JPH07193733A - 波形歪み検出回路 - Google Patents
波形歪み検出回路Info
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- JPH07193733A JPH07193733A JP5347104A JP34710493A JPH07193733A JP H07193733 A JPH07193733 A JP H07193733A JP 5347104 A JP5347104 A JP 5347104A JP 34710493 A JP34710493 A JP 34710493A JP H07193733 A JPH07193733 A JP H07193733A
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- signal
- ghost
- transversal filter
- circuit
- waveform
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 映像信号のゴースト成分の除去を行うトラン
スバーサルフィルタ3をゴースト成分検出の相関演算に
用いる波形歪み検出回路において、相関演算について主
信号成分とゴースト信号成分とで分割して行うと共に、
第1ゲイン制御回路31及び第2ゲイン制御回路32
(実際にはマイクロコンピュータ8のソフトウェアによ
り構成する)を設けて主信号成分の演算時とゴースト信
号成分の演算時とでトランスバーサルフィルタ3に入力
する波形レベルを可変可能とし、更にトランスバーサル
フィルタ3から出力される相関演算データのレベルの補
償を可能なように構成する。 【効果】 トランスバーサルフィルタの規模を拡大する
ことなく、主信号成分のオーバーフローや微小なゴース
ト成分の検出精度を向上させることが可能、かつゲイン
制御回路をマイクロコンピュータのソフトウェアにより
構成することでコストアップが抑制される。
スバーサルフィルタ3をゴースト成分検出の相関演算に
用いる波形歪み検出回路において、相関演算について主
信号成分とゴースト信号成分とで分割して行うと共に、
第1ゲイン制御回路31及び第2ゲイン制御回路32
(実際にはマイクロコンピュータ8のソフトウェアによ
り構成する)を設けて主信号成分の演算時とゴースト信
号成分の演算時とでトランスバーサルフィルタ3に入力
する波形レベルを可変可能とし、更にトランスバーサル
フィルタ3から出力される相関演算データのレベルの補
償を可能なように構成する。 【効果】 トランスバーサルフィルタの規模を拡大する
ことなく、主信号成分のオーバーフローや微小なゴース
ト成分の検出精度を向上させることが可能、かつゲイン
制御回路をマイクロコンピュータのソフトウェアにより
構成することでコストアップが抑制される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は相関演算を利用した波形
歪み検出回路に関わり、例えばビデオ信号のゴースト成
分を除去するゴースト除去回路に適用して好適なものと
される。
歪み検出回路に関わり、例えばビデオ信号のゴースト成
分を除去するゴースト除去回路に適用して好適なものと
される。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機等において受信した
ビデオ信号に含まれたゴースト成分を除去するために、
例えば送信側で映像信号にゴーストキャンセル用信号
(以下GCR(Ghost Cansel Reference)信号という)
を挿入し、受信側でこのGCR信号に基づいて相関演算
によりゴースト信号成分を検出して、この検出データに
応じてトランスバーサルフィルタの特性を可変すること
により受信信号からゴースト信号成分を除去する方法が
知られている。
ビデオ信号に含まれたゴースト成分を除去するために、
例えば送信側で映像信号にゴーストキャンセル用信号
(以下GCR(Ghost Cansel Reference)信号という)
を挿入し、受信側でこのGCR信号に基づいて相関演算
によりゴースト信号成分を検出して、この検出データに
応じてトランスバーサルフィルタの特性を可変すること
により受信信号からゴースト信号成分を除去する方法が
知られている。
【0003】図6(a)(b)は上記GCR信号の一例
を示す波形図であり、これらの図においてHDは水平同
期信号を、BRSTはカラーバースト信号を示している。そ
して、GCR信号SGCRとしては、図6(a)に示すGC
R波形GCR と図6(b)に示すペデスタル波形PDS が一
組として設定されている。この図6(a)に示すGCR
波形GCR は、水平期間の後ろ側に位置するバー波形とさ
れると共に、その幅は44.7μ秒、レベルは70IRE
とされる。また、立上がり特性はsinχ/χのリンギ
ング特性とされており、この信号波形をフーリエ変換し
て周波数軸上で示すと、その周波数スペクトルは映像帯
域としてほぼ4.2MHz までフラットな特性となるよう
に形成されている。また、図6(b)に示すペデスタル
波形PDS は、この図に示すように0レベルとされてい
る。
を示す波形図であり、これらの図においてHDは水平同
期信号を、BRSTはカラーバースト信号を示している。そ
して、GCR信号SGCRとしては、図6(a)に示すGC
R波形GCR と図6(b)に示すペデスタル波形PDS が一
組として設定されている。この図6(a)に示すGCR
波形GCR は、水平期間の後ろ側に位置するバー波形とさ
れると共に、その幅は44.7μ秒、レベルは70IRE
とされる。また、立上がり特性はsinχ/χのリンギ
ング特性とされており、この信号波形をフーリエ変換し
て周波数軸上で示すと、その周波数スペクトルは映像帯
域としてほぼ4.2MHz までフラットな特性となるよう
に形成されている。また、図6(b)に示すペデスタル
波形PDS は、この図に示すように0レベルとされてい
る。
【0004】そして、上記GCR信号としてのGCR波
形GCR およびペデスタル波形PDS は、例えば図7に示す
ようにして映像信号に挿入されている。つまり、映像信
号の8フィールド期間を繰り返し周期とし、その第1、
第3、第6、第8フィールドにおけるそれぞれの第18
Hあるいは第281HにGCR波形GCR が挿入され、残
りの第2、第4、第5、第7フィールドにおけるそれぞ
れの第18Hあるいは第280Hにペデスタル波形PDS
が挿入される。
形GCR およびペデスタル波形PDS は、例えば図7に示す
ようにして映像信号に挿入されている。つまり、映像信
号の8フィールド期間を繰り返し周期とし、その第1、
第3、第6、第8フィールドにおけるそれぞれの第18
Hあるいは第281HにGCR波形GCR が挿入され、残
りの第2、第4、第5、第7フィールドにおけるそれぞ
れの第18Hあるいは第280Hにペデスタル波形PDS
が挿入される。
【0005】ところで、映像信号においては4フィール
ド分先の水平同期信号HD及びカラーバースト信号BRST
は同相とされている。そこで、第1フィールドの18H
のGCR波形GCR から第5フィールドの18Hのペデス
タル波形PDS を減算すれば、互いのフィールドの水平同
期信号HDとカラーバースト信号BRSTが相殺されるため
に、図6(c)に示すGCR波形SGCR(F) が得られるこ
ととなる。さらに、例えばこの波形を微分回路に介すれ
ば、図6(d)に示すような微分パルス波形PGCRを得る
ことができる。そして実際に受信映像信号にゴースト成
分が映像信号が含まれていれば、図8(a)のGCR波
形SGCRおよび図8(b)の微分パルス波形PGCRの矢印A
に示すように、ゴースト成分も含まれることとなる。例
えば、図8(b)に示すゴースト成分としての微分パル
スは少なくとも主信号成分に対するゴースト成分のレベ
ルおよび時間差を表している。これに基づいてゴースト
成分を検出することができる。
ド分先の水平同期信号HD及びカラーバースト信号BRST
は同相とされている。そこで、第1フィールドの18H
のGCR波形GCR から第5フィールドの18Hのペデス
タル波形PDS を減算すれば、互いのフィールドの水平同
期信号HDとカラーバースト信号BRSTが相殺されるため
に、図6(c)に示すGCR波形SGCR(F) が得られるこ
ととなる。さらに、例えばこの波形を微分回路に介すれ
ば、図6(d)に示すような微分パルス波形PGCRを得る
ことができる。そして実際に受信映像信号にゴースト成
分が映像信号が含まれていれば、図8(a)のGCR波
形SGCRおよび図8(b)の微分パルス波形PGCRの矢印A
に示すように、ゴースト成分も含まれることとなる。例
えば、図8(b)に示すゴースト成分としての微分パル
スは少なくとも主信号成分に対するゴースト成分のレベ
ルおよび時間差を表している。これに基づいてゴースト
成分を検出することができる。
【0006】そこで、実際のゴースト成分の検出にあた
っては、8フィールド期間において第1と第5、第2と
第6、第3と第7、第4と第8フィールドごとの18H
について上記したような減算を行って4セットのGCR
波形SGCR(F) (ゴースト成分を含む)を得て、更にこれ
らの平均をとるという演算を行っている。つまり、図7
に示すように、第1フィールド〜第8フィールドに示す
GCR波形GCR あるいはペデスタル波形PDS をそれぞれ
S1 〜S8 とすると、 (数1) S=1/4{−(S5 −S1 )+(S6 −S
2 )−(S7 −S3 )+(S8 −S4 )}=GCR で示される演算を行うものである。上記演算処理によっ
て得られたGCR波形SGCR(F) は、ゴースト成分が含ま
れていれば、例えば図8(a)に示したような主信号成
分に対してゴースト信号成分が合成された波形がGCR +
Sgとして得られることとなり、この後微分回路を介す
ることで同様に図8(b)に示す微分パルスPgとされ
てゴースト信号成分の検出を行うことができる。この場
合、前述のように(数1)による演算処理によって得ら
れたGCR波形SGCR(F) は、水平同期信HDおよびバー
スト信号BRSTは相殺されて含まれていない。このため、
いわゆる前ゴースト及び後ゴーストの除去及び波形等化
などに対して最大で44.7μ秒の範囲で対応でき、ま
た、80μ秒程度までのロングゴーストに対しても誤検
出を生じることがない。
っては、8フィールド期間において第1と第5、第2と
第6、第3と第7、第4と第8フィールドごとの18H
について上記したような減算を行って4セットのGCR
波形SGCR(F) (ゴースト成分を含む)を得て、更にこれ
らの平均をとるという演算を行っている。つまり、図7
に示すように、第1フィールド〜第8フィールドに示す
GCR波形GCR あるいはペデスタル波形PDS をそれぞれ
S1 〜S8 とすると、 (数1) S=1/4{−(S5 −S1 )+(S6 −S
2 )−(S7 −S3 )+(S8 −S4 )}=GCR で示される演算を行うものである。上記演算処理によっ
て得られたGCR波形SGCR(F) は、ゴースト成分が含ま
れていれば、例えば図8(a)に示したような主信号成
分に対してゴースト信号成分が合成された波形がGCR +
Sgとして得られることとなり、この後微分回路を介す
ることで同様に図8(b)に示す微分パルスPgとされ
てゴースト信号成分の検出を行うことができる。この場
合、前述のように(数1)による演算処理によって得ら
れたGCR波形SGCR(F) は、水平同期信HDおよびバー
スト信号BRSTは相殺されて含まれていない。このため、
いわゆる前ゴースト及び後ゴーストの除去及び波形等化
などに対して最大で44.7μ秒の範囲で対応でき、ま
た、80μ秒程度までのロングゴーストに対しても誤検
出を生じることがない。
【0007】そこで、図9のブロック図を参照してゴー
スト除去装置の一例について説明する。この図におい
て、1は受信信号について検波を行い検波信号SYを出
力する検波回路であり、2は検波回路1から供給された
検波信号SYについて、例えば4fsc(fsc=色副
搬送波周波数)のサンプル周波数でA/D変換を行うA
/Dコンバータを示す。3はトランスバーサルフィルタ
を示し、A/Dコンバータ2にてデジタル信号化された
検波信号SYが入力される。このトランスバーサルフィ
ルタ3は例えばタップ付遅延線と、各々のタップに任意
のタップ利得(荷重)を与えられる係数器と、全てのタ
ップについての荷重出力の総和を得る加算回路から構成
され、有限のインパルス応答のフィルタ特性を有する。
そして、たとえば、図のようにトランスバーサルフィル
タ3の出力を後述するマイクロコンピュータ8に供給
し、このマイクロコンピュータ8から出力される修正量
データTiに基づいてトランスバーサルフィルタ3の係
数を制御することにより、トランスバーサルフィルタ3
ではこれに応じた打ち消し信号を生成してゴースト信号
成分を除去していくことができる。
スト除去装置の一例について説明する。この図におい
て、1は受信信号について検波を行い検波信号SYを出
力する検波回路であり、2は検波回路1から供給された
検波信号SYについて、例えば4fsc(fsc=色副
搬送波周波数)のサンプル周波数でA/D変換を行うA
/Dコンバータを示す。3はトランスバーサルフィルタ
を示し、A/Dコンバータ2にてデジタル信号化された
検波信号SYが入力される。このトランスバーサルフィ
ルタ3は例えばタップ付遅延線と、各々のタップに任意
のタップ利得(荷重)を与えられる係数器と、全てのタ
ップについての荷重出力の総和を得る加算回路から構成
され、有限のインパルス応答のフィルタ特性を有する。
そして、たとえば、図のようにトランスバーサルフィル
タ3の出力を後述するマイクロコンピュータ8に供給
し、このマイクロコンピュータ8から出力される修正量
データTiに基づいてトランスバーサルフィルタ3の係
数を制御することにより、トランスバーサルフィルタ3
ではこれに応じた打ち消し信号を生成してゴースト信号
成分を除去していくことができる。
【0008】4はトランスバーサルフィルタ3の出力に
ついてD/A変換を行い、ゴースト除去処理を経たアナ
ログの検波信号SYとして出力するD/Aコンバータ、
5はこの検波信号SYを内部又は外部の他の所要回路に
供給するための端子である。
ついてD/A変換を行い、ゴースト除去処理を経たアナ
ログの検波信号SYとして出力するD/Aコンバータ、
5はこの検波信号SYを内部又は外部の他の所要回路に
供給するための端子である。
【0009】6はトランスバーサルフィルタ3から供給
されるデジタル信号から、フィールド期間ごとの18H
あるいは281Hに挿入されているGCR信号SGCR(G
CR波形GCR 、ペデスタル波形PDS )を抽出して出力す
るゲート回路であり、7はゲート回路6から供給されて
くるGCR信号SGCRを1フィールド期間ごとに保持して
マイクロコンピュータ8に出力するバッファメモリを示
す。
されるデジタル信号から、フィールド期間ごとの18H
あるいは281Hに挿入されているGCR信号SGCR(G
CR波形GCR 、ペデスタル波形PDS )を抽出して出力す
るゲート回路であり、7はゲート回路6から供給されて
くるGCR信号SGCRを1フィールド期間ごとに保持して
マイクロコンピュータ8に出力するバッファメモリを示
す。
【0010】図の破線で示す8はマイクロコンピュータ
である。したがって破線内の回路構成は実際にはコンピ
ュータ及びソフトウェアにより実現されるものである
が、ここでは動作手段を示す便宜上ハードウェアにより
示している。このマイクロコンピュータ8においてはバ
ッファメモリ6から1フィールド期間ごとに入力される
GCR波形SGCRに基づいてゴースト信号成分の検出を行
い、この検出結果に応じてトランスバーサルフィルタ3
の係数を制御する修正量データTiを出力するものであ
る。このマイクロコンピュータ8において9はフィール
ド演算回路を示し、バッファメモリ6からのGCR信号
SGCRについて、図7及び(数1)により説明した8フィ
ールドシーケンスの演算を行って、例えば図8(c)に
示したと同様の波形、つまりGCR波形GCR とゴースト
信号成分Sgが合成された信号(GCR +Sg)を得る。
例えば、(数1)に示した演算は、 (数2) S=1/4(S1 −S2 +S3 −S4 −S5
+S6 −S7 +S8 ) と書き換えることが可能であり、実際のフィールド演算
はフィールド順に得られるGCR信号SGCRを上記のよう
に積算してけばよい。
である。したがって破線内の回路構成は実際にはコンピ
ュータ及びソフトウェアにより実現されるものである
が、ここでは動作手段を示す便宜上ハードウェアにより
示している。このマイクロコンピュータ8においてはバ
ッファメモリ6から1フィールド期間ごとに入力される
GCR波形SGCRに基づいてゴースト信号成分の検出を行
い、この検出結果に応じてトランスバーサルフィルタ3
の係数を制御する修正量データTiを出力するものであ
る。このマイクロコンピュータ8において9はフィール
ド演算回路を示し、バッファメモリ6からのGCR信号
SGCRについて、図7及び(数1)により説明した8フィ
ールドシーケンスの演算を行って、例えば図8(c)に
示したと同様の波形、つまりGCR波形GCR とゴースト
信号成分Sgが合成された信号(GCR +Sg)を得る。
例えば、(数1)に示した演算は、 (数2) S=1/4(S1 −S2 +S3 −S4 −S5
+S6 −S7 +S8 ) と書き換えることが可能であり、実際のフィールド演算
はフィールド順に得られるGCR信号SGCRを上記のよう
に積算してけばよい。
【0011】10は所定の時定数が設定された微分回路
を示す。フィールド演算回路9から出力されたゴースト
信号成分を含むGCR波形(GCR +Sg)はこの微分回
路10を介することで、微分パルス波形Pg(=微分パ
ルスPGCR+微分パルス化されたゴースト信号成分)に変
化される。この微分パルスPgは、ゴースト成分を含む
場合には、例えば図8(b)にて説明したと同様の波形
として得られる。
を示す。フィールド演算回路9から出力されたゴースト
信号成分を含むGCR波形(GCR +Sg)はこの微分回
路10を介することで、微分パルス波形Pg(=微分パ
ルスPGCR+微分パルス化されたゴースト信号成分)に変
化される。この微分パルスPgは、ゴースト成分を含む
場合には、例えば図8(b)にて説明したと同様の波形
として得られる。
【0012】11は基準パルス生成回路であり、この基
準パルス生成回路においてはフィールド演算後のGCR
波形SGCR(この場合はゴースト成分を含まない理想波形
とされる)を微分回路10と同様の時定数により微分し
て得られる微分パルス波形(PGCR)を発生するものであ
り、例えば図6(d)に示した波形が得られて出力され
る。12は相関演算回路であり、微分回路10から入力
される微分パルス波形Pgと、基準パルス生成回路11
から入力される微分パルス波形(PGCR)に付いて積和演
算を行うことにより、主信号成分の位置情報とこれに対
するゴースト信号成分の情報を得るものであり、例えば
この相関演算回路12では図10のフローチャートのス
テップF101〜F109に示すような処理が行われているもの
とする。ただし、微分パルス波形PGCRのサンプル数は図
6(d)に示すように64サンプルとする。また、 i:トランスバーサルフィルタ3のタップ番号。 i=
0〜639 m:ゴースト除去期間(例えば−2μ秒〜+45μ秒)
における、微分パルス波形Pgに対するサンプリング
点。 n:微分パルス波形PGCRに対するサンプリング点。 Xn:微分パルス波形PGCRの量子化値 Ym:微分パルス波形Pgの量子化値 RSLTn:演算結果 とする。また、相関演算回路12はマイクロコンピュー
タ8の内部の回路構成の一部であるから、この図10に
示す処理ルーチンもマイクロコンピュータ8により実行
される。
準パルス生成回路においてはフィールド演算後のGCR
波形SGCR(この場合はゴースト成分を含まない理想波形
とされる)を微分回路10と同様の時定数により微分し
て得られる微分パルス波形(PGCR)を発生するものであ
り、例えば図6(d)に示した波形が得られて出力され
る。12は相関演算回路であり、微分回路10から入力
される微分パルス波形Pgと、基準パルス生成回路11
から入力される微分パルス波形(PGCR)に付いて積和演
算を行うことにより、主信号成分の位置情報とこれに対
するゴースト信号成分の情報を得るものであり、例えば
この相関演算回路12では図10のフローチャートのス
テップF101〜F109に示すような処理が行われているもの
とする。ただし、微分パルス波形PGCRのサンプル数は図
6(d)に示すように64サンプルとする。また、 i:トランスバーサルフィルタ3のタップ番号。 i=
0〜639 m:ゴースト除去期間(例えば−2μ秒〜+45μ秒)
における、微分パルス波形Pgに対するサンプリング
点。 n:微分パルス波形PGCRに対するサンプリング点。 Xn:微分パルス波形PGCRの量子化値 Ym:微分パルス波形Pgの量子化値 RSLTn:演算結果 とする。また、相関演算回路12はマイクロコンピュー
タ8の内部の回路構成の一部であるから、この図10に
示す処理ルーチンもマイクロコンピュータ8により実行
される。
【0013】上記のようにして相関演算回路12で得ら
れた演算結果RSLTnは、例えば図11(a)の波形
図に示すように、Dで示される遅延量により主信号Mの
位置及びこれに対するゴースト成分Gの位置情報が得ら
れ、さらに主信号Mとゴースト成分Gのレベル情報が得
られている。そこで、この演算結果RSLTnからゴー
スト成分のみを取り出すために、図9に示すように、相
関演算回路12の出力であるRSLTnが減算器14に
供給される。
れた演算結果RSLTnは、例えば図11(a)の波形
図に示すように、Dで示される遅延量により主信号Mの
位置及びこれに対するゴースト成分Gの位置情報が得ら
れ、さらに主信号Mとゴースト成分Gのレベル情報が得
られている。そこで、この演算結果RSLTnからゴー
スト成分のみを取り出すために、図9に示すように、相
関演算回路12の出力であるRSLTnが減算器14に
供給される。
【0014】13の主信号パルス生成回路では、上述の
理想信号としての微分パルス波形PGCRと、この微分パル
ス波形PGCR自身とで例えば図10の処理による相関演算
を行って得られる自己演算結果パルス波形CGCRを生成し
て減算器14に供給する。この自己演算結果パルス波形
CGCRは例えば図11(b)に示す波形のデータとなる。
つまり、この自己演算結果パルス波形CGCRは、元のビデ
オ信号にゴースト成分Sgが含まれていない場合に、フ
ィールド演算回路9→微分回路10→相関演算回路12
を介して得られる演算結果のデータRSLTnに等しく
なる。したがって実際には減算器14において、相関演
算回路12から入力された演算結果RSLTnから主信
号パルス生成回路13から入力される自己演算結果パル
ス波形CGCRを減算することでゴースト成分のみのパルス
波形データGRSLTnが得られることとなる。パルス
波形データGRSLTnの波形を図11(c)に示す。
このように、ゴースト成分のパルス波形データGRSL
Tnはゴースト成分についての相関演算結果に等しく、
トランスバーサルフィルタ3によって除去しきれなかっ
たエラー成分でもあることになる。
理想信号としての微分パルス波形PGCRと、この微分パル
ス波形PGCR自身とで例えば図10の処理による相関演算
を行って得られる自己演算結果パルス波形CGCRを生成し
て減算器14に供給する。この自己演算結果パルス波形
CGCRは例えば図11(b)に示す波形のデータとなる。
つまり、この自己演算結果パルス波形CGCRは、元のビデ
オ信号にゴースト成分Sgが含まれていない場合に、フ
ィールド演算回路9→微分回路10→相関演算回路12
を介して得られる演算結果のデータRSLTnに等しく
なる。したがって実際には減算器14において、相関演
算回路12から入力された演算結果RSLTnから主信
号パルス生成回路13から入力される自己演算結果パル
ス波形CGCRを減算することでゴースト成分のみのパルス
波形データGRSLTnが得られることとなる。パルス
波形データGRSLTnの波形を図11(c)に示す。
このように、ゴースト成分のパルス波形データGRSL
Tnはゴースト成分についての相関演算結果に等しく、
トランスバーサルフィルタ3によって除去しきれなかっ
たエラー成分でもあることになる。
【0015】上記ゴースト成分のパルス波形データGR
SLTnが入力される15は変換器を示している。この
変換器15ではパルス波形データGRSLTnからトラ
ンスバーサルフィルタ3の第i番目のタップに対するタ
ップ係数(タップ利得)Tiに変換する。このタップ係
数Tiがトランスバーサルフィルタ3に帰還されること
でゴースト信号成分の打ち消し信号が得られ、フィルタ
の通過特性が制御されることとなる。そして、上記した
動作が繰り返されていくことでトランスバーサルフィル
タ3の特性は徐々にゴースト信号成分Sgを除去するよ
うに収束していき、これにともない表示される画像に表
れているゴーストも消えていくこととなる。
SLTnが入力される15は変換器を示している。この
変換器15ではパルス波形データGRSLTnからトラ
ンスバーサルフィルタ3の第i番目のタップに対するタ
ップ係数(タップ利得)Tiに変換する。このタップ係
数Tiがトランスバーサルフィルタ3に帰還されること
でゴースト信号成分の打ち消し信号が得られ、フィルタ
の通過特性が制御されることとなる。そして、上記した
動作が繰り返されていくことでトランスバーサルフィル
タ3の特性は徐々にゴースト信号成分Sgを除去するよ
うに収束していき、これにともない表示される画像に表
れているゴーストも消えていくこととなる。
【0016】ただし、相関演算回路12において実際に
図10に示した処理動作を実行したとすると、ステップ
F103における乗算処理についてトランスバーサルフィル
タ3のタップ数と微分パルスPGCRのサンプル数との積で
ある40690回(=640タップ×64サンプル)行
う必要があるが、マイクロコンピュータMC8にとって
乗算はもっとも時間を要する処理の1つであるので、例
えば乗算を40000回以上ソフトウェアにより実行す
るのは実際的でない。そこで次に説明するように、相関
演算回路12で行っていた相関演算処理を、変わりにト
ランスバーサルフィルタ3を用いて行うことにより演算
に要する時間を短縮してその効率を高める方法が提案さ
れている。
図10に示した処理動作を実行したとすると、ステップ
F103における乗算処理についてトランスバーサルフィル
タ3のタップ数と微分パルスPGCRのサンプル数との積で
ある40690回(=640タップ×64サンプル)行
う必要があるが、マイクロコンピュータMC8にとって
乗算はもっとも時間を要する処理の1つであるので、例
えば乗算を40000回以上ソフトウェアにより実行す
るのは実際的でない。そこで次に説明するように、相関
演算回路12で行っていた相関演算処理を、変わりにト
ランスバーサルフィルタ3を用いて行うことにより演算
に要する時間を短縮してその効率を高める方法が提案さ
れている。
【0017】ここでトランスバーサルフィルタ3につい
て考えると、これを標準の出力加算型とした場合には、
例えば図12に示すような構成によりIC化されてい
る。即ちこの図において、D0〜D639は単位時間の
遅延回路、M0〜M639は乗算回路、A0は加算回
路、R0〜R639はタップ係数レジスタを示す。ま
た、Tinは信号入力端子、Tout は信号出力端子、T
add はタップ係数レジスタ指定アドレス入力、ADはア
ドレスデコーダ、Ttap はタップ係数入力端子である。
そして、タップ係数レジスタR0〜R639によりタッ
プ係数が乗算回路M0〜M639にロードされる。
て考えると、これを標準の出力加算型とした場合には、
例えば図12に示すような構成によりIC化されてい
る。即ちこの図において、D0〜D639は単位時間の
遅延回路、M0〜M639は乗算回路、A0は加算回
路、R0〜R639はタップ係数レジスタを示す。ま
た、Tinは信号入力端子、Tout は信号出力端子、T
add はタップ係数レジスタ指定アドレス入力、ADはア
ドレスデコーダ、Ttap はタップ係数入力端子である。
そして、タップ係数レジスタR0〜R639によりタッ
プ係数が乗算回路M0〜M639にロードされる。
【0018】図13は上記構成のトランスバーサルフィ
ルタ3を有すると共に、相関演算処理をトランスバーサ
ルフィルタ3により行うように構成される波形歪み検出
回路、すなわちゴースト除去回路を示すブロック図であ
る。なお、図9と同一部分は同一符合を付して説明を省
略する。この図の構成では、検波回路1から出力された
検波信号SYはA/Dコンバータ2と第2スイッチ回路
22に供給される。また、A/Dコンバータ2からデジ
タル信号として出力された検波信号SYは第1スイッチ
回路21に供給され、また、この第1スイッチ回路21
にはMC8にて後述するようにして得られるXn(微分
パルス波形PGCRの量子化値)が供給される。第1スイッ
チ回路21は上記2つの信号を択一的に切換えてトラン
スバーサルフィルタ3の信号入力端子Tin(図12に示
す)に入力される。
ルタ3を有すると共に、相関演算処理をトランスバーサ
ルフィルタ3により行うように構成される波形歪み検出
回路、すなわちゴースト除去回路を示すブロック図であ
る。なお、図9と同一部分は同一符合を付して説明を省
略する。この図の構成では、検波回路1から出力された
検波信号SYはA/Dコンバータ2と第2スイッチ回路
22に供給される。また、A/Dコンバータ2からデジ
タル信号として出力された検波信号SYは第1スイッチ
回路21に供給され、また、この第1スイッチ回路21
にはMC8にて後述するようにして得られるXn(微分
パルス波形PGCRの量子化値)が供給される。第1スイッ
チ回路21は上記2つの信号を択一的に切換えてトラン
スバーサルフィルタ3の信号入力端子Tin(図12に示
す)に入力される。
【0019】また、トランスバーサルフィルタ3を介し
D/Aコンバータ4に供給されてアナログ化された検波
信号SYは第2スイッチ回路22に対して供給される。
この第2のスイッチ回路22では、先の検波回路1から
直接入力される検波信号SYと、上記D/Aコンバータ
4から入力された検波信号SYを択一的に選択して出力
端子5に供給する。なお、第1スイッチ回路21及び第
2スイッチ回路22の切換えはそれぞれマイクロコンピ
ュータ8の制御により行われる。また、この図の構成に
おいてはマイクロコンピュータ8よりトランスバーサル
フィルタ3に対して、このトランスバーサルフィルタの
タップ係数とされる信号Tiあるいは信号Ym(微分パ
ルス波形Pgの量子化値)が得られ、これらの信号がト
ランスバーサルフィルタ3のタップ係数入力端子Ttap
に供給され、また、図示していないがマイクロコンピュ
ータ8からはアドレス指定値がタップ係数レジスタ指定
アドレス入力Tadd に入力される、これにより信号Ti
あるいは信号Ymのデータが所望のタップ係数レジスタ
R0〜R639に設定される。
D/Aコンバータ4に供給されてアナログ化された検波
信号SYは第2スイッチ回路22に対して供給される。
この第2のスイッチ回路22では、先の検波回路1から
直接入力される検波信号SYと、上記D/Aコンバータ
4から入力された検波信号SYを択一的に選択して出力
端子5に供給する。なお、第1スイッチ回路21及び第
2スイッチ回路22の切換えはそれぞれマイクロコンピ
ュータ8の制御により行われる。また、この図の構成に
おいてはマイクロコンピュータ8よりトランスバーサル
フィルタ3に対して、このトランスバーサルフィルタの
タップ係数とされる信号Tiあるいは信号Ym(微分パ
ルス波形Pgの量子化値)が得られ、これらの信号がト
ランスバーサルフィルタ3のタップ係数入力端子Ttap
に供給され、また、図示していないがマイクロコンピュ
ータ8からはアドレス指定値がタップ係数レジスタ指定
アドレス入力Tadd に入力される、これにより信号Ti
あるいは信号Ymのデータが所望のタップ係数レジスタ
R0〜R639に設定される。
【0020】上述したように、第1スイッチ回路21及
び第2スイッチ回路22の切換えはそれぞれマイクロコ
ンピュータ8の制御により行われるが、具体的には第1
スイッチ回路21は8フィールド演算を行うために8フ
ィールド期間のGCR信号をトランスバーサルフィルタ
3からゲート回路6及びバッファメモリ7を介して入力
する際には、図13の状態に切換えられ、一方、マイク
ロコンピュータ8からの信号Xnをトランスバーサルフ
ィルタ3に供給する際には図13とは逆の状態に切換え
られる。また、第2スイッチ回路22はこのゴースト除
去回路が後述するゴースト除去動作を開始した場合に図
13の状態に切換えられ、映像信号からゴースト信号成
分が充分除去された時点で図13とは逆の状態に切り替
わるものとされる。
び第2スイッチ回路22の切換えはそれぞれマイクロコ
ンピュータ8の制御により行われるが、具体的には第1
スイッチ回路21は8フィールド演算を行うために8フ
ィールド期間のGCR信号をトランスバーサルフィルタ
3からゲート回路6及びバッファメモリ7を介して入力
する際には、図13の状態に切換えられ、一方、マイク
ロコンピュータ8からの信号Xnをトランスバーサルフ
ィルタ3に供給する際には図13とは逆の状態に切換え
られる。また、第2スイッチ回路22はこのゴースト除
去回路が後述するゴースト除去動作を開始した場合に図
13の状態に切換えられ、映像信号からゴースト信号成
分が充分除去された時点で図13とは逆の状態に切り替
わるものとされる。
【0021】したがって上記構成の回路においてゴース
ト除去動作が開始された場合、先ず8フィールド期間に
おいては第2スイッチ回路22は図13に示す切換え状
態を維持し、第1スイッチ回路21も図13に示す状態
に切換えられる。即ち、この際のゴースト除去回路の回
路構成が等価的に図14に示すものとなる。したがっ
て、マイクロコンピュータ8内部においてはトランスバ
ーサルフィルタ3からゲート回路6及びバッファメモリ
7を介して入力されたGCR信号(GCR波形GCR 及び
ペデスタル波形PDS)に基づきゴースト成分を含む微分パ
ルス波形Pgを量子化した値Ymが得られ、また、図9
において説明したように例えば基準パルス生成回路11
にて得られる微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値
Xnが取り出される。なお、この際それまでに求められ
たタップ係数の修正量を示すデータ信号Tiがマイクロ
コンピュータ8からトランスバーサルフィルタ3に供給
されている。従って、この回路構成時はトランスバーサ
ルフィルタはゴースト成分除去用フィルタとして機能す
る。
ト除去動作が開始された場合、先ず8フィールド期間に
おいては第2スイッチ回路22は図13に示す切換え状
態を維持し、第1スイッチ回路21も図13に示す状態
に切換えられる。即ち、この際のゴースト除去回路の回
路構成が等価的に図14に示すものとなる。したがっ
て、マイクロコンピュータ8内部においてはトランスバ
ーサルフィルタ3からゲート回路6及びバッファメモリ
7を介して入力されたGCR信号(GCR波形GCR 及び
ペデスタル波形PDS)に基づきゴースト成分を含む微分パ
ルス波形Pgを量子化した値Ymが得られ、また、図9
において説明したように例えば基準パルス生成回路11
にて得られる微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値
Xnが取り出される。なお、この際それまでに求められ
たタップ係数の修正量を示すデータ信号Tiがマイクロ
コンピュータ8からトランスバーサルフィルタ3に供給
されている。従って、この回路構成時はトランスバーサ
ルフィルタはゴースト成分除去用フィルタとして機能す
る。
【0022】そして、8フィールド期間が終了すると第
1スイッチ回路21が図13とは逆の状態に切り替えら
れ、第2スイッチ回路は図13に示す状態が継続され
る。したがって、等価的には図15に示す回路の構成と
なり、トランスバーサルフィルタ3の入力信号端子Tin
には微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値Xnが、
タップ係数入力端子Ttap には微分パルス波形Pgを量
子化した値Ymがそれぞれマイクロコンピュータ8から
入力可能な状態となる。
1スイッチ回路21が図13とは逆の状態に切り替えら
れ、第2スイッチ回路は図13に示す状態が継続され
る。したがって、等価的には図15に示す回路の構成と
なり、トランスバーサルフィルタ3の入力信号端子Tin
には微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値Xnが、
タップ係数入力端子Ttap には微分パルス波形Pgを量
子化した値Ymがそれぞれマイクロコンピュータ8から
入力可能な状態となる。
【0023】この場合のトランスバーサルフィルタ3に
おける動作について図16を参照して説明する。先ず、
図16(a)に示すように、マイクロコンピュータ8よ
り微分パルス波形Pgを量子化した値としてのY0〜Y
639が乗算回路M0〜M639に対してセットされる
(実際には、タップ係数レジスタR0〜R639(図1
2参照)に対して値Y0〜Y639がセットされるので
あるが、ここでは図示の都合上、乗算回路M0〜M63
9にセットされるものとする。次に、マイクロコンピュ
ータ8によりトランスバーサルフィルタ3に対して入力
信号として『0』を供給して、図16(b)に示すよう
に遅延回路D0〜D639をクリアし、続いて、マイク
ロコンピュータ8からトランスバーサルフィルタ3に入
力信号として微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値
としてのX0〜X63が出力されて遅延回路D0〜D6
3に対してセットされる(図16(c))。更に、図1
6(d)に示すように、遅延回路D0〜D639の値X
0〜X63、0、0・・・・、0に対して、乗算回路M
0〜M639にセットされている値Y0〜Y639が乗
算される。これと共にこれらの乗算結果が加算回路A0
において加算され、その加算結果RSLTnがトランス
バーサルフィルタ3の出力信号として信号出力端子T
out から出力される。この際の出力信号は、トランスバ
ーサルフィルタ3のタップ番号を示すi=0の時におけ
る値X0〜X63と値Y0〜Y639との乗算結果にほ
かならず、この図16(d)に示した状態の時点での加
算結果はRSLT0で示される。そしてこの値RSLT
0は図15に示すようにゲート回路6及びバッファメモ
リ7を介してマイクロコンピュータ8に相関演算結果R
SLT0として取り込まれる。そして、マイクロコンピ
ュータ8では値RSLT0について、タップ係数を示す
データTiのうち、第0番目のタップ係数データT0に
変換して記憶する。
おける動作について図16を参照して説明する。先ず、
図16(a)に示すように、マイクロコンピュータ8よ
り微分パルス波形Pgを量子化した値としてのY0〜Y
639が乗算回路M0〜M639に対してセットされる
(実際には、タップ係数レジスタR0〜R639(図1
2参照)に対して値Y0〜Y639がセットされるので
あるが、ここでは図示の都合上、乗算回路M0〜M63
9にセットされるものとする。次に、マイクロコンピュ
ータ8によりトランスバーサルフィルタ3に対して入力
信号として『0』を供給して、図16(b)に示すよう
に遅延回路D0〜D639をクリアし、続いて、マイク
ロコンピュータ8からトランスバーサルフィルタ3に入
力信号として微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値
としてのX0〜X63が出力されて遅延回路D0〜D6
3に対してセットされる(図16(c))。更に、図1
6(d)に示すように、遅延回路D0〜D639の値X
0〜X63、0、0・・・・、0に対して、乗算回路M
0〜M639にセットされている値Y0〜Y639が乗
算される。これと共にこれらの乗算結果が加算回路A0
において加算され、その加算結果RSLTnがトランス
バーサルフィルタ3の出力信号として信号出力端子T
out から出力される。この際の出力信号は、トランスバ
ーサルフィルタ3のタップ番号を示すi=0の時におけ
る値X0〜X63と値Y0〜Y639との乗算結果にほ
かならず、この図16(d)に示した状態の時点での加
算結果はRSLT0で示される。そしてこの値RSLT
0は図15に示すようにゲート回路6及びバッファメモ
リ7を介してマイクロコンピュータ8に相関演算結果R
SLT0として取り込まれる。そして、マイクロコンピ
ュータ8では値RSLT0について、タップ係数を示す
データTiのうち、第0番目のタップ係数データT0に
変換して記憶する。
【0024】次に遅延回路D0〜D639の値X0〜X
63、0、0・・・0が1遅延回路分だけ出力側にシフ
トされると共に、遅延回路D0に対して『0』がマイク
ロコンピュータ8よりセットされるため、トランスバー
サルフィルタ3は図16(e)に示す状態になる。続い
て、図16(f)に示すように遅延回路D0〜D639
の値0、X0〜X63、0、0・・・・、0に対して、
乗算回路M0〜M639にセットされている値Y0〜Y
639が乗算され、これと共にこれらの乗算結果が加算
回路A0において加算され、その加算結果がi=1のと
きの値RSLT1としてトランスバーサルフィルタ3の
信号出力端子Tout からゲート回路6に出力される。こ
の値RSLT1はゲート回路6及びバッファメモリ7を
介してマイクロコンピュータ8に取り込まれ、このマイ
クロコンピュータ8においてタップ係数を示すデータT
iのうち、第1番目のタップ係数データT1に変換され
て記憶されることとなる。
63、0、0・・・0が1遅延回路分だけ出力側にシフ
トされると共に、遅延回路D0に対して『0』がマイク
ロコンピュータ8よりセットされるため、トランスバー
サルフィルタ3は図16(e)に示す状態になる。続い
て、図16(f)に示すように遅延回路D0〜D639
の値0、X0〜X63、0、0・・・・、0に対して、
乗算回路M0〜M639にセットされている値Y0〜Y
639が乗算され、これと共にこれらの乗算結果が加算
回路A0において加算され、その加算結果がi=1のと
きの値RSLT1としてトランスバーサルフィルタ3の
信号出力端子Tout からゲート回路6に出力される。こ
の値RSLT1はゲート回路6及びバッファメモリ7を
介してマイクロコンピュータ8に取り込まれ、このマイ
クロコンピュータ8においてタップ係数を示すデータT
iのうち、第1番目のタップ係数データT1に変換され
て記憶されることとなる。
【0025】更に、遅延回路D0〜D639の値0、X
0〜X63、0、0・・・・、0が1遅延回路分だけ出
力側にシフトされると共に、遅延回路D0に対して
『0』がマイクロコンピュータ8よりセットされるた
め、トランスバーサルフィルタ3は図16(g)に示す
状態になる。続いて、図16(h)に示すように、遅延
回路D0〜D639の値0、0、X0〜X63、0、0
・・・・、0に対して、乗算回路M0〜M639にセッ
トされている値Y0〜Y639が乗算されると共にこれ
らの乗算結果が加算回路A0において加算され、その加
算結果がi=2のときの値RSLT2としてトランスバ
ーサルフィルタ3の信号出力端子Tout からゲート回路
6に出力される。この値RSLT2はゲート回路6及び
バッファメモリ7を介してマイクロコンピュータ8に入
力されて、ここで第2番目のタップ係数データT2に変
換されて記憶される。
0〜X63、0、0・・・・、0が1遅延回路分だけ出
力側にシフトされると共に、遅延回路D0に対して
『0』がマイクロコンピュータ8よりセットされるた
め、トランスバーサルフィルタ3は図16(g)に示す
状態になる。続いて、図16(h)に示すように、遅延
回路D0〜D639の値0、0、X0〜X63、0、0
・・・・、0に対して、乗算回路M0〜M639にセッ
トされている値Y0〜Y639が乗算されると共にこれ
らの乗算結果が加算回路A0において加算され、その加
算結果がi=2のときの値RSLT2としてトランスバ
ーサルフィルタ3の信号出力端子Tout からゲート回路
6に出力される。この値RSLT2はゲート回路6及び
バッファメモリ7を介してマイクロコンピュータ8に入
力されて、ここで第2番目のタップ係数データT2に変
換されて記憶される。
【0026】そして以降、遅延回路D0〜D639の値
のシフト動作と、乗算回路M0〜M639及び加算回路
A0による積和演算動作とが交互に繰り返され、トラン
スバーサルフィルタ3からは第i番目の値RSLTiが
出力され、この値がマイクロコンピュータ8にてタップ
係数Tiに順次変換されて記憶される。
のシフト動作と、乗算回路M0〜M639及び加算回路
A0による積和演算動作とが交互に繰り返され、トラン
スバーサルフィルタ3からは第i番目の値RSLTiが
出力され、この値がマイクロコンピュータ8にてタップ
係数Tiに順次変換されて記憶される。
【0027】すなわち上記動作が行われることにより、
トランスバーサルフィルタ3からは相関演算結果として
第0番目の値RSLT0から第639番目の値RSLT
639までが順に出力され、マイクロコンピュータでは
これらの相関演算結果に基づいて全てのタップ係数T0
〜T639に変換されて記憶されることになる。そし
て、このようにして全てのタップ係数T0〜T639が
求められると、第1スイッチ回路21は再び図14と等
価となる状態(即ち図13と同様の状態)となるように
切換えられる。従って前述のように、8フィールド期間
にわたって、マイクロコンピュータ8内部においてはト
ランスバーサルフィルタ3からゲート回路6及びバッフ
ァメモリ7を介して入力されたGCR信号(GCR波形
GCR及びペデスタル波形PDS)に基づきゴースト成分を含
む微分パルス波形Pgを量子化した値Ymが得られ、ま
た、微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値Xnが取
り出される。このとき、先の図15に示す状態であった
時に求められたタップ係数Tiがマイクロコンピュータ
8からトランスバーサルフィルタ3に供給されて乗算回
路M0〜M639にセットされることにより、トランス
バーサルフィルタを通過する検波信号SYに含まれるゴ
ースト信号成分Sgが除去されていく。
トランスバーサルフィルタ3からは相関演算結果として
第0番目の値RSLT0から第639番目の値RSLT
639までが順に出力され、マイクロコンピュータでは
これらの相関演算結果に基づいて全てのタップ係数T0
〜T639に変換されて記憶されることになる。そし
て、このようにして全てのタップ係数T0〜T639が
求められると、第1スイッチ回路21は再び図14と等
価となる状態(即ち図13と同様の状態)となるように
切換えられる。従って前述のように、8フィールド期間
にわたって、マイクロコンピュータ8内部においてはト
ランスバーサルフィルタ3からゲート回路6及びバッフ
ァメモリ7を介して入力されたGCR信号(GCR波形
GCR及びペデスタル波形PDS)に基づきゴースト成分を含
む微分パルス波形Pgを量子化した値Ymが得られ、ま
た、微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値Xnが取
り出される。このとき、先の図15に示す状態であった
時に求められたタップ係数Tiがマイクロコンピュータ
8からトランスバーサルフィルタ3に供給されて乗算回
路M0〜M639にセットされることにより、トランス
バーサルフィルタを通過する検波信号SYに含まれるゴ
ースト信号成分Sgが除去されていく。
【0028】そして8フィールド期間が経過すると、第
1スイッチ回路21は図15に示す相関演算時の等価回
路構成となるように切換えられ、先に図16を参照して
説明したようにしてタップ係数Tiが求められていくこ
ととなる。更に以降、第1スイッチ回路の切換えに伴っ
て図14に示す等価回路となる状態と、図15に示す等
価回路となる状態とが交互に繰り返されて、上述した動
作がなされていくことで、トランスバーサルフィルタ3
の通過特性はGCR信号に含まれるゴースト成分Sgが
無くなるように収束されていく。
1スイッチ回路21は図15に示す相関演算時の等価回
路構成となるように切換えられ、先に図16を参照して
説明したようにしてタップ係数Tiが求められていくこ
ととなる。更に以降、第1スイッチ回路の切換えに伴っ
て図14に示す等価回路となる状態と、図15に示す等
価回路となる状態とが交互に繰り返されて、上述した動
作がなされていくことで、トランスバーサルフィルタ3
の通過特性はGCR信号に含まれるゴースト成分Sgが
無くなるように収束されていく。
【0029】そして、トランスバーサルフィルタ3の通
過特性が充分に収束してゴースト成分の検出が所定レベ
ル以下になったような時点で、第1スイッチ回路21は
図13に示す状態に固定され、更に、これまで図13に
示す状態に切換えられていた第2スイッチ回路22がこ
れとは逆の状態に切換えられるので、出力端子5にはゴ
ースト成分が充分に除去された検波信号SYが取り出さ
れる。なお、上記のように第2スイッチ回路22は、ト
ランスバーサルフィルタ3の通過特性設定が行われてい
る期間は図13に示す状態に切換えられた状態になって
いるから、その設定中の不安定な検波信号SYが出力さ
れることを防止している。
過特性が充分に収束してゴースト成分の検出が所定レベ
ル以下になったような時点で、第1スイッチ回路21は
図13に示す状態に固定され、更に、これまで図13に
示す状態に切換えられていた第2スイッチ回路22がこ
れとは逆の状態に切換えられるので、出力端子5にはゴ
ースト成分が充分に除去された検波信号SYが取り出さ
れる。なお、上記のように第2スイッチ回路22は、ト
ランスバーサルフィルタ3の通過特性設定が行われてい
る期間は図13に示す状態に切換えられた状態になって
いるから、その設定中の不安定な検波信号SYが出力さ
れることを防止している。
【0030】上記構成のようにすれば、トランスバーサ
ルフィルタ3というハードウェアにより相関演算が成さ
れるので、その演算が高速にでき、充分に実用となる時
間内にゴースト波成分の除去を行うことができる。ま
た、相関演算は1つのトランスバーサルフィルタ3によ
りゴースト成分除去と相関演算とで時分割的に成される
ためハードウェアにおける変更も必要ない。
ルフィルタ3というハードウェアにより相関演算が成さ
れるので、その演算が高速にでき、充分に実用となる時
間内にゴースト波成分の除去を行うことができる。ま
た、相関演算は1つのトランスバーサルフィルタ3によ
りゴースト成分除去と相関演算とで時分割的に成される
ためハードウェアにおける変更も必要ない。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成に
おいてトランスバーサルフィルタ3の入力信号を例えば
8ビットで量子化して、−1.0〜1.0の間の値とし
て扱うこととし、また、トランスバーサルフィルタ3の
タップ係数について例えば10ビットで量子化して−
1.0〜1.0の間の値として扱うこととした場合、こ
れらの値の相関演算結果としては8ビット×10ビット
の18ビットとしての積算結果出力となるが、ここで、
コスト等の観点からトランスバーサルフィルタ3の回路
規模の縮小を図ろうとすると、上記積算結果出力18ビ
ットのうち例えば上位12ビットのみを加算したものを
出力とする構成を取らざるをえない。従って、この場合
には積算結果出力18ビットのうち下位6ビットで表現
される小さな値は切り捨てられたと同様のこととなり、
正確な相関演算結果が得られなくなる。
おいてトランスバーサルフィルタ3の入力信号を例えば
8ビットで量子化して、−1.0〜1.0の間の値とし
て扱うこととし、また、トランスバーサルフィルタ3の
タップ係数について例えば10ビットで量子化して−
1.0〜1.0の間の値として扱うこととした場合、こ
れらの値の相関演算結果としては8ビット×10ビット
の18ビットとしての積算結果出力となるが、ここで、
コスト等の観点からトランスバーサルフィルタ3の回路
規模の縮小を図ろうとすると、上記積算結果出力18ビ
ットのうち例えば上位12ビットのみを加算したものを
出力とする構成を取らざるをえない。従って、この場合
には積算結果出力18ビットのうち下位6ビットで表現
される小さな値は切り捨てられたと同様のこととなり、
正確な相関演算結果が得られなくなる。
【0032】このことは、例えば図17(a)に示すよ
うに相関演算時の入力信号である微分パルス波形PGCRを
量子化したデータ値Xnのレベルの大きさを制限して、
Ymとの相関演算との結果の主信号成分Mがオーバーフ
ローしないようにすると、相関演算結果RSLTnとし
て−2-12 〜2-12 の間の値に相当する事になるゴース
ト成分Gのレベルは小さくなりすぎ、実際の相関演算結
果には表れなくなることを意味する。また逆に、上記の
ように値Xnのレベルの大きさを制限せずにそのままト
ランスバーサルフィルタ3に供給して相関演算を行う
と、図17(b)に示すようにゴースト成分Gのレベル
は図17(a)に比して大きくなって相関演算結果とし
て検出可能になるが、主信号成分はオーバーフロー成分
FL として示すようにオーバーフローしてしまい、これ
について正確な演算結果が得られない。
うに相関演算時の入力信号である微分パルス波形PGCRを
量子化したデータ値Xnのレベルの大きさを制限して、
Ymとの相関演算との結果の主信号成分Mがオーバーフ
ローしないようにすると、相関演算結果RSLTnとし
て−2-12 〜2-12 の間の値に相当する事になるゴース
ト成分Gのレベルは小さくなりすぎ、実際の相関演算結
果には表れなくなることを意味する。また逆に、上記の
ように値Xnのレベルの大きさを制限せずにそのままト
ランスバーサルフィルタ3に供給して相関演算を行う
と、図17(b)に示すようにゴースト成分Gのレベル
は図17(a)に比して大きくなって相関演算結果とし
て検出可能になるが、主信号成分はオーバーフロー成分
FL として示すようにオーバーフローしてしまい、これ
について正確な演算結果が得られない。
【0033】これを解決するためには、例えばトランス
バーサルフィルタ3の出力信号幅の広いもの(ビット数
が大きいもの)を用いることで小さなゴースト成分も演
算結果に表すことが可能となるが、トランスバーサルフ
ィルタ3の規模が大きくなるためコストアップとなる。
バーサルフィルタ3の出力信号幅の広いもの(ビット数
が大きいもの)を用いることで小さなゴースト成分も演
算結果に表すことが可能となるが、トランスバーサルフ
ィルタ3の規模が大きくなるためコストアップとなる。
【0034】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記した
問題点を解決するため、受信した映像信号が供給される
トランスバーサルフィルタと、このトランスバーサルフ
ィルタの出力からゴースト検出用信号を抽出するゴース
ト検出用信号抽出部と、ここで抽出されたゴースト検出
用信号に基づいてゴースト信号成分を検出可能な検出部
とを備え、この検出部で検出されたゴースト信号成分に
基づいてトランスバーサルフィルタの通過特性を制御す
るフィルタ特性可変信号を供給するようにされた波形歪
み検出回路において、検出部に対して基準ゴースト検出
用信号を生成する基準ゴースト検出用信号生成部を設け
ることとし、さらに抽出されたゴースト検出用信号と基
準ゴースト検出用信号をトランスバーサルフィルタに供
給して相関演算を行い、この相関演算結果に基づいてフ
ィルタ特性可変信号を生成するようにすることとした。
そして、この場合の相関演算は、主信号成分を検出する
ための相関演算と主信号成分以外の部分を検出するため
の相関演算とに分割して行うものとした。そして、抽出
されたゴースト検出用信号のゲインを可変してトランス
バーサルフィルタに供給可能な第1のゲイン制御部と、
トランスバーサルフィルタから出力される相関演算結果
のデータのゲインを可変可能な第2のゲイン制御部を設
けることとした。
問題点を解決するため、受信した映像信号が供給される
トランスバーサルフィルタと、このトランスバーサルフ
ィルタの出力からゴースト検出用信号を抽出するゴース
ト検出用信号抽出部と、ここで抽出されたゴースト検出
用信号に基づいてゴースト信号成分を検出可能な検出部
とを備え、この検出部で検出されたゴースト信号成分に
基づいてトランスバーサルフィルタの通過特性を制御す
るフィルタ特性可変信号を供給するようにされた波形歪
み検出回路において、検出部に対して基準ゴースト検出
用信号を生成する基準ゴースト検出用信号生成部を設け
ることとし、さらに抽出されたゴースト検出用信号と基
準ゴースト検出用信号をトランスバーサルフィルタに供
給して相関演算を行い、この相関演算結果に基づいてフ
ィルタ特性可変信号を生成するようにすることとした。
そして、この場合の相関演算は、主信号成分を検出する
ための相関演算と主信号成分以外の部分を検出するため
の相関演算とに分割して行うものとした。そして、抽出
されたゴースト検出用信号のゲインを可変してトランス
バーサルフィルタに供給可能な第1のゲイン制御部と、
トランスバーサルフィルタから出力される相関演算結果
のデータのゲインを可変可能な第2のゲイン制御部を設
けることとした。
【0035】そして、第1のゲイン制御部は、例えば主
信号成分を検出するための相関演算時において、抽出さ
れたゴースト検出用信号のゲインが減衰されるようにゲ
イン設定するものとし、第2のゲイン制御部は第1のゲ
イン制御部でなされた減衰分を補償するようにゲイン設
定するものとした。さらに、第1のゲイン制御部及び第
2のゲイン制御部はマイクロコンピュータのソフトウェ
アにより構成することとした。更にゴースト検出用信号
としては、映像信号の所定位置に挿入されるGCR信号
を用いることとした。
信号成分を検出するための相関演算時において、抽出さ
れたゴースト検出用信号のゲインが減衰されるようにゲ
イン設定するものとし、第2のゲイン制御部は第1のゲ
イン制御部でなされた減衰分を補償するようにゲイン設
定するものとした。さらに、第1のゲイン制御部及び第
2のゲイン制御部はマイクロコンピュータのソフトウェ
アにより構成することとした。更にゴースト検出用信号
としては、映像信号の所定位置に挿入されるGCR信号
を用いることとした。
【0036】
【作用】上記構成によれば、主信号成分とゴースト成分
をそれぞれ相関演算する際に、第1のゲイン制御回路に
よりそれぞれ各成分の検出に適当なレベルの入力信号を
トランスバーサルフィルタに供給することが可能とな
る。また、第2のゲイン制御回路によりトランスバーサ
ルフィルタの出力について可変されたゲインの補償をし
て適正に成分検出を行うことが可能となる。また、第1
のゲイン制御回路、第2ゲイン制御回路についてマイク
ロコンピュータにより構成すれば、ゲイン制御はソフト
ウェアにより実現できる。
をそれぞれ相関演算する際に、第1のゲイン制御回路に
よりそれぞれ各成分の検出に適当なレベルの入力信号を
トランスバーサルフィルタに供給することが可能とな
る。また、第2のゲイン制御回路によりトランスバーサ
ルフィルタの出力について可変されたゲインの補償をし
て適正に成分検出を行うことが可能となる。また、第1
のゲイン制御回路、第2ゲイン制御回路についてマイク
ロコンピュータにより構成すれば、ゲイン制御はソフト
ウェアにより実現できる。
【0037】
【実施例】図1はゴースト除去回路とされる本発明の波
形歪み検出回路の実施例を示すブロック図であり、図9
及び図13と同一部分は同一符号を付して説明を省略す
る。またトランスバーサルフィルタ3の構成も図12に
示したと同様でよい。本実施例の波形歪み検出回路にお
いては、後述の相関演算時にトランスバーサルフィルタ
3の入力信号としてマイクロコンピュータ8から出力さ
れる微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値Xnのレ
ベルを可変するための第1ゲイン制御回路31が、マイ
クロコンピュータ8と第1のスイッチ回路21間に設け
られる。また、相関演算結果としてトランスバーサルフ
ィルタ3からゲート回路6及びバッファメモリ7を介し
てマイクロコンピュータ8に供給される値RSLTnの
ゲインを可変する第2ゲイン制御回路32がバッファメ
モリ7とマイクロコンピュータ8の間に設けられる。
形歪み検出回路の実施例を示すブロック図であり、図9
及び図13と同一部分は同一符号を付して説明を省略す
る。またトランスバーサルフィルタ3の構成も図12に
示したと同様でよい。本実施例の波形歪み検出回路にお
いては、後述の相関演算時にトランスバーサルフィルタ
3の入力信号としてマイクロコンピュータ8から出力さ
れる微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値Xnのレ
ベルを可変するための第1ゲイン制御回路31が、マイ
クロコンピュータ8と第1のスイッチ回路21間に設け
られる。また、相関演算結果としてトランスバーサルフ
ィルタ3からゲート回路6及びバッファメモリ7を介し
てマイクロコンピュータ8に供給される値RSLTnの
ゲインを可変する第2ゲイン制御回路32がバッファメ
モリ7とマイクロコンピュータ8の間に設けられる。
【0038】上記構成の波形歪み検出回路のゴースト成
分除去動作について、図2、図3及び図4を参照して説
明する。例えば先ず8フィールド期間では、第2スイッ
チ回路22は図に示す切換え状態を維持し、第1スイッ
チ回路21も図に示す状態に切換えられる。この際バッ
ファメモリ7の後段に接続される第2ゲイン制御回路3
2は、通過信号のゲインの可変は行わずにその利得は
『1』とされる。従って、この場合の等価的回路構成と
しては図3に示す状態となる。この図3は、先に説明し
た図14と同一のゴースト成分除去用の回路構成である
から、したがって、マイクロコンピュータ8内部におい
てはトランスバーサルフィルタ3からゲート回路6及び
バッファメモリ7を介して入力されたGCR信号SGCR
(GCR波形GCR 及びペデスタル波形PDS)に基づきゴー
スト成分を含む微分パルス波形Pgを量子化した値Ym
が得られ、また、図9において説明したように例えば基
準パルス生成回路11にて得られる微分パルス波形PGCR
を量子化したデータ値Xnが取り出される。また、それ
までに求められたタップ係数を示すデータ信号Tiがマ
イクロコンピュータ8からトランスバーサルフィルタ3
に供給されている。
分除去動作について、図2、図3及び図4を参照して説
明する。例えば先ず8フィールド期間では、第2スイッ
チ回路22は図に示す切換え状態を維持し、第1スイッ
チ回路21も図に示す状態に切換えられる。この際バッ
ファメモリ7の後段に接続される第2ゲイン制御回路3
2は、通過信号のゲインの可変は行わずにその利得は
『1』とされる。従って、この場合の等価的回路構成と
しては図3に示す状態となる。この図3は、先に説明し
た図14と同一のゴースト成分除去用の回路構成である
から、したがって、マイクロコンピュータ8内部におい
てはトランスバーサルフィルタ3からゲート回路6及び
バッファメモリ7を介して入力されたGCR信号SGCR
(GCR波形GCR 及びペデスタル波形PDS)に基づきゴー
スト成分を含む微分パルス波形Pgを量子化した値Ym
が得られ、また、図9において説明したように例えば基
準パルス生成回路11にて得られる微分パルス波形PGCR
を量子化したデータ値Xnが取り出される。また、それ
までに求められたタップ係数を示すデータ信号Tiがマ
イクロコンピュータ8からトランスバーサルフィルタ3
に供給されている。
【0039】そして、8フィールド期間が終了すると、
第1スイッチ回路21が図1とは逆の状態に切り替えら
れ、第2スイッチ回路は図に示す状態が継続される。し
たがって、等価的には図2に示す相関演算用の回路構成
となり、トランスバーサルフィルタ3の入力信号端子T
inには微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値Xn
が、タップ係数入力端子Ttap には微分パルス波形Pg
を量子化した値Ymがそれぞれマイクロコンピュータ8
から入力可能な状態となる。更に本実施例では、後述の
ように第1ゲイン制御回路31でデータ値Xnの値をト
ランスバーサルフィルタ3に入力する前段階において制
御し、ここで制御されたデータ値Xnを用いて得られた
相関演算結果のデータRSLTnを第2ゲイン制御回路
32で補償するという制御が行われる。なお、この第1
ゲイン制御回路31と第2ゲイン制御回路32は便宜上
ハードウェアとして図に示しているが、実際にはマイク
ロコンピュータ8のソフトウェアにより構成可能であ
り、このように構成すればハード部品等の増設が必要な
いためにコスト的に有利である。
第1スイッチ回路21が図1とは逆の状態に切り替えら
れ、第2スイッチ回路は図に示す状態が継続される。し
たがって、等価的には図2に示す相関演算用の回路構成
となり、トランスバーサルフィルタ3の入力信号端子T
inには微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値Xn
が、タップ係数入力端子Ttap には微分パルス波形Pg
を量子化した値Ymがそれぞれマイクロコンピュータ8
から入力可能な状態となる。更に本実施例では、後述の
ように第1ゲイン制御回路31でデータ値Xnの値をト
ランスバーサルフィルタ3に入力する前段階において制
御し、ここで制御されたデータ値Xnを用いて得られた
相関演算結果のデータRSLTnを第2ゲイン制御回路
32で補償するという制御が行われる。なお、この第1
ゲイン制御回路31と第2ゲイン制御回路32は便宜上
ハードウェアとして図に示しているが、実際にはマイク
ロコンピュータ8のソフトウェアにより構成可能であ
り、このように構成すればハード部品等の増設が必要な
いためにコスト的に有利である。
【0040】この場合のトランスバーサルフィルタ3に
おける動作について図4を参照して説明する。例えば図
4(a)に示すように、マイクロコンピュータ8より微
分パルス波形Pgを量子化した値としてのY0〜Y63
9が乗算回路M0〜M639に対してセットされる(実
際には、タップ係数レジスタR0〜R639(図12参
照)に対して値Y0〜Y639がセットされるのである
が、ここでは図示の都合上、乗算回路M0〜M639に
セットされるものとする)。次に、マイクロコンピュー
タ8によりトランスバーサルフィルタ3に対して入力信
号として『0』を供給して、図4(b)に示すように遅
延回路D0〜D639をクリアする。
おける動作について図4を参照して説明する。例えば図
4(a)に示すように、マイクロコンピュータ8より微
分パルス波形Pgを量子化した値としてのY0〜Y63
9が乗算回路M0〜M639に対してセットされる(実
際には、タップ係数レジスタR0〜R639(図12参
照)に対して値Y0〜Y639がセットされるのである
が、ここでは図示の都合上、乗算回路M0〜M639に
セットされるものとする)。次に、マイクロコンピュー
タ8によりトランスバーサルフィルタ3に対して入力信
号として『0』を供給して、図4(b)に示すように遅
延回路D0〜D639をクリアする。
【0041】本実施例では、この相関演算動作において
主信号成分についての相関演算結果を得るための段階
と、ゴースト信号成分についての相関演算結果を得るた
めの段階とに時分割される。そして例えば、先ず主信号
成分についての相関演算結果を得るための動作となる。
この際、マイクロコンピュータ8からは第1ゲイン制御
回路31に微分パルス波形PGCRを量子化した値X0〜X
63が供給される。ここで、第1ゲイン制御回路31で
は主信号成分の演算結果についてオーバーフローとなら
ないように、供給された値X0〜X63について例えば
1/4倍の利得によりレベルを小さくして、これを値G
X0〜GX63として第1スイッチ回路21を介してト
ランスバーサルフィルタ3の信号入力端子Tinに供給す
る。これにより図4(c)に示すように遅延回路D0〜
D639に対して、それぞれ値GX0〜GX63、0、
0、・・・・0がセットされる。
主信号成分についての相関演算結果を得るための段階
と、ゴースト信号成分についての相関演算結果を得るた
めの段階とに時分割される。そして例えば、先ず主信号
成分についての相関演算結果を得るための動作となる。
この際、マイクロコンピュータ8からは第1ゲイン制御
回路31に微分パルス波形PGCRを量子化した値X0〜X
63が供給される。ここで、第1ゲイン制御回路31で
は主信号成分の演算結果についてオーバーフローとなら
ないように、供給された値X0〜X63について例えば
1/4倍の利得によりレベルを小さくして、これを値G
X0〜GX63として第1スイッチ回路21を介してト
ランスバーサルフィルタ3の信号入力端子Tinに供給す
る。これにより図4(c)に示すように遅延回路D0〜
D639に対して、それぞれ値GX0〜GX63、0、
0、・・・・0がセットされる。
【0042】この後は、先に図16にて説明したと同様
の動作により、図4(d)〜図4(h)に示すように遅
延回路D0〜D639の値のシフト動作と、乗算回路M
0〜M639及び加算回路A0による積和演算動作とが
交互に繰り返される。トランスバーサルフィルタ3から
は第i番目の値RSLTiが出力され、この値がマイク
ロコンピュータ8にてタップ係数Tiに逐次変換されて
記憶される。ただし、この場合の相関演算動作について
は主信号成分のみを得る回数だけ行われればよく、例え
ばこの相関演算回数を64回と設定するならば、トラン
スバーサルフィルタ3からは第0番目の値RSLT0か
ら第63番目の値RSLT63が順次出力される。この
ときの主信号成分Mの相関演算結果については、図17
(a)に示すように1.0〜−1.0の間に適正に得ら
れる。
の動作により、図4(d)〜図4(h)に示すように遅
延回路D0〜D639の値のシフト動作と、乗算回路M
0〜M639及び加算回路A0による積和演算動作とが
交互に繰り返される。トランスバーサルフィルタ3から
は第i番目の値RSLTiが出力され、この値がマイク
ロコンピュータ8にてタップ係数Tiに逐次変換されて
記憶される。ただし、この場合の相関演算動作について
は主信号成分のみを得る回数だけ行われればよく、例え
ばこの相関演算回数を64回と設定するならば、トラン
スバーサルフィルタ3からは第0番目の値RSLT0か
ら第63番目の値RSLT63が順次出力される。この
ときの主信号成分Mの相関演算結果については、図17
(a)に示すように1.0〜−1.0の間に適正に得ら
れる。
【0043】そして、上記のようにして得られた主信号
成分の相関演算結果値RSLT0〜RSLT63は、ゲ
ート回路6→バッファメモリ7→第2ゲイン制御回路3
2を介してマイクロコンピュータ8内部の例えば減算器
14に順次供給される経路となるが、第2ゲイン制御回
路32において、値RSLTnを4倍してからマイクロ
コンピュータ8に入力する。即ち、先に第1ゲイン制御
回路で1/4倍とされたレベルについて、ここで補償を
するわけである。次に、第2ゲイン制御回路32でレベ
ル補償されたRSLT0〜RSLT63が、順次減算器
14に入力されて主信号パルス生成回路13から供給さ
れ自己演算結果パルス波形CGCRにより減算されて、GR
SLT0〜GRSLT63として順次出力される。変換
器15では順次入力されるGRSLT0〜GRSLT6
3に基づいて、主信号部分に対するタップ係数T0〜T
63を得てこれを記憶することとなる。
成分の相関演算結果値RSLT0〜RSLT63は、ゲ
ート回路6→バッファメモリ7→第2ゲイン制御回路3
2を介してマイクロコンピュータ8内部の例えば減算器
14に順次供給される経路となるが、第2ゲイン制御回
路32において、値RSLTnを4倍してからマイクロ
コンピュータ8に入力する。即ち、先に第1ゲイン制御
回路で1/4倍とされたレベルについて、ここで補償を
するわけである。次に、第2ゲイン制御回路32でレベ
ル補償されたRSLT0〜RSLT63が、順次減算器
14に入力されて主信号パルス生成回路13から供給さ
れ自己演算結果パルス波形CGCRにより減算されて、GR
SLT0〜GRSLT63として順次出力される。変換
器15では順次入力されるGRSLT0〜GRSLT6
3に基づいて、主信号部分に対するタップ係数T0〜T
63を得てこれを記憶することとなる。
【0044】更に上記動作に続いては、主信号成分より
小さいとされるゴースト成分についての相関演算が行わ
れる。このときには第1ゲイン制御回路31の利得は
『1』に変更されてデータレベルの可変を行わないよう
にされる。従って、この際マイクロコンピュータ8から
出力される値X0〜X63はゲイン制御の成されないそ
のままのレベルにて値GX0〜GX63として第1スイ
ッチ回路21を介してトランスバーサルフィルタ3の信
号入力端子Tinに供給される。これにより、図4(i)
に示すように遅延回路D64〜D127に対して値GX
0〜GX63がセットされる(なお他の遅延素子D0〜
D63、D127〜D639は『0』がセットされてい
る)状態となる。そして次には、図4(j)に示すよう
に遅延回路D0〜D639の値を乗算回路M0〜M63
9により積算すると共に、この演算結果を加算回路A0
により加算するが、この後は、先に説明したような遅延
回路D0〜D639の値のシフト動作と、乗算回路M0
〜M639及び加算回路A0による積和演算動作とが、
主信号部分以外の部分を得られるだけ繰り返される。こ
れにより、例えばトランスバーサルフィルタ3からはゴ
ースト成分の相関演算結果として、第64番目の値RL
ST64から第639番目の値RLST639までが順
次出力される。このときの相関演算結果としては、例え
ば図17(b)に示すように小さなゴースト成分Gの相
関演算結果については2-12 よりも大きな値として得る
ことができる。
小さいとされるゴースト成分についての相関演算が行わ
れる。このときには第1ゲイン制御回路31の利得は
『1』に変更されてデータレベルの可変を行わないよう
にされる。従って、この際マイクロコンピュータ8から
出力される値X0〜X63はゲイン制御の成されないそ
のままのレベルにて値GX0〜GX63として第1スイ
ッチ回路21を介してトランスバーサルフィルタ3の信
号入力端子Tinに供給される。これにより、図4(i)
に示すように遅延回路D64〜D127に対して値GX
0〜GX63がセットされる(なお他の遅延素子D0〜
D63、D127〜D639は『0』がセットされてい
る)状態となる。そして次には、図4(j)に示すよう
に遅延回路D0〜D639の値を乗算回路M0〜M63
9により積算すると共に、この演算結果を加算回路A0
により加算するが、この後は、先に説明したような遅延
回路D0〜D639の値のシフト動作と、乗算回路M0
〜M639及び加算回路A0による積和演算動作とが、
主信号部分以外の部分を得られるだけ繰り返される。こ
れにより、例えばトランスバーサルフィルタ3からはゴ
ースト成分の相関演算結果として、第64番目の値RL
ST64から第639番目の値RLST639までが順
次出力される。このときの相関演算結果としては、例え
ば図17(b)に示すように小さなゴースト成分Gの相
関演算結果については2-12 よりも大きな値として得る
ことができる。
【0045】このゴースト成分の相関演算結果とされる
値RLST64〜RLST639は、ゲート回路6→バ
ッファメモリ7→第2ゲイン制御回路32を介してマイ
クロコンピュータ8内部の減算器14に供給される経路
となるが、この際には、第1ゲイン制御回路31がゲイ
ンの変更を行っていないので、第2ゲイン制御回路32
の利得も『1』としてレベル補償を行わないようにされ
る。これにより、第2ゲイン制御回路32を単に介した
だけのRSLT64〜RSLT639が、順次減算器1
4に入力されて主信号パルス生成回路13から供給され
自己演算結果パルス波形CGCRにより減算されて、GRS
LT64〜GRSLT639として順次出力される。変
換器15では順次入力されるGRSLT64〜GRSL
T639に基づいて、主信号部分以外の成分に対するタ
ップ係数T64〜T639を得てこれを記憶することと
なる。
値RLST64〜RLST639は、ゲート回路6→バ
ッファメモリ7→第2ゲイン制御回路32を介してマイ
クロコンピュータ8内部の減算器14に供給される経路
となるが、この際には、第1ゲイン制御回路31がゲイ
ンの変更を行っていないので、第2ゲイン制御回路32
の利得も『1』としてレベル補償を行わないようにされ
る。これにより、第2ゲイン制御回路32を単に介した
だけのRSLT64〜RSLT639が、順次減算器1
4に入力されて主信号パルス生成回路13から供給され
自己演算結果パルス波形CGCRにより減算されて、GRS
LT64〜GRSLT639として順次出力される。変
換器15では順次入力されるGRSLT64〜GRSL
T639に基づいて、主信号部分以外の成分に対するタ
ップ係数T64〜T639を得てこれを記憶することと
なる。
【0046】すなわち、これまでの動作が行われること
により、マイクロコンピュータ8では上記相関演算結果
に基づいて全てのタップ係数T0〜T639(このう
ち、T0〜T63が主信号部分に対応し、T64〜T6
39主信号部分以外の成分に対応)が得られることとな
る。そして、このようにして全てのタップ係数T0〜T
639が求められると、第1スイッチ回路21は再び図
3と等価となる状態(即ち図1と同様の状態)となるよ
うに切換えられる。従って前述のように、8フィールド
期間にわたって、マイクロコンピュータ8内部において
はトランスバーサルフィルタ3からゲート回路6及びバ
ッファメモリ7を介して入力されたGCR信号(GCR
波形GCR 及びペデスタル波形PDS)に基づきゴースト成分
を含む微分パルス波形Pgを量子化した値Ymが得ら
れ、また、微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値X
nが取り出される。このとき、先の図2に示す状態であ
った時に求められたタップ係数Tiがマイクロコンピュ
ータ8からトランスバーサルフィルタ3に供給されて乗
算回路M0〜M639にセットされることにより、トラ
ンスバーサルフィルタを通過する検波信号SYに含まれ
るゴースト信号成分Sgは除去されていくこととなる。
により、マイクロコンピュータ8では上記相関演算結果
に基づいて全てのタップ係数T0〜T639(このう
ち、T0〜T63が主信号部分に対応し、T64〜T6
39主信号部分以外の成分に対応)が得られることとな
る。そして、このようにして全てのタップ係数T0〜T
639が求められると、第1スイッチ回路21は再び図
3と等価となる状態(即ち図1と同様の状態)となるよ
うに切換えられる。従って前述のように、8フィールド
期間にわたって、マイクロコンピュータ8内部において
はトランスバーサルフィルタ3からゲート回路6及びバ
ッファメモリ7を介して入力されたGCR信号(GCR
波形GCR 及びペデスタル波形PDS)に基づきゴースト成分
を含む微分パルス波形Pgを量子化した値Ymが得ら
れ、また、微分パルス波形PGCRを量子化したデータ値X
nが取り出される。このとき、先の図2に示す状態であ
った時に求められたタップ係数Tiがマイクロコンピュ
ータ8からトランスバーサルフィルタ3に供給されて乗
算回路M0〜M639にセットされることにより、トラ
ンスバーサルフィルタを通過する検波信号SYに含まれ
るゴースト信号成分Sgは除去されていくこととなる。
【0047】そして8フィールド期間が経過すると、第
1スイッチ回路21は図2に示す相関演算時の等価回路
構成となるように切換えられ、図4により説明したよう
にしてタップ係数Tiが求められる。以降、図3に示す
等価回路となる状態と、図2に示す等価回路となる状態
とが交互に繰り返されていくことで、トランスバーサル
フィルタ3の通過特性はGCR信号に含まれるゴースト
成分Sgが無くなるように収束さしていき、トランスバ
ーサルフィルタ3の通過特性が充分に収束たな時点で、
第1スイッチ回路21は図1に示す状態に固定され、更
に、これまで図1に示す状態に切換えられていた第2ス
イッチ回路22がこれとは逆の状態に切換えられるの
で、出力端子5にはゴースト成分が充分に除去された検
波信号SYが取り出される。
1スイッチ回路21は図2に示す相関演算時の等価回路
構成となるように切換えられ、図4により説明したよう
にしてタップ係数Tiが求められる。以降、図3に示す
等価回路となる状態と、図2に示す等価回路となる状態
とが交互に繰り返されていくことで、トランスバーサル
フィルタ3の通過特性はGCR信号に含まれるゴースト
成分Sgが無くなるように収束さしていき、トランスバ
ーサルフィルタ3の通過特性が充分に収束たな時点で、
第1スイッチ回路21は図1に示す状態に固定され、更
に、これまで図1に示す状態に切換えられていた第2ス
イッチ回路22がこれとは逆の状態に切換えられるの
で、出力端子5にはゴースト成分が充分に除去された検
波信号SYが取り出される。
【0048】ところで、上述してきた実施例におけるゴ
ースト除去は、図6(a)(b)に示したGCR信号を
リファレンスとしたが、他のリファレンス信号が映像信
号に含まれるような場合にも当然適用することができ
る。例えば図5(a)(b)はアメリカにおいて、映像
信号のフィールドごとの所定ラインに挿入されているG
CR信号の波形を示すものであり、HDは水平同期信号
を、BRSTはカラーバースト信号を示している。特にこの
図5(a)(b)に示したようなGCR信号の場合に
は、相関演算によりゴースト成分を検出することがよく
行われるため、本実施例の構成の波形歪み検出回路によ
るゴースト成分除去は特に有利となる。
ースト除去は、図6(a)(b)に示したGCR信号を
リファレンスとしたが、他のリファレンス信号が映像信
号に含まれるような場合にも当然適用することができ
る。例えば図5(a)(b)はアメリカにおいて、映像
信号のフィールドごとの所定ラインに挿入されているG
CR信号の波形を示すものであり、HDは水平同期信号
を、BRSTはカラーバースト信号を示している。特にこの
図5(a)(b)に示したようなGCR信号の場合に
は、相関演算によりゴースト成分を検出することがよく
行われるため、本実施例の構成の波形歪み検出回路によ
るゴースト成分除去は特に有利となる。
【0049】なお、本実施例においては、相関演算時に
先に主信号部分について相関演算を行い、次に主信号部
分以外のゴースト成分について相関演算を行うようにさ
れているが、先に主信号部分以外のゴースト成分につい
て相関演算を行うよう構成することも可能である。ま
た、第1ゲイン制御回路31におけるゲイン設定も上記
1/4に限定されず、実際の各種条件に応じて変更が可
能であることはいうまでもなく、第2ゲイン制御回路3
2おけるゲイン設定もこれに応じて変更可能である。ま
た、本実施例の波形歪み検出回路は、例えば通常、テレ
ビジョン受像機等の受信装置に装備されるものである
が、例えば単体のゴースト除去装置として構成されるこ
とも考えられる。
先に主信号部分について相関演算を行い、次に主信号部
分以外のゴースト成分について相関演算を行うようにさ
れているが、先に主信号部分以外のゴースト成分につい
て相関演算を行うよう構成することも可能である。ま
た、第1ゲイン制御回路31におけるゲイン設定も上記
1/4に限定されず、実際の各種条件に応じて変更が可
能であることはいうまでもなく、第2ゲイン制御回路3
2おけるゲイン設定もこれに応じて変更可能である。ま
た、本実施例の波形歪み検出回路は、例えば通常、テレ
ビジョン受像機等の受信装置に装備されるものである
が、例えば単体のゴースト除去装置として構成されるこ
とも考えられる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の波形歪み検
出回路によれば、相関演算を用いて映像信号等に含まれ
るゴースト成分が除去されるが、相関演算を主信号成分
とゴースト信号成分とで時分割的に行い、更に主信号成
分の演算時とゴースト信号成分の演算時とでトランスバ
ーサルフィルタに入力する波形レベルを可変可能とする
ことで、トランスバーサルフィルタの規模を拡大するこ
となく、主信号成分のオーバーフローや微小なゴースト
成分の検出精度を向上させることが可能となる。更に本
発明に対して付加されたゲイン制御回路は、実際にはマ
イクロコンピュータのソフトウェアにより構成可能であ
るなど、波形歪み検出回路の構成にあたって、コストア
ップが抑制されるという効果を有している。
出回路によれば、相関演算を用いて映像信号等に含まれ
るゴースト成分が除去されるが、相関演算を主信号成分
とゴースト信号成分とで時分割的に行い、更に主信号成
分の演算時とゴースト信号成分の演算時とでトランスバ
ーサルフィルタに入力する波形レベルを可変可能とする
ことで、トランスバーサルフィルタの規模を拡大するこ
となく、主信号成分のオーバーフローや微小なゴースト
成分の検出精度を向上させることが可能となる。更に本
発明に対して付加されたゲイン制御回路は、実際にはマ
イクロコンピュータのソフトウェアにより構成可能であ
るなど、波形歪み検出回路の構成にあたって、コストア
ップが抑制されるという効果を有している。
【図1】本発明の波形歪み検出回路の実施例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本実施例の波形歪み検出回路の信号経路を等価
的に示すブロック図である。
的に示すブロック図である。
【図3】本実施例の波形歪み検出回路の信号経路を等価
的に示すブロック図である。
的に示すブロック図である。
【図4】本実施例の相関演算時のトランスバーサルフィ
ルタの動作を示す説明図である。
ルタの動作を示す説明図である。
【図5】アメリカのGCR信号を示す波形図である。
【図6】GCR信号及びそのフィールド演算後の波形及
び微分パルス波形を示す波形図である。
び微分パルス波形を示す波形図である。
【図7】GCR信号の挿入位置を示す図である。
【図8】ゴースト成分を含むGCR信号及びその微分パ
ルスを示す波形図である。
ルスを示す波形図である。
【図9】従来例における波形歪み検出回路の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図10】従来例における相関演算時の処理動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図11】相関演算結果の波形データ、主信号パルスお
よびゴースト信号成分の検出パルスを示す波形図であ
る。
よびゴースト信号成分の検出パルスを示す波形図であ
る。
【図12】トランスバーサルフィルタの構成を示す図で
ある。
ある。
【図13】従来例における波形歪み検出回路の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図14】従来例の波形歪み検出回路の信号経路を等価
的に示すブロック図である。
的に示すブロック図である。
【図15】従来例の波形歪み検出回路の信号経路を等価
的に示すブロック図である。
的に示すブロック図である。
【図16】従来例の相関演算時のトランスバーサルフィ
ルタの動作を示す説明図である。
ルタの動作を示す説明図である。
【図17】相関演算により検出される主信号成分及びゴ
ースト成分を示す波形図である。
ースト成分を示す波形図である。
3 トランスバーサルフィルタ 6 ゲート回路 7 バッファメモリ 8 マイクロコンピュータ 9 フィールド演算回路 10 微分回路 13 主信号パルス生成回路 14 減算器 15 変換器 21 第1スイッチ回路 22 第2スイッチ回路 31 第1ゲイン制御回路 32 第2ゲイン制御回路
Claims (4)
- 【請求項1】 受信した映像信号が供給されるトランス
バーサルフィルタと、 前記トランスバーサルフィルタの出力信号からゴースト
検出用信号を抽出するゴースト検出用信号抽出手段と、 前記ゴースト検出用信号抽出手段で抽出されたゴースト
検出用信号に基づいてゴースト信号成分を検出可能な検
出手段とを備え、 前記検出手段で検出されたゴースト信号成分に基づいて
前記トランスバーサルフィルタの通過特性を制御するフ
ィルタ特性可変信号を供給するようにされた波形歪み検
出回路において、 前記検出手段は、基準ゴースト検出用信号を生成する基
準ゴースト検出用信号生成手段が設けられ、前記抽出さ
れたゴースト検出用信号と前記基準ゴースト検出用信号
を前記トランスバーサルフィルタに供給して相関演算を
行い、この相関演算結果に基づいて前記フィルタ特性可
変信号を生成するようにされ、 前記相関演算は、主信号成分を検出するための相関演算
と主信号成分以外の部分を検出するための相関演算とに
分割して行うと共に、 前記抽出されたゴースト検出用信号のゲインを可変して
前記トランスバーサルフィルタに供給可能な第1のゲイ
ン制御手段と、前記トランスバーサルフィルタから出力
される前記相関演算結果のデータのゲインを可変可能な
第2のゲイン制御手段を設けて構成したことを特徴とす
る波形歪み検出回路。 - 【請求項2】 前記第1のゲイン制御手段は、少なくと
も主信号成分を検出するための相関演算時において、前
記抽出されたゴースト検出用信号のゲインが減衰される
ようにゲイン設定されると共に、前記第2のゲイン制御
手段は、前記第1のゲイン制御手段でなされた減衰分を
補償するようにゲイン設定されるように構成したことを
特徴とする請求項1に記載の波形歪み検出回路。 - 【請求項3】 前記第1のゲイン制御手段及び前記第2
のゲイン制御手段は、マイクロコンピュータのソフトウ
ェアにより構成されることを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載の波形歪み検出回路。 - 【請求項4】 前記ゴースト検出用信号は映像信号の所
定位置に挿入されるGCR信号とされることを特徴とす
る請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の波形歪み
検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5347104A JPH07193733A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 波形歪み検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5347104A JPH07193733A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 波形歪み検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07193733A true JPH07193733A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18387942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5347104A Withdrawn JPH07193733A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 波形歪み検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07193733A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5347104A patent/JPH07193733A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |