ρ(j,B;2)、ρ(k,B;2)、ρ(m,B;2)の値とな
る。そして、これらの距離は測定点Bの三次元座標の座
標値のX軸、Y軸、Z軸の各値の3つと、整数値バイア
スNij、Nik、Nimの3つの合計6つの未知数に帰着さ
れる。従って、未知数の数と連立方程式の数が一致する
ので、前記(61)式〜(66)式の6式を連立させて計算
すれば6個全部の未知量の値を求めることができる。
【0082】但し、上記(61)〜(66)式を連立させて
もは線形とはならないので、解析的手法で解くことはで
きない。そこで、前記三重位相差により求めた未知点B
の三次元座標の概算値を初期値とし、前記(61)式〜
(66)式から成る連立方程式に代入し、繰り返し計算を
行って、未知点Bの三次元座標の座標値が有する誤差を
次第に小さくしていき、正確な未知点Bの三次元座標の
座標値を求めることとしている。
もは線形とはならないので、解析的手法で解くことはで
きない。そこで、前記三重位相差により求めた未知点B
の三次元座標の概算値を初期値とし、前記(61)式〜
(66)式から成る連立方程式に代入し、繰り返し計算を
行って、未知点Bの三次元座標の座標値が有する誤差を
次第に小さくしていき、正確な未知点Bの三次元座標の
座標値を求めることとしている。
【0083】なお、このようにして未知点Bの三次元座
標の座標値を求めたときには、整数値バイアスNij、N
ik、Nimの値も同時に求めることができる。しかしなが
らその値は整数値とならず、実数値となるのが普通であ
る。これは主に測定誤差の影響によるものであるが、一
旦この実数値を最寄りの整数値に丸め込み、その値を整
数値バイアスとして最小二乗法を用いて再度計算し直せ
ば、より正確な未知点Bの三次元座標の座標値を得るこ
とができる。
標の座標値を求めたときには、整数値バイアスNij、N
ik、Nimの値も同時に求めることができる。しかしなが
らその値は整数値とならず、実数値となるのが普通であ
る。これは主に測定誤差の影響によるものであるが、一
旦この実数値を最寄りの整数値に丸め込み、その値を整
数値バイアスとして最小二乗法を用いて再度計算し直せ
ば、より正確な未知点Bの三次元座標の座標値を得るこ
とができる。
【0084】以上により未知点Bの三次元座標の座標値
を算出し、表示ステップS9でその結果を表示装置7に
表示して処理を終了する。
を算出し、表示ステップS9でその結果を表示装置7に
表示して処理を終了する。
【0085】なお、キネマティック測量においては既知
点Aに於いてアンテナスワップを行う等により整数値バ
イアスの値を確定させ、搬送波位相の積算値の測定を継
続して行いながら複数の未知点上に移動して測定を行え
ば上記処理手順と同様に各未知点の三次元座標の座標値
を求めることができる。
点Aに於いてアンテナスワップを行う等により整数値バ
イアスの値を確定させ、搬送波位相の積算値の測定を継
続して行いながら複数の未知点上に移動して測定を行え
ば上記処理手順と同様に各未知点の三次元座標の座標値
を求めることができる。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、搬送波位相の積算値の
測定中に受信中断が発生し、搬送波位相の積算値に含ま
れるサイクルスリップを補正できるので、受信中断の影
響を除去した搬送波位相の積算値を記録することができ
る。
測定中に受信中断が発生し、搬送波位相の積算値に含ま
れるサイクルスリップを補正できるので、受信中断の影
響を除去した搬送波位相の積算値を記録することができ
る。
【0087】特にキネマティック測量においては、移動
中に受信中断があった場合でもサイクルスリップの補正
をすることができるので、受信中断前に測定を終了した
測定点まで戻って再測定を行う必要がなくなる。
中に受信中断があった場合でもサイクルスリップの補正
をすることができるので、受信中断前に測定を終了した
測定点まで戻って再測定を行う必要がなくなる。
【図1】 本発明に用いられるGPS測量システムの一
例
例
【図2】 本発明の一実施例を示すフローチャート
【図3】 受信中断があった場合の搬送波位相の積算値
の変化を示す図
の変化を示す図
【図4】 搬送波位相の積算値の補正処理の一例を示す
フローチャート
フローチャート
1、2……受信装置 3、4……アンテナ 5……ホ
ストコンピューター 6、8、9……ラムカード駆動装置 7……表示装置 i、j、k、m……GPS衛星 S1……測定ステップ S2……受信中断検出ステップ
S3……記録ステップ S4……補正ステップ S6……一重位相差算出ステップ S7……二重位相差算出ステップ S8……座標算出ステ
ップ
ストコンピューター 6、8、9……ラムカード駆動装置 7……表示装置 i、j、k、m……GPS衛星 S1……測定ステップ S2……受信中断検出ステップ
S3……記録ステップ S4……補正ステップ S6……一重位相差算出ステップ S7……二重位相差算出ステップ S8……座標算出ステ
ップ
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】 φi(t1−τ) = φi(t1)−∂φi(t1)/∂t・τ+… ‥‥(4) 衛星iが送信する電波の搬送波位相を送信位相量φi(t
1)とすると、搬送波の周波数fは前記送信位相量φi(t
1)の微小時間あたりの変化で表せ、 f = ∂φi(t1)/∂t ‥‥(5) となるから、(4)、(5)式を用いて(3)式を次のように
書き換えることができる。
1)とすると、搬送波の周波数fは前記送信位相量φi(t
1)の微小時間あたりの変化で表せ、 f = ∂φi(t1)/∂t ‥‥(5) となるから、(4)、(5)式を用いて(3)式を次のように
書き換えることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】この補正ステップS4の行う処理手順を図
3に示す。図3を参照して、T1は変移量算出ステップ
であり、前記受信中断が発生する前のエポックE2にお
ける搬送波位相の積算値Фi,A(E2)の変化率∂Фi,A(E
2)/∂tと、受信中断解消後のエポックE3における搬
送波位相の積算値Ф'i,A(E3)の変化率∂Ф'i,A(E3)/
∂tとの平均値を求め、該平均値にエポック間隔Tを掛
け合わせて変移量ξ'を算出する。即ち、 ξ' = (∂Фi,A(E2)/∂t + ∂Ф'i,A(E3)/∂t)/2・T ‥‥(21) であり、該変移量ξ'を算出して、処理を補正量算出ス
テップT2に移行させる。
3に示す。図3を参照して、T1は変移量算出ステップ
であり、前記受信中断が発生する前のエポックE2にお
ける搬送波位相の積算値Фi,A(E2)の変化率∂Фi,A(E
2)/∂tと、受信中断解消後のエポックE3における搬
送波位相の積算値Ф'i,A(E3)の変化率∂Ф'i,A(E3)/
∂tとの平均値を求め、該平均値にエポック間隔Tを掛
け合わせて変移量ξ'を算出する。即ち、 ξ' = (∂Фi,A(E2)/∂t + ∂Ф'i,A(E3)/∂t)/2・T ‥‥(21) であり、該変移量ξ'を算出して、処理を補正量算出ス
テップT2に移行させる。
Claims (2)
- 【請求項1】 衛星軌道上を周回する少なくとも4つの
GPS衛星と、 前記各GPS衛星が送信する電波を受信する第1受信装
置と第2受信装置とを有するGPS測量システムを用い
るGPS干渉測位方法であって、 前記第1受信装置を既知点に配置し、前記第2受信装置
を未知点に配置し、各受信装置が受信する電波の搬送波
位相の積算値を測定し、 一定期間毎に前記搬送波位相の積算値を記録し、 前記記録した搬送波位相の積算値に基いて未知点の三次
元座標の座標値を求めるGPS干渉測位方法において、 前記GPS衛星の送信する電波の受信中断が発生したと
き、該受信中断を検出し、 前記受信中断解消後の搬送波位相の積算値に含まれるサ
イクルスリップを補正し、 該補正後の搬送波位相の積算値を記録し、 未知点の三次元座標の値を求めることを特徴とするGP
S干渉測位方法。 - 【請求項2】 前記第2受信装置を未知点間で移動させ
て各未知点の三次元座標の座標値を求めることを特徴と
する請求項1記載のGPS干渉測位方法。
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