JPH0719079A - 遠心式ガバナのガバナフォース伝達装置 - Google Patents
遠心式ガバナのガバナフォース伝達装置Info
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- JPH0719079A JPH0719079A JP18876893A JP18876893A JPH0719079A JP H0719079 A JPH0719079 A JP H0719079A JP 18876893 A JP18876893 A JP 18876893A JP 18876893 A JP18876893 A JP 18876893A JP H0719079 A JPH0719079 A JP H0719079A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】遠心式ガバナのガバナフォース伝達装置におい
て、出退子10の先端寄り部にベアリング24を外嵌
し、ベアリング24よりも先端側にキャップ状の回転子
20を回動自在に外嵌する。回転子20の先端部に出力
部21を形成し、この回転子20を外嵌した出退子先端
部26の周面に環状溝27を形成する。回転子20の肉
壁を貫通させて回り止め部材19を回転子に固定すると
ともに、この回り止め部材19を嵌合溝27に係合す
る。回り止め部材19を回転子20周面から外方に突出
させて、ガバナレバー13の入力部15近傍に設けた係
止部22に係合可能に構成する。 【効果】回転子がガバナレバーに対して回転せず、出力
部と入力部との摺動による摩耗を極めて少なくできる。
この結果、ガバナフォースの伝達の狂いを抑制でき、ガ
バナ精度を高く維持できる。
て、出退子10の先端寄り部にベアリング24を外嵌
し、ベアリング24よりも先端側にキャップ状の回転子
20を回動自在に外嵌する。回転子20の先端部に出力
部21を形成し、この回転子20を外嵌した出退子先端
部26の周面に環状溝27を形成する。回転子20の肉
壁を貫通させて回り止め部材19を回転子に固定すると
ともに、この回り止め部材19を嵌合溝27に係合す
る。回り止め部材19を回転子20周面から外方に突出
させて、ガバナレバー13の入力部15近傍に設けた係
止部22に係合可能に構成する。 【効果】回転子がガバナレバーに対して回転せず、出力
部と入力部との摺動による摩耗を極めて少なくできる。
この結果、ガバナフォースの伝達の狂いを抑制でき、ガ
バナ精度を高く維持できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠心式ガバナのガバナ
フォース伝達装置に関する。
フォース伝達装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、図4に示すように、エンジン(E)の
ガバナ軸(5)にガバナウエイト(8)と出退子(50)とを付
設し、この出退子(50)先端の出力部(51)をガバナレバー
(13)の入力部(15)に接当させ、ガバナウエイト(8)の回
転により発生するガバナフォース(F)で出退子(50)を直
線移動させ、この出退子(50)の直線運動を上記出力部(5
1)と入力部(15)との連携を介してガバナレバー(13)に伝
達し、ガバナレバー(13)を揺動運動させるように構成し
た遠心式ガバナのガバナフォース伝達装置がある。
ガバナ軸(5)にガバナウエイト(8)と出退子(50)とを付
設し、この出退子(50)先端の出力部(51)をガバナレバー
(13)の入力部(15)に接当させ、ガバナウエイト(8)の回
転により発生するガバナフォース(F)で出退子(50)を直
線移動させ、この出退子(50)の直線運動を上記出力部(5
1)と入力部(15)との連携を介してガバナレバー(13)に伝
達し、ガバナレバー(13)を揺動運動させるように構成し
た遠心式ガバナのガバナフォース伝達装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ガ
バナウエイト(8)が出退子(50)の鍔部(11)を押圧するた
め、この出退子(50)がガバナ軸(5)とともに回転するこ
とから、出退子(50)先端の出力部(51)がガバナレバー(1
3)の入力部(15)上で回転摺動し、出力部(51)と入力部(1
5)とが相互に摩耗して変形する虞れがある。この摩耗変
形が生じると入力部(15)に対する出力部(51)の作用点が
変化し、出退子(50)からガバナレバー(13)へのガバナフ
ォース(F)の伝達に狂いが生じてガバナ精度が低下す
る。
バナウエイト(8)が出退子(50)の鍔部(11)を押圧するた
め、この出退子(50)がガバナ軸(5)とともに回転するこ
とから、出退子(50)先端の出力部(51)がガバナレバー(1
3)の入力部(15)上で回転摺動し、出力部(51)と入力部(1
5)とが相互に摩耗して変形する虞れがある。この摩耗変
形が生じると入力部(15)に対する出力部(51)の作用点が
変化し、出退子(50)からガバナレバー(13)へのガバナフ
ォース(F)の伝達に狂いが生じてガバナ精度が低下す
る。
【0004】そこで、この摩耗を防止するため、出力部
を高硬度材料で形成したり、図4に示すように、出力部
(51)に鋼球(52)を配設したりしているが、高硬度材料は
高価につくうえ、鋼球(52)を配設する場合には、この鋼
球(52)の回転中心がガバナレバー(13)との接触点に近い
ことから鋼球(52)が出退子(50)とともに連れ回りし易
く、鋼球(52)とガバナレバー(13)との間で摩耗が生じる
ので、必ずしも良好な結果を得ることができない。
を高硬度材料で形成したり、図4に示すように、出力部
(51)に鋼球(52)を配設したりしているが、高硬度材料は
高価につくうえ、鋼球(52)を配設する場合には、この鋼
球(52)の回転中心がガバナレバー(13)との接触点に近い
ことから鋼球(52)が出退子(50)とともに連れ回りし易
く、鋼球(52)とガバナレバー(13)との間で摩耗が生じる
ので、必ずしも良好な結果を得ることができない。
【0005】本発明では、上記問題点を解消し、出退子
の先端の出力部とガバナレバーの入力部との摩耗を防止
し、ガバナ精度を高く維持することを技術的課題とす
る。
の先端の出力部とガバナレバーの入力部との摩耗を防止
し、ガバナ精度を高く維持することを技術的課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は次のように構成したことを特徴とする。即
ち、出退子(10)の先端寄り部にベアリング(24)を外嵌す
るとともに、このベアリング(24)よりも先端側にキャッ
プ状の回転子(20)を回動自在に外嵌してこの回転子(20)
をベアリング(24)の外側レース(25)で受け止め、上記回
転子(20)の先端部に出力部(21)を形成し、この回転子(2
0)を外嵌した出退子先端部(26)の周面に環状溝(27)を形
成し、回転子(20)の肉壁を貫通させて回り止め部材(19)
を固定するとともに、この回り止め部材(19)を上記嵌合
溝(27)に係合し、回り止め部材(19)を回転子(20)周面か
ら外方に突出させて、ガバナレバー(13)の入力部(15)近
傍に設けた係止部(22)に係合可能に構成したものであ
る。
め、本発明は次のように構成したことを特徴とする。即
ち、出退子(10)の先端寄り部にベアリング(24)を外嵌す
るとともに、このベアリング(24)よりも先端側にキャッ
プ状の回転子(20)を回動自在に外嵌してこの回転子(20)
をベアリング(24)の外側レース(25)で受け止め、上記回
転子(20)の先端部に出力部(21)を形成し、この回転子(2
0)を外嵌した出退子先端部(26)の周面に環状溝(27)を形
成し、回転子(20)の肉壁を貫通させて回り止め部材(19)
を固定するとともに、この回り止め部材(19)を上記嵌合
溝(27)に係合し、回り止め部材(19)を回転子(20)周面か
ら外方に突出させて、ガバナレバー(13)の入力部(15)近
傍に設けた係止部(22)に係合可能に構成したものであ
る。
【0007】
【作用】出退子の先部に回転子を回動自在に外嵌し、こ
の回転子の周面から外方に突出させた回止め部材をガバ
ナレバーに設けた係止部に係合できるので、出退子がガ
バナ軸やガバナウエイトとともに回転しても、回転子は
出退子と連れ回ることがなく、回転子に形成された出力
部はガバナレバーの入力部上を回転摺動することがな
い。
の回転子の周面から外方に突出させた回止め部材をガバ
ナレバーに設けた係止部に係合できるので、出退子がガ
バナ軸やガバナウエイトとともに回転しても、回転子は
出退子と連れ回ることがなく、回転子に形成された出力
部はガバナレバーの入力部上を回転摺動することがな
い。
【0008】
(1) 出力部を形成した回転子がガバナレバーに対して回
転しないことから、出力部と入力部との摺動による摩耗
を極めて少なくすることができる。この結果、出力部と
入力部との相互摩耗による変形を軽減でき、この変形に
起因するガバナフォース伝達の狂いを抑制し、これによ
りガバナ精度を高く維持することができる。
転しないことから、出力部と入力部との摺動による摩耗
を極めて少なくすることができる。この結果、出力部と
入力部との相互摩耗による変形を軽減でき、この変形に
起因するガバナフォース伝達の狂いを抑制し、これによ
りガバナ精度を高く維持することができる。
【0009】(2) しかも、回転子の肉壁を貫通させて固
定した回り止め部材を、出退子に形成した環状溝に係合
してあるので、回り止め部材が回転子の位置決め・抜け
止め部材を兼ね、簡単な構成で安価に実施できる。
定した回り止め部材を、出退子に形成した環状溝に係合
してあるので、回り止め部材が回転子の位置決め・抜け
止め部材を兼ね、簡単な構成で安価に実施できる。
【0010】(3) 出退子に外嵌するベアリングをスラス
トベアリングで構成し、回転子の基端側端面をこのスラ
ストベアリングの先端側に位置する外側レースで受け止
める場合には、回転子自体でスラストベアリングの抜止
め部材を構成でき、構成を一層簡単にできる。
トベアリングで構成し、回転子の基端側端面をこのスラ
ストベアリングの先端側に位置する外側レースで受け止
める場合には、回転子自体でスラストベアリングの抜止
め部材を構成でき、構成を一層簡単にできる。
【0011】(4) ガバナレバーの入力部と係止部とを備
えた接当部材を一体に形成し、この接当部材をガバナレ
バーに固定した場合には、この接当部材を耐摩耗性に優
れた高硬度材料で形成することができ、出退子やガバナ
レバー全体を高硬度材料で形成する必要がないので安価
に実施できるうえ、出力部と入力部との相互摩耗を一層
少なくしてガバナ精度をさらに高く維持できる。
えた接当部材を一体に形成し、この接当部材をガバナレ
バーに固定した場合には、この接当部材を耐摩耗性に優
れた高硬度材料で形成することができ、出退子やガバナ
レバー全体を高硬度材料で形成する必要がないので安価
に実施できるうえ、出力部と入力部との相互摩耗を一層
少なくしてガバナ精度をさらに高く維持できる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の実施例を示し、図1はディーゼ
ルエンジンの遠心式ガバナ周辺の縦断面図、図2はガバ
ナレバーの入力部周辺の要部拡大図である。
図1及び図2は本発明の実施例を示し、図1はディーゼ
ルエンジンの遠心式ガバナ周辺の縦断面図、図2はガバ
ナレバーの入力部周辺の要部拡大図である。
【0013】図1に示すように、この縦型ディーゼルエ
ンジン(E)は、ポンプ室(1)とギヤ室(2)を隣接して設
けてあり、ポンプ室(1)に燃料噴射ポンプ(3)を収容
し、ポンプ室(1)からギヤ室(2)に亘りガバナ軸(5)を
横向きに支持し、ガバナ軸(5)を燃料噴射カム軸に共用
化して燃料噴射ポンプ(3)に連動してある。
ンジン(E)は、ポンプ室(1)とギヤ室(2)を隣接して設
けてあり、ポンプ室(1)に燃料噴射ポンプ(3)を収容
し、ポンプ室(1)からギヤ室(2)に亘りガバナ軸(5)を
横向きに支持し、ガバナ軸(5)を燃料噴射カム軸に共用
化して燃料噴射ポンプ(3)に連動してある。
【0014】上記ガバナ軸(5)にはガバナギヤ(6)を固
定してギヤ室(2)に臨ませてあり、ガバナギヤ(6)に支
点ピン(7)を介してガバナウエイト(8)を揺動可能に支
持してある。一方、ガバナ軸(5)のギヤ室(2)に臨む先
端縁(5a)に、軸心方向に向けて出退子(10)を進退自在に
嵌挿し、この出退子(10)の鍔部(11)を上記ガバナウエイ
ト(8)の押出爪(9)で押出し可能に構成してある。
定してギヤ室(2)に臨ませてあり、ガバナギヤ(6)に支
点ピン(7)を介してガバナウエイト(8)を揺動可能に支
持してある。一方、ガバナ軸(5)のギヤ室(2)に臨む先
端縁(5a)に、軸心方向に向けて出退子(10)を進退自在に
嵌挿し、この出退子(10)の鍔部(11)を上記ガバナウエイ
ト(8)の押出爪(9)で押出し可能に構成してある。
【0015】また、ギヤ室(2)内にはレバー枢支軸(12)
に主ガバナレバー(13)と副ガバナレバー(14)とを揺動自
在に支持し、主ガバナレバー(13)の入力部(15)に上記出
退子(10)に形成した出力部(21)を連携させ、主ガバナレ
バー(13)の出力端(16)を前記燃料噴射ポンプ(3)のコン
トロールラック(4)に連結具(17)で連結し、主ガバナレ
バー(13)に連動する副ガバナレバー(14)の先端にガバナ
スプリング(18)を連動してある。
に主ガバナレバー(13)と副ガバナレバー(14)とを揺動自
在に支持し、主ガバナレバー(13)の入力部(15)に上記出
退子(10)に形成した出力部(21)を連携させ、主ガバナレ
バー(13)の出力端(16)を前記燃料噴射ポンプ(3)のコン
トロールラック(4)に連結具(17)で連結し、主ガバナレ
バー(13)に連動する副ガバナレバー(14)の先端にガバナ
スプリング(18)を連動してある。
【0016】これにより、ガバナウエイト(8)の回転に
より発生するガバナフォース(F)を上記出力部(21)と入
力部(13)との連携を介して主ガバナレバー(13)に伝達さ
せ、主ガバナレバー(13)をガバナフォース(F)と、ガバ
ナスプリング(18)のスプリング力との不釣合い力で揺動
させて、エンジン(E)の回転数に見合うように燃料噴射
ポンプ(3)のラック位置が調整される。
より発生するガバナフォース(F)を上記出力部(21)と入
力部(13)との連携を介して主ガバナレバー(13)に伝達さ
せ、主ガバナレバー(13)をガバナフォース(F)と、ガバ
ナスプリング(18)のスプリング力との不釣合い力で揺動
させて、エンジン(E)の回転数に見合うように燃料噴射
ポンプ(3)のラック位置が調整される。
【0017】上記遠心式ガバナのガバナフォース伝達装
置は、図2に示すように、次のように構成してある。出
退子(10)の先端寄り部にスラストベアリング(24)を外嵌
し、このスラストベアリング(24)よりも先端側にキャッ
プ状の回転子(20)を回動自在に外嵌して、この回転子(2
0)の基端側端面(30)をスラストベアリング(24)の先端側
に位置する外側レース(25)で受け止め、この回転子(20)
の先端部に出力部(21)を形成して、ガバナレバー(13)の
前記入力部(15)に接当可能に構成してある。
置は、図2に示すように、次のように構成してある。出
退子(10)の先端寄り部にスラストベアリング(24)を外嵌
し、このスラストベアリング(24)よりも先端側にキャッ
プ状の回転子(20)を回動自在に外嵌して、この回転子(2
0)の基端側端面(30)をスラストベアリング(24)の先端側
に位置する外側レース(25)で受け止め、この回転子(20)
の先端部に出力部(21)を形成して、ガバナレバー(13)の
前記入力部(15)に接当可能に構成してある。
【0018】回転子(20)を外嵌した出退子先端部(26)に
は、周面に環状溝(27)を形成してあり、回転子(20)の肉
壁を貫通させて固定した回り止めピン(19)を上記嵌合溝
(27)に係合してある。この回り止めピン(19)が嵌合溝(2
7)に係合することにより、回転子(20)が出退子(10)先端
に位置決めされるとともに抜け止め固定される。また、
この回転子(20)が出退子(10)に固定されることにより、
上記スラストベアリング(24)が出退子(10)に固定され
る。
は、周面に環状溝(27)を形成してあり、回転子(20)の肉
壁を貫通させて固定した回り止めピン(19)を上記嵌合溝
(27)に係合してある。この回り止めピン(19)が嵌合溝(2
7)に係合することにより、回転子(20)が出退子(10)先端
に位置決めされるとともに抜け止め固定される。また、
この回転子(20)が出退子(10)に固定されることにより、
上記スラストベアリング(24)が出退子(10)に固定され
る。
【0019】回り止めピン(19)は一端を回転子(20)周面
から外方に突出させてあり、一方、ガバナレバー(13)の
入力部(15)近傍には係止ピン(22)が突設してある。そし
て、上記回り止めピン(19)は、回転子(20)の回転に伴い
この係止ピン(22)と係合するように構成してある。な
お、この回り止めピン(19)は、両端をそれぞれ回転子(2
0)周面から外方に突出させて構成してもよい。
から外方に突出させてあり、一方、ガバナレバー(13)の
入力部(15)近傍には係止ピン(22)が突設してある。そし
て、上記回り止めピン(19)は、回転子(20)の回転に伴い
この係止ピン(22)と係合するように構成してある。な
お、この回り止めピン(19)は、両端をそれぞれ回転子(2
0)周面から外方に突出させて構成してもよい。
【0020】符号(28)は出退子(10)をガバナウエイト
(8)に同行回転させるための係止ボルトを示し、ガバナ
ギヤ(6)に固定されている。この係止ボルト(28)は出退
子(10)の鍔部(11)に形成した切り欠き部(29)に進退移動
可能に係合させてあり、これにより出退子(10)はガバナ
ギヤ(6)及びガバナウエイト(8)と同行回転する。
(8)に同行回転させるための係止ボルトを示し、ガバナ
ギヤ(6)に固定されている。この係止ボルト(28)は出退
子(10)の鍔部(11)に形成した切り欠き部(29)に進退移動
可能に係合させてあり、これにより出退子(10)はガバナ
ギヤ(6)及びガバナウエイト(8)と同行回転する。
【0021】上記構造の遠心式ガバナでは、エンジン運
転中はガバナギヤ(6)とともにガバナウェイト(8)が回
転して遠心力を生じ、ガバナウエイト(8)の押出爪(9)
から出退子(10)に前向きの押出力が加わる。これがガバ
ナフォース(F)として主ガバナレバー(13)の入力部(15)
に伝達される。
転中はガバナギヤ(6)とともにガバナウェイト(8)が回
転して遠心力を生じ、ガバナウエイト(8)の押出爪(9)
から出退子(10)に前向きの押出力が加わる。これがガバ
ナフォース(F)として主ガバナレバー(13)の入力部(15)
に伝達される。
【0022】このとき、出退子(10)は係止ボルト(28)を
介してガバナウエイト(8)とともに回転する。しかし、
出退子(10)先端に外嵌したキャップ状の回転子(20)は、
回止めピン(19)がガバナレバー(13)に固定した係止ピン
(22)に係合するので、主ガバナレバー(13)の入力部(15)
に対して回転しない。
介してガバナウエイト(8)とともに回転する。しかし、
出退子(10)先端に外嵌したキャップ状の回転子(20)は、
回止めピン(19)がガバナレバー(13)に固定した係止ピン
(22)に係合するので、主ガバナレバー(13)の入力部(15)
に対して回転しない。
【0023】上記ガバナレバー入力部の近傍部に設ける
係止部は、回り止め部と係合する構造であればよく、本
実施例のようにピン形状の部材で構成すると安価に実施
できるが、ガバナレバーの一部を切り起こして突設して
もよい。
係止部は、回り止め部と係合する構造であればよく、本
実施例のようにピン形状の部材で構成すると安価に実施
できるが、ガバナレバーの一部を切り起こして突設して
もよい。
【0024】また、図3に示すように、この係止部(22)
を耐摩耗性に優れた高硬度材料でガバナレバーの入力部
(15)と一体に形成し、この接当部材(23)をガバナレバー
(13)に固定してもよい。この場合、回転子(20)の出力部
(21)と接当する入力部(15)が高硬度材料で構成されるた
め、摩耗を一層低減させガバナ精度を高く維持すること
ができる。
を耐摩耗性に優れた高硬度材料でガバナレバーの入力部
(15)と一体に形成し、この接当部材(23)をガバナレバー
(13)に固定してもよい。この場合、回転子(20)の出力部
(21)と接当する入力部(15)が高硬度材料で構成されるた
め、摩耗を一層低減させガバナ精度を高く維持すること
ができる。
【0025】上記実施例では出退子(10)にスラストベア
リング(24)を外嵌固定したが、これに代えてラジアルベ
アリングを外嵌固定し、回転子(20)の基端側部分をこの
ベアリングに外嵌する状態に配設してもよい。しかし、
上記実施例のようにスラストベアリング(24)を用いた場
合には、回転子(20)自体でスラストベアリング(24)の抜
止め部材を構成できるうえ、回転子(20)をベアリングに
外嵌する必要がないので小形に形成でき、ガバナフォー
ス伝達装置全体を簡単な構成にすることができる。
リング(24)を外嵌固定したが、これに代えてラジアルベ
アリングを外嵌固定し、回転子(20)の基端側部分をこの
ベアリングに外嵌する状態に配設してもよい。しかし、
上記実施例のようにスラストベアリング(24)を用いた場
合には、回転子(20)自体でスラストベアリング(24)の抜
止め部材を構成できるうえ、回転子(20)をベアリングに
外嵌する必要がないので小形に形成でき、ガバナフォー
ス伝達装置全体を簡単な構成にすることができる。
【図1】本発明の実施例を示し、ディーゼルエンジンの
遠心式ガバナ周辺の縦断面図である。
遠心式ガバナ周辺の縦断面図である。
【図2】ガバナレバーの入力部周辺の要部拡大図であ
る。
る。
【図3】本発明の変形例を示す、ガバナフォース伝達装
置の分解斜視図である。
置の分解斜視図である。
【図4】従来技術を示す、図1相当図である。
5…ガバナ軸、8…ガバナウエイト、10…出退子、13…
ガバナレバー(主ガバナレバー)、15…ガバナレバーの
入力部、19…回り止め部材(回り止めピン)、20…回転
子、21…出力部、22…係止部(係止ピン)、23…接当部
材、24…ベアリング(スラストベアリング)、25…外側
レース、26…出退子先端部、27…環状溝、30…回転子の
基端側端面、E…エンジン(ディーゼルエンジン)、F…
ガバナフォース。
ガバナレバー(主ガバナレバー)、15…ガバナレバーの
入力部、19…回り止め部材(回り止めピン)、20…回転
子、21…出力部、22…係止部(係止ピン)、23…接当部
材、24…ベアリング(スラストベアリング)、25…外側
レース、26…出退子先端部、27…環状溝、30…回転子の
基端側端面、E…エンジン(ディーゼルエンジン)、F…
ガバナフォース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 定矢 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内 (72)発明者 山本 信裕 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内 (72)発明者 早谷 章 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジン(E)のガバナ軸(5)にガバナウ
エイト(8)と出退子(10)とを付設し、出退子(10)に形成
した出力部(21)をガバナレバー(13)の入力部(15)に連携
させ、ガバナウエイト(8)の回転により発生するガバナ
フォース(F)をこの出力部(21)と入力部(15)との連携を
介してガバナレバー(13)に伝達するように構成した、遠
心式ガバナのガバナフォース伝達装置において、 出退子(10)の先端寄り部にベアリング(24)を外嵌すると
ともに、このベアリング(24)よりも先端側にキャップ状
の回転子(20)を回動自在に外嵌してこの回転子(20)をベ
アリング(24)の外側レース(25)で受け止め、 上記回転子(20)の先端部に出力部(21)を形成し、この回
転子(20)を外嵌した出退子先端部(26)の周面に環状溝(2
7)を形成し、 回転子(20)の肉壁を貫通させて回り止め部材(19)を固定
するとともに、この回り止め部材(19)を上記嵌合溝(27)
に係合し、 回り止め部材(19)を回転子(20)周面から外方に突出させ
て、ガバナレバー(13)の入力部(15)近傍に設けた係止部
(22)に係合可能に構成したことを特徴とする、遠心式ガ
バナのガバナフォース伝達装置。 - 【請求項2】 出退子(10)に外嵌するベアリング(24)を
スラストベアリングで構成し、回転子(20)の基端側端面
(30)をこのスラストベアリング(24)の先端側に位置する
外側レース(25)で受け止めるように構成した、請求項1
に記載の遠心式ガバナのガバナフォース伝達装置。 - 【請求項3】 ガバナレバー(13)の入力部(15)と係止部
(22)とを備えた接当部材(23)を一体に形成し、この接当
部材(23)をガバナレバー(13)に固定した、請求項1また
は請求項2に記載の遠心式ガバナのガバナフォース伝達
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18876893A JP2884303B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 遠心式ガバナのガバナフォース伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18876893A JP2884303B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 遠心式ガバナのガバナフォース伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719079A true JPH0719079A (ja) | 1995-01-20 |
| JP2884303B2 JP2884303B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=16229444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18876893A Expired - Fee Related JP2884303B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 遠心式ガバナのガバナフォース伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2884303B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18876893A patent/JP2884303B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2884303B2 (ja) | 1999-04-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |