JPH0719304A - 車両用無段変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

車両用無段変速機のライン圧制御装置

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JPH0719304A
JPH0719304A JP16438393A JP16438393A JPH0719304A JP H0719304 A JPH0719304 A JP H0719304A JP 16438393 A JP16438393 A JP 16438393A JP 16438393 A JP16438393 A JP 16438393A JP H0719304 A JPH0719304 A JP H0719304A
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JP
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line pressure
pressure
duty ratio
line
clutch
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JP16438393A
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Inventor
Yoshinobu Yamashita
佳宣 山下
Toshio Otsuka
敏夫 大塚
Hiroaki Yamamoto
博明 山本
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Mitsubishi Electric Corp
Suzuki Motor Corp
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Mitsubishi Electric Corp
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライブモード移行当初にクラッチ圧よりラ
イン圧を推定し、この推定ライン圧と目標ライン圧との
偏差に基づくラインデューティ率補正値によってライン
デューティ率を補正することで、ドライブモード移行当
初の実ライン圧を目標ライン圧に収束させる。 【構成】 スタートモードからドライブモードへ移行す
る際にクラッチ圧(PCLU)よりライン圧(PLIN)を推
定するライン圧推定手段107と、この推定ライン圧
(PLINOB)と予め設定された目標ライン圧(PLINSP
とを比較して偏差量を演算する加算器105と、この演
算された偏差量を基にクラッチ圧制御弁のオン・オフ周
期を決めるデューティ率を演算するPI制御部106
と、目標ライン圧(PLINSP)に従って予め設定したデ
ューティ率に演算されたデューティ率を加算して設定さ
れたデューティ率を補正する加算器102とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スタートモードから
ドライブモードへ移行する際のライン圧とクラッチ圧が
等しくない時点でクラッチ圧よりライン圧を推定し、推
定ライン圧が設定された目標ライン圧に近付くようにク
ラッチ圧をフィードバック制御する車両用無段変速機の
ライン圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両において内燃機関と駆動車輪
間に介在された車両用無段変速機として、例えば特開昭
57ー186656号公報、特開昭59ー43249号
公報、特開昭59ー77159号公報、及び特開昭61
ー233256号公報に示されたものがある。そして、
このような車両用無段変速機は、広範囲に変化する車両
の走行条件に合致させて駆動車輪の駆動力と走行速度と
を変更し、内燃機関の性能が充分に発揮できるようにし
ている。
【0003】車両用無段変速機の特徴としては、回転軸
に固定された固定プーリ部片とこの固定プーリ部片に接
続可能に回転軸に装着された可動プーリ部片とを有する
プーリの両プーリ部片間に形成される溝部の幅を増減す
る。この結果、プーリに巻き掛けられたベルトの回転半
径が増減させられてベルトレシオ(変速比)を変えて動
力を駆動輪に伝達する。
【0004】図4は上記のように構成された車両用無段
変速機のライン圧を電子制御するライン圧制御装置の構
成を示すブロック図である。一般にライン圧の電子制御
を行う場合には、オープンループ制御とクローズドルー
プ制御とが使用されている。
【0005】オープンループ制御は、目標ライン圧を得
るためのラインデューティ率を、目標ライン圧とライン
デューティ率との関係を示したマップにより決定してラ
イン圧制御用電磁弁の開閉制御を行い、内燃機関駆動時
には各スロット開度において発生する最大トルクでもチ
エンや油圧クラッチが滑らない程度のライン圧を目標ラ
イン圧としている。尚、マップはバルブ(電磁弁)ボデ
ィの調整ズレや機差、或いは電磁弁等の経年変化や状態
変化を見込んでラインデューティ率に安全率を加算して
いる。
【0006】また、クローズドループ制御は、スロット
ル開度やエンジン回転数、そしてクラッチインプトスピ
ードを入力してベルトレシオや遠心力の補正を勘案しつ
つ目標ライン圧を演算し、この目標ライン圧と圧力セン
サで検出されたライン圧との偏差量を用いたフィードバ
ック制御によりライン圧を目標ライン圧に近付けるべく
補正制御を行う。
【0007】図において、101はオープンループ制御
系に含まれるマップであり、このマップ101はトラン
スミッション油温(TEMP)をパラメータとし、各目
標ライン圧(PLINSP)に応じたラインデューティ率
(DLINE)が図示しないメモリに記憶されている。10
2はマップ101より導き出されたラインデューティ率
(DLINE)に後述するPI制御部より出力されたライン
デューティ率補正値(但しオープンループ制御系を用い
た場合は0である)を加算する加算器、103は加算器
102より出力されたラインデューティ率(DLINE)に
従った周期でオン・オフを繰り返すパルス電流を図示し
ないライン圧制御用電磁弁に出力するデューティ出力発
生器。
【0008】104はオープンループ制御系とクローズ
ドループ制御系とを切り換えるスイッチであり、このス
イッチ104はスタートモードからドライブモードに移
行した際でもライン圧とクラッチ圧が等しくない期間は
オープンループ制御系を選択するa側に切り換えられ、
ライン圧とクラッチ圧が等しく時点でクローズドループ
制御系を選択するb側に切り換えられる。
【0009】105は目標ライン圧(PLINSP)と図示
しない圧力センサによって検出されたクラッチ圧(=ラ
イン圧)(PCLU)との偏差を求める加算器、106は
偏差に応じたラインデューティ率補正値をPI制御を通
して加算器102に演算出力するPI制御部である。
【0010】次に、従来のライン圧制御装置の動作につ
いて説明する。変速機がスタートモードからドライブモ
ードに移行した直後は、クラッチは直結モードに移行し
ていないために圧力センサはまだライン圧(PLIN)を
検出していない。そこで、目標ライン圧(PLINSP)を
変速機のオイル通路に与える制御を行うためにスイッチ
104をa側に投入してオープンループ制御系を選択す
る。このオープンループ制御系にはマップ101が含ま
れているため、現在のトランスミッション油温(TEM
P)をパラメータとして、目標ライン圧(PLINSP)に
対応するラインデューティ率(DLIN)を導き出す。
【0011】導き出されたラインデューティ率
(DLIN)は加算器102を通してデューティ出力発生
器103に出力される。デューティ出力発生器103は
入力されたラインデューティ率(DLIN)に従ってオン
・オフ期間の比が異なるパルス電流をライン圧制御用電
磁弁に出力してライン圧(PLIN)を目標ライン圧(P
LINSP)に収束するように制御する。
【0012】ドライブモード移行後、クラッチが直結モ
ードとなりライン圧(PLIN)とクラッチ圧(PCLU)が
等しくなると、スイッチ104はb側に投入されてクロ
ーズドループ制御系が選択される。ここで、クローズド
ループ制御系がなす役割としては前述したようにマップ
101に設定したラインデューティ率(DLIN)は安全
率を見込んで嵩上げしてあるため、実際に出力されるラ
イン圧(実ライン圧)は目標ライン圧(PLINSP)より
高く決定されることになる。
【0013】そこで、オープンループ制御系で導き出さ
れたラインデューティ率(DLIN)をクローズドループ
制御系を通して補正し、最終的に目標ライン圧(P
LINSP)に合致した実ライン圧が得られるようにする。
そして、先ず加算器105はスイッチ104を通して入
力されて来た目標ライン圧(PLINSP)と圧力センサよ
りフィードバック入力したクラッチ圧(=ライン圧)
(PCLU)とを加算して偏差量を演算する。
【0014】偏差量はPI制御部106に入力され、P
I制御を通して偏差量に応じたラインデューティ率補正
値を加算器102へ演算出力する。加算器102ではマ
ップ101より目標ライン圧(PLINSP)に応じて導き
出されたラインデューティ率(DLIN)をラインデュー
ティ率補正値で補正し、補正後のラインデューティ率
(DLIN)をデューティ出力発生器103に入力させ
る。
【0015】デューティ出力発生器103は入力された
ラインデューティ率(DLIN)に従ってオン・オフ期間
の比が異なるパルス電流をライン圧制御用電磁弁に出力
してライン圧(PLIN)を目標ライン圧(PLINSP)に収
束するように制御する。ライン圧制御用電磁弁に連通す
るオイル通路のライン圧(PLIN)は再び圧力センサに
検出されて加算器105にフィードバックされる。この
ように、フィードバック制御を繰り返すことで実ライン
圧は目標ライン圧(PLINSP)に収束される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用無段変速
機のライン圧制御装置は以上のように、ドライブモード
移行当初はライン圧が検出されていないため、オープン
ループ制御系を選択してマップより目標ライン圧を基に
ラインデューティ率が導き出された。しかしながら、マ
ップに設定したラインデューティ率は安全率を見込んで
嵩上げされているため、ドライブモード移行当初の実ラ
イン圧は高く決定されてしまい、変速機の効率が低下す
ると共に、内燃機関回転数、即ちオイルポンプ回転数の
落ち込みにより目標ライン圧に応じた実ライン圧が達成
できなくなりベルトスリップ等が発生するという問題点
があった。
【0017】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ドライブモード移行当初にクラ
ッチ圧よりライン圧を推定し、この推定ラインと目標ラ
イン圧との偏差に基づくラインデューティ率補正値によ
ってラインデューティ率を補正することで、クラッチ圧
検出によってもドライブモード移行当初の実ライン圧を
目標ライン圧に収束することができる車両用無段変速機
のライン圧制御装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用無
段変速機のライン圧制御装置は、スタートモードからド
ライブモードへ移行する際にクラッチ圧よりライン圧を
推定するライン圧推定手段と、この推定ライン圧と予め
設定された目標ライン圧とを比較して偏差量を演算する
偏差量演算手段と、この演算された偏差量を基に圧力制
御弁のオン・オフ周期を決めるデューティ率を演算する
デューティ率演算手段と、前記目標ライン圧に従って予
め設定したデューティ率を前記演算されたデューティ率
に基づいて補正するデューティ率補正手段とを備え、こ
の補正後のデューティ率で決まるオン・オフ時間で開閉
制御される前記圧力制御弁に連通するオイル通路のクラ
ッチ圧を前記ライン圧推定手段にフィードバックするよ
うにしたものである。
【0019】
【作用】この発明におけるは車両用無段変速機のライン
圧制御装置は、ライン圧を検出していないドライブモー
ド移行当初に、検出しているクラッチ圧に基づいてライ
ン圧をライン圧推定手段で推定し、この推定ライン圧と
目標ライン圧との偏差量を基に予め目標ライン圧より設
定したデューテイ率を補正した後に、補正後のデューテ
ィ率に基づいて目標ライン圧に対応した実ライン圧を得
られるようにすることでより精度の高いライン圧制御が
なされる。
【0020】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本実施例に係る車両用無段変速機のライン
圧制御装置の構成を示すブロック図である。尚、図中、
図4と同一符号は同一又は相当部分を示す。図におい
て、107は図示しない圧力センサより検出したクラッ
チ圧(PCLU)よりライン圧を推定するライン圧推定手
段、このライン圧推定手段107はクラッチデューティ
率(DCLUTCH)に応じてライン圧推定用の演算係数(K
1)を導き出すマップ107aと、クラッチ圧
(PCLU)と演算係数(K1)との割算値より推定ライ
ン圧(PLINOB)を演算して加算器105に出力する演
算部107bとを備えている。尚、本実施例において、
PI制御部106はデューティ率演算手段を、加算器1
02はデューティ率補正手段を構成する。
【0021】図2はマップ107aの内容を説明する図
である。マップ107aには横軸にクラッチデューティ
率(DCLUTCH)を、縦軸にはクラッチデューティ率(D
CLUTCH)に対応した演算係数K1(クラッチ圧
(PCLU)/目標ライン圧(PLINSP))がグラフ形式で
メモリに記憶されている。従って、既定のクラッチデュ
ーティ率(DCLUTCH)を入力することで、それに対応し
た演算係数K1が導き出される。
【0022】図3は本実施例によるライン圧制御装置に
適用される車両用無段変速機の構成図である。図におい
て、2は例えば車両用無段変速機の一種であるベルト駆
動式無段(連続可変)変速機、2Aは駆動側プーリ4と
被駆動側プーリ10間に巻き掛けられたベルトである。
駆動側プーリ4は、図に示す如く回転軸16に固定され
る駆動側固定プーリ部片6と、回転軸16の軸方向に移
動可能且つ回転不可能に回転軸16に装着された駆動側
可動プーリ部片8とを有する。また、被駆動側プーリ1
0も、駆動側プーリ4と同様に被駆動側固定プーリ部片
12と被駆動側可動プーリ部片14とを有する。
【0023】駆動側可動プーリ部片8と被駆動側可動プ
ーリ部片14には、第1、第2ハウジング18、20が
夫々装着され、これにより第1、第2油圧室22、24
が形成されている。そして、被駆動側の第2油圧室24
内には、この第2油圧室24の拡大方向に第2ハウジン
グ20を付勢するばね等から成る付勢手段26が設られ
ている。
【0024】そして回転軸16にはオイルポンプ28が
設けられ、更に、オイルポンプ28には第1、第2オイ
ル通路30、32によって第1、第2油圧室22、24
が夫々連通されていると共に、第1オイル通路30途中
には入力軸シーブ圧たるプライマリ圧を制御する変速制
御弁としてのプライマリ圧制御弁34が介設されてい
る。また、プライマリ圧制御弁34よりオイルポンプ2
8側の第1オイル通路30には、第3オイル通路36に
よってライン圧(一般に5〜25kg/cm2)を一定圧(1.5
〜2.0kg/cm2)に制御する定圧制御弁38が連通されて
いる。またプライマリ圧制御弁34には第4オイル通路
40によりプライマリ圧力制御用第1三方電磁弁42が
連通されている。
【0025】また、第2オイル通路32途中にはポンプ
圧たるライン圧を制御する逃し弁機能を有するライン圧
制御弁44が第5オイル通路46によって連通され、し
かもライン圧制御弁44には第6オイル通路48により
ライン圧力制御用第2三方電磁弁50が連通されてい
る。
【0026】更に、ライン圧制御弁44が連通されてい
る部位よりも第2油圧室24側の第2オイル通路32途
中にはクラッチ圧を制御するクラッチ圧制御弁52が第
7オイル通路54により連通され、このクラッチ圧制御
弁52には第8オイル通路56によりクラッチ圧制御用
第3三方電磁弁58が連通されている。
【0027】また、プライマリ圧制御弁34及びプライ
マリ圧力制御用第1電磁弁42、定圧制御弁38、第6
オイル通路48、ライン圧力制御用第2電磁弁50、そ
してクラッチ圧制御弁52は第9オイル通路60によっ
て夫々連通されている。そして、更にクラッチ圧制御弁
52は油圧発進クラッチ62へ第10オイル通路64に
よって連通されていると共に、第10オイル通路64途
中は第11オイル通路66により圧力センサ68に連通
されている。
【0028】この結果、圧力センサ68はホールドおよ
びスタートモード等でクラッチ圧を制御する際に直接油
圧を第10オイル通路64より検出することができるた
め、検出油圧を目標クラッチ圧とすべく指令する際に寄
与する。また、ドライブモード時にはクラッチ圧がライ
ン圧と等しくなるので、ライン圧制御にも寄与するもの
である。
【0029】更に、このベルト駆動式無段変速機2は車
両の図示しない気化器のスロットル開度やエンジン回
転、車速等の種々条件を入力しデューティ率を変化させ
変速制御を行う制御部70を設け、この制御部70はプ
ライマリ圧力制御用第1三方電磁弁42および定圧制御
弁38、ライン圧力制御用第2三方電磁弁50、そして
クラッチ圧制御用第3三方電磁弁58の開閉動作を制御
すると共に、圧力センサ68による第10オイル通路6
4の圧力検出信号を入力する機能を備えるライン圧制御
装置(図1)を構成している。また、制御部70に入力
される各種信号と入力信号の機能につてい詳述すれば以
下のようである。
【0030】1. シフトレバー位置の検出信号 P、R、N、D、L等の各レンジ信号により各レンジに
要求されるライン圧やレシオ、クラッチの制御 2. キャブレタスロットル開度の検出信号 予めプログラム内にインプットしたメモリからエンジン
トルクを検知、目標レシオあるいは目標エンジン回転数
の決定 3. キャブレタアイドル位置の検出信号 キャブレタスロット開度センサの補正と制御における精
度の向上 4. アクセルペダル信号 アクセルペダルの踏込み状態によって運転者の意志を検
知し、走行時あるいは発進時の制御方向を決定 5. ブレーキ信号 ブレーキペダルの踏込み動作の有無を検知し、クラッチ
の切り離し等制御方向を決定 6. パワーモードオプション信号 車両の性能をスボーツ性(あるいはエコノミー性)とす
るためのオプションとして使用 等がある。
【0031】尚、72は油圧発進クラッチ62のピスト
ン、74は円環状スプリング、76は第1圧力プレー
ト、78はフリクションプレート、80は第2圧力プレ
ート、82はオイルパン、84はオイルフィルタであ
る。また、プライマリ圧制御弁34は図示しないボディ
内を往復動するスプール弁を有している。
【0032】次に、本実施例の動作を制御部70におけ
るライン制御装置を中心に説明する。先ず、ホールドモ
ード及びスタートモード移行時に圧力センサ68により
第10オイル通路64から検出されたクラッチ圧(P
CLU)がライン圧推定手段107に入力されると、クラ
ッチ圧(PCLU)は演算部107bにおいて、クラッチ
デューティ率(DCLUTCH)に対応してマップ107aよ
り導き出された演算係数K1で割り算される。その結
果、現クラッチ圧(PCLU)に対応した推定ライン圧
(PLINOB)が加算器105に出力され、そこでスイッ
チ104を通して入力されて来た目標ライン圧(P
LINSP)と加算されて偏差量が演算される。
【0033】偏差量はPI制御部106に入力され、P
I制御を通して偏差量に応じたラインデューティ率補正
値を加算器102へ演算出力する。加算器102ではマ
ップ101より目標ライン圧(PLINSP)に応じて導き
出されたラインデューティ率(DLIN)をラインデュー
ティ率補正値で補正し、補正後のラインデューティ率
(DLIN)をデューティ出力発生器103に入力させ
る。デューティ出力発生器103は入力されたラインデ
ューティ率(DLIN)に従ってオン・オフ期間の比が異
なるパルス電流をライン圧制御用電磁弁、例えばプライ
マリ圧力制御用第1三方電磁弁42および定圧制御弁3
8、ライン圧力制御用第2三方電磁弁50、そしてクラ
ッチ圧制御用第3三方電磁弁58に出力しての開閉動作
を制御してライン圧(PLIN)を目標ライン圧
(PLINSP)に収束するように制御する。ライン圧制御
用電磁弁に連通する第10オイル通路64のクラッチ圧
は再び圧力センサ68にて検出されてライン圧推定手段
107にフィードバックされる。このように、フィード
バック制御を繰り返すことで実ライン圧は目標ライン圧
に収束される。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、スタートモードから
ドライブモードへ移行する際にクラッチ圧よりライン圧
を推定するライン圧推定手段と、この推定ライン圧と予
め設定された目標ライン圧とを比較して偏差量を演算す
る偏差量演算手段と、この演算された偏差量を基に圧力
制御弁のオン・オフ周期を決めるデューティ率を演算す
るデューティ率演算手段と、前記目標ライン圧に従って
予め設定したデューティ率を前記演算されたデューティ
率に基づいて補正するデューティ率補正手段とを備え、
この補正後のデューティ率で決まるオン・オフ時間で開
閉制御される前記圧力制御弁に連通するオイル通路のク
ラッチ圧を前記ライン圧推定手段にフィードバックする
ようにしたので、バルブボディの調整ズレや機差、ある
いは電磁弁やバルブボディ等の機器の経年変化や状態変
化を見込んでラインデューティ率に高い安全率を掛ける
必要がなくなる。そのため、ラインデューティ率によっ
て決まる目標ライン圧対する実ライン圧を低く決定する
ことが可能となり変速機の効率を向上させることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による車両用無段変速機のライン制御
装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例における演算係数導出用のマップの内容
を説明する図である。
【図3】本実施例に適用される車両用無段変速機の構成
を示すブロック図である。
【図4】従来の車両用無段変速機のライン制御装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 ベルト駆動式無段変速機 42 プライマリ圧力制御用第1三方電磁弁 38 定圧制御弁 50 ライン圧力制御用第2三方電磁弁 58 クラッチ圧制御用第3三方電磁弁 64 第10オイル通路 68 圧力センサ 101,107a マップ 102,105 加算器 106 PI制御部 107 ライン圧推定手段 107b 演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 博明 姫路市定元町13番地の1 三菱電機コント ロールソフトウエア株式会社姫路事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタートモードからドライブモードへ移
    行する際にクラッチ圧よりライン圧を推定するライン圧
    推定手段と、この推定ライン圧と予め設定された目標ラ
    イン圧とを比較して偏差量を演算する偏差量演算手段
    と、この演算された偏差量を基に圧力制御弁のオン・オ
    フ期間を決めるデューティ率を演算するデューティ率演
    算手段と、前記目標ライン圧に従って予め設定したデュ
    ーティ率を前記演算されたデューティ率に基づいて補正
    するデューティ率補正手段とを備え、この補正後のデュ
    ーティ率で決まるオン・オフ期間で開閉制御される前記
    圧力制御弁に連通するオイル通路のクラッチ圧を前記ラ
    イン圧推定手段にフィードバックすることを特徴とする
    車両用無段変速機のライン圧制御装置。
JP16438393A 1993-07-02 1993-07-02 車両用無段変速機のライン圧制御装置 Pending JPH0719304A (ja)

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